大久保武雄 衆議院議員
26期国会発言一覧

大久保武雄[衆]在籍期 : |26期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期
大久保武雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大久保武雄衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
大久保武雄[衆]本会議発言(全期間)
|26期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院26期)

大久保武雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|26期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 運輸委員会 第6号(1953/06/27、26期、自由党)

○大久保委員 私は緊急問題としまして、昨日来九州に起つております一大水害対策に対して、政府並びに国鉄当局に御質問申し上げたいと思います。被害状況は新聞に一部伝えられておりますけれども、昨日の深夜以来の状況はまことに恐るべきものがございます。私の国であります熊本県の状況を申し上げますと、阿蘇一帯に降りました水量が逐次熊本市内に浸水を増して参りまして、堤防が至るところ決壊いたしまして、ただいままで判明しました県下の状況を申し上げますと、死者が二十八名、負傷者が十八名、行方不明七十一名、家屋全壊四十二、床上浸水二千六百二、床下浸水三万四千六百五十二、これは五時現在でありますが、水田の流失九百三十町歩……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/10、26期、自由党)

○大久保委員 私は、三点、御質問並びに大野国務大臣にお願いを申しますが、その前に大野国務大臣に感謝の言葉を申し述べたいと思います。  大野国務大臣は、三十日、一行を伴い博多に着かれまして以来、ただちにその夜から行動を開始され、交通遮断されておる九州の水害各地を連日連夜おまわりにたりまして、その応急対策をお進めくださいましたことに対しまして、きわめて深甚の謝意を表する次第でありますが、私がここに大野国務大臣に特にお願いたしたいと思いますことは、大野国務大臣の御報告書にもあります通り、生として熊本に起つた特異の災害についてでございます。すなわち、熊本の災害は、大野大臣の御報告にあります通り、洪水と……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/13、26期、自由党)

○大久保委員 住宅問題につきましては、ただいま同僚議員から御質問になりましたから、私は衛生問題に関しましてお伺いいたしたいと思います。厚生大臣は、この問九州の現地においでになりまして、適宜な措置をおとりくださいまして、進捗をいたしておりますけれども、罹災者の栄養状態といいますか、交通が杜絶をいたしまして、家財一切のものを流失いたしまして、まつたく裸の着の身着のままで、あるいは学校なりあるいは寺院なりに収容されております者の栄養状態に関しまして、若干憂慮すべき徴候か現われておる面もあるようであります。今回はきわめて広汎なる地域であつて、しかもきわめて交通不便なところに多数の罹災者を出しております……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/14、26期、自由党)

○大久保委員 大蔵省に中小商工業の手形の問題をちよつとお伺いいたしたいと思います。今回の災害が九州の重要なる都市、特に中小商工業に及ぼした被害は非常に大きいのでありますが、一体支払い手形の滞つているものがどのくらいございましようか。
【次の発言】 私は、中小商工業のお盆前を控えての被害というものは、おそらくきわめて甚大であつたろうと考えております。大部分の都市が戦災を受けまして、さらに今度の大災害にたたかれて、ほとんど壊滅的な被害を受けていることは想像にかたくないのであります。一例を申しますと、七月二日現在、熊本市における市関係の未払い手形十五億円をかかえているような次第でございまして、この手……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第10号(1953/07/15、26期、自由党)

○大久保委員 私の質問も、ただいま綱島委員その他の方々が開陳されました点と同じでありますが、今回の災害のきわめて大きな要素は、農地に対して徹底的な破壊がされていることであります。この点は、地方の団体あるいは府県、町村のとうていよくするところではない。そこで、この点に関しましては、どうしても国が出て行かれて解決に乗り出すということ以外に、農地の復旧の見通しはなかろうと思うのであります。県にいたしましても、相当大きな税収の減が見込まれておる次第であります。私は、この点に関しまして、今後農林当局におかれましても、国が国営として実施するという見地から、できるだけ御研究を願い、その方途を御検討願いたいと……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/16、26期、自由党)

○大久保委員 私は一点だけでございます。すでに他の委員からも御質問がありましたから、希望的質疑をいたしておきます。  私もやはり総合対策機関の問題でございますが、先ほど副総理からもお話がありましたように、総合官庁をつくつた場合に親元官庁との権限の争いも若干起つて来るのでありましよう。はたまたばらばらに官庁にまかしておきますと、今度のように総合的に急速に進める場合におきましては、非常に権限のデリケートな場合もあるわけであります。そこで、やはり今度のようにたくさんの国民が非常な被害を受けております場合におきましては、何らか対策本部を強化せられて、各省の行政を推進総合するという機関の存置はぜひとも必……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/17、26期、自由党)

○大久保委員 ただいま建設省の方からいただきました資料の河川の復旧の中で、直轄河川に関しまして予算が書いてございますが、白川は直轄河川に入つておりません。これの応急締切りは一番急がれるわけですが、これは何でまかなわれますか、ちよつと一点だけ……。
【次の発言】 白川について急速に調査費を御計上くださいましたことは、先般河川局長から承りまして、非常に感謝しておつたわけでありますが、白川に関しまして来年度からというと、現実に壊れておるあの堤防、あの阿蘇山が来年まで待つてくれぬだろうと私は思うのであります。そこでこれは、つなぎ資金か何かでまかなわれておるのじやないかと思つて、実は安心しておつたのであ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第13号(1953/07/18、26期、自由党)

○大久保委員 私も平井委員の説と同意見でありまして、熊本の競輪場あたりも、若干被害を受けておるところはありましても、これは間もなく復旧をいたしますから、年度内に見通しがつきますれば割当てられた回数を一回でもふやしてもらう。また先ほど大野国務大臣も言われましたように、競馬、競輪のもうかるところから災害地に義捐をされるということにつきましては、きわめて賛成であります。平井委員の説を通産省としてはぜひとも御考慮願いますようにお願いする次第であります。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第14号(1953/07/20、26期、自由党)

○大久保委員 私は、銀行局長に一点、今のストライキの問題でお尋ねいたします。先日の委員会で、大蔵省の官房長でしたか、このストライキは全銀連に関連したものである、ベース・アップの問題である、こういうことでありましたが、そうでありますか。
【次の発言】 全銀連の問題である、ベース・アップの問題であるとするならば、時期的にもこの九州の大水害の時期をなぜ選んだか、また特に福岡地区を選んだのはどういう理由であるか、同じ福岡銀行におきましても、東京支店は営業しておる。一番影響の多かろうと考えられる九州の金融の中心部をねらつて、このストライキをやつているということは、何らかわれわれはそこに一つの経済撹乱の動……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第18号(1953/07/24、26期、自由党)

○大久保委員 ちよつと電力関係について一言伺いたいと思いますが、通産省でお答え願うかあるいは建設省でお答え願うか、その点が第一点。もう一つは金融の問題であります。熊本の黒川発電所の鉄管がどろでまつたく詰まつてしまつたという現象が起つておりますが、今後におきましても、あそこに関しましてはああいう事態が起るおそれがありますが、こういう鉄管に対するどろの災害に対する防除の方法について、何らか御研究の対策があるかどうかという点が一点。もう一点は、先ほどの御答弁によりますと、九電の被害十億円のうち三億円を開発銀行に仰ぐ、かような御説明でありましたが、電力というような公共事業のコストを安くするために、十億……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第19号(1953/07/26、26期、自由党)

○大久保委員 ただいまお配りいたしてありますタバコの法案について、若干の数字の修正をお願いいたしたいと考えております。考え方は、一般営農資金に対する利子補給並びに損失補償とほとんど同じでありますが、お配りしました法案の第三条の二の三行目に「総額の百分の二十」とございます。これを、農林関係と権衡をとりまして、「百分の四十」というふうに御訂正を願いたいと存じております。  それから第四条でございますが、二行目の「融資残高に」の次を「第二条第一項第一号にかかるものについては年六分、第二号にかかるものについては年五分の割合で計算した金額とする。」こういうふうに御訂正を願いたいと考えております。  それ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、26期、自由党)

○大久保委員 いろいろの質問が出尽しておりますから、私は一点だけ気象台にお尋ねいたします。このくらいの災害を天災という言葉で解決されて、気象台の責任が少しもとられていない。地震にしましても、豪雨にしましても、気象台が一ぺんでも予報されたことがない。予報が当つたことがない。これはきわめて遺憾である。あれだけの厖大な機構を持ち、あれだけの予算を持つておてられて、どこに欠陥があるのか、これは科学的に不可能なのか、なぜ予報ができないのか、この点いかなる根拠説をとつておられるか、この点について気象台のしつかりした意見を承りたい。
【次の発言】 ただいま気象予報はだんだんよくなつているとおつしやいましたが……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/04、26期、自由党)

○大久保委員 関連して。提案者に御質問をいたしますが、「漁港施設」という文字がございますが、商港は漁港のうちにお含めになつておられるかどうか、あるいは商港と漁港と兼ねておるものばかりがその地帯にあるのか、あるいは、もし商港を除いておられるならば、それはどうされるのか、あるいは救済の必要がないのか、念のため御質問いたします。
【次の発言】 先ほど参議院の委員長から、第三条に商港が含まれている、こういう御答弁がありましたが、将来本法の疑義をなからしむるために、一応法文の解釈をはつきりしておいた方がよくはないか、かような意味でもう一回御質問申し上げる次第であります。第三条にもし商港が入つているといた……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/07、26期、自由党)

○大久保委員 私は、鉄道と関連いたしまして、これは建設省関係になるかもしれませんが、鉄道と並んだ非常に大土木であるところのダムの問題について、ちよつとお尋ねいたします。  先般一度この委員会でダムの問題について河川局長の御答弁を得たのでありますが、今回の水害にかんがみて、治山治水問題を解決するためには、どうしても将来ダムの建設を方々でいたさなければならぬ。阿蘇にいたしましても、各方面においてこういう問題が検討されているだろうと思つております。しかるに、今回の災害におきまして、大分県の夜明に起つたダム問題につきましては、先般河川局長から若干御説明いただきましたけれども、それまではきわめて不明確で……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)

○大久保委員 委員長の互選は、投票を用いず、村上勇君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 理事は、その数を七人とし、委員長において指名せられんことを望みます。


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 運輸委員会 第42号(1954/10/01、26期、自由党)

○大久保委員 私は今の天坊さんの御発言に関連いたしまして、一言申し上げてみたいと思います。船長が何分死んでおるから、こういうことを発言されるのでありますが、私は船乗りの責任というものについて、これはよほど考えていただかなければならぬと思います。それは死人に口なしでありますから、船長がいろいろ抗弁しようと思つてもできない場合もございましよう。しかし一船を預かり、千数百人の乗客を預かつて運航しておる船長というものは、船の運航についてはほんとうに身を投げ出して挺進しておると私は考えております。この点は国鉄当局においても十分お考え願わなければならぬと思つております。私はこの船長が運航する運航判断におき……

第19回国会 厚生委員会 第44号(1954/05/11、26期、自由党)

○大久保武雄君 ただいまの請願は、日本傷痍軍人会の笠時乗氏から請願のあつたものでありまして、紹介議員として御説明申し上げます。  未帰還者留守家族等援護法による療養患者に対しましては、留守家族手当も支給されず、またほとんど全員が結核疾患でございまして、非常に長期の療養を要する者が全国で一万人もある状況でございます。これらの全員が、結核患者は症状が固定していないとの理由によつて、恩給診断の対象となつていないであります。結核は症状が固定することはきわめて困難でございますから、かような関係からいたしまして、長期療養を要するこれらの患者は、経済的に非常な苦境にあえいでいるわけであります。そこでこれらの……

第19回国会 内閣委員会 第11号(1954/03/18、26期、自由党)

○大久保委員 関連して。私もただいまの組合長の根本的な御方針には非常に満足いたしますけれども、現実に起つておる問題は、先ほどの高瀬委員の御発言のような点があるわけであります。たとえば吉田内閣打倒とか、あるいはその他の一連の政治政策反対、こういうことが国民の声として上ることは、私はもちろんさしつかえないと思う。あるいは街頭においてやられ、あるいは国会においてやられ、あるいは労働組合の建物に御掲示になるのはさしつかえないと思う。しかし公共の建物にこれを掲げる、しかも官庁でありますとか、あるいは公共企業体の建物にこれを掲げることは、かなり重要な問題ではないかと考えております。私もこの機関車乗務員に関……

第19回国会 内閣委員会 第12号(1954/03/20、26期、自由党)

○大久保委員 私は一点だけ御質問します。定員の減も、行政機構の改革も、終戦後非常にたくさんの法令ができておりまして、その法令に関連いたしまして、新しい許認可事項が中央地方とも非常にふえておると思います。この面に手をつけないで、人員の一律天引きあるいは行政機構の改革をやりましても、今辻委員も発言されましたが、かえつて行政運営を阻害する、こういう面が――すでにそういう血が出ると申しますか、定員は減しても行政の運営が阻害される、もうここまで来ておるのじやないかと思う。もう数回の整理によつて問題はそこまで追い詰められておる。それが今塚田長官が、やつてみて非常に困難なところにぶつかると言われましたのは、……

第19回国会 内閣委員会 第13号(1954/03/22、26期、自由党)

○大久保委員 私は本日お配りになりました各省別欠員数調、非常勤職員在職者数調につきまして、ちよつと御質問申し上げたいと思います。人員整理に関しましてはすでに数次行われておりますために、いろいろな行政の実際の運営上無理な点が出て来ておる。これは前回も塚田長官がみずからお認めになりました。そこで問題は、先ほど同僚の山崎委員から述べられましたように、許認可事項の整理改廃、法律の改廃と非常な至大な関係を持つておる。そこでこの整理と実際の行政の運営上の調整をどこでやつておるかというと、私は非常勤職員というところに出て来ておるのじやないかという気持がするのであります。そこで実際定員を削減せられて、行政の運……

第19回国会 内閣委員会 第14号(1954/03/23、26期、自由党)

○大久保委員 関連しまして、密入国の問題でありますが、密入国者の韓国向け送還は韓国側から拒否されているということをかつて承知いたしておりますが、現在でも密入国者の送還は韓国側は拒否しておりますか承りたい。
【次の発言】 密入国者が収容所においてかなり不穏な行動をとつたこともございますが、現在収容所にどのくらいの密入国者が送還を待つておりますか、人数をお答え願いたい。
【次の発言】 冬場に密入国者が少くなりますことは、これは海上がしけますから当然のことでございます。ぼつぼつ春ともなれば、また密入国者がふえて参りますので、季節的な循環がございますから、現在減つておるということは、ちつとも安心の材料……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/24、26期、自由党)

○大久保委員 私は一点だけお尋ねいたします。国立大学の教養学部の付属の中学、小学校、この人件費並びに研究費は非常に少くて、PTAから出しておる負担の方が多い、こういう実情であります。これはまことに国立の名にふさわしからぬ状態であります。ひいては弊害が起る面かあると思いますが、この点は御認識になつておりますかどうか、またいかなるおつもりでありますか、承りたい。

第19回国会 内閣委員会 第19号(1954/04/05、26期、自由党)

○大久保委員 私は防衛庁法案並びに自衛隊法案について御質問申し上げますが、まず最初に自衛隊法案にあります直接侵略並びに間接侵略に関連いたしまして、日本の戦時における地位の問題であります。世間におきましては、日本の中立は可能である、いかなる場合においても日本の中立保持は可能であるし、むしろ中立を行わなければならない、こういう意見がございます。私がここに外務大臣並びに保安庁長官にお尋ねしたいと考えますことは、一体日本は戦時中立を保持することができるのか。日本の置かれておる戦略的な地勢的な地位、あるいは日本の持つておる工業力、あるいは日本の有しておる人的動員力、こういうものから判断いたしますと、これ……

第19回国会 内閣委員会 第20号(1954/04/06、26期、自由党)

○大久保委員 私は最初にきのうの質問を続行いたしますが、昨日の質問で若干疑義がありました点につきまして、本日は法制局長官から明確にしていただきたいと考えるのであります。なおまた、状況によつては木村長官の御答弁をちようだいしたいと思うわけであります。  第一点は、昨日、自国内において相手国の政府の名を名乗り、共産主義革命を目標とした団体に資金を提供する、これはあるいは正当であるかもしれない、正当であろう、こういう外務大臣の御答弁がありましたが、かような場合については法制局長官はいかにお考えでありますか。私は、相手国の政府を祖国と名乗る国体に対して資金を提供する、これがかりに正当であるといたしまし……

第19回国会 内閣委員会 第22号(1954/04/09、26期、自由党)

○大久保委員 一点お尋ねいたしますが、先ほどの秘密保護問題とも関係がありますが、以前の海軍工廠でありますとか、航空工廠でありますとか、あるいは砲兵工廠でありますとか、昔の施設で現在残つておりまして、中には機械その他の施設が使えるものもございますが、こういうものについて将来何かお考えがありますかどうか、この点お尋ねいたしたい。
【次の発言】 先ほど日本側における秘密保護をやつて行くというような御答弁もありましたが、なかなかむずかしい問題と思います。民間の工場を使つて日本の新しい兵器類の造成をして行くか、あるいは若干ある程度のものは自分でもつて造成をして行くか、その辺はかなり機微な問題があると思い……

第19回国会 内閣委員会 第23号(1954/04/10、26期、自由党)

○大久保委員 先ほどの増原次長の御答弁に関してちよつと質問いたします。私が先日国際交戦権について御質問いたしましたときに、俘虜の待遇については要求はできない、待遇を期待する、こういうような長官の御答弁があつたように私は記憶しておりますが、ただいまは権利がある、要求できる、こういう御答弁でありました。いささか食い違つておるようでありますが、間違いはございませんか。

第19回国会 内閣委員会 第31号(1954/05/06、26期、自由党)

○大久保委員 私は自由党を代表して、政府提案にかかる防衛庁法案並びに自衛隊法案につき、賛成の討論をいたしたいと存じます。  第一に、自衛力を持つことを決定する前提として重要なことは、日本が戦時において中立を維持し得るかいなかの点でありますが、外務大臣及び保安庁長官の答弁によりましても、また社会党より推薦されました遠藤三郎公述人の意見によりましても、みずから中立を維持するに足る――米ソに匹敵する強大なる武力を保有しない以上、戦時において日本が中立を維持することの困難である点は、ほぼ明確となつたようであります。私はこの遠藤公述人の発言よりいたしましても、社会党の主張される非武装中立論は、その一角が……

第19回国会 内閣委員会 第33号(1954/05/15、26期、自由党)

○大久保委員 在外資産問題のことは政府委員が見えていないようですから、官房副長官の心構えを伺つておきたいと思います。私はこの在外財産問題について今回審議会が法制化されましたことはきわめてけつこうだと思います。しかし今まで長年外地におつて粒々辛苦の末、汗と血によつて築かれた財産を失われて、内地に帰還されてみじめな生活をしておられる方々に対しましては、まことに御同情にたえないわけであります。何とかしてこの御不幸な方々に対してお報いしなくちやならぬという一般の与論があつたわけでありますが、政府におかれましては今回この審議会を強化されるわけでありまして、きわめてけつこうだと考えております。そこで強化さ……

第19回国会 内閣委員会 第46号(1954/10/07、26期、自由党)

○大久保委員 私は共産主義活動というものは、その理論体系の上から申しましても、大なり小なり必ず国際的な背景があると言わなければならないと思います。一国の共産主義ということが言われましても、これは必ず国際的な裏づけを持つておることは当然であります。この点につきまして、私は日本における共産主義活動も、共産主義団体も、必ずこれは国際的な共産主義活動の指令を受け、その背景を持つて動いておるものと断定しなければならぬと思います。この点につきまして、緒方副総理あるいは公安調査庁長官の御答弁を承りたいと思います。
【次の発言】 共産主義活動が国際的な指令を受けておつて、しかもこの間藤井長官のお話によりますと……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/03、26期、自由党)

○大久保委員 今の点にちよつと関連してお尋ねいたしますが、不当に侵入して来ておる、侵略とは認められない、そういたしますと、すでに隠密の間に上つて来ているということでありましたならば、これは不当入国と考えるべき筋合いでありますかどうか。
【次の発言】 そういたしますと、この問題は木村防衛庁長官の問題であるか、あるいは山口海上保安庁長官の問題であるか。防衛出動の問題であつたならば木村長官の問題である。もし密入国を排除するならば山口長官の問題である。一体どちらの所管であるのか、どちらが正面立つてこの問題を解決されるのか、この点をお尋ねいたしたい。


■ページ上部へ

第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 内閣委員会 第1号(1954/12/16、26期、自由党)

○大久保委員 私は一点だけお伺いしておきたいと思います。  先ほど私がちよつと欠席しておりました間の同僚の質問に対しまして、憲法は現在のままで再軍備ができるというような御答弁があつたそうでありますけれども、鳩山総理大臣は自由党の憲法調査会におきまして、再軍備は憲法を改正してやるのだ、こういう一つの大きな気持から方針が打出されておつたと思いますが、この点はどうでありますか。憲法を改正しないで現在のままで再軍備ができるとお考えになりますか。憲法を改正して再軍備をして行こうという御見解でありますか。この点をひとつ……。

第21回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/17、26期、自由党)

○大久保委員 ただいま恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議決いたしましたが、私たちはすでに一時から本委員会に集まつておりまして、しかもごらんの通り委員多数が出席いたしておりまして、政府委員を待つことすでに二時間に及んだのであります。しかるに政府委員は幾たびその出席を要求いたしましても遂に出席がなく、委員会はまことに不本意ながら政府委員欠席のまま審議を開始したような次第であります。しかも驚くべきことには、官房長官も官房副長官も一体その主管の議事が進行しておるのにどこにおられるのか、どこに行つたのかまつたく居所不明、行方不明である。この国家まことに危急存亡のときに、内閣の官房長官初……


大久保武雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|26期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院26期)

大久保武雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|26期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期
第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会内閣委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1954/03/17、26期、自由党)

○大久保委員 私の質問は外務大臣並びに保安庁長官に関連しておりますが、外務大臣にまず最初に御質問いたしたいと思います。今回のMSAの協定に関連いたしまして自衛隊法案が提案されておりますけれども、これに基く自衛隊の強化というもの、すなわちMSAの協定と関連して、その部隊の力、編成等については米国の要綱に基いたものであるか、あるいは日本独自の強化方策であるか、この点を最初に御質問いたしたいと思います。
【次の発言】 私の御質問いたしたいのは、今回の自衛隊の強化内容を見ておりますと、また従来からの自衛隊の強化方針を見ておりましても、自衛隊に関連することは、とかく陸上部隊に偏重しておるように私は考えま……

第19回国会 内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号(1954/04/16、26期、自由党)

○大久保委員 ただいまの御答弁に関連いたしましてMSAの第三条を拝見いたしますと、その他の政府に対し装備、資材、役務その他の援助を提供することができる、こういう規定がございますが、これはその他の政府でございますから、たとえば朝鮮であるとか、あるいは今度の仏印の場合に、これはどうなりますか。これはただいまの問題と関連していかに考えたらよろしいか。装備、資材、役務というのは、自衛隊のものであるか、あるいはその他のものであるか、この辺を外務省からでも、保安庁からでも、法制局長官からでもけつこうですから、御説明を承りたいと思います。、
【次の発言】 装備と申しますと、自衛隊の装備は入らない、こう解すべ……

第19回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1954/04/13、26期、自由党)

○大久保委員 ちよつとお尋ねいたしますが、ただいま原子爆弾ができたから何にもいらないのだ、こういう御発言がございましたが、それはどういう意味でございますか。
【次の発言】 般的なことはまたあとで御質問します。水爆にしましても、原子爆弾にしましても、この原子爆弾自体が日本に羽がはえ、あるいは尾ひれを持つて参りますかどうか、御質問いたします。
【次の発言】 原子爆弾が、たとえばビキニに運ばれるにいたしましてもあるいは船で運ばれる、あるいは広島に洛ちた原子爆弾は飛行機で運ばれた、先生は原子爆弾がいきなり空の上から降つて来るようにおつしやいましたか、その点はさようでございますか。

第19回国会 内閣委員会公聴会 第2号(1954/04/14、26期、自由党)

○大久保委員 遠藤さんにお尋ね申し上げます。ただいま国際連合に加盟をして警察部隊を持つことを提案したい、こういう御答弁がございましたが、お尋ね申し上げたいのは、国際連合か持つべきであると御想定になります警察部隊は、いかようなものを御想定になつておりますか。お示しを願たい。
【次の発言】 ちよつとお尋ね申し上げます。ただいまの御説明にありました警察部隊でありますが、これはただいまの御抱負によりましても国が相当な乱暴を働いた場合におきましてはこれを取締る力になる、こういう御趣旨でございますが、相当な乱暴を働くということはやはり一国が無謀なる侵略を行う、こういう場合に対処しなければならぬと思います。……

第19回国会 内閣委員会人事委員会連合審査会 第1号(1954/03/24、26期、自由党)

○大久保委員 淺井総裁が見えておられますから、簡単にお尋ね申し上げたいと思います。それは公務員の本質についての淺井総裁のお考えを拝聴いたしたいのであります。公務員、特に官吏の身分、現在の公務員法並びに今後に対する淺井総裁の御所見を承りたいと思いますけれども、官吏は労働者であるものか、この点をまず承りたいと思います。
【次の発言】 私も官吏が労務者という立場のほかに、公に奉仕する、この点が非常に重大な点であうと考えております。そこで私はこの点について、今後、浅井総裁が公務員の中心となつて指導される立場上、明確に一般を率いられることを希望しますと同時に、最近できました会社の職員、これは労働者でござ……



大久保武雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|26期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

大久保武雄[衆]在籍期 : |26期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期
大久保武雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 26期在籍の他の議員はこちら→26期衆議院議員(五十音順) 26期衆議院議員(選挙区順) 26期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。