このページでは東井三代次衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○東井三代次君 外崎千代吉君に発言を願います。
○東井三代次君 第一議員倶樂部では、只野直三郎君を指名いたします。
○東井三代次君 私は、第一議員倶樂部を代表いたしまして質疑を行いたいのでありまするが、同僚諸君からすでに質疑が重ねられましたので、ごく簡單に、重要な二、三の点につきまして質疑をいたしたいと存じます。 本予算を一見いたしまして、痛感されますることは、本予算は、吉田内閣の石橋財政、片山内閣の栗栖財政、さらに現芦田内閣の北村財政と、この三者の財政が、その性格と実質的内容におきまして全然変つていないということであります。石橋財政から栗栖財政へ、さらに北村財政へと、それはただ單に予算の計算を膨張せしめたのにすぎないのでありまして、率直に申し上げまして、全然新し味がない、そこには、その基本的性格を変更せ……
○東井三代次君 私は、政府提案の予算案に三つ大きな欠点のありますことを率直に指摘申し上げたいと思います。 その第一は、この算案においては企業の赤字が毫も解消されていないことであります。周知のごとく企業の実体の再建整備は、未だその過程にありまして、完了はしていないのであります。企業の数百億円以上に上る新勘定の赤字は、今次の物價改訂によつては解消されず、おそらく固定資産の許價替を賑薄價格の三十倍ないし五十倍にしなければ、企業の赤字は解消できないと思うのであります今次の物價改計は、むしろ既存の赤字を増大する傾向さえもつておると思うのであります。すなわち、基礎資材の物價改訂に伴う第二次、舞三次の物で……
○東井委員 この前の會議に、私豫算の方の理事の關係で缺席をいたしまして、今日お尋ねするところが、あるいはダブツているかもわかりませんが、もしダブツておりましたら、その點はお許しを願いたいと思います。簡單に二、三の點につきまして質問をしたいと思います。 皇室經濟法は、國の象徴としての天皇と皇族に關する法律であることは、言うまでもありませんが、本施行法も、從つて國の象徴である方と、その周圍の方々の品位保持のためのみならず、その地位に表裏してお使いになります經濟でありますから、十分その點に對しての考慮が拂われていると考えるのであります。その點につきまして相當の餘裕をおもちになつておりまするかどうか……
○東井委員 先ほど今井委員から旱害のことについて質問をしておられましたのでありますが、私も旱害に關する主として政治的な責任について、總理大臣の御意見を伺いたいと思うのであります、今年は全國各地におきまして、水害、旱害をこうむつたのでありますが、これら災害に對しましては、それぞれ對策も講ぜられて、去る八日の本委員會におきまする木村内務大臣、井上農林次官のおのおのの御答辯によつて、その對策の大部分を承知したのでありますが、私はここで全國十四府縣にわたります旱害對策に對する政府の政治的な責任について、總理大臣の御所見を伺つておきたいと思うのであります。 今度の旱害は、十四府縣にわたつておるのであり……
○東井委員 昨日總理大臣に全國十四府縣に對しまする旱害對策につきましての、政治責任につきましてお尋ねをしたのですが、その際に總理大臣は、よく事實を調査の上、極力善處をするという意味の御返答があつたのであります。ただいま農林次官がお見えのようでございますから、直接責任の衝に當られ、また特に近畿二府五縣の旱害視察も終えられました井上農林次官に對しまして、その後いろいろ陳情もあり、また農林次官も先日の本委員會におきまして、極力努力をするという意味の御答辯があつたのでありますが、その後具體的にお話が進んでおりましようか、どうでしようか。具體的に進んでおりましたら、ひとつぜひここで御答辯を願いたいと思う……
○東井委員 大分いろいろ質疑が重ねられて、私のお尋ねしたいと思つておりました點など、いろいろダブつてまいりましたので、ごく簡單に大藏大臣に對しましてお尋ね申し上げたいと思います。 先月の財政演説で、今次の補正で均衡豫算の編成に成功したために、直接通貨の増發で赤字を補う必要はないから、通貨増發と物價騰貴とは、直接には財政面から生じないと豫想されるという意味の御發言があつたのであります。事實本追加豫算は外觀的には健全財政の形は堅持されておるのでありますが、しかし内容的にこれを見ました場合に、これがはたしてほんとうの健全財政であるかどうかということ、この點に關しましては本委員會におきましても、また……
○東井委員 私は第一議員倶樂部を代表して本追加豫算案につきまして意見を申し述べたいと思うのであります。 先ほど來も、また本委員會においてこの追加豫算が、形式的には健全財政の形を整えておるが、内容においては眞の健全財政でありや否やという質疑が再々繰返えされていたのであります。私も本追加豫算につきましてはさように考えておるのでありまして、ほんとうにこの豫算が健全性を保持するというためには、相當の努力と苦心が要るように思うのであります。この豫算につきまして第一に私が申し述べたいのは、公定價格の改訂の結果、インフレーシヨンというものが新しい段階に發展してきたというように思うのでありますが、この追加豫……
○東井三代次君 ただいま議題となりました請願は、奈良縣の市町村会の会長金居仙助君から請願をいたしておる件でありまして、私はこの紹介議員といたしまして、ただいま御説明申し上げたいと思うのであります。関西本線と東京との間の直通列車の運轉をお願い申し上げたい、こういう趣旨であります。関西本線は御承知のやうに、大阪の南に位しております大阪市湊町から大阪府及び奈良縣を通りまして、さらにこの中間の三重縣を通過して名古屋に至る線でありますが、この関西本線はいわゆるローカル線であります関係上、われわれとしてはことごとく、本線、幹線と機会均等を要求するというわけではないのであります。申すまでもなく、東海道本線及……
○東井委員 ただいまの天野委員長の御質問に対しまして、私も非常にその点を考慮しておるものでございますが、もう少し詳しく承つておきたい点は、この二十三年度に先ほどお話のありました五十万戸の庶民住宅を建設する計画でございますが、先ほどお話になりました政府当局の希望としては、ことし貸家を大体十万戸くらいは建てたいというようなお話、この庶民住宇なりまた貸家の戸数、五十万と十万の関係がどういうようになりますか。 それからまた廣く戰災者という人たち、その中にはもちろん海外から引揚げてきた同胞諸君も含まれておることであると私は思うのでありますが、建つて庶民住宅を今度貸しつけて使用せしめるについての何かそこ……
○東井委員 私は第一議員倶樂部を代表して、ただいまの動議に賛成をするものであります。理由に鉄道運賃及び通信料金の値上げについては、るる述べられたごとく、大衆課税的な性格を帶びている。かかる性格を帶びているのにかかわらず、また一般の物價体系との見合いも、これはつけていかなければならぬ。しかもその性格において、かかる重大な性格を有しているという意味において、國会の承認を得て、かかる大衆課税的な値上げをするということならば、われわれは承服はできますが、その手続は法律上に、財政法の第三條がまだ施行されておらぬからという理由において、ただいま突然にこれを値上げするというようなことは、政治の道義性から考え……
○東井委員 この予算は文字通り暫定予算でありまして、芦田内閣の政策の全貌を檢討するには、はなはだ不満足な予算であると思うのであります。その意味におきまして、私は一切の質疑を本予算に留保し、なおこの予算は本日から実施さるべきものでありますが、しかもなお本日に至つて審議を続けておるというような状態であります。こういう点にはなはだ遺憾の点があるのであります。私は本予算に遺憾の意を表しつつ賛成をするものであります。 なおこの際に特に附加して希望をいたしておきたいのは、しばしば述べられましたが、予算の審議にあたつては十分の時間的な余裕を與えられたいということ、また予算審議についての十分の資料をわれわれ……
○東井委員 川北日本銀行副総裁を煩わしまして、まことに恐縮に存じます。御多忙中にわざわざ御出席をいただきまして、感謝にたえません。私は時間の都合上、ごく簡單に質問の要領を申し上げたいと思うのでありますが、お尋ねいたしたいのは三点であります。第一点は借入金の限度額及び大藏省証券発行の限度額の拡張は、收支均衡策と矛盾しないかということであります。第二点は、新物價改訂と日銀の金融政策についての御所見を承りたいのであります。第三点は、インフレーションに対するお見透しを承りたいのであります。 まずその第一点でありまするが、目下この委員会で審議をいたしておりまする昭和二十三年度の予算案は、その実行過程に……
○東井委員 野溝國務大臣にお伺いをしたいと思います。今年度の地方財政は約二千億円になつておるのでありまして、これは國家予算の約二分の一であることは申すまでもありません。事実今日地方財政の重要性は、きわめて大なるものがありまして、さらに昨年から地方團体には六・三制の実施や、あるいは自治警察の費用負担など、種々仕事も殖えておりまして、今までよりも一層地方自治全体の活動が、われわれ國民の日常生活に大きな関連性を加えておると申し上げるのであります。地方財政はいかなる状況にあるか、この状況いかんが、われわれ國民生活の実態に大きな影響を及ぼすということは、いまさら申し上げるまでもないのであります。かかる重……
○東井委員 時間の関係でごく簡單に質問いたします。本予算案について、第一点企業の赤字がごうも解消されていないということ、さらに第二点として、物價に織りこむ三千七百円の新しい賃金ベースが、科学的根拠が非常に薄弱である。しかもすでにそれが崩れんとしておること。第三番目、この予算は形式的バランスの点を考慮した結果、その当然の帰結として、支出面に計上すべき金額を、金融面に轉嫁しておるということ、この三点において、非常な欠陷を私は指摘いたしたいのであります。しかしながら、この予算が修正されましても、基本的な点は改まつておらない。その歳出の面においては、公共事業費及び教育文化費、文教関係において、さらに災……
○東井委員 私、豫算委員會の方で、一應主税局長から承つたのでありましたが、あのときに時間の關係で、もう少し質疑を殘しておいたわけでありましたが、きよう主税局長は參議院の方に行つておられるそうでありますから、これも時間の關係で政務次官小坂さんに、希望的にお願い申し上げましておきたい、こういうことで今日は質問を切りたいと思います。 實はこの間主税局長に私が言つておりましたのは、轉廢をしておられた酒造業者が一部復活される、この問題でありましたが、その復活は事實である。しかしながらその復活する業者が基本石數三百石というのが、まだ未定であるというような主税局長の御返答でありました。それはそれで私も了承……
○東井委員 ちようど宮内府次長も今お見えになつたようでありますが、私少々遅れて参りまして、最初の御説明を承らなかつたので、あるいは重複するかもわかりませんが、その点はお許し願いたいと思います。皇室費のうちで特にお尋ね申し上げたいのは、内廷費の方でございますが、昨年から新しい制度でこういうふうになつてきたのでありますが、昨年度の御経験上、内廷費につきましたは、どういう結果になつておりますか、その経理状態を一応簡単で結構でございますが、御説明を願いたい。それから昨年の七月でございましたか、われわれ皇居の中をその当時の委員であつた者が見せていただいたわけでありますが、そのときに相当皇居の中が荒れるに……
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