このページでは仲内憲治衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○仲内委員 裁量で刑を加重するというのは、どういう方法で實際上できるのでありますか。特別の規定がない場合に、特に外國の元首、使臣なるがゆえに、刑事の執行に當る當局として、どの程度にできることになるのでありますか。
【次の発言】 裁判官のいわゆる自由裁量の意味でありますか。
○仲内委員 この前、佐藤次官の御説明にもありましたように、今度の改正の御趣旨は、日本の新しい憲法のもとで、國民はすべて法律の前に平等という、むしろそれは國内法上の改正から出發しておるように了解しておるのであります。ところが、現行刑法における「國交ニ關スル罪」というのはその表題から示しておりますように、國交を主眼にした特別の規定であると思うのであります。しかも國交とは、先ほど來お話のありましたように、國際法の原則というものを基本にしておるわけであります。この國際法の原則を認める以上は、國内法の改正にかかわらず、國際法の文明國によつて認められた原則をあくまでも尊重していくということは當然であると思……
○仲内委員 輸出の方は為替レート為替レートはどういうふうに豫想されておりますか。
○仲内委員 動議を決する前に政府委員の方に伺いたい。こういつた領土問題に關する請願ですから、希望のある民意を反映するということは結構なことだと思うのでありますが、性質が今和田委員のおつしやるように、相當デリケートな問題ですから。もしこの請願を採擇した場合に政府當局としてはどういう扱いができるか。請願者から直接マツカーサー元帥にも出ておるようなお話ですから、この委員會がとりあげた場合に、これをどういう形式で取扱うのか、もし御説明を願えるならば伺いたい。
○仲内委員 大體私の聽かんとするところは、ただいま佐々木委員から各般にわたつてお尋ねがあつたようでありますが、私はこの際一、ニ希望を申し述べたいと思います。總理の御説明によりますと……。
【次の発言】 それでは簡明に質問をいたします。總理は終戰ないしは講和會議に備える政府の方針といたしまして、主としてポツダム宣言の忠實なる履行という、つまり民主化の方面に重點をおかれておるようでありますが、日本の現實の問題、殊に外交面から見まして、これは外からの要求、すなわちポツダム宣言受諾に伴う義務の履行と同時に、日本が敗戰後いかに生きるかという日本國民自身の強き要望というこの兩面が、日本の外交ないしは將來活……
○仲内委員 シベリアあたりにはアメリカの物資があるということも聞くのですが、ソ連のアメリカその他の外國との貿易關係、あるいは交易――バーターの方面について、もし材料がありましたら承りたい。
○仲内憲治君 ただいま上程をお願いいたしました利根川下流改修工事施工の請願につきまして、素の趣旨を簡単に御説明申し上げます。利根川が治水上重要な地位をもつているということは、今さら申し上げるまでもなく、今次の水害の實情に徴しまいても、すでに皆様の十分なる御了解を得ているところと存ずるのでありますが、ただいま請願の趣旨の利根川の改修區域を銚子の河口まで延長していただくという點につきましては、すでに利根川上流の方面は農林省の所管をもつて改修が計畫されているということであります。ところがむしろ水利上の立場からいたしますれば、下流、殊に河口に重點を置かれてその治水に完成を期せられたい。殊に銚子の地域は……
○仲内委員 この案で見ますと、総理廳の一外局みたいな形になつておりますが、長官と総理大臣との関係、それから外務大臣との関係、その辺について少し御説明を願いたい。
【次の発言】 そうするとこの局ができましても、現に行われておる各省との直接連絡は依然行われて、その局はそれを総合調整するというのが主たる任務になるわけでありますか。
【次の発言】 あと大したことではありませんが、第一條の「連合國官憲との連絡」でありますが、官憲よりも軍憲がほんとうではないか、おそらく総司令部が中心であり、それ以外にどういう官憲があるか。むしろ軍憲とするのがほんとうではないかと思います。
○仲内委員 実は同じような質問をいたしたいと思つておつたのですが、最近の引揚者の談話として先日の新聞に報道されたのですが、シベリア方面に七十万残つているというお話だが、どう考えてもそうはいようがない、三十万ぐらいの犠牲者が出ているのではないかということが、一引揚者の談話として出ておりました。もちろんこれは権威のある報告とは言えないでありましようが、もしもこういうことが事実であるということでありますれば、関係者としても、國民としても非常に憂慮しなければならない問題であると思います。何かそういう話について特に調査せられ、あるいはその結果でもおわかりになつておることがあればお伺いいたしたいと思います……
○仲内委員 先ほどもお話の出ました講和会議の問題であります。この時期が主として連合國間のデリケートな関係等によつて未だ成立の時期の見透しがつかないということを了解しておるわけであります。それと同時に講和会議は遅れるが、実質的には平和にある程度入つたと同じようなそれぞれの関係において、順次是正、改善されていくというような事実も現われてきておるのでありまして、たとえば、民間貿易の再開とか、あるいはこれに伴つて日本人の海外旅行が認められ、現に行われておるというようなことでありまして、ジヤーナリズムは、これは会議なき平和という言葉で表現しておるようでありますが、これもわれわれとしてぜひとも促進を希望す……
○仲内委員 ちよつとお尋ねしたいのですが、今度の加入は新しい加入でありますか。それとも戰爭によつて昭和十四年のブエノス・アイレスの條約に対する日本の現在の関係がどうなつておるか、それの復活なのか、パリ條約に全然新しく――そういうふうに説明されておるようであります。その点一つ。それからそれに関連しまして現在の日本と列國との條約で有効と申しますか、現に効力のあるものがほかにどういうものがあるか。 それから提案が遅れた、突如本委員会に提案された理由としまして、フランスからのテキストの着いたのが六月の八日であつた。それから急遽その筋との了解その他に手間取つて提案されたというのでありますが、この條約そ……
○仲内委員 本請願の要旨は、茨城縣久慈郡の久慈漁港はあらたに天然の岩石を利用し、遠洋漁業の根拠地としての新計画の下に昭和二十一年度より着工の運びとなつた、これが完成の曉は太平洋岸有数の漁港避難港となることは衆目の認めるところであるが、新規の築港であり、加うるに物價高騰、資材入手難等、事業の進行は、困難をきわめつつある、ついては昭和二十三年度において相当額の予算を計上し、これに対する資材並びに國庫の助成を得て該工事を速やかに完成されたいというのであります。
○仲内委員 先ほどの政府委員の御説明に、生鮮魚の値上げが一、二週間のうちに御発表されるというようなことを伺つたのでありますが、その時期の問題とともに、値上げの程度の問題について伺いたい。これはわれわれといたしましても、また業者といたしましても、殊に関心をもつておる点であると思います。また一般物價の値上げが約七割上げになることも周知の事実であるのであります。これに対していかなる比例をもち、どの程度の引上げが行われるのであるか。それを生鮮魚並びに加工品等について、できるだけ具体的に承りたい。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。