松谷天光光 衆議院議員
23期国会発言一覧

松谷天光光[衆]在籍期 : |23期|-24期
松谷天光光[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松谷天光光衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

松谷天光光[衆]本会議発言(全期間)
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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第12号(1948/11/15、23期、労働者農民党準備会)

○松谷天光光君 労働者農民党を代表いたしまして、ただいま上程されました内閣総理大臣の施政方針の演説に関する決議案に対しまして賛成の意を表するものであります。  本日ここに院議をもつて要請しなければ施政方針を明らかにしないというような、まことにやつかい千万な総理大臣が出て來たということは、まさに國民の政治的悲劇であります。吉田総理は、施政方針演説をやらないのではない、時機を待つてやると言つておるのでありますが、それは、ひとりよがりのわがままというものであつて、今日の民主主義時代には通用するものではありません。  そもそも新政権が樹立せられて、政府の首班が國会の劈頭にあたつて施政方針を明らかにしな……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第18号(1948/12/20、23期、労働者農民党)

○松谷天光光君 労働者農民党を代表いたしまして、ただいま議題になつておりまする案件に対し反対の意を表明するものであります。  人事委員会が、かつて六千三百七円を決定しておるにもかかわらず、政府はことさらに、飢餓線を下まわるところの貧乏線である五千三百三十円を決定提出いたしました。政府は、この五千三百三十円案をもつて、いかにも労働者が生きて行かれるという放言をして、はばからなかつたのであります。しかるに今日、いかなる理由によるのでありましようか、ただ單に新情勢の発生ということによりまして、突如として六千三百七円案を、國会法の五十九條によりまして修正の承諾を求めて参つたのであります。六千三百七円案……

松谷天光光[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

松谷天光光[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号(1947/10/18、23期、日本社会党)

○松谷委員 目がさめれば物價が上つていくこのインフレの中にあつて、殊に働き手を失つておる留守家族、これに對する國家保護が現在一體どの程度になされておるか。それからまたソ連殘留五十五萬、その他一萬一千名の家族に對する今後の生活保障の手を、政府はどの程度に差伸べようとしておるかという點について、現在の状態、あるいは今後に對する大臣の見透しなどを伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明は引揚者に對しての保障の手段であろうと考えます。私はただ引揚げてこられた家族ばかりでなしに、以前から國内にあつて戰災を受けておられる、つまり留守家族に對する特別な保障のこと、それからただいま大臣の言われた追……

第1回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第12号(1947/11/05、23期、日本社会党)

○松谷委員 ただいまの大臣の御説明、あるいはまた現状を考えたときに、ソ連代表と直接交渉のできないということは、十分了解ができるのでございますが、先ほど私の申し上げた點について、それでは總司令部の方へでも何か具體的に政府の方から嘆願をしていただいたことがあるのでございましようか。あるいはまたその點についてはまだ具體的にその限りではないという現状でございましようか、それをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 簡單に厚生大臣に一二お願いしたいと思いまするが、詳しいことはなお厚生委員會等にまわしたいと思います。さきに中嶋委員の方からお話のございました有料の問題と生活保護法の問題であります。有料の……

第1回国会 厚生委員会 第3号(1947/07/10、23期、日本社会党)

○松谷委員 本日の議題からちよつとはずれるのでございますが、大臣がせつかくおでましでいらつしやいますので、ちよつと簡單に承りたいことがございますが、お許しいただけますでしようか。
【次の発言】 大臣にお伺いいたしたいと思いますが、先ごろからたびたび御配慮いただき、お願い申し上げておりました例の助産婦、看護婦試験令の件でございますが、さつき耳にいたしますところによりますと、いろいろ御配慮願つておつたにもかかわらず、厚生省案のあの政令がそのまま閣議を通過したということを耳にいたしましたが、これははたして事實であろうかどうか承らせていただきたいのでございます。――七月三日の官報にて發令になつたという……

第1回国会 厚生委員会 第12号(1947/08/21、23期、日本社会党)

○松谷委員 ただいまの御説明では、覺書は無差別平等という點から出ておるから、それに制限されて現在の状態より考えることはできないというお話には納得できないのでございますが、先ほどから各委員も言われておりますように、とにかく今日は軍は解體しておるのであります。一切が無差別平等と言われるその點から考えましても、軍人の立場を除去して、すベてが文民になつておるはずでありますが、その上に加えられる場合において、恩給の基準の立て方が、軍の存在した當時の位階の差によつて、その基準を決定しておるというところに、私は決して無差別という内容を實現しておるものではないと考えるのであります。こういう點は、考え方の相違で……

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/18、23期、日本社会党)

○松谷委員 たまたま樂泉園に端を發しましたこの問題は、決しこの樂泉園一個の問題ではないと考えます。本來ならば保護しなければならない立場にある弱い國民に對して、先ほどから各委員によつて説明をされておるように、社會事業施設を大きかれあるいは小さかれ食い物にしておる事實が明るみに出まして、これに力を得ましていろいろと訴えられてきております。こういう問題をただ一つ一つ取上げて解決をしていく、これも私は最も重大な解決の方法であると考えます。言いたくして言う團結の力をもたず、その行為をなすことのできない立場にあり、各事業施設の中に泣いておる國民の實情を考えまして、できるならばこの委員會に社會事業施設のそう……

第1回国会 厚生委員会 第29号(1947/11/10、23期、日本社会党)

○松谷委員 私は醫療制度に關しまして、今囘發表されつつありますもと軍醫に關する追放の問題について二、三お伺いしたいと思います。なおただいま私の手もとにまいつております資料は、栃木縣の國立病院と東京國立第一病院、この二つの資料から推して御質問申し上げたいと思います。栃木病院におきましては、約五名の醫師が公職追放該當者として栃木病院を去ることになつておる。そのためにその醫師のもとに醫療を受けておられる約五百餘名の患者の方々の前途は、暗澹たるものになりつつあるという現状でございまして、これに對する醫師退職の猶豫に關しての嘆願が、その患者諸氏の連名によつて參つておるような状態であります。また東京第一病……

第1回国会 厚生委員会 第34号(1947/11/27、23期、日本社会党)

○松谷委員 時間が迫つておるようでありますが、山崎委員の御質問に關進しましてちよつと簡單に伺いたいと思います。  ただいま營團の持込配給のことが出ておりましたが、これは昨年来私食糧營團の中央部ともいろいろ交渉いたしまして檢討いたしました。その得ました一つの結論として、例の農林省規則と思いましたが、營團に對する規則がございます。その中の一體米代は、店頭渡しなのか、あるいは持込配給なのかしいうところを調べてみましたところが、店頭渡しあるいは持込渡し、これはどちらでもよいことになつておるという事實を得たのであります。私はここに一つの大きな問題があるのではないかと考えております。從来はこれは持込配給で……

第1回国会 厚生委員会 第35号(1947/12/01、23期、日本社会党)

○松谷委員 先ほど出ておりました代替用砂糖の配給の件につきましたは、この前の委員會にも質問いたして、大體私は當局のとられんとする態度を諒とするものでございますか、ただいま局長のお話では、本筋な營團の配給にする。しかしはかり等の不備な地區においては、業者の協力を求めさせて、できるだけ協力してやつてもらいたいという最後の結論でございましたが、そうするともしも業者が協力をいたした場合に、營團が扱うのと業者が扱うのと、マージンに非常な差がある。この場合にどちらのマージンを基準にして決定されるのか。
【次の発言】 ちよつと問題がかけ離れますが、この際皆さんの御了承をいただいて、營團に御注意していただきた……

第1回国会 厚生委員会 第37号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○松谷委員 私はあん摩、はり、きゆう柔道整復等營業法案につきまして四つばかり伺いたいと思います。すでに各委員から質問を盡されておりますので、重複を避けて簡單にいたしたいと思います。  第一に第三條、第三項に出ております後半の部であります。「第一條に規定する業務を行うに適しない者、」こうございますが、この適しないという中に盲人を當局は意味しておられるかどうかということを率直に伺いたいと思います。そしてまたその適しない者という判斷を、いかなる點にお置きになるかということを伺いたいと思います。
【次の発言】 今のような解釋にするということが決定しておれば安心してこれを讀むことができると思います。  ……

第1回国会 厚生委員会 第38号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○松谷委員 この理容司法案につきまして、理容師としてのいわゆる既得權者がまだ海外にある場合において、これは技術の制限がございませんが、歸還された場合においては、技術の制限なしに既得權者と認められる御意思でありましようか、その點だけを伺いたいと思います。
【次の発言】 できるだけというお言葉でございますが、そのできるだけという、何か特別にそこに制限があるのでございましようか。全部するということは今言いきつてはいただけないのでございましようか。
【次の発言】 本請願の要旨は、さきに住宅營團は關係方面より解散を命ぜられたので、その所有する經營住宅を他に賣却しようとしている、ついては一、政府は宮城縣下……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1947/07/24、23期、日本社会党)

○松谷委員 ただいまの御質問に關連してなんですが、警察當局の御答辯を伺つておりますと、まことに何か心もとないような氣がいたします。御質問の通りに、また御意見の通りに、私も同感でございまして、少くとも窃盗、強盗に遭つたそうした数量が、國家において何ら統計的な資料が出ておらないということ自體が、私は大きな一つの手抜かりではないかと考えるのでございます。これは早急にひとつ数字をまとめていただきたい、またまとめるという方針に進んでいただきたいと考えるのでございます。なお伺いたいのは、そうした窃盗、強盗のような事件が起つたときに、その品物がはたしてこれはルートに乗つているものであるか、あるいは申告を受け……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1947/08/04、23期、日本社会党)

○松谷委員 今回の地方制度改正に伴いまして起つてまいります中央の施策と、地方自治體との關連に對する質問でございますが、具體的な問題が大分縣に起つておりますので、これについて具體的問題を申し上げ、そうして具體的なお答えを伺いながら、進めてまいりたいと考えております。殊に内務大臣が御出席いただけましたので、根本的な内閣としての御方針等については、内務大臣から御眞意を承りたいと思います。具體的な問題ともうしますのは、去る七月の五日に料理飲食店の榮業停止令という政令が發令されたのでありますが、これに伴いまして、全國一斉に料理飲食店が閉店された中において、大分縣の別府は、七月五日の大分縣の合同新聞の記事……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/08/30、23期、日本社会党)

○松谷委員 私は直接利害關係なき者の立場から考えましても、すでにいろいろと各先輩が論議をされておりました點、また永い間にわたりまして、各先輩の今日まで論議されてまいりました點からみましても、今日の國家情勢を考えました場合に、今こそもはや特別市制を實施しても差支えない時期ではないかと私は考えております。從來いろいろと考えられてまいりました食糧の操作の點とか、あるいは文化の問題とか、またただいま大石女史の言われました警察權の問題等も、いろいろとわれわれ未だ實施し得ないところの現在においては、そこに相當豫想した不安の念もお互いがもち得るのではないかと思うのでありますが、しかし特別市制の實施にあたりま……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1947/11/14、23期、日本社会党)

○松谷委員 ただいま松澤委員からもこまかく述べられておりましたが、ただここにあげられました料理店の榮業再開許可その他に関する請願という、これだけの項目によつてこれを全面的に賛成ということになりますと、これは先ほどから述べれれておるように非常に大きな問題であり、少くとも委員會でこれを採擇した以上は、それを實施に移さなければならないという具體的な責任まで伴つてくると考えます。從つてこれを、先ほど述べられているように、内容の分離をするか、あるいは付帯条件をつけてこれだけは除外する――いわゆる高級料理店の再開は除外する、あるいはまた、その逆をまいりまして、特別なる貧困者に對する榮業の再開、あるいは露店……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第35号(1947/11/17、23期、日本社会党)

○松谷委員 まず第一にお伺いいたしたいのは、これは先ほどの質問にも出ておつたようでありますが、第一條の公安の維持に當るというこの内容についてであります。ただいまの御答辯によりますと、大體これは第二條の第二項の數項目に當る内容であるというようなお話でありましたが、この中にいわゆる經濟警察も含まれておるのであるが、あるいは經濟警察はこれには含まないのであるかという點についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明で、ちよつと私の聽き方が悪かつたかもしりませんが、納得し得ない點があります。それは別に法律をこしらえて、いわゆる經濟警察をもこの中に含めるというお話なんでしようか。それとも……

第1回国会 文化委員会 第15号(1947/11/22、23期、日本社会党)

○松谷天光光君 先ごろ紹介者の私が缺席をいたしましたために、佐藤委員から御紹介をいただきまして、委員会で御審議をいただきましたことを感謝いたします。  なおすでに佐藤委員から趣旨の御説明があつたことと考えますので、それは省かせていただきます。ただ審議の際におきまして、お手もとに御配付があつたと思いますが、その刷り物の中において、「院議をもつて本記念事業達成に絶大なる御聲援と御賛同を賜らんことを」とある、この字句の中におきまして、その「院議をもつて」という箇所が、審議中問題になつたという委員長からのご報告を承つております。この點について簡単に説明をさせていただきたいと思います。  ここにございま……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第7号(1948/03/26、23期、日本社会党)

○松谷委員 日にちを大体まとめていただけたらいいと思います。

第2回国会 厚生委員会 第2号(1948/03/29、23期、日本社会党)

○松谷委員 私は茨城縣村松晴嵐荘に起つておりまする問題について、御質問したいと思います。三月の二十日でございましたか、晴嵐荘の患者自治会会員が、自治会員を代表いたしまして陳情にまいつたのでございます。その内容を聞き及びますと、洲松晴嵐荘においても、新憲法の樹立とともに、殊に憲法の第二十五條によつて確保できました國民の生活、生命の保障、この趣旨にのつとりまして、やはり療養所、あるいは病院が運営されるということを希求いたしまして、患者自治会を結成したというのでありますが、その後この自治会は、数年間にわたつて累積されていた一切の疑惑を一掃いたしまして、荘の不明朗、あるいは不合理の是正などをしたいとい……

第2回国会 厚生委員会 第5号(1948/06/02、23期、日本社会党)

○松谷委員 今のサントニンの点について、重ねてお伺いしたいのですが、おしやるように、確かにサントニンが一番効果をよく現わす、現在その量が少いというお話でございますが、過日の委員会でも、徳田球一さんからたしかサントニン輸入についての請願があつたと記憶いたします。聞きますとソ連が一番生産地であるということでございますが、政府はソ連のサントニンに対して、なんらかの手をお打ちになつているのでありましようか。ソ連からのサントニンの輸入ということは見込みがないのでございましようか。

第2回国会 厚生委員会 第6号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○松谷委員 過般本委員会に陳情のございました茨城縣村松村晴嵐莊における強制退莊の問題に関する実地調査の報告をいたします。  さる四月一日より三日間、当委員会より民主党飯村泉委員、社会党松谷天光委員が派遣されまして、なお現地選出の石野久男議員、萬田五郎議員がこれに参加をされまして調査をいたしました。調査の方法といたしまして、まず莊側の代表、職員側代表、患者側代表を区分をいたしまして、おのおのの代表者と調査團との会見を行いましたところ、おのおののその報告に食違いが見えましたので、最後に合同会議の形式をとつたものであります。なお参考までに晴嵐莊の沿革及び敷地などを簡單に御説明したいと思います。  晴……

第2回国会 厚生委員会 第7号(1948/06/10、23期、日本社会党)

○松谷委員 ただいまの御説明で大体諒といたしましたが、何か当局では今後の運営上円滑を來たすために、療養協議会のような、他の療養所でも行つている協議会的なものを設置なさるお考えはないのでありましようか、その点について具体的に伺いたいと思います。
【次の発言】 この際できればその療養協議会の要綱を伺わせていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの次長のお述べになりました療養協議会の要綱、あるいはまた今回の事件に対する解決方法に從つて、ぜひとも至急にお運びいただきたいことを希望として附け加えたいと思います。なおその外に今回の事件にも関連しておりますが、これは全体の結核療養に対する問題ではない……

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○松谷委員 簡單に二点ほどお尋ねしたいと思います。第一は医師法の第二十二條の但書でございますが、「診療上特に支障があるときは、その限りでない。」いわゆる処方せんの交付につきまして、この支障があるときはというのをどの限度にお考えになるか、あるいは何か基準があるかどうかということを伺いたい。
【次の発言】 ただいまの御説明でその基準は大体了解いたしましたが、それを各医師に通達なさる御予定でございますか、あるいは医師の判断によつて、ただ差障りがあるときという漠然たるものでお止めになる御予定でございましようか。
【次の発言】 次は保健婦助産婦看護婦法についてお尋ねしたいと思います。昨年七月と記憶いたし……

第2回国会 厚生委員会 第20号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○松谷委員 私は厚生大臣に直接お尋ねをいたしたいと考えておりましたが大臣の都合が惡いので政務次官にお聽取りいただきまして、次回に大臣の責任ある御答弁を、ぜひ大臣御本人の口から伺わせていただきたいと思います。  私は肢体不自由者の特設厚生寮の問題について大臣にお伺いしたいのでございます。私ども少くとも厚生委員を担当しております全員あるいはまた全議員は、戰爭犠牲により、あるいはまた日本が再建途上にある生産犠牲者としての肢体不自由者の更生の問題につきましては、全力をあげて完全なる更生を実現していただくべく、できる限り國家の力を注いでいかねばならないと希望いたし、念願いたし、努力いたしておる現状である……

第2回国会 厚生委員会 第23号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○松谷委員 本請願は憲法第二十五條の「すべて國民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と明記してあるように、國民の中でも生生困窮者等、貧困な人たちの最低生活権を保障するには、ぜひとも現在の生活保護法を改正し、その施行方法を改善しなければならないと存ずるのでございます。つきましては地方財政の窮している今日、保護費の全額國庫負担、保護費や國庫保護費等の國庫予算を増額すること、生活査定基準を引上げること、現在ややもすると間違つた運用をされる生活保護法の積極的公正なる運用、重大な社会的責任をもつております民生委員を公選にし、ややもすると惡利用される民生事業を、より民主的運営に努力するこ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第2号(1948/01/29、23期、日本社会党)

○松谷委員 一應問題が終つてから質問して、たいへん失礼でありますが、ただいまの自治体警察と國家警察について簡單に御質問してよろしゆうございますか。
【次の発言】 ただいまの御説明によつて、自治体警察を返上したいという具体的の意見が出たということを承じましたが、私は二、三の地方をまわりまして、これとは逆の現象を実は聞き及んだのであります。それは、自治体警察は、その自治体の経済的面、あるいは自治体の発展という点について、非常に効果をあげてくれるであろうと思われる、そのために、むしろじやまになるのは國家警察の存在だ、この國家警察を返上したい、むしろ自治体警察だけでやつていきたいというような意見が出て……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1948/02/10、23期、日本社会党)

○松谷委員 二十二條の水利の施設の場合でございますが、水利の基準を決定するのは國家消防廳であつて、施設の設置あるいは維持管理、こうしたものは市町村に委託されるわけですね。その場合に経費等は、この條文から拝見すると、全部地方負担になるようですが、その通りに解釈してよろしいのかどうか、その点を伺います。
【次の発言】 その場合に、いろいろ資材の配給とか割当とか、そういうものに対して特に國家消防廳が特別な便宜をはかるというお考えがあるのかどうか。せつかく國家消防廳で基準をおきめくださつても、その地方々々の今日の窮迫しておる経済状態では、なかなか理想通りの施設の設置ということも、あるいは維持ということ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1948/05/06、23期、日本社会党)

○松谷委員 参考までにお伺いしたいのですが、ただいま長官の御説明によりますところの計画を実施するといたしました場合に、予算はどの程度の計上を御計画でございますか。またそれに必要なる人員の大体の概算でも、計画がございましたらお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その八千人のうち新規採用はどのくらいに見ておいでになりますか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第36号(1948/06/05、23期、日本社会党)

○松谷委員 ただいま千賀委員から御提案がございましたので、重複いたしますから簡單に結論だけ申し上げますが、この七十四條にかかる問題は、地方自治の確立の面からまいりましても非常に重大な問題だと考えますので、でき得るならばひとつ委員長において公聽会の開催を御計画いただいて、公聽会を開きました上で、われわれ委員が愼重審議を重ねて、結論に到達したいと考えております。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第46号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○松谷委員 先ほどの御提案もありましたし、陳情等もございますのでできれば本日はこの程度で散会し、次会に延期していただきたいと思います。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 厚生委員会 第3号(1948/11/18、23期、労働者農民党準備会)

○松谷委員 ただいまの田中委員の御質問に関連いたしまして、末梢的なことでありますが、ちよつと伺つておきたいのは、ここに小型武器を携帶させるとございます。先ほどの御説明でも大体拳銃を携帶させるというお話でございましたが、これはすでにできております公安官にも武器の携帶が実質上まだできておらない。それはやはり武器の数の不足によるということを私はかつて伺つたことがありますが、はたしてこの麻藥取締員が携帶する武器がすでに現在あるのか、あるいはその筋の援護がもうすでにととのつておられるのかどうかを伺いたいと思います。
【次の発言】 いつごろから実施なさる大体のお見込みですか。

第3回国会 厚生委員会 第4号(1948/11/24、23期、労働者農民党準備会)

○松谷委員 ただいま榊原委員からお話のございました通牒発行の点についてなお一つ加えていただきたいのは、先ほど局長も、地方において強制割当寄継は絶対にやつてはならないという御意見でございましたが、実際地方の実情は、一旦解散いたしたはずの隣組の形式をまた復活させたかの観を呈するように、かつての隣組長であつた者を通じまして、各戸に割当強制寄付の要求が参つていることも事実でございます。これは現に私自身が受けて参りました経險でございますが、これはおそらく全國各地に同じようなことが行われているものと考えます。またそうした訴えもしばしば聞きますので、この共同募金についての強制割当寄付ということは絶対に禁止す……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/27、23期、労働者農民党準備会)

○松谷委員 ただいまの局長の御答弁に対して、ちよつとお伺いいたします。強制退所の件でございますが、今医務局長がお述べになられたような理由によつて、空床を一人でも多くの患者に與えるという意味において、療養所から、もうベツドを必要としないという患者の退所を指示するということは、これは当然そうあるべきであると私も考えるのでございますが、今日実際の状態を見ておりますと、しばしば全國において一万を越えるところの空床があるという調査の報告を受けたことがございますので、この一万以上の空床を控えながら、次の病人にベツドを渡すためにという理由によつて、強制退所がなされるという点について、私は一つの不可解な疑問を……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 厚生委員会 第3号(1948/12/13、23期、労働者農民党)

○松谷委員 それではお許しをいただきまして、社会局長にお尋ねいたしたいと思いますのは、前議会の、ちようど昨年の今ごろの時期でございましたが、生活保護法によるところの要保護者に対する生活扶助費が、各地におきまして割当額を欠いておつた。つまり十分適正なる扶助費が與えられておらなかつたという問題があつたのでございまして、当時厚生委員会において、当時の社会局長にいろいろ事情を訴えまして、御調査をいただきましたところが、暮れ押し詰まりまして、一人に対して今までの不足額を最低千円以上受取つておる。多い方になりますと、一万円以上を不足額として受取つた方がある。これは東京都におきます立川市に起つた問題でござい……

第4回国会 厚生委員会 第4号(1948/12/22、23期、労働者農民党)

○松谷委員 予防接種はいうまでもなく法律をもつてこれを決定してあるのでございまして、國民がこの予防接種を回避した場合には、むしろ罰則をさへ設けられておるのでございます。これに対して新聞紙上の報ずるところ、あるいはまたただいまの予防局長のお話によりますと、この法律を一時停止するという御意見でございますが、報ぜられるように、かりに三月までこの法律の停止をするという場合に、ここに出て参ります弊害はどのくらいに見積つておいでになるかということを、一点伺つておきたいと思いますことと、今一つは國民のみが回避した場合には、これが罰則を受けなければならない立場にありながら、それでは政府の手落ちから、あるいは國……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2023/02/05

松谷天光光[衆]在籍期 : |23期|-24期
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