このページでは今井耕衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○今井委員 二十八年産米の減収加算の問題についてお伺いします。これはたいへん重大な問題で、われわれ農村に帰つても説明ができぬと思います。それであらゆる角度から質問をいたしたいのでありますが、時間の関係があるようでありますから、私はその中心となる一点だけについてお伺いしたいと思います。それは分散度の調整を織り込むということが中心の問題でありますが、大臣の御説明によりますと、これを織り込まないと豊作地方には歩がよすぎる。従つてこれを調整する必要がある、こういう観点から御説明になつております。ところがこれをよく検討しますと、米価審議会の答申通り計算いたしまして、分散度というものを考えない場合におきま……
○今井委員 予算の問題について二、三の点で文相にお伺いします。 戦後の教育におきまして、いわゆる学校教育におきましては曲りなりにも一応軌道に乗つておると思うのであります。今日の教育の最も空白と申しますか、あるいは盲点と申しますか、そういう点は私は社会人教育にあると思うのでありますが、その中でも特に婦人の教育、青年の教育というものを最も重視しなければならないと思うのであります。と申しますのは、新しい憲法によつて婦人に参政権が与えられた、そして男女が同権となつた、しかしこれは婦人の自覚と努力によつてかち得たものでないことは当然だと思います。従いましてこの際婦人の自覚を高め、その地位の向上をはかる……
○今井委員 主として大蔵当局にお伺いするのでありますが、本年度の予算の編成にあたつて、緊縮方針で、その緊縮の予算を組むところの必要が起つた根本は、いわゆる国際収支の悪化とか、そういう点から緊縮予算そのものは必要でありますが、しかし日本経済の再建という意味から考えるならば、ただ緊縮だけでは経済の再建はできぬのであつて、同時に、日本の経済を再建するために、はつきりしたところの方向というものが示されなければならぬと思います。これは政府の一つの大方針として必要であると思うのでありますが、いろいろ各省から予算の要求なんかがあり、それに対して大蔵省がいろいろ査定をせられた、そういう際に、ただ緊縮ということ……
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