石田一松 衆議院議員
23期国会発言一覧

石田一松[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期
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このページでは石田一松衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

石田一松[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期-25期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第13号(1947/07/07、23期、国民協同党)

○石田一松君 河野金昇君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第15号(1947/07/10、23期、国民協同党)

○石田一松君 私は議院運営委員会の常任委員であります関係上、われわれ運営委員会において、一たんこうであると決定したことは、みずからこれを破ることを好まないものであります。でありますから、決定通り、自由討議並びに議院運営に関する自由討議を、これから行いたいた思います。  先ほど、議会生活の大先輩であり、しかも永年勤続の表彰者であり、しかも前内務大臣である植原悦二郎先生から、自由討議のあり方等について、まことに傾聽に値すべき御意見を承りまして、心より賛意を表するものであります。これほど高邁なる理想をもつていらしやつた植原先生が、内務大臣であられた当時、去る九十二議会の解散寸前に、選挙法の別表を改正……

第1回国会 衆議院本会議 第17号(1947/07/25、23期、国民協同党)

○石田一松君 國民協同党は、まず小枝一雄君を指名いたします。
【次の発言】 國民協同党は、坪井亀藏君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第23号(1947/08/09、23期、国民協同党)

○石田一松君 國民協同党は、自由討議の提案者のいない自由討議に参加することを快しとしないのでありますが、各派の交渉の結果、遺憾ながら酒井俊雄君を指名いたします。
【次の発言】 國民協同党は、的場金右衞門君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第35号(1947/09/23、23期、国民協同党)

○石田一松君 私は、國民協同党を代表いたしまして、関東地方の水害予防措置に関して、内務大臣以下関係官僚に緊急質問をいたしたいと思います。  去る二十日の本会議のこの壇上において、同僚の島上議員が、関東地方、特に東京都の水害に関しては、不可抗力というのには、まだまだ予防措置を講ずるところが多々あつたという意味においての緊急質問を、特に私たちもやることに同意いたしまして、各派でやることになりました。その質問に対して、ただいま内務大臣から、ただいま報告した中に島上君の質問に対する答弁は含んでいると思うから御了承願いたいとのお話でございましたが、ただいまの内務大臣の報告は、事実を調査なすつた報告でござ……

第1回国会 衆議院本会議 第38号(1947/09/30、23期、国民協同党)

○石田一松君 國民協同党は、早川崇君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第45号(1947/10/14、23期、国民協同党)

○石田一松君 國民協同党は、井出一太郎君を指名いたします。

第1回国会 衆議院本会議 第75号(1947/12/09、23期、国民協同党)

○石田一松君 國民協同党といたしましては、ただいま議題となつております議案に関しての農林委員長の報告につきましては、相当の疑義をもつておるものでございます。しかしながら國民協同党は、現下の一般客観的情勢を判断いたしまして、原案に対しての賛成の意思表示は変らないことを申し添えておきます。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第14号(1948/02/03、23期、国民協同党)

○石田一松君 國民協同党は、吉川久衛君を指名いたします。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第12号(1948/11/15、23期、国民協同党)

○石田一松君 私は、ただいま提案されました、首相の施政方針演説をただちに本会議場において行うべしという決議案に、國民協同党を代表いたしまして賛成の討論をなすとともに、いささか意見を申し述べてみたいと思うものであります。  吉田内閣が成立いたしまして、第三國会が開会以來、吉田総理大臣の言動は、ことごとく國会を軽視し、あるいはまた議員を刺激する言動に終始しているのであります。このことは、新しき憲法下における議会政治の発達の上に、まことに私は遺憾なることであると思います。すなわち、野党各派の緊急質問に対して一括答弁を行おうとするなど、あるいはまた國家公務員法の一部を改正する法律案の審議の期間に期限を……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第4号(1948/12/06、23期、国民協同党)

○石田一松君 私は、國民協同党を代表いたしまして、ただいま議院運営委員長の報告になりました議員芦田均君、同北浦圭太郎君、同川橋豊治郎君の三君の逮捕許諾の要求を拒絶するという報告に対して反対の討論をするものであります。わかりやすく言えば、許諾を與えよということであります。  今回の案件は、賛否両論にわかれた討論者が異口同音に述べております通りに、議院運営委員会における檢察当局の説明をもつてしては、この被疑事件が、はたして三議員を、國会の開会中、しかも目前に解散の迫つているこの現実において、逮捕を許諾すべきものかいなかという確実なる判断をつかみ得なかつたということは、各討論者によつて十分に説明され……

第4回国会 衆議院本会議 第8号(1948/12/10、23期、国民協同党)

○石田一松君 ただいま議院運営委員会におきまして、同僚議員田中角榮君の逮捕許諾を求められた件について協議中でありました。この逮捕許諾を承認すべきかいなか、われわれ運営委員が逮捕の許諾に対しての判断をする資料といたしまして、一應総理大臣の一、二分間の出席を求めて、総理大臣の意向を聞きただしたいと主張いたしましたところ、総理大臣は目下本会議に出席中につき、運営委員会に出席不可能であるとのことで、二度、三度にわたる要請を拒絶されました。総理大臣が本会議をかく重視なさる御態度には、われわれ運営委員も敬服をいたしまして、しからば本会議においでになる総理大臣に、わずかな時間をさいていだだいて、本会議場で緊……

第4回国会 衆議院本会議 第9号(1948/12/11、23期、国民協同党)

○石田一松君 私は、ただいま議題となりました、民主自由党を除いたほかの各派共同提案になります政、財、官界の徹底的粛正に関する決議案提案の趣旨を、簡單に説明いたしたいと思います。  まず、決議案の案文を朗読いたします。   石炭國管案反対運動及び昭和電工に関する汚職事件、あるいは、いわゆる纖維疑獄事件、さらに千葉合同無盡事件等、現國会議員中相当数の容疑者があると信ぜられる事案が、今なお未解決であることは、國民周知の事実である。かかる状態において総選挙を行うことは、國会の権威を保持し、且つ國民の公正なる投票権を行使させる上において、われわれは、これを黙過することができない。   よつて政府は、一刻……

第4回国会 衆議院本会議 第11号(1948/12/13、23期、国民協同党)

○石田一松君 ただいま議題となりました議員泉山三六君を懲罰委員会の議に付する動議の提出趣旨弁明をいたしたいと思います。  休憩前の本会議のこの演壇におきまして、同僚議員榊原千代君のなされた議事進行に関する発言及び同僚議員山下春江君のなされた一身上の弁明を承つたわれわれは、みずからの耳を疑うほどに唖然としたのであります。しかもこの内容が現在最も官公労組の人たちが関心をもつております追加予算、しかも賃金ベースに関したこの予算の審議最中、しかも一方、未帰還者の家族の方たちにいかに給與するかという、まことにわれわれ國民として関心の深いこの予算的法案が議場において審議されようとする際に、その最高の責任者……

石田一松[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

石田一松[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第1号(1947/07/26、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は昨日の各派交渉會において、この隱退藏物資等に關する特別委員會がつくられることは、その重要性は相當認めておるのでありますが、本會議においてこれが論議されるよりか、委員會をなるべく小さくつくつていつて、世間の耳目をこれによつて瞞著せんとするがごときことがあつてはたいへんだ。もしこの特別委員會の委員の指名があつたならば、本會議でこれを問題にすることができぬ。それで私は昨日委員の指名のある前に、本會議において緊急質問の形をとつて、政府はこの問題に對してどこまで決意をもつて解決しようとしているかということを質し、しかも現閣僚の中に二人ばかり、この事件に關して全然關係がないとは言えな……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第2号(1947/07/28、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの隱退藏物資竝びに特殊物件の處理に關する調査につきましては、與黨とか野黨とかいう立場を全然超越いたしまして、嚴正公平なる觀點に立つてこれを追究したいと思つておるものであります。すなわち私は正しい眞の意味の國民の代表の一人であるという氣持から、以下二、三の點について責任のある政府當局の所信を質したいと思うものであります。  現内閣の片山總理大臣は、去る國會において、ほとんど全員一致の意思によつて。内閣總理大臣に指名された方であります。しかもこの内閣こそ、疲弊のどん底にある、今まさに瀕死の状態にある日本に、起死囘生の妙手を施さんとするほど重大な役割をもつておるものと思うので……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第4号(1947/08/02、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいまの御質問ですが、これは提出された資料の十三、隱退藏物資等處理委員會前副委員長世耕弘一氏の指令書に關する件、これの五のところに「上記の通り退隱藏物資等處理委員會の運營の根據は、前掲摘發處理要領のみであつて、民間の情報提供者に對して假摘發指令書を發したり、物資の調査、集荷、輸送を委託したり、又摘發物資に關する拂下の指令書を發したりすることの出來る何等の法的根據も有權的な取極めもない」とはつきりここに資料が提出されておるのでありますから、何らここであらためてこの問題を言うことはないと思います。それよりか特にこの際私要求しておきたいことは、過日の委員會において、世耕氏は例の飴……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第5号(1947/08/04、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいまことに結構な提案であり、また異議なく決定されまして結構でございますが、事實この委員會が設けられてすでに三、四囘にわたり委員會が開催されて、相當の論議が盡されているにもかかわらず、この委員會が究明した、しかもこの委員會から生れた調査事實というものが、いわば全然ないくらいで、せんだつての鈴本司法大臣の、政府の閣僚にそういう者はない。もし今後そういうことがあつたときには相當の責任をとるということ。また過日の本委員會において和田安本長官がはつきり辯明をなさいました。この程度の問題しかこの委員會においては未だ調査審議ができないないわけであります。それならばかかる委員會をつくつて……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第6号(1947/08/06、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 今日はせんだつて前警視廳の小杉生活課長竝に前目白署長の有田君を證人として呼び出した關係上早く來なければなりませんでしたが、ちよつと惡感を催しておりまして遲くなりました。私が尋ねようとしたところの大半は、同僚中野君が相當鋭く質問してくれまして、だんだんと事件が明瞭になつたような感がありますが、この際私は警視廳が全力をもつて摘發を中止させたかどうかというこの問題は、中野君の質問により、その方に任せたいと思います。ただ私がここで一言特にお尋ねしたいことは、警視廳の生活課長と有田警察署長とがいろいろ管轄問題などで協議の結果、それでは警視廳がやつた方がよいときまつて、目白署がこれに協力……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第7号(1947/08/08、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は何だかこの會の目的が、だんだん横へそれてきているような氣持がいたします。官僚を衝こうとする人があるし、そうかと思うと先だつてあたりは今後の摘發物資の管理を人民管理に移そうとする人があるし、かと思うと官僚とともに政界の肅正をしようという人もあるし、目的が違つてだんだん離れていくようであります。ただいま世耕氏が自分のことに關してでありながら、これは一應御考慮になつてはいかがと、手紙の件について森證人に申出があつたようであります。まことに私は感激しております。森證人は先ほど井上登なるものが前科者であり、窃盗の前科がある。集團強盗などやつた者であつて、そういう者の情報には何ら信が……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第8号(1947/08/13、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は石橋湛山氏にちよつとお尋ねしたいと思うのですが、世耕氏の資料によりますと、世耕氏がこの隱退藏物資等の摘發をするための情報を集め、またその當時これをやることが國家的に重要な問題だとお考えになつて、石橋前大藏大臣であるとか、あるいはまた内務大臣、商工大臣等とたびたび會つて、種々協議の末、それはまことにいいことだから大いにやれと激勵をうけて、非公式ではあつたがまずこれに手をおつけになつた。この後この世耕機關なるものの活動が非常に活溌になり、中には世耕氏のお出しになつた指令書によつていろいろと不祥事が惹起されました。こういうことは認めるのでありますが、少くとも隱退藏物資等の處理委……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第9号(1947/08/15、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 眞子さんにちよつとお尋ねしたいのですが、先ほどからの委員の質問、また眞子さんの御答辯、證言等を拜聽いたしておりまして、最後の結論に到達しましたことは、隱匿物資等の緊急措置令による犯罪であるかどうかをお調べになつて、その物資がこの措置令には該當しない。しかも該當しないということを十分には確かめないで、要するにこれはどこからどこに拂下げられ、どういうふうにやられたものであるかを十分に調べたかどうか。ただいま御記憶がないというお話でありましたが、それははつきりした取調べ證據もなく、ただ概括的に取調べて、これは栃木縣の生活物資活用協會の拂下物資だから、それならいいというので全部封印を……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第10号(1947/08/18、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 去る十六日の土曜日、非公式でありましたけれども、安本の元島、中村、高山の三君、商工省側からは高原氏一人がこの摘發隊に同行いたしまして、衆議院前を午後二時ごろ出發いたしました。視察する場所、また摘發する物資のある場所は昭和ゴム株式會社で、神奈川縣の寒川にありますもとの海軍の工廠跡であります。但しこの昭和ゴムの施設、機械類は賠償物資の指定工場になつておりますので、もし正式なる手續を踏むとすれば、第八軍または神奈川、東京あたりの軍司令部のパスポートが必要となるわけであります。そこで私たちもいろいろ横濱に參りましてその手續をとりましたが、土曜日のことで、向うに著いたのがすでに四時ごろ……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第11号(1947/08/22、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は中野委員とともに昭和ゴムに行つた委員の一人として、中野委員の報告に一言附け加えたいことがございます。これはまことに抽象的な問題のようでございますが、昨日の午前十時半、十一時ごろから始めました摘發隊の摘發方法は、まず地圖をもつて綿密に隅から隅までやるという方法でありまして、相當數ある倉庫を一つ一つ摘發して調査して歩くのでありますが、會社側の案内に從つて出發いたしますので、午前中あるいは午後の一番明るくて倉庫の中のよく見える一番大事な時間の間、ほとんど物の入つていない空家同然の倉庫ばかり一生懸命調べることになりまして、いよいよ五時、六時となつて日が暮れかかつて、倉庫の中の物が……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第12号(1947/08/25、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はまず最初に瀧澤さんにちよつとお伺いしたい。さつきお言葉の中に盗難に遭つた水あめが十カンほどあつたということでございますが、これは先ほどの御證言では岩崎から現物の水あめをとるというのは、瀧澤さんの方でおとりになるのではなくて、さらしあめの加工業者が切符かなんかをもつて工場へとりにまいりますのか、さらしあめをおつくりになる工場が十カンあめを盜られたのか、それとも水あめをさらしあめにする工場の二、三軒の人が五カンづつ、あるいはまた三カンづつ三軒でとられたのか、この方面のことは事情がわからないのでございましようか。
【次の発言】 先ほど御證言があまりにお言葉が早かつたのでよく聽取……

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第13号(1947/08/27、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいまの靜岡の問題ははつきりいたしましたが、實は先だつて來の水あめの問題にいたしましても、ただ業者側竝びに統制會の方で、どこそこに配給したんだという證言はありましたが、事實その水あめなりさらしあめが彼らの證言するがごとき小學校兒童に配給されたか、それとも引揚同胞援護會にそれだけの量が配給されたかということの調査はまだわれわれ濟んでいないのであります。その點を私たち保留したといいますか、まだ調査が濟んでいないということを前提の上にこれを打切るならばよいと思います。

第1回国会 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第14号(1947/08/29、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいま中野君は目白署の資料を要求したが出てこない。ただこれに關しては、石田君がそれに代えると言つて資料を出しておるが、石田君は目白署の警察署長ではないのだからというお話がありましたが、私は絶對にそれに代えると言つてこの資料を提出した覺えはございません。先だつて申しましたのは、目白署から資料が出るはずであるが、もし出たときに數字を檢討するについて、私の提出するこの數字は目白署の根據となつた數字であつて、これを食い違いがあるかどうかということの參考までに、資料として提出すると言つたのであります。目白署に代つて私が提出したものでないことは御了承願います。

第1回国会 議院運営委員会 第2号(1947/07/05、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいま十三名というお話でありましたが、これは各党派の所属議員の数によつて、おそらく、社会、民主、自由、社会、民主、自由社会、民主、自由とした後を、國民協同党、第一議員倶樂部、日本農民党、共産党、各一名ずつに予定された、ただいまの御意見と承りますが、私たち國民協同党は現在三十二名を擁しております。先だつて來、絶えず大政党である社会、民主、自由のお方には比率通りにやられ、また國民協同党以下は絶えず一名ずつになる。こういう先例のようになりかかつているのですが、この際もし正当な比率によるとすれば、三十二名に対する発言を、もう少し増加していただけるように考慮してもらいたいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第3号(1947/07/08、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 事務総長にお尋ねいたしますが、第一條の「歳費及び通信費」、これはどういう價格の見積りですか。
【次の発言】 昨日の自由討議のあり方を見ていますと、政府に対する質問の延長というような形であります。討論する人の時間が十分間あり、政府の答弁者に五分の時間があるのですから、この十五分を各自討論者が用いるならば、もう少し内容のあるものができると思います。討論である以上、もちろん答弁を要求することもできるのですが、ほんとうに議員同士でやるいわゆる討論になれば、きのうの場合でも十五分ずつに時間がなるのではないかと考えます。
【次の発言】 この前の運営委員会で保留をしておいたのですが、この木……

第1回国会 議院運営委員会 第5号(1947/07/09、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいま発言の人数が十七名、すなわち社四、民四、自四、國二、第一一、農一、共一ときまりましたが、この実質的発言順位は、明日各派交渉会において、われわれ小会派の方にも相当の考慮を拂つていただきたいということをお願いいたします。
【次の発言】 発言者は自席におけると壇上におけると、発言者の自由意思によつて、その発言の場所を選択できるように‥‥

第1回国会 議院運営委員会 第6号(1947/07/11、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は、國会を休会することも、一つの議院を休会することも了解に苦しみます。その理由はたびたび申し上げました。そこで最後の案でありますが、委員会においては、独自の立場において会議をお開きになることも、もちろんあり得ることとして、本会議が何日間くらい開かれないという見透しがつくならば、それは私はやむを得ないことと思いますが、そういうふうに御採択あらんことをお願いいたします。

第1回国会 議院運営委員会 第7号(1947/07/24、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 先ほどの林君の仰せになりましたところでは、自由討議は各政黨の政策に基いて代表して自由討議をやるというふうに解釈しておられたようですが、私としては、自由討議というものは、政党を代表してあそこでやるのではなく、議員一個人として、文字通りフリー・トーキングをやると考えておるのです。その点では、特にこの際政党を單位として自由討議をやるのじやない、議員一人々々の権利において自由討議をやるのだ、そういうふうに私はこの自由討議の性格というものを了解しておきたい。特にその点をひとつお含みを願いたい。
【次の発言】 先ほどの請願の問題が形式にとらわれず、内容を考慮して委員会に付託されたという一……

第1回国会 議院運営委員会 第8号(1947/07/28、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 さつきの常任委員会の場合に部屋をとられる、また常任委員会の何かのためにつくられていて、調査員とか書記にこの部屋が使われる。それであつたら、初めから仕切りをしないで、会議室として廣くして、二つでも三つでもこしらえておいたらどうか。
【次の発言】 廣い方がいい。
【次の発言】 これは松岡議長の場合は今度当選したから、議長になつたから議員として選ばれたのではなくて、もともと労働代表というような意味で選ばれたものが、再び当選し、しかも議長になつた。向うの川上氏も以前から議員であつたが、それがたまたま参議院議員に当選したために、こういう手続を必要とすることになつたので、いろいろの事前工……

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/08/02、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいまの林君の御意見に私も賛成をいたします。その理由は、まず第二十六條の問題に関しまして、いろいろ憲法上の、今第一部長のおつしやつた解釈も首肯できることではございますが、この二條の「彈劾による罷免の事由」という範囲を考えたときに、その範囲に属する裁判官を裁判するときに、何がゆえに、裁判官に対する何かの思いやりと言いますか、「公の秩序又は善良の風俗を害する虞がある」といつて、これを非公開にしなければならないか。むしろこういうことこそ公開して、もつて戒めとなすべきだと私は考えます。そういう意味でもあり、また後日違憲論などの問題が起つた場合の責任を考えましても、私は今の林君の意見……

第1回国会 議院運営委員会 第13号(1947/08/14、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの十二條をなんとかして残したい。しかしこのままで残すのが惡ければ、出席訴追委員の全員の意思によつて認めたときにはというような制限を附して残したいと思います。ただいまの小島君の話も一應ごもつとものようですが、そういうことになると、この裁判官彈劾法案では訴追委員会などはいらない。はじめからすぐ彈劾裁判所へもつていつてきめればいいわけで、裁判にかける以前に一應冷靜なる判断をもつて考えた場合、これを訴追するよりか、家庭の事情等で情状を認めて訴追しない方が、むしろ國家の裁判の上にも、また國家のためにも利益だということは、今後あり得ると思います。そういうときに訴追委員会にこの権限が……

第1回国会 議院運営委員会 第14号(1947/08/15、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 憲法の解釈が出ているが、八十二條の憲法第三章で保障する國民の権利が問題となつている事件の対審は、十五條の國民が裁判官を罷免するというその権利があるかないかということが問題となつた場合には、それは公開しなければならぬ。しかしこの際は國民の権利が問題になつておるのでなく、権利はすでに行使しておる。だから國民の権利が問題になつておる事件の対審というものは、この二十六條の裁判を公開するかしないかということには関係しないと思う。今のような憲法八十二條とか、七十八條とか、あるいは十五條の解釈によつて二十六條の但書をとるということになれば、二十六條の初めから要らないことになる。憲法の問題か……

第1回国会 議院運営委員会 第17号(1947/08/22、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は國民協同党を代表いたしまして、裁判官彈劾法案がこの委員会において相当愼重なる審議を繰返えされ、ここに決定の運びに至りましたことに心より賛成の意を表明するものであります。ただそれにつきまして、一言ここに申し述べたいことは、憲法の第六十四條によつて認められた今回の裁判官に対する彈劾裁判権で、訴追委員及び予備員が本案においては衆議院議員より選び出される。こういうことになつておりますが、後日これが衆議院によつて可決され、参議院に送付された場合に、これらの点においてまた再び他の最近起つている議案のごとく、何か参議院において問題が発生するのではないかというような杞憂も抱いておるもので……

第1回国会 議院運営委員会 第19号(1947/08/27、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 國協黨は與黨三派の話合いである程度話されたはずであると思いますが、議院の面目とか何とかいうことをあくまで固執するのでなく、實際問題としては私たちが考えると、自分たちがこれを審議粗漏ならばともかく、相當この問題を取上げて審議して、これでいいと衆議院が全員一致をもつて可決したものが、一週間かわずか經つて、參議院でこれにみそをつけられたからというので、今度はこれに一部分反對する者が出てくるということになると、自己否定みたいな、何だか衆議院議員の全院一致などというものは、あまりあてにならないということになつてくるのではないかというさびしい考えもありのです。ここは事を荒立てないで、圓滿……

第1回国会 議院運営委員会 第20号(1947/08/28、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 國民協同黨も今の社會黨、民主黨と同じ意見であります。

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/30、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこういう意見をもつております。これは自分の選擧區などにいく人もあるが、もちろんその人たちは手當かせぎにいくわけではありませんから、一應この際承認を與えて、議院としては調査を許すが、手當の件について一應考えてもらうというようなことに……「それは法律できまつておる」と呼ぶ者あり)本人が辭退すればいいと思う。
【次の発言】 休會する理由を現わすのはまことに結構ですが、もし本會議で動議として提出されたときには、その動議には休會する理由は述べない。休會するということだけでやれる。
【次の発言】 そういうことはわれわれがどうこう言う必要はないと思います。十月二十日になつてまた必要があ……

第1回国会 議院運営委員会 第22号(1947/08/30、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は二週間の休會をするしかないかというときに、たとえ議員の一部であろうとも休會の決定に異議があるというときにはそれは議長の裁量というようなことをしないで、異議を唱えた者が何人あるかを計算して、やはり一應問題として取上げねばならぬものだと思います。
【次の発言】 そういう點について、私たちは私たちの責任においてこの二週間の休會を定めたなどと將來の記録に殘ることは、私たち議員の面目にもかかわり威信にもかかわる相當重要な問題だと思いますから、そうした曖昧な態度での休會はにわかに贊成できないと思います。どうしても自由黨、小會派でそういう御意見で休會に反對ならば、私たちも自由黨、小會派……

第1回国会 議院運営委員会 第23号(1947/09/15、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 今、總長の最後の御意見がありましたように、やはり現段階においては決算委員會にこれを付託して、必要に應じて勞働委員會と合同審査をするということが妥當だと思います。
【次の発言】 しかし今の摘發された物資をどういう方面に活用するかという委員會は、今度遊休物資の活用委員會というものができて、それとどういう關係になるか、政府の方と議會とは全然對立した關係でやるかつこうになるのですか。

第1回国会 議院運営委員会 第24号(1947/09/17、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 この問題は、明日本會議を開いて報告を求めることになつていますから、その報告を求めた後に論議する方が順序が正しいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第30号(1947/10/08、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの研究事項のイの問題は兩方の中庸を行つたものであると思つております。現在の機構、規則をそのまま存置しようとする小島君の御意見まことに結構だと思うが、しかしどちらかいえば自由討議の制度を活用して、動議で提案の趣旨辯明を求めることがいいと思います。しかもこれし現行の制度を亂すものでもなく、山口君の希望なされるような本會議で提案者の趣旨辯明を求めて、しかも傍聽人にまでもその趣旨がわかるようにする。また一般議員にも重要法案の趣旨わがかるようにする。これが賢明なる方法で、むしろ國會議員としてそういう方法をとる方が義務に忠實であると考えますので、ぜひ議案の第一のイのように取計らわれ……

第1回国会 議院運営委員会 第31号(1947/10/09、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 裁判所における證人の僞證罪と、國會における證人の僞證罪とは、おのずから別個に取扱うべきものだと思う。ここに新たなる僞證罪をわれわれがつくつていくのだという觀點に立つて、これを單行法としたい。
【次の発言】 この前の申合せと全然反することは、方々がほとんど自分の選擧區に歸るということです。なるべく選擧區に關係のない者か行くようにすべきだ。自分のところを調査に來たという名前で行く、それもいいことだが、外部から見られれば黨勢擴張とか、選擧地盤の固めに來たのだというふうに見られる。

第1回国会 議院運営委員会 第32号(1947/10/13、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 法制部の方にお聽きしたい。罰則の規定ですが、この法律案の第四條の「三月以上十年以下の懲役に處する。」それから第五條の「三千圓以下の過料に處する」というのは、いわゆる司法裁判所の法廷における證人の僞證罪の罪と同じでございますか……。
【次の発言】 私は裁判所における證人の罰則規程よりか、少くとも國會の委員會における證人の僞證罪、また不出頭に對する罰則というものは、でき得る限り量刑範圍を挾く、輕くしたい。もちろん罰則の方が目的ではないので、この罰則があるということで證人の證言が正しくなされればよいのだ。その目的のためにやるので、これほどの重い罰をここに規定しなくてもよいというよう……

第1回国会 議院運営委員会 第35号(1947/10/20、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 第三條の「本條の罪は、議院の請求を待つてこれを論する」という點ですが、この間も一應申し上げたように議院、ハウスということになつておりますと、メンバーの請求ではこれは論じられないことになる。そうすると、議會における多數決によらないことになる。そうすると、議會における多數決によらないとこれは請求できないわけですか。僞證罪であるかないか、その罪が成立するかどうかということは多數決により決定すべき性質のものかどうか。
【次の発言】 私の言いたいことは、議院の請求をまつてこれを論ずることになれば、議院の請求がなければその罪が成立しないことになる。事實は罪を犯しても議院の請求がない以上罪……

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/29、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 いろいろ議論も出たようでございますが、國民協同黨から選ばれた私といたしましては、議場における議員の不規則ないわゆるやじというものが――もちろん今囘のやじの内容については相當重大な意味を含むものであるということは了解いたしますが、やじが取上げられて懲罰の問題になるとか、そのやじつた者が、やじりましてどうも濟みませんでしたと、本會議の壇上であらためてこれを陳謝するなどということは、異例のことに屬すると思います。しかも國民から選ばれた議員が、自分の不用意であつたということを認めて、あの壇上から誠意をこめて陳謝するならば、私は實質的にはこれ以上の懲罰はないと思います。なおこれに對して……

第1回国会 議院運営委員会 第43号(1947/11/14、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はわくがきまつたということについて、まことにそのわくには贊意を表するものですが、特にこの隱退藏物資等に關する特別委員會の委員が、安本の摘發隊に同行して、その摘發隊の摘發状況を視察するということは、議案の審査、あるいは法案の立案には直接役立つことは少いかもしれません。しかし現在遊休物資活用委員會に關する緊急措置法案というものを立案中でもありますし、この立案の途中におきまして一部の委員がせんだつて埼玉方面にこの摘發状況視察のために出張したことが、どんなに法案を立案するために有效であつたかということは、この委員會に出て起草しておるときの議論を聽けばよくわかることであります。また國……

第1回国会 議院運営委員会 第45号(1947/11/18、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 第五條の二項の「當該公務所又はその監督廳が前項の承認を拒むときは、その理由を疏明しなければならない。」この疏明の範圍です。この疏明というのは、どの範圍を言うのか伺いたい。
【次の発言】 こまかいことは要らぬということになれば、監督官廳がわざわざ第二項のように議院に理由を疏明しなくても、第一項の「本人又は當該公務所から職務上の祕密に關するものであることを申し立てた」だけで第二項は要らないことになつてしまう。
【次の発言】 疏明とはどの程度のものか聽いているのです。

第1回国会 議院運営委員会 第46号(1947/11/28、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 國民協同黨も森君の提出されました參議院の運營委員會において決定しました通り、會期を九日まで延長することに同意いたします。それと同時に、やはり森君の主張にありました通り、決してわれわれ衆議院が參議院の審議權に關して云々するなどというおこがましい氣持は全然ございませんが、少くとも衆議院の院議によつて決定されたあらゆる法案が參議院でかりにもし修正可決されるような場合、兩院協議會などという國會の機關を活用する時日を考慮の上、參議院の方におかれてもぜひ審議の促進ということについて、その點から御考慮をされんことを望みまして、今の御意見に贊成いたします。

第1回国会 議院運営委員会 第47号(1947/12/01、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 今の問題とは別の問題ですが、せんだつて各派交渉會で、地下政府の問題に關する緊急質問をすることになつて、わが黨より多賀君がやることになつていたのですが、第一議員倶樂部の田中君がやりたいというので讓ることになつていた。その取計らいが政府の答辯の關係から一應保留の形になつていたのであるが、昨日の新聞を見ると參議院でこれをやつておる。われわれの方がこれを緊急問題と思つて緊急質問を要求したにかかわらず、衆議院の方では愼重な態度をとつて保留の形になつているのに、參議院の方が先にやつてしまつている。こうなると衆議院はこの問題を不問に附したのではないかという誤解を世間に與えると思う。これでは……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第38号(1947/11/21、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は二、三日前にこの委員會の常任委員として選ばれました者で、以前に行われた質問と重複する點があるかもしれませんが、しかし大體の線に沿つて、當局に對し二、三の質問をしてみたいと思います。  まず第一に私がお尋ねしたいことは、警察法を制定して、この警察法による日本の今後の警察組織によつて、現在日本の治安が、さながら無警察状態のごとくになつていると、私は日々感じておりますにもかかわらず、この警察法によつて、この治安が確保されるかどうか。日本の治安維持、國民の身體および財産の保護に任じ得る確信があつて、この法案を提出なすつたかどうか。敗戰後日本の警察制度の中から、いわゆるあの思想警察……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第43号(1947/12/01、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 過日この委員會におきまして、本案の第五條の第二項の括弧内の、いわゆる公安委員になり得る者の制限と申しますか、これに関して私は質問いたしました。この括弧内には「(昭和二十年九月二日以後において公選され又は公選若しくは國會、その兩院若しくはその一院又は地方議會の選挙若しくは議決によつて選任された者を除く。)となつております。そこで私は、この前段の「公選ざれ」という、この公選された者が除かれるものでありますから、昭和二十年九月二日以後に公選された國會議員は除かれるのであるから、國會法三十九條の規定によつて、議院の承諾を得た國會議員は、國家公安委員になり得るかどうかという質問をしたの……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1947/12/05、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は、ただいま提案されておりますところの警察法案の原案並びにただいまの修正案に贊成をいたします。がしかし、ただ私たちの考え方といたしましては、この警察法によつて今後組織づけられるところの、日本のこの警察組織によつて治安の維持、國民生活のいわゆる保護というものが、萬全になし得られるようにと、現在日々われわれは治安の乱れていることを現實に見ておるだけに、特にこれを要望するものであります。もし私の申し上げることが可能でありますならば、この組織の確立される直前において、大きな國家意思によつて、今後警察官はかくあるべきである、警察行政はかくあるべきである。警察行政はかくかくの根本精神に……

第1回国会 懲罰委員会 第3号(1947/12/08、23期、国民協同党)

○石田一松君 委員長の許可を得まして、まことに僭越だと思いますが、この件については、終始私も交渉會あるいは運營委員會等で關連をもつておりましたので、一言申し上げたいと思います。  私がいまさら申し上げるまでもございませんが、この除名という問題は、議員にとつては死命を制する實に重大問題であります。でありますからこそ、この問題は、本會議場において出席議員の三分の二以上の贊成がなければ、これを認めないことにもなつております。それほど重大に扱われておる問題でありまして、ここでもし決などとられて、それが決定したとしても、おそらく現在の本會議の議員の分野においては、三分の二ということは不可能ではなかろうか……

第1回国会 文化委員会 第6号(1947/08/26、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつと文部大臣に今の國民運動に關連してまいりますことで、伺いたいと思います。私たちは、こうした國民娯樂などというような文化面の仕事をしておるものでございますが、終戰後檢閲制度がなくなつた。これは自由が與えられたので、まことに結構でございますが、靜かに考えてみますと、演劇、演藝、映畫方面の檢閲制度がなくなつたために――演劇とか、映畫とか、演藝というものが檢閲制度がなくなつて自由になつたために、實際は約二十年ぐらい演出法などが退歩したというふうな感じを、私たちはもつております。國策に順應させるためにどういうな檢閲制度でなく、そうした面の向上をはかるという意味の檢閲制度ではなくて……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 議院運営委員会 第2号(1948/01/21、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 公認候補者として出て、議会政治をやつてる者が、途中で分裂して一つの会派ができることを想像して、國会法や衆議院規則ができておるものではないし、この議会に政党法でも提出されればなんですが、こういう問題は例外的な問題だから、一應原則に從つて、正しいもとの姿に編成することがほんとうだと思います。
【次の発言】 今山口さんの「任期中その任にある」という根本原則を、この運営委員会だけで破るという先例をつくるとおつしやいますが、こうした先例は、ただいまのような現実の問題で、社会党の百何十名の方が二、三人しか農林関係の委員をもたない。全農派の方が五、六名ももつておるというような、全然逆な場合……

第2回国会 議院運営委員会 第3号(1948/01/24、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの問題に関しまして、昨日來の交渉会の経過もよく存じております。要するに愼重に取扱うべき問題であります。いやしくも國会議員が國会の開会中に政府からの一片の公文書によつて、開会中の議員が逮捕されるという事実は今後の國会の権威を保つ上においても相当重大な問題であります。しかしこの重大な問題こそ私たちはこの運営委員会の今後の権威を裏づける意味においても、運営委員会においてこの問題を一應愼重に檢討する。決して権限以上のものを運営委員会において任されたとは思いません。しかもこの問題はもしこの委員会においてやるかどうかの採決をする場合に、各党に帰つていろいろ相談をして衆知を集めて最善……

第2回国会 議院運営委員会 第4号(1948/01/26、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 立法府の権威を政府が尊重してくれまして、相当愼重考慮の上に原侑君の逮捕に対して衆議院の許諾を求められたというのでありまして、この書面に書かれた以外のことは説明しかねる、この事情もよく了解するのでありますが、その原君を逮捕しなければならぬという、どういう犯罪的な事実があるのかということを、特にわれわれが聽こうとするまりか、東京高等檢察廳から、少くとも司法大臣あてに、原侑というものを今ただちに國会の開会中に逮捕しなければならないという要求があつたから、この意味に対して政府から今回の要求があつたと思います。そこで私はでき得ることならば、書面以上の説明ができないまでも、東京高等檢察廳……

第2回国会 議院運営委員会 第6号(1948/01/28、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は昨日來の新聞記事等に見ましても、何だか本委員会が故意にこの決定を延引しておるかのごとく疑われるような記事もあつたのでありますが、本委員会としては、これはまことに不本意なことでございます。討論を明日に延ばして、明日本会議に必ず問に合うように討論を終結して委員会の態度を決するという、ただいまの安平君の動議に満腔の賛意を表するものであります。

第2回国会 議院運営委員会 第7号(1948/01/29、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は國民協同党を代表いたしまして、本件に対して嚴しい希望條件をつけ逮捕の許諾に同意するものでありますが、その前に一言申し述べたいことは、私はこの事件が去る二十三日の各派交渉会の席上議題となりましたとき、すでに申し上げたことく、かかる問題は党の政策の問題ではありません。少くともこうした問題は、議員が一人々々の良心的判断において決定すべき問題であるという意を申し述べたのであります。現在といえども、私はこの考え方に全然変更を認めておりません。少くともかかる問題を党議によつて議員が束縛されるということは、まことに私は遺憾に思うものであります。しかしながら、ここに冷靜に考えなければなら……

第2回国会 議院運営委員会 第13号(1948/02/13、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 この前の片山内閣のときの組閣の行き方ですが、私の記憶するところによると、自由党を混えた四党政策協定なるものが先にできて、その範囲内において次期政権が政策を実行するという含みをもつて、自由党の指名投票が片山氏に投票したと思います。私はそうであつてこそ、初めて自分の指名する一票に責任がもてると思う。これがただ指名して、しかる後に政策協定をやることになると、あれが前例とはならないまでも、第一國会の傍頭においてなされたことと順序が逆になると考えておるが、こういうことについて、自由党の意見を一度聽いてみたいと思う。
【次の発言】 それが私たちの正しい考え方だと思うのですが、どの党も、一……

第2回国会 議院運営委員会 第17号(1948/03/20、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は一應言つてみたいのでありますが、この前の行政機構に関する問題を――たとえば労働法規に関する問題は労働省の問題で、内容は労働関係の内容であるからと、内容を檢討して、衆議院規則に要するに所管に関する事項と明記してある、いずれにも該当しないような委員会に委せる。内容を檢討してどうするということは間違つていることで、ある一つの議案を――速記録を見ないとわかりませんか、やはりこれに書いてあるように、決算委員会の第三の行政機構に関する事項であるというので、決算委員会でやつたことはあります。今度の問題も私は欠席していて、いまさらどうこうは言いませんが、そういうことからこういう問題が起き……

第2回国会 議院運営委員会 第23号(1948/04/01、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 そうすると今までの各派交渉会を、特に國会法の中の議院要は一体どういうところにあるのですか。
【次の発言】 そういう解釈になると思いますが、長い間やつてきた各派交渉会なるものが四角張つたものではなくして、むしろ各派の代表が寄つて話合つていくところに、私は各派交渉会の交渉会たる存在價値があるのだと思う。もしこれに法的な根拠をもたしめてやるならば、各派交渉会のよさというものが抹殺されるような感じがないでもない。そういう点はいかがでしよう。
【次の発言】 各派交渉委員が議院運営委員会の小委員ということになれば、今度は兼任する範囲の中の一つの委員になるわけであります。そして会期が変りま……

第2回国会 議院運営委員会 第25号(1948/04/05、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 上つたのは何と何ですか。
【次の発言】 今五月の暫定予算というお話がありました。もうすでに客観的な状態では五月の暫定予算ということになつておりますが、それとも休会明けには本予算が出るというお見透しで二十一日以後にとおつしやるのですか。
【次の発言】 十日間あれば暫定予算としないで本予算が出るかどうかという問題です。

第2回国会 議院運営委員会 第26号(1948/04/06、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 常任委員会に出席できないでその職能を果すことができないということは、根拠はどうであろうと絶対に不合理だと思う。これは議長と委員長において善処されたい。議長と運営委員長に一任したいということを提議したいと思います。
【次の発言】 二つの委員会に兼任の場合、一つに出れば他に出られないが、それは欠席ではないと思います。そういうことはあり得ますね。
【次の発言】 それから具体的な問題ですが、こういう長期にわたつて國会が開会されておるときには、あらゆる犠牲を拂つて速やかに議員の宿舎をつくつて、議員の上京しておる間の生活の負担をいくらかでも軽くするようなことを、まず根本的に考えなければな……

第2回国会 議院運営委員会 第28号(1948/04/14、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの前の原君の逮捕の許諾を求められた件のときにも、この委員会において討論のときに、今後國会法のこの條項がわれわれの主張する司法裁判所の手を経てこれが行われるということの改正がなされることを強く希望して、私は賛成の意を表したのであります。ただいま小島君の御議論によると、司法権が独立しているその裁判の結果、出される令状である。この令状の執行を不能ならしめるように國会がこれを拒否した場合には、國会が司法権に容喙し、またその権限を犯すかのごときことになる、こういうお説でございますが、司法権が立法機関に犯されていけないと御じように、少くとも日本の國権の最高機関である國会も、司法権に……

第2回国会 議院運営委員会 第29号(1948/04/15、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 この五十六條の二は、新憲法前の議会で、政府が本会議で必ず趣旨弁明をした、あの形の一部復活と理解してよろしいか。
【次の発言】 そうするとこれは委員会に付託される前の問題か、それとも付託されて審議にはいつた後の問題であるか、その時期はどうなつておりますか。
【次の発言】 そうすると法案が提出された委員会では、その法案の提出されたときに趣旨弁明はなされておるはずである。そしてそれは報告書あるいは委員会の速記録としてもうできているはずだと思う。その場合特に詳細なる説明を聽くということなら話はわかるが、ただ單なる趣旨弁明を再び本会議で求めるということは、どうも私には理解できない。

第2回国会 議院運営委員会 第31号(1948/04/26、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 やはりこれは税金のことですが、百パーセント税金完納の実績をあげた地方の税務署に対して、政府がしたのか、國会がしたのか表彰状とかいうものが社会党の代議士諸君によつて選挙区へ持帰られて、選挙区の選出代議士諸君がその税務署の人たちを集めて盛大なる表彰式を地方で催しているのです。それに対して祝辞、答辞というようなことで東京からわざわざ來たというふうにして地方で催されておる。もしそういう催しを政府、國会がやるならば、その地方選出の議員が招聘されるべきであるが、これはどういうことなんですか。そういう不平が地方から來た人よりあるのです。

第2回国会 議院運営委員会 第34号(1948/05/06、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 それを話し合うならば、この議案が衆議院で全会一致で通過するかしないか、それさえきめればいいことで、参議院が否決したときにどうするかということは、今ここで論議する必要はないと思う。
【次の発言】 これは決して妥協的な意味ではありませんが、ただいまの事務総長の御報告を承りますと、これは議会の立法行為についての最高裁判所と事務局との御相談ではなくて、はたしてわれわれが先だつてつくつた原案なるものが眞に法律的に解釈して、何ら遺漏ないし違法がないかということについての事務的なことを研究されたことと思います。私はもしも最高裁判所の専門家あたりが見て、どうも令状発付の條件にするというのなら……

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/07、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 それは全然見当が違います。第二項を読みましても、「右調査の目的は」とあつて、その目的というのはこういうわけだと書いてある。

第2回国会 議院運営委員会 第37号(1948/05/24、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 これは、同じ党内でも、変つた意見をもつておる人もあるから、党としないでやつた方がいいと思う。
【次の発言】 ちよつと一言申し上げておきますが、裁判官の責任を問うとか何だとかそういう実際問題があつたときにおいて、この議会がどうしてやつたかという疑いを裁判官がもつようなことが起きるようにお考えですが、この改正案の改正、これの裁判官というものをここに出したということは、裁判官が檢官聽から出した逮捕の要求に対して、令状を出そうと、要するに一應認めたときは、われわれは相当裁判官ならば信頼ができるということなんです。そこに政治性がもたれないという裁判官に対する信頼が、実にわれわれの改正案……

第2回国会 議院運営委員会 第41号(1948/06/03、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの問題はもう何度も申し上げておりますが、こういうふうに各委員会から自分の方に欲しいということが出ることは、今までの運営委員会の決定の仕方が、衆議院規則に定めてある所管事項別によらないで、その内容を檢討して、内容が労働省の問題だから労働委員会というように、内容によつて、さながら衆議院規則の所管事項別を無視したようなやり方をしておるところに、こういう紛糾が起るのだろうと思うのです。ちやんと明記してあるのですから、明記してある通りにやつたならば決してこうした問題は起きないと思う。私はかねがね申し上げてあることで、まず國会法が改正されるまでは明文通りにやることが当然ではないかと……

第2回国会 議院運営委員会 第49号(1948/06/12、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 政府の出席を求めなくてもいいというお話でしたが、林君のこの間の要求には一理あると思います。中野君も、責任の所在を追求しておられたようです。政府に予算案提出遅延の事由をもう一度説明してもらつて、了承できることならば了承して、会期の延長を諮つてもらいたい。
【次の発言】 この前の議院運営委員会では、十二日午前十時から会期の問題を審議するということになつておりました。そのとき各党の意見を持ち寄つて決定しようという申合せができているはずであります。それは速記録をごらんになればわかると思います。そのときに一応私も申し上げたのは、政府の責任のある方に出てもらつて、その弁明を求められること……

第2回国会 議院運営委員会 第51号(1948/06/15、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はただいまの石田君の党内の意見のまとまらないということについては、いくらか同情することもできますが、会期を延長するかしないかということは、われわれ議員のもつておる予算の審議権を完全に行使できるかどうかという、大きな問題にかかつておると思います。その観点に立つて少くとも客観情勢では、二十日までの会期では衆参両院を本予算案が通過する見込みがないという観点に立つて、会期の問題は決定していきたい。今日あらためて、会期を決定するかどうかを諮つて、結論に従つてやつていただきたいと思います。
【次の発言】 私たちの文教委員の報告によりますと、この教育勅語は憲法の九十八条に反するということ……

第2回国会 議院運営委員会 第53号(1948/06/18、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 これは、行政組織法はまだ可決されてはおりませんが、可決されることを予定して、國会法がちようど今改正立案中であるので、あらためて挿入しておこうというわけですね。
【次の発言】 それでは現在の次官はどういうふうにこれを扱うかということも残つておりますね。
【次の発言】 そういうことになります。

第2回国会 議院運営委員会 第54号(1948/06/19、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 このことについて申し上げたい。今の吉川さんのおつしやつたのは、委員会が案文を練つた意思とは反対のことです。われわれ委員会としては、そういうことを議決したのではない。こういう意味のことを各党各派が院議をもつて、不当財産特別委員会はこうあるべきだということを、こうした決議で言いつけてもらいたいという意味のものであつて、委員会が、こういうことがあるから、こういうことをしなければならぬ、だからお前たち認めろという意味ではない。今吉川さんのおつしやつたような意味合で練つたのではないことを申し上げておきます。
【次の発言】 その点について私はこの案文を練る小委員に選ばれたのですが、まず最……

第2回国会 議院運営委員会 第59号(1948/06/25、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいまの「適当と認めるときは」というのは、なくてもいいという御意見がありましたが、これは裁判所方面からこういうことを挿入してくれとか何とかいう要求があつたのではないですか。
【次の発言】 そうすると、これは官公署に前項の調査を嘱託することが適当だという意味になるのですか。それともその調査事項そのものを訴追委員会が判断して、その訴追事項というものは、要するに適当と思料すると考えて捜査すべきものであると、その事項そのものを適当と考えるのか、それとも官公署にこれを委託するのが適当なのか、そのどちらですか。
【次の発言】 法文の体裁上から、ただいま私が質問しました「適当と認めるとき……

第2回国会 議院運営委員会 第68号(1948/07/05、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 工藤氏の議論は正論だと思うが、一応便法を認めて、どうしても審議しなければならないものは認めた方がいいと思う。
【次の発言】 國民協同党が先日代議士会で満場一致をもつて決定した問題があります。再三政府の声明にもかかわらず農業復興金融金庫の問題に対する措置が講じられていない。昨日も政府当局をお招きして代議士会でいろいろ説明を承りましたが、その中に会期を一両日延長すれば、われわれの年来の主張である農業復興金融金庫法案なるものが、具体的に立法せしめ得るという見透しがついたのであります。そこで代議士会の満場一致の議決によつて、一両日会期を延長されたいということを議長に申し入れたのであり……

第2回国会 議院運営委員会 第78号(1948/09/22、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 不慮の災害に対しては、原則的な申合せがあつても一応出すべきだと思います。
【次の発言】 これは重大な問題だと思う。やはり不当財産の運営も、議院運営委員会の一部門に属すると思うから、この委員会が意思表示をして警告を発することは必要だと思う。

第2回国会 議院運営委員会 第83号(1948/10/05、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 召集当日に常任委員長の決定を見なかつたら……。
【次の発言】 そうしてその期間は、やはり召集の当日から会期は起算するのですから、全部はいつてしまうわけですね。
【次の発言】 その結果はどうなつたのですか。
【次の発言】 この不当財産が、時間的にはほとんど継続するのですが、もし法律的に一応今までの不当財産委員会というものがなくなつて、新たな不当財産委員会というものが設置されることになるのですけれども、現在前の委員によつて審議されつつあつて、まだ結果を得ていない問題が法律的には一応中断されますね。それはどうなりますか。

第2回国会 議院運営委員会 第84号(1948/10/07、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 これは議事進行のことで、特に重要なる問題だと私考えます。ただいまこの委員会において、いろいろと論議がされておりますが、この議院運営委員会も常任委員会の一つである関係上、ただいま議長が一応報告してくださいました「内閣閣甲第四〇一号」の問題を議題とするこの運営委員会が開かれることが、國会法あるいは衆議院規則において正当であるかどうか。院議によつて議決され、閉会中といえどもこの審議を継続することができるという許された範囲内に属するかどうか。私はこれは大いなる疑問だと思うのですが、それを根拠づけるためには、どの法律をもつてこの運営委員会を正式な委員会なりとするか。閉会中にこの運営委員……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第1号(1948/01/29、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 從來三十名以内の委員会の理事は七名であつたと記憶いたしますが、今までの、昨日解消いたしました隱退藏物資等に関する委員会では、社会党、自由党、民主党おのおの二名ずつ、小会派に対して一名という理事割当でありましたが、今回は小会派といたしまして全農議員クラブ、もう一つ同志クラブと二つ殖えているのであります。この際この小会派を代表いたしまして七名の定員のところへ二名理事を増員されんことを要望いたします。
【次の発言】 この前の隱退藏物資等に関する特別委員会の理事は、もちろん六名であつたと思いますが、それが七名になつたというわけは、六名を各党の比率によつて割り当てるときには、社会党、自……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第2号(1948/01/31、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいま、昨日の申し合わせによりまして、当委員会は原則として公開する、時と、場合によると協議の結果祕密会にするという理由の中に、その問題となつた人の迷惑とか、あるいは社会的な影響とかいうことが考慮の中に拂われておりましたが、この委員会の設置は、この決議案の末尾にも、委員長が本会議に委員長報告をなさるときには、公益に害がある場合を除いてすべて公開しなければならない、こういう原則に立つております。少くともこの委員会の委員が、一つの問題の資料を蒐集し、この資料に基いて、的確なる信証のもとにある個人または公人をここに喚問してこれを審議する上において、本人の迷惑になるとか、本人に明合が……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第11号(1948/04/05、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 この委員会は証人を喚んで、その証言を証人の言つた範囲において捕捉して事実を究明することが目的でありますので、証人の弁護にこの委員会の委員が立つておるような質問のしかたは、各自自粛して避けるように委員長からも注意を願いたいと思うのであります。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第12号(1948/04/06、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 これは理事として当然知つておかなければならないことでありますが、ある事情のために今日までおいでを願つた各証人の召喚のしかたは、鳩山氏を喚ぼうというただいまの御意見のように、この委員会を開いた公開の席上の委員会で、今日までの方を全部喚ぶかば喚ないかということを論議して決定したのかどうか、私は決して鳩山氏を証人として出頭を願うことに反対ではない、賛成でありますが、手続において、今までの人は四日の日にこの委員会並びに理事会を開きましたのちに、新聞記者諸君が、明日か明後日に喚ばれる証人の名前を事前に知らせてもらえないかという申込みがあつたときに、われわれ理事としては、それは当日になれ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第14号(1948/04/13、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 議事進行に関して緊急動議がある。
【次の発言】 今の進行の形が間違つておる……。衆議院規則第四十九條においても「委員長が自ら討論しようとするときは、理事をして又は委員の中から代理者を指名し、委員長席に著かせなければならない。」という規則が定めてあります。委員長はこの委員会を整理しました秩序を維持する権限をもつた方で、ときと場合によつては委員の発言に制限を加えることのできる立場にある方であります。その委員長が石田博英君の質問に対して委員長自身の問題を委員長が委員長席において答弁し、あるいは聽いておるとほとんど討論以外のことをなさるということは、少くともただいま申し上げました衆議……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第16号(1948/04/27、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 世耕証人にちよつと遡つてお聽きしたい。先ほど委員長の質問の中に、辻嘉六氏は政界の表面には出ないが、裏面において隱然たる努力をもつているということに関して何か御存じのことはないかという質問に対して、世耕氏は辻氏が政治家に相当好意的に経済的援助をしていたことも、知己があることも知つているが、勢力があつたかどうかは知らんと言つて、そのすぐ直後世耕氏が隱退藏物資の処置に関する決意を披瀝したときに、辻嘉六氏はそれは國家的ないい事業である、大いにやれ、こういうことは檢事総長とか、あるいは司法大臣とかによく打ち明けてやつたらいいだろうと辻氏が斡旋してくれた。こういうお言葉がございましたけれ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第18号(1948/05/05、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 この問題に関してはもちろん理事会で決定したことであり、私はせんだつても本件に関する証人の喚問はある條件をつけて賛成したものでありますので、何らこれに対して反対を表示する意味でここで発言を求めたのではありませんが、私の特に申し上げたいことは、なるほど理事会できまつたことを委員会で何を言うかというお言葉が出ますが、理事会は何ら速記録をとつて正式な公開の席上で行われるものではありません。要するにただ理事会のあり方は、この委員会の議事を円満に運営するための事前交渉という意味において有効な理事会でありますので、私はここに特に速記録に止めて申し上げておきたいことは、本件に対しての責任を高……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第21号(1948/05/08、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいまの問題は、先だつと本会議でなされたいわゆる不規則発言であつて、今の宇都宮君の発言は後ろにいるわれわれでさえ何を言つたかわからないような不明瞭な発言でありまして、おそらく速記録を見てもわからぬと思いますが、その言葉に対して中野氏が大声を発して、承知しないぞという言葉を発せられて、その声に答えて宇都宮委員が承知しないとは何かということから発したささいなことでありまして、そういうことについて懲罰とか何とかいうことを言つておりますと、議事はますます遅滯いたしますから、この辺で……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第23号(1948/05/21、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねいたします。これはあなたの御意見を一つ伺いたいのですが、そのときの栗栖大藏大臣は、この竹中組の税金の滯納の問題に差可えたということについて昂奪して片理局長を叱つてけしからぬと言つたというのでありますが、あなたのお考えでは、栗栖大藏大臣はこの問題についての所管を局理局長の所管だと考え違えるほどのお方だとお考えになりますか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第24号(1948/05/22、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつと意見があるのですが、どうも証人の方に聽いておるときに、きのう來た証人とか、前の証人の言つた言葉を引用して、前の何証人はこうこういうことを言つておるがどうかというようなお言葉が、事実聽いておると速記録と違つた意味にとれるような委員の発言がある。前の証人がこう言つたというようなことを引用して質問する場合には、ぜひ嚴正に速記録を手に持つて誤りのないように、前証人の意思がそのまま出頭の証人に傳えられるようにしないと、取調べられる方で大変困つたことになるのではないか。われわれが聽いていて、これでは不公正だという感じがいたしましたから、ぜひ今後はそういうふうにやつてもらいたいと思……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第25号(1948/05/26、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつと伺いますが、先だつても社町には聽いてみたのですが、昨年の選挙の当時に各三大政党の人たちが工業会に対して政党の援助を依頼しておつた。これに対してあなた方業者が、しかもその業者というのは直接政府から支拂いを受ける立場にある業者が、その政府に閣僚を出している政党に援助をするというための金をお出しになるということは、ただいま政党を正しい意味で援助するというような話を聽けば、また、なるほどそうかない思う点もありますが、少くとも直接政府と取引のある業者が、その政府を動かすことのできる力をもつている政党に事業関係とは別であつて、日本國民としての正しい立場から、正しい政党の援助、発達……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第26号(1948/06/01、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいまの地崎証人のいわゆる証言に関する限定を意味するようなことが発言されましたが、これに対しては何ら確定的な、ここで委員長の決定がなかつたようでありますが、もし一年前のことを地崎証人が現在記憶違いをしていて、檢察廳で申し述べたことよりか、全然相違したことを考え違いをして申し述べた場合、あるいはまた百五十万円事件以外に証言を求められたときに、私がここに喚問されたのはあの百五十万円の点についての問題であると了解しておる。そのことをあらかじめ申したはずだというので、もしこれを拒否した場合に、これは証言を拒否したことになるか。あるいはまた檢事局と当委員会との陳述が相違しているために……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第27号(1948/06/02、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつと証人にお伺いしたいのですが、今徳田委員並びに中野委員、梶川委員から質問せられました齊藤氏、幣原氏、犬養氏、それらの党の幹部があなたの会計報告を了承したいということは間違いありませんか。
【次の発言】 そうしますと、あなたは先ほど、私がこの報告をしたので、私に関する限りこの金銭の受授、支拂い等に関しての責任は、この報告を了承されたことによつて解除されておるという御証言でありましたが、そのことばもう一度念を押しますが、そうお考えでありますか。
【次の発言】 そこで、私の意見を申し述べてはいけないかもしれませんが、少くとも地崎宇三郎氏は先ほどおつしやつた四月十一日かに、公職……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第33号(1948/06/21、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 本委員会の委員がみだりに更迭されていけないことは当然のことでありますが、衆議院規則の命ずるところによつて委員の交代がなされておれば、何も委員長が本委員会に委員の更迭を報告しなければならぬ義務もなく、理事会にこれを報告してその許可を得る必要もないのであります。しかしそのことは、本委員会の特質に鑑みて、内部として、申合せとしてわれわれが過日起算いたしました本委員会の性格に関する決議案が本院において議決された後、われわれは委員会の委員の交迭をみだりにしないようにしよう、こういう申合せがある。その申合せを今もつてきて、もし現在更迭したところの委員が届け出られていない、委員長から報告さ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第34号(1948/06/22、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 議事進行に関して緊急動議を提出いたします。ただいまの委員長の発議につきましてはすでに論議を盡したのでありますから、この際本件に関してはあらゆる討論を省畧して、ただちに採決に入られんことを望みます。
【次の発言】 ただいまの梶川君の動議に対しまして、本委員も中野君の動議に賛成いたします。本委員会において新たなる事件を取上げてはならぬという鍛冶委員の御意見も一應ごもつともであるが、今日西尾問題をここに採決して決定しましたその裏には、理事会の決定なくして全員一致の決定なくして採決をしたという事実があります。すなわち鍛冶君のただいま申された今までの理事会の申合せは、あの事実によつてほ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第35号(1948/06/23、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 もう一遍今のことでお伺いしたいのですが、今のお言葉は私は穏当でないと思うのです。なぜかと言うとここで宣誓して言つたのがほんとうのことで、この前言つたのは違うということになると……。
【次の発言】 そこでこれは非常に重大なポイントですから、その点をもう一遍はつきり伺いたい。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第37号(1948/06/25、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 今の五千百六十円、あとから追徴されたものはもう納められてありますか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第48号(1948/08/23、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 証人の尋問の始まります前に、私は一言本委員会の委員の言動に関する問題について動議を提出したいと思います。未だ当委員会の理事会にも正式に提案されず、この委員会においても取上げられず、ただ委員個人として今後取上げようとしておる問題、しかもこの問題は、ある党ある議員の一身上に関する重大なる問題を個人が一種の公の機関であるところの新聞記者團にこれを事前に発表する、かかることが本委員会の委員として許さるべきことであるかどうか、これはまことに重大なる問題であると思います。私はかかる行為をこの委員会の委員がなすことについては、本委員は絶対に承服できません。事と場合によるならば、かかる委員の……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第49号(1948/08/24、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお聽きしたい。実務はやらぬが監督という面はおやりになつておる。監督をおやりになつておる立場で、処理委員会でなくて、その下に代行機関とか称するものが各所に設けられておるのは御存じでございますか。
【次の発言】 それは違います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 それではちよつと具体的に聽きたいのでありますが、初めのうちは三菱商事、その次には都商事と名前をかえ、世間の評判がたいへんやかましくなると、今度は巴工業と名前をかえておる。のべつ幕なしに名前を書いている代行機関と称するものが東京にあります。しかもこれはあなた方の御存じないことかもしれませんが、ことしの春から巴……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第52号(1948/08/30、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお伺いしたいことがあります。問題がいくらかはずれるようで、私的にわたつてまことに恐縮ですが、一應世間一般、國民が抱いておる疑惑も解かなければならぬというような点からお聽きするのですが、今あなたはどこにお住いですか。
【次の発言】 それは借家でございますか。
【次の発言】 あなたの上司関係の方、菅波さんとかなんとかいうような方で、最近自分の家を建てたという話をお聞きになつたことはありませんか。そういう人もあるということをお聞きじやありませんか。
【次の発言】 また一般によく流布される國民の間のデマというか、うわさというのですか、局長、課長級になると、商工省あたりでは内諸……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第53号(1948/08/31、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 もつと大きな声で言つてください。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第54号(1948/09/01、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねしたい。先ほど証人の証言の中に、政府当局、新聞記者あるいは議員、これらの者に会つた人があるというその名前の中で芦田、三木、片山三党首会談とかいうことが出ましたが、このお三人にお会いになつたということは政府の要路として関係当局の人としてお会いになつたのか、それとも三党首それぞれの党の代表者としてお会いになつたのですか。
【次の発言】 首相官邸以外にこれらの人とお会いになつたことはありませんか。
【次の発言】 先ほどは西尾さんのことは全然出なかつたのですが、さつき鉱工業委員会の委員に主として運動した方が効果的であるというのであつた。このお会いになつた委員の名前は一人……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第55号(1948/09/02、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお伺いしますが、西田氏とだれかが賭博をした事件ですね。この事件は、その日たまたま警官があなたの家においでになつたのですか。それともどういう方面から漏れてこういうふうになつたというような話をお聞きになつたことはありませんか。
【次の発言】 そのときにあなたの方の責任者かたれか、その賭博事件に関して警察から参考人として調べられたことはございませんか。
【次の発言】 その賭博事件に関して、警察は一應取調べるわけです。そのときに責任者として、すなわち龍名館の御主人とか、あるいは係の女中さんとか、あるいは番頭さんが参考人として、賭博に関しての何か参考意見を聽かれるとか、調べられ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第56号(1948/09/03、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねします。先ほど中野委員からもお尋ねしましたが、要するに大衆運動を行うということでポスターをはるとか何とかいうことは総代会は理事会に一任されたので、引続き理事会を開いてこれは否決した。そうすることの理事会は速記録か何かをとつて理事会を開きますか。それともただ單に議事結というメモの程度でございますか。
【次の発言】 それではちよつとお尋ねしますが、その理事会の席上で、これをもし鉱業会でやることになると、後日鉱業会がその責任を負うことは迷惑をするので、鉱業会としては一應お断りしましたが、これは個人としておやりになるならばわれわれがいかんともすることはできぬというような……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第57号(1948/09/04、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお聽きしますが、先ほどの証人の証言では、石炭國管案に反対するというこの運動は、鉱業会の理事として、鉱業会の仕事としてやつたというお答えでございましたが、鉱業会にこの運動の資金というものがない。今の佐竹君の質問で各会社はそれぞれ自動車を持つているから、この自動車を使つた。要するに鉱業会の仕事であるのは会社の自動車を使つて、会社の費用でおやりになる。こういうことは何か矛盾するように思いますけれども、そうじやありませんか。
【次の発言】 そうすると、その当時の常磐炭鉱のあなたとかまた先ほど述べられた人たち十二、三人が、東京で七月から十一月の期間相当お動きになつた。それが会社……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第59号(1948/09/21、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお聽きしますが、原口さんという方に四百万円ばかりの金が行つておる。それは五万円とか十万円とか要求されたので、その費用を支拂つたのだ、こうおつしやつておりますが、あなたが要求されて四万円、五万円お拂いになるということは、先ほど委員長の求めた証言の中に、一人には一日千五百円以上は運動費は渡さないということになつておりますのに、なぜ原口君だけにはこうした多額の金が運動費として支拂われたのか。
【次の発言】 そうすると、お貸しになつたのでしたらその金は返済されておりますか。
【次の発言】 その返済されたことがこの報告書の中に出ておりますか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第60号(1948/09/22、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねしますが、先ほどの証言の中に、二十数万円もらつたのは一度にもらつたのではなくて、先に五万円もらつて、またあとから三万円もらつたという。それはどこでどなたの手からおもらいになつたのですか。
【次の発言】 その事務の人というのは何という人ですか。
【次の発言】 五万円もらつた、三万円もらつた、額はいくらでもよいのですが、一番終いにあなたがおもらいになつたのは、國管案が通過してから後のいつごろですか。
【次の発言】 そのときに出されたのはいくらだつたか、御記憶ありませんか。
【次の発言】 そうすると、事務の人はだれに何日にいくら渡したということは、帳簿や何かにつけてい……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第61号(1948/09/24、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねしますが、先ほど委員長が金を鉱業会に貸したことがありましたかと聽いたら、九十万円と四十万円が二度に渡してある。それだけかと言つたら、二回きりだとおつしやつた。あとから委員長が百万円というのがありますけれどもと言つたら、封鎖であるかもしれぬとおつしやつた。そうすると百万円は封鎖でお忘れになつていたということになりそうですが、証人自身が四十万円も封鎖だとおつしやつている。これは一應御注意のために、間違いが出ないようになるべく記憶を思い起してお答えをしたい。
【次の発言】 ちよつとお伺いしますが、先ほど自動車の証言の中に、國会への往復に乗るだけであつて、その待つている……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第62号(1948/09/25、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 先ほどあなたの証言の中に、民主党の芦田総裁と国民協同党のの三木委員長に協力方を申込んだけれども、ついにこれは無駄に終つた。効果が何もなかつたということですが、効果がなかつたということは何か三木委員長に協力を申込んだことと関係がありますか。
【次の発言】 その責任は何も三木委員長にはないわけですね。
【次の発言】 それからもう一つ伺いますが、委員会においてに與党の員で反対の側にまわつた、こういう結果は私たちは知つておるのですが、初めのうちは何だか賛成だか反対だかよくわからない、むしろ賛成與党的立場にいた人が、審議の過程において逆轉をした、こういうことでありますが、では最初は逆轉……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 議院運営委員会 第1号(1948/10/11、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私の党でこういうことを主張する人がある。部屋代をとるとすれば当然であるが、とらないということになれば、議員各個が宿舎に住むと同じ額の宿舎手当というものを各議員がもらうべきであるということを言つております。

第3回国会 議院運営委員会 第2号(1948/10/12、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 今の各派から一名出すということは、要するに交渉委員会が満場一致で決しない場合には議長がこれに拘束されぬというような規約があるのです。そうすると、どんな小会派でも各派から一人出ている人が異議を唱えて賛成をしなかつたときには議長がこれに拘束されないという結果になつて、結局各派交渉会はまとまらないということになるのです。今までたびたび私どもはそういう経驗をもつております。それで私はこの際むしろ原則はやはり他の常任委員会と同じような原則にしておいて、大きな会派からこれを讓るという形をとつていく方が正しいのではないかと思います。

第3回国会 議院運営委員会 第3号(1948/10/13、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私たちの党でも、ただいま中野君からお話になりました民自党としてのこれが最後の回答であるという回答が参りました。その回答を議題として、今代議士会を開いた結果、この回答に対しては、われわれが昨日発表した第一項目に対する回答としては誠意があるとは認められないということに決定しました。その後、但し誠意があるとは認められないが、しからばだれに指名するかということの段階の討議に入りましたところ、ちようど運営委員会という御通知がありましたので、一應二十分の間休憩をしてここに來たのであります。
【次の発言】 ただいまの社会党の御意見に同調します。

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/10/14、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私たちは、先ほど民主自由党の小澤君のおつしやるように、議長の先ほどの諮問は、議長が山崎さん自身の辞表に対して、正式に議長として慰留に行つていいかどうかということを諮問されたと了解しております。その点に関して私たちは党議をまとめてまいりました。議長が正規の國会の運営委員会に諮つて衆議院の代表として一議員の辞表の問題について議長の職権をもつて慰留にいらつしやるということには同意できません。但し個人としていらつしやるならば、これは私たちとしては何ら異存はございません。
【次の発言】 この点について先ほど私は申しましたが、成規の衆議院の委員会である議院運営委員会に、議長が慰留に行つて……

第3回国会 議院運営委員会 第5号(1948/10/16、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 與党という考え方はいわゆるウオーキング・オブ・マジヨリテイーといいますか、それは多数党が多数の意思ですべて委員会において円満に審議されるようにという意味でそういうことになつたのではないかと思いますが……。
【次の発言】 不当財産委員の問題ですが……。

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/10/21、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいま総理大臣は、明確なことは言えないが二週間ぐらいということをおつしやいます。その二週間を目安として、われわれは総理のお帰りになつたあと、休会の件をここで議決してもいい。
【次の発言】 來月の六日というと二週間になります。六日から向うは約三日ですから、それでは結局通したくても通せません。通常國会を十二月の上旬に始めなければならぬから、その点で第三國会は一ぱい一ぱいまで継続するようになるということだけは不可避なものですね。
【次の発言】 二十三日に本会議を開いて、休会だけを議決するのですか。
【次の発言】 民自党とされても二十三日までというとあとあすあさつてですが、そう簡單……

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/10/22、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 それはおかしい。農民党は七人でいて讓られたが、何ゆえに共産党は三人少ないためにオブザーバーにならなければならぬか。それでは理屈が通らない。讓つたから、讓らないからということは、それは全然正面の理由にならぬ。だから農民党に讓るのであつたならば、やはりどこか大会派から共産党にも讓らなければならぬ。それが当然だ、初めから全部讓らないなら話もわかるが……。
【次の発言】 それはいい。
【次の発言】 それで一方がオブザーバーで行つて、他方が一名出るというような意味で讓つたというならば、いつそ小会派には全部オブザーバーで出てもらえばいい。私どももそれで満足する。それなら根本の原則は成り立……

第3回国会 議院運営委員会 第12号(1948/11/10、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 今公務員法案を本会議で説明されることは、社会党から要求があるということだけでは、本案は本会議には上程されない。これは重要法案であるので、特に本会議によつて審議するという議決が、この運営委員会においてなされなければ、当然には本会議で説明ができないし、質問もできないから、その形を整えていただきたい。
【次の発言】 公務員法の改正案は日程のどこに入るんですか、最後ですか。

第3回国会 議院運営委員会 第22号(1948/11/22、23期、国民協同党)

○石田一松君 貸すことには絶対反対だ。

第3回国会 議院運営委員会 第28号(1948/11/29、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 採決する前にちよつと討論を許されたい。

第3回国会 議院運営委員会 第29号(1948/11/30、23期、国民協同党)

○石田一松君 それはいかぬ。この運営委員会は常任委員会で、常任委員会において審議することは議題となることを審議するのであつて、党の責任においてわれわれ同士が質疑應答するためには、どういう手続をしなければならぬか。これを委員長が黙つて聞いておる。個人々々で質疑應答をするのを黙つて発言させてぼんやりしておつてはいかぬ。
【次の発言】 今民自党側からいろいろと議論が出ましたが、私たちは衆議院議員として政府が提出した國家公務員法の一部を改正する法律案が、原案通りで國会を通過するか、あるいは修正して通過するか、修正権については議員それぞれ権利をもつておると考えております。その点だけで十分であろうと私は思……

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第1号(1948/10/11、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 これに関連して、この昭和電工の事件の拡大を防ぐために、昭和電工の一部から相当なる金が流れ出ている。その防止のためにその金が使用されたというような疑いのために収容された方もあるのであります。その点でこの委員会はある種の疑惑をもたれているのではないかと本員は考えます。こういう点に関して特にこの議会またこの委員会に対して何か働きかけがあつたかどうか、こういう点のいわゆる検察当局あたりのお調べが中間的に報告されるものならば、この点についても特に留意をして要求されるよう私はお願いをしたいと思います。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第2号(1948/10/12、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 今の証言と、せんだつての岡部君の証言とによると、あなたが一旦受取つた金を、こんなものは要らないと言つてお返しになつたというのであるが、それは岡部氏に直接お返しになつたのですか。
【次の発言】 坪川氏にお返しになつたのではありませんか。
【次の発言】 後日あなたは坪川氏に、なぜ早く返さないのだということをなじつたことはありませんか。
【次の発言】 何だかその当時いろいろな風評があつたので、坪川氏があなたに返せと言つて返された五万円を、坪川氏が途中でこずかいに流用したというような、これも噂であるかもしれませんが私たちは聞いておるのですが、そういうことはありませんか。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第3号(1948/10/13、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 先ほど他の委員から質問がありましたが、その五千円を淵上さんからおもらいになるときに、あなたとしては党から出ている、党の金だと信じておもらいになつたのですか。
【次の発言】 途中ですけれども、ちよつと発言します。委員長の今尋問していらつしやることは、委員長自身がよくわかつていて、要するに事件をよく知つている人が聽いているが、冷静な第三者としてよく知らぬ者が聽いていると、何がどうなつているかわけがわからぬ。これではこの委員会が公開の席で事実を審理探究していくのに効果がないということを、冷静に考えますと直感します。ですから、この証人を喚問と、尋問なさるについては、どういう事件でどう……

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/10/14、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねしますが、この金をお持ちになる時に吉田さんがあなたに、これは政党に献金しなければならぬとか――たとえば今の財産税の問題のように、これは財産税を納めるために要るのだというようなことをおつしやつたことはございますか。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第6号(1948/10/19、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつと簡単にお尋ねいたしたいのですが、今徳田君のお聽きになつた中に、あなたが責任をもつて出したとお考えになつても結構ですとおつしやつた書類の燒却命令の出た極祕の書類というものは、あなたが命令をお出しになるときに具体的に言えば何と何に燒却命令をお出しになつたか。
【次の発言】 連合軍に見られては都合が悪いというのは、まだその当時あなた方の考えでは、日本に今後とも陸海軍というものを置くことを許されるというような考えのもとに、そうした機密の燒却を命令なすつたのですか。
【次の発言】 そうすると燒却命令をお出しになつだ極祕の書類、軍機書類というものは具体的にはいわゆる管理工場である……

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第7号(1948/10/20、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 証人を偽証で告発するかどうかという重大問題は、少くともその証人のなした証言の事実と、黙秘しているという証拠とを速記録あたりで調査いたしまして、それを文書によつて理事会または委員長のもとに提出して、これを檢討の結果取上げるかどうかをやるべきだと思います。こうしたところでただちに決定をしないで、それらの手続によつて取計らわれるようお願いいたします。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第8号(1948/10/21、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 あなたはこれらのものは政府から拂下を受けたいわば政府を相手とした取引で。自分たちの会社の所得になつた資材であるので、これを自分たちで処分して、インフレーションの結果厖大な利益があつても、その利益は当然自分たちの所有になるべきものだというお考えですか。
【次の発言】 それでインフレーションの結果へあなたたちの想像もしなかつた鉄鋼の値上りがあつて利益を得たかも知れぬという証言がただいまあつたのですが、國庫へその利益の中からいくらか返還なさいましたか。
【次の発言】 さつき利益があつたろうということは想像できるとおつしやいましたが……。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第9号(1948/11/04、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねいたします。今十五億くらいあれば現在くらいの復興ならば確実にできるとおつしやるのは、現在の貨幣價値の十五億円で現段階の復興は十分できるとお考えになるか、それとも二十年当時、計画を立てられたときの十五億ならばできるとお考えになるのですか。
【次の発言】 そうするとあなたのしているときには七、八分できていたので、あとの分をやるためには、要するに十五億のあと二分あればいいわけですか。
【次の発言】 もう一つ方面を変えてお尋ねしますが、まず最初に昭和電工というものを肥料の生産の面にもつていこうとなさつて、資金の面でいろいろ運動して、たとえば先ほどお話がありました興銀の理……

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第11号(1948/11/06、23期、国民協同党)【議会役職】

○石田(一)委員長代理 他にお尋ねになる方はありませんか――それでは終わりました。どうもご苦労さまでした。  本日はたいへん遅くなりましたので、証人の尋問はこの程度に止めまして、遠山、原の両証人については後日に証言を求めることにしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後九時一分散会

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第14号(1948/11/17、23期、国民協同党)【議会役職】

○石田(一)委員長代理 それじや書いたもので出してもらいます。
【次の発言】 では先ほど委員長に証言なさいました日野原氏あるいは昭和電工から物でもらつた以外のもので、委員長に証言した以外のものがあつたならば、書面をもつて明日中に御報告願います。
【次の発言】 足立君、さつきの持株整理委員会に報告した報告書の附属書類の提出を求めているのですか。
【次の発言】 では先ほど足立委員が質問いたしました報告書の附属書類。
【次の発言】 ちよつと笹山さんにお伺いしますが、持株式会社整理委員会の渉外関係の通訳は、野田委員のみが專門にやつているのですか、それともほかに採用してあるのですか。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第15号(1948/11/18、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 時間も遅いので、ちよつと簡單にお尋ねいたします。私のお尋ねすることにつきまして、証人は説明は必要でありません。イエスかノーか、それだけ答えていただけば結構であります。先ほどの証人の証言の中に、四月三日、司令部で、日野原君が、二人の重役をバークレー・ヘンダーソン氏の部屋に呼び入れて、この二人は技術家である。ただいまヘンダーソン氏のおつしやつた森系の者を一掃しろということを、この二人の前で言つてくれと日野原氏が言つたと証言をなさいましたが、そのときにヘンダーソン氏は、それではあらためて言うが――森系を一掃しろということを言つたということの証言はありませんが、そのときヘンダーソン氏……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 議院運営委員会 第5号(1948/12/06、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの際ちよつと事務総長に、國会法の中の疑義を質しておきたいと思う。これは何條でしたか、議員の身分を失わしめるのには、出席議員三分の二以上の多数で決定しなければならぬという原則があります。少くとも國会議員が國会の開会中に逮捕されるということは、実質においては議員の身分を失うものではありませんが、形式的、社会的には除名とか、懲罰を受けて議員の身分を失うよりか、今度の場合の方がより以上大きな國会の議決であり、議員の身分に関する問題であると思う。それにもかかわらず今行われようとするところの賛否の決のとり方は、過半数で決しようとしておるようですが、この点に関して根本的な準拠は、國会……

第4回国会 議院運営委員会 第8号(1948/12/10、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 今の昭和電工の問題は、木村さんもおつしやいますが、もう事実徹底的なところまで、たとえば前総理大臣のところまで行つてしまつたのです。
【次の発言】 おしまいというわけではありませんが、私たちとしては不当財産委員会あたりで相当調査したわれわれの見解においても、檢察廳もよくやつておる。相当つつ込んだなという見解を一應もつておる。その他の今ここに揚げた問題については、まだはつきりみんなにされてないと思う。
【次の発言】 今中野君、木村君のおつしやるように、千葉合同無盡事件が他と対比して重要性がないというのではないけれども、何か見劣りもするし、また各会派がまとまるというふうにするために……

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/11、23期、国民協同党)

○石田一松君 ただいまの石田博英君の私に対する発言に対して、お答えいたします。  私の昨日本会議で質問したことが、單なるうわさなのか、それとも確実なる出所のある情報なのかというお尋ねであります。昨日の本会議で私が質問いたしましたことで、その問題は全部盡きておると私は思います。但し昨日私が本会議場において緊急質問をやることになりましたのは、この議院運営委員会に、わが党の内藤委員が昨日欠席しておりました。そこで私は成規の手続をとつて、運営委員として出席しておりました。その席上、運営委員会でだれ一人の異議もなく、田中角榮君の逮捕の要求を許諾すべきかどうか。その態度をわれわれが決するために、一應吉田総……

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/13、23期、国民協同党)

○石田一松君 ただいま懲罰動議を提出しました理由を簡單に申し上げます。  ただいまの本会議において二人の婦人議員によつて証明されたる泉山三六議員の院内における行為は、まことにお二人の婦人議員がお述べになつたごとく、われわれ議員として默過することのできない、また今まで院内においてはその例を見ないまことにゆゆしき懲罰事犯であると考えたのであります。そこで國会法並びに衆議院規則の命ずるところに從いまして、成規の賛成者を添えて事務総長あてにこの手続をとりました。よろしく御審議を願います。

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/17、23期、国民協同党)

○石田一松君 この件については私は梶川委員並びに社会党の方にも、一應考慮してもらいたいと思う事実があります。私もこの件に対しては先だつてああいう問題を起しましたので、愼重を期すべきだというので、それぞれ調査もいたしたのですが、私の調査いたしましたる範囲においては、降旗逓信大臣をめぐるところの今朝新聞に載せられたことは、事実無根ということだけは、私が確信をもつてここで言い得るだけの調査をいたしました。それでもしこれがけさの新聞の報道に基いてなされるものとするならば、もう一應檢討しなければならぬものじやないか、私もそう考えます。
【次の発言】 今の炭鉱電氣事業、海運等重要産業の賃金問題に関する緊急……

第4回国会 議院運営委員会 第19号(1948/12/21、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいま民主党の椎熊君がおつしやつたように、この際、もう給與法案は一刻も早く衆議院を通過させる必要があるとわれわれは考えます。しかもせんだつて示されたものにありましたように財源の方面等で新たな問題が起きた以上、すみやかに修正案を緊急動議で出していただいて、本会議でこれを決定するように願いたいと思います。
【次の発言】 ただここで体裁を整えるというのでなくして、今現実において成重君の発言にありましたが、本会議に対する討論は終結していなかつた。討論の継続中休憩が宣告されている。このことは非常にデリケートな問題で重要な問題だと思いますから、この運営委員会においても特にこれは再確認し……

第4回国会 議院運営委員会 第20号(1948/12/22、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私一言この際申し上げておきたいことは、國民協同党としてはなるべくではなくて、絶対的に今夜中にこの予算が成立するような態勢ができるならば、努力しようとして、もちろん予算委員も詰めかけて、理事会において諮られたときに、態度を決定して討論までして行つているのであります。しかもこの理事会においてわが理事の申しますのには、河口君の討論の終つた後に、理事の一人である民主党の小坂君が討論打切りの動議を出し、明日の一時からこの委員会を開くということが理事会で申合せが決定していたそうであります。それを提出しようとするときに委員長自身がある一つの宣言をいたしまして、散会になつて、明日の零時五分に……

第4回国会 議院運営委員会 第21号(1948/12/23、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 賛成。
【次の発言】 問題はここで話も出ておるように、詔書が來たときにその取扱い方、発表方法をどうするか。これが運営委員会の主たるものだから、これをまずここで論議してきめておかないことには、宙に迷つてしまう。それをきめましよう。

第4回国会 懲罰委員会 第2号(1948/12/14、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 ただいま本懲罰委員会に付議せられました議員泉山三六君を懲罰委員会の議に付する動議を、昨日の本会議に提出いたしましたその提出趣旨の説明を簡單に申し上げます。  本懲罰事犯の証明をするための証拠といたしましては、昨十二月十三日の本会議における議員山下春江君の一身上の弁明の速記録でありますが、この中の特に必要な点を拔萃して朗読いたしますと、「本日午後六時ごろ私ども大藏委員は大藏大臣の招宴がありました。その席上泉山大藏大臣は泥醉いたし、私に向つて廊下に出ることを彼は暴力をもつて強要いたしました。私も相当な力は持つておりますけれども、泥醉せる男子にはかないません。そこで彼は暴力をもつて……

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第2号(1948/12/07、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの際、この不当財産取引調査特別委員会が設置された趣旨にかんがみまして、以下読み上げます決議文を本委員会の決議とせられんことを要求するものであります。    決議案  石炭國管案反対に関する涜職事件、いわゆる纖維疑獄事件、千葉合同無盡事件等に関しては、現國会議員の中に相当数の容疑者ありと信ぜられているが、これらの事案が未解決のまま衆議院を解散し、ただちに総選挙に臨むことは、政界、官界、財界の粛正を目的として発足したる不当財産取引調査特別委員会としてはこれを默過することができない。國民の投票権が誤りなく行使されるためにも右三件は衆議院解散前に徹底的に糾明すべきものである。 ……

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第3号(1948/12/11、23期、国民協同党)【議会役職】

○石田(一)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が病氣で欠席のため、理事諸君の推薦によりまして、私が委員長の職務を代行いたします。  まず、資料要求についておはかりいたします。千葉合同無盡株式会社に対し、昭和二十一年三月より昭和二十三年三月末日までにおける金額五十万円以上の貸出し、手形割引、支拂い、その他一切の取引に関する報告書の提出を求め、また浦賀ドツク、飯野産業、三菱重工業、播磨造船所、佐世保船舶株式会社、その他二、三箇所に対し、一、艦艇解体に関して、解撤したる艦艇の種別、隻数、トン数、二、解撤許可申請書及び艦艇拂下申請書、三、解撤終了の年月日、四、解撤作業費その他解撤に関……

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/12/12、23期、国民協同党)【議会役職】

○石田(一)委員長代理 それではこれより会議を開きます。  本日は武藤委員長が病氣欠席をなさいましたので、私が委員長の職務を行います。  まず理事の補欠選任についてお諮りいたします。昨日理事河井榮藏君及び梶川靜雄君が委員を辞任なされましたので、その補欠を互選いたさなければなりませんが、いかがいたしましようか。
【次の発言】 では從前の例にならいまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なきものと認めます。それでは理事として梶川靜雄君、前田種男君を指名いたします。なお梶川君は本日再び委員に指名されております。念のために申し添えておきます。  本日の証人として出頭……

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第5号(1948/12/13、23期、国民協同党)【議会役職】

○石田(一)委員長代理 あと、ありませんか。
【次の発言】 それでは終りました。まことに恐縮でございますが、次の証人との関係もありますので、いましばらくそのうしろの方へ椅子をお寄せになりまして、お待ちを願いたいと思います。
【次の発言】 林大作さんですか。
【次の発言】 証人と鈴木重郎さんとの友交関係を詳細に述べていただきたいと思います。
【次の発言】 鈴木重郎さんが商工省の纖維局長時代に、同氏に金とか、物とか贈與されたことがありますか。もしお金なり品物を鈴木さんに贈與なさつたことがあれば、その年月日、金額、場所、理由等を詳細に証言願います。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 図書館運営委員会議院運営委員会連合審査会 第1号(1948/02/03、23期、国民協同党)

○石田(一)委員 第二章第五條の二項に「館長は、政治活動を慎み、政治的理由により罷免せられることはない。」ということが規定してあつて、しかもその館長の待遇は國務大臣と同等である。しかもこの第六章の調査及び立法のリアレンスとか、この説明を今承つておりますと、何だかこれはただいまの説明にあるごとく、國会の原動力で動くのではあろうけれども、相当これは政治に対しては強い影響を與える図書館だと思うのです。その館長が政治活動を愼んで、政治的理由により罷免されることがない。身分の保障もしてあるのでしようが、何だか矛盾するような氣がするのです。
【次の発言】 こういう所で申し上げるのはどうかと思うのですが、最……



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データ更新日:2023/02/05

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