石田一松 衆議院議員
24期国会発言一覧

石田一松[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期
石田一松[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石田一松衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

石田一松[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第17号(1949/04/14、24期、国民協同党)

○石田一松君 私は、この自由討議の與えられた十分の時間の間に二三のことについて意見を申し上げ、同僚議員諸君の御檢討と御賛同とを得たいと思うのであります。(「専門の方をやつてくれ」と呼ぶ者あり)それはまた別の機会に入場料をいただいてやることにいたします。  この自由討議の時間が國会に設けられました根本の理由は、國会法が改正をされまして、過去の帝國議会におけるときのように、あらゆる法案が提出されたそのたびに政府当局者がこの本会議の席上で提案趣旨の弁明をする、それに対して各党各派が活溌な討論を加える、また質問を集中するという形式がとられなくなりまして、常任委員会を中心とする制度になつた関係上、これら……

第5回国会 衆議院本会議 第24号(1949/04/30、24期、国民協同党)

○石田一松君 私は、ただいま議題となつております労働組合法並びに労働関係調整法の一部を改正する法律案に関しまして、國民協同党を代表して、労働大臣に二、三の点について質問をしたいと思うものであります。  まず私は、先ほどから労働大臣と各同僚議員との、特に労働勢力を代表すると思われる方々との質疑應答のありさまを見ておりますと、さながらけんか口論をしていらつしやるような感じであります。特に、何だか一部政党を目標としてこの法律が改正されたというような説明をされたおうに受取られることは、まことに遺憾なことであると思うのであります。こういう際に、私たち國民協同党は、ほんとうに冷静な立場から、この法案に対し……

第5回国会 衆議院本会議 第28号(1949/05/13、24期、新政治協議会)

○石田一松君 私は、ただいま議題となつております労働組合法案並びに労働関係調整法の一部を改正する法律案、これに付随して提出されました修正案、全部を一括して、新政治協議会を代表して反対の討論をするものであります。(拍手)  私は、これら両法案を愼重に審議いたしましたその経過からして、この両法案こそ、労働者諸君が今年の春以來声をからして叫んでいた改惡以外の何ものでもないという結論に到達したのであります。(拍手)しかも、提案趣旨の弁明に言われておるところの本案の改正目的以外に、ある反動的な、大きな陰謀的な目的が本案の裏に秘められておるということが、明らかに看取されるのであります。(拍手)しかも、現行……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第2号(1949/10/26、24期、新政治協議会)

○石田一松君 私は、新政治協議会を代表いたしまして、強い希望条件を付して、ただいま山本君の提案された考査特別委員会を設置する動議に賛成をする討論を申し上げるのであります。すでに皆さんが御存じのごとく、第四国会まで存続されました、しかも閉会中も特に本院の院議をもつてその審議を進めておりましたところの隠退蔵物資等に関する特別委員会、あるいはまた不当財産取引調査特別委員会なるものの存在的価値というものは、日本が敗戰後真に民主化しつつあるということを世界各国に具体的に宣明した、最も有効な働きをしたものの一つがこれらの委員会であつたということであります。しかも、われわれ国民がみずから国民の中に腹蔵してお……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第1号(1949/12/04、24期、新政治協議会)

○石田一松君 私は、昨日吉田総理大臣が民主自由党の総裁として発表なさいましたあの談話について、新政治協議会を代表して、ここに質問をするものであります。  まず最初に、副総理がお答えくださるそうでありますから、特に私が聞きたいと思う重点的な問題を一つ申し上げておきます。それは、昨三日、第六国会閉会日の当日、吉田総裁談話を発表された、その談話を発表したところの真意、及びその発表を行つてどうしようという目的でこれがなされたのであるか。発表の真意とその目的とを重点的にお伺いしたい、こう思うのであります。談話の内容の中に、第六臨時国会の審議の遅滞したということが野党各派全責任であるかのごとく、しかも政府……

第7回国会 衆議院本会議 第4号(1949/12/16、24期、新政治協議会)

○石田一松君 私は、新政治協議開を代表いたしまして、公共企業体仲裁委員会の裁定に関する緊急質問を政府の関係閣僚になしたいと思うものであります。それについて二、三重要な関連を持つた事項もございますので、関係各大臣並びに人事院総裁にお尋ねをいたします。但し、この際人事院の方から、総裁は急病のために目下お手当をしていらつしやるそうでありますので、人事院総裁に対する質問は、後日文書か何かをもつて議長を通じて御答弁を賜わらんことを、この際冒頭にお願いしておきます。  質問にあたりまして、特にこの際私は強調をしておきたいと思いますことは、公共企業体の仲裁委員会が、今回のように国鉄の当事者間の紛争に対して裁……

第7回国会 衆議院本会議 第7号(1949/12/21、24期、新政治協議会)

○石田一松君 私は、新政治協議会を代表いたしまして、ただいま議題となつております、政府より議決を求められた、公共企業体仲裁委員会の裁定中、十五億五百万円以内の支出を除き残余について、公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定により、国会の議決を求める、この案件につきまして、十五億五百万円以内の支出を除いた残余の金額全額に対して、すみやかに政府はこれを支拂うべし、こういう観点に立ちまして、ただいまの委員長報告通りに議決することについて、まつこうから反対の意思を表明しようとするものであります。  さて、今回の案件を審議いたします過程において、われわれが明らかにすることができました点は、政府並びに政府……

第7回国会 衆議院本会議 第10号(1949/12/24、24期、新政治協議会)

○石田一松君 新政治協議会は、ただいま議題となつておりますところの、参議院の回付案と称しておる、回付案ならざる、多数によつて回付案と強引にされた、いわゆる公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件という参議院の回付案に対して同意する意思申し上げるものであります。(拍手)  すなわち、その理由といたしましては、他の議員諸君より、るる説明がありました通り、われわれも当初より、本案には、政府は予算的措置を講じて国会に承認を求むベきものであると主張したのであります。にもかかわらず、政府は、あくまでも強引に、自己の有利にのみあらゆる法律を解釈し、しかもこの段階において国会法第……

第7回国会 衆議院本会議 第16号(1950/02/07、24期、新政治協議会)

○石田一松君 私は、新政治協議会を代表いたしまして、ただいま提出されました動議に全面的に賛成の討論を行おうとするものであります。  その理由のと一いたしまして、専売公社に関する仲裁委員会の裁定の第一項の金額の支出が、公共企業体たる専売公社の予算上または貸金上不可能な支出を内容とするものでないという点が、第一の理由であります。この点につきましては、専売公社側の代表者であります秋山総裁みずからもこれを認めておるところなのでありまして、吉田総理大臣の、過日の参議院運営委員会における答弁を、ここで借用して説明すれば、本人がそう立証しておるのでありますから、これは絶対に間違いのないことであると、こういう……

第7回国会 衆議院本会議 第31号(1950/03/28、24期、国民協同党)

○石田一松君 私は、国民協同党、新政治協議会を代表いたしまして、ただいま労働委員長の報告になりました、專売裁定が自然消滅したということにつきまして、強い希望と條件を付して賛成をいたしましたけれども、この点について、一応ただいまの田中議員のお説と同じような、政府の本案件に対する取扱いについて種々疑問があり、種々手落ちがあるということを指摘したいと思うものであります。  このいわゆる專売裁定が国会に提出された当初から專売裁定を下しました仲裁委員会はもちろんのこと、公社当局並びに專売全従業員諸君が、ことごとく、この裁定は公労法第十六條第一項にいうところの予算上、資金上不可能な資金の支出を内容とするも……

第7回国会 衆議院本会議 第34号(1950/04/01、24期、国民協同党)

○石田一松君 私は、ただいま議員提出法案として上程されました一般職の職員の給與に関する法律につきまして、提案者に対して、国民協同党並びに新政治協議会を代表して質疑を行いたいと思います。  本案は、昨日本議場におきまして廃案となりましたところの政府職員の新給與実施に関する法律の一部を改正する法律案と比較検討をしてみました結果、その形式の点におきましては、なるほど一応異なつたところがあることは認められるのでございますけれども、政府職員の給與を六千三百七円ベースにすえ置くという事実と、このベースを昭和二十六年三月三十一日まで向こう一年間延長しようとするこの二つの事実だけは、昨日廃案になりましたところ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 衆議院本会議 第7号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○石田一松君 私は、国民民主党を代表いたしまして、ただいまの委員長報告に対し、前段の四十九億五千百八十一万三千円の裁定履行につきまして賛意を表明し、末尾の、残余の部分については承認しないという点につきまして、強い希望條件と見解とを表明いたすのであります。すなわち、残余の部分十億四千余万円をこの際かりに履行したといたしましても、国鉄経費総額の四二%にすぎない人件費なのであります。この四二%の総経費に対するパーセンテージというものは、過去二十箇年、国鉄が妥当なパーセンテージとして認めていたところなのであります。しかも民間の鉄道会社等におきましても、人件費は経費総額に対して五〇%をもつて均衡比率とさ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第62号(1952/06/28、24期、改進党)

○石田一松君 私は、ただいま議題となりました三十日間の国会の会期延長に関しまして、改進党を代表して反対の討論をしたいと思います。  今回の会期延長は、諸君も御承知のごとく四度目でございまして、しかもその延長期間が三十日、国会法第十條に定めました「常会の会期は、百五十日間とする。」というものの五分の一に相当します。また、先般来三度延長された延長日数を合計いたしますと八十数日、すなわち通常国会の会期の百五十日の二分の一と十日間にわたるという、まつたくこれ以上の会期の延長という前例を知らないのであります。かかる長期の会期延長を必要とするに至つた原因等につきましては、わが党の椎熊議員より、先般この第三……

石田一松[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期

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委員会発言一覧(衆議院24期)

石田一松[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/03/05、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私も淺沼君の意見には賛成です。特に不当財産特別委員会の設置にからんで、今日の新聞ばかりでなく、選挙最中再三外國新聞に報道されている。何だかこの委員会を設置することを回避する氣運があるかのごとくに議会全体が見られているということも、私は非常に不愉快なことだと思う。しこうしてこれに対して、もし関係当局からサゼツシヨンがあつた後に、これをつくるというような不平ぎわをなすならば、それこそこの新しい生れかわりた國会のたいへんな汚点になるというふうな考え方から、一日もすみやかにこの問題を解決するように、やはり國会法を正しく運営して行きたい。今淺沼君のおつしやつたように、九日に一度開くとい……

第5回国会 議院運営委員会 第49号(1949/07/04、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 事務室変更の件は委員長あたりと話が済みましたか。
【次の発言】 これはなお福利小委員会で研究を願つたらどうですか。

第5回国会 議院運営委員会 第50号(1949/08/04、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 一言事実を申し上げておきます。実は國電ストの問題を考査委員会で調査しているときに、東神奈川の闘爭委員長がみずから証言している中に、過去において運輸大臣から六回表彰状をもらい、一年か一年半にわたつて月々運輸大臣から特別の手当までもらつている、また爆撃の最中には数百万円もする電気機関車を運轉してある壕に待避さして、またあらためて表彰されたというような、実に成績優秀な運轉士が突如として整理され、本人もそれを非常に嘆じている。しかも二十年も勤続している者が一本の辞令によつて馘首されたという事実があるのですが、これなんか今の業務非協力というのでは、ちよつと判断できない。もし再就職が考慮……

第5回国会 考査特別委員会 第1号(1949/04/08、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 理事会の性格は数をもつて議決をするべきものではないと思います。にもかかわらず、ただいま委員長がお選びになつた理事の割当は、その党派の委員数に比例した八名の理事を割当てられておるようでございますが、前の不当財産取引調査特別委員会等における理事の選任方法は、そういう数によらないで、各会派とも委員会の事前の協議、連絡が十分とれるようにという意味から、公平に一人あては出しておりました。特に数の少い小会派からも、必ずだれか一名代表して理事が選ばれていたにもかかわらず、ただいまの理事の中には、國協党以下の小会派の理事が一名も選ばれておりませんが、この点に関して何か委員長にお考えでもあるの……

第5回国会 考査特別委員会 第2号(1949/04/20、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私この際一言申し上げておきます。小会派から出ておる委員というのは、私たち國民協同党以下四人であります。この小会派から出ておる四人の委員の中から一人も理事が出ない。しかも先だつての理事会においてのある理事の発言の中に、交渉團体であれば必ず理事が一人行くのは当然だという発言がございました。そういたしますと交渉團体は、先般運営委員会で原則的に認められた二十名ということになつておりますが、二十名から一人委員が選ばれて出て、一人出た委員が交渉團体であるがゆえに一人は理事になる。にもかかわらずわれわれの今主張しておりますところは、小会派をまとめて代表する理事を一人と主張しておりますので、……

第5回国会 考査特別委員会 第4号(1949/05/14、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 あなたにお尋ねいたしますが、二倍になつたときに個人個人のことは組合として折衝してやつたと言いますが、それで相当負かりましたか。
【次の発言】 あなたはそれに御関係がなかつたのですか。
【次の発言】 個人々々で行つた方は、ほとんど負けてもらいましたか
【次の発言】 大多数が負けてもらいましたか。
【次の発言】 報告は受けましたか。
【次の発言】 二倍に決定された金額よりも、負けてもらつた額だけ少く納税されているということになるのですね。
【次の発言】 それはあなたの帳簿に残つていないですか。
【次の発言】 もう一つお聞きしたいが、そのときの税務署長はだれですか。

第5回国会 考査特別委員会 第5号(1949/05/17、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 吉岡の班長の山崎という人が、あなたの奥さんのいらつしやつたときに來て、こういう受取を書いてもらえと言つて受取の形を示したでしよう。それを奥さんは吉岡のところへ持つて行つて、山崎さんもそう言つているからこういう受取を書いてくれと頼んだというのですが、吉岡さんの上にいる税務署の役人があなたの奥さんに、吉岡にこういう受取を書いてもらつておけと言つて教えたのですね。
【次の発言】 そうすると、それはいつも税務署から來る受取のような紙ですか、それとも普通の紙ですか。
【次の発言】 何か税務署の名前が書いてあるのですか。
【次の発言】 それが今警察にあがつているのですね。

第5回国会 考査特別委員会 第6号(1949/05/24、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 去る五月十九日本委員会の決定に基きまして、浦和市にございます豊多摩刑務所に収容中の川上仁郎、当時浦和税務署の直税課第一係吉岡重行、当時浦和税務署雇、徴收事務員荒木勝、当時大藏事務官、間税課第三係松岡弘裕、当時大藏事務官直税課第一係及び刑務所には收容されておりませんでしたが、本事件に関係しておりました浦和市に居住する吉田千惠子、現在浦和税務署財務局駐在員の庶務係をやつております。これらの証人の証言を求めるために本委員会より鍛冶委員長、並びに赤松委員、石田委員及び明禮事務局長以下事務員等若干名が同行いたしました。証人の喚問の内容の詳細につきましては速記録に譲ることといたしまして、……

第5回国会 考査特別委員会 第9号(1949/05/30、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ただいま委員長は本会議における中間報告の草案を朗読なさいましたが、大部分の点において了承いたしますか、その中に多数が税務署に押しかけて喧噪をきわめ、威嚇して税を安くさせるような者かあるといううわさであるか何か、あいまいな言葉がございましたか、少くともこの考査特別委員会が國民代表の委員によつて構成されているこの委員会が、そうしたことがいまだあるかないかわからないうちから、多数が税務署に押しかけて喧噪をきわめ、威嚇してこの税を安くさせるというように具体的な言葉としてそこに表現することについては非常に疑義があると思います。この際もし本委員会の諸君の御賛成を得るなりば、課税の問題につ……

第5回国会 考査特別委員会 第10号(1949/06/22、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は先ほどの理事会におきまして、理事会の今まさに閉会しようというときに委員長に質問申し上げました。いまだ本考査特別委員会に提案もされず、いまだ理事会の議にも上らず、要するに本委員会がいまだ取上げていない事件、たとえば國電の爭議問題等について当考査特別委員会の事務当局、專門調査員のある一二の人が、本件に対して考査特別委員会の名によつてどういう目的であるのか、國電の爭議の事実あるいはあらゆる問題を内々裡に調査されつつある事実があります。この点は先ほども委員長は関心を持つているので、その関心を持つているという範囲内において一應当つてみているのだということを了承なさいましたけれども、……

第5回国会 考査特別委員会 第11号(1949/06/25、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私はただいまの証人の言と反対側の立場にある方の証言を聞かないで、そういうことを断定することは早計であるという委員長の言葉があるかもしれませんが、ただいままで聞きますところ、本件を理事会において取上げるかどうかということについてたいへんな論議がありました際に、われわれが非常に心配したことは、今証人の言葉によつて如実に持ち出されておると思います。それは現在代議士になつておるある者が、自分の以前やつていたいわゆる組合の内部の問題であるその組合の從業員の問題をここに持ち出して、自分の選挙区の地固めをし、自分の手柄を保持せんがために、これを委員会に持ち出したものである。しかもこういうも……

第5回国会 考査特別委員会 第12号(1949/06/27、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 今ニツケルは特殊物件だとおつしやいましたが、ニツケルは特殊物件ですか。國鉄の所有物だとおつしやいましたけれども、当然に國鉄の所有物ですか……。
【次の発言】 今小林君の御質問に対するお話で、國鉄の財産だからこれを拂い下げたというふうな……。
【次の発言】 鉄道にあつた場合に特殊物件の所有権は國鉄にありますか。その收益というものについては、何か他に方法かあるのではないですか。
【次の発言】 そうすると國鉄の、少くとも運輸省の所有物件ではありませんね。
【次の発言】 その処分権のよつて來るべき法的根拠はどこにあるか。
【次の発言】 その処分権がある。先ほどちよつと小林君におつしや……

第5回国会 考査特別委員会 第14号(1949/06/30、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 さつきあなたは十一票で落選したと言われましたが、六人ばかり名簿から脱落したものがあつた。もしその六名の人が名簿から脱落しないで、六名の人が全部あなたに入れるとすれば、十七票になると思うが、そうするとあなたはそのときに当選しましたか。
【次の発言】 それから、もう一つお聞きしたいのですが、あなたは、調査員が調べに行つたときに、お会いになりましたか。
【次の発言】 敞田さんのうちで、調査員が行つたときに調べられたのですね。
【次の発言】 そのときに、ここで今委員長がお聞きしたことをやはり聞かれましたか。そうして調査員にお話しになりましたか。

第5回国会 考査特別委員会 第15号(1949/07/01、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 あなたはここに証人においでになる前に在江部落でこの委員会から調査に行つた調査事務員が委員し会つて調べられたことがありますか。
【次の発言】 どこで調べられましたか。
【次の発言】 鈴木君がやつたのですか。
【次の発言】 そこでどれくらいおりましたか。
【次の発言】 それでそのときにあなたは、鈴木專門調査員に対してどういうことを聞かれ、どういうことをほぼかいつまんでおつしやいましたか。今証言なさつた、要するにあなたたちのやつておることに正しいのである、隠し田というものはないという、そういうあなたの先ほどからの証言と同じようなことを、鈴木專門調査員にお話になりましたか。それとも調……

第5回国会 考査特別委員会 第16号(1949/07/04、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私はただいま議題となつております三件に関しましての提案者の説明を聞きまして、本案は提案者の提案趣旨説明の理由によつては、この委員会で取上げるべきではないという反対の意見を申し述べたいと思いますか。  その理由の一は、このような案件をこの委員会がただいま説明なさいましたような理由、しかもその観点でこれを取上げるといたしますと、私はこの委員会自身がこの委員会の持つておるところの自主性とこの委員会の最も特徴あるところとされているところの超党派的な性格というものをわれわれ自身が放棄するような結果になるおそれがあると私は考えます。なぜかと申しますと、ただいま私たちが、各会派と言うと語弊……

第5回国会 考査特別委員会 第17号(1949/07/08、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 議事進行に関して……。
【次の発言】 答弁に関することだ。証人に読み上げて聞かさなければならぬことをよく注意しろ。
【次の発言】 ちよつと簡單に私は質問するのですが、労働者の利益のためにたえず働いていらつしやる副委員長のあなたは、先般六月の十日前後に行われたあの國電の局部ストといいますか、各分会がスト行為に入つた場合、あなたは実際的にどういう行動あるいは指令、どういう方針をもつてこれに臨まれましたか。
【次の発言】 不拡大方針であつた場合、たとえば神奈川の檢車区あるいは中野あたりの分会に対して、実際上のスト行為を中止するようにというような何らかの手段、指令をお出しになつたか、……

第5回国会 考査特別委員会 第18号(1949/07/11、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねしますが、この中央委員会で、最終日に民主自由党の廣川幹事長、あるいは吉田総理もそんなことをおつしやつたように私新聞で見たのでありますが、この問題あるいは國電の問題等から、いろいろなことを考査委員会で取上げるということが新聞記事になつたときに、この考査委員会でこの問題で國電の問題なんかを取上げてもらいたくないというような決議か、正式な意思表示をなさいましたか。
【次の発言】 もしそうしますと、その中鬪委で國電ストの問題をかけることに対してはこれに極力反対しろということが緊急動議として出ており、それが可決されているということになりますと、あなたたちあるいはそれらの人……

第5回国会 考査特別委員会 第19号(1949/07/12、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ちよつと法務総裁にお伺いしますが、ただいま法務総裁のおつしやつた國会で立法審議中にその内容によつて見てもわかるように、これらの法律が憲法違反でないと確信をもつて立法されたものだ、そういう見解であつて、法務総裁のおつしやる見解によつてそれは憲法違反でないという確信を持つていらつしやるのであつて、ただこれが法務総裁が今ここで吉武君の言葉の中に権威ある御説明と言いましたけれども、法務総裁がそうおつしやつたからといつてこれが憲法違反の立法でないということにきまらないことだけは、法務総裁のおつしやつたように、それに疑義のある者は最高裁判所にこれを提訴して、その判断にまつべきである。この……

第5回国会 考査特別委員会 第20号(1949/07/15、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 先ほどあなたの御証言の中に、初めあなたに二人で会いに來て、大勢あとからどつと押しかけて入つた、最初にあなたに交渉した鬪爭委員長の中島登さんという人は、あなたがわれわれのことはわれわれで話合いをつけようじやないかと言つたら、それはそうだと言つてみんな出るようにということを部外の人たちにすすめたのですね。
【次の発言】 それで中島君としては、あなたがさつきおつしやつたように、非常に中島君自身もこれは困つた、かえつて迷惑そうな顔をしていたというような証言がありましたが、確かにそうですな。
【次の発言】 よくわかりました。もう一つお聞きしたいことは、あなたは先ほどこのままでいつまでも……

第5回国会 考査特別委員会 第21号(1949/07/16、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 前の区長さんが、わしは元の区長になつて任務を執行するのだ、あの五日に君たちに約束したのは自分の意思じやないのだ、ということをわれわれにもおつしやつていないから、多分われわれに約束した通りにやつてくれるだろうと思うというふうにおつしやいましたが、実は前区長さんは昨日ここで証言なすつたのに、大会へ行つて、皆さんの前で、五日に皆さんに約束したことは、あれは自分の意思ではなかつたのだ、あれは全部取消すということを私ははつきり申し上げた、こういうことを言つておるのですが、あなたはその大会のときにはいらつしやらなかつたのですか。

第5回国会 考査特別委員会 第23号(1949/07/21、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は昨日の理事会においても一言申し上げておきました通りに、本委員会においてこの平事件を取上げて、嚴正、公平な立場でこの眞相を究明することに、あえて反対するものではありません。しかし私は、ここに一つの希望意見を申し述べておきたいと思うのであります。それは昨日の理事会でも発言いたしました通り、当委員会は前の不当財産取引調査特別委員会の延長ともいうべき性格を持つていると思うのであります。この前の特別委員会、すなわち不当財産委員会において取調べた多くの事件というものは、檢察廳あるいは政府で問題にし始めた事件を、あとからこの委員会が取上げて調査するという調査の仕方でなく、いかなる権力も……

第5回国会 考査特別委員会 第24号(1949/07/22、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねしますが、六月一日からスト突入を決定した九日まで、あなたの管轄の乘務員は新旧交番のどの交番で乘つていたというり報告をお受けになつておりますか。
【次の発言】 それは区長からの報告ですか。(「それはさつき言つたよ」と呼ぶ者あり)中野車掌区は実施していなかつた。それは何か特別の理由があつたのですか。
【次の発言】 さつき電車が運行されないで乘客がたいへん混み合つて來たので乘車制限をなさつた。しかもホームには相当の乘客がいた。これを組合員らしい方が電車の中に乘つていて乘車しようという一般の乘客を拒否しようとしていたと言われたが、実際には制限というのでありますから、切符……

第5回国会 考査特別委員会 第25号(1949/07/25、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 一つ二つちよつとお尋ねいたしますが、六月十日から十一日にわたつて行われた國電のスト、これは國鉄の委員長としての加藤さんは、労働組合運動であるとお考えでありますか。
【次の発言】 加藤さんは委員長として、この國電ストの行われた後に開かれた、熱海の中央委員会においてなされた、いわゆるストをも含む実力の行使という議決というものはお認めになつていないのですか。
【次の発言】 この決議は、ただいまこの委員会で取上げております國電ストの行われた後になされた決議でございますけれども、内容的にこれを判断して、今回六月十日、十一日にわたつてなされた東神奈川、中野、千葉あたりの國電ストは、後に議……

第5回国会 考査特別委員会 第27号(1949/07/29、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 先ほど証人の証言の中にこういう言葉があつた。八月から九月になればわれわれの時代が來るのだから、署長もそのつもりでうまくやらないとあぶないと言つたとか、あるいは労働組合の連中もそういうことを言われて信じているとか、だれから聞いたのだかわからないが、そういうことをうわさに聞いておるのだと言つてあなたは証言なさつておりますが、部下からの報告とか、あるいは情報部から入つた情報とかいうことであれば、この委員会で署長のあなたが証言をしてもいいのですが、だれからお聞きになつたかわからないし、責任の所在が何もないものを、こういうことがあると証言することにあまりにたよりないと思いますが……。

第5回国会 考査特別委員会 第34号(1949/08/10、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は國会に召喚された証人のいわゆる偽証罪というものの案文を立案しました当時、不肖本員もこれに参画したものであります。この目的は、この委員会が眞実を探求しようとする場合に、偽証をもつてその眞実探求を妨害するという事実のあつたような場合、本委員会の権威を傷つけるものである、こういう観点からこれは立案されものであります。しかしながら、この條文の中に、偽証と認むべきものがあつたときには、この委員会は告発しなければならぬという告発の義務を持つておりますので、偽証の事実があつたら、告発しなければならぬ義務を持つている委員会が告発するのは当然でありますが、まだ案件が終末いわゆる委員長の議長……

第5回国会 考査特別委員会 第36号(1949/09/13、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ただ一言だけお聞きしたい。あなたは弘済会がそのことを運輸省と交渉して運輸省の持つておるあらゆる資材、不急不要なものを拂下げを受ける下交渉をなさいました。交渉をなさるときに、先ほどの最初の証言では、文書をもつて申請をしたことはない。こう口頭で交渉しただけである。そうすると弘済会に対して拂下げをするということが、文書によつてはつきりとなされるようになつたのはいつごろでございますか。
【次の発言】 そうすると個々についての契約は全部とりかわされていますか。
【次の発言】 参考にお聞きしますが、今あなたのおつしやるのは、拂下げは運輸省と弘済会の契約によつてなされておるような形ですが、……

第5回国会 商工委員会 第6号(1949/03/30、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は國民協同党を代表いたしまして、本案に希望と意見とを述べて、賛意を表するものであります。先ほど來質疑應答の中で、有田政務次官がはつきりと最高司令官のメモランダムによつて、この法案は提出したのではあるけれども、この法案を実施することによつて生ずるあらゆる事態は、政府が全責任を負うべきものであるという言明をなさいました。これで私はこの法案に対しての質疑を了とするのであります。ただいまの有田政務次官、また貿易課長あたりの、あらゆる誠意ある祕密会でのあの説明、あの誠意ある御説明の中に、今日の段階では三箇月の退職手当以外には、どうもこれ以上は出ないというふうに思われると御説明をなさい……

第5回国会 労働委員会 第14号(1949/05/06、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつと今のに関連してお聞きしたいのですが、こうした炭鉱あたりの厚生方面の行政は、労働省においてその権限を持つていらつしやるのか、厚生省でこれをやつていらつしやるのか。この点御説明願いたいと思います。
【次の発言】 何か意外なお話を聞くように思われる。厚生省あり、労働省があつて、しかもたとえば炭鉱あたりの労働者に対する厚生施設について――もちろん石炭増産面においての商工省の石炭廳の責任は、相当重大であると私は思いますが、これが厚生の方の問題をやつておる。何か私たちには割切れないものがあつて、こういう面から、ただいまの御質問にあつたような手続上の不備があつて、関係当局へ業者、あ……

第5回国会 労働委員会 第16号(1949/05/10、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は過日本会議で、労働大臣に対して総括的な質問をしたのでありますが、この際発言の機会を與えられましたので、その総括質問の補足的な意味で、質問をしてみたいと思います。私が本会議で質問いたしました一つの大きな要点は、この政府の提案になります改正案は、少くとも使用者側の意見を主として取入れ、労働者あるいは学識経驗者等の中立的な意見というものは、それほど取上げられていないということを申し上げたのでありますが、去る日のこの委員会において、労政局長より他の委員に対する質問の御答弁で、この点とこの点が労働組合の主張を容れておるということをおつしやつておるのであります。しかしそれを聞いており……

第5回国会 労働委員会 第17号(1949/05/11、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ただいまの説明によりますと、     この改正案の第一條は、憲法二十八條に保障した権利を、またより以上に附加しているということをおつしやいましたが、昨日私が質問いたしましたときに、政府委員の答弁が、非常に断定的なことをおつしやつたので、より以上私は追及しましたら、政府委員は改正案の第一條は憲法二十八條の本筋だけはあらまし具体化してある、こう言つたのです。そうすると、あなたは二十八條より以上のものを附加してい毛と言う、もう一人の政府委員は、本筋だけはやつておるということでは、非常に差異があります。それでは答弁にまつたく食い違いがあると思うのですが、そうじやないのですか。

第5回国会 労働委員会 第18号(1949/05/13、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は院内交渉團体であります新政治協議会を代表いたしまして、ただいま議題となつております労働組合法案及び労働関係調整法の一部を改正する法律案並びに提出された修正案に対して、ともに反対の討論をするものであります。その前に一應私はただいま委員長に質問したい一事があるのであります。それは民主自由党その他の会派より共同提案として修正案が出された中に運輸省設置法の一部を改正する案が本労働委員会に提出をされておりますが、この労働委員会で過去において、すでに制定された法律、この労働委員会の管轄外の法案を、この委員会で修正する権限があるかどうか。この点について一應委員長の御意解を承つておきたい……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/16、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ただいま官房長官の説明によると、裁定されてから十日間一生懸命努力されたということでありますが、運輸大臣は十三日に、三日前に政府から渡されたので、われわれは三日間しかないから努力ができなかつたといつておる。
【次の発言】 官房長官の言葉に、法律論をするわけではないが、今のお言葉で行きますと、この第十六條の第二項に、国会の閉会中の場合には、あらためて次の国会が召集されて後に五日間以内にこの手続をとつて国会の承認を求めるとなつておる。要するにこの但書は国会の閉会中の場合の臨時的な措置として、第一項に支拂い禁止の條項があるけれども、国会閉会中の場合には、政府独自の見解において予算的措……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/20、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は今の員数を減らすこと、それから国会の自然休会中にこうした委員を派遣して調査することはけつこうだと思いますが、少くとも福岡及び山口方面に自分の住居を有する議員が、こうした調査という形においてその方面に行かれることは、あまり賛成できないと思うのであります。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたします。昨日官房長官が淺沼委員の質問に対してお答えになつたのは、ただいま言われたように否決または可決のどちらかを求めるという表現をなさつたのであります。そうして昨日は官房長官自身が残余の部分の不承認の議決を求めたいとおつしやつたのでありまして、今の御答弁とちよつと違うように思いますが……

第7回国会 議院運営委員会 第10号(1949/12/24、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 十二條の二ですが、「人事官彈劾の訴追に関する訴訟を行うことを指定された議員が、国会閉会中、当該訴訟のため裁判所に出頭したときは、実費として日額五百円を支給する。」この裁判所というのは彈劾裁判所ですね。これは国会の機関ですね。
【次の発言】 ちよつと事務総長にお伺いしたいのですが、このいわゆる国鉄の裁定問題、この国会の議決を求めて来た案件は、国会法の八十三條に基いて処置さるベきじやなかつたか、このことについて私は今さらどうにもならぬと言えばそれまでですが、討論の際においても私はこの点については特に強調しておいたつもりなんです。今聞くところによりますと、八十七條によつてという事務……

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/25、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は今の社会党の方から申出があつたことは正しいと思う。しかも私は前会において、この公共企業体労働関係法第十六條の第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件として出されたものに対する衆参両院の、いわゆる異つた議決に対して、衆議院の事務当局が、国会の承認を求めるに至らなかつたと報告したことは、明らかに事実に反するという見解を持つております。それと同時にもう一つここで申し上げたいが、そういう形で行くとするならば、先般も私は労働委員会の理事会でも一応発言したのですが、今回出されておる專売公社の同じ問題、これはこの間私が申し上げておいたのですが、「公共企業体労働関係法第十六條第二項の規……

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/27、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 今の神山君の言われることはちよつと違うと思う、これは民自党のいわゆる一般質問に関連する質問としてこれが継続することになると、また問題が出ると思います。この際緊急質問でなくて一般質問が終了して、民自党がやつた後に、これが野党各派の代表の質問に相当影響を及ぼす内容をもつていた場合には、これに対して野党代表と申しますか、少くとも二名以内ぐらいで緊急質問をあらためてされることが條件であると思います。

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/30、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 これはまことに重要な問題です。お互いに同僚議員の死に対して哀悼のまことをいたすことは当然のことであります。しかしまた往々にしてこれを反対的な立場から論議する場合には、これに対する反対意見もないと保証できない。そこでただいま佐々木君が提案になりましたように、自由討議の本会議とすることに一応決定して、その含みには今委員長のおつしやつた北君の死に対する哀悼の念を込めてという意味がある。こういうことに一応決定願いたいと考えます。
【次の発言】 実際的には開かないのです。
【次の発言】 ただいま篠田君が事実をお話になつたことでも明らかなように、労働組合の人が三々五々入つて来て、しかもそ……

第7回国会 議院運営委員会 第17号(1950/02/01、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ただいまいろいろ意見が出ておりますが、こういう委員派遣等の問題について、委員会の方からこれだけの人数を派遣したいと言つて来た、そういうことを了承するかしないかということを、この委員会で審議するということの御意見であつたようでありますが、この運営委員会においては、過去の慣例、審議の状況全部お調べになつてもおわかりの通り、これは人数が多過ぎる。こういうときに、この委員会は独自の権限をもつて、この人数を数名のものを一、二名にするとか、あるいはまた期間が長過ぎる、二十日のものは十五にするということを勧告もし、議決もして来ておるのであります。にもかかわらず、今回のこの舞鶴に派遣をすると……

第7回国会 議院運営委員会 第18号(1950/02/03、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は新政治協議会を代表いたしまして、ただいま社会党、あるいは民主党の野党派、共産党あたりの委員会のるる述べられた意見とほとんど同じような意見を持つておるものであります。一つだけ特にこの際申し上げておきたいことは、この專売公社の裁定の問題を、国会に政府が付議しましたことについて、予算上、資金上不可能な支出を内容とするものであるという理由をもつて付議されたのでありますが、先般この運営委員会において、私ども増田官房長官にこの点について特にお尋ねいたしましたところ、国鉄の裁定の場合には支出可能な十五億円、これは国会に付議するのじやない、残余の三十億というものは、予算上資金上不可能な支……

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/03/06、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの際考査特別委員会の予算案は、この運営委員会において愼重審議の結果決定されたものでありますから、その件に関しましてこの運営委員会において、この予算の支出がいかなる方法によつてなされておるかということを檢討する権限があると思います。それで私、特に要求したいことは、この考査特別委員会が第五特別国会において設置以来、いかなる予算でいかなる支出があつたか、その詳細なる書類を、この委員会に提出されるよう、考査特別委員長あて事務総長を通じて要求せられんことを望みます。
【次の発言】 ちよつと鍛冶委員長に伺います。ただいまの説明では、佐々木君のお出しになつたのは懲罰動議であり、委員長……

第7回国会 議院運営委員会 第28号(1950/03/09、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 法律上の問題で事務当局にお聞きしたい。裁判官罷免についてその事件の実地調査を現地においてしよう、こういうので、この訴追委員会は実地検証をするというが、この事件に関係した裁判官、あるいはその他の人々を現地において喚問して証言を求めるという件だから、少くとも訴追委員会の権威として、追訴委員会が設置されておる東京に限るはずであります。そこにそれらの関係者を喚問して調査できる。ただ地理的とか、土地の風俗、習慣というものを見ようというのでしたらその必要がありましようが、どういうことです。

第7回国会 議院運営委員会 第29号(1950/03/11、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 今の石野君からの質問でほぼ了解したのですが、ただいま委員長の言葉の中に、あの晩のデモンストレーシヨンの実態を把握するというお言葉がありました。労働組合を調査することが目的でないことはよくわかりましたが、現実にそこでたき火をし、煽動し、こうした行為をなさしめたものについて、どういう意思であつたかということを調査するのですか。
【次の発言】 先ほど調査の対象は労働組合でないといつても、その夜の実態を把握するために、たき火をしろと言つたり、煽動した人があつたとすれば、そういう人たちを呼んで、その夜の状態を聞くとか何とかいうことになりますと、石野君の質問した労働組合が対象でないという……

第7回国会 議院運営委員会 第30号(1950/03/14、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 この前の運営委員会では、小委員会を設けてその小委員会がこの委員会によつて委託された権限をもつて、国民の中の一部の人たちを証人として小委員会に喚問して、それに対して宣誓をせしめ、証言を求めるということであるが、小委員会にこうした権限があるかどうかについて、法律上の疑義を持つておつた。それで以前にそうした先例があるならば、その先例を示してもらいたい。また先例がなくとも、小委員会においてそういうことが行えるというならば、その法律上の根拠を、事務総長から説明をいただきたい。
【次の発言】 そういたしますと、今の事務次長の報告は、その小委員会が呼び得ると議決いたしたのか、運営委員会が呼……

第7回国会 議院運営委員会 第31号(1950/03/16、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 今の問題で今後の希望だけ申し述べたい。これは私はほかの委員の派遣と性質が違つておると思う。少くとも国政の調査ではございません。そういう点からいつて、今後訴追委員会は、できることならば訴追委員会独自の経費を持つておりますので、そうした疑いがあり、そうした調査をする必要のあるものは、こちらへ喚問して調査するという方法にされた方が、むしろ委員会の権威を保ち得るのじやないかと考えるのであります。しかしそれは病人であるとか、現実に刑務所に服役しておるというような場合にはやむを得ないと思いますが、今後そういうことを考えられることが必要だと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第32号(1950/03/18、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 決定されたことについてとやかくいうのでありませんが、この委員会は法務委員長の出席を求めて、国政調査がいかに必要かということを聞けば足りるのでありまして、その法務委員長の言葉の中に、本委員会を侮辱されたような言辞があつた。そのことについての釈明もあつたが、いわゆる言葉の不用意な使い方があつたということでこれが委員会を侮辱されたというような感情的な意味においてこれが次会に延期されるということは私は了承できません。私たちがこれを派遣することが必要かどうかということを判断するのは、法務委員長の今まで言われたことで、十分でありますので、法務委員長が一応退席なさつた後にでも、われわれの独……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/22、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私たちはただいま社会党からもお話がありましたように、この問題については十分検討すべき必要もありますが、この問題は異議なく賛成いたします。
【次の発言】 ただいまの事務総長の法律的な疑義も一応了承されるのでありますが、この考査特別委員会を設ける決議案の中には、この考査特別委員会は、超党派的な特別委員会ということが、決議の案文の中に付言してあるはずであります。にもかかわらず、現実に諸君も御承知の通り、五井産業事件のごとく、一党に主として関係するというような事件が、しかも国家的に大きな重大問題を、野党各派によつてこれを取上げられることを要求したときに、この重大案件に関係するであろう……

第7回国会 議院運営委員会 第36号(1950/03/27、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 この考査特別委員会の廃止決議案というのは、先般もこれについて申し上げた通りに、この特別委員会が設置された超党派的という趣旨に、一応われわれが見たところでは相反した行動があつたように推察できる、このことがまことに遺憾であるということが大きな原因です。そこで私どもとしては、あす理事会が開かれる、この理事会において、この考査委員会そのものの適去について自己反省をする、申合せというか、今後のやり方について再認識をして、適去になされた議決、この委員会の本質ついて一応再確認するということでありますが、これで私はこの決議案の提出された趣旨が一応貫徹されるのだと考える。

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/30、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 緊急質問の一は、これはこの前保留されたものですから当然だろうと思いますが、ただいま社会党の青野君から提出されておる第四の緊急質問、共産党の川上君から提出されておる第三の緊急質問は、きようの本会議でわれわれも質問したいと思うことでありますので、ぜひ緊急質問を許されたいと思います。第二の緊急質問については、われわれは一応疑問を持つております。
【次の発言】 これはちよつと出過ぎたことかもしれませんが、先般の考査特別委員会廃止決議案の件で、一昨日、考査特別委員会の各党の理事が集まりましていろいろ協議の結果、当初特別委員会が設置されたときの超党派的な性格を再確認いたしまして、今後の運……

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/31、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 この日程そのものには私たちは賛成であります。
【次の発言】 国協党も参議院の回付案をのむつもりであります。
【次の発言】 今、両院協議会のことの話が進んでおりますが、両院協議会の各院の委員を選ぶ方法は、やはり従来通りの方法によつて選ぶのですか。
【次の発言】 ちよつと事務総長にお伺いします。この案について両院協議会が開かれますね。この両院協議会の出席委員の三分の二以上によつて協議会の成案ができるのですが、その成案が今日の零時に至つても得られない場合には、本案はどうなりますか。
【次の発言】 もう一つ聞きたいのは、もしこれが廃案となりました場合に、政府はこの新給與の件に関しては……

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/04/01、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 これは考査特別委員会の問題でありまして、ある証人に偽証があつたかどうかということを、その考査委員会に出席していた委員を参考に捜査するのだそうであります。それで、その当日私もこのことに一応気がつきまして、委員長室にいました検事に会つて、私は一応捜査を受けないで注意をしました。こういうことは、だれに許されておやりになつたか知らぬが、大きな問題である、あなたがここでおやりになつたことは、事務当局としてこれを知らなかつたというようなことがあつたら今後困るから、事務総長のところまで一緒に行つてもらいたい、そう言つて事務総長にお会いして、こうこうこういう事情だと言いましたところ、事務総長……

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/04/03、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ただいま椎熊君のおつしやいました意見にわれわれは同調いたします。
【次の発言】 前回の運営委員会で議題とした鍛冶考査特別委員長の問題でありますが、この委員会でも重大な問題として取上げられ、各党の態度を今きめつつある次第であります。そこで、きよう考査特別委員会において、私は考査特別委員会の性格からして、一時この問題が決定するまで、鍛冶委員長は委員長の席を他の理事に譲つて委員長の席をしりぞくべきであるという動議を出して敗れたのであります。この際御参考までに申し上げておきますが、この問題の重要性は、立法府にいわゆる捜査官が直接入つて来て捜査したということと、その内容が、偽証罪に問わ……

第7回国会 議院運営委員会 第42号(1950/04/06、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 これは先般ここの委員会でたいへん問題になりました、三地方に法務委員会の委員がそれぞれ公聽会にまわるというので出張された、あの法案と違うのですか。
【次の発言】 そういたしますと、先般この委員会では相当に意見もあつたのであります。特に重要法案の公聽会にまわるということで、衆議院に多くの人を呼んでやるよりも、こちらから委員が出張して行く方が、形式的にも便利であり、また経費の上からも好都合だということで、一応われわれ了承したのですが、そういたしますと、これは先般地方に行つた公聽会では不十分だからというので、衆議院で再びおやりになるということですか。これは花村氏に聞かなければわからな……

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/04/08、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 公聽会というものでなくして、参考人の意見を聞くとか何とかいうことで方法があるのではないですか。同じものが二度なされるということでなくして、公聽会と同じ効果を生ずるもので、しかも別途の方法においてこれがなされるということであればよいが、そういうことにしないと惡例を残すのじやないかと思いますので、そういう方法があれば、そういうことでやられるとけつこうだと思います。
【次の発言】 承認いたします。
【次の発言】 私の方は、遺憾ながら、参議院の意向がどうであるか、まだそういう報告を聞いておりません。
【次の発言】 私の方は岡田勢一、木下榮を入れていただきたい。

第7回国会 議院運営委員会 第44号(1950/04/11、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 それは私たちの河野君が発言したことで、予算が空白になつた間、ほんとうは政府の支拂金に対して利子を支拂わなければならぬ規定をつくつておるが、これに対する説明を聞けば緊急質問をしなくてもいいということだつた。だから、官房長官の説明を聞けばいいのだと思います。
【次の発言】 この前の運営委員会で、自由党の幹事長の声明だから、この運営委員会で取上げる必要がないということでしたが、先国会の終りに、民主自由党総裁吉田茂という名前で談話を発表したことを取上げて、本会議で質疑がなされておる。だから、党の総裁あるいは幹事長の出した声明だからここで取上げる筋合いのものでないという意思で官房長官の……

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/04/15、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は、この政府の地方税法案の修正の提案に対して疑問を持つものであります。それは国会法の五十九條に、「内閣が、各議院の会議又は委員会において議題となつた議案を修正し又は撤回するには、その院の承諾を要する。」とありまして、五十九條によつて院の承諾を求めるというのは国会の委員会あるいは国会の本会議において、政府あるいは内閣が出した原案そのものが通過するその場合に、何らこれに議院側において修正を加えようとも撤回しようともしないときに、政府が撤回しなけれげならぬ、あるいは修正しなければならぬという必要を認めたときにこの手続がとられるのであつて、現に地方行政委員会においては、すでに委員長……

第7回国会 議院運営委員会 第46号(1950/04/18、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 伸張がよいでしよう。
【次の発言】 第三の恩給法の一部改正法律案は全会一致ということになつておりますが、これについて条件がついておるからというので、もし賛成討論が許されるとすれば、賛成をした各会派にもそれぞれ意見があると思いますけれども、私どもも、その意味の討論が許されまするならば、これについてはもう少し強い要望がありますから、賛成の討論をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 これは私は、まだ根本的なものが事務総長から報告されていないと思う。この前、松井君あたりが相当強硬に問題にしたのは、衆議院における選考委員の機構、人選というものが、あのとき発表されたそのままである……

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/04/20、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 この地方税法改正案がこの運営委員会の議題になつたという事実は、まだ発言の中にはない。それは委員長自身が希望を述べられたのであつて、あらためて委員長が議題にしてから決をとらなければならぬと思う。
【次の発言】 さつき田中君も発言しましたように、野党側はこれについて相当疑義を持つております……。
【次の発言】 われわれにそういう疑義があり、このことで野党が退場したのに、與党の諸君だけでこの案に対する討論等を決定して、このまま議場に入ることは、将来に惡例を残すことになる。この際私は、本案についての緊急質問とか、あるいは議事進行に関する発言を、本会議において野党の一、二の議員に許され……

第7回国会 議院運営委員会 第49号(1950/04/25、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 第一案はこれでいいと思いますが、電波法案と放送法案は、衆議院の原案では、内閣総理大臣を経て内閣に提出しなければならぬことになつているが、これはおそらく委員会で、国会にこれを提出させるように修正しようという意見が強かつたことは明らかです。これが参議院に行つて修正されて来ておるという点は、今後の委員会として相当考えなければならぬと思います。
【次の発言】 ただいま田中君は前例があるとおつしやいましたが、もちろん前例がありまして、その前例はまことにいいことであるというので、私どもの記憶では、国会法か衆議院規則の中にその條文をつけ加えて法律化してあると思います。特にこの運営委員会、あ……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/29、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 今石田博英君より、あす議論せずにきめましようと言われましたが、まことに大きなとげを含んでおるお言葉である。要するにいろいろな疑義とか何とかはほつておいて、採決すればよいじやないかということと同じである。それでなくて、田中君あたりの言つておるのは、あす議論をしないでというのは、あすは本会議に取上げることを確認して、きようは法案が山積しておるから、あすに延期するというので、それなら賛成するが、それを議論せずにやりましようということには承服できぬ。
【次の発言】 これは党にはかつたものではありませんが、先般の地方行政委員会、あるいは本会議において、地方税法案に関する与党の態度は、野……

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/05/01、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 まことにけつこうですが、原則として今議会中審議未了の議案及び案件を持つておるものといつても、委員会が審議未了にしようと思つておる案件もある。これも原則に当てはまるということになると、これはどうかと思う。
【次の発言】 もう一つ念を押しておきたい。最も重要な法案でありながら、委員会自体の意思で審議未了にするものがある。その際に、最も重要な法案でありながら審議未了になつたものを継続審査しないで、第二義的、第三義的法案を閉会中審議することは、常識的に考えても委員会の性格を疑われることになると思う。だから、これは今具体的な一つのものについて審議する、あるいはこれは継続中であるというこ……

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/05/02、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 今の林君の意見は、たいへん独善的な、かつてな解釈をしておる。少くとも今これをどの委員会に付託するかという議長の諮問を受けておる。運営委員会は、これは運営委員会に付託すべきであるということを議決した。すなわちこれを委員長はすみやかに議長に答申すればよいのである。答申した結果、議長の権限において、この諮問に基いて、運営委員会にあらためて付託する。そのときにその内容の審議があるのであつて、今ここで決定したから内容が議題になつた。次に開いたときにこの内容に行くということはあり得ない。
【次の発言】 この間の話で、委員会ですでに審査に着手して、とにかく一応審査を継続してやらなければなら……

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/07/08、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 各委員会を二十五名あてにしますと、現状維持のものが四つ、二十五名にするために委員を減らさなければならぬのが八つ、予算委員会を加えると九つ、二十名のが八つですが、これを五名ずつふやす。それから図書館運営委員会なんかは二十五名にすれば十五名もふやさなければならぬ。そういうように減るよりはふやす方が多くなる。
【次の発言】 委員会によつては二十五名にするためにふやさなければならぬものもある。この点はよほど愼重にやらないといけない。
【次の発言】 三十名、四十名の委員会にすると、われわれがいつもやかましく言う通り、定足数が足らぬという問題が起るのです。そのときに今まで二十五名以上のも……

第7回国会 議院運営委員会 第57号(1950/07/11、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 今倉石君の話を聞いておりますと、野党側が外務委員会を五十名にしようということは、土井君や椎熊君が説明しておるように根拠を持つておる。ところが一律に二十五名にしようということは根拠がない。何のために二十五名にするのですか。
【次の発言】 五十名というのは、三十五名よりふやそうということとです。現状を維持しようという倉石君の御議論ならば、現状がこうであるからということで根拠がある。しかし今まで第七国会もこれでやつて来たものを、二十五名にしようというには相当の根拠がなければならぬ。今われわれが外務委員会を五十名にしようというのには、客観的ないろいろな條件がある。倉石君が一律に二十五……

第7回国会 考査特別委員会 第7号(1950/02/06、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつと証人にお尋ねいたしますが、先ほど証言の中に、解散当時約八十億の公団の財産があつた、その八十億というのは、ただいま梨木君の七十五億のことでございますか。
【次の発言】 それで証人は、この公団を廃止することになつて、清算公団となつて、その後あらゆる面から検討した結果、約九十億ぐらいの赤字が出るだろうという算定をなさいました。一般では百二十億ぐらいの厖大な赤字が出ると言うておりますが、これは仮定のもとに立つようでありますが、もしこの配炭公団が廃止されないで、そのまま今後継続されるとしても、今現在あげられているような赤字は、必然的に公団の性質として出るべき赤字であつたかどうか……

第7回国会 考査特別委員会 第8号(1950/02/08、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 簡単にお尋ねいたしますが、室蘭の貯炭場の一万二千七百トンというものが、廃棄炭として無償で販売会社に譲り渡されておるという事実があるのですが、これは清算人として承認していらつしやるのですか。
【次の発言】 そうすると、それは灰になつた部分と売れる部分との率を検討なさいまして、その結果公団として事実上これを処分する場合に、これはお売りにならぬ方が利益であると、こういう観点に立つて、廃棄炭として一部のものを、すなわち一万二千七百トンというものを廃棄したということは、精算人として御承知である。そこでただいま申し上げました一万二千トン余の中に、いわゆる売れる可能性のあるものが八千トンば……

第7回国会 考査特別委員会 第10号(1950/02/13、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねいたしますが、東京の配炭公団の配炭局長の松田三郎という人は、元あなたのところの顧問だとさつきおつしやつたようですが……
【次の発言】 そうすると 顧問に松田さんを迎えたというのは、公団から監視を受けたのですか。
【次の発言】 この後にいらつしやるはずなんですが、松田さんがあなたの方の顧問か何かになつていて、報酬とか、あるいはまたたびたび宴会や何かやられたとか、また退職金とか記念品とかいうものをおやりになつたとかいうことがあるんですか。この点はどうですか。
【次の発言】 退職金を松田さんに渡したとおつしやいましたが、幾ら渡したのですか。

第7回国会 考査特別委員会 第15号(1950/03/31、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はただいまの追加要求の件に関して、反対の意思を表明するものであります。その理由を簡單に説明いたします。この徳田要請問題は去る理事会におきましてソ連地区に抑留されておる同胞の引揚げを妨害したと認められる。こういう徳田一要請問題に関して理事会として取上げられることに決定し、しかもわれわれ一部の委員の出席ではありましたけれども、定足数をもつて構成された委員会において、徳田要請問題は本委員会で取上げられることに決定しておることは、私たちも了承しております。しかし今出されました追加要求でありますが、この追加要求の主題を見ますと、日本共産党の邦人引揚妨害問題調査報告書という見出しがつい……

第7回国会 考査特別委員会 第16号(1950/04/01、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はただいま提出いたしました本委員会の鍛冶委員長に対する不信任案の動議の提出理由を簡單に御説明申し上げます。昨日来の委員長の本証人を喚問する場合における各委員への発言の順序、並びに昨日私がこの証人に対して質問をいたしました場合に、種々食い違いがあつたことに対して、委員長みずから証人に知識を與え、しかも原口君というこの考査委員会の事務員なんかと会うたでしようというような暗示を與え、証人を常に有利に導こうとしておるかたわら、われわれ野党の発言を極度に制限しようとしております。ただいま梨木君が証言を求めておる途中、証人は共産主義以外の、ミリタリズムとか、あるいはリベラリズムとか、数……

第7回国会 考査特別委員会 第17号(1950/04/03、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 この際議事進行に関する緊急動議を提出いたします。それは鍛冶委員長は、過日の衆議院の運営委員会において、院内で検事の捜査権を許した問題について、運営委員会の決定を見るまで、本委員会の神聖と権威を保つために、他の理事に委員長の席を交替して、この議事を進められんことをこの際動議として提出いたします。

第7回国会 考査特別委員会 第18号(1950/04/04、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は最初にお断り申し上げておきますが、証人に心証を害されないように、私はなるべくおとなしくやりますが、共産党員ではございません。最も中正を旨とする、中庸の道を行かんとする国民協同党所属の私は代議士であります。  そこで私が証人にお伺いしたいことは、過日の証人の証言の中に、巨人軍の監督の水原君が日本へ帰還して参りまして、帰つたとたんに今までソ連で働いていた当時と正反対の行動をおとりになつた。このことが日本新聞にたいへん大きく取上げられて、裏切り行為である、裏切り者であると非常に大きく取扱われていた。それでこういうことではもう少し民主教育をしなければならぬというような方向になつて……

第7回国会 考査特別委員会 第19号(1950/04/05、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ロシヤ語で証言することを委員長が許可するとおりしやれば、有効なんです。ただいま事情を聞いて見ますと、事務の方にロシヤ語の先生をしていた方があるそうでありますので、その方にも一応参考にこれを聞いていただく、こういうことにして、今の質問を継続されんことを望みます。
【次の発言】 ちよつと簡單にお尋ねしたいのですが、一九四九年の九月十五日、このエルマーラエツ上級中尉が日本人の收容者の質問に答えて、あなたのいわゆる手記にあるロシヤ語で答えた。これは先ほどおつしやつた。多分三回くらいにやろうと思つたのだけれども、一回くらいで終つた。そうするとこの将校の言つたことは言い直されないで、ただ……

第7回国会 考査特別委員会 第20号(1950/04/06、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 証人に少しばかりお尋ねしたいと思いますが、先ほど証人はこういうことをちよつとおつしやつていました。それは、私は昨年の九月十五日の将校が話したというときの会合ですね、その会合というのはどうせ作業のことか、あるいはまた生活心得というようなことが話されるんだろうと思つたので、もし一回目に選ばれたとしても私は入らなかつたろう、こういうことをおつしやいましたが、それは間違いございませんか。
【次の発言】 そうだといたしますと、今先ほどからのあなたの話を総合すると、ほとんどそのときタシケントからカラカンダにいらつしやつた方たちは、反動とか何とか目されている方たちなので、どうせおれたちは帰……

第7回国会 考査特別委員会 第22号(1950/04/08、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 議事進行について発言します。先ほどの理事会では、共産党の梨木君からいろいろと異議が出たにもかかわらず、そのまま本日以後の証人の喚問を続けるということに決定したそうでありますけれども、この点につきましては、私はたいへんな疑問を持つておるのであります。それはなぜかと申しますと、去る五日に本委員会に証人として呼びました菅季治君が、六日夜の七時二十分ごろ国鉄の中央線の電車に飛込み自殺を遂げているのであります。しかも「世の人々へ」という遺書の全部を読んでみますと、まことにこの委員会に関係するところ重大なるものが多々あるのであります。それについて、われわれが爾後の証人の喚問を続けるという……

第7回国会 考査特別委員会 第23号(1950/04/10、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私は証人に証言を求めます前に、ただいま西村委員は、去る五日本委員会に喚問をされた菅証人の六日夜の自殺事件に言及をされまして、亀沢何がし外一、二名の参議院並びに本委員会等に出席した証人の姓名をあげられまして、この亀沢外の証人たちが参議院の控室で菅君に対して、監視をしているぞ、しつかりやれよというようなことを言つていた事実をぼくが聞いたと。これはあたかも菅証人の死というものが、亀沢君らのこの監視をしているぞ、しつかりやれと言つたこの言葉のために、この言葉に脅迫されて自殺をしたかのごとき趣旨にわれわれには聞きとれるのであります。しかもその内容は、速記録を見ませんとよくわかりませんが……

第7回国会 考査特別委員会 第24号(1950/04/12、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 議事進行。菅君がソ連のスパイだつたということを発言していいのか。
【次の発言】 私はせんだつての委員会で菅君の問題を取上げて何か発言したので……。
【次の発言】 それでその前に、ただいまの委員の発言の中に……。
【次の発言】 私は証人に質問するのだが、その前に私は一応質問の前提をやつておかなければいけない。菅君の自殺を、毎日新聞の十日の記事は、どこから材料を出されたか知らぬが、さながら菅君がスパイであつたという一新聞の記事をとつて、スパイであつたからこうだ、それで死んだのであるというようなことを前提としながら、しかも証人にその証言を求める。しかも毎日新聞のこれが真実なものであ……

第7回国会 考査特別委員会 第25号(1950/04/13、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねいたしますが、先ほどのお話で、カラカンダへおいでになりまして、掲示板か何かに日本の共産党の女事務員らしい人から来たはがきをごらんになつた、その内容は、目が惡いのでしつかりは覚ていないけれども、これこれであつたと思うという御証言がありましたけれども、それは掲示場に張つてあるとすれば、その收容所あてのはがきなのでしようか、それともだれか容所に牧容されている日本人の個人にあてららたはがきだというのでしようか、どちらですか。
【次の発言】 それは個人あてのものだとお考えになるのですか、それとも個人あてだということをはつきりごらんになりましたのですか。

第7回国会 考査特別委員会 第26号(1950/04/14、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はただいま委員長より提案されました本件に関し、日本共産党書記長徳田球一氏を、来る二十一日に本委員会に証人として喚問することに賛成の意見を申し述べようとするものであります。常々私もこの委員会の席をかりまして申し上げておりまするごとく、本件は参議院において、多数によつてその真相に近いものが発表されてはおるのでありますけれども、しかしあくまでもこれは認定の上に立つたものでありまして、事実であるという断定は、参議院自身も下しておらないのであります。しかし私たちこの考査特別委員会は、少くともこの両者の証言を徹底的に冷静な立場に立つて究明をいたしまして本件のごとき要請がもしなされたとい……

第7回国会 考査特別委員会 第28号(1950/04/27、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとこの際議事進行について……。
【次の発言】 私は決してへんぱに考えるのじやないのですけれども、各証人が要請があつた、期待があつたということを証言したのも事実です。しかし中には、一部にはこれを否定したような人もあります。それはわずかあつた。しかしここの委員会では、ソ連の政治将校がそうしたことを発言した、このことを菅通訳が通訳して聞いた、こういうことがあつたということを多数の証言によつて一応認めるのは、この委員会の職務であつて、権限であると思います。しかしそれだからといつて、今ただちに、ここで証人を喚問する場合に、徳田氏自身が要請をなしたのだという結論に結びつけて、それを……

第7回国会 考査特別委員会 第29号(1950/04/30、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 私は日本共産党の在外同胞引揚妨害問題中間報告に対しまして修正意見を申し述べ、修正の動議を提出するもりてあります。  まずこの報告書の一枚目の裏でありますが、三行目に「地区の収容所に宛て、徳田書記長の名て、」とございますが、この「収容所に宛て、」という意味でございますが、この点につきましては、明らかにこれが赤十字社から発行された捕虜用の往復はがきであるということは、証言によつて明らかになつておるのであります。しかも捕虜用のいわゆる往復はがきは、捕虜が個人として祖国にある家族あるいは知己に通信するためのものでございまして、その返信が収容所あてに出されるということは、とうてい常識的……

第7回国会 労働委員会 第4号(1949/12/21、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は新政治協議会を代表いたしまして、今回政府より提案されましたところの「公共企業体仲裁委員会の別紙裁定中、十五億五百万円以内の支出を除き残余について公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定により、国会の議決を求める。」というこの案件に対しまして、仲裁委員会の裁定事項の第二項に記載してあります「公社は総額四十五億円を支払うものとする。」という四十五億円から、政府が数字を示しましたただいま申し上げた十五億五百万円を差引きましたその残余の額についても――すなわち四十五億円を総額政府は承認すべきものであるという意見を述べまして、その一部を今国会で葬り去ろうとする、すなわち政府に免責の……

第7回国会 労働委員会 第7号(1950/02/18、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 私はこの際労働大臣の御所見をお聴きしておきたいと思うのでございます。それは過日この国会内に三十数組の労働組合の代表が集まりまして、国会共同闘争委員会なるものを組織しております。この委員会は、吉田内閣が人事院の公務員の給与べース改訂勧告案を拒否し、また今回専売公社の仲裁委員会の下した裁定をも拒否するという態度に出ました、それに対する一つの戦術といたしまして、新聞に伝うるところによりますと、ゼネストを決行してこれに対抗するという宣言をしております。この国会共同闘争委員会がゼネストの決行を宣言いたしましたことは、公労法第十七条の解釈から言つて、どういう関係にあるものか、ひとつ労働大……

第7回国会 労働委員会 第9号(1950/03/23、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 官房長官並びに事務総長にお聞きしたいのであります。その前に一応確かめておきたいのですが、この専売裁定の案件は先般の当労働委員会におきましては、質疑を一切終了し、打切つてしまいまして、次回に開かれる労働委員会においては、つまり今日はそれまでに質疑応答した、その結果に基いて、討論採決をするという約束になつておるのであります。今ここでこういう問題を質疑の形でやつておりますが、先般の労働委員会の最終日には、次回に開くときには労働委員会でただちに討論採決するという議決をなさつておるのであります。これはどういう関係になるのか。一応委員長なり何なりから御説明を願つておきませんと、われわれは……

第7回国会 労働委員会 第11号(1950/03/29、24期、国民協同党)

○石田(一)委員 ちよつとこの際労政局長に聞いておきたいのですが、最近新聞紙上などを見ますと、職よこせデモ――いわゆる自由労働者の集団的デモが各地に行われまして、しかもこの日雇い労働者の職よこせデモというのは、われわれが新聞だけ見ておると、何か系統的に相当広範囲に、次第々々にその勢力が拡大しつつあるように見るのです。私はもし今後日本の労働問題で一大不祥事が起きるとしたならば、日々職をよこせと動いておるこの方面から起きるところの事件が、一番大きな不祥事件となりはしないかという、実に恐ろしい予感がしておるのであります。この職よこせデモ、いわゆる日雇い労働者の最近新聞で見よるようなあの事件について、……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 議院運営委員会 第3号(1950/07/15、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 そんなにやるのだつたら、もつとたくさんやつたらどうか。
【次の発言】 四人にして場内交渉ならばいい。五時までと時間をきめることはいかぬ。

第8回国会 議院運営委員会 第5号(1950/07/21、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 本日は緊急質問もふえたことでありますから、これは次会まで延期してもらいたいと思います。
【次の発言】 きのうの問題をむし返すわけではありませんが、削除された緊急質問の中に、金子與重郎君の被害麦の措置に関する緊急質問というのがあります。これは農村にとつては緊急欠くべからざる重要問題だ、二分でも三分でもいいから、一応政府のそれに対する所見を聞きたいということを、特に今われわれの方まで申し出ているのですが、この点をひとつ議題にしていただきたいと思います。
【次の発言】 口頭でまことに恐れ入りますが、きよう新たにわが党の金子與重郎君から被害麦の措置に関する緊急質問を二分でも三分でもい……

第8回国会 議院運営委員会 第6号(1950/07/22、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 本日は土曜日のことでありますし、また次回の委員会まで延期していただきたいと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第8号(1950/07/27、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 このことに異議があるわけではありませんが、よけいなことのようですが、われわれとしては、大村委員長の在任中の御努力には非常に敬意を表しております。そこで、まことに僭越な言い分ですが、相当長期にわたりこの委員会の委員長をやつていた大村氏に対して、この委員会に出ているわれわれとして記念品か何かを贈呈するということはよい習慣ではないかと思うのであります。何も高価なものということでなくて、そうした気持を表わすために何か贈呈したい、こう思うのであります。
【次の発言】 佐々木君のお話だけれども、内容の緊急性――最も緊急やむを得ないものだということを盛んに強調されて、土曜日まで延ばすことを……

第8回国会 議院運営委員会 第9号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 この際はつきりしておかなければいけないと思うのですが、政府が文化財保護委員として、この五名の承認を求めて来た。五名でなければならないものを、三名あるいは四名だけ承認を求めるのでいいかどうか。中の一人を承認しないで、あと四人を承認するという仕方が許されるかどうか、五人なら五人まとめて承認するのでしよう。そうすると今の岡田君の、一名は資格がないから承認しない、あとは承認するという形が許されるかどうかという問題ですが……。
【次の発言】 政府が選んでその承認を求めるので、五人そのままを承認してもらいたいというのでしよう。
【次の発言】 要するに法制局長の地位、職責上の身分について、……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/31、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 私たちの党としては旧軍港市の方については問題はなかつたのですが、漁港審議会の委員については非常に疑義がある。要するに與党色が濃厚である。今後水産方面に重要な地位を占める漁港審議会の委員が、ほとんど與党色をもつて占められるということは、芳ばしくない。この点についてはかねがねわが党からも自由党の方に相当強い要求もしておいたそうですけれども、時期的に間に合わなかつたとかいうことで、実現しなかつたのです。私たちの方から一人推薦しておる者もあるのですが、この点どうなつておるのかということを確かめるようにわれわれ一任されて来ているのです。どんなものでしようか。

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/11/20、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 新聞等の報ずるところによると、政府は十二月十日という最大限度のところで、通常国会を召集することを決定しておるという話であります。今土井君の話によると、二十四日に予定通り政府の施政方針演説がなされると、事実上二週間といつても、会期はほとんど十日間ということになる。しかもその十日間のうちで二日間が日曜日でありますから、八日間であります。そうすると、補正予算とか相当大きな法案があると思うのですが、実質の審議に八日間しかないという形になりはしないか。これで衆参両院の審議が盡されるか。四日ときめておつても、途中でまた一日、二日というように会期を延長するという、以前の不手ぎわを繰返すこと……

第8回国会 考査特別委員会 第14号(1950/11/13、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ちよつと証人にお伺いしますが、証人は七月の十二日に政務次官に就任なさいまして、その就任なさた直後、当時の日発の総裁並びに副総裁にお会いになつたことはありませんか。
【次の発言】 そういたしますと、就任直後の七月末か八月初めに儀礼的にごあいさつに、多分日発総裁並びに副総裁の方から通産大臣並びに政務次官に一応のお祝いの言葉か何かをお述べにいらつしやつたと思いますが、その際に少くとも日発にとつては、総裁、副総裁にとつては自分たちが最も反対の意思を持つているところの再分割というものがなされないために、見返り資金の云々という問題が出て来ておりますので、この点に関して、その日はあいさつだ……

第8回国会 考査特別委員会 第17号(1950/11/18、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 私は今までの委員諸君並びに委員長からの御質問に関して証人の答弁に何かふに落ちないところが二、三ありましたので、もう一ぺん念のためにお聞きしておきたいと思うのです。業者にある一つの工事を請負い見積らせるという場合の順序ですが、証人の証言によりますと、先ほどあらかじめ工事内容を業者に示して見積らせる。それから土木部でその工事の予算の編成にかかる、こうおつしやいましたけれども、これに間違いはございませんでしようか。
【次の発言】 最近のような物価の変動のあるときにはもちろんそれも考えられるのですが、ただいま証人が証言なさいました設計図面であるとか、請負仕様書であるとか、あるいはそれ……

第8回国会 労働委員会 第4号(1950/07/26、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 簡單にちよつとお聞きしたいと思います。実は本修正案に直接関係があると言えないかもしれませんが、まことにこれは重大問題だと思うのであります。それは自由労働者が職業安定所に最近非常に押しかけまして新聞の報ずるところによりますと、忌まわしい事件も起きておる。この点について、保護立法を改正なさる政府の趣旨もわかるのでありますが、この自由労働者が押しかけることによりまして、職業安定所に勤務しているところの従業員が、朝早くから夜おそくまでくぎづけになる。中には身の危險を冒してまでも、何とかおとなしく話をつけようというようなことで、非常に過労な勤務をしておる。これに対して労働者として、特に……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/22、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 私の方も賛成です。

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 先ほど参議院からの情報を聞きましたところ、総理大臣は最初は、書簡にポ政令その他の措置によれと書いてあつたということをお答えになつたあとで、参議院の運営委員会の追究によつて、ポ政令ということは直接には書いてなかつたというふうに打消しになつたというお話でありますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 聞き違いでありますか。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、今の総理大臣並びに官房長官のお話を承つておりますと、これをポ政令で出したということは、マ書簡によるものであつて、何ら政府の関知しないものであるというふうに聞えますけれども、少くともマ書簡によつたのであろうと、どう……

第9回国会 議院運営委員会 第3号(1950/11/25、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 水産無線というのは、すでにこの委員会でやつたのじやないですか。
【次の発言】 ただいま官房長官のお話を聞いておりますと、官房長官がお聞きになつたのは、すべての方法というのでありますが、初め総理大臣はすべての方法とはおつしやつておりません。速記録を見ましても、その他の方法ということをおつしやつております。小笠原君並びに参議院の中村君あたりの追究にあつて、最後の段階になつて、すべてのというように……。
【次の発言】 そうです。最後の段階になつて訂正して、すべてのという言葉をお出しになつているわけです。そこで私はこの際お聞きしたいと思いますことは、この運営委員会において、昨日総理大……

第9回国会 議院運営委員会 第4号(1950/11/26、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 参議院の方の関係で急に運営委員会を開かなければならぬというようなことはございませんか。

第9回国会 議院運営委員会 第5号(1950/11/28、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 佐々木君のお話もわかるけれども、結局内容が同じじやないか。だとすれば多数の者が出した方、あるいは先に出した方の決議案が否決か可決になつたとすれば、同じ趣旨のものであれば、一事不再議だからやらなくともよいということになるので、何も二つあつてもさしつかえないわけです。

第9回国会 議院運営委員会 第6号(1950/11/29、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ただいま与党の方の石田君が、共同提案でない決議案を、委員会の審査を省略して提出したことがないと言われましたが、どういう資料でおつしやるのか、私にはわかりません。それはおそらく違うだろうと思います。この前の解散直前の政界、財界、官界の徹底的粛正に関する決議案というのが、たしか当時与党であつた自由党の方は賛成なさらなかつた。しかしそれは野党が多数であつたために、委員会の審査を省略して上程している前例もあります。そういうことがあるのにかかわらず、今までしない慣例になつているということは、たいへんな記憶の悪いことをみずから証明していらつしやる。そういう事実があるのにかかわらず、前例も……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 委員長自体の権限で徹底的に事務局をかえるということになつたら、より以上与党的になる。
【次の発言】 それはまことにけつこうです。
【次の発言】 私はこの際、いわゆる文化観光都市建設法というもので、熱海とか、別府とか、相次いで出て来るのですが、実際日本のいかなる土地をとりましても、外国の観光客を吸收するに足りないという土地はほとんど雇いくらい、日本の国土というものは風光明媚なものだと思つているのでして、同僚の議員諸公から、こういう問題ということで一応事前の交渉があれば、われわれは当然賛成すべきものなのです。しかし今後あまり多方面から出て参りますと、かえつて国際文化観光都市建設と……

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 予算委員会は、補正予算の審議を議了しない前に、手続上すぐやりたいという希望で……。
【次の発言】 先ほど運営委員会で、予算案の審議のための討論の時間等のとりきめがありました。それは審議が正常の意味においてなされ、予算委員会の審議が終つた場合に、予算案を本会議で審議するための各派の協議であつた。要するに事前審議であつた。それは予算委員会が、お互いの誤解があつたかどうかは別問題として、何ら支障なくスムーズに審議が行われるものという仮定のもとになされたのであつて、とにかくこうした問題が起きたからは、本会議における討論等の制限は意味をなさなくなる。予算委員会で補正予算の審議がスムーズ……

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 今石田一松という名前があつたが、これは博英の間違いじやないかと思うのです。(笑声)どういう理由で懲罰が出されたか、本人が知つておかなくちやならぬ。
【次の発言】 私は、この懲罰動議を各党が撤回するという、わが党の対策委員長である椎熊氏の意見には何ら異議をさしはさむものではありません。しかし昨日この委員会においてなされた一つの完全な暴力行為、それをわれわれ眼前に見ておつた。その問題で、ある党がこれに対しての懲罰動議を出した。そうすると今度運営委員会にこれが議題となつたときに、これと相殺すべく、懲罰動議を出した方のだれかの議員に何かないか、とにかく何でもいいから出そうというような……

第9回国会 議院運営委員会 第11号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 私は辞任も何も申し出ておりません。けれども、一ぺん帰つて相談してみます。

第9回国会 議院運営委員会 第12号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 今上つたらやるということがありましたが、日程と、すでに上つておるものをやつて、緊急質問をやるということにしておきましよう。上つて来たらやるというと、緊急質問をやる質問者の準備もあるから、今まで上つて来ておるものの次に、それをやることにしましよう。
【次の発言】 これは重大な問題で、衆議院規則の百五十六條に「議員は、表決の更正を求めることができない。」とある。すなわち共産党を代表して、小委員会並びに運営委員会において、共産党代表の竹村委員は、先般この案が出ましたときに何ら異議なく、満場一致で賛成されたのです。その満場一致で何ら異議がなかつたことを、今日更正することはできない。非……

第9回国会 議院運営委員会 第13号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 この際、会期を延長することについては異議はございませんが、これだけの重要法案を提出するのに、野党各派が成規の手続をもつて臨時国会をすみやかに開けと言つたのに対して通常国会につながることを必要とするような第九臨時国会を召集する手続をとつた政府に、相当の責任があると思うのです。こういうことは、今後吉田内閣において十分検討して、国会の各議院がそれぞれ十分審議することができるような期間をもつて召集を願わなければならぬと思いますので、この点一言希望しておきます。

第9回国会 議院運営委員会 第14号(1950/12/09、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 大体今まで会期末には、緊急質問デーの観を呈した感なきにしもあらずです。きようあたりでも、もし社会党以外に緊急質問、決議案というものがたくさんあつたとしたら、こういうものを早い目にきよう本会議を開いて十ぱ一からげに全部片づけるということもいい慣例だと思いますが、どうですか、社会党の方でも、きようは時間もおそくなつたのだから……。

第9回国会 労働委員会 第2号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 よけいなことでありますが、委員長もたいへん戸惑いをなさいまして、賛成の討論から始めるなどということは、まあ常識上から考えても、国会法、衆議院規則を見ましても、まことに異例なるお取扱いでございまして、ここに多数党の威力があるのであろうと私は思うのであります。  ただいま動議が提出されましたけれども、本件に関しましては、第一次裁定以来われわれ国民民主党は、公労法の精神に従つて、少くとも政府は公労法第十六条一項、二項の規定に従い、予算を編成して国会の承認を求むるべきである、こういう建前に立つておつたのであります。にもかかわりませず専売局の裁定においても、これを政府はのんだかのごとく……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 議院運営委員会 第9号(1951/01/29、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 きよう質疑が終つた後ということになると、相当おそくなるのじやないですか。一身上の弁明ということになりますと時間の制限がつけられないし、收拾がつかないと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第13号(1951/02/09、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 私はこのことはいいことだと思いますが、実は引揚げて来ると、その連中が何か行き過ぎた行動があつたかどうかしらぬが、ちよつと指導的な立場にあつた連中は留置されたり、ぶんなぐられたり、舞鶴でひどい目にあつて来る。そんなことをするのなら、ほんとうに日本人が帰つてくれと心から祈つているかどうかわからないということになる。こういうものを国会でやるのだつたら、引揚げて来た本人に、もつとあたたかい気持を持つてやるのでなければ何にもならぬ。私はそういう気持がつくづくしておる。その点などもよく引揚委員会あたりでやつてもらいたい。決議案ばかりやつても、帰つて来るとこれをいじめる、そんなことではしよ……

第10回国会 議院運営委員会 第20号(1951/02/26、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ちよつと、これはもちろん仮定のもとに立つのですが、もしこの次に総選挙がありとしますと、そのときに政党の議員数が変化するわけです。そういう場合に今多数であるからというので自由党から選ばれたのですが、選挙の結果数に変動が起きた場合に、これが変更されるものであるかどうかということをお聞きしたいのです。
【次の発言】 今自由党が多数だからというので、その中から選ぶということに決定するならば、次の選挙の結果分野がかわつたときには、かわらなければならぬことになりますね。
【次の発言】 この首都建設委員の衆議院側から選ばれる委員は、衆議院議員であるという資格のみでよいのか、それとも東京都の……

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 それだつたら賛成、反対の討論もいらないわけですね。賛成、反対の討論をするということは、議員に対して、除名にすることがよいか悪いかということをそれぞれの立場で訴えて、賛成、反対を求めるのが当然である。除名は委員会できまつているから、身上弁明は許さぬということになれば何のために賛成、反対の討論をやるのか、わからぬ。
【次の発言】 今休憩を宣して、非公式に別室で保障を得ることについて具体的にある問題を共産党側に要求したが、これがいれられないから保障が得られないものとして、これについて調停しないということになつた。しかしそんな非公式に、別室で休憩中に私的に保障を求めたことが保障になる……

第10回国会 議院運営委員会 第37号(1951/04/16、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ただいまの福永委員の提案に賛成しまして、適当な次の早い機会の本会議に上程するということに賛成します。

第10回国会 議院運営委員会 第38号(1951/05/04、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 私のお聞きしたいのは、もちろん特別な突発事件があれはどうかわかりませんが、八十四件を下まわるということだけは事実で、これを上まわるということはないと言えますか。
【次の発言】 この最後の決定権は、運営委員会にあるのですか。もちろん衆議院の本会議でやるわけですが、事前の最後決定というのは、委員長会議が決定権を持つているのですか。

第10回国会 議院運営委員会 第39号(1951/05/07、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 私は、これは何も反対でも異議でもないのですが、ただ良心的に考えますと、公然にはどうかしりませんが、地方選挙というような大きな問題があるので自然休会というような形になつておつた。しかもそれが実質的には一箇月余にわたつておつた。通常国会は、国会法に百五十日間と定められておるのに、選挙という一つの公的なもののために、途中で一箇月も自然休会にしておいて、ここで二十間の延長をすれば、十二、三日間というものは実質的には会期を短縮したことになる。そういう点なんかで、何もさしつかえないと思いますけれども、ちよつと良心的に考えなければならぬ点もあると思うのです。

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/24、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 事務当局並びに議長、副議長にもお聞きしたいのですが、先般リツジウエイ大将の声明が出ました。まことに私どもうれしいことと思つておりますが、先ごろ来ちよつと聞くところによりますと、警察法等の改正についての修正案を出すために、やはり関係当局のオーケーがどうとかということを言つております。国会において、あのリツジウエイ大将の声明が出たにもかかわらず、国民みずからの法律をつくるのでも、決議案を出すのでも、法律の一部修正でも、やはり関係当局のオーケーがいるのですか。この点について関係当局から、そういうものはいらないという話があつたかなかつたか、伺いたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第59号(1951/08/09、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 さきの椎熊君、松井君の質問に対する官房長官の答えの中に、條約案の内容等については、調印後の批准国会のときにこれを十分審議してもらうのであつて、今度の国会では、條約案の内容等については審議をしないというような御答弁でした。この際お尋ねしておかねばならぬことは、政府は、常にこの條約案なるものは、日本国家がどうしようにもどうにもならぬものである。ただ行つて判を押すのだとおつしやる。そうすると、日本にとつてはそれは最終案です。その最終案に対して、こういう條項が入つておるけれども、これに対して政府はどういうふうに考えるかという内容にわたる議員の質問があつたときにも、政府は、それは批准国……

第10回国会 議院運営委員会 第60号(1951/08/14、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 この際特に私たちは申し上げておきたいのですが、ただいま椎熊君が申されました通り、実質三日というのでありまして、召集、開会式並びに総理の報告されます説明、これが第一日に済まされて、残りの二日は、これに対する各会派の質問とか、実質審議に充てる、このことが再確認されなければならぬと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 私は、もうすでに総理大臣が経過の説明におきまして、條約の案文についての内容までもつまびらかに衆議院、参議院が納得するように説明した後にこの式辞が読まれるのなら、まことに納得が行きます。しかしこの式辞があつて後に、総理大臣が国民に納得の行くような説明をなさ……

第10回国会 行政監察特別委員会 第8号(1951/05/21、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ちよつと聞きますが、さつきあなたは車掌台にいて、うしろの方で工夫がストップの信号か何かしていたのを見たと言われましたね。
【次の発言】 それは工夫がいたのを電車のどれくらいうしろで見たのですか。
【次の発言】 桜木町駅に入る少し前だからいろいろ注意されていただろうが、あなたはそのときうしろ向きになつていたのですか。
【次の発言】 前向きになつていて、自分の車掌台のそばで、向うから信号していたのですか、それとも声を立てるとか、さわいだのでしよう。
【次の発言】 ただあなたは偶然うしろを向いたら、とまれの信号をやつていた……。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 これはよそのことですが、新聞などの報道するところによると、農協の方からは松本さんか、どなたかが全権団にお加わりになるということが報道されているのです。もしそうだとするならば、議会内で発言権も認められない小会派の者をどうして全権団にお加えになるのですか。与党はこれを認めない、政府は党として認めるという形になつて、非常に矛盾を生じはしませんか。
【次の発言】 それは今度の場合には通らない。

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/18、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 今の問題ですが、そうすると、今度ここで承認を与える全権というものは、その全権の意思によつては、今後成立する日米防衛協定ですか、安全保障協定ですか、これに調印する資格、権限を与えるという承認ですか、そうだとするとこれはたいへんな問題が起るのです。
【次の発言】 本人の自由ということは、権限は持つておるということですか。この日米安全保障協定に対する全権をもここで承認するということですか。
【次の発言】 反対の者にはその委任状は出ないということですか。
【次の発言】 私たちは、きようは長い時間をおかけして済みませんでしたが、いろいろ議論の結果、要するに日米安全保障協定についての全権……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/08、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ただいま申された、通常国会の終る前に両條約の批准が終る見通しをもつて、その両條約に伴つて整備を要する法案の改正等があるということであります。この臨時国会は、これから会期を決定するのでありますが、通常国会まで継続するほどの相当な審議期間というものが、今のお話しからでも必要じやないかと私は思うのですが、政府の見通しとしては、これらの法案というのは、ほぼどういう法案であるか、まだ見通しはないのですか。
【次の発言】 ただいま説明がありました中に、ポツダム政令として出されたもので、もし條約の発効後においてこれを必要とするものは残す、そうでないものはこれを廃止するというような方法をおと……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 五十分あれば、それ以上はやりませんよ。
【次の発言】 二十分ということにして、一分や二分は都合によつてオーバーしても、降壇とか何とかなしにしておけばいいじやないか。

第12回国会 議院運営委員会 第2号(1951/10/15、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 それが普通だが、欲をいえば、きようは自由党一人で打切つてもらいたいですね。

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/18、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ちよつと私ついでに申し上げます。国会の議員専用バスについてですが、私の知る範囲では、たいてい省線の駅か、都電の終点というような重要なところに行つておるにかかわらず、巣鴨に行くバスは、武蔵野線という私鉄の二つか三つ先の椎名町まで行くが、それも椎名町駅まで行かないで途中まで行く。駅に行く人はそこまで乗つて行つて、わざわざまたもどつて池袋の方へ五分か十分よけいかかつて行つてから、武蔵野線に乗りかえて行くそうです。これはなぜ椎名町駅まで行かないのですか。
【次の発言】 ここにおる方はそれはわかつておると思うのです。これはその人の名前は言わないが、今はその方は自動車に乗つていらつしやる……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/28、24期、改進党)

○石田(一)委員 社会党の方々、土井君からおつしやつておるのは、要するに新聞などで政府の談話というようなものをごらんになつて、これが憲法違反だとかなんとかいうことをおつしやつておるのだと思う。しかしこれは報告であるか何か知らんけれども、一応本会議の壇上から所管大臣が報告した後に、その内容について、これが事案憲法違反であるとしたならば、これに対してあらためて質疑もしなければならぬし、問題にしなければならぬと思う。まだ正式にわれわれには報告されておらないことですから、きようの報告は、第十條による報告でいいと私は思う。

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/02/29、24期、改進党)

○石田(一)委員 文書も何も出ていないのに、他のものを次会々々と言つておいて、これだけというのは……。
【次の発言】 次会に願います。

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/04、24期、改進党)

○石田委員 それでは、本日の議院運営委員会を開会いたします。  初めに、共産党の梨木君より、法案の提出見込み並びに行政協定議事録公表について、官房長官の出席を求められておりますが、官房長官は事故がありますので、かわりに副長官が出席されております。あらかじめ発言を求められております範囲で、御発言願いたいと思います。なお梨木君の御出席のために三十分も待ちましたので、質疑等も簡略にお願いいたします。
【次の発言】 これは副長官の問題ではないので、全体において必要であるというならば、皆さんの御意向がそういうことであれば、そういうように伝達いたしますが、政府の方としては、希望の人にお渡しすると言つており……

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/08、24期、改進党)

○石田(一)委員 今ここで、これをこの委員会の議題にするかしないかお諮りするとおつしやいますが、諮れば、おそらく多数で議題にしないことになるでしよう。しかし今土井君が二つにわけて言つたことは、一応合理的ではないかと思う。そうだとすると、この委員長の談話発表の写しなるものが事実であるとするならば、ここに「右調査の結果左の諸点を指摘し、特にこれを留意すべきものと信ずる。」そうして一番最後のところに、再検討すべきことを政府に勧告するということになつておりますから、委員会の調査の結果を待たずして、調査の結果としてこれを政府に勧告し、しかも社会に発表したことは間違いないのでありますから、もし土井君の言葉……

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/11、24期、改進党)

○石田(一)委員 休憩前議題となりました緊急質問の五を除いた三から七までは、同じ内容の緊急質問であるようにわれわれも考えますので、この際共産党を除いた野党連合において、これを一本にまとめて今日の本会議でやらしていただこう、こういうことに今話が決定いたしました。そのやる党は、野党の第一党である改進党においてこれをやるということに決定したのでありますが、但し客観的な情勢のいかんによつては、改進党が共産党を除いた他の野党連合のどれかに譲ることもあり得るということは了承願いたい。それはある事情の場合であります。
【次の発言】 それは、ほとんどそういうことはないと思いますけれども……。

第13回国会 議院運営委員会 第24号(1952/03/13、24期、改進党)

○石田(一)委員 今の問題とはちよつと違うのでありますが、実は最近東京都の特別区においては、新聞の伝えるところによると、特別区の区長を官選にする、あるいは都議会議員の定員を三分の一あるいは半数くらいに減ずる、あるいは末端の特別区の地方自治体の権限を大幅に縮小する、こうした問題が盛んに新聞報道で流布されております。伝えるところによると、すでに次官会議においては、これに憲法違反ではないということに決定して、政府としてはこの地方自治法の一部改正案を今国会に提出されるというので、各特別区の議員、あるいは市長あたりにおいては、寄り寄り協議しておるようであります。この点について、御意見と真相を知らしていた……

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/18、24期、改進党)

○石田(一)委員 次の議題に入る前に、ちよつとお願いしておきたいのですが、先日菅野官房副長官を呼んで議案の提出についての説明を求めたときに、私が地方自治法の一部改正法律案について質問をしたところが、次官会議にもまだ付議されたことがない、政府においてこれを出す用意も何もしておらぬという意味のことをここで説明された。しかるところ、昨日あたりの新聞あるいは今日の新聞、それから某方面から聞くところによると、すでに二月二十九日に次官会議で正式に決定されておる。にもかかわらず、三月十三日の委員会に出て、何らそういうことは政府において関知せぬというがごとき白々しい答弁をするということは、あまりに無責任だと思……

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/20、24期、改進党)

○石田(一)委員 去る十三日の議院運営委員会におきまして、梨木君の要求で官房副長官が出席なさいまして、今後本国会に政府が提出するであろうところの予定の法案についての説明を求めましたところ、いろいろ件数をおあげになりましたあとで、いわゆる地方自治法の一部改正案なるものについて、新聞報道等によると、もちろんこれは確たる御決定になつたものではございませんでしようが、東京都の特別区あたりでは、非常に関心を持つておりますので、この点について私がお尋ねいたしましたところ、菅野官房副長官は、この件については、次官会議に付議されたこともなく、また政府としても、これを本国会に提出することの用意はないというような……

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/28、24期、改進党)

○石田(一)委員 改進党は回付案に賛成いたします。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 今田淵委員の御意見で、とまるべき宿舎の方の経費が少くて、とまらなくてもいい議員会館の費用が多いのは不都合だというのですが……。
【次の発言】 原則としては、宿舎より議員会館の方によけい費用をかけてやつてもらわなければならぬと思う。宿舎というのは、いわゆる宿舎で、水道の設備でも、あらゆる設備を会館の方に重きを置くべきであると私は思います。

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/04/03、24期、改進党)

○石田(一)委員 特に最近頻発しておる事件については、行政監察特別委員芸なるものが一、ニこれをすでに調査しておる事実もあるということです。それにさらに法務委員会がこれとせり合うような形をとることは、私は国会運営の上からも、結果としてはあまりおもしろくないことになるのではないかと考えます。
【次の発言】 私はかすかに記憶しておるのですが、国会法か衆議院規則に、一旦表決したものは、自分でこれを変更することができないということになつておると思います。いやしくも国民代表として選ばれて議員となつた者が、反対すべきところを間違えて賛成したから、本会議でぜひ反対したいから便法をとつてくれというに至つては、常……

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/24、24期、改進党)

○石田(一)委員 これは本会議が遅れておるからというような問題じやない。国会内の警察の問題ではないのです。国会の外から構内に入ることは許しておる。
【次の発言】 私はこの際、小林君の問題は重大だと思いますので、ちよつと聞きたいのでありますが、議長は警視庁へ依頼して、正門以外は国会議員といえども入れてはならぬという依頼をなすつたかどうか、どういう依頼を警察になすつたのか、そのことを聞きたい。
【次の発言】 はつきり言つてみなさい。国会議員のバツジを知つておるかと言つたら、何と言つた。
【次の発言】 国会が紛擾の渦に巻き込まれぬように、議長は治安を維持しようと思つてわざわざ警視庁に依頼をなすつた。……

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、24期、改進党)

○石田(一)委員 先ほど、名前は直接出ませんでしたが、改進党には前の国民民主党のときに離脱して何とかということがありましたので、私はこの際申し上げておきますが、ただいまいろいろ御意見もあるようですが、衆議院なら衆議院で、一部の強い反対があつても、多数によつて決定されたこと自体が衆議院の意思決定である。それを承認しなければ、議会制度というものは成り立ちません。残念ですけれども、私たちはそう思つておるのです。もしそうでなかつたら、私なんか税金に反対しておるんですから、税金は納めなくてもよいわけなんですが、やはり多数できめられた税金は納めなければなりません。そういう意味で、衆議院が多数をもつて一応決……

第13回国会 議院運営委員会 第43号(1952/05/06、24期、改進党)

○石田(一)委員 今、林君からのお話ですが、読んでみても同じです。だから、共産党の意思表示ができればとおつしやるのですが、このあとで議長が、何々君外何名からこれと同じような決議案を提出されておりますが、今これが決定したので、それは議決不要になりましたという宣言がある。共産党と言わなくても、井之口君から出たということを言われるのだから、その点意思表示はできるのだから、いいじやないですか。

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/08、24期、改進党)

○石田(一)委員 ちよつと意見の違うところがあるので、発言を許していただきたい。
【次の発言】 そうおつしやいますけれども、これはもともと私たちが経験してからの本会議において、不穏当な発言であるというので取消しを要求されることがあまりに多過ぎたのです。要するに、それ自体がみずからの発言の権利を大幅に削減しているような結果になつていたと私は思うのです。そのことが今日こういうことになつたのだと思う。しかし、いかに議長であつても、議員が許可を得て演壇で発言したことを、議長の権限でこれを取消すことはできぬ、私はそう思つております。但し議長の権限をもつて本人に取消させることができる。本人に取消しをするよ……

第13回国会 議院運営委員会 第46号(1952/05/13、24期、改進党)

○石田(一)委員 その間に、ちよつと私発言をさしていただきたいと思います。ただいまちよつと土井君も触れられたのですが、私は、前回の運営委員会でちよつと錯覚していた点かありますので、それの是正かたがた申し上げたいと思います。私は先般、議長は取消しを命ずること、ができるのであつて、それを本人は承知しなければならぬとかいうようなりくつを申し上げましたが、それは、議長は不穏当と認めた場合これを取消させる権限がある、しかも取消した場合には、これが速記録にとどまらないということが国会法、衆議院規則に明記してあることを、われわれはうかつに見のがした、自分たちでつくつた国会法、衆議院規則を見そこなつたというこ……

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/24、24期、改進党)

○石田(一)委員 ただいま後段におつしやつたことについては何ら異議はないのです。しかし三分の二以上欠席した者に対して、その氏名を発表するということは、要するに一つの懲罰的な方法だと思います。その点は、今日議長がわざわざ議長名をもつて出席を要求するように通達をし、一週間たつた後に、それに応じなければ国会法上の問題になるわけですが、こういう通達がとられた後ならば、そういう懲罰的な方法を講ずるのも当然です。しかし今まで確固たる処置をとらないでおいて、過去における三分の二以上の欠席者に対して――もちろんこれはいい人じやない、悪いけれども、それに対して何ら法的根拠のない処置を、いわば本人の今後の選挙等の……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/29、24期、改進党)

○石田(一)委員 これは委員会の労働法規などの改正につきましても一賛成したいのだが、一括して法案となつておるために、たとえば林野庁とかあるいは電通省等が公共企業体に入つて、団体交渉権を得るようになつたような法案についても、これに賛成すると、あと全部養成しなければならぬということで、賛成できないような仕組みになつておる。そういう法案の提出の仕方は実にずるいと思つているのです。今除こうと言われる部分の修正については賛成ではあるのですが、賛成の意思を表示することによつて、自分たちの修正案が通らないといつたような採決の仕方がされたのじやないか。野党は自由党のおつしやる、今除こうと言われた部分に賛意を表……

第13回国会 議院運営委員会 第54号(1952/06/03、24期、改進党)

○石田(一)委員 林百郎君のこの十二の緊急質問は、一応聞いてもいいのじやないかと思いますけれども、日ソ関係並びにソ連代表部に関する緊急質問の中にはかのことがいろいろ入つて来て、議論が、議題というか、中心を離れておることがたまたまあるのです。それでなくして、ほんとうにこれを正しい意味でお聞きくださるならば、私なども、この問題については答弁を聞きたいと思つておるのです。
【次の発言】 あまりに反対討論をおやりになるならば、それは五分くらいにしてもらいたい。

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/03、24期、改進党)

○石田(一)委員 今椎熊委員がおつしやる通り、これは法案の修正として出さなくても、行政措置として、法律のできたあと、総理大臣あるいは所管大臣が、技監を一名ふやすというようなことは、法律をつくらなくてもできます。修正じやないですよ。

第13回国会 議院運営委員会 第59号(1952/06/12、24期、改進党)

○石田(一)委員 私は、同じ党から出ている委員ですけれども、いつも持論にしているように、本会議におけるところの発言の内容、それはもちろん、直接国民はこの際暴力を振つてどうしなければならぬというような、ほんとうに許すべからざる発育をしたのなら別だけれども……。
【次の発言】 実力をもつて打倒しなければならぬと言つても、その実力というのを暴力ということに解したら、これはいけませんよ。またそれには、先般この委員会でも決定したことがあり、不穏当な言葉があつた場合には、議長が職権をもつて取消すことができるように……。
【次の発言】 のんきなことじやない。国会議員の発言に対して懲罰に付するなんということは……

第13回国会 議院運営委員会 第60号(1952/06/14、24期、改進党)

○石田(一)委員 今の竹村君のお話ももつともだと思いますが、小委員を出すのは各党の数によつてやるのでしよう。そういう原則がある。しかし、特に国会法とか、今般可決された選挙法のごとく、各党にこれが公平になされなければならぬということが、その性格上最も必要な法律である以上、委員長を含めて、あるいは委員長外四名の小委員ができてそれに対して各党からオブザーヴアー的な意味で御出席願つて、いろいろ意見を聞くという含みを持つて四人程度ということにしておけば、私は各派の意見が反映するのじやないかと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/06/19、24期、改進党)

○石田(一)委員 長い間の慣例で、同じ委員会でやつたものは一括上程することになつているとすれば、討論者は一人としても、発言の時間でその間のゆとりを持たせるということで、一人でやつてもらうようにすれば十分できるだろうと思いますが、そういうことでどうですか。

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/06/20、24期、改進党)

○石田(一)委員 発言中だが、重大な問題がある。

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/06/21、24期、改進党)

○石田(一)委員 ただいま地方税法の案とかいうものが議題になつて、この委員会で審議されておりますが、もうすでに運営委員等も御承知のように、昨日のこの委員会においてまた本衆議院において議決した会期の問題について大きな疑義がある。(発言する者多し)ちよつとお持ちください。これをいかに取扱うか、法案の手続等についての実質的な審議をしたということが、会期延長を何ら異議なく承認したという既成事実になるというおそれが多分にある。こういうことでありますので、やはり一応これは疑義を解明したあとで――決して私は会期延長が無効だとかなんとかということは言いません。私は国会法等も十分調べていろいろ研究しておりますが……

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/06/24、24期、改進党)

○石田(一)委員 私はこの際委員長にお伺いして、また今後の善処を要望したいと思うのであります。この前の運営委員会においては、事務総長あるいは議長、その他のいわゆる国会運営方面の専門家に、ある運営に関するところの疑義を持つている委員があつて、これがあと一、二箇所、二、三分間でよいから質問をしたい、こういう要求をいたしました。ところが委員長は、独断的に、質問はこれを許しませんと言つて、委員会の決定を、そこで大きな声で速記席に向つて速記するようにおつしやつて、われわれには発言をお許しにならなかつた。私は何もこの前のことが――これは正式に記録に載つておることであるから、かれこれ申しませんが、今後委員の……

第13回国会 議院運営委員会 第68号(1952/06/26、24期、改進党)

○石田(一)委員 ただいま副議長のおつしやつた、本人がいなくても懲罰の議決ができないことはないということですが、国会法、衆議院規則等において、今日風早君、林君が懲罰に付されている公開議場における陳謝文の朗読という懲罰委員会の決定は、四つの懲罰の段階があるうちで、この一つだけが、懲罰に付せられる議員の意思と行動とが伴わなければ懲罰の効果を発生しない特殊な一つの懲罰形式であります。本人がいなくつてもできる場合は、その他の三つならばできます。除名も三分の二以上あればできるだろうし、あるいは登院停止もできるだろうし、公開議場におけるところの議長の戒告もできますが、ただ一つ公開議場における陳謝文の朗読と……

第13回国会 議院運営委員会 第69号(1952/06/28、24期、改進党)

○石田(一)委員 私は、いつも申し上げておるのですが、院内における議員の発言等が不穏当であるというので懲罰ということは、まことにいかがかと思うのです。しかし今日報告された参議院議長からの申入れは、少くとも調果の結果においてこれが事実とするならばゆゆしい問題であります。そこで私は、今梨木君のおつしやることにもまことに道理があると思いますので、この運営委員会において、少数の、たとえば二、三人のこの事件を調査する小委員を設けて、その委員によつてこの事実を調査して、その結果を本運営委員会に報告を願つてそれに基いて、運営委員会の態度をきめることが一番妥当ではないかと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/06/30、24期、改進党)

○石田(一)委員 これは事務総長にお聞きしたいのですが、衆議院で五月三十一日と決定して参議院に送つたものが、実際上、五月三十一日ではどうにもならないので六月三十日と直して来た。それをここで決定して法律としてでき上つた。そのでき上つた法律を、また同じ会期の中でこれを議題として、今度は七月三十一日に改める。そうしますと、同じ法律が――それはまだ決定しない場合、参議院からこちらに回付された場合はいいのですが、一旦両院の協議が一致して法律になつたものを、同じ会期でまた期日を七月三十一日に改めるということになると、一つのものを二度も三度も国会で直すという結果が生じはしませんか。

第13回国会 議院運営委員会 第71号(1952/07/03、24期、改進党)

○石田(一)委員 これは、私緊急質問をやろうというのではないのですが、新聞報道だから確信は置けないといえばそれまでですが、事務総長にお聞きしたいのです。この間自由党の増田前幹事長は、この国会内に共産党のシン。ハか何かがいて、秘密会議とか、いろいろな会議の内容が何でも外へ筒抜けになる。参議院あたりでも、今度停電をしたのなんかも、これは共産党がやつたらしいとかいつて、その人数までおつしやつておるのですが、事務総長として、これが新聞に発表されたことだからというので不問に付するということは、少くも衆議院に関する限りいけないのではないかと思うのです。事務総長は、これについて何か立証するに足るところの材料……

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、24期、改進党)

○石田(一)委員 私はこれについて異議があるわけではないのですが、自然休会で本会議が関かれていないとき、こういう処置がとられたときには、議長あるいは委員長から委員の居住するところに文書で、こういう処置をとつた、後日これは運営委員会において承認を求めるが、あらかじめ御了承を願うという一通がほしい。それをあとになつて御了承願うというのでは、ちよつと誠意が足りないと思いますので、その点だけ申し上げておきます。

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/28、24期、改進党)

○石田(一)委員 これには特別級という別表のようなものがついておりますね。
【次の発言】 上つたのですか。
【次の発言】 ちよつと聞くのですが、事務局の各常任委員会の専門員の二号給四万七千円というのは、どうしてこうなるのですか。
【次の発言】 これによると、法制局長が国会議員と同じですね。国会議員の方が事務総長より下ですね。
【次の発言】 事務総長の職務が国会の構成上重要であり、また非常に複雑であることはわかつておるので、勤務手当とか超過勤務手当とかいうことで、それが議員の受る歳費より多くなるということは当然認める。しかし本来の俸給として、国権の最高機関の議員の方が事務総長や図書館長より下だな……

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/30、24期、改進党)

○石田(一)委員 私はこの改正案について、根本的には同意されるようなこともありますが、ただ一つお聞きしておきたいのは、常任委員会制度をこのようにやめて、五つの常任委員会にしておいて、今後実際問題として議案を審議するとき、特別にその委員会をおつくりになるということですね。
【次の発言】 それで今回のような、たとえば破防法とか、労働法関係の問題のように、要するに時の政府が好む方に議案が審議されないで、しかもこれが全然骨抜きになつたとか何とかいう状態でありましたが、それが起きた原因というものは、常任委員会の設置の仕方にある。そこで、これは政府が選挙も迫つておることでありますから、このまま進むと、いわ……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/31、24期、改進党)

○石田(一)委員 これは、きのうから出されておるわけではなくて、きよう出されたわけです。しかし、きようが最後の日ですからわかるのですけれども、こういうものはなるべく運営委員会が開かれる前に、きようの運営委員会でやつてもらいたいということを各党に連絡した方がよいと思うのです。
【次の発言】 要するに、選挙のあるまでに間に合えばいいのですね。
【次の発言】 ちよつとお聞きしたい。大蔵委員会の七に、国有財産の貸付及び処分状況調査に関する件というのがあるのですが、調査するということは、「閉会中の委員会の審査に関する件の中に、「国政調査のための閉会中の開会はなるべくこれを避けること。」となつておる。審査……

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/08/25、24期、改進党)

○石田(一)委員 私も、決して梨木君の言うことをとやかく言うわけではありませんが、人数から言うと、多くしても、率で行くとあなたの方は入れないのですね。それよりも、私のお願いしたいことは、あまり長く小委員会でひつぱらないで、あらましの案ができたら、議院運営委員会に出してもらう、そうして、いわゆる大衆討議として、議院運営委員会の討議にかけてもらう、そのことの方が私はいいと思いますが、どうでしようか。
【次の発言】 これは改進党としても言わなければならぬことですが、行政監察特別委員会は、近ごろ不明朗である。これは、速記をとつてやられたらいけないから言えないけれども、何か相当これは監査することが必要だ……

第13回国会 懲罰委員会 第2号(1952/03/08、24期、改進党)

○石田(一)委員 私は今まで議事進行だからだまつておつたのですが、質問があるのです。
【次の発言】 私はちよつと提案者に質問したいのでありますが、過日本会議場においてなさいました提案の趣旨弁明と、本委員会におきまして、ただいま柳澤君がなされた趣旨弁明とは――もつとも私の直接聞いた感じにもよるのかもしれませんが、何か内容において異なつたところ、また時間の点においても相当長短がある、こう思うのでありますが、その点はいかがでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、先般の本会議で提案者がなされた提案の趣旨弁明というそのときの速記録の写しが、事務当局から資料としてわれわれに渡されたのでありますが、……

第13回国会 懲罰委員会 第3号(1952/03/10、24期、改進党)

○石田(一)委員 私は提案者の柳澤君に、去る八日本委員会において質疑を継続中でございましたけれども、議事の運営上に関する委員長の御注意もございまして、これを今回まで保留をした形のまま中断をいたしておりましたので、今日これを継続するのであります。先般資料として出されました川崎秀二君懲罰に関する速記録の拔萃でありますが、八日の本委員会において提案者は、その八ページの七行目の「あるいは野党の諸君は、本件はすでに問題が発生してから一箇月以上も経過しているではないか、なぜそれほど重大ならば、もつと早く出さなかつたかと言うかもしれない。」云々――この件に関して、これは要するに私の個人的な考えを申し述べたの……

第13回国会 懲罰委員会 第4号(1952/03/12、24期、改進党)

○石田(一)委員 私は一言だけなんです。問題は要するに当日の国務大臣の演説に対する質疑、すなわち国務大臣の演説そのものが、予算書に関する議事進行について発言を求めたことと直接関連があるかどうかということがキー・ポイントになつておる。  それで私は椎熊さんに聞きたいのは、今まで運営委員会等の慣例で先ほどこれは田渕委員もちよつと指摘されておるのですが、田渕委員の見解としては、二十五日の運営委員会において何党が何時間、何党が何時間と一般施政方針演説に対する各党の割当をきめたので、その継続であるから二十六日も一般施政方針――もちろんこの一般施政方針も予算書に基いてなされたものであるとは言えますが、特に……

第13回国会 懲罰委員会 第5号(1952/03/27、24期、改進党)

○石田(一)委員 議事進行について……。今日はごらんの通り、委員の出席も少いことでありますから、この程度において散会せられましまた委員会の日をあらためて通知をして、会議を開かれんことを望みます。

第13回国会 懲罰委員会 第7号(1952/05/16、24期、改進党)

○石田(一)委員 私は本件はこれを懲罰事犯にあらずと決せられんことを望む動議を提出いたします。  以下その理由を簡單に申し述べます。喋々と申し上げるまでもなく、本人の議員川崎秀二君、あるいは懲罰動議の提案者柳澤君等に対する質問応答の中にも、私たちの意見はほぼ申し述べたつもりでおりますから、この委員会においてはごく簡單に一、二の理由を申し上げておきます。私がただいまの動議を提出いたしました第一の大きな理由は、本件の懲罰動議の取扱いが、明らかに衆議院規則第二百三十六条の規定に違反してなされておるということであります。すなわち去る一月二十六日の本会議場において発生した懲罰事犯であり、しかもその本会議……

第13回国会 懲罰委員会 第13号(1952/06/17、24期、改進党)

○石田(一)委員 しかし、ちよつと委員長、今――これはよく気持はわかるのですけれども、いやしくも自由党の古参であるところの鍛冶君が――懲罰に付せられてここにおる風早君は、何も被告でも何でもない、同僚議員なんです。それをお前とか何とかと言うに至つては、ちよつと私はふだんの鍛冶君に似合わぬ興奮の仕方だと思うのです。こういうことは何でもないことですから、鍛冶君が、お前という言葉だけ取消して、君に直すと言えばそれでもうおしまいなんですから、今のその点は……。
【次の発言】 速記録を見て、あれば……。

第13回国会 懲罰委員会 第14号(1952/06/18、24期、改進党)

○石田(一)委員 私はただいま議題になつております田淵君の出ざれた動議に反対をし、梨木君の動議に賛成する討論をしようとするものであります。  第一は、私は運営委員会におきましても、議員の行つた直接の行動が懲罰に値するというような場合には、これは相当厳罰に処すべきである、暴力行為に対してはやらなければならぬという主張ですが、過去の長い帝国議会からの議会の歴史を見ましても、議員が正当に議長から発言を許可されて壇上で発言したその発言内容が、不穏当であるとか、あるいは時の与党を刺激したというような観点から懲罰に付せられた例は、まつたく一、二にとどまつておるのであります。数十年来そうであります。にもかか……

第13回国会 法務委員会 第20号(1952/03/06、24期、改進党)

○石田(一)委員 私はこの際今調査の対象になつている今回の東大事件の範囲をあまり越えないで、事実問題としてひとつ聞いてみたい、こう思うのであります。そこでこの問題になつたいわゆる直接の原因といいますか、四名の本富士署の警官が私服で東大のポポロ劇をやつている会場に三十円の入場料を払つて入つた。この入つたことが職務上入つたのであるか、それとも單に娯楽を求めるために入つたのか。それともただいま総監の述べられたように娯楽ばかりで入つたとは私も思わぬ、がしかしだれでも入れるように入場券を売つていたので入つたのだ、こういう御答弁だつたと思うのですが、私はその御答弁の中に、先般のこの委員会で本富士署の署長が……

第13回国会 労働委員会 第4号(1952/02/20、24期、改進党)

○石田(一)委員 大臣はきようお見えにならないのでございましようか。
【次の発言】 私の質問しようとすることは政治的な問題であるので、特に大臣の御答弁を得たいと思うのでありますが、政務次官がかわつて御答弁くだすつてもけつこうですが、相当大きな問題だと思うのです。と申しますのは、最近の日本国内の情勢というものは、両條約の効力発生に伴いまして、何か時代が逆行しつつあると、こういうことはすでにいずれの言論機関においても堂々とこれが述べられ、しかも心配され、おそれられているところなのであります。そういう際にあたりまして特に占領治下に置かれた日本の労働行政の面で、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関す……

第13回国会 労働委員会 第17号(1952/05/22、24期、改進党)

○石田(一)委員 ちよつとただいまの緊急調整の問題について関連して質問したいと思います。  午後欠席をしなければならないやむを得ない事情がありまして、掛持ちができない委員会ですので、ちよつと一言お聞きしておきたいと思うのです。二、三点あるのですが、第一点は、草案の草案によると、総理大臣に緊急調整権を持たそうというのであつたのが、労働大臣にかわつたおもな理由。それからもう一つは、この第一項にあります「公益事業に関する労働争議又はその規模が大きいため若しくは特別の性質の事業に関するもの」、こういうことになつておるのでありますが、これはその労働争議をやるところの組合自体が所属する事業の種類によつてこ……

第13回国会 労働委員会 第19号(1952/05/24、24期、改進党)

○石田(一)委員 私はただいま議題となつておりますわが党の森山君が提案しました修正案に賛成し、しかも前田委員より提案された修正案の一部に賛成し、原案に反対する意向をここに申し述べるものであります。(拍手)  私はあまり多くのことを、この委員会では時間もありませんから申し上げません。ただ提案者がそれぞれ申し述べております通りに、今回この労働関係法の改正案が出されたことは、まことに時宜を得た改正であると思わしめるためには、一部の公共企業関係に編入するというような形をとつて、しかも団体交渉権は與えるぞと言つて、名前だけ與えて、実質は與えないで押えておいて、むしろないのと同じようにしておいて、そういう……


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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 商工委員会労働委員会連合審査会 第1号(1949/05/10、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ただいま労働大臣は、たいへんあいまいなことをおつしやつております。あなたの責任において労働組合法の改正案を出しておつて、その改正案においては、労働協約が満期になつたときに、一方の使用者が、あるいは一方の意思によつて今後の運動を宣言した場合には、これが無効になるのだということの法案を出して、これが正しいといつて、あなたが主張していらつしやるようでありますが、おそらく現在の段階においても、要するに労働協約が満期になつたときに、もうそれは効力のないものだということを、あなたはおつしやる意思なのでしよう。少なくともそうしなければ、今お出しになつた法案を正しいといつて、あなたが主張でき……

第5回国会 労働委員会公聴会 第1号(1949/05/09、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ちよつとお尋ねしますが、先生のまず最初におつしやいましたこの改正案を政府に返還して、新たに十分練り直すという勇氣があるならば、その方をおやりになつた方がいい。この前提のもとにあとの公述がなされたのでありますが、あとの方の、要するにもし本案を通すとすれば、第一條の第二項の暴力行爲の問題とか、あるいはまたその他二、三点をおあげになつた、それらのものをぜひ修正をしてもらいたいという御意見ですが、先生のほんとうのお考えは、一番最初の本案を全然修正も何もしないで葬つてしまつて、政府に返還して、練り直すというお考えの方が主である、こういうふうに解釈していいのでありますか。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1949/12/19、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私が議事進行について発言を求めましたその私の理由は、本案は去る十二日、公労法第十六條第二項の規定によりまして、国会の議決を求めるの件として政府より国会に提出されました案件でございます。政府の提案理由の説明によつても明らかでございます通りに、すなわちその提案理由の中に、この金額を支給することはとうてい不可能でも法律の規定するところに従いまして、裁定を国会に上程いたし、国会の御審議を願う次第でありますとあり、一行抜かしまして、何とぞ愼重審議の上、すみやかに国会の御意思の表明を願いたいと存ずる次第であります、とこうなつております。要するに本案に対して、政府は本案を支出不可能なもので……

第7回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第3号(1949/12/20、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ちよつと関連して……。これは重要な問題と思います。政府の国会に対する発言が全然食い違つているということであります。それは昨日の議院運営委員会において増田官房長官は、この十五億五百万円以外の残余の部分の承認を求めるという件は、具体的に申せば、不承認を求めたいのであるということをおつしやつているのであります。要するに政府は、十五億五百万円は可能な範囲で支出できるものであつて、残余の部分は支出不可能であるから、ぜひこれを国会で不承認してくれ、そういうことを求めているのであるということを、淺沼委員の質問に対して言明している。にもかかわらず、大蔵大臣の御答弁を聞いておりますと、十五億五……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第4号(1950/02/13、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 ちよつと関連して……。ただいま政務次官のお答えを聞いておりますと、先ほどは公労法十六條にいうところの予算上、資金上、不可能な支出を内容とするということは、大蔵大臣が組合側に答弁なすつたように、これは少くとも專売公社の場合は、すでに国会で承認を得ておるところの歳出予算の面で、支出不可能なと解釈すべきだということを言明していらつしやる。にもかかわらず、あなたは今、この流用不可能ということを説明するために、歳入が減るからということをおつしやいますが、この公労法にいうところの予算上、資金上不可能というのは、歳入が減るから、赤字になるからということが問題ではない。要するに既定の歳出予算……

第7回国会 労働委員会人事委員会大蔵委員会連合審査会 第5号(1950/02/14、24期、新政治協議会)

○石田(一)委員 私は主として法律関係の疑義について質問したいと思つておつたのでありますが、ちようど幸い大蔵大臣が御出席くださいましたので、特に大蔵大臣にお尋ねしたいと思いました、二の点を、簡単にお聞きしたいと思います。これは先般来・合同審査会で常に取上げられて疑問を持たれていた問題でございます。政府が今般本案を国会に提出なさいました提出の理由説明の中に、末尾の方に、「諸般の事情を考慮いたしますと、この際これを認めることはできませんので、」すなわち予算の流用、移用を行わなければ、支出ができない。しかし流用、移用は諸般の事情を考慮いたしますと、この際認めることができません。この「諸般の事情を考慮……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政委員会人事委員会文部委員会労働委員会連合審査会 第1号(1950/12/02、24期、国民民主党)

○石田(一)委員 ちよつと議事進行に関して……。今の委員側からの質問、委員長の答弁というものは、どういう形でなされているのですか。だれが発言を許して、だれが委員長と呼んでやつているのだか、全然これはわかりません。委員会なのか、懇談会なのか、わからない。こういう形で質疑応答が繰返されたのでは、委員会の形式をこわしてしまう。議事規則にのつとつて、委員長に質問がある場合には、委員長は何々委員という形で、その壇からお下りになつて、他の理事が委員長の席に着いて、それで発言を許して、順序よく整理なさいませんと、これは速記もとれません。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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