このページでは松村謙三衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○松村謙三君 私は、日本民主党を代表いたしまして、吉田内閣総理大臣にお伺いいたしたいと存じます。 吉田氏はすでに自由党に対し引退の予約をいたされております。昨日のこの場における演説のごときも、施政方針の演説ではございませんで、政府の所信を述べられた演説でございます。すでに堂々施政方針の演説もなさらない今日の状態に向つて、私どもは施政方針に対する具体的の質問をいたすことは、これは無意味であると考えるものでございます。(拍手)従いまして、私は、ただ一、二、現内閣のやられた措置及びその進退につきまして、きわめて簡単明瞭にお伺いいたざんと欲するものでございます。(拍手) 総理大臣御承知のごとく、去……
○松村委員 改進党を代表いたしまして、総理にお尋ねをいたします。 今度の臨時国会はこの未曽有の水害、凶作のために特に開かれた国会でありまして、非常に重大なる意義を国民生活の上に持つておりますことは申すまでもないことでございます。私どもは政府の出されたこの予算で満足するものではございませんけれども、しかしながら今日、日本の国力、日本の財政の上から申して、この程度においてやむを得ないものとして賛成をするつもりでおります。従いましてこの乏しい金額をいかに利用して、そうして最大の効果を上げるかということが、今後の政府の大きな責任であろうと考えます。これは、国民、ことにこの被外を受けた人たちが、心から……
○松村委員 私もそれに賛成します。何か宣伝的のことでもあるとおれの方へまわせとかなんとか言つて、今度は自分の方が都合が悪くなればみな帰つちまつているということは、決算委員会を軽視していることではないかと思います。私はこれは慎しまなければならぬと思います。
○松村委員 私は改進党を代表いたしまして、総理大臣に質疑をいたしたいと存じます。先般来自由党の幹事長と両回にわたりまして、この重大な時局の収拾について会談をいたしましたが、今日は幸いに機会を得まして、この席において直接総理大臣に、この重大なる時局に対する総理のお考えをただし、あわせてわが党の時局に対する態度を明らかにいたしたいと存じます。 今回の汚職事件はまことに遺憾千万のことでございます。今日におきましては、政府に対する国民の信頼がまつたく地を払い、議会に対する国民の信頼もまた同様でございます。国民が政府を信じなくなり、議会を信じなくなつたときのその恐るべき結果は、これは申すまでもなく、日……
○司会者(松村謙三君) これより全員協議会を開催いたします。 私に本協議会の司会を勤めさせていただきたいと存じます。(拍手) まず、ここに至りました経過につきまして、きわめて簡単に御報告を申し上げたいと存じます。 去る三日の不祥事件の起りました後に、各党とも、このような事態、それは議会の信頼を傷つけ国会政治の根底を動かすごときことがあつてはならぬという点につきまして、みな所見を一にいたし、何とかこの分裂せる事態を収拾いたしたいという点において一致いたして、去る五日からいわゆる五党会談なるものを毎日継続して行いまして、途中、このことは衆議院に起つたことであるけれども、やはり国会全体に関する……
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