下川儀太郎 衆議院議員
26期国会発言一覧

下川儀太郎[衆]在籍期 : 25期-|26期|-27期
下川儀太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは下川儀太郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

下川儀太郎[衆]本会議発言(全期間)
25期-|26期|-27期
第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 衆議院本会議 第9号(1953/11/07、26期、日本社会党(左))

○下川儀太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、今日政府の意図しつつあるは行政機構改革について、いささか所管大臣に質問をいたすものでございます。  さきに、吉田総理は、新聞紙上において、断固行政整理をやると公言しておられるようでありまするが、いやしくも一国の総理大臣が、人間の犠牲と不幸の上に行われようとする行政整理を、断固の言葉において強行しようとすることは、明らかに、かつて彼みずからが不逞のやからとののしつた勤労者への威嚇と挑戦を意味するものであり、その意図するものが、さきの国会において通過せしめられた悪法、すなわち独占禁止法の緩和によつて旧財閥の再現に協力し、軍人恩給法の復活によつて再……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第20号(1954/03/13、26期、日本社会党(左))

○下川儀太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、自衛隊並びに防衛庁設置法案に対して、いささか質問を試みるものでございます。  かつて、漫画家の近藤日出造君が吉田内閣を諷して、かえるががまになり、がまが戦車となつて、その上に吉田総理が指揮をとつているの図が描かれておりましたが、まことに描き得で妙、この法案こそその露骨なる姿であると喝破するものでございます。(拍手)  しかも、本案は、表面保安庁法の改正のごとく言われておりますが、その内容を一瞥いたしますと、むしろ陸海空にわたる機構と性格はまさに軍隊であり、憲法改悪にひとしい重大なる法案と言うことができます。(拍手)なをかつ、MSA並びに国連参……

第19回国会 衆議院本会議 第33号(1954/04/03、26期、日本社会党(左))

○下川儀太郎君 ただいま議題となりました統計法の一部を改正する法律案について、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  現行統計法に基く国勢調査は五年ごとに行うことになつておりますが、今日では終戦直後のようなはげしい人口の移動もなく、かつ厖大な国費を要しますので、これを十年ごとに行うことに改めるとともに、国勢調査を行つた年から五年目に当る年に簡易な国勢調査を行うよう、統計法の一部を改正しようとするものであります。  本案は、二月二十二日予備審査のため本委員会に付託され、ただちに政府の説明を聴取し、三月二十六日本付託となつたので、四月一日討論を省略して採決の結果、全会一致を……

下川儀太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

下川儀太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 通商産業委員会 第14号(1953/07/08、26期、日本社会党(左))

○下川委員 この際九州の水害対策に関連しまして、緊急を要する件がございますので、とりあえず中間報告として、石炭小委員会の協議の模様を御説明申し上げます。  石炭小委員会は、去る六月二十六日第一回を開催し、まず運営方針について協議いたしました結果、さしあたり第一次西日本炭鉱地帯の水害につきまして調査することとなりましたが、引続き第三次大水害の勃発を見るに至りましたため、もつぱらこの方面の調査に全力を傾注することとなりました。被害の状況等につきましては、早々の際いまだ必ずしも正確を保しがたいものがないではありません。しかしながら伊藤、田中両委員の現地視察報告、政府当局の説明、業界参考人の陳述等によ……

第16回国会 通商産業委員会 第18号(1953/07/16、26期、日本社会党(左))

○下川委員 ただいま伊藤委員から強い要望がございましたが、私も同感でございます。ところで先般わが党の加藤委員から、九州の水害に関連して、中部並びに関西地方の業者が盂蘭盆を控えて弱つておる、その被害も非常に甚大でございます。たとえば小さい静岡市の例をとつてみますと、約八千万円の被害高であります。それに対しまして大臣は、そのとき十二分に関連産業の被害に対しましては考慮するということを言われておりますが、どのような考慮が具体的に払われたか、その点ひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この前の石炭小委員会の報告並びに文書をもつてすでに委員長の方から差出しておるので十二分に大臣はそれは御承知のこ……

第16回国会 通商産業委員会 第22号(1953/07/22、26期、日本社会党(左))

○下川委員 石炭小委員会の国政調査に関する第二回中間報告を申し上げます。  すでに御承知のごとく、去る八日本委員会におきまして西日本水害に関連する石炭小委員会の中間報告を申しましたが、本問題は一刻を争う焦眉の急でありますので、その具体的措置について強く当局に要望いたしたことは、皆さんの御承知のことと存じます。  すなわち石炭水害対策並びに関連産業への緊急対策として、一が資金対策、二が復金債の特別措置、三が生活資金対策、四が免税措置、五が輸送対策、六が坑木対策、七が鉱害復旧対策、八が電力対策、九が復旧資材対策の九項目と、水害に関連する中部、関西の中小企業の救済並びに水害を悪用する企業者の労基法違……

第16回国会 通商産業委員会 第24号(1953/07/24、26期、日本社会党(左))

○下川委員 大分時間がおそくなりましたので、簡単に二、三質問を申し上げたいと思います。  先ほどの川上君の質問を聞いておりますと、あなた方の答弁の中でいろいろ苛酷な制約を業者が受けている。しかも労働者側も非常に悪い条件で働かされているということを聞いておりますが、そこに問題があると思う。苛酷な条件で、しかも出血取引がされているにもかかわらず、法的な保護を求めても、その生産を上げようとしている。そうなると、あなた方の本質的なものがこうした苛酷な条件でしかも出血取引であると言われているけれども、その内容は相当の利益があるから、そういう苛酷な条件にも一応屈服して、労働者を低賃金に縛りつける、あるいは……

第16回国会 通商産業委員会 第31号(1953/08/06、26期、日本社会党(左))

○下川委員 本小委員会はさきに中間報告を行つた水害復旧対策に関する国政調査の一段落を待つて、当初の予定通り石炭鉱業の合理化その他に関する諸般の問題についてしさいに検討した結果、次のごとき施策を政府に要望すべきであるとの結論に達しました。一、長期エネルギー総合対策の確立、石炭鉱業は地下資源産業の特性として生産の弾力性に乏しく需要の変動に対して供給を即座に対応させることは不可能であるから、今後石炭鉱業の経営を安定せしめつつ合理化を促進するためには、長期的なエネルギー需給総合対策を早急に確立して、将来における石炭鉱業の規模とそのあり方に一定の指針を示すことが必要である。この場合国内資源の有効利用と国……

第16回国会 文部委員会 第16号(1953/07/22、26期、日本社会党(左))

○下川委員 文部委員会の問題ではないというようなことを言つておりますけれども、これは明らかに文部委員会の問題として取上げていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどから政府委員の答弁を聞いておりますると、何もかも知らない、知らないです。しかしそれが一学者の行適ぎた行為によつて、地方自治が混乱に陥つている、もう一つは、地方の中小企業が圧迫されている、この二つの問題が、いわゆる学者の行過ぎた行為によつてなされたことならば、一応この文部委員会において、その学者の身分、いわゆる大学の教授の身分から問題を展開して行かなければならぬと思います。それで、まずもう一度お聞きしたいことは、大学の教授が、たと……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 内閣委員会 第1号(1953/12/04、26期、日本社会党(左))

○下川委員 塚田長官にお伺いいたしますが、きのうの予算委員会においても問題になつておつたようでありますが、大体一割程度人員整理をなさる、その一割程度の数字によつてどの程度の経費が節約できるのか、それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたけれども、人員整理のよしあしは別といたしましても、わずかに百二十億、この問題は能率増進とかあるいはまたいろいろな面から、仕事の面から行革をやるというように聞いておりまするが、その内容がどうも人員整理いわゆる首切りが非常に対象になつているように考えておるのですが、私はむしろ、塚田さんは行政管理庁の長官をしておられるので、わずか百二十億という……

第18回国会 内閣委員会 第2号(1953/12/05、26期、日本社会党(左))

○下川委員 簡単に質問申し上げます。地方公務員と国家公務員の給与の調整の問題でありますが、これはどのように調整されますか。その点をちよつと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 もう一点、新聞によりますと自由党に行革案が出されておる。それを本内閣委員会に報告されておりますか、その点を伺いたい。
【次の発言】 自由党にだけ案を出されたという点にはいろいろ解釈があるのですが、もしよろしかつたらこの際その案の内容を御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 輪郭だけでよろしいのですが、大体大まかな方針だけでも伺いたい。
【次の発言】 ただいまお話がございましたが、自治団体と地方機関の問題でございま……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○下川儀太郎君 先ほど来ビキニの被害の問題で質疑が行われましたが、政府はこの直接被害者に対して、あるいは家族に対して十分なる補償をするというようなことをいろいろ言われて、これは当然のことでありますが、ただ私は間接的な、いわゆる経済的な被害者に対して、どのような補償をするか、その点をお聞きしたい、御承知の通り、現地の焼津はまぐろあるいはカン詰等々によつてほとんど市が成り立つており、市内にカン詰業者あるいは製造業者あるいは漁民その他の人々が、これによつて生活しておる。これらがこのビキニ被害によつて現在は非常な衰退を来しておる。その中にはたくさんの未亡人がおる、いわゆるまぐろをカンに詰めて行商をして……

第19回国会 内閣委員会 第1号(1953/12/11、26期、日本社会党(左))

○下川委員 同僚議員の稻村順造氏は、われわれ社会党の代議士会にも出ておりませんので、何か不祥なことがあつたのか、あるいはそうしたことは今までなかつた人でございますので、おそらく不慮の何かあつたと思います。その点一応明快になつた後に、詳細な御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 保安庁法の改正が、いろいろと各方面で論議されておりますが、この際木村長官に、保安庁法の改正についての方針あるいは政府の考えるところを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ちようど休会になりまするので、その問われわれは十分検討したいと思います。あなたが今検討しておるいろいろな問題がある思いますが、その点を簡略でよろ……

第19回国会 内閣委員会 第2号(1953/12/17、26期、日本社会党(左))

○下川委員 まずお聞きいたしたいことは、先ほど来保安隊の不祥事件が次次と指摘されております。しかし長官としては、単に部下に対する処罰だけでなくて、どうして隊員諸君がそういう結果を生んだか、その根本理由を追究しなければならぬ。第一に、部下がそういう不祥事件を起す、それは個人個人の性格にもよるでありましようが、一番大きな問題は環境である。その次は、いわゆる思想のよりどころであると私は考えております。環境という点におきましては、あなた方が常に自負しておられるように、いわゆる国軍の礎といわれ、しかも厳として規律で合宿しておられる。そうすると環境的には何ら不純なものはないはずです。それではどこに環境から……

第19回国会 内閣委員会 第3号(1953/12/23、26期、日本社会党(左))

○下川委員 前回の内閣委員会におきまして練馬の事件が追及された際に、制服の指導者並びに増原次長から遺憾の意を表された。同時にその際に今後は愛情を持つて部下たちに接するということを申し述べた。ところがそういう愛情を持つてこれから指導すると言われた人々の中から、また指導部の中にこうしたいわゆる疑惑を持たれた人物が出て来た、こうなつて来るとわれわれははたしてだれを信頼していいかわからなくなつて来る。これはおそらく私ばかりでなくて、全国民がひとしく感じておることであろうと私は考える。しかも一体愛情とはどういうことを言つているのか、甘つちよろい言葉でもつて隊員をなだめるとか、あるいはさとすとかいうことで……

第19回国会 内閣委員会 第4号(1953/12/24、26期、日本社会党(左))

○下川委員 先般の新聞紙上によりますと、塚田長官が警察制度の改革についていろいろ発表されおりました。その中で自治体警察並びに国家警察を含めて約三万人程度の整理をやるということを発表されております。同時にそれに対して犬養法務大臣が非常に反対の意見を述べておるということが伝えられておりますが、私たちはやはり現在の社会情勢、いわゆる生活から来るもの、あるいは思想から来るもの、あるいは駐留軍の行き過ぎた、日本人蔑視したいろいろの暴行事件が起つておる、そういう諸般の情勢を考えてみたら、人員整理どころじやないので、もつと充実しなければならない。いわゆる侵略に備える保安隊という形よりも、国内治安というものが……

第19回国会 内閣委員会 第5号(1953/12/25、26期、日本社会党(左))

○下川委員 まだ最終的なプランでないようですから、いずれ検討して質問を申し上げますが、ただここで一言お聞きしておきたいことは、いわゆる能率化、あるいは簡素化と言つておられる。しかし現実的にどうしてもはずされない、あるいはまた整理することによつて社会的な影響、あるいは治安的な、あるいは保安的な、そういう影響を及ぼした場合は、そういうわく外からはずすかどうか、これをひとつ明確に聞いておきたいと思います。
【次の発言】 その点に関してはいずれあらためて質問申し上げますが、別個にいわゆる行政長官として先般お聞きしておきました監察の問題でありますが、この問題についてまだ的確な答弁を聞いておりません。一つ……

第19回国会 内閣委員会 第6号(1954/02/24、26期、日本社会党(左))

○下川委員 ただいま塚田長官の報告を受けますと、何ら中間報告になつておらない、それほどまでに行つていないように思われますけれども、この私の手元に、これは労働組合関係からいただいた案のプリントのものですが、これによりますと人員整理についていろいろと明細に書かれております。そうして部局にも関連したいろいろな問題を目下折衝しておるということを聞いておる。しかもこの労働組合関係からもらつた書類の中では、人員整理に関する閣議決定、昭和二十九年一月十五日の日が書いてある、こういうものが労働組合関係にはもうすでに持たれておる。しかもこれが折衝中であるということを聞いておる。結局内閣委員会にはこれを報告してお……

第19回国会 内閣委員会 第7号(1954/02/25、26期、日本社会党(左))

○下川委員 昨年の暮れ、監察部に保安庁の監察を依頼したのですが、さきごろ中間報告が参つております。それによりますと、はなはだ簡単な報告でありますが、かような報告が来ております。一が繰越金を調整のための調達面の無理が見られる。第二は、仕様書を業者につくらせている関係上劣悪品が非常に多い。三は納期が非常に長いこと。四は前渡し金を業者に渡す件。五が調達品の点検が不十分である。六は調達組織が米式であるからはなはだ複雑である。七は食糧以外は地方調達にしていないが、従つて中央調達が地方の需要に適合しない点が見られる。こういう七点にわたつて報告がなされております。そこで第一点の、繰越金が多い、そのために消化……

第19回国会 内閣委員会 第11号(1954/03/18、26期、日本社会党(左))

○下川委員 せつかくいい法案が現実化されようとするのに、あまりお説教が多いように考えます。(「当然だ」と呼ぶ者あり)当然のように思えまするが、それは表面の事象だけをとらえておつて、その根本を追究しておらない。もちろん労働組合が経済闘争やいろいろな政治闘争をするでしよう。その場合その根本はどこにあるか。労働組合側としてもいろいろな反省のこともあるかもしれない。しかし政治の貧困で、結局大砲かパターか、こういう大きな問題まで投げかけられておるときに、組合それ自身も、そういう経済闘争をするということ、その掲示上のいろいろな問題については議論があるでしようが、一応の反省が必要になつて来る、だから向うを責……

第19回国会 内閣委員会 第13号(1954/03/22、26期、日本社会党(左))

○下川委員 関連して。ただいま水道に対して厚生省と建設省の両省にまたがつての問題がございましたが、これは厚生関係の委員も強く厚生省がやるべきだということを主張しております。世界各国の情勢を見て参りましても、やはり衛生、厚生担当が水道をやつておるのであります。建設省関係は工事関係にとらわれて、勢い厚生省にはみ出して来るということが強くいわれておる。従いまして両省にまたがるこうした問題は、厚生省にやるべきだということが強く主張されておる。この点を十分検討されまして、厚生関係の委員とも御相談くだすつて、水道関係――われわれの生活に重要な関係を持つ衛生関係において、建設省の工事関係を強く排除して、あく……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/24、26期、日本社会党(左))

○下川委員 先ほど来の質疑を聞いておると、文部行政がほとんど学校行政だけにとらわれておるように聞えます。おそらく文部当局も御承知かもしれませんが、文部行政は単に学校行政だけではない。いわゆる一般文化行政もこの中に入つておるはずです。しかしこの表を見ると、たとえば日本芸術院あるいは国立近代美術館、この二つだけが表に現われていて、一体文化行政はどんなことをやつておるのか、その点が明確にされていない。どの程度にやつておるのか、それをひとつ御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 それが社会的にはほとんど反映されておらないのであります。御承知の通り、外国あたりの文部行政を見て参りますと、たとえば映画、……

第19回国会 内閣委員会 第16号(1954/03/25、26期、日本社会党(左))

○下川委員 先ほど高瀬君から、今度の整理は天引き整理の疑いが多いという話がありました。ところであなたの御答弁によると、どうも政府の指令で協力しなければならない、しかも減らされた員数でも十分努力すればできるというふうにお答えを聞いております。しかしきのうも建設省に対して私質問を申し上げたのですが、どうも今度の整理が下部組織の実情をよく調査しておらない、同時に下部組織の人々と十分相談しておらない、かように私考えるのです。たとえば今度の整理によつて、大蔵省関係の、特にわれわれ地方に住む人間に関連のある税務署関係の整理を考えてみましても、これは非常にあなた方のずすんな調査である、非常に下部組織との相談……

第19回国会 内閣委員会 第20号(1954/04/06、26期、日本社会党(左))

○下川委員 先ほど来から大久保元海上保安庁長官と木村長官との日露戦争を思わすような質疑応答がありまして、はなはだ愉快に聞いたのであります。ところでこの質疑中に、自衛隊の指導理念の問題が出て参りました。しかもその答弁には、やはり木村長官の戦陣訓のごときいろいろな話もございましたが、その中で国民の信頼あるいは自衛隊員の自覚ということが主張されました。はなはだけつこうなことであります。これはひとり自衛隊員のみならず、国民の生活上最も指標となるべき言葉であります。ただ私は国民の信頼感を自衛隊が得る、あるいはまた自衛隊自身が自覚して国民の信頼にこたえるということはわかりますが、これはひとり自衛隊員のみに……

第19回国会 内閣委員会 第21号(1954/04/07、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○下川委員長代理 これより開会いたします。  委員長が所用のため、理事であります私が委員長の職務を行います。  本日は昨日に引続きまして、防衛庁設置法案及び自衛隊法案の両案を一括議題といたし、質疑を続行いたします。中村高一君。
【次の発言】 江藤夏雄君。
【次の発言】 江藤君に申し上げます。まだ来ておりませんそうですから、答弁はあとにまわしてください。
【次の発言】 本日はこの程度にいたし、次会は明日午後一時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時五十一分散会

第19回国会 内閣委員会 第22号(1954/04/09、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○下川委員長代理 これにて散会いたし、次会は明日午後一時より開会いたします。     午後四時七分散会

第19回国会 内閣委員会 第26号(1954/04/19、26期、日本社会党(左))

○下川委員 きようは私の当番ではありませんけれども、せつかく長官がおいでになつたので、長官に二、三、今度の法案に関連して質問いたします。実は先般保安庁の方から保安庁の直轄工事に関する資料をいただきました。その資料を一瞥いたしますとはなはだふかしぎな箇所が多いのであります。それに関連して若干質問申し上げたいと思います。  この保安庁の直轄工事は約二十二億ばかりありますが、この工事の内容を見てみますと、年度末に早急に発注したという箇所がずいぶんあるのであります。はなはだしきは三月三十一日に施工してその目に竣工しておるというようなのがずいぶんございます。これはまことにふしぎなことで、この内容を見て参……

第19回国会 内閣委員会 第27号(1954/04/20、26期、日本社会党(左))

○下川委員 昨日、質問申し上げました保安庁の直轄工事についての疑問点につきまして、当局の答弁を求めます。
【次の発言】 それではあとにまわします。
【次の発言】 昨日保留になりました保安庁の直轄工事につきましてもう一度質問いたします。  最初、きのうお尋ねしたのは、保安庁の直轄工事が百万円以上のが相当あります。総額約二十二億ほどありますが、これは建設省の設置法三条のうちの二十六号の中で、いろいろとこの工事について規定せられております。それらによりますと、「国費の支弁に属する建物の営繕」それは郵政事業特別会計及び簡易生命保険及び郵便年金特別会計に属する現業関係の建物、あるいは受刑者を使用して実施……

第19回国会 内閣委員会 第28号(1954/04/27、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○下川委員長代理 午前の会議はこの程度にいたし、午後一時半まで休憩いたします。     午後零時三十一分休憩

第19回国会 内閣委員会 第31号(1954/05/06、26期、日本社会党(左))

○下川委員 今日までの論争を聞いていますと、最初の論争よりかなり飛躍して来ていることが明らかになつております。その一つは自衛隊の性格。これは最初木村長官に質問したときに、自衛隊は軍隊ではない、あるいは警察ではないと言つている。それならば何だといつたら、これは曖昧模糊としてはつきりしない。ところが去る四月二十八日の本委員会において木村長官は明らかに、これは私見ではあるけれども、軍隊だと言つている。これは明確に担当大臣がはつきりと言明されている。  第二の防衛の限界について。これは最初は侵略国を迎え撃つという立場に立つての防衛的な意見だ。ところがそれが飛躍して最後には、直接侵略が来なくとも、侵略的……

第19回国会 内閣委員会 第38号(1954/05/25、26期、日本社会党(左))【議会役職】

○下川委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、理事である私が委員長の職務を行います。  この際お諮りいたします。理事大村清一君が去る十九日委員を辞任され、理事が一名欠員となつておりましたが、同君は再び委員に選任されましたので、同君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければ同君を理事に指名いたします。  それでは先日に引続きまして、保安隊及び警備隊に関する件、国防会議の構成に関する件について質疑を続行いたします。質疑の通告がありますので、これを許します。辻政信君。
【次の発言】 辻委員に申し上げますが、申合せの時間が参りましたか……

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/09/29、26期、日本社会党(左))

○下川委員 ただいま中村君から質問がございましたけれども、私は今度の災害の根本をなしているのはやはり予報の問題じやないかと思います。ということは、おそらく洞爺丸のあの遭難も、予報が的確であつたならば避けられたのではないかという感を強くするのであります。きのう、きようあたりの新聞にも気象事務の拡充ということが非常に取上げられておる。それから昨日の参議院の運輸委員会におきましても、やはり気象事務の拡充という問題が決議されておる。これを考えてみますと、当時の予報がはたして的確であつたかどうか、同時にその連絡がスムーズに行われておつたかどうか、これが非常にポイントになつて来ると思います。もちろん直接的……

第19回国会 内閣委員会 第46号(1954/10/07、26期、日本社会党(左))

○下川委員 前会から各委員によつて、反民主主義対策協議会の質疑が出されております。その中で私は、この反民主主義対策協議会の性格というものが、答弁によりますると、まだはなはだあいまいのように考えております。基本的には反共対策あるいはフアツシヨに対する対策、これが中心のように思つておりますが、しかし往々にしてこの反民主主義という名において、あらゆる純粋な民主的な活動あるいはまた国民的な活動が弾圧される、あるいは圧迫される。そういうことをしばしば私たちは経験しておりますので、この際反民主主義の性格、いわゆる定義と、同時にまたその限界について明確にひとつ御指示願いたいと思います。


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 内閣委員会 第3号(1954/12/06、26期、日本社会党(左))

○下川委員 社会党左派を代表しまして簡単に討論をします。  自衛隊法の一部改正につきましては、御承知の通り、わが党は党の性格の上から平和憲法擁護あるいは再軍備反対を主張しております。従つてこの管区の問題、あるいはまた一枚の看板を塗りかえるにいたしましても、すべてが反対でございます。われわれは今日のあらゆる面から徴してみましても、こうした自衛隊の存置それ自体に対しても常に反対を主張して参りました。従いまして、たといその予算が先般の国会において通りましても、現実的な面におきましては、こういう改正によつてあらゆる面がその要素を帯びて来る、あるいはこうした自衛隊の存置それ自体におきまして、われわれの今……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 内閣委員会 第1号(1954/12/16、26期、日本社会党(左))

○下川委員 新しい防衛庁長官が参りましたので、一応お祝いを申し上げておきます。なお今度の鳩山内閣がいろいろと新聞紙上において防衛問題あるいはまた外交問題、あるいは内政の問題等々におきまして意見を発表しておる。しかし大村長官はなつたばかりで、その構想あるいはその答弁についていろいろと研究中であるということはよく承知しておりますけれども、ただ現在の自衛隊の性格、あるいはまたあなたの今後やろうとする防衛問題、この防衛問題は従来の国会において議決されたすべてのものを見ても、あるいはその性格を見ても、ほとんどがアメリカの援助なしにはでき得ない情勢になつておる。MSAの四協定、あるいはまた日米安全保障条約……

第21回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/17、26期、日本社会党(左))

○下川委員 ただいま委員長からお話がありました調達庁の行政整理に関する問題であります。この問題につきまして、この陳情書を見て参りますると、かつて一万一千五百六十七名、この人数が、現実的には三千七百四十八名になつております。しかるに最近その業務の縮小によつて約三百三十二名が減員されるということが明確になつております。現在調達庁の所管が防衛庁に移つたということを聞いております。あるいは近く移るということを聞いております。従いましてこの三百三十二名の労働者諸君を一体どのように処理されるのか。そのままにたなざらしされるのか。あるいは失業群の中にほうり出されるのか。あるいはまた防衛庁がこれを受取り、何と……


下川儀太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院26期)

下川儀太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 内閣委員会行政機構に関する小委員会 第1号(1953/11/13、26期、日本社会党(左))

○下川委員 「第一行政事務の整理」の中で、「(1)占領管理下に始められた施策であつて独立後のわが国情又は国力に適わしくないと認められるもの(産業、労働、厚生及び文化行政等にその例が多い。)は、これを是正する。」と書いてあります。その例が多いということの具体的な説明を願いたいと思います。
【次の発言】 しかしこういう答申が出て来ると、いろいろな形で政府の意向をやはり強化する場合もあると思うのです。たとえば労働の面とかあるいは文化行政とか、こういうようなことになると、非常にわれわれ見るべきものがないという観点に立ちますし、それからあなた方の産業というのはどういう点をさしているのですか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1954/04/13、26期、日本社会党(左))

○下川委員 野村さんに二、三お伺いします。先ほど野村さんは、アメリカ軍が安心して撤退するのには十年かかるということをおつしやつた。そうするとその根拠をひとつお伺いしたいのです。というのは、よく木村長官が、みずからの手でみずからを守るということをおつしやつております。みずからの手でみずからを守る、現在はアメリカの協力なくして守れないけれども、やがてはそういう軍隊をつくる、そういう軍備をするということを言外に現わしておる。従つて野村さんの言う十年後の日本がどういう軍備をしようとするのか、あるいはどういう想定のもとに十年後は安心してアメリカ軍が撤退できるというのか、その根拠をひとつお教え願いたいと思……

第19回国会 内閣委員会公聴会 第2号(1954/04/14、26期、日本社会党(左))

○下川委員 二点ほど簡単にお伺いしておきます。  はなはだ常識的のことでありますが、防衛の限界について御説明願いたいのであります。ということは、これは非常に論議の中心にもなつておりますけれども、たとえば敵が攻撃して来るのを迎え撃つという場合、あるいはまたその防衛の場合、かつて日本には攻撃は最大の防備だという言葉すらあるくらいで、そういう場合敵の攻撃して来る情勢を察知して、敵の拠点を空襲するとか、あるいはまた攻撃をこちらから加えるというような場合も、考え方によるとこれは防衛にもなり得る。そういう点に対する御見解はどのようですか、それをお伺いいたします。  もう一点は、今日問題になつておる自衛隊の……



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データ更新日:2023/02/05

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