石田一松 衆議院議員
25期国会発言一覧

石田一松[衆]在籍期 : 23期-24期-|25期|
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このページでは石田一松衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

石田一松[衆]本会議発言(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 衆議院本会議 第15号(1952/12/17、25期、改進党)

○石田一松君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま議題となつております、公労法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件の、国有鉄道公社に関する件、同じく専売公社に関する件の二件に対しまして、仲裁裁定の一部を限定承認せんとする田中労働委員長の報告に反対、仲裁裁定の全面的承認をせんとする、われわれ野党共同提案になる、春日君の説明いたしました委員長報告の修正案に賛成の討論を行わんとするものであります。  私はこの際申し上げておきますが、過去の歴史を考えてみますと、昭和二十三年の十二月二十一日、法律第二百五十七号といたしまして、公共企業体等労働関係法が制定されて以来、まる四箇年の間に、国……

石田一松[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院25期)

石田一松[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/11/04、25期、改進党)

○石田(一)委員 ちよつと待つてください。私は反対するのではないが、大池事務総長がおやりになつたことは相当に敬意を表する。しかしこれから後、もしどういう悪い事務総長ができるかもしれないから、選挙のたびごとに辞表を出して、受理して、活殺与奪の権を議院が持つておるんだというふうにしておく今度の方法が、原則的なものであろうというふうにも思いますが、むしろ私は、社会党の左派の方がおつしやつたように、永久にその地位が保障されておるということで一党一派に偏しない厳正中立な態度が保てるのであつて総選挙ごとに選挙で直されるということになりますと、どうしても多数を擁する政党の方に自分の気持が引かれるということも……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/07、25期、改進党)

○石田(一)委員 ちよつと、私はこだわるわけじやありませんけれども、小委員と理事を同じ人たちにすることはけつこうですが、先般委員長がおつしやつた、理事会を今後活用して、この運営委員会をおやりになるということについて、この際特に私が希望したいのは、理事会のメンバーと、小委員のメンバーと同じであるとすれば、小委員会の方を活用してやつていただきたい、このことをぜひ強く希望いたします。
【次の発言】 大体委員長がしやべり過ぎるよ。
【次の発言】 だから、理事会できめるのはいかぬと言つておるのです。そうすれば、議院運営委員会はいらないことになる。

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/21、25期、改進党)

○石田(一)委員 これを二日間でやる、三日間でやるということをここで決定しておいて、その当日になつて、質問の過程においてまたはからざるいろんな混乱を来したようなとき、やはりこれはきようで打切るとか、あすまたやるとかいうことを議場内の交渉においてやるということで、含みを残して決定しておいた方がいいと思いますか……。
【次の発言】 放送はいいのですが、施政方針演説をNHKがテレビでやるということは、テレビをNHK、いわゆる公共事業的なものに許すのがいいのか、民間に許すのがいいのかということが大きな問題になつておる際に、そういうことでトラブルが起るようなおそれはないのですか。

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/26、25期、改進党)

○石田(一)委員 私は当日庶務小委員会に出席しておりましたが、予算編成の任に当つた事務当局側の説明によりますと、政府職員のベース・アツプに関する率が何パーセント、何割何分ということがはつきり出ない。それで、まずこの線で国会職員等の給与を押えれば、政府側の予定しておる補正予算のベース・アツプとほぼ近いものになる見込みであるということだつた。そのときの説明では、同一ではないということは確かに聞いた。だから、もし国会職員のベースについて政府との食い違いがあつたときには、獲得された予算の中で国会側で相当考慮を払われるものだ、こういうように私は了承した。

第15回国会 議院運営委員会 第7号(1952/11/27、25期、改進党)

○石田(一)委員 よろしゆうございます。
【次の発言】 まことにごもつともな発言であると思いますが、これには院内の警察及び秩序に関する小委員会というものも設置してあるはずでありますから、本会議を開かれても開かれなくても、それと並行してこの院内の警察及び秩序に関する小委員会を開いて、これについて十分各党の専門家が出て討議し、研究してもらつたらどうですか。

第15回国会 議院運営委員会 第12号(1952/12/11、25期、改進党)

○石田(一)委員 全部賛成の討論をしたつてしようがないから、賛成討論はなしにいたしましよう。

第15回国会 議院運営委員会 第13号(1952/12/15、25期、改進党)

○石田(一)委員 留保はけつこうですが、その他の委員会においても、たいがい議決したりすれば、それは予算と関連して来る。しかし委員会において議決すること自体はかまわない。ただ、こうした補正予算とからみ合つているような場合に、補正予算が上るのを待つて、本会議に上程するのを一応留保する、こういうことで、委員会で議決するということは、委員会の意思決定をすることだから、かまわないわけですね。
【次の発言】 実は問題は、たとえば労働委員会などにおいて、国鉄並びに専売公社の裁定に関する国会の議決を求める件があるが、これなどはやはり影響するわけです。しかし、これを議決しないこと自体が――労働問題、特に今日の国……

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/17、25期、改進党)

○石田(一)委員 これは、当該委員会に仲裁裁定そのものが付託され、仲裁裁定そのものが議題となつて、それを与党側が修正決定をした形になるのです。それで、われわれとしては全部承認ということになつたのであります。そういたしますと、われわれの方から出されておる案が最も近いというので、遠い方からやると、われわれの方の説明も何もなくなるという形になる。これは修正ではないのです。むしろ与党側が修正の形をとらなければならぬ。こういうところから、事務上の手続では修正といいますか、全部承認するというのだけれども、内容はこうであるという趣旨弁明が許され、また討論ができるという形でこういうものをやつたので、修正案では……

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/20、25期、改進党)

○石田(一)委員 この間、全部が賛成ならば賛成討論をしてはいかぬというので、わざわざ堤君が言つてきたのを断つておる。正論だからというので了解してもらつておるのに、きようだけは例外だというようなことなら、そんな申合せはしない方がいい。
【次の発言】 重要性においては、この間の母子福祉資金の貸付等に関する法律案の方がよほど重要性がある。しかも、堤ツルヨ君という女性議員がこれを討論したいというときに、これをやらさないでおいて、海外移民促進についてだけ特別にやるということは一貫しない。ほかに特別の討論のやり方があると思う。

第15回国会 議院運営委員会 第19号(1952/12/23、25期、改進党)

○石田(一)委員 先ほど松井君から私語として言われたのですが、両院協議会に持も込むことは反対で、討論とかいうことでありましたが、参議院からの回付案に対して衆議院がいかなる能度をとるかということ自体がまずきようの本会議の問題で、参議院の回付案をこちらが拒否した場合、初めて両院協議会というものが持たれるという事態が起る。それに対して反対した議員の中から、両院協議会に持ち込むことは反対であるということは、私はちよつと筋が違うと思いますが、いかがでしようか。
【次の発言】 私はこの緊急質問の件に関しては、まことに適宜なはからいであると思います。わが党は、なるべく本会議の審議にさしつかえないようにという……

第15回国会 議院運営委員会 第20号(1952/12/24、25期、改進党)

○石田(一)委員 これがもし許されるとすれば、この休会中に各常任委員会が調査しようと思えば、常任委員会は、全部調査をする必要に迫られておるものばかりを案件としてかかえておるわけであります。そういうことから考えますと、こういうことは必要であろうとは思いますけれども、国会の今後の運営上、これが前例になつてあとからのものが何かの理由でここで承認しないということになると、不公平のそしりを免れぬ。私は、この正月の休みにこれをやるということ自体、にわかに賛成できないと思います。

第15回国会 議院運営委員会 第22号(1953/01/23、25期、改進党)

○石田(一)委員 私は、ただいまの椎熊委員の質問に関連して、官房長官にちよつとお伺いしたいのであります。今新聞等で、まことに鳴りもの入りで宣伝されておるところの義務教育費全額国庫負担というのは、いわゆる地方財政平衡交付金一千七百二十億円の中に、名前だけ義務教育費にまわすべきものとしてのわくをつける。すなわち、一千七百二十億の中に、九百二十億というひもつきの平衡交付金を出す。ただこれだけのことであつて、何も新たに政府が義務教育費全額国庫負担をするという新たな支出を意図しておるのではない。こういうように考えてかまいませんですか。
【次の発言】 ちよつと待つてください。今村小委員長の昭和二十八年度予……

第15回国会 議院運営委員会 第23号(1953/01/29、25期、改進党)

○石田(一)委員 三十一日ということにしたのは、今の参議院に交渉しようということにかかつておる。一日置いてゆつくり研究してやつた方がいいのじやないかということもあるけれども、参議院がもし三十一日にやるということになれば、こちらが二日も空白を生ずるようになると困るから三十一日にしようということになつたわけで、参議院との話合いがつけば、三十一日にすぐやるということも……。
【次の発言】 これは私は異議ありませんが、この前の運営委員会でも、少ししつこいくらい申し上げておきましたように、一ぺんこの委員会で決定したものを政府が削除した。それでまたごの数字をやり直して来たが、今度またこれを削られたら、また……

第15回国会 議院運営委員会 第33号(1953/02/24、25期、改進党)

○石田(一)委員 ちよつとお伺いしますが、委員会内において昨晩のごとき問題が起つたときに、委員長が議長に報告する義務というのは、国会法第百二十一条の第二項の、「委員会において懲罰事犯があるときは、委員長は、これを議長に報告し処分を求めなければならない。」これによつて報告なさるのだと思います。予算委員長は練達の士でありますから、国会法または規則の何かによつて議長へ報告なさつただろうと思います。しかるに議長場は、国会法の第百二十一条によらずして昨晩のような暴行の報告をなすつたということですが、これはどういう根拠によるものですか、その説明を求めて後に、私はちよつと聞きたいことがあるのです。事務総長に……

第15回国会 議院運営委員会 第34号(1953/02/25、25期、改進党)

○石田(一)委員 この際、私は念のために特に要望しておきたいと思うのですか、この一身上の弁明というのは、本会議において今や懲罰委員会に付せられようとするところの、いわば容疑者、被告の立場に立つ者の一身上の弁明であります。その一身上の弁明が、たまたま身上の弁明の範囲をはなはだしく逸脱する場合には、相当の処置がとられることは当然でありますけれども、事件に関係したことで、しかも一身上の弁明について、そのことを言わなければ弁明にならないという場合もあり得るのであります。そういうものが引用された場合、いたずらに一身上の弁明の範囲を逸脱したものとして、議長の職権をもつてこの発言を中止させるなどということが……

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/02、25期、改進党)

○石田(一)委員 これは議長のお言葉としては、たいへんな失言にあらずんば、不用意であと私は思います。なぜかと申しますと、当運営委員会では、野党各派が提出しておる議員吉田茂君を懲罰に付する動議を、今日の本会議に上程することをただいま可決決定したのであります。しかも、本会議場においてこれが絶対的に否決されるとはきまつておりません。議長が議長席についた本会議場において、議員吉田茂君を懲罰委員会に付すべしという決定がなされるかもしれないのであります。それにもかかわらずその議長が、ここで懲罰事犯として吉田茂君の問題を取上げることについて疑義があるから研究中であるということは、これはたいへんな疑問がある。……

第15回国会 議院運営委員会 第40号(1953/03/10、25期、改進党)

○石田(一)委員 私はこの点に関し、事務総長に一応参考までに意見を聞いておきたいと思いますが、本会議の開会中とい只ども常任委員会の開会を議長が特に許した、この場合に、本会議に現在来ておるものが、委員会の開会を議長が許可したために、ある数がその委員会に出席した、そのために本会議場の定足数が不足するという場合、いわゆる憲法にいう三分の一以上の定足数がなければ議事を開き、これを議決してはならぬということに該当するかどうか、この辺非常にむずかしい問題だと思いますが、どうお考えになりますか。
【次の発言】 議長が、開会して後に常任委員会の開会を許可したのは……。

第15回国会 議院運営委員会 第43号(1953/03/14、25期、改進党)

○石田(一)委員 私この際、特にこの運営委員会において考えていただきたいと思いますことは、今小会派々々々とおつしやいますが、いわゆる小会派の中には無所属会というのがありまして、いずれにも属していない、ただ控室が一つであるというので会派のような形にきめられておる、これも小会派である。労農党というのは、なるほど議員はわずか数名でありますが、少くとも法の命ずるままの手続をとつて、りつぱな政党としての存在を認識されておる。こういう政党は、たまたま時利あらずして、議員の数が四人であつただけで、一人々々ばらばらの、控室がないからというので一つの部屋に入つておる小会派とは違う。ちやんと正当な手続をとつて、そ……

第15回国会 懲罰委員会 第4号(1953/03/11、25期、改進党)

○石田(一)委員 委員長の不信任動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、野党各派を代表いたしまして、南條委員長の懲罰動議の趣旨弁明を試みんとするものであります。
【次の発言】 ただいま懲罰動議と申しましたことは私の失言でございますから、取消しをいたします。南條委員長は、先般の本委員会にあたりまして、与党側より本案件を故意に延引しようとする作戦に出た上、二、三の動議を、われわれ野党の発言を封じて採決をしたのであります。その結果、この国会において動議を採決するにあたつて、一週間以上、十日以内という、まことに奇々怪々なる動議が可決決定されておるのであります。(「ノーノー」)私たちは、こうした不確……

第15回国会 労働委員会 第2号(1952/11/13、25期、改進党)

○石田(一)委員 この際私より動議を提出いたしたいと思います。けい肺病対策の樹立、港湾労働問題の解決につきましては、本委員会といたしましては、前国会以来、それぞれ、けい肺病対策小委員会、港湾労働に関する小委員会を設置いたしまして、これが対策樹立の促進をはかつて来たのでありますが、この際けい肺病対策小委員会及び港湾労働に関する小委員会を再度設けられまして、さらに愼重なる審議をいたされるよう望むものであります。

第15回国会 労働委員会 第3号(1952/11/28、25期、改進党)

○石田(一)委員 ちよつとこれは関連するのですけれども、今日か昨日の新聞によりますと、通産省あたりですでに緊急調整という問題を公然と発言しておるというようなことが報道されておるのですが、もしただいま労政局長のおつしやるような御意見だとすると、通産省の発表はちよつと行き過ぎておる。そうなると、私は政府部内においても労働問題、この大きな争議問題に対しての見方の相違がある、意見の食い違が出ておるじやないか、こう思うのですが、あれはどういうことなんですか。その点との関係、特に労働省との関係をひとつ説明してもらいたい。
【次の発言】 今の問題に関連して、ただいまの自由労働者の問題ですが、実は最近新聞紙上……

第15回国会 労働委員会 第5号(1952/12/05、25期、改進党)

○石田(一)委員 今私は政府の法律の有権的な解釈のできる権威を持つた法制局長に御出席をお願いしておるのですが、その前に運輸大臣にちよつとお伺いいたします。  自然休会中労働委員会が開かれましたときに、運輸大臣にもいろいろ質問いたしました。そのときに運輸大臣の御答弁に引続いて主計局長は、十四日の閣議において二十七年度補正予算の概数がほぼ決定して、休会明けの二十四日までには、印刷に付して補正予算を国会に提出する。その際国鉄裁定の基本給の採用の部分は、この案とあわせて御審議を願うことになる、こういうふうに説明をなすつたのであります。それで今回出されておりますところのこの裁定の承認を求める件なるものは……

第15回国会 労働委員会 第6号(1952/12/08、25期、改進党)

○石田(一)委員 関連して……。今、公務員と国鉄、専売その他の公共企業体の従業員の給与の問題は、バランスをとつているとおつしやつたのですが、公務員と国鉄従業員のバランスは、どういうふうにとられたか。それならば、なぜ公共企業体の従業員と一般、たとえば私鉄あたりの従業員とのバランスをどうしておとりにならないのか。もし公務員とバランスをおとりになつて、いるならば、どういうふうにおとりになつているか。なぜ一般私鉄あたりの従業員とのバランスも考慮の中にお入れにならないか、その点を聞きたい。
【次の発言】 企業体の従業員ではなくて、たとえば人事院勧告によつて賃金ベースを決定される公務員と、今回の、特に具体……

第15回国会 労働委員会 第8号(1952/12/10、25期、改進党)

○石田(一)委員 私はこの際、質疑という形ではないのでありますが、われわれ労働委員といたしまして、特に歳末も次第に迫つて来、しかも本件に関しては、すでに過去において再三われわれが討論し尽した問題である。従つて多くの委員の意見の一致するところは、少くとも公労法におけるところの仲裁委員会の裁定なるものは、尊重されなければならぬということであります。言いかえれば、これはすみやかに実施されなければならぬものであるということの法的な解釈においては、精神的には一致しておるのであります。ただ、今日予算委員会において、補正予算等が審議されておりますが、その審議の過程において、はたしてその財源が見つかるかどうか……

第15回国会 労働委員会 第12号(1952/12/16、25期、改進党)

○石田(一)委員 私は改進党を代表いたしまして、ただいま議題になつております二つの案件に対して、一括森山君の提出した二つの裁定を全面的に実施すべしという案に賛成をいたしまして、山村君の限定承認に反対の意思表示をせんとするものであります。  私は、この際、何もこの労働委員会においてくどくど申し上げることは、不必要かとも存じますけれども、この仲裁裁定というものを、理由の点などをよく目を通したならば、いかなる立場にある人が、いかなる観点からこの裁定の理由書を読みましても、その人に良識というものがあるならば、この裁定は実施不可能であるとか、不合理であるとか、限定承認すべきであるとかという議論の根拠の発……

第15回国会 労働委員会 第15号(1953/02/27、25期、改進党)

○石田(一)委員 関連して。官房長官のみならず、主管大臣である労働大臣も、今日は腹痛でどうしても出席できないというならば、労働大臣の腹痛が全快してここで答弁できるようになるまで、御病気ならば十分に一箇月でも二箇月でも静養あそばして後にこの法案を審議すればいいと私は思いますから、その点をもう一つつけ加えておきます。
【次の発言】 私はただいまの倉石委員の質問に関連しまして、官房長官にちよつとお伺いしたいと思います。  今回の法案は、争議行為の方法の一部を制限するものであつて、全部を制限するものではないというような御見解と承りましたが、しからば政府は、争議行為とはいかなるものであるという見解に立つ……

第15回国会 労働委員会 第16号(1953/02/28、25期、改進党)

○石田(一)委員 関連してちよつと労働大臣にお伺いしたいのですが、公共の福祉を擁護するというこの法律の甘的で、経営者の利益をも合せて擁護することにならないか。要するに、公共の福祉を守る前に経営者、資本家の利益を守らなければ、公共の福祉は守れないことになる。その点についてはどうお考えか、この点であります。要するに、労働者の争議を制限することによつて、資本家側の低賃金に押えつけるという一つの利益が出て来るというようなこと等で、私は公共の福祉を守る前に守られるのが資本家、経営者の利益で、その後に公共の福祉が守られる、こう思うのですが、この点はいかがですか。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/11/14、25期、改進党)

○石田(一)委員 労働大臣に対する質問は留保いたしまして、私はけさほど新聞を見ましたので、これが確かなことであるかどうかということは、ここで言い得ませんけれども、しかしながらほぼ今回の国鉄の仲裁委員会の裁定案なるものが、当局によつて、政府によつてのまれたというようなことをちよつと私は拝見したのです。この点に関しまして私が運輸当局並びに国鉄総裁にお尋ねしたいことは、これは仲裁委員会の今回の裁定というものを政府が承認し、国鉄当局がこれを承認した、その結果こういう予算的な措置がとられたのであるかどうか、それとも他の民間あるいは公務員等の賃金ベース等から比較検討した結果、たまたま国鉄従業員の賃金に関し……

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第3号(1952/12/04、25期、改進党)

○石田(一)委員 私はただいまそれぞれの当事者から御意見をお聞きしたのですが、それに関連して、今朝あたりの新聞を見ますと、この裁定の第四項にいうところの手当の問題で、国鉄当局は、すでに閣議か何かで予算のわくが出た、それだから三千円以上を支給することが困難である。また組合側としては、そんなものは受付けられないというので、決裂ではないけれども、話が進められなくて、ものわかれになつて、五回か六回かすでに交渉になつておる。私はおそらく新聞が事実を伝えておるという前提のもとにお尋ねするのです。これは国鉄総裁にお尋ねしますが、政府あるいは国鉄は、この仲裁裁定を尊重するとおつしやつている。尊重なさるのであつ……



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データ更新日:2023/02/05

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