このページでは仲川房次郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○仲川委員 今、田中委員から質問されたことに関連があるのでありますが―私どもの奈良県のことを申してまことに恐縮ですが、奈良県の災害の事情を申し上げてみますと、二十三、四、五、六年、この間の過年度災害で一番よくできたのが四〇%、一番悪いのが二〇%しかできておりません。災害といつても、御承知のようにこれを補修しなければ仕事にならぬ。ほつておく結果、だんだん雨が降るとなお亀裂が大きくなる。非常に国家の損失も大きいし、また地方も非常に困ると思いますが、こういう過年度災害はすみやかに補修されたいと思うのであります。なおまた本年度災害も、奈良県は七億ほど御起債を願つた。しかし、これはまだ着手しておらないよ……
○仲川委員 本員はこの機会におきまして、二十八年度の予算の獲得、いわゆる予算の執行、かような面に向つて、多少重複する点もありまするが、信頼するところの佐藤大臣の御努力と自覚、それから御抱負と御決意を承りたいと思うのであります。 きのう、きようにわたりまして、いろいろと数字的に二十八年度予算の内容を承りましたが、私はこの予算では、国民の今日要望しておるところの実際の仕事ができないということを痛感するのであります。この予算を実際に執行するについては、百歩を譲つてかりにこれを了とするにいたしましても、相当至難な問題がございます。これにおきまして、私は佐藤大臣の相当努力を要する問題がある、失礼ではあ……
○仲川委員 それでは請願及び陳情書審査小委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず請願について申し上げます。本委員会に付託になりました請願の総数は百三十五件で、そのうち本小委員会において十二月十八日以来慎重審議の上、審査済みと相なりました請願の総数は冒十九件で、その内訓は、一、河川関係のもの七十一件、二、道路関係のもの四十一件、その他のもの七件と相なります。 第一の河川関係の請願については、改修工事の遅延のため、河川は、いまだに荒廃しているものが多いので、一たび出水ともなれば、堤防の決壊、耕地の流失、人畜の被害等のおそれがありますから、これが対策としてすみやかに災害の復……
○仲川委員 この機会にお尋ねしたいと思います。今問題になつておる二級路線でありますが、われわれ建設委員としてこれの改修に非常な期待と関心を持つております。この二級路線につきましては、佐藤建設大臣だつたと思いますが、いずれ道路の整備計画を建設委員会に提出するとおつしやいましたが、いつごろ御提出になるか伺いた ただいま二十八年度の建設予算を拝見いたしましたが、私は非常に遺憾に思つております。と申しますのは、以前の建設委員会では、建設省の案として二千八百億とかいうことを聞いて、それでも足りないと考えておりましたが、これを拝見すると九百四十八億でありまして、前年に比べて二割九分の増であります。しかし……
○仲川委員 この機会に、住宅の設計内容について、一言お話を承つてみたいと思います。金融公庫の今出ております法案に関係したこの表についてお伺いしたいと思います。この表によりますと、大体一軒建が十五坪ずつということになつております。坪の単価が二万七千円となつております。これは建設省の住宅課の方から設計をしてその通り仕事をさせるつもりでありまするか、またおのおのその事業者がこの単価において適宜の設計をして建てるのか、どちらであるかということを、お尋ねしたいのであります。
【次の発言】 おのおのその希望者の希望によつてやるといたしますと、この建設費の五〇%を貸そうという点からいたしますと、建築費の価格……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。