このページでは柏原義則衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○柏原義則君 ただいま議題となりました道路の修繕に関する法律案につきまして、提案の理由並びに法案の趣旨を御説明申し上げます。 本委員会におきましては、去る十一月十日、道路に関する事項につき國政調査の承認を受け、特に道路小委員会を設置いたしまして本案起草に当つたのであります。その間、諸外國の制度も研究いたし、かつ関係方面の意向も参酌し、慎重檢討いたしまして、本日委員会におきまして最後的な検討をも加え、全会一致をもちまして道路の修繕に関する法律案を決定いたしまして、ここに提出の運びとなつた次第であります。 まず、提案の理由並びに趣旨について御説明申し上げます。 わが國の道路は、戦時中の酷使と……
○柏原委員 ちよつとお尋ねします。新聞用は五〇%、教科書用は二〇%と言われましたが、それはノート、參考書のものがはいつておりますか、教科書だけですか。
○柏原委員 文部大臣の御意見を伺いまして、大分わかりましたが、なおはつきりさせたいと思う點がありますので伺いたいと思います。
この前の議會で提案されました宗教情操教育決議に對しましては、社會黨の一部には、あるいは反對の人もあつたようでありましたが、文部大臣はどういう風にお考えでありましようか。
【次の発言】 先ほどの松原さんの、教育者が宗教哲學とか、あるいは宗教史のようなものを教育養成機關の學科の中に入れたらどうかという具體的な話に對しまして、大臣は深みのある、信念のある指導者を作る方面に大いに努方しようというお話を伺つたのでありますが、その意味の内容は、そういう師範教育の中に、宗教史とかあ……
○柏原委員 この教育委員会法案全般を通じてみますると、各地方委員会が独立の形をとりますので、悪く行けば教育の地方割拠主義に陷るおそれが十二分にあると考えるのであります。從來でしたら、官僚は非常に悪いけれども、また一面國民全般の教育の上で一つの抑えがきいておりましたが、これが完全なる地方委讓ということになるのでありますから、教育が割拠主義になつて、これを抑えるものとしては教育基本法でこれを抑えていく。また教科書の檢定でも、普遍的に抑えていける点があるのでありますが、この地方委員会というものは選挙によるのでありますから、選挙によつて出た委員が、下手をすると、この教育基本法の線を逸脱といいますか、こ……
○柏原委員 この中で焦点になりましたのは、教科書の價格決定の問題だと思うのです。國定教科書の方は、昨年相当刷つてストックがあるようなうわさも聞いておるのですが、適正價格というのは、旧ベースでなしに新ベースにおるだろうと思うのです。そうしますと、昨年つくつた書物が相当残つておるといううわさも聞きますが、その適正價格決定は新ベースを基準にして認可するのですか。そうするとかなり値上りになると思うのです。從つてストックをもつておる所は、しこたまもうけるというかつこうになるのではなかろうかと思うのであります。ところが旧ベースのままで價格を抑えておきますと、今度は非常に本が安くなる。その場合に檢定で生れて……
○柏原委員 私の考え方は前の方と反対の考え方でありまして、そういうふうな考え方でしたら、理論上は一應筋が立つておるのでありますが、学士院は功績顯著なる科学者を優遇するために残したのであつて、掃きだめじやない。法文の中にはいりかけておるのですが、その学士院というものは学術の英雄的なものであつて行政的なものでない。ほんとうの碩学鴻儒がはいるもので、学術会議は日本の最高学問機関でありましようが、どうしてもこれは審議機関であり、また科学に関する行政機関をなすものでありまして、大分性格が違うのであります。從つて一方は碩学の士が選ばれるし、一方は性格上科学者でうるが行政的な手腕があるという者が母体をなすも……
○柏原委員 昨日から問題になつておりました二十四條の学士院の会員の推薦母体の問題でございますが、原案でありましたならば日本学術会議がこれを選定するのでありまして、日本学術会議創設準備委員長の兼重さんの覚書の第一項でありますが、昨日の御答弁では、これは内容は同じようなものだ、結局において同じになるのだ。学術会議がきめるのだけれども、実際の運営にあたつては、ほぼ同数の委員を出してきめるようになるんだ。但しこの原案のわく内においてこれを行うのである。こういう御答弁でありました。そこでこの原案を修正するということは非常に困難なことかもしれませんが、二十四條第四項の文章と覚書の第一項とが実質においてほぼ……
○柏原委員長 それではただいまから建設委員会を開会いたします。 議事に入るに先だちましてお許しを得まして一言ごあいさつを申し上げさしていただきます。從來の國土計画委員会がこのたび建設委員会と銘うつて新らしく出発するに際しまして、不肖はからずもその委員長という重責を汚すことになりました。経驗のないことでありますので、内心忸怩たるものがあるのでありますが、これもお國の御用でありますので、大いに張り切つて務めさしていただこうと考えておる次第であります。私今まで文教方面ばかりやつておりましたので、この方面はまつたく初めてでありまして、皆様方に御迷惑をかけることが多々あるだろうと考えるのでありますが、……
○柏原委員長 これより会議を開きます。
この際理事の追加選任の件につきましておはかりいたします。現在理事は三名でございますが、都合によりまして一名理事を追加選任いたすことになりました。その選任方法はいかにいたしましようか。
【次の発言】 鈴木君の御意見に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは
谷口 武雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に小委員会設置の件を議題に供します。先般の理事会におきまして協議いたしましたが、本委員会の調査または審査事項中治山治水事業の問題につきましては、その対策檢討のため、今回もぜひ小委員会を設置する必要があると認むる次第……
○柏原委員長 これより会議を開きます。
昨日に引続きまして、災害復旧予算に関する件を議題といたします。本件中緊急災害予算について限定いたしまして議事を進めますので、あらかじめ御了承願います。本日は主として安定本部及び大藏省関係につきまして審議いたしたいと存ずるのでありますが、この際ちよつと当局に申し上げます。今度われわれ委員は大幅に変更いたしましたので、本件につきましてはあらためて愼重審議いたしておりますので、なるべく精細に御説明をお願いする次第であります。
それではこれより議事に入ります。まず安定本部側の御説明を願います。
【次の発言】 次に大藏当局の御説明を願います。
○柏原委員長 これより会議を開きます。
中國、四國の地盤沈下対策に関する件を議題といたします。中國、四國地方における地盤沈下につきましては、その被害きわめて甚大でありまして、前回の委員会におきましても、溝渕、村瀬両委員より本件につきまして発言もありまして、本委員会といたしましては、ぜひともその対策を検討すべき必要を認めまして、本日特にこれを取上げた次第でございます。これより本件につきまして検討いたしますが、まず最初に政府当局より、災害状況の説明並びに当局の御意見を聽取いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。賀屋防災課長。
○柏原委員長 これより会議を開きます。
この際小委員補欠選任の件についてお諮りをいたします。本月十二日委員大森玉木君が本委員を辞任され、その補欠として同日村瀬宣親君が後任に選任せられました。大森委員は治山治水対策小委員でありますので、この際補欠選任をいたしたいと存じます。
【次の発言】 松井委員の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは村瀬宣親君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査に入りますが、紹介議員の御都合もありまして、日程を適宜委員長において変更いたしますので、あらかじめ御了承願います。
日程第一二、伊作川改修工事施行の請願、文書表第一〇〇号、日程第一八、山……
○柏原委員長 これより会議を開きます。
道路補修に関する件を議題といたします。本日は、この問題につきまして、関係当局と忌憚なき意見を交換いたしたいと存じますので、都合によりまして懇談の形式をもつて議事を進めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めましてこれより懇談に入ります。
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【次の発言】 懇談はこの程度に止めます。
本日はこれにて散会いたします。
午後二時三十分散会
○柏原委員長 これより会議を開きます。
道路補修に関する件を議題といたします。本件につきましては、きのうも懇談の形式で各方面から檢討して参りましたが、道路の補修に関しては、直接國家が修繕費を出すという法律がありませんので、何とかいたしまして、道路補修に関する新しい法律もひとつ考えてみまして、道路の再建をやつて行かなければならぬと思うのでありますが、これに関しまして、皆さまの御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの守田、長谷川両委員の御意見に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、道路小委員会を設置するに決し、なお小委員並びに小委員長の指名につきましては、……
○柏原委員長 これより会議を開きます。
最初に請願の審査をいたします。日程第一六、江合川上流にダム築設の請願、高橋清治郎君紹介、第三〇二号を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。紹介議員高橋清治郎君。
【次の発言】 次にこれに対する当局の御意見を求めます。
【次の発言】 次に日程第一二、高岡町及び穆佐村地内の大淀川改修工事施行の請願、石神啓吾君外一名紹介、文書表第二七〇号、日程第一三、綾川を大淀川改修区域に編入の請願、石神啓吾君外一名紹介、文書表第二七一号を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。石神啓吾君。
【次の発言】 次にこれに対する当局の御意見を承ります。
○柏原委員長 これより会議を開きます。 この際私より一言ごあいさつ申し上げます。第三國会におきましては、届かぬ私ではありますが、皆樣の御協力をいただきまして、おかげで無事に終了いたしました。第四國会におきましても、引続いて建設委員長の重責を果して行かなければならなくなりました。なお一層皆樣の御協力と御援助のほどをお願いいたします。 それでは國政調査承認要求の件につきまして第三國会と同樣、この際議長の承認を得ておきたいと思います。すなわち調査する事項といたしましては、國土計画、地方計画、都市計画、治山、治山事業、災害復旧、道路、住宅復興、進駐軍関係の建設事業等に関する事項、調査の目的といたし……
○柏原委員長 これより会議を開きます。
道路の修理に関する法律案起草に関しまして道路小委員長により報告の申出がございます、この際これを許します。
【次の発言】 本草案に関しまして、他に御質疑はございませんか。
【次の発言】 この際本案に関しまして、政府の意見を伺いたいと存じます。
【次の発言】 他に質問はございませんか――松浦君。
【次の発言】 本会議も始まつておりますので、質疑はこの程度にいたしておきます。
お諮りいたします。道路の修繕に関する法律案起草に関しまして、この草案を本委員会の一應の成案として仮決定するに御異議はございませんか。
○柏原委員長 これより会議を開きます。
道路の修繕に関する法律案起草に関しましては、昨日一應の成案を得たのでございますが、本日はこの案に対する最後的な態度を決定いたしたいと存じます。
お諮りいたします。道路の修繕に関する法律案起草に関しまして、本案を委員会提出法律案として取扱うに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます、よつてさよう取扱うに決しました。なお、本案に関する一切の提出手続等につきましては、委員長に一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます、よつてさようとりはからうことに決しました。
本日はこれにて散会いたします。
……
○柏原委員長 これより会議を開きます。
本日の日程に入ります前に、理事の補欠選任の件につきましてお諮りいたします。去る八日理事谷口武雄君が本委員を辞任せられ、同日同君が再び本委員に指名選任せられておりますが、一旦本委員を辞任せられた関係上、理事は当然欠員に相なつておるのでございます。この際再び谷口君を理事に補欠選任いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、さよう決します。
それでは本日の日程の請願の審査に入ります。日程第一牛朱別改修工事施行の請願、坂東幸太郎君紹介、文書表第六号、ないし日程第八、厚狹、船木両町に上水道施設の請願、坂本實君外一名紹……
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