加藤鐐造 衆議院議員
26期国会発言一覧

加藤鐐造[衆]在籍期 : 24期-|26期|-28期
加藤鐐造[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは加藤鐐造衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

加藤鐐造[衆]本会議発言(全期間)
24期-|26期|-28期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第24号(1953/07/17、26期、日本社会党(右))

○加藤鐐造君 私は、日本社会党を代表して、ここに議題となつております昭和二十八年度本予算各案、改進党、両自由党共同修正案に対して反対し、両社会党共同提案になる組みかえ案に賛成するものであります。(拍手)  ただいま議題となつておる昭和二十八年度本予算修正案は、吉田内閣が解散の暴挙をあえてしたために前回不成立となつたものを、ほとんどそのまま踏襲した政府原案に、改進党の修正意見を取入れたものであります。政府原案について考えてみまするならば、政府は前回提出の予算案を踏襲するのは当然であると考えておるようでありまするが、昨年末本予算案編成の当時と今日との間には重大な情勢の変化が起つております。すなわち……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 衆議院本会議 第3号(1953/12/05、26期、日本社会党(右))

○加藤鐐造君 私は、日本社会党を代表して、政府提出補正予算第二号各案並びに改進党組みかえ要求案に反対し、両社会党共同組みかえ要求案に養成の意を表し、その理由を簡単に述べんとするものであります。(拍手)  野党三派の要求によつて召集された第十八臨時国会の目的は、公務員の給与に関する人事院勧告、公共企業体労働者の給与に関する仲裁裁定等の実施の問題、米価決定の問題、中小企業者に対する年末金融の問題等であります、政府は人事院の公務員給与引上げに関する勧告並びに公共企業体労働者に対する仲裁裁定を明年一月から実施しようというのであるが、これは明らかに政府がみずから法律を蹂躪するものと言わなければなりません……

加藤鐐造[衆]本会議発言(全期間)
24期-|26期|-28期

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委員会発言一覧(衆議院26期)

加藤鐐造[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-|26期|-28期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1953/07/01、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐)委員 私も理事の一人ですから、理事会の決定に反対するというわけではございませんが、ちよつと島上君の御意見も出ましたから、そのついでに今後のこの委員会の心構えとして考えておきたいと思うことを申し上げたいと思います。  現在の選挙法については、今もお話があつたように、根本的に考えかつ改めなければならぬ点が相当あると思うわけです。従来選挙法の改正は、各賞の意見が相当違いまして、まとめるのに時間的にみても相当の時間をかけて、お互いに討議を重ねて、そうして最終案を決定するというやり方をして来たわけですが、その相当思い切つた改正の必要がありということが、お互い各位の間で了解されますならば、私は……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/29、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 私は主として外務大臣に対して外交問題を中心として質問したいと考えておりましたが、外務大臣がどうしても来られないということでございますので、本予算の成立を急ぐ時間的な関係上その点は了承いたしますが、今後は予算委員会の権威においてこういうことは了承しがたいのでございますから、委員長は十分御承知おきを願いたいと存じます。  そこで私は主として通産大臣に御質問をいたしたいと思いますが、まず第一に、日本の経済の脆弱性というものから貿易の回復がまだ十分でない。しかも最近非常に後退しつつあるということは、すでに今までの同僚各位の御質問において十分述べられているのでございますが、この点につ……

第16回国会 予算委員会 第16号(1953/07/06、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 私は総理大臣に質問いたしたいと思いますが、関連質問でございますのできわめて制限されておりますから、いろいろまとめて御質問をいたしたいと思います。そこでできるだけ私の質問に対しては答弁を落さないように親切に御答弁を願いたいと思います。  MSAの問題がこの国会の俎上に上されてから、各委員からあるいは本会議の議場においてもいろいろな角度から質問が行われておりますが、それに対する政府当局の御答弁は一つも納得の行くものがございません。私は特にMSA援助と今後のいわゆる吉田内閣の申しまする自衛力漸増計画に…(「そんな関連質問があるか」と呼び、その他発言する者あり)今澄君の関連と限つて……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐)委員 私は岡崎外務大臣に対しまして、MSAの問題に関してなお二点ばかりお伺いをしたいと思います。  その一つは、先般の本議におきまするわが党の加藤勘十君の、MSAの援助を受けるということになれば、そこにアメリカ側からの内政干渉が行われることになりはしないかという質問に対しまして、外務大臣はそういうことは絶対にないという御答弁でございましたが、私はこの点になお危惧の念を持つものでございます。この相互安全保障法の第五百十一条の(C)の(一)の中に、こういう文句がございます。前の方は省略いたしまするが、あとの方に、最大の、能率と最小の遅延及び費用により実現するよう、被援助諸国の努力を結集……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/03、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐)委員 私は日本社会党を代表して、政府提出の二十八年度一般会計補正予算案に反対し、左右両社会党協同提案になる編成がえを求める動議に賛成の意を表するものであります。  今上程されておる補正予算案は、例のごとく改進党と自由党とのやみ取引によつてでき上つた政府原案に対する修正案であります。改進党は、外に対しては常に健全野党を呼号して来たのでありますが、真に野党としての誇りを持つならば、この委員会において堂堂と論議を闘わせ、修正案を提出すべきであります。改進党がやみ取引に終始したことは今や完全与党と化したものといわなければなりません。(拍手)  政府は本臨時国会に当然提出しなければならない予……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/12/07、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 私も河野委員の御提案に賛成です。そこで、今の選挙制度調査会の答申案が出て来て、政府当局においてこの答申案に基いてあらためて案をつくるというお話ですが、それはいつごろできるか、それをいつごろからこの委員会にかけてやるかということについて、委員長の御所見を承りたい。
【次の発言】 私は答申案に基く政府の案がいつごろ出て来るかという見通しを承つたのです。今委員長も根本的な改正案をつくりたいという意向を持つておられることがわかりました。そこで、私は特別国会の終末におきましても希望を出しまして各位の賛成を得たわけですが、選挙法の根本的な改正ということになりますると、やはり選挙が間ぎわ……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/03/24、26期、日本社会党(右))

○加藤鐐造君 委員外質問がなお多数あられるようでございますので、私はなるべく簡略に質問をいたしまして、外務委員会の委員諸君のおじやまにならないように気をつけたいと思います。私は通産委員でございますので、主として経済問題について質問いたしたいと思います。  最初に一点だけきわめて重大な根本的な問題についてお伺いいたします。過般来本委員会においていろいろな質疑応答が重ねられて来ておりますのは、日本の自衛権の限界についてであります。独立国家として自衛権を持つことは、憲法の規定がどうであろうと、われわれは観念的には一応明確に認めるところでありますが、自衛権の発動という問題につきましては、やはり憲法の条……

第19回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第12号(1954/05/20、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 ただいま杉村委員を通じて全国の学生の選挙権に関する四十万の陳情書が提出されました。これに対して、今他の委員から、これを読めという要求がございましたので、私はこの際この陳情書をこの委員会において一々朗読することを提案いたします。

第19回国会 大蔵委員会 第21号(1954/03/12、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 たいへん恐縮でありまするが、議事進行について一言発言をお許し願いたいと存じます。  私は、今国会に提案されておりまする租税特別措置法の一部を改正する法律案に関しまして、これにさらに一部の修正を加えるの動議を提出いたしたいと存じます。ぜひ皆さんの御賛同をお願いいたしたいと存じます。  この趣旨は、一口に申しますれば、先般十二月の臨時国会において修正されました繊維の関係と同様の趣旨を陶磁器にも適用されたいというのでございます。年間百四十五億円、四千万ドルの外貨を獲得いたしておりまするわが国の陶磁器は、輸出産業として繊維、機械に次ぐ地位を占める重要な商品でありますが、外貨手取り率……

第19回国会 通商産業委員会 第7号(1954/02/05、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐)委員 時間がございませんから、私は質問をいたしません。しかし今のお答えの中には、そちらの方では筋が通るかしれぬけれども、私のように実際やつておる者の目から見ると、筋の通らぬ点がたくさんある。そこでこれは留保いたしまして、この次与えられた時間にほんとうに腹を打割つたお話をお願いしたい、こういうことで本日はこれで私は終りたいと思います。

第19回国会 通商産業委員会 第11号(1954/02/13、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 昨日私病気のため他の委員の諸君と変更していただきまして保留いたしておりましたので、できるだけ時間を縮めまして質問いたしたいと思います。  すでに今まであらゆる角度から質問が行われまして、おおむね問題はとらえられておるようでございます。しかし大臣の答弁ははなはだ満足すべきものではなかつたように思いまするので、多少重複するかもしれませんが、私も日本経済の根本の問題に触れて質問をいたしてみたいと思うわけでございます。もつとも吉田内閣の通産大臣としての答弁としてはこれ以上のものを期待することはできないかもしれません。それだけに今日の日本経済を建て直すためには、吉田内閣の施策をもつて……

第19回国会 通商産業委員会 第14号(1954/02/20、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 ちよつと一点だけ。この技術振興対策費の中の工業化試験補助金ですが、この民間の工業化試験について、民間の補助金を受けられる資格とか種類等について伺いたい。

第19回国会 通商産業委員会 第15号(1954/02/24、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 私の質問いたしたい点は、ただいま上程になつておりまする特別鉱害復旧法とは直接の関係はございませんが、やはり鉱害問題についてでございまするので、この際石炭局長から明確なる御答弁をお願いしたいと思います。  臨時鉱害復旧法が国会に提出されて通過したのは、第十三国会であつたと思いまするが、その際石炭の一般鉱害とともに亜炭の鉱害についてもこれを適用する、こういう決議になつております。しかるにこの亜炭鉱害で最もはなはだしい地域は、岐阜県の御嵩地方で一ございまするが、この地方におきまする亜炭の鉱害の状況は、おそらく詳細には調査されておらないのではないかと思いまするが、通産省における大体……

第19回国会 通商産業委員会 第21号(1954/03/12、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 大体予定の時間か来たようでありますし、外貨並びに貿易上の問題が、取上げられて質問されておるようでございますから、私はきようは、個々の問題を取上げて質問いたすことは後日に譲りたいと思います。ただ先ほど来永井、中崎両委員から、日本の貿易政策の根本問題についていろいろ質問がございました。これに対する通産大臣の御答弁は、私のお聞きしたところでは、従来と何ら前進しておらないように思うのでございます。ただ大臣が非常に苦慮しておられることは御答弁の節々にうかがえますが、現在の金融財政上の措置だけで、貿易上の非常な逆調を転換させることはできない段階に来ておるという点は、大臣も認められておる……

第19回国会 通商産業委員会 第28号(1954/03/30、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 大臣は参議院の予算委員会に出席のため、ほんのわずかな時間しかないというお話でございまするが、通産委員会は日本の通産行政をいろいろと審議しておるのであるから、大臣はもう心しこの委員会の意見を重視せられ、そのためにはもつとこちらに重点を置いて出席をしていただきたいと思います。私のあとにまだ多数質問者があるようでございまするからして、私もできるだけ時間を節約して質問をいたしますから、大臣の方でもひとつなるべく問題の焦点をはずさないで明確に御答弁願つて、わずかな時間でありますならば、できるだけ有効に使えるようにしていただきたいと思うわけであります。  そこで私は、本日はMSAの援助……

第19回国会 通商産業委員会 第42号(1954/04/30、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 資料を要求しておきたいと思います。資料の一つは、昭和二十八年一月より最近までの硫安の輸出状況をなるべく詳細に資料を出していただきたい。価格、輸出地、種類及び競争相手国の入札価格等について、できるだけ詳細に聞かしていただきたい。第二は、硫安工業合理化の最終目標はどの程度かということについて、硫安各社の合理化計画表、最近の各社の生産コスト、これをできるだけ詳細に出してもらいたい。
【次の発言】 農林委員会では硫安九社のコストを発表されたということですが、どういう形式で発表されたのですか。
【次の発言】 それでは次会の委員会の劈頭に、秘密会でけつこうですから、御発表願いたいと思い……

第19回国会 通商産業委員会 第43号(1954/05/06、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 今の御報告によりますと、相当推定によつて割出されたものが多いように思いますが、それは大体この費目のどの部分があるのですか。
【次の発言】 今度の硫安工業合理化法によりますと、肥料審講会が企業の合理化について相当生産業者に指導的な役割を果すわけでありますが、その際正確なコストについての資料がなければ、十分にその使命を果すことができないわけでありますが、その点について将来この法の運用にあたつて硫安審議会はその点十分に調査することができるかどうか。会社側があるいはそれぞれ秘密を固執するというような場合には手がつけられないのかどうか、それらの点について大臣の御見解を承りたい。

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/07、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 私はきわめて簡単に質問をいたしますが、この法案に関して質問をいたしますのは私としては初めてでございますので、そのつもりで私当然わかつておる点を知らないで御質問するかもしれませんが、御答弁願いたいと存じます。  この法律が提案されました動機は、先ほどどなたかも言つておられました通り、一昨年秋以年硫安の輸出がはなはだしい二重価格で行われておる、その出血輸出の負担を消費者である農民にかけられておるという点に対する農民の猛烈な反対運動が起りまして、これを何とか解決しなければならないという考えのもとにこういうものが考えられたものであることは間違いないわけです。そこで現在二重価格の幅は……

第19回国会 通商産業委員会 第46号(1954/05/12、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 昨日の新聞記事によりますると、アメリカの技術と資本を導入して、石綿スレートの製造会社を、いわゆる日米合弁でつくる、こういうことが出ておりました。そこで私はこの点についてお伺いしたいと思うのでございまするが、まず第一に政府はこの新聞記事にありまするように、外資審議会がこれを認めたかどうか。それに対して通産省としてはどういう方針でおられるかという点をお伺いいたします。
【次の発言】 そうすると通産省としてはまだ最終的に決定しておらないわけですか。
【次の発言】 今までの御答弁の範囲ですと、最終的には決定しておらないというふうに私は承つたわけです。そこで次に承りたいことは、技術の……

第19回国会 通商産業委員会 第47号(1954/05/13、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 各委員から御質問があつたようですが、簡単に二、三の点について質問いたしたいと思います。  まず競輪の利益金を吸い上げて国の目的のために使うという形式については、私どもいろいろ議論がございます。しかし政府が一兆円予算のわくを越えてはならないという考え方からやつている以上、この問題をいまさら繰返して論議してもしかたがありませんので、この点は将来こういう筋の通らない方法でこの問題を処理しないように考えるべきであるということだけを申し上げておきたいと思いまするが、質問いたしたい点は、まず第一に、昨年度におきましては国庫納付金がたしか十五億何千万円であつたと思いまするが、大体同じよう……

第19回国会 通商産業委員会 第51号(1954/05/20、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 今回の改正案は、従来通産委員会におきまして、大体各党の意向が中小企業安定法をさらに実情に適したように強化しなければいけないという意見に基いて、今回各党一致をもつて提案したわけですが、ここでなおこれがこうした一歩前進の形において改正が行われましても、残りまする問題は、いわゆる調整命令の発動に非常な時間を要するということでございます。先般発動されたタオル、マツチ等の調整命令につきましても、国会において調整命令を発動すべしという決議をいたしまして、政府がそれに同意をいたしましてから、なお五箇月を要したわけでございます。これは一体いかなる理由によるものであるかということを、この際明……

第19回国会 通商産業委員会 第55号(1954/05/25、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 先刻来各委員からいろいろな角度から質問がありましたし、私自身も時間の都合がございますので、ただ一点だけお伺いしたいと思いまするが、それはこの法律を提案せられた趣旨が、日本における航空機産業の健全な発達をはかるにある、こういうことでございます。私は自由党なり現政府のいわゆる産業の発達ということに関する今までの政策というものは、大体自由主義経済を基本にした政策で、自由競争のうちに大いに技術の向上をはかり、産業の発展をはかるという考え方でありましたのを、航空機工業に限つてこうした許可制度をとつて、少数の企業にのみ限つて許可するというお考えを持たれたということにつきましては、少しま……

第19回国会 通商産業委員会 第56号(1954/05/26、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 ただいま山手君から提案がありました附帯決議につきましては、一、二に対しましては賛成でございますが、しかし三につきましては賛成いたしかねるのでございます。と申しますのは、これはただいま改進党、両社会党の共同提案になり、そうして通過いたしたした修正案に反する内容を持つております。すなわちこういう附帯決議をつけるということは、修正案そのものに対してはなはだ自信を持たないということになるのでございます。この修正案は私ども現段階におきましては最も適当と考えて出したものでございまするが、もしこの修正が不適当である場合には後日また追加してもよいというようなことをこの際われわれが明確にする……

第19回国会 通商産業委員会 第60号(1954/06/02、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 質問者が多いようでございますから、できるだけ簡単に質問いたします。  先般の各委員の質問に対する大臣の御答弁によりますと、最近輸出の面においては大分好転して来たということでございます。しかし先般いただきました特需の資料――これは私の要求したものの一部分のように思いますが、これを見ましても、特需の両においてはおそらく政府が予定しておられるであろう数字にほど遠いものが載つております。こういうところから将来を勘案いたしますと、本年度政府が予定いたしております国際収支の面において、九千万ドルの赤字に抑えることがはたして達成できるかどうか、はなはだおぼつかないのではないか。私どもはそ……

第19回国会 通商産業委員会 第61号(1954/06/03、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 ただいま永井君の質問に対する御答弁を聞いておりますと、電力料金の値上げはすでに政府としては腹をきめておられるようであります。おそらく発表の時期をいつにしようかということであろうと思いますが、やはり発表されるならば、この国会中に発表して、その値上げをしなければならない理論的根拠を示されるのが至当だと私は思うわけであります。その点は永井君からもしばしば繰返して質問をせられておりましたが、私もそう思うわけでございます。そこでこの電力料金の値上げを政府がやろうとしておられる根本の考え方についてお伺いしたいと思います。言うまでもなく今政府はデフレ政策を強行しておられる。そうしてコスト……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1954/12/05、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 今飛鳥田君の指摘された点ですが、法制部長はこういうことは前例があるとおつしやいますが、ほんとうにありますか。あなたのおつしやる前例というのはこういう意味じやないかと思うのです。要するに、委員会を通過して本会議にかかつたときに、さらに再度の追加修正あるいは改正が行われるということは今までたびたびありました。そういうことは国会運営上はなはだおもしろくないことだ、将来悪例を残すというので、われわれはそういうやり方に反対をして来たわけです。ところが最近そういうやり方がありましたが、しかし、あなたが今おつしやつたように、衆議院の本会議を通過して参議院にまわつておる。そして参議院ではま……


加藤鐐造[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院26期)

加藤鐐造[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 予算委員会公聴会 第1号(1953/06/29、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 公述人に一、二点お伺いいたします。今年度予算が通過いたしますと、八月以降のいわゆる下期におきまして、相当急激に資金が散布せられるわけでございます。それが一つのインフレの要因になるということも当然考えられます。そこでそうしたインフレの傾向を押えるために金融操作が行われる、これは多くの人々が言つておる点でございます。そうしますと、結局そのインフレ要因を抑えるための金融操作は中小企業にしわ寄せされることは、これも当然といわなければなりません。そういう場合に、私は中小企業界に相当大きな混乱が起つて来ると思いますが、そういう場合に、それを助け、そうして中小企業の苦境を救つて行くのに一……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第6号(1954/04/14、26期、日本社会党(右))

○加藤(鐐造)委員 せつかく遠方から多数の陶磁器産業の関係の諸君がおいでになりまして参考意見を承ることになりましたので、十分質問いたしまして、この際日本の輸出産業といたしましても重要な地位にあります陶磁器の振興について十分検討いたしたいと考えておつたのでございますが、開会が遅れまして、私質問いたします時間がなくなりました。委員長からも五時半には何とかして終るようにというお話でございますので、できるだけ簡略に質問いたしたいと思います。きようはあたかも通産省当局をつるし上げをする委員会のようになりましたが、これは決して本日のわれわれの目的ではございません。本日は遠方からおいでになりました業者の諸君……

第19回国会 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第6号(1954/04/08、26期、日本社会党(右))

○加藤鐐造君 亜炭の用途は、現在ではものによつて違いますけれども、工場用燃料として相当用途の範囲が広くなつているように思いますが、この小委員会で調査いたしまする範囲は、木炭等との関係において、いわゆる家庭燃料としての用途がどの程度のものであるかということであろうと思います。ただいまれんたんの製法について御研究の発表がありましたが、これは現在東北地方のものをお使いになつておるような話ですが、それはどの程度のカロリーのものであるか。東北地方の亜炭は、主として木質度の程度の高いものだと思いますが、中部地方、特に岐阜県地方の亜炭は相当炭化されたものでございまするので、現在その大部分が工場用燃料として使……



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データ更新日:2023/02/05

加藤鐐造[衆]在籍期 : 24期-|26期|-28期
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