満尾君亮 衆議院議員
24期国会発言一覧

満尾君亮[衆]在籍期 : |24期|
満尾君亮[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは満尾君亮衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院24期)

満尾君亮[衆]本会議発言(全期間)
|24期|
第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第53号(1952/06/12、24期、自由党)

○滿尾君亮君 ただいま議題となりました道路交通事業抵当法案につき、運輸委員会における審査の経過並びに結果を報告いたします。まず本法案の趣旨を申し上げますと、最近における道路運送事業及び通運事業の顯著なる発達に伴い、企業経営の維持及び拡充をはかるため、金融の円滑化に対する業界の要望切なるものがあります。これに対処するため、個々の自動車に対しては、昨年六月自動車抵当法が制定せられ、短期資金調達の道が開かれたのでありますが、さらに設備資金等の長期資金調達の円滑化をはかるため、企業を一体として担保に供する財団抵当制度を確立する必要がありますので、この法律を制定しようというのであります。次に本法案の骨子……

第13回国会 衆議院本会議 第63号(1952/06/30、24期、自由党)

○滿尾君亮君 ただいま上程になりました国有鉄道の新線建設並びに電化促進に関する決議案につき、提案者を代表して趣旨弁明をいたしたいと存じます。  まず案文を朗読いたします。   国有鉄道の新線建設並びに電化促進に関する決議案   今回政府において鉄道新線十一線を本年度予算をもつて建設に着手することを決定したのは、国有鉄道の本義にかんがみ正に当を得たものであるが、更に鉄道建設審議会が補正予算をもつて建設すべきものと建議した新線十六線及び営業休止線三線も又、国土の有効利用、資源の開発等より見て速やかにこれを建設する必要がある。   なお又、鉄道の電化についても石炭の節約、輸送力の増強等をはかるために……

満尾君亮[衆]本会議発言(全期間)
|24期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院24期)

満尾君亮[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第2号(1949/03/28、24期、民主自由党)

○滿尾委員 ただいまの要求書の中に、「運輸行政の能率化」とありましが、それでは非常に制限されるので、私は行政の方針そのものの内容について檢討を加えたいと思います。從つて能率化というようなことだけに縛られるのは困ると思いますので、もつと廣くしてもらいたい。
【次の発言】 それでは、そういうつもりで賛成いたします。
【次の発言】 私は田中さんの御意見に対して意見を申し上げたいのでありますが、これは法律技術上のひとつのギヤツプに対する手当でしかありませんから、特にむずかしく考える必要はない、ぜひこれは進めていただきたい、お考え直しをいただいたらどうかと考えます。  ただし六月一日に延期したいという期……

第5回国会 運輸委員会 第3号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○滿尾委員 本多國務相にお尋ねいたしたいのでありますが、道監が行政整理の対象になつておるという要点は、行政整理の実をあげたい、つまり整理をして財政的な効果をあげたい。こういう意味が要点なのであるか。これを地方團体に統合する点に要点があるのか。いずれに重点を置いておられるのか、御説明を願いたい。
【次の発言】 ただいまの國務相の御説明によりますと、究極するところは、財政上の節約にあるように伺います。そうしてあわせて地方國体を育成して行きたいという付随的な目的を持つているように考えられる。しかしこの道監の場合を考えましたときに、他の出先機関とは多少事情を異にしておる点がある。第一にその仕事の性格に……

第5回国会 運輸委員会 第6号(1949/04/18、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私は運賃値上げをなぜかように必要とするに至つたか、運賃値上げの必然性ということと、今回の運賃値上げに含まれております政策ということにつきまして、大臣から御答弁をいただきたい。さらに数字的なこと、技術的なことは、政府委員から御答弁を願いたいと考えまして、お尋ねをいたすわけであります。  第一の値上げの必然という問題でありますが、この根底になりますものにつきましては、赤字を一挙に埋めるわけでありますが、半面におきまして、経営合理化というものが値上げに先行するであろう。少くとも並行して行かなければならぬ。運輸大臣はどの程度の経営合理化を一面において御計画になり、かくして運賃値上げを御提案……

第5回国会 運輸委員会 第7号(1949/04/20、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私も大体昨日質問を終えたのでありまするが、なお補足的に一言お尋ねいたしたい。  昨日お願いいたしました通り、今回の値上げがどうしても免れなかつた、必然的なものであつたということを、國民によく納得させる手段をとられることが非常に必要でないかと私は思う。つまり國民大衆の生活と切つても切れぬ旅客運賃の値上げでありまするから、その國民感情というものを、政府は十分御尊重になる必要がある。それにはなるほどこれではある程度値上げしなければならぬのだなということを、納得させる手配をせられることが、必要ではないか。そのために私は、國鉄がいかに一方において経営の合理化に努力せられたか。経営合理化によつ……

第5回国会 運輸委員会 第8号(1949/04/21、24期、民主自由党)

○滿尾委員 今回の運賃値上げの案を拝見いたしまして、私ども委員の率直な感じは、いかにもこれは不満足な案である。納得の行きかねる案であるという感を深く持つておるのであります。また大臣並びに政府委員の御説明の言外にあふれるところを察しまするならば、政府当局側におきましても、必ずしもこれが非常に満足した案だというふうにも、考えておられないのではないかと感ぜられる。その間に一種の諦観と申しますか、あきらめというものが流れ出ておるように私は拝察するのであります。この点につきまして、大臣の御所見をひとつ伺つてみたいのであります。たとえば先ほど米窪委員の質問に対しまして、大臣は予算のわく内においての修正につ……

第5回国会 運輸委員会 第9号(1949/04/22、24期、民主自由党)

○滿尾委員 昨日來鉄道の合理化のお話をいろいろ伺つたのでありますが、その中に政府委員の御説明といたしまして、本年度のいろいろな購入物品につきましては、徹底的な競争入札制度をとるのだというお話がありました。大体におきまして私もこれは非常にけつこうなことだと思いますが、しかもある種の鉄道用品につきまして、特にまくら木などにおきましては、かような政策をとられることについては、何がしかの懸念があるのじやないかと私は心配いたすのであります。これは材木界の景気がまくら木に鋭敏に影響しておる。ただいまのようにまくら木の供給過剰の時代は、非常にけつこうなことで、合理的であり、かつ経済的であります。しかし國有鉄……

第5回国会 運輸委員会 第10号(1949/04/23、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私も御質問申し上げたいのであります。ただいま本多國務相の御説明によりますと、運輸大臣が今後強力なる地方自治團体の監督権を持つと仰せられました。内容を端的に伺つてみますると、いわゆる処分の取消しさえもというようなお話でありまするが、私はかような程度の監督権では、内閣の諸公はまだまだ事態の真相をよくおわかりになつておらないのじやないかと思います。なぜかと申しますと、道監の仕事は大体末端の配給機構であります。直接人民に接触しておる窓口官廳なのであります。從つて扱いまする仕事の分量は非常に多いし、また一つ一つの仕事は、どちらかと申せばこまかな配給が非常に多い。決して大きな昭和電工みたいな会……

第5回国会 運輸委員会 第11号(1949/04/25、24期、民主自由党)

○滿尾委員 最初に政府委員にお尋ねいたしまして、その御返事いかんによりまして大臣に聞きたいと思います。ただいまの廃止する法律でありますが、この中に地方鉄道及軌道に於ける納付金等に関する法律(昭和二十年法律第十九号)があります。社会経済的な意義を失つたから廃止するというお話がありましたが、二十四年度の資金計画の表を見ますと、收入の面においても、支出の面においても、二百八十一万円の地方鉄道及軌道特別資金収入と支出というのがあります。これはこの法律によつて計上されておるのではないかと思いますが、違つておりますか。
【次の発言】 予算と法律の廃止の関係はわかりました。そのことはしばらくおきまして、私は……

第5回国会 運輸委員会 第12号(1949/04/26、24期、民主自由党)

○滿尾委員 上林さんにお伺いしますが、今回の値上げをいたしますにつきまして、受ける國民の側の苦痛を最も軽減しつつ、値上げの目的を達成するために、私どもは遠距離逓減制を、國鉄の旅客運賃に現在よりもつと高度の形式で注入したらどうかということを研究しておるのでありますが、この点についての御意見はなかつたようでありますけれども、どういうふうにお考えになつておりますか。

第5回国会 運輸委員会 第15号(1949/05/09、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私は前の連合審査会におきましても、質問をいたしたのでありますけれども、そのときに政府委員の御説明によりまして納得をしなかつた。從つてこの項については、他日運輸委員会において質問する権利を保留しておいたと思います。從つてそれらの項につきましては、ぜひひとつあらためて御答弁を願いたい。大臣がお見えになつた上で御質問いたしたい意向を持つておりますことを表明しておきます。――この間大臣にも意見を聞いたのでありますが、さらに立案せられました政府委員の方に、補足的にお伺いいたしたいのでありますが、私はこの運輸審議会の委員の資格のことについて第九條の廣い経驗と高い識見ということについて質問したの……

第5回国会 運輸委員会 第16号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○滿尾委員 また話はちよつともどりまするが、これは法制の方の部長さんにお伺いします。運輸省設置法の民自党の修正案の中で、第四條の四十一号を御修正いただいたのは非常にけつこうでありますけれども、関係條文が二十八條の七号と五十一條の十号にございます。この方は「自家用自動車の使用の調整に関すること。」とありまして、四條の四十一号が「調整すること」と言い切ましたのと比べまして、その表現にある含みがあるのでありますが、ただいまの修正案の中で四十一号だけ直しまして、あと二十八條七号、五十一條十号に手を触れなくても、大体改正の精神は透徹するものでありまするかどうか、教えていただきたいと思います。

第5回国会 運輸委員会 第19号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○滿尾委員 実は私は日程の中に入つておらぬので、恐縮なのでありますが、先ほどから政府委員がすでにお見えになつて、長い間お待たせしておりますので、非常にお気の毒にたえません。委員長の特別のおはからいで、質問をやらしていただけませんでしようか。
【次の発言】 私が政府委員にお伺いをいたしたいことは、再生タイヤに関する商工省の御方針をお伺いいたしたいのであります。今日わが國の陸運の最大の隘路をなしているものはタイヤであります。燃料の方はいろいろ代用燃料がありまして、かけがえがあるのでありますが、タイヤは絶対に代用品がない。從つてわが國の自動車を走らせるか、走らせぬかは、一にかかつてタイヤにある。從つ……

第5回国会 運輸委員会 第28号(1949/09/12、24期、民主自由党)

○滿尾委員 この問題につきまして、私も大臣にお伺いしてみたいのであります。大体陸運行政の機構をどうするかという問題が、今日まで日本で考えられておりました。私はこれはいわゆる政治の問題ではない、むしろ実務の問題である。わが国の自動車をどうしたら一番能率よく、また国家の目的に沿うように動かし得るか、それは実務である。日本中の自動車の関係者を、どうしてそういうような方向に間違いなく動かすかというところから出るのでありますから、これがとかく政治問題化いたしまして、議会で論議されるのは当然でありますけれども、議会後において、閉会中におきまして、閣議で突然取上げて、むりやりにこれを強行しようというような形……

第5回国会 経済安定委員会 第17号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○滿尾君亮君 前回の委員会において橋本君より関連紹介せられたそうでありますが、私は本請願について地方鉄道の軌道の角度から申し上げたいと思うのであります。その前に政府に質問したいのですが、バラスの統制をやつた時と今とでは相当客観情勢が変化していると思うのでありますが、この点に関する見解はいかがですか。
【次の発言】 御承知の通り地方鉄道はわが國鉄道軌道の約半数に達するような次第であります。しかしながら戰後の軌道の荒廃は非常にはなはだしいものがあり、それを復旧するためにはバラスを多量に入れなければならないのでありまして、かかる現状におきまして砂利、砂、割石等バラスの統制は砂利公團を経るために無益な……

第5回国会 内閣委員会 第10号(1949/04/16、24期、民主自由党)

○滿尾君亮君 私は請願の第五を紹介いたしました滿尾君亮でございます。道路運送監理事務所の存続の点につきましてお話を申し上げたいと思います。道路運送監理事務所が例の行政整理の対象となりまして、地方團体に統合しようという大体の原案が進んでおるように、伺つておるのでありますが、この監理事務所をぜひ元の形態において存続いたしたい。行政整理の対象といたしまして、財政上の費用を節約するという面につきましては、毛頭異存はないのでありまするけれども、道路運送の行政に筋を通しますためには、ぜひ現在の体形を存続しておきたいというのがこの請願の趣旨でございます。実は先だつて本多國務相にも御質問申し上げたのであります……


■ページ上部へ

第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 運輸委員会 第2号(1949/10/31、24期、民主自由党)

○滿尾委員 第二十二條の解釈についてお尋ねいたしたいのでありますが、第二項の意味は一体どういう意味であるか。また第三項が「前二項ニ同ジ」と書いてありますときに、第一項を適用するのはよくわかりますが、第二項を適用する場合にはどういうかつこうになるのか。御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、第二項の「前項ノ規定ハ船舶ガ」と書いてある。この船舶は日本の船舶にあらずして、第三国の船舶の場合を指しているわけですか。
【次の発言】 そうしますと、それは中立国の船でなくて、交戰国の船が中立国である日本の国旗を援用して、緊急避難をするという場合を想定しておられますか。

第6回国会 運輸委員会 第5号(1949/11/16、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私のお尋ねしたいことは、大局的な問題につきましてぜひ大臣から御答弁をいただきたいのでありまするが、お見えになつておりませんから、お見えになつた上でもう一度お尋ねすることを保留いたしまして、個個の條文に関する事務的な問題をお尋ねいたしたいと思います。  私の御質問申し上げる結論を先に一言御了解のために申し上げておきますと、鉄道が長年の国有鉄道の伝統から脱しまして、パブリツク・コーポレーシヨンの形態をとつた。この法律の第一條を見ますと、自主的な経営をし、能率的な経営をして、いわゆる政治的な圧力によつて経済上の運営に支障がないようにするということがねらいではないか。たとえば運輸大臣がかわ……

第6回国会 運輸委員会 第6号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私は大臣に特にお伺いいたしたいのでありまするが、今回の改正案の要点が、公共企業体としての能率的経営をするために、会計面に自主性を持たすということにあるように見えます。言葉をかえて申しますると、公共企業体の権限につきまして、政治的な影響力を排除し、あるいは政治に経営が依存することを排除するというような意味ではなかろうかと思うのでありまするが、大臣の提案理由の中に、私は一言疑念を持つておるのであります。御説明になりました提案理由を拝見いたしますると、公共的見地から、これに対する統制を必要とすることもまた明らかなところである。この統制の程度、つまり公共企業体に対する統制の程度も、そのとき……

第6回国会 運輸委員会 第9号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○滿尾委員 四十四條について私も一言お聞きしたいのでありますが、これは非常に今問題になつております給與準則が、将来予算の範囲内でどうきめられるかということになるのであります。そうすると二十八條でもつて、国家公務員及び民間従業員におけるものその他の條件を考慮してきめなければならぬと書いてありますから、当然に予算の審議のときに、国家公務員の給與準則がものさしになつて、この国鉄の給與準則も定められる危険が将来において多分にあると思う。そうしますと先ほどかち論議になつております国鉄の独立採算制に基く独立制、ないしは国鉄従業員の従事しております業務の特質と、一般国家行政事務を扱つております者のの職務の内……

第6回国会 運輸委員会 第10号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私は最初に事務的なことをひとつお伺いいたします。今回の法律改正案が出まして、今度委譲せられるであろうと予想せられます事務は、これは国家事務でありまするか、地方事務でありまするか。法律的性格はどういうふうの御見解をおとりになつておるか。はつきり御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 事柄の性格におきまして、明確に国家事務であるというふうの御答弁でございまするが、何ゆえ国家事務を知事に委譲いたしますことが、事務の能率を高めるというふうに御判断になつておるのか。実態について御説明を願いたい。
【次の発言】 かえつて能率が上るかどうかということは、これは相当見解がわかれるとことであり……

第6回国会 運輸委員会 第12号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私はまず大臣にお伺いしたいのでありますが、今回の法案の御提出になりました理由が、昨年の九月、その筋のサゼスチョンによつて出したんだというお話でありまするが、私はそれがほんとうであるかどうか、ちよつと疑念に思う。大臣のお話によると、いかにも法案が運輸省自体の御研究の結果でなくて、そういうところに端を発しているということは、きわめておかしなことである。運輸大臣はわが国の小運送界の実情に即して、自主的にこの法案をお考えになつたのではないかと考える。それにつきましては、この法案の提出が非常に遅れた。私は昨年、一昨年あたりから、すでに運輸大臣としては、まさにこの法案のごとき政策をとらるべきで……

第6回国会 運輸委員会 第13号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○滿尾委員 前会に引続いて、もう少し免許基準のことについてお伺いいたしたいのでありまするが、第六條の第一項でございます。前会は、この需要を測定せられるときに、きわめて目前の短期間をもつてしていただいては、それはあまりに近視眼過ぎる。この事業の性格から、ちよつと需要がなくなつたからすぐやめるというものではないのだ。従つてこの需要の測定というものは、相当長期間の動きというものを考慮に入れて、お考えをいただかなければならぬという意見を申し上げ、そのことをお尋ねしたのでありますが、どうも大臣の御答弁にいたしましても、当局の御答弁にしましても、私ははつきりしないように思うのです。この点についてあらためて……

第6回国会 運輸委員会 第14号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○滿尾委員 簡單に三、四点お伺いします。前回御質問申し上げましたときに、さしあたりわが国の対外観光宣伝の重点を、どの国に置かれるか。まんべんなくやつておつても効かないと考えられますが、どういう国に要点を置いておられるかという点についてお伺いいたします。
【次の発言】 第一條についてお伺いしたいのですが、これは事業を助成するということになつておりますけれども、人格が別でありましても、観光のために非常に役立つようなことを計画している場合に、事柄自体に対する補助金というようなものはないのでございましようか。
【次の発言】 別に現在の二団体だけに限つておるのではないというお話を聞きまして了解いたしたの……


■ページ上部へ

第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 運輸委員会 第3号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○滿尾委員 特別補充取替費という項目は、今年度初めてできたようでありまするが、これはやつぱり工事勘定の方の資金に上つて来るのですか。経費として落してしまわれるようでございますが、この金の扱いをちよつと御説明願います。
【次の発言】 そうしますと普通の今までのような工事勘定と、この特別補充取替費による工事との間に、何か標準を立てて区別しておられるか。どのような標準でこの取替費というわくをお考えになつておるか、御説明願いたい。

第7回国会 運輸委員会 第6号(1950/03/06、24期、自由党)

○滿尾委員 私は二、三の点だけ簡單にお尋ねしたいのですが、先ほど政府から、今回の対日援助資金から国鉄への出資というものは、法律的にはひもが切れておるという御説明があつて、われわれもなるほど法律のテクニツクとしては、ひもが一応切れているようにこの條文から拝見いたします。しかし私どもはこの問題を考えますときに、最も大きなフアクターは、政治的なフアクターをどう見ておられるかということなのでありますが、政府委員の御答弁の中には、どうもその面に対する考慮が少からず足りなかつたのではないかという疑いを起させるものがある。そこで私はプリミテイーヴな御質問でありますが、この対日援助見返資金特別会計というものは……

第7回国会 運輸委員会 第7号(1950/03/07、24期、自由党)

○滿尾委員 その前に、予算定員についての数字があれば……
【次の発言】 この運輸省の今年度の予算をいろいろ御研究になつております過程において、私どもいろいろなうわさを聞いたのであります。相当乱暴な予算の定員の削減の原案が、最初出ておるように承つております。一体統制経済のわくがはずれますに従つて、定員が減少するのはあたりまえでありますが、しかしその統制のわくのはずれますのは、年度の初めから画一的にはずれるのでなく、漸を追うてはずれるべきであろうと思いますが、その辺につきましては予算上の措置はどうなつておりますか。地方庁に委譲されました地方の陸運局の下部機構の人たちの予算は、二十五年度もやはり運輸……

第7回国会 運輸委員会 第8号(1950/03/10、24期、自由党)

○滿尾委員 第二八号の請願から申し上げますが、本請願の要旨は、自由市場価格の低下のために、亜炭の生産コストは昨年十月統制撤廃当時に比べ、三五%以上も低められ、そのために生産者の手取り金額は、一千円にも満たない状況で、今般の運賃八割値上げ実費の負担力はとうていないから、亜炭の運賃等級を、現在の六級から三級以上降級し、俵詰めの亜炭は、薪炭と同等級に取扱われたいというのであります。  第七九号の請願の要旨は、ただいま申し上げました第二八号の請願と同様であります。  その次に第一三四号の請願につきましては、本請願の要旨は、石灰は農家を初めとし、基礎産業等にも重要な資源であるが、今回国鉄貨物運賃が改訂さ……

第7回国会 運輸委員会 第11号(1950/03/17、24期、自由党)

○滿尾委員 同僚議員からいろいろ現実の問題について質問が出ましたので、私は少し角度をかえて、わずかばかり御質問を申し上げたいと考えます。  第一は、今回の民営への還元は、ちようど予期しておられた時期であつたかどうか、早過ぎたのかおそ過ぎたのか。特に民間の船主側の受入れ準備状態はどうであつたかということであります。
【次の発言】 わが国の海運復興の目標を、運輸大臣はどういうところにおいておられますか。さらに具体的に申しますれば、今後約五箇年間におきまして、わが国の外航の船腹をどの程度に充実したいという目標を立てておられるか。同様にまた五箇年間におきまして、内航の船腹をどの程度まで充実したいという……

第7回国会 運輸委員会 第12号(1950/03/22、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま提案理由を伺つただけで、私もきよう準備してないのでありますけれども、こういうことを伺いたいのであります。  鉄道の運賃は、旅客といわず、貨物といわず、先般来非常にしばしば改正される。私は前回の改正のときも大臣に御質問申し上げたのですが、国鉄の運賃の安定性というものを御考慮になる必要がありはしないか。国鉄の運賃のごときは、あらゆる経済活動の計算のベースになるものでございますから、よほどの事情のない限り、そうみだりにかえないのだということを、大臣にお考えをいただきたいと思うのであります。ねこの目のかわるごとく、一年に一ぺんずつ運賃がかわるなどということは、実にこれはどういうこと……

第7回国会 運輸委員会 第13号(1950/03/23、24期、自由党)

○滿尾委員 倉庫業を、公益性にかんがみて免許制にするかどうかが一つの山になつておりますが、これについて政府委員のお考えをお伺いしたい。またこれを免許制にするという場合の理由を、政府側として列挙したものをお出し願いたい。どういうわけでこれは免許制になるべき事情なのか、ただ端的に公益件と言えば非常にりつぱでありますけれども、その公益性とは何であるか。具体的な公益性の内容は何であるかということを、政府側において考えていただきたい。私の考えはなるべく免許制の事業をたくさんつくるということは、経済自立の根本観念から申しますと、望ましくない。どうしてもやむを得ざるものだけ許可制にしたい。つまりこれは例外措……

第7回国会 運輸委員会 第30号(1950/04/25、24期、自由党)

○滿尾委員 私はこの機会に現在本委員会において審査中の日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、特に明確にしておきたいことがあるのであります。それは米国対日援助見返資金特別会計からする電気通信事業特別会計及び国有林野事業特別会計に対する繰入金並びに日本国有鉄道に対する交付金に関する法律案に関係いたしまして、先般川野大蔵委員長からその筋に一つの質問の伺いを立てられました。それに対する御回答が一九五〇年四月二十一日付の書面をもつて参つているのでありますが、この後段の文章につきまして、いささか文意が不明瞭な点がございますので、当運輸委員会といたしまして当該文書の真意を十分に把握すること……


■ページ上部へ

第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 運輸委員会 第2号(1950/07/20、24期、自由党)

○滿尾委員 自家用自動車の許認可に関する御質問があつて、政府の御答弁がありましたが、私の伺つたところでははなはだ明確を欠いておる御答弁のように拜聽いたしましたので、私もお伺いいたしたいと思います。自家用自動車を許認可制にしろというお話につきましては、その理論上の根拠につきまして、私はこれを了解しにくいのでありますが、ただ現在石油の統制を行つておるから、その面から許認可にしたらどうか、こういう御意向であるかもしれないとお察しする次第であります。油の配給の面、燃料の配給の面だけで、かりに局限して考えてみますと、私どもは自家用車と営業用車との間に、業態が異なるがゆえに、油の配給を異にするという論理は……

第8回国会 運輸委員会 第3号(1950/07/22、24期、自由党)

○滿尾委員 機帆船の問題に関連して、ちよつと結論だけを簡單に伺いたいのですが、朝鮮事変によつてごく最近海陸の輸送の方にどういう変化を示しつつあるか、結論だけ簡單に、鉄道、海運の方も両方お知らせを願つておけば、たいへん参考になると思います。ちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 鉄道の方はどうでございますか。
【次の発言】 鉄道の輸送の現段階におきましては、本事変のために、一般の民間の輸送に多少の影響を及ぼす段階には、まだ至つていないというお答えだと考えてよろしゆうございますか。
【次の発言】 私少し差出がましいことでありますが、議事進行をはかる立場からして、ちよつと意見を申し述べたいと思うの……

第8回国会 運輸委員会 第4号(1950/07/25、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいまの政府委員のお話は非常に抽象的でございまして、よくわからぬのでございますが、特に資金計画というような方面については、どういうお考えを持つておられますか。鉄道の益金をあげて新線建設をするというお考えであるか、あるいは鉄道債券を発行してこれをなそうというような財政計画の見通しを持つておられるのか、そこらにつきましてもう少し具体的な御研究なりお考えをお漏らしいただきたいと思います。
【次の発言】 私の考えておりますところでは、国内の今後残された建設線で、さしあたり採算のとれるという線はほとんどない。つまり鉄道建設というものは、投下される資本の金額が非常に大きくて、しかも動くように……

第8回国会 運輸委員会 第5号(1950/07/26、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま買入れ価格の算定について御説明がありましたが、保險なり銀行の担保価額をおとりになりますこと、ごもつともなことでありますけれども、ただ一つの要素として、この船は、買い上げられた後にスクラツプにして解体することになつておる。そのときの処分価額という要素を、この單価の計算上お考えにならなかつたものであるかどうか。また二十七億の金を出して、適当数量買い上げる。政府は結局においてこれを解体して処分して売却するわけですから、そのときに二十七億円に対してどのくらいの、数量にもよりますけれども、かりに全部買つた場合に、どのくらいの欠損になるかという計算をせられておるに違いない。そうしますと……

第8回国会 運輸委員会 第8号(1950/07/29、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま本年度の電化がどうして進捗しなかつたかという点についての御説明があり、われわれもよく了承いたしたのでありまするが、御説明のうちに、電化による資材の消費が一般資材の消費を圧迫するであろうというお話、あるいは電源の関係からの考慮があるということでありましたが、私はむしろ逆の考え方であつて、かりに銅なら銅を使うといたします。そのときに電化のために銅を使用する場合と、そのほかの一般の需要のために銅を使用する場合を比べて、国民経済的に考えて電化のために使うのを優先に扱いたい。だから一般の銅の消費を規正しても、電化の方を優先にやるのがほんとうだろうと思う。従つて今の第三番目の論点は、非……

第8回国会 運輸委員会 第11号(1950/09/20、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま国営自動車に関する政府委員の御答弁でありますが、私その点について少しお尋ねしたい。国鉄の独立採算制というものの動きを見ておりますと、国鉄プロパーの部門と国営自動車の部門と、それぞれ別に一応独立採算制を考えて運営せられておるきらいがあるように見受けられる。ところが今日の国営自動車の路線の大部分は、建設線の代行もしくは先行の性格を持つてスタートした線である。従つて初めから採算に合わぬことは明らかである。さるしかいないような山の中を貫通して環状線を形成して、ここに鉄道と自動車を連ねて交通網を形成しておるのである。そういう線に向つて、むりに自動車だけで採算を何とかしようという努力を……

第8回国会 運輸委員会 第12号(1950/10/03、24期、自由党)

○滿尾委員 私ちよつと遅れて申しわけなかつたのでありますが、今観光行政を内閣直轄の方へ持つて行くということに、大体動いておるというお話でありますが、それはどういう考え方でそういうことになつておりますのか。その考え方をちよつと御説明願いまして、そしてなるほどもつともであれば、われわれも双手をあげて賛成いたします。どうもふに落ちぬということであれば、これはやはりよほど究明いたしまして、輿論のカに訴えて、もう少し努力しなければならぬように考えます。私はこのプリントを見て考えますが、たとえば外客誘致のホテルの保健衛生のことに関して、厚生省の所管のことやら、運輸省一つにはまかされぬというような論拠があり……

第8回国会 運輸委員会 第13号(1950/10/07、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま政務次官から自動車行政に関しまして、大体現状の線を維持することになつたという御報告がありました。たいへん欣快にたえない次第であります。ただ私は現状を維持するという線だけでは、少しまだ不十分なのではないか。特に本省の自動車行政に関しましては大体けつこうでございましようが、現在の地方機構というようなものにつきましては、まだはつきりせぬような点がある。一応陸運局の線はよろしいのでありますけれども、さらにその末端の窓口行政をつかさどつておりまする地方の自動車事務というものにつきまして、従来いろいろないきさつがあつて、ちよつと複雑な立場になつておるようでありますが、この際この性格をさ……

第8回国会 運輸委員会 第15号(1950/11/20、24期、自由党)

○滿尾委員 国鉄の今回の事故につきまして、ちよつとお伺いいたしたいのでありまするが、私は国営自動車について多少皆さんに誤解もあるように思いますので、違つたことを言いたい。この大栃線というのは、昔から優秀な路線でありまして、この点よく私どもは認識しているが、たまたま間違いが起つた。起つた原因につきまして私がお伺いいたしたいことは、第三図の断面を見ますと、これは六十三メートルもある断崖の上を走つておる。しかも有効幅員が三・六メートルしかない。この場合この図面で見ますと、車どめが岩壁のわきにつくつてない。私は今回の事故の原因はここにあると思う。これは人間のことでありますから、優良な運転士でも、ある瞬……


■ページ上部へ

第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 運輸委員会 第1号(1950/11/28、24期、自由党)

○滿尾委員 先ほど来いろいろ論議せられました国鉄従業員に対する年度末賞與の件でございまするが、大体今日の段階においては、事態は明確になつたのでありまするけれども、当委員会といたしまして、この問題について、この段階において、明確な意思表示をすることが非常に適当ではないかと私は考えますので、動議を提出いたしたいと考える次第であります。  由来国鉄の給與につきましては、国鉄法に定められてある通りでありまするが、とかく一般公務員との標準の権衡といいますか、その面に牽連されるきらいがある。理念的にははつきりいたしておるのでありまするけれども、実際政治の動きとして相当牽連されている。今回もそのきらいが相当……

第9回国会 運輸委員会 第2号(1950/12/04、24期、自由党)

○滿尾委員 建設のことについてお尋ねいたしたいのでありますが、先ほどからの政府委員の御答弁を伺つておりますと、現在の国有鉄道の打込んでおる状態における建設の問題と、将来長く国有鉄道が新線の建設をどうするかという問題と、ちやんぽんにして御説明になつているように感ずるのでありますが、その問題は二つにわけて考えなければいけないと思う。現在の国有鉄道は非常に收益力がない。非常に困窮している状態で、将来国有鉄道がこの姿を長く続けるものとして、われわれは新線建設を考えなければならぬのかどうかという問題があるのではないかと思う。だから不経済な線の建設を国鉄に押しつけるという問題は、まことに国鉄側としても迷惑……

第9回国会 運輸委員会 第3号(1950/12/05、24期、自由党)

○滿尾委員 私二、三の御質問を申し上げたい。第一は、さしあたりの観光事業といたしまして、一体どこの国から多くの観光客を呼ぼうとしておられるのか。その具体的な目標をどういうふうに立てておられるかを伺いたい。第二は、かりにアメリカの人たちを日本に誘引しようというお考えがありといたしました場合、アメリカのお金持を呼ぼうとしておられるのであるか、勤労階級を呼ぼうとしておられるのであるか、そういう点が非常に重大なポイントだと思いますが、そのお考えを伺いたい。第三に、私はかりにヨーロツパ大陸における観光事業の実態を考えてみますると、大体アメリカの金持もたくさん出て来るのであります。しかしながらイギリスあた……

第9回国会 運輸委員会 第4号(1950/12/06、24期、自由党)

○滿尾委員 私も少しお尋ねしたいのでありますが、大体におきまして国鉄の従業員に今回の制限を撤廃していただくことについては賛成であります。今大臣からお話がありました通り、国鉄従業員なるがゆえに、地方公共団体の自治代表として立ち得ないということは不合理でありますから、私はその趣旨につきまして大賛成であります。ただこれを実行しますにつきまして、若干考慮しなければならぬ問題がある。業務上支障があるかないかという議論がたくさん出ましたが、私は業務上の支障というよりも、むしろ立候補するときに相当に支障があると思う。でありますから、国鉄も無條件にただ資格を與えてしまうということは考えものである。これはやはり……

第9回国会 運輸委員会 第5号(1950/12/08、24期、自由党)

○滿尾委員 運輸行政の地方移管に関しましては、地方行政調査委員会議におかれまして、いろいろ御研究になつているやに仄聞するのであります。私どもあまり正式なことではございませんが、内々お考えになつておる様子をおぼろげながら知つてはおるのですが、従来国で扱つておりましたものを、今回相当大幅に地方に委譲せられるようなお考えのように拜察いたしております。これにつきましてどういうようなお考えであつて、どういう点に重点を置かれているかということにつきまして御説明をお願いいたしまして、二、三のお尋ねを申し上げたいと思います。
【次の発言】 ただいま御研究になりました御精神を伺つたのでありますが、私考えますのに……


■ページ上部へ

第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸委員会 第2号(1951/02/07、24期、自由党)

○滿尾委員 次官にお尋ねいたしたいのでありますが、実は先般来外車の輸入に関しまして、自動車の業界の新聞にしばしばいろいろな報道が出たのであります。わが国の乘用車の供給が、三十七年型を輸入いたしましたものを一番新らしいものといたしまして、その後絶えております。従つて国内の小型のごく僅少の乗用車が供給せられますだけで、財源が枯渇して、いずれも非常に古い車を無理をして使つている。従つてこの際わが国に乘用車の新らしい血液を注入いたしますことは、焦盾の急だと考える。そこでこの外車の輸入というものは、まことにみんなが熱望しているわけであります。しかしまた一面、わが国の自動車工業をどういうぐあいに措置して行……

第10回国会 運輸委員会 第4号(1951/02/12、24期、自由党)

○滿尾委員 運輸省の予算についてお尋ねいたしたいのでありますが、自動車局の予算を拜見いたしますと、石油の割当に関する経費が今年度は相当大幅に削減されておる。約四分の一ぐらい減つておるのでありますが、これはどういうわけで削減になつたかということ、それから地方の陸運局関係で道路運送審議会の費用が約二分の一くらい減つておるのでありますが、この事情についてお尋ねいたします。
【次の発言】 道路運送審議会のことにつきましては、私たびたびこの委員会におきまして、現在の委員に対する給與あるいは旅費等の支給がはなはだ不当である、これは絶対に増額しなければいけないということを申し上げておるのであります。しかるに……

第10回国会 運輸委員会 第7号(1951/02/26、24期、自由党)

○滿尾委員 航空令につきましてお尋ねいたします。運航網のお話がありましたが、現在御計画になつております運航便は、どういうような條件をお考えになつて御決定になりましたか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 結局航空の網というものは、利用する人民の側から申しますと、なるべくこまかになることを希望しておるだろうと思うのです。ところが会社の方の採算性、収益性というようなこともありましようし、今お話のような技術的な設備の面の制約もあるだろうと考えられるのでありますが、さしあたりそれでおやりになりましても、今後これをどういう程度に拡充されるお気持があるか。特に私の直接関係しております方面では、鹿児島……

第10回国会 運輸委員会 第8号(1951/03/01、24期、自由党)

○滿尾委員 政府は近く行われる関税の改訂について、御審議の最中であると承るのでありますが、そのうち原油並びに石油製品に関する関税が、今回設定せられるやに仄聞いたしておるのであります。承るところによりますと綿花等は無税である。しかるに国民生活に最も重要な原料品である石油は、なぜ差別待遇を受けるか。国民生活をささえる上において重要な原料品であることについては、まつたく同じ価値を持つと考えられるべき性格のものであると考えるのでありますが、何ゆえに石油製品について関税をおかけになろうというお考えであるか。またどの程度の関税をおかけになるのか。またこれは現在並びに近き将来におけるわが石油の需要供給、こと……

第10回国会 運輸委員会 第13号(1951/03/24、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいまインチキが行われがたいという点についてのお話がございましたが、私はその点について疑念を持つております。オート・レースの場合とモーターボートの場合と、大分性格が似ているのではないか。オート・レースの実績は私もあまりよく知らないのでありますが、ちよつと聞いたところによりますと、エンジンの故障というものが相当出るようであります。エンジンの故障があれば、過去において非常に勝つた経歴を持つておる選手が出ましても、エンジンの故障は保しがたいのでありますから、そこで大穴が出る。ところがモーターボートの場合においても同様に、ほとんど免れがたいものは競走中におけるエンジンの故障ということにな……

第10回国会 運輸委員会 第15号(1951/03/27、24期、自由党)

○滿尾委員 私は今回の高速度営団法の改正につきまして、これは一刻も早く改正され、早く建設していただいて、東京都の交通がよくなるように衷心希望しておるものでありまするが、御提案になりました法律のテクニツクにつきまして通観いたし、将来の疑義を明らかにしておくために、若干技術的の質問をいたしたい。なおまた広く帝都の交通調整の問題に関して、同営団が負荷すべき立場につきまして、大臣はどういうふうに考えておられるか、質問したいのでありまするけれども、本日大臣が御出席になつておりませんから、その問題は他日に譲ります。まずテクニカルな問題について、主としてこの案を用意されたであろう政府委員にお尋ねいたしたいと……

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/03/28、24期、自由党)

○滿尾委員 この法案の問題でありまするが、地方鉄道法が交通営団に適用されるかどうかということが、あまり明確でないように思いまするから、政府委員の方から、その点についての御見解を伺いたい。
【次の発言】 適用があるというその根拠でありまするが、それは地方鉄道法の第一條の解釈から、そういう解釈を御援用になつておりまするか、その点を伺いたい。
【次の発言】 私の質問は明日に讓りまして、これで打切りたいと思います。明日はぜひ大臣の御出席を求めたいと思いますから、当局においてその手配をせられることを希望いたします。

第10回国会 運輸委員会 第17号(1951/03/29、24期、自由党)

○滿尾委員 この法案が御提案になりました際、私は帝都の交通に関する基本的な考え方について、大臣の御意向を伺つておきたいと思つたのであります。それは交通調整法がずつと前から出ておりましたが、そのまま、その間に戰争があつて、ちよつとたな上げになつたようなかつこうになつている。委員等も御任命になつておつたのでありますが、現在においては任期が過ぎてなくなつた。しかし法律の形骸だけは残つている。今回地下鉄の問題が出たことにつきましては、私ども帝都の交通が整備される一環として、非常に賛成いたしまして、この法案が一刻も早くでき上りますように、衷心希望をしておりますけれども、この法案を審議するにつきましては、……

第10回国会 運輸委員会 第19号(1951/03/31、24期、自由党)

○滿尾委員 この法案は、提案者がたいへん急いでおられるようでありますから、急いで要点だけをお尋ね申し上げたいのであります。  第一は、この港湾運送事業に対しまして登録制をおとりになつたようでありますが、なぜこれを免許制にしなかつたのか。港湾運送事業の公益性から考え、また陸上の道路運送事業とのバランスから考えまして、私は当然登録制では不十分である、これは免許制にすべきものでなかつたかと思うのでありますが、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいまの御説明では、私はまつたく納得が行かないのであります。大体この港湾運送事業というものは、他人の荷物を一時的にも、これを保管し、またこれを処……

第10回国会 運輸委員会 第22号(1951/05/15、24期、自由党)

○滿尾委員 先ほど鈴木さんからの岡田委員に対する御答弁で、第十五條の差別取扱いの禁止の点で、岡田委員からは多分相当長期の割引の問題なんかについてお尋ねがあつたようでありますが、その御答弁によりますと、ある程度社会の常識に反しない限りにおいては、割引してもいいのだというような御答弁のように私伺つたのですが、それは少し法律の考え方が違つているのではないかと思う。第十條に運賃及び料金の遵守ということが書いてあつて、収受した運賃の割りもどしをしてはいかぬと書いてある。またきめたものも高くても安くてもいかぬと書いてあるから、特定のお客さんのみに対して割引することは、第十條で禁止してある。十五條の差別の取……

第10回国会 運輸委員会 第23号(1951/05/16、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま第六條の免許基準の御説明がございましたが、私は関連してお尋ね申し上げたい。この「著しく不均衡」の一句、これは実は非常にくせものでございまして、この運用いかんでこの六條は生きたり死んだりする。この運用いかんがわが国の免許に関する行政が、明朗になるか不明朗になるかの境であります。私は今まで二、三の実例を体験してよく知つておりますので、この際特にこの第六條を審議しますについてお尋ねして行きたいのでありますが、ただいま政府委員の説明のごとく、著しく不均衡でないといういとは、需要と供給の両方が百、百のバランスの意味ではない、それは当然であります。およそこういう運送事業におきまして、需……

第10回国会 運輸委員会 第24号(1951/05/17、24期、自由党)

○滿尾委員 私は総括的質問を大臣にいたしたいのでありますが、その点を保留いたしまして、その総括的質問は大体第一條にかかわる問題でありますが、第一條以外の具体的な條文に関するお尋ねを若干申し上げたいと思います。  第一は、第三條の第二項第一号でございますが、一般乗合旅客自動車運送事業というものを定義をせられましたのにつきまして、なぜ一般バス事業の一番本質的な部分を形成しております路線という観念をここにお書きにならなかつたか、そのことをこれは裏から規定せられておるのでありますが、こういう最も顕著なる代表的なバス事業等の定義におきまして、ことさらにその根幹をはずれたものの規定をせられることは、立法技……

第10回国会 運輸委員会 第26号(1951/05/19、24期、自由党)

○滿尾委員 私は前回運輸大臣に対する質問を二項申し上げたのでありますけれども、三、四、五の三項目はまだ御出席がございませんので、後日に保留いたしまして、事務的な若干のことにつきましてお尋ねを続けたいと思います。  第十三条でございますが、この運送条件を変更した場合に告示をせよということが書いてある。しかし「あらかじめ」と書いてあるだけであつて、告示期間について何らの定めがないのでありますが、この期間を置くお考えはないのであるか。「あらかじめ」というのは、その告示直前までにやればよいという意味であるか。これは他の運送業、運輸事業等の例から見ましても、あるいは一週間なり二週間の期間を置くことが普通……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/05/22、24期、自由党)

○滿尾委員 提案者にお伺いいたします。先ほどから今回の提案の御趣旨を伺つておりますと、国有鉄道は公共企業体であるけれども、実体において国有であり、株主権の発動としての大臣の権限のもとにあると考えておるというようなお話がありましたが、まことにその比喩は巧妙であり、よくわかるのでありますけれども、この法律案を審議いたします際の御説明としては、今の御説明はたての一面でございまして、その角度からだけ当運輸委員会が今後この問題を取上げまして、今回の改正を行うということになりますと、多少の意見がここに出て来る。私はこの問題の本質としては、主務大臣たる運輸大臣が、公共の利益の擁護者として行政監督をせられてお……

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/05/23、24期、自由党)

○滿尾委員 道路運送法第二十六条と第三十条との関連においてお尋ねをいたします。第二十六条で従事員の服装のことを明示してきめてあつて、服務規律は運輸省令に讓つてあります。二十六条で服装をきめることは肝要なことでありますけれども、私はむしろ従事員の服務規律の最も重要な点を出されるべきではなかつたかと思うのであります。三十条との関連について特に感ぜられることは、三十条は「旅客又は荷主の利便の確保のために自動車運送事業者が遵守すべき事項は、運輸省令で定める。」こうなつておるのでありますが、一体乗客の安全性の確保ということが、利便の確保よりももつと前にあるべきです。ところがこのことについて何もうたつてお……

第10回国会 運輸委員会 第30号(1951/05/24、24期、自由党)

○滿尾委員 政府委員にお伺いいたしますが、自動車道に関する法案はたくさんありますが、自動車道に関して国は特別の補助をされる御意向があるかどうか。現状のままではなかなかこれは実現する見込みがないと思いますけれども、国の交通政策の大局から、自動車道について何か特別の施策をせられるお考えがあるかどうか、伺つておきたいのであります。
【次の発言】 そうすると、わが国の現段階におきまして、自動車道というものが、一体事業として、成立し得るという見通しを立てておられるのかどうか。ただ観念的にこういうものが考えられるという程度の御意見であるかどうか、その点について伺つておきたいと思います。

第10回国会 運輸委員会 第32号(1951/05/26、24期、自由党)

○滿尾委員 運輸大臣にお尋ねをいたします。道路運送法の適用方についての大臣の御心境をせんだつて伺つたのでありますが、その後政府委員と累次の質疑を重ねました結果、再び大臣にこの法律の適用方についてお伺いいたさねばならぬことを痛感するに至つたのであります。この法律の各条章の審議をいたしましたところ、政府委員の答弁により明らかになりましたところによりますれば、この法律は現在のわが国のきわめて健全なる国民的常識に照して、非常に非常識的な画を含んでいるのであります。この法律は一般刑法と違いまして、いわゆる自然法的要素を持つているものではない。いろいろと自動車運送に関する法律制度をつくりまして、人為的な規……


■ページ上部へ

第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 運輸委員会 第2号(1952/01/29、24期、自由党)

○滿尾委員 その御説明はさつぱりわからぬですから、資料がすつかりできて、わかるような説明ができるまで延ばしたらどうですか。本日何を言われてもわれわれはチンプンカンプンで、どこを見ていいかわからない。何十億何千万円かということを空で覚えられるものでもないし、鉛筆で書こうとしたつておつつくものではないし、まつたくきようの御説明は意味をなさぬと思いますが、準備のすつかりできたところであらためて御説明をいただいたらどうでしようか。

第13回国会 運輸委員会 第3号(1952/02/04、24期、自由党)

○滿尾委員 私は玉置信一代議士と御一緒に、九月二十七日に飛行機で東京を立ちまして、サンフランシスコに上り、それから汽車でシカゴに参りました。シカゴではわれわれは特に鉄道の退職年金のことに関しまして、レールウエイ・レタイアメント・ボードという合衆国の政府の役所を訪れまして、その方面の調査をいたしました。そのほかに西部アメリカン・レールウエイ・アヅシエーシヨンの西部のアイス・プレシデントの諸公と会談をいたしました。シカゴからニユーヨークまではグレイフアウンドのバスに乗りました。これは夜行の運転をいたしております。ニユーヨークに一週間ばかりおりまして、それからワシントンに向いました。ワシントンではG……

第13回国会 運輸委員会 第4号(1952/02/06、24期、自由党)

○滿尾委員 同僚議員からすでに総括的な問題がすべて論議されましたので、私は今回御提案になりました運輸省並びに国鉄の予算について、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  第一に運輸省の予算でございますが、陸運局の所管である道路運送審議会は、巷間伝えられております各種委員会の整備の範疇に考えられているのであるかどうか、あの範囲外に立つているのかどうか、御所見を伺いたいと思うのであります。なおこの委員会の従来の運営の様子を見ておりますと、経済的な面において著しく待遇が悪い、あるいは旅費等も非常に不十分である。委員会に参りますと足が出るというようなことで、それらの付随的なことが委員会の正しい機能を発揮……

第13回国会 運輸委員会 第5号(1952/02/07、24期、自由党)

○滿尾委員 大蔵大臣の御出席をいただきましたので、鉄道の新線計画に関連いたしまして、御質問申し上げたいと思います。  昨日の当委員会におきまして、最も私どもが熱心に討議いたしました問題は、本年度の予算において、国鉄の新線計画に対してわずかに二十億円の資金だけしか認められぬ。それらの事情につきまして、いろいろ私どもは運輸大臣に追究いたしたのでありまするが、その御答弁によりますると、大体において国家の財政計画の大局的見地から、まことにやむを得なかつたりという御答弁に、要旨は尽きるのであります。私どもは国家の財政計画の大局から見ましても、今日の段階においては国鉄の新線計画に、もう少し金を使うのが妥当……

第13回国会 運輸委員会 第6号(1952/02/09、24期、自由党)

○滿尾委員 たいへん時間が遅れましたので、簡單に御質問を申し上げます。私は建設省関係について、道路の関係についてお尋ねいたしたいのであります。当委員会といたしましても、今日以後、わが国の道路の問題につきましては非常な関心を持つておりますので、これから密接に御連絡をお願いいたしたいと思うのであります。つきましては本日は時間もございませんので、まず資料のお願いを申し上げます。  第一にお願いしたいのは、各府県維持によるところの道路費の最近三箇年間くらいの内容を示すに足る資料をいただきたいこと、第二には、本年度の直轄工事の経費額は上つておりますが、この道路計画の大要を拝聴いたしたいこと、第三は関門隧……

第13回国会 運輸委員会 第7号(1952/02/11、24期、自由党)【議会役職】

○滿尾委員長代理 伺いますが、不用品の財産目録ですか、全部の財産目録ですか。
【次の発言】 専任の公安官が必要になりましたことは、終戦後のまことに嘆かわしい状態が生んだ特産物でございます。従つて鉄道にこういう性格の人間がいることは、今の政府委員のお話でよくわかり、あるいはまた同感するのでありますが、性格として六億の多額の金を国鉄の予算で出すことは、ちよつとどうかと思います。一般の治安の不安の反映で、こういう専任の者が必要となつたのでございますから、理念から申せば一般会計からおもらいになるべき性質のものではなかろうかと思うのであります。二十七年度の予算を御編成になるときに、そういう御交渉をなされ……

第13回国会 運輸委員会 第10号(1952/02/25、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま国務大臣から予備隊の教育のことにつきまして、いろいろ御配慮なつてにいることを伺つて安心したのでありまするが、もう一言さらにつつ込んでお伺いいたしたいのは、いかにもお話のごとく行政官の人に教育をやつてもらつている。かつてのわが国の幼年学校、士官学校、陸軍大学、この三教育系統によつてできました人の考え方はきわめて偽狹であり、かたくなであり、世界の大勢を誤つたところに間違いが存したと思ひます。その点について十分御配慮になつていることは非常にけつこうだと思うのでありますが、私は問題はまだかようなことはどちらから申せば末節のことである。一体わが予備隊の幹部教育のほんとうのイデオロギー……

第13回国会 運輸委員会 第11号(1952/03/06、24期、自由党)

○滿尾委員 関連して一つお尋ね申し上げます。建設省が道路を所管いたしますことは、従来の歴史がそうなつておる。昔の内務省に土木局というものがあつて、それが大体今日の建設省の祖先をなしておるわけであります。幣原内閣のときでありましたか、道路関係と交通運輸関係を一緒にするという案が一度できかかつたが、そのときできそうでとうとうできなかつたのでありますけれども、今日の一般情勢は、建設の方が非常に大きくクローズアップされて、何でも建設に関係のあるものは建設省の所管にするのだ、こういつた案で現在進行しつつあるような印象を受けるのであります。私はもちろんほんとうのことはよくわかりませんが、新聞や雑誌に現われ……

第13回国会 運輸委員会 第14号(1952/03/25、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま第三條の利益金の使い方について御報告がありましたが、本人たちに支拂いを猶予し、その間船主の方において運用した退職資金に対する金利は考えていなかつたのでありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、貨幣価値が相当に変動いたしますような今一の経済状態において、もし貨幣価値か下落したような場合には、本人たちに不当な損害を與えることになつて、現行の法律は非常な穴が明くようになります。当時そういう法律を立案せられたことに、どうもお考えの足らぬところがあつたのじやないかというきらいがある。  さらにもう一つお伺いいたしたいのでありますが、今度船舶の所有者にこの退職金を……

第13回国会 運輸委員会 第16号(1952/03/29、24期、自由党)

○滿尾委員 建設線につきまして関連質問を若干申し上げたいと思います。第一に国鉄総裁に御答弁をお願いしたいのですが、国鉄の建設線に関し、その建設費を捻出する方法が大体三つあると思うのです。鉄道の益金と鉄道の債券と財政資金、そのほかにもしございましたら教えていただきたい。本年度の二十億の議論はまずさておきまして、総裁は、将来にわたりまして国鉄の建設費というものはいかなる方法によつてまかなうのが最も妥当であり、またどういう方向に持つて行きたいというふうにお考えになつておるか、そのお考えをお知らせいただきたい。
【次の発言】 益金による方法がむずかしいという事情は私も了承しておるのでありますが、問題は……

第13回国会 運輸委員会 第17号(1952/04/14、24期、自由党)

○滿尾委員 今回の道路運送車両法の一部を改正する法律案の御要旨を伺つてみますと、大体において事務の簡素化をねらつて、合理化して行くという建前の部分的な修正でございますから、その根本のねらいにおきまして私どもあまり重大なる異議はないのでございますが、若干具体的なことをお尋ね申し上げてみたいのであります。  これによつて第一今回手数料をおとりになることに相なつておる。ところがこの手数料の案を拝見してみますと、手数料それ自体としては今日の物価水準から見まして、あまり不穏当だと思わないのでございますけれども、たとえばその第五号におきまして謄本もしくは抄本の交付または閲覧、この謄本をもらつたり抄本をもら……

第13回国会 運輸委員会 第18号(1952/04/15、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま運輸大臣から、去るもく星号の遭難について報告をいただきまして、大体において私ども経過がわかつたのでありますが、この際大臣にお願いいたしたいことは、このもく星号の遭難いたしました直接的原因につきましては、大臣のお話によりまして、相当な期間をかけて徹底的に究明する。私どもはその徹底的に究明された結論をお待ちして、対策を考えて行きたいと考える次第であります。ただこの点に触れて一言希望を申し上げますならば、幸いにしてGHQ当局も、この原因の探求にあたつては日本側に一任するというお話でありましたが、私はその際に、アメリカ側に多少とも気がねせられるようなことなく、たといアメリカ側のいろ……

第13回国会 運輸委員会 第20号(1952/04/17、24期、自由党)

○滿尾委員 関連して……。ただいますンバー・プレートの交付代行者のお話が出ましたが、政府委員の御説明によりますと、経験なり信用というような標準によつて御選定になるかに伺つたのであります。実際問題として起きたところを見ますと、過去において経験のあつたものをお取上げになつて新しくせられるというような向きもあります。指定については、民間から見ておりますと、どうも納得しかねるような面が往々にしてあるのでありますが、どういう御方針で御選定になつておりますか。その御方針をこの際明示していただきたいことと、それからこれが独占的になりますれば弊害があると思われるので、これを複数制にするお考えがあるかということ……

第13回国会 運輸委員会 第21号(1952/04/19、24期、自由党)

○滿尾委員 私もごく簡單な質問を二、三したいのです。海上警備隊が保安隊とわかれる今回の給與の規定を見ておりますと、海上警備隊というものは一般公務員とまつたく同一の権利義務の関係にあるのでございましようが、業務の実態から見ますと、普通のデスク・ワークの公務員とはもとより違つておる。そのために特別職になつておるのでありますが、何か義務関係というような方面の規定が別途にあるものでございますか、その点をお伺いいたしたい。またかような特別の権利義務の関係に立つものとするならば、給與の面においても一般公務員よりは特別の措置、何かこの点は一般公務員より一段進んでおるといつたような部分があるのでございますか。……

第13回国会 運輸委員会 第23号(1952/04/22、24期、自由党)

○滿尾委員 登録ホテルに対する広い意味の監督権ということについて、ちよつとお伺いしたいのでありますが、第九条に認可に条件を付することができる、こう書いてある、この認可の条件というりものは、一体どういうことを考えておられるのか。私伺いたいと思いますのは、たとえば登録ホテルがいろいろ資金のあつせんや何かを受けて、国家の便益を相当享受して仕事ができるようになつた。それに対して将来のホテル経営上の基本的な問題である室料、料金というものに対して、国は何らかの発言権を持ち得るものかどうか、第九条の条件とは、さようなことをも意味するものであるかどうか、ちよつとお伺いいたしたい。

第13回国会 運輸委員会 第24号(1952/04/23、24期、自由党)

○滿尾委員 関連して……。耐用年数に関する御説を伺つたのでありますが、政府委員の御説明に、外国と比べて、日本の六十五年という一般建物の場合といえども、決してこれは長いわけではないというお話がありました。しかしまた同じ御説明の中で、帝国ホテルの一部使用に耐えない点に言及せられましたお言葉のうちには、大震災等の特別な経験を経た結果そうなつたのだというお話があつた。私はこの間、政府委員のお考えに矛盾している点があるように思うのである。アメリカであるとかイギリスの場合をとつて考えてみますと、アメリカの太平洋岸は、多少地震地帯に臨んでおりますから、一九〇九年でしたか桑港に地震がありまして、また今後も地理……

第13回国会 運輸委員会 第25号(1952/04/24、24期、自由党)【議会役職】

○滿尾委員長代理 会議を開きます。  委員長が不在でありますから、私が委員長の職務を行います。日本国との平和條約の効力発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う道路運送法等の特例に関する法律案及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う水先法の特例に関する法律案を一括議題とし、質疑を継続いたします。質疑の通告があります。江崎君。
【次の発言】 大臣に手配中でありますが、もう少したつたら見えることになつておりますから、大臣に対する質疑はあとに讓つて、その他の部分を続行願います。

第13回国会 運輸委員会 第34号(1952/05/19、24期、自由党)

○滿尾委員 同僚議員の方々からもうすでに各論にわたつての御質問が済んでおるようでございますから、私は二、三の点をお尋ねしてみたいと思います。  第一は、三十七条に航空路の指定というものがあるのでございますが、これは事業を営む業者のみに対しての指定であるか。将来事業にあらざる航空機が飛ぶようになつた場合に、その航空路を指定するのであるか。あるいは特定地域については、その上空を航行することができぬというふうな地域をお設けになる意思があるのかどうか。もしお設けになるとするならば、どういう種類のものをどのくらい設けるのであるかを伺いたい。
【次の発言】 政府委員の御答弁は、私の質問の意味を取違えて御答……

第13回国会 運輸委員会 第38号(1952/05/30、24期、自由党)

○滿尾委員 今回の造船法の一部を改正する法律案を御提出になりました根底において、わが国の造船能力の需給のバランスということが、相当大きなフアクターになつておるように思うのであります。そこで私はこの需給のバランスについて政府委員に若干のお尋ねをしてみたいと思うのであります。実はいただきました資料をかけ足でざつと目を通しただけで、少し読み方が足りないかもしれませんが、「造船の現勢及び見透について」という冊子があります。この中でわが国の旧軍事施設、海軍工廠や何かのことはほとんどオミツトされておりまして、ここに十九造船所だけが上つておりますが、実際に総合的に考えてみた際には、旧工廠関係の能力はどういう……

第13回国会 運輸委員会 第39号(1952/06/05、24期、自由党)

○滿尾委員 道路抵当法の具体的な質問に入る前に、その背景をなしておりまするわが国の自動車行政の一般について、概括的なお尋ねをちよつと申し上げてみたいと思うのでございます。  わが国の自動車の増加の態勢というものは、今後五箇年間くらいの間にどういうような趨勢をとるであろうか、どういうお見通しを持つておられますか。そのお見通しがすべての自動車行政の根底になると思いますので、お伺いしてみたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明によりまして、各種類の車についての情勢はわかつたのでありますが、ただ乘用自動車の増加の趨勢につきましては、今日までの歴史的な事情は、非常に制圧されておつた。他のトラック……

第13回国会 運輸委員会 第40号(1952/06/06、24期、自由党)

○滿尾委員 先ほど御説明がありましたが、第二條は「業務が独立して運営され、且つ、適当な事業規模を有すると運輸大臣が認定」するということになつております。これはその財団を設定しようとするときに、その都度具体的に認定をとるのでございますか、どういうような手続でこの第二條の主務大臣は認定をするのでありますか。
【次の発言】 そうしますと業者はすでに免許基準に従いまして、道路運送法による免許事業を運営しておるわけでありましで、運営しておる業者でも独立運営をしておらぬとか、あるいは適当ならざる事業経営のものがあるとかいうことになります。すると現在の免許業者でも、ある種以下の事業規模であれば、本法による恩……

第13回国会 運輸委員会 第41号(1952/06/07、24期、自由党)

○滿尾委員 関連して……。三月におきめになりました開発銀行の融資対象の問題でありますが、付属別表というものがある。その中に添加する必要があるのではないか。付属別表につけ加えるとすれば、やはり前の閣議決定の変更追加でありますけれども、その手続がいるのではないかということを感ずるのであります。あわせてついでにお尋ねいたしたいことは、さきの当選運輸委員会におきまして、地方鉄道事業、自動車事業及び国際観光ホテルに関して、私どもは今の閣議決定の付属別表の訂正を決議したのでありまするけれども、それにつきましてその後の経過を見ておりますると、一向具体化しない、はなはだ残念に存じておるのです。私は運輸省当局に……

第13回国会 運輸委員会 第42号(1952/06/10、24期、自由党)

○滿尾委員 まず第一に通産当局に対して、私はお願いがあるのであります。先般来いろいろ自動車の問題について、通産省側の御見解を伺うために、大臣並びに政務次官の御出席を求めたのでありまするけれども、どうも御両所の当委員会に対する出席が非常にはかばかしくない。もう少しぜひまめに当委員会にもお出ましを願ひたいということを、第一段において申し上げておきたい。その結果は、通産省の若いお役人の方々に、われわれが非常に毒舌を浴びせるような、心ならざる結果に陥つて、私ども国会といたしましては、行政の最高責任者にお尋ねしたいのでありますから、この点はくれぐれもひとつおなかの中に納めていただきまして、今後かような御……

第13回国会 運輸委員会 第44号(1952/06/16、24期、自由党)

○滿尾委員 乘用自動車の問題について、通産省の政府委員の方にお伺いを申し上げたいのでありますが、実は前会からしばしばこの問題に言及しておりますので、その続きであります。クーポンを発行されましたものが、からクーポンになるおそれがあるということで、非常に心配もいたし、またいろいろお願いもしておつたのでありますが、その問題については、本日の自由党の総務会において、今日の午後何らかの具体的措置をとるということにお話がつき、通産当局と御相談を申し上げるチャンスを與えられましたので、本日ここではそれには触れません。それはごく経過的措置でありますから、後日御相談を申し上げます。ただそれ以外の問題について若干……

第13回国会 運輸委員会 第45号(1952/06/17、24期、自由党)

○滿尾委員 昨日の委員会で通産関係の政府委員の方にお願いをいたしたのでございますが、その資料を若干いただいておりますけれども、私のお願いしました要点とは必ずしも一致いたしてりおりません。しかしその前にちよつとお伺いいたしますが、昨日の午後五時に、今回のクーポンの裏づけとなるべきドルの発行方につきまして、実は自由党の総務会の決定に基き、私外三人の委員がそろつて通産政務次官の部屋にまかり出て、政務次官とお話を申し上げ、政務次官において大体七十六万ドルのドルを裏づけすること、為替の関係で四月から九月までの外貨の計画のうち、中古自動車に最初引当てられました百万ドルのうち、実際に使われた二十四万ドルを除……

第13回国会 運輸委員会 第47号(1952/06/19、24期、自由党)

○滿尾委員 私もこの事件につきまして、若干のお尋ねを国鉄の総裁に申し上げたいと思います。  まず第一に私の思いますることは、こういう遺憾な事件が発生しましたときに、国会がその事件の直後にこの問題を取上げる態度でありまするが、私はかような事件は別に起そうと思つて起るものではない。これはまことにやむを得ずいろいろな事情があつて、起つて来た。原因がすつかりわからぬうちに国会で責任者を呼び出して是々非非の論を闘わしますことは、これはまだ少し適切でないように思う。これは政府当局に申し上げることではない。われわれ自身としてその点は反省したい。もう少し時間を置いて、感情の静まつたときに、ほんとうに原因の調査……

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/06/30、24期、自由党)

○滿尾君亮君 この決議案の要点といたしますところは、国有鉄道は、本年度の予算で二十億の経費で十一線の建設を決定いたしました。ところがそのとき建設審議会は、さらに十六線の建設と、営業を休止しておりますもの三線の営業の復活を決議して、これを運輸大臣に対して建議しておるわけですが、この方は予算が全然ない。ところがこの建設線は、やはり戦争中に工事を中止しましたものがほとんど大部分でございます。十六線のうち十二線まではそういう関係になつております。そこでこれに対しまして、補正予算で若干の予算の裏づけをしなければ何もならぬという状況になつておりますから、ぜひ引続きこれらについて予算補正の手段をとつてもらい……

第13回国会 経済安定委員会 第32号(1952/06/19、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいま御説明がございまして考えますことは、この通産省告示第百四十四号というものが出たゆえんのものは、お話の通り外国為替管理令第二十六條の規定に根拠してこれが出たのではないかと私は思うのでございます。つまり実質的な根拠としては、かような軍人軍属の国内に持つております自動車をわが国人が譲り受けますことが、二十六條のいわゆる国際收支上重要であり、または資本逃避のおそれありという断定のもとに、通産大臣はこの告示を出されたものだろうと思うのです。それ以外に私はこの告示の出る法規上の根拠がないと思う。問題はその二つの実質的な理由のうちのいずれに該当するものであるかということですが、私は中古自……

第13回国会 経済安定委員会 第33号(1952/06/20、24期、自由党)

○滿尾委員 関連して。ただいま委員長から政務次官への御質問のありましたうちで、政務次官の御答弁に、駐留軍の軍人の持つている品物は、自動車に限らずみな許可がいるのだというお言葉があつたように私は拝聽したのでありますが、これは明らかに政務次官のお考え違いではないか。通産省告示第百十四号その他を解釈いたしますと、自動車だけ許可制をしいておる。冷蔵庫にしましても、ラジオにしましても、洗濯機にしましても、駐留軍はその持つている品物を自由に販売することができる。但し自動車だけは通産大臣の許可を要するときめたのはこの百十四号の告示でありまするから、明らかに政務次官は何かお考え違いをなすつて御答弁になつておる……

第13回国会 内閣委員会 第24号(1952/05/17、24期、自由党)

○滿尾委員 私はこの運輸省の設置法の問題につきまして、特に観光の面についてお尋ねいたしたいのでありますが観光事業についての考え方がまだどうも透徹していない。ただいま横田参考人から非常に詳しいお話を伺つて、われわれを非常に益したのでありますが、私は二、三の点について注意を喚起いたしまして、当局のお考えを伺つて見たいと思うのであります。私はこの観光事業の今日までの現況というものをちよつと見てみますると、戦後におきまして、二十二年においては六十三万四千ドルの収入があつた。それが二十六年には千四百八十三万八千ドルの収入に激増しております。もとより二十二年は戰争直後でございまするから、観光客を受入れるよ……

第13回国会 内閣委員会 第34号(1952/06/17、24期、自由党)

○滿尾委員 恩給局長に一言だけお伺いしたいのですが、先ほどの御説明の中で、来年の三月三十一日までしんぼうしてもらつて、四月から考えるのだというお話、その時標のとり方というものは、政治上の理由によるものか、事務的な準備上の都合によるものか。どういう理由で、どういうお考え方で、そういう時間が選ばれておるのであるか、またそういうふうに大体きまつておるものなら、軍人恩給というものは、事務的にいろいろ今お話のあつた仮定俸給をつくるとか、いろいろな問題はございますが、主義として大体やるのだということを早く明確にして、その実施の時期はこういう理由によつて、来年二十八年四月からというふうに考えておるのだという……


満尾君亮[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|24期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院24期)

満尾君亮[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○滿尾委員 三つ四つお尋ねいたしたいと思います。第一に内部機構でございますが、拜見いたしましたところ、海運関係は内容別の局をお立てになりまして、これを横に並列せられておる。ところが陸の方の関係は内容別に縱割になつておる。この配列機構が思想が非常に混乱しておるように私には見受けられる。運輸大臣は、統一した思想をもつてこういう機構をお考えになられたのでありますかどうか。
【次の発言】 思想混乱のきらいがあるかどうかにつきましては、これは見解の相違と逃げられればいたしかたありません。しかしながら鉄道にいたしましても、自動車にいたしましても、主管業務の内容におきまして、かくのごとき並列をすることが可能……


■ページ上部へ

第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会地方行政委員会大蔵委員会厚生委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○滿尾委員 内容に入る前に取扱い方についていろいろ議論が出ておりますが、国際観光というのが、わが国の国民経済上いかなる意味を持つかということをお互いによく考えまして、国策としてこれをどの程度に推進するかという腹のきめ方、腰の入れ方で私はきまるのじやないかと思う。従つて皆さんが、観光事業をどう考えるかという本質的な立場に立つて御判断いただけばよいのであつて、あまりつけたり的のことで時間を空費するのはどうかと思う。それで私の思いますのに、結局これは便宜の問題だと思う。どうすれば観光国策が最もわれわれのねらつているようなかつこうで遂行されるかについて、ほんとうに本質的な見地に立つて考えれば、現在の各……


■ページ上部へ

第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、自由党)

○滿尾委員 私は先ほど来の大臣並びに政府委員から、見返り資金について法律技術的な見地からいろいろ御説明がありまして、その点につきましては間然するところのない了解が大体できたのであります。しかしながらこの問題は、法律的の見地というものは楯の一面でありまして、総合して考えました場合には、政治的なフアクターを非常に多く考えなければならぬ問題であると私は思うのでありますので、二、三御質問申し上げたいのであります。私は主として政治的角度から御質問を申し上げるということを、最初に申し上げます。その次に見返り資金の将来の性格の問題、なるほど現行法上独立の人格を持つた日本の資金だというお話でありまするが、私は……

第7回国会 地方行政委員会通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1950/04/06、24期、自由党)

○滿尾委員 私も今回の税制改革につきまして、運輸の立場から二、三の御質問を申し上げたい。まず固定資産税の運輸事業に対する影響でございますが、先に關谷、岡田両委員から一応の見解が披瀝されたのでございますけれども、私は立脚点を異にしまして、見方を異にして二、三の御意見を伺つてみたいと思うのであります。  先ほどの両委員のお話は、大体国鉄と地方鉄道とのバランスという見地からのお話が多かつたのでございますが、私は国鉄と地方鉄道というような関連性でなく、むしろ交通運輸事業というものの持つている本質につきまして、政府当局はどういうふうにお考えになつているか。その点に関する御認識が今回の税制の改革の上に、ど……

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1949/12/19、24期、民主自由党)

○滿尾委員 私のお尋ねいたしたいことは、大分同僚委員から出ましたので、きわめて簡單に二、三のことをお尋ねいたしたいと思います。私は今回の本件は、テスト・ケースとして非常に特別の意義がある。今菊川君が申しましたことは、実は先般貨物運賃の値上げのときに、参考人として同君に運輸委員会においでをいただきまして、そのときはまだ裁定になつておりませんでした、その数日前でありますが、そのときに、断じて裁定の決定に従う自信があるという同君の感想を、非常に感銘深く聞いた一人であります。それだけに、私もこの裁定を尊重することにおいて遺憾なからんことを希望している一人でありまするが、またそれだけにわれわれはこの本裁……


■ページ上部へ

第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 法務委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1950/07/21、24期、自由党)

○滿尾委員 ただいまの提案理由並びに法律の案文に対しまして二、三の御質問を申し上げたいと思います。  この法案のアウトラインにつきましては、大体私ども賛成でございますか、同じ鉄道犯罪と申しましても、鉄道が輸送業務を遂行いたしますには、いわゆる営業事故と申しまするか、商売に関連する事故と、列車内の暴行その他秩序を維持する関係の事故と、また列車の運行そのものに危険を及ぼすような施設に対する妨害事故、大体こういうように、三つにわけて考えることができるだろうと思います。従来とも営業事故は非常にたくさんの案件を扱つております関係上、大数の法則によりまして何パーセントかの間違いは免れないものでありまして、……


■ページ上部へ

第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1952/04/23、24期、自由党)

○滿尾委員 このたび道路法案の提案者から、わが国の道路の近代化を目ざして非常に適切なる法案の御提出を見ましたことは喜ばしい次第であります。つきましては二、三のお尋ねをいたしたいと思うのでございます。  第一に、第二条に道路とはという定義が書いてあるのでございますが、この基本の観念についてちよつとお伺いをいたしたい。近代文明の国家におきましては、いずれも自動車交通の発達をひどく見ておるのでございます。従つて道路という観念の中には鋪装というものは当然入つているものとも考えられるのでありますが、提案者はどういうふうにお考えになつておりますか。道路の具体的な形態がすでにある。しかしながらそれを鋪装する……

第13回国会 通商産業委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/05/22、24期、自由党)

○滿尾委員 製造法の第一条が質問の対象になつておりまするから、関連して一言お尋ね申し上げたいと思います。  私はこの第一条を読みまして、「航空機用機器の生産技術の向上を図ることにより、」というところを非常に重く読むのでありますが、これがこの法律の目的じやないかと思いますが、生産技術の向上をはかることによつて健全な発達をもたらすのだ、しからば大臣は生産技術の向上をはかるいかなる政策をこの法律の背後に用意しておられるか。ただいま政務次官からのお話によりますと、税金を免除してやつたり、試験の補助金を少しやるとか、あるいはそういう主として金融上の操作についての御考慮を現になすつておられるようであります……



満尾君亮[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|24期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

満尾君亮[衆]在籍期 : |24期|
満尾君亮[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 24期在籍の他の議員はこちら→24期衆議院議員(五十音順) 24期衆議院議員(選挙区順) 24期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。