中村幸八 衆議院議員
24期国会発言一覧

中村幸八[衆]在籍期 : |24期|-25期-26期-28期-29期-30期
中村幸八[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中村幸八衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

中村幸八[衆]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第46号(1951/06/02、24期、自由党)

○中村幸八君 ただいま議題と相なりました自転車競技法を廃止する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  まずその提案の理由を申し上げますと、第一に、地方財政が、いつ何どき中止せらるかわからない競輪收入に依存することは危險きわまりないこと。第二に、競輪施行による不正腐敗の問題であります。第三に、競輪騒擾に伴う検束の問題であります。第四に、道義の頽廃の問題であります。以上が本法案の提案の要点であります。  本法案は、日本共産党の河田賢治君外二十四名により提出せられ、一月二十二日、本委員会に付託と相なりまして、五月二十六日、提案者風早八十二君より提案の理由……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第23号(1952/03/25、24期、自由党)

○中村幸八君 ただいま議題と相なりました輸出信用保険法の一部を改正する法律案につきまして通商産業委員会における審議の経過並びに結果を概略御報告申し上げます。  現行輸出信用保険法は、昭和二十五年三月三十一日に施行せられ、甲種保険制度を確立し、また昭和二十六年十二月一日には一部改正を行い、乙種保険制度を実施して今日に参つたのでありまするが、過去約二年にわたる甲種保険制度実施の経験にかんがみまして、この制度についてなお改善しべき諸点が見出されましたほか、さらに現下の切実な要請でありまするドル地域向け輸出振興を促進するため、輸出資金の融通の円滑化をはかり、また海外市場の開拓を期する上に、新たな保険制……

中村幸八[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

中村幸八[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 通商産業委員会 第6号(1949/11/12、24期、会派情報なし)【政府役職】

○中村説明員 鉄鋼の今後におきます生産計画につきまして、二十五年度につきましては、銑鉄で少くとも百七十五万トン、鋼材で二百万トン、今後この数字を五箇年の長期の計画として石炭その他と見比べまして、どの程度にするかということは、一応五箇年後の最高の数字を三百二、三十万トン程度に押えまして、その間の年次別の調整というようなことを一応考えておりますが、詳細な具体的な計画となりますと、原料、特に石炭の輸入、あるいは鉄鉱石の輸入状況の確保ということの、実際の見通しのいかんによりまして、これを詳細検討いたさなければなりません関係で、通産省といたしましては、関係方面とこの点については具体的に検討しておる実情で……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 通商産業委員会 第2号(1949/12/20、24期、民主自由党)

○中村(幸)委員 私はこの際農機具の行政所管の問題につきまして、一言政府に質問いたしたいと思います。最近承りますと、内閣におきまして、農機具の行政所管の問題につきまして、特に国内農機具の生産、並びに流通の行政は、これをなるべく農林省に、一元化するというようなおとりきめがあつたとか、お話合いをしたとかいうことを伺つているのであります。ところがこの農機具の生産ないし配給に関する行政所管の問題は、今日に始まつた問題でないのでありまして、かねて国会内におきまして、また政府部内におきまして、さらに業界におきまして、いろいろと論議されて参りました非常に重要な問題であります。これが今日突如として、当委員会に……

第7回国会 通商産業委員会 第20号(1950/03/16、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は不正競争防止法の一部を改正する法律案につきまして、二、三簡單に御質問をいたしておきたいと思います。  自由競争というものも、無條件に是認せられるものではないのでありまして、不公正な方法によりまして、ただ目前の個人的の利潤を追求するということは許されないことと思うのであります。ところが従来わが国の事業者の中には、不正の手段や方法によりまして、不純な利得を得んとするものが往往あつたのでありまして、国内産業の健全なる発達の上から申しましても、また国際市場の信用を確保するという点から申しましても、遺憾の点が少くなかつたのであります。今回政府におきましては、不正競争防止法を改正し、……

第7回国会 通商産業委員会 第23号(1950/03/23、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま議題と相なりました不正競争防止法の一部を改正する法律案につきまして、私は自由党を代表いたしまして、若干の希望を述べまして、賛成の意を表したいと存じます。  元来この法律案は、昭和九年法律第十四号をもちまして公布施行せられ、昭和十三年法律第二号によりまして、若干の修正を見たものでありますが、爾来十有余年の間、各種の統制に関する諸法令のもとにありまして、この法律が実際にその適用を見たことは、はなはだまれであつたわけであります。しかるに最近各種の経済統制の撤廃ないしは緩和によりまして、個人の自主性と創意とを尊重する自由経済へ移行することになりましたので、この種の法令の強化拡……

第7回国会 通商産業委員会 第26号(1950/03/30、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま提案せられておりまする輸出信用保劍法案に対しまして、私は自由党を代表いたしまして、将来におけるかなり思い切つた修正を期待いたしまして、本案に賛成の意を表するものであります。  本来、輸出業者に対しまするこの程度の安全感付與は、国家としては当然過ぎるほど当然の措置でありまして、われわれが今日置かれておる国家の現実を思うがゆえに、あえて忍び難きを忍び、不十分ながらも納得せざるをえないのであります。  顧みまするに、今日までわれわれは、関係国の商業道徳のいかんにかかりませず、また関係筋よりの示唆をもまたずして、自発的に対外関係調整に意を注ぎ、あわせて対内的には社会道徳、ひい……

第7回国会 通商産業委員会 第32号(1950/04/14、24期、自由党)

○中村幸八君 私は自由党を代表して、本法案に賛成の意を表するものであります。現行銃砲火薬類取締法規は、明治四十三年及び同四十四年に制定公布せられたものでありまして、爾来今日まで星霜を閲することまさに四十年、この間両三回にわたつて修正が加えられてはおりますが、いずれも部分的のものにすぎないのでありまして、これがため全面的改正がつとに要望せられておつたのであります。特にその後における技術的進歩にかんがみ、さらにまた終戰後の新しい政治情勢に即応するため、根本的改正の断行が関係各方面から、ひとしくかつ強く要望せられておつたのであります。  本法案は政府がこれらの要望にこたえるため、まず第一にポ勅との関……

第7回国会 通商産業委員会 第33号(1950/04/21、24期、自由党)

○中村(幸)委員 現行臨時石炭鉱業管理法は、午前中提案者よりの御説明がありましたように、昭和二十二年の十二月八日に成立しまして、翌年の四月一日に施行せられたのでありまして、当時本国会におきましては、本法の効果につきまして、きわめて活発に、種々の議論が闘わせられたことは、皆さま御承知の通りであります。その後日本の経済も漸次安定して参りまして、石炭鉱業におきましても、出炭能率の向上、あるいは経営の合理化等が促進せられ、特に労働組合運動のごときは、終戰後の混乱よりようやく落着きをとりもどしまして、健全なる組合運動が推進せられることになりまして、昭和二十四年度におきましては、出炭計画もほぼその目的を達……

第7回国会 通商産業委員会 第40号(1950/04/29、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま小金委員よりいろいろ御質問がありましたので、大体盡きていると思いますが、私からもほんの二、三点つけ加えてお尋ねしておきたいと思います。  鉱業原簿は鉱業に関する権利関係を記載いたしております非常に大事なものであります。のみならず新規の鉱業出願の許否を決する基礎となるものでありますので、この安全保管ということにつきましては、特に周到な注意をもつて当らなければならないと思うのであります。かような重要な鉱業原簿が、当時の状況といたしましては、あるいはある程度やむを得ないといたしましても、火災等によつて滅失いたしましたことは、まことに遺憾に思うのであります。しかし過ぎたことは……

第7回国会 通商産業委員会 第42号(1950/05/01、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ちよつと文句が変なところがあるのですが、五行目の一番下ですが、「資源と考えられている」とあつて次にポツがある。それは少しおかしいので、とつてもらいたい。それから天然ガス資源の開発は急務中の急務であるにかかわらずというような文句を入れていただかないと前後のつながりがおかしいと思います。

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/02/08、24期、民主自由党)

○中村(幸)委員 私はまずもつて中小企業の問題につきましてお尋ねいたしたいと存じます。この問題につきましては予算委員会開会以来、同僚委員よりあらゆる問題につき、あらゆる角度からいろいろ質疑が行われ、また論議が闘わされたのであります。そうした問題につきましてはなるべく重複を避け、残された二、三の問題につきましてお尋ねいたしたいと存じます。私のお尋ねいたしますことの中には、大蔵大臣よりお答え願うこともたくさんありますが、通産大臣が他に急な御用がありましてお出かけだそうでありますので、通産大臣にお尋ねすることをまず御質問申し上げまして、大蔵大臣の分は後にまわさせていただきます。  ただいま中小企業の……

第7回国会 予算委員会 第12号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○中村(幸)委員 昨日中小企業の問題につきまして、通産大臣より御答弁を得ておるのでありますが、なお大蔵大臣にも二、三御質問したい点が残つておりますので、ごく簡單にお尋ね申し、上げたいと思います。  まず税金の問題でありますが、大蔵大臣におかれましては、二十五年度の予算におきましては、二十四年度の予算に比較いたしまして、七百億円の減税となる。これを一月からの減税額を考慮いたしますと、実質的には九百億円の減税となる。従つて地方税におきまして、四百億円の増税となつても、差引中央と地方を通じて三百億ないし五百億円の減税となる。しかも従来半ば強制的にとられておりました寄付金のことを考慮すれば、来年度は国……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 通商産業委員会 第3号(1950/07/19、24期、自由党)

○中村(幸)委員 日本製鉄株式会社が過度経済力集中排除法により分割を命ぜられまして、企業再建整備法に基き、本年三月三十一日解散し、八幡製鉄、富士製鉄等の四会社が、第二会社として新しく誕生いたしましたにつきまして、主として日鉄に対する政府の権限、監督というようなものを規定いたしておりまする日本製鉄株式会社法は存続の意味がなくなりましたので、今回これを廃止するのであるという御趣旨のようでございまするが、これにつきましては何ら異論をさしはさむべき余地はないと思うのであります。で私は本法案の附則に規定いたしておりまするところの、経過的の措置につきまして、二、三簡単にお尋ねをいたしまして、政府の所信をた……

第8回国会 通商産業委員会 第4号(1950/07/20、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は昨月八幡製鉄共済組合の年金の問題について、政府当局に御質問申し上げ、これに対して御答弁がありました。一応質問を打切つたのでありまするが、ただいま河野主計局長から御発言がありましたので、一言補充的に発言させていただきたいと思います。昨日のこの委員会におきまして、首藤通産政務次官から、この問題についてはでき得る限りの努力をして、期待に沿うようにする、こういうまことに誠意ある御答弁がありました。私もたいへん満足したのであります。一方大蔵省の共済課長からは、いろいろこの問題については法律的にも問題があり、陸海軍の共済組合、こういうような問題にも関連しておることであり、目下研究中で……

第8回国会 通商産業委員会 第12号(1950/09/27、24期、自由党)【議会役職】

○中村(幸)委員長代理 次は風早八十二君。

第8回国会 通商産業委員会 第14号(1950/09/29、24期、自由党)

○中村(幸)委員 銑鉄の補給金の問題につきまして政府当局にお尋ねしたいと思います。明二十六年度の予算案におきまして、当初通産省におきましては銑鉄助成金約百億円を計上したのでありまするが、のちに二十一億となり、さらに最後の予算閣議におきましては、造船用鋼材助成金あるいはまた屑鉄回収助成金、こういうものと運命をともにしまして、全額削除と決定したとのことでありまするが、この銑鉄助成金などは、単に鉄鋼政策の上だけでなくて、産業全体に及ぼす影響、また輸出貿易に与える影響はまことに甚大なものがあると考えるのであります。補給金を全廃いたしまして均衡財政を確立、さらにドツジ氏のいわゆる竹馬経済の一本の足を断ち……

第8回国会 通商産業委員会 第16号(1950/10/23、24期、自由党)

○中村(幸)委員 議事進行について発言いたします。  鉱業法施行法並びに土地調整委員会設置法がまだ国会には提案になつておりませんが、鉱業法案並びに採石法案の審議をいたしまする上におきまして、最も密接なる関係がありますので、この以上述べました両法案のごく大体のことを頭に入れておかないと、完全なる審議ができないと思うのであります。そこでこの両法案が目下司令部との折衝がどの程度に行つておりまするか、また臨時国会がいずれ近く開会になると思いまするが、その際には必ず提案ができるかどうか。さらにまたこの両法案の現在の段階におきまして、政府が考えておりまする大体の構想を承つておくのが一番便宜であり、また必要……

第8回国会 通商産業委員会 第17号(1950/10/24、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は昨日、鉱業法案並びに採石法案の全般につきまして御質問いたしたのでありまするが、他に同僚委員からもいろいろ御質問があろうと思いますので、一応この程度にしておきまして、いずれまた機会をあらためて御質問したいと思います。留保したいと思います。
【次の発言】 加藤鐐造君。
【次の発言】 ほかに御質疑がございませんか。――御質疑なければ、本日はこの程度にて散会いたします。あすは午前十時から開会いたします。     午後三時四十一分散会

第8回国会 通商産業委員会 第18号(1950/10/25、24期、自由党)【議会役職】

○中村(幸)委員長代理 ほかに御質疑はございませんか。――なければ本日はこの程度にて散会いたします。     午後零時四十八分散会

第8回国会 通商産業委員会 第19号(1950/11/16、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は先般の通産委員会におきまして、いろいろ御質問したのでありまするが、その際質問を留保した点がありますので、前会に引続きまして、若干お尋ね致しまして、その見解をただしておきたい、かように考えます。  まずその第一は、多治見地区の耐火粘土の件でありますが、この多治見地区の耐火粘土につきましては、前会質問いたしました際に、鉱山局長は十分研究をするということでありましたが、その後どういう結論を得られましたか承りたいと思います。この地方の耐火粘土は前にも申しましたごとく、耐火度も低くその価格も低廉でありまして、その用途もさほど重要なものではないのであります。かつまな零細な企業家が大部……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 通商産業委員会 第3号(1950/11/29、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は、先日来行われました委員会において鉱業法案並びに採石法案に関連いたしまして、鉱業法施行法案についての質疑も一通りはしたのでありまするが、なお若干お尋ね漏れの点もありますし、さらに鉱業法案の修正点等にも関連しまして、これから二、三点お尋ね申し上げたいと思います。  第一は、鉱業権の存続期間の問題についてでありますが、実は私どもは先般来の委員会の質疑応答を通じまして、この存続期間についても相当な修正を加えたいという考えを持つておるのであります。すなわち採掘権につきましては、原案におきましてその存続期間が三十年でありますのを無期限にしたい。また試掘権につきましては、原案におきま……

第9回国会 通商産業委員会 第6号(1950/12/02、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。

第9回国会 通商産業委員会 第9号(1950/12/06、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 小平君。
【次の発言】 この際お諮りいたしまするが、この法案につきまして、法務委員北川定務君が委員外発言を申し出ております。これを許すに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは北川君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――それでは暫時休憩します。     午後三時二十二分休憩
【次の発言】 私は鉱業法案、採石法案、鉱業法施行法案及び土地調整委員会設置法案につきまして、その完璧を期するため、お手元に差し上げました別紙のごとく、その内容に関し一部修正を加えること提案いたすものであります。修正案の内容については、すべてお手元に差し上げましたので、ごらん願いたいと思……

第9回国会 通商産業委員会 第11号(1950/12/08、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 加藤鐐造君。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 通商産業委員会 第2号(1950/12/16、24期、自由党)

○中村(幸)委員 炭鉱並びに炭鉱の関連産業についての年末金融につきまして、お尋ねいたしたいと思います。  まず炭鉱の資材代の未払金でありますが、これは昨年以来炭鉱資材未払代金ひもつき融資ということで再々にわたりまして御決定も得ております。また先ごろは炭鉱夏場貯炭融資三十三億円の御決定も得ておつたのであります。この炭鉱夏場貯炭融資三十三億円は、夏場貯炭融資のほかに、資材代未払金の処理ということも同時に解決するように申合わせができておつたということを聞いておるのであります。しかるに実際は、そのことなくて終つたのであります。そういうわけで関連産業におきましては、月々この資材代の未払金が累増いたして参……

第10回国会 通商産業委員会 第6号(1951/02/05、24期、自由党)

○中村(幸)委員 本日議題となつておりまする特許法の一部を改正する法律案外四法案につきまして、先日の委員会において通産大臣からその提案理由の説明を聞いたのでありますが、本日は政務次官もお見えになつておりますし、また特許庁の総務部長も見えておりますので、いま少し具体的に詳細にこれらの五つの法律を今回改正しなければならぬという理由を、補足して御説明していただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま政務次官から今回の法律改正についての補足的な御説明がありました。これとせんだつての大臣の提案理由の説明を照し合して大体了解したのでありますが、私は以下二、三簡單な質問をいたしたいと思います。  まず第一……

第10回国会 通商産業委員会 第7号(1951/02/12、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま一括議題となつております特許法の一部を改正する法律案等五つの法律案に対しまして、自由党を代表して若干の希望條件を付して賛成の意を表するものであります。  今回政府において以上五つの法律を改正しようとする趣旨は、戦後貨幣価値が非常に下落し、また物価指数もたいへん騰貴いたしておりまして、これらの物価指数と均衡をとる意味において、特許料あるいは登録料、また特許法等による過料等を引上げよう、こういう趣旨のようであります。かつ他の法令による諸料金というようなものが現在物価指数に順応して相当高く引上げられておるにかかわらず、特許料等は依然ごく低いところにおかれてある。従つてこの際……

第10回国会 通商産業委員会 第8号(1951/02/14、24期、自由党)

○中村(幸)委員 去る七日石炭企業大手筋四社の組合がストに突入いたしまして、今日まですでに一週間を経過いたしておるのでありますが、きのうはさらに太平洋炭鉱その他もこれに加入して参りますなど、日とともに拡大する形勢にあるのであります。これがために貯炭の減少に脅かされる関連産業の不安はもとより、社会的にもまた重大なる関心事となるに至つたのであります。つきましては本件の性格、妥結に関する今後の見通し、関連産業に及ぼす影響その他について、二、三政府の所見を伺いたいと思うのであります。  まず今次争議の性質についてお尋ねいたしますが、今回の争議は純然たる経済的のスト、すなわち賃上げ要求のみを目的とするも……

第10回国会 通商産業委員会 第10号(1951/02/23、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 本件に関する調査はこの程度にいたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後六時十一分散会

第10回国会 通商産業委員会 第13号(1951/03/06、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は現下の時局に対処すべき鉱産物の供給確保対策に関する地下資源小委員会の審議の結果について簡單に御報告いたします。  電気銅その他の鉱産物は、わが国の経済自立を達成する上におきまして、最も重要なる基礎物資でありますことは、ここに贅言を要しないところでありますが、いわゆる戰略物資である関係上、朝鮮事変を契機として一段と拍車をかけられた国際的軍拡競争のため、これが供給は逼迫を告ぐることとなりましてことに先行きは日とともにいよいよ供給困難を加えることが予想せられるのであります。従つてこの際いかにしてこれが供給を確保し、需給の調整よろしきを得しめるかということの対策は、当面の最も重大……

第10回国会 通商産業委員会 第14号(1951/03/12、24期、自由党)

○中村(幸)委員 わが国におきましては熱資源がきわめて貧弱でありまして、比較的豊富であるといわれておりまする石炭におきましても、数十年を出ずして掘り尽さるべき運命にあるのであります。また石油資源に至つては、国の需要量に対しましてわずかに一%程度の生産しかないのであります。従いまして各企業におきまして、熱管理を強力に推進しまして、この貴重な熱資源を節約いたしますことは、最も必要なことであると考えるのであります。また企業個人にとりましても、この熱管理を推進することによつて、この熱管理の面を通して企業の合理化が達成せられるわけでありますし、ひいては生産コストの低下、国際競争力を増大する、こういう非常……

第10回国会 通商産業委員会 第15号(1951/03/13、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は共産党を除く各党を代表いたしまして、本法案に賛成の意を表せんとするものであります。  本法案は石炭その他燃料資源の保全と、燃料費の節約による企業の合理化をはかることによつて、わが国経済の自立達成を推進せんとするものであります。欧米先進諸国、特に資源の豊富な国々におきましても、つとに熱管理の実施によつて著しい効果を発揮しておるのでありますが、わが国におきましては、これらの燃料資源は貧弱であり、しかもその利用に関する技術は比較的幼稚であり、結局これらの乏しい貴重な資源を濫費しているというのが遺憾ながらその実情であります。従つて、この際本法を制定して熱管理態勢を恒久的に確立する……

第10回国会 通商産業委員会 第16号(1951/03/14、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私はただいま提案理由の説明がありました輸出品取締法の一部改正案につきまして、二、三お尋ねいたしたいと思います。  現在わが国の輸出業者の立場は、いろいろな意味におきまして弱い面があるので、従つて実際にあたりまして、ずいぶん不合理に不当なクレームが提起されておるのではないかと想像せられるのでありますが、その実情をまずお尋ねいたしたいと思います。つまり現在終戦後今日までどういうようなクレームが提起されたか、またこの解決状況はどうなつておるか、こういう点につきましてお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明によりますと、最近におきましてはだんだんクレームも少くなつ……

第10回国会 通商産業委員会 第17号(1951/03/15、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま議題と相なりました輸出品取締法の一部を改正する法律案につきまして、私は共産党を除く、各党を代表いたしまして賛成の意を表するものでございます。  申すまでもなく輸出品の品質向上は、わが国経済全般に対する信用に関する問題でございます。本来ならばかかる法案の出現をまつまでもなく、業界等が自発的な意思によつて日本商品の声価の維持に努力すべきものであると思うのであります。しかし実際問題といたしまして、品不足、品がわり、きずもの、破損等、全般にわたつて種種買手側から苦情が参つておるようでありまして、その品種別件数は、通産省提出の資料によりましても明らかなところであります。しかも実……

第10回国会 通商産業委員会 第21号(1951/03/30、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま議題となりました請願及び陳情書の審査につきまして、通産委員会請願書及び陳情書審査小委員会の審議の結果について御報告申し上げます。  第十国会、三月二十八日までに当通産委員会に付託せられました請願は、総数三十一件でありまして、そのうち請願日程第一二の電気法規変更に伴う二軍監督排除の請願及び第二三の鉱毒災害防塗費国庫補助早急交付に関する請願は、なお内容を再検討すべきものとの見地より、その採否を保留いたし、その他のものはすべて採択すべきものと決した次第であります。  次に陳情書は総数二十三件でありまして、これはいずれも当委員会において了承すべきものと決したのであります。  ……

第10回国会 通商産業委員会 第25号(1951/05/14、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 次は小川平二君。
【次の発言】 関連質問があります。これを許します。風早君。
【次の発言】 次は高木吉之助君。

第10回国会 通商産業委員会 第26号(1951/05/15、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私はただいま一括議題となりました両法案につきまして、いろいろな面から御質問いたしたいと思います。  現行度量衡法は、先般の提案理由の御説明にもありましたように、明治四十二年の制定にかかるものでありまして、その後大正十年メートル法採用の改正を初め、数次にわたつて改正はせられましたが、なおその根本の思想については、制定当時と大した変化はなく、今日の実情にそぐはない点が多々あるのであります。そのために学界、業界あるいはまた計量器の使用者というように、各方面から現行度量衡法改正の要望が高まりまして、国会におきましても、数次にわたり同法の改正促進の建議案が提出されたこともあるのでありま……

第10回国会 通商産業委員会 第27号(1951/05/16、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 次は風早八十二君。

第10回国会 通商産業委員会 第30号(1951/05/22、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま上程せられておりまするニツケル製錬事業助成臨時措置法案を通覧いたしますと、鉱石を原料としてニツケル製錬事業を行う者で、この法律による助成を受けるという者は通産大臣の指定を受けなければならないというようなこと、また指定事業者は事業計画に従つて事業を実施する義務がある、事業計画を変更するには通産大臣の認可を受けなければならない、また指定業者は生産したニツケルを政令で定める額以下で販売しなければならない、さらにまた指定業者は、その販売するニツケル一トンごとに、政令で定むる額を特別に積み立てておいて、もし市況の変化、その他やむを得ない理由により本法施行後四年以内に事業を廃止し……

第10回国会 通商産業委員会 第31号(1951/05/23、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は自由党を代表いたしまして、計量法案並びに計量法施行法案に賛成の意を表するものであります。  現行度量衡法は、実に明治四十二年の制定にかかるものでありまして、その後メートル法採用に関する大改正を初め、数次にわたる部分的改正は施されて来たのでありますが、なおその大綱においては、制定当時に比して大した変化はなく、終戰を契機として諸般の制度が更新一新せられた時代の潮流から、ひとり取残された感なきを得なかつたのであります。従いましてこれが根本的改正に関する学界、業界その他各方面の要望が漸次熾烈となり、国会においてもまた一再ならず改正促進の決議がなされたので、あります。  かような次……

第10回国会 通商産業委員会 第33号(1951/05/25、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 ほかに御質疑はございませんか――それでは本案に対する質疑はこれをもつて終了いたしました。  午後は二時から再開いたします。     午後一時一分休憩

第10回国会 通商産業委員会 第34号(1951/05/26、24期、自由党)

○中村(幸)委員 請願及び陳情書の審査について、小委員会の決定を御報告申し上げます。  まず初めに一言申し上げておきまするが、休会前に処理いたしまして以降、当委員会に付託せられました請願は十九件、送付せられました陳情書は十七件でございますが、本日の請願日程中第四及び第八は内容がそれぞれ厚生及び農林委員会の所管でありますので、この二件は本日正式に付託がえの手続をとりました。よつて本小委員会は残余の請願十七件及び陳情書全部につき審査いたしましたが、請願日程中第一、第二、第五、第一一及び第一六の各請願はなお研究すべきものがございますのでこれを保留とし、残余の第三、第六、第七、第九、第一〇、第一二ない……

第10回国会 通商産業委員会 第36号(1951/05/29、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は自由党を代表して、本法案に賛成の意を表するものであります。  ニツケルは特殊鋼などの材料として重要なる軍需資材であると同時に、ニツケルメッキその他の材料であります関係上、民需物資としてもまた大切な役割を占めるものでありまするが、わが国にはその資源として見るべきものがほとんどなく、おおむね外国からの輸入にまつほかはないのであります。しかるに最折の世界的軍拡競争によりまして、米国その他の各国が厳重に輸出統制を実施しておる結果、昨年下半期この方民需その他の面におきまして、著しい需給の不均衡と、これに基く市価の暴騰を生じております。幸いにしてわが国は戦時中、外国鉱石を製錬した技術……

第10回国会 通商産業委員会 第39号(1951/06/19、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 ちよつと松永委員長代理に御注意申し上げます。委員会における質疑応答は一切起立の上でこれをなす慣例であります。御答弁の際は御起立を願います。もつとも御老体等で御起立が非常に御困難であれば、委員長の許可を得て御発言を願いたいと思います。
【次の発言】 次は福田一君。
【次の発言】 承知いたしました。  それでは以上で通告の質疑は終了いたしました。この際参考人の各位に一言お礼を申し上げます。御多忙中にもかかわりませず、長時間にわたり御出席くだされ、種々貴重なる御意見を御発表くださいましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。本委員会といたしましては、各位の御意見を十分参考として今後の……

第10回国会 通商産業委員会 第41号(1951/07/24、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 これより会議を開きます。  本日は昨日に引続き、電力料金の改訂に関しまして調査を進めたいと存じます。まず昨日の委員会の申合せによりまして、昨日公益事業委員会より説明を聴取いたしました電気料金改訂申請案査定方針に関しまして、通産省及び物価庁よりそれぞれの立場からの御意見を聴取いたしたいと存じます。通産政務次官首藤新八君。
【次の発言】 次は物価庁第三部長川上為治君。
【次の発言】 次は今澄勇君。
【次の発言】 委員長としては、先ほどから松永委員長代理に出席するようにせつかく督促いたしております。間もなく見えることと思います。

第10回国会 通商産業委員会 第42号(1951/07/25、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は鉱産物の供給確保の件につきまして、政府当局の御意見を承りたいと思います。この通産委員会におきましては、去る三月の第十国会におきまして、鉱産物の供給確保に関する決議を行いまして、探鉱奨励金の大幅増額、新鉱開発助成金の復活、その他国内生産力の飛躍的増強並びに不足鉱産物の輸入促進というような事柄に関する一連の施策を強く政府当局に要望したことは、御承知の通りであります。しかしながらその後における政府の措置は、忌憚なく申しますれば、われわれの期待するがごとき効果を上げておらないように思うのであります。時節柄日米経済協力の一環としても、また講和後における自立経済達成のためにも、これら……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 通商産業委員会 第2号(1951/08/18、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 ただいまより通商産業委員会を開会いたします。  本日は公報に掲げてありますように、滞貨金融に関する件について政府より説明を聴取し、質疑を行いたいと存じますが、その前に委員の変更について御報告申し上げます。本日委員山手満男君が委員を辞任せられて、佐伯宗義君が補欠選任せられました。以上お知らせいたしておきます。  それでは滞貨金融に関する件について質疑を行います。澁谷雄太郎君。
【次の発言】 午前中はこの程度にいたしまして、午後一時半まで暫時休憩いたします。     午後零時六分休憩


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 通商産業委員会 第3号(1951/11/08、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私はこの際天然ガスの開発促進に関する決議を本委員会の意思として採択せられんことの動議を提出いたします。以下その提案の理由を申し述べたいと存じます。  まず決議案を朗読いたします。   天然ガスの開発促進に関する決議案   本委員会は、去る第七回国会において、熱や動力の源泉であり、有機合成の主原料でもある天然ガスを緊急開発するため、探鉱調査費の国庫補助その他一連の助成措置を政府に要望した。   しかるにその後未だ所期のごとき進展を見るに至つていない。よつて、その重要性に鑑み、茲に重ねて、天然ガス資源の探鉱開発促進に関する強力な施策、特に   一、賦存状態を確認するための試錐補助……

第12回国会 通商産業委員会 第5号(1951/11/12、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 それではただいまより通商産業委員会を開会いたします。  小金委員長が商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案の提案者として提案理由の説明をされる関係から、その間私が委員長としての職務を行います。  まずただいま本委員会に付託されました商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。その提案理由の説明を願います。小金義照君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明を終りました。質疑は次会よりこれを行うことといたします。
【次の発言】 次に輸出信用保險法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、去る九月提案理由の説明がありましたので、これより逐條説……

第12回国会 通商産業委員会 第6号(1951/11/13、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 ただいまより通商産業委員会を開会いたします。  本日は私が委員長の職務を行います。  まず輸出信用保險法の一部を改正する法律案について質疑に入ります。質疑は通告の順に従い、順次これを許します。小川平三君。
【次の発言】 関連質問があればこれを許します。―南好雄君。
【次の発言】 次は高橋清治郎君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本会議との関係上、本委員会は一時休憩いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは一旦休憩いたします。     午後三時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。質疑を継続いたします。

第12回国会 通商産業委員会 第7号(1951/11/14、24期、自由党)

○中村(幸)委員 今回の改正法は、附則に、公布の日から施行することになつております。この法案が両院を通過いたしましたら、でき得る限り早く公布いたしますように政府を督励するつもりでありまして、目下年末金融が逼迫いたしておりまする関係で、極力急ぎたいと存じております。
【次の発言】 二十八條の三や二十九條の四号のごときは、実は戦時中の統制のために強制的に組織を創設したり、あるいは改廃いたしましたので、その場合の救済規定として、こういう條項が起されたのでありますが、今日自由経済に復帰いたしましたこの際といたしましては、これは必要がなくなりましたので、削除することにいたしました。

第12回国会 通商産業委員会 第8号(1951/11/15、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 ただいままだ商工組合中央金庫法を議題としておりませんから答弁の要はないと思いますが、提案者の一人として参考までに風早君にお答えいたします。  けさの新聞に出ておりました記事につきましては、まだ刑事訴追中でありまして、はたして犯罪事案があるのかないのかということは、われわれとしてはまだ断定できない。従つて先ほど来中小企業庁の長官、あるいは中金の理事長からいろいろ説明がありましたことが、まだはつきりしないようでありますが、これは当然ではないかと思います。  なお中金の業務がはなはだ乱れていやしないかということにつきましては、両人から説明がありましたように、あまり延滞もないような説……

第12回国会 通商産業委員会 第10号(1951/11/26、24期、自由党)

○中村(幸)委員 請願、陳情書に関する小委員会の審議の結果を御報告いたします。  今国会においてわが通商産業委員会に付託せられたものは、当初請願四十五件、陳情書四十一件でありましたが、その後会期延長に伴う受理期間延長のために追加せられたもの請願一件、陳情書五件があります。前後合せて請願四十六件、陳情書四十六件となりました。  これらにつきわが小委員会におきましては、去る十七日及び今二十六日の二回にわたり慎重に審議検討いたしました結果、請願中留保すべきもの一件、議決を要せざるもの三件、合計審議未了とすべきもの四件、その他四十二件は全部採択すべきであり、また陳情書四十六件は全部了承すべきであるとの……

第12回国会 通商産業委員会 第11号(1951/11/27、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ちよつて関連して、ただいま中小企業の診断の問題につきまして、いろいろ西村委員からご質問があつたのでありますが、私はこれに関連いたしまして、原單位の改善の問題でありますが、第十一條を見ますると、企業の合理化を促進するために原單位の改善に関し必要な指導あるいは勧奨を行うという規定がありまして、たいへんけつこうと思いまするが、この原單位の改善を進めて参りまするには、その前の十條の原單位に関する報告を事業者から徴する、こういうことはぜひとも必要となつて来ると思うのであります。ところが事業者といたしましては、いろいろ事業上の秘密もあり、あるいは競争意識というようなものもありまして、はた……

第12回国会 通商産業委員会 第12号(1951/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 ただいまより通商産業委員会を開会いたします。本日は私が委員長の職務を行います。  まず企業合理化促進法案を議題といたします。本案につきましては、昨日大体の質疑を終了いたしましたが、なお補充的質疑の通告がございますので、これを許します。西村榮一君。
【次の発言】 次は南好雄君。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会 第1号(1951/12/11、24期、自由党)

○中村(幸)委員 本法につきましては、前国会以来各委員からあらゆる角度からいろいろと御質問があつたのでありまして、大体もうすでに盡きておると思いますので、重複を避けましてただ一点だけお尋ねいたしたいと思います。先日来の提案者並びに政府委員の御答弁によりまして、石炭業が第六條の政令指定業種となることは明瞭となつたのでありますが、この際特にお尋ねいたしたいことは、この第六條の條文中の「機械設備等」という、等という字句の内容についてであります。御承知の通りに炭鉱、鉱山等は地下資源を採掘するという特殊の産業である関係上、これを近代化しあるいは合理化するためどういうことを一番根本的にしたらいいかと申しま……

第13回国会 通商産業委員会 第2号(1951/12/12、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は提案各党派を代表いたしまして、本法案に賛成の意を表する次第であります。  敗戦のため、領土とともに資源の大半を喪失いたしました結果、現存資源を最高度に活用することが、新しい日本が生きるための絶対的の要件となりました。しかるに戦時中並びに戦後の空白期間のため、技術の面においては欧米先進諸国に比べて数十年も遅れており、設備の面におきましてもまた著しい老朽陳腐化のため、とうてい国際競争に耐え得ないというのが遺憾ながらわが国の現実の姿であります。従いまして講和条約の発効も目睫の間に迫る今日、経済自立を達成し、国際競争場裡に雄飛せんがためには、急速に科学技術の振興と産業設備装置の更……

第13回国会 通商産業委員会 第3号(1951/12/14、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 以上で提出予定法案についての説明を終りました。  次に工業塩に関する件について発言の通告がありますのでこれを許します。今泉貞雄君。
【次の発言】 大蔵省も日本専売公社も関係者がまだ見えておらぬようでございます。その答弁は留保させていただきます。
【次の発言】 次に中小企業の年末金融に関する件について調査を進めます。本件の調査につきましては、日本銀行の融資斡旋部長市田禎蔵君を参考人として同君より御意見を承わることにいたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それではそのように決定いたしました。ただちに質疑に入ります。質疑は通告の順に従つてこれを許します。澁谷……

第13回国会 通商産業委員会 第7号(1952/02/12、24期、自由党)

○中村(幸)委員 石油及び可燃性天然ガスは燃料としてまた動力源として、さらにまた各種化学工業の原料といたしまして、きわめて重要なものであることは言をまたないのでありまして、しかも国内産出の石油の量は全需要量の一割にも満たないような現状でありますので、石油及び可燃性天然ガスに対しましては、国家としても極力手厚い保護を加えまするとともに、その採掘にあたりましては、能率的にかつ合理的に開発して行かなければならないことはむしろ当然であると考えるのであります。幸い今回政府におきまして現行の石油資源開発法を廃止いたしまして、新たに石油及び可燃性天然ガス資源開発法というものを制定いたしまして、企業に対する助……

第13回国会 通商産業委員会 第15号(1952/03/13、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 本日はこの程度にて散会いたします。次会は十八日午後一時より開会することにいたします。     午後三時五十九分散会

第13回国会 通商産業委員会 第17号(1952/03/20、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は自由党を代表してただいま議題となりました本法律案に賛成の意を表するものであります。  地方公共団体の経営せる配電事業は、配電統制令によりまして昭和十七年四月強制的に出資されたのでありますが、当時地方財政に及ぼす影響緩和のためにとられたのが公納金の制度であります。その補償期間は十箇年でありますが、本年度末でその期限が到来することになつておりますので、公納金制度の性格、これが地方公共団体の財政に及ぼす影響にかんがみまして、その期間を延長せんとする本法案の趣旨はまことに当然でありますが、私はさらに一歩進めまして従来より地方公共団体が熱望いたしておりますところの電気事業の復元が、……

第13回国会 通商産業委員会 第30号(1952/04/25、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 他に御質疑はありませんか。なければ、本日はこの程度にいたし、次会は来る五月六日午前十時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後四時十九分散会

第13回国会 通商産業委員会 第31号(1952/05/08、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま一括討論に付されました電源開発促進法案の原案並びに修正案に関しまして、自由党を代表してここに賛成意見を開陳する次第であります。  わが国の自立経済を達成することは、今日最も緊要な問題でありまして、この目的を達成する上に必要欠くべからざるものは動力源の確保であることは申すまでもありません。しかして敗戦後、ことに荒廃した国土、乏しき資源のうち、残された唯一のものは水力資源なのであります。ここにおいてわが自由党は、一刻も早く、一キロワツトでも多く、この恵まれた電源を開発せんとして本法案を提出したことは、まことに時宜を得たものと存ずるのであります。従来わが国の電源開発は、その……

第13回国会 通商産業委員会 第32号(1952/05/09、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 これより会議を開きます。  ただいまより臨時石炭鉱害復旧法案を議題といたし、質疑を行います。質疑の通告がありますから、これを許します。多武良哲三君。
【次の発言】 次は山手滿男君。
【次の発言】 次は今澄勇君。
【次の発言】 田代文久君。
【次の発言】 次は青野武一君。
【次の発言】 ただいまの青野武一君の委員長に対する御希望に対してお答えいたします。  本日自由党議員の出席が悪いという点は、実は同じ時刻に中小企業安定法案の打合せをいたしておるので、そんな関係でこの委員会に出席が悪かつたのでありますが、決してなまけておるわけではありませんので、さよう御了承願いたいと思います。……

第13回国会 通商産業委員会 第33号(1952/05/10、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  臨時石炭鉱害復旧法案を議題とし、前会に引続き質疑を続行いたします。本日より逐条審査に入りたいと存じますが、もちろん御質疑において一般問題に触れられることもさしつかえないことであります。それからたいへん長い法律でありますから、まず最初は第一章総則及び第二章復旧事業団の範囲において御質疑を願う、大体そういうことにしたらどうかと思いますので、御了承願いたいと思います。  質疑の通告がありますから、これを許します。淵上房太郎君。
【次の発言】 田代君。
【次の発言】 大臣は昨日はよんどころのない所用のため出席が不可能でありました。次会からは御希望に極力沿うよう……

第13回国会 通商産業委員会 第36号(1952/05/15、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は簡単に本法案につきまして御質問してみたいと思います。まず第一に本法案の対象となつておりますドイツ人工業所有権の数はどのくらいあるか、その点を承りたいと思うのであります。  なおまたこの法案の実施によりまして、従来ドイツ人が持つていた工業所有権の最終処分が行われることになるのでありますが、これによつてわが国の産業あるいは技術の面にいかなる効果が及ぼされるか、具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明で実施権を持つていた者については契約によつて損害がないからかまわないということでありましたが、実施権を取消されますと、従来実施権を持つていた日本人が相当損……

第13回国会 通商産業委員会 第37号(1952/05/16、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は提案者を代表いたしまして、石油及び可燃性天然ガス資源開発法案に対する修正案の提案理由を御説明申し上げます。  修正案の内容につきましては、すでに印刷物をお手元に差上げておきましたので、ここに朗読することを省略させていただきますが、この修正案の主要なる点は二点あります。第一は、原案第十條の命令を発する前に勧告の段階を設けたことと、第二は、第十九條の納付金については、当該企業に交付された補助金の額を限度とすることに改めたことであります。  第一の点は、石油の完全開発に支障を及ぼすおそれありと認める場合は、ただちに採油の制限または中止の命令が出せることに政府の原案ではなつておる……

第13回国会 通商産業委員会 第38号(1952/05/21、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長 これより会議を開きます。  本日は、一昨日本委員会に付託になりました輸出取引法案を議題といたし、政府より提案理由の説明を求めます。本間政務次官。
【次の発言】 以上をもつて政府の提案理由の説明は終了いたしました。本案に対する質疑は次会において行うことといたします。  今澄委員より発言を求められておりますので、この際これを許します。今澄君。
【次の発言】 ただいまの今澄委員よりの御提案のごとく内閣委員会に申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさようとりはからいます。  本日はこれにて散会いたします。     午後十時五十分散会

第13回国会 通商産業委員会 第46号(1952/06/03、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 これより会議を開きます。    委員長が所用のため私が委員長の職務を行います。  本日の日程に入ります前にお諮りいたします。理事高木吉之助君より理事辞任の申出がありますので、これを許可いたし、その補充として小川平二君を理事に選任いたしたいと存じますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさようとりはからいます。
【次の発言】 これより輸出取引法案を議題として会議を進めます。本案に対する質疑は昨日で大体終了いたしておりまするが、山手委員より補充的質疑を行いたい旨の申出がありますので、この際これを許します。質疑は簡潔にお願いいたします。山手滿男君。

第13回国会 通商産業委員会 第49号(1952/06/06、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 午前の会議はごの程度にいたしまして、午後は一時半から再開いたします。暫時休想いたします。     午後一時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引続ぎ会議を開きます。  貿易に関する件につき調査を進あます。質疑の通告がありますから、これを許します。山手滿男君。

第13回国会 通商産業委員会 第56号(1952/06/19、24期、自由党)

○中村(幸)委員 臨時石炭鉱害復旧法案の地下資源小委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  法案の内容をしさいに検討し、必要に応じて適切なる修正案を練るために、本法案がわが小委員会に付託せられたのは去る五月十四日でありました。小委員長といたしましては、次のごとき方針、すなわち一、前の特別鉱害復旧臨時措置法案の場合のごとく、相なるべくは超党派的に全会一致の修正案を作成すること。二、この修正案は、イ、被害者に対しては原状回復、少くともその効用回復に関する熱望にこたえること。口、関係地方公共団体に対しては極力その負担軽減をはかること。ハ、鉱業権者に対しては現行鉱業法にのつとり……

第13回国会 通商産業委員会 第63号(1952/07/29、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 次は山手滿男君。
【次の発言】 他に御質問はありませんか。――なければ、本日はこの程度にいたし、これにて散会いたします。     午前十一時四十七分散会


中村幸八[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|24期|-25期-26期-28期-29期-30期

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各種会議発言一覧(衆議院24期)

中村幸八[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1950/02/18、24期、民主自由党)

○中村(幸)委員 私は中小企業の金融問題につきまして、簡單に御質問いたしたいと思います。中小企業の金融問題につきましては、先日も大蔵大臣に対しまして、予算総会で御質問申し上げたのであります。相当詳細な御答弁を得て一応了承したのでありますが、先ほどの小峯主査の御質問に対して、銀行局長から日本の金融政策全般につきまして御答弁があつたのであります。これに関連いたしまして二、三簡單な御質問をいたしたいと思います。  御承知の通り現在中小企業は過重な税金に苦しみ、異常な金詰まりに四苦八苦いたしておるのであります。このままにいたしておきますならば、破産、倒産が続出いたしまして、取返しのつかない結果が来ない……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 通商産業委員会公聴会 第2号(1950/10/27、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私は東京大学の青山先生にお尋ねいたしたいと思います。耐火粘土につきましては、ぜひともこれを法定鉱物に追加してくれという強い御要望もある方面からあるのであります。またただいま多治見市長さんのお話のごとく、法定鉱物に追加してくれては非常に困る、業界も混乱するおそれもあるし、また製鉄用原料のごとき有用なる耐火粘土はごくまれであるから、全体としてこれを法定鉱物から除外してくれという御要望もあるのでありますが一体耐火粘土の日本における取引状態その他から勘案いたしまして、はたして法定鉱物として追加するのが適当であるかどうか。あるいはまた三十番というように標準を境といたしまして、一部は鉱物……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 通商産業委員会農林委員会連合審査会 第1号(1950/11/28、24期、自由党)【議会役職】

○中村(幸)委員長代理 深澤義守君。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵委員会農林委員会水産委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1951/03/13、24期、自由党)

○中村(幸)委員 石油需給の関係につきまして御質問いたしたいと思います。  石油鉱業を保護育成するということは、国内資源の開発促進、また輸入が杜絶いたしました場合の対策といたしまして、あるいはまた季時における輸入原油の独占価格に対する調節というように、いろいろの面からいたしまして非常に大事なことである。これにつきましては適切なる保護政策をとる必要があると思うのであります。保護政策をとるとすれば、ただいまいろいろ御議論があつたように、輸入関税を課するということも最も有効な手段であると思うのであります。しかし輸入関税だけが唯一無二の方法とは思わないのであります。このほかにもいろいろと適切なる方法も……

第10回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)

○中村(幸)委員 私実は通産委員会の方にただいま出ておりますので、簡単に一言、二言質問させていただきたいと思います。  まず運輸省の方にお伺いいたしますが、東海道線の電化の問題につきましては、先年来静岡、愛知、岐阜、滋賀の各県の方が関心を持つて、ぜひともこれを早急に実現してもらいたい、こういう猛運動をしておつたのであり事。しかるに今回いよいよ浜松、米原間の電化に着手することになつた、こういうことでこの東海四県の方々は喜びにたえないのでありますが、聞くところによると、一応予算には、電化の工事を二十六年度に着手するということになつて、相当程度の金額の計上がありますが、最近における物価の値上り等によ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1951/11/14、24期、自由党)【議会役職】

○中村委員長代理 ただいまより通商産業委員会、大蔵委員会連合百審査会を開会いたします。  本日は商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  ただいま大蔵委員長と協議の結果、法案の所管委員会である通商産業委員会の委員長が本連合審査会の委員長の職務を行うことに相なりましたので、御了承を願つておきます。  なお小金通商産業委員長が提案の理由を説明されますので、その間私が委員長の職務を行います。小金通商産業委員長。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。  引続き質疑に入ります。
【次の発言】 お答え申し上げます。今回の改正によりまして、商工中金とその所属の組合でありま……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)

○中村(幸)委員 ただいま小峯委員から電化の問題が出ましたので、私もはなはだ地方問題かもわかりませんが、非常に大きな問題と考えますので、この席でちよつとお伺いいたします。浜松、米原間の電化の問題でございます。東海道線は御承知の通り日本の交通上の動脈線ともいうべきものでありまして、この輸送力を強化することによつて、日本の経済再建に非常に役立つものであると考えるのであります。地元におきましても非常な熱意をもちまして、運輸省あるいは国鉄さらにまた国会方面に働きかけておるのであります。実は今日も東海道地区の有力者が大勢国会に陳情に見えております。そういう関係もありまして、ぜひ浜松、米原間の電化について……



中村幸八[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

中村幸八[衆]在籍期 : |24期|-25期-26期-28期-29期-30期
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。