このページでは青木孝義衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○青木孝義君 私は、自由党を代表いたしまして、政府の提出にかかる昭和二十二年度一般会計の補正予算案に対しまして質疑をいたしたいと思います。 まず最初に内閣総理大臣に質問をいたします。現内閣における経済対策の全面的な失敗に対する総理大臣の責任を追究いたしたいのであります。政府は組閣直後、緊急政策八大要綱を作成いたしまして、政策の具体的方途として、從來の内閣のごとき政治作文たることを避けて、現実面に即してこれをまとめ上げる、必ず実現できるもののみを取上げる、日本の再建は第一に生産増強を中心としてインフレの惡循環を断たねばならない、またさらに生産の再開あるいは輸出力の培養のためには、労働者自身の生……
○青木(孝)委員 それでは次官がおりますから、私、お伺いしたいと思います。先ほどの通貨安定に關する決議案というものがまいつたのでありますが、これは私はその後承らなかつたのでありまして、前に健全財政、健全金融に關する決議案というものが出かけて、それがひつこめられて、あらためて通貨安定に關する決議案というものが出てきたようであります。ただいまいろいろ質疑應答を承つておりますと、銀行局長の御説明によりますれば、貯蓄が増強されようとされまいと、それは喜ぶべき現象でもなければ、悲しむべき現象でもない。結局昭和二十二年度においては相當な赤字が出るのだ。要約すればこういうことをおつしやつていたということにな……
○青木(孝)委員 簡單に、この間から質問になつている中で、ひとつ補足的に質問をいたしますが、新聞に發表されているところによりますと、この年度末くらいまでに為替レートが決定するような豫想が立つているということが畫かれてありました。これは事實であるかどうか。またこれの大體内容について御説明ができれば御説明を願いたいと思います。 それから第二點は、この五十億圓を追加されている借入金のことでありますが、この貿易資金は一體今年の十二月末までの豫定の上に立つた五十億圓でありますか、それとも本年度いつぱいと申しますか、この豫算年度いつぱいの五十億圓ということでお考えになつているかという點、それからさらに本……
○青木(孝)委員 今囘の政府提出追加豫算に對して承認を與えます前に、要約して二つの點について御質問を申し上げたいと思います。かつこれに對して政府の深甚なる御注意を喚起いたしたいと考えます。 一つは本年度の政府及び政府機關の資金の總合計畫について、インフレ抑制の對策に關してでありますが、前者については大藏大臣の御答辯を、後者については安本長官の御答辯をいただきたいと思います。 まず總合資金計畫について御質問申し上げます、遮般の政府發表の資金總合豫定表によりますと、本年度の財政資金需要總額の殘高は、千百十二億六千萬圓という厖大な額になつておるのであります。特別會計の五百五十一億五千萬圓、地方財……
○青木(孝)委員 すでに同僚委員の各位からいろいろと御審議、御質問がなされましたので、あるいは私がこれからお伺いいたすような点についても質問があつたかもしれませんが、私ちよつとこういう点を復金当局にお伺いいたしたいと存じます。復金は前々から御説明がありますように、一般市中銀行では貸しにくいもので、しかも重要な生産に主として設備資金を貸し付ける。場合によつては比較的長期にこれを貸し付ける。こういうのが大体目標のように承つておりますが、その場合に、かりに從來戰後たくさんありました十九万五千円といつたような小さな会社、主として法人でありますが、比較的大きな財産をもつておる。そのために今日のインフレ下……
○青木(孝)委員 この專賣法の改正に関連するのでありますが、一体專賣局はタバコの栽培者というか耕作者に対して、どういうふうな條件で許可をされておりますか。それを一つ伺います。
【次の発言】 それではこのタバコの栽培と、米とか食糧との関係については、にらみ合わして御許可になつておりますか。それともそういうことはお考えにならぬのですか。
【次の発言】 かりにこれこれのタバコをつくりたいという申請があつた。その場合に、ほかの食糧の生産ということと関連してお考えになつて許許可を與えておられるのか、それともそういうことはかかわりなしに、專賣局が必要とする量の葉タバコを獲得するために、そういうことは問題に……
○青木(孝)委員 一つだけ質問をしておきたいのであります。実はこれは新聞に出ておつたのですが、このおもなるものの以外に、主食及び薪炭とか、あるいは専賣の塩、しようのう、アルコール、國権に基く手数料、課徴金、そういつたものが、その他というところに属するものと思いますが、こういうものも、食用塩だけを考えれば簡單のように考えられます。しかし工業塩というようなことになりますると、塩なんかも相当大きなものになるように思います。そのほかアルコールにいたしましても、考え方によりますると相当大きいものになるように考えられまするが、その他という範囲が非常に不明確だ。今も質問がございまして、資料が欲しいということ……
○青木(孝)委員 簡單にお伺いしたいと思います。今までの御説明によりますと、経済緊急事態の存続する間に限りということの内容で、この第三條の特例を現在は設けるというのでありますが、この三條をこのままの形で將來実際に行つていくということについては、一体当局はどんなふうにお考えになつておるのか、その点をまずお伺いいたします。
【次の発言】 なお今回の特例は、タバコ定價と郵便料金、振替貯金に関する料金、國有鉄道に関する運賃の問題でありまして、そのほかに昨日もちよつと触れたのでありますが、しようのうであるとか、塩であるとか、アルコールであるとか、こういうものについては今回別個に扱われておるようであります……
○青木(孝)委員 委員長、ちよつと待つてください。まだ質疑があります。
【次の発言】 遅く参りましたのでダブるところがあるかもしれませんが、臨時通貨法に関する問題であります。この補助貨幣の素材はこれだけ見たのでは明瞭でありませんが、どういう素材でおつくりになるか。勅令をもつて定めるとしてありますが、おわかりになつたならば御説明願いたいと思います。
それから從來大体十億円発行されておつた補助通貨――私どもでは通貨でありますが、それをさらに大体六億円増加するとここに出ておりますが、これだけ増加するというのは、どういうところを基準として六億と御計算になつたか、お伺いしたいと思います。その二点であり……
○青木(孝)委員 私は財政委員会における予算の審議にあたりまして、最初に総理大臣に質問をいたしたいと存じておりまするが、まだお見えになりませんので、ただいまお見えになつておる北村大藏大臣に御質問をいたしたいと思います。 まず北村大藏大臣にお伺いいたしたいことは、本予算の編成に関する若干の質問であります。当局の説明によりますれば、本予算編成の根本方針は、收支の適合せる予算を編成することが当面の経済安定に対する総合的な施策の大宗をなすものであるということ、それからインフレの高進を阻止する最善の方法は、收支の適合せる財政計画を確立するにあるということ、この二点に求められているのであります。予算編成……
○青木(孝)委員 私はこの前御質問を申し上げましたときに、大藏大臣からも、芦田総理大臣からも、お答えがございましたが、私があらためて、軍事公債の利子支拂の特例に関する法律案提案理由説明というのを拜見いたしますと、二ページに、政府は本措置の國民経済及び國際信用に及ぼす影響を最小限度に止めるためと、こうお書きになつておりますが、この点は、お答えの要旨では、別段何も影響がないと、こうお答えになつておりました。ここのところの意味は、どういうふうな御解釈からこういうふうに御説明になつたのでありましようか、ちよつとお伺いいたします。
○青木(孝)委員 ちよつと大藏当局にお伺いいたしたいと存じます。ただいま國民金融公團の御説明が簡單にございましたが、私の仄聞するところによりますと、國民金融公團はもうほとんど政府ではこれをまとまつたものとして、すぐ議会に出すように準備が整つておるというふうに考えておるのでありますが、今聽いておりますと、質問に対するお答えが、何か奥歯に物がはさまつたような御説明だと存じます。そのでちよつと簡單にお伺いしたいのでありますが、私の聽いておりますところでは、國民金融公團は、大体從來の庶民金融という金融機関としての組織が適当でないというお考えか、ともかくも日本には御承知の通りほとんど貧乏人に資金を融通す……
○青木(孝)委員 ただいま本委員会の議題になつておりまする昭和二十三年度の本予算につきまして、私は民主自由党を代表いたしまして討論をいたします。 総予算は御承知のごとくに、政府提出の当初予算としては、三千九百九十三億という厖大なものでありましたが、その後数日來の與党の修正によりまして、政府はこれを容れ、さらに百五十億の増加がきまりまして、総額四千百四十四億という厖大なものであります。これに関する討論をわずかに二十分でいたしますことは、はなはだ困難でありまするけれども、今日は時間がございませんし、私といたしましては、多少抽象的に流れまするが、できるだけこれを制約いたしまして、なるべく簡單に申し……
○青木(孝)委員 先ほどから業者側の代表として御説明になつたところをお伺いしましたが、從來いわば大財閣の傘下にありました約八〇%の金屬を主とした鑛山、そういうものについて、今囘の經濟方集中排除法案の法律をきめるにあたりまして、政府においては何かこの特珠な地下資源を對象とするこの經營規模について、適正規模といつたようなものを一應お考えになつて、その想定の上にこの分割を行う、あるいは分割するというようなお考えでありましようか。何もそういう點についてはお考えがなくて、ただ適當に處理するというようなお考えのものでありましようか。その點をひとつ政府の方の御答辯を願いたいと思います。
○青木(孝)委員 ただいまの原價倍数制度について、もう一度簡單に御説明願います。
○青木(孝)委員 風早氏にちよつとお伺いいたしたいと思います。 ただいまいろいろと御説明をいただきまして、われわれにもよくわかるのであります。しかし風早氏の言われる通りに、あまり抽象的でありまして、現在私どもが本予算を取扱つております立場から考えますと、もう少し具体的なお話を願つたらばという感がいたすのであります。たとえば現に本予算は直接税から間接税に移行してきている。しかもそのうちで特にわれわれの関心をもちますのは取引高税とか、あるいはまた事業税とか、こういうふうなものがすぐ頭に上つてくるのであります。これらを一体どういうふうにしていつたならばよろしいか。われわれとじては、できるだけ所得税……
○青木(孝)委員 ただいま半ばから聽いたのでございますが、お説は中間安定方策は成功するものではないから、終局安定へ急げ、こういう結論になるのでありまするか。いかような御説明でありますか。
【次の発言】 それでは通貨の処理という方法については、いかなる御構想をおもちになつておるのか、明らかに御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 その際に債権債務はどうなりますか。
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