このページでは大島秀一衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○大島秀一君 ただいま議題となりました地代家賃統制令の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 地代家賃の統制は、昭和十三年以来戦後の混乱期に引き続き、物価統制政策の一環として行われてきたのでありまするが、現行統制額の水準が低いため、借家の老朽化、借家の減少等、住宅対策上再検討すべき問題を生じて参ったのであります。従って、この際借家について大修繕がなされた場合には、都道府県知事の認可によって家賃の増額を認め、また、三十坪以上の建物及びその敷地を統制の対象から除外すること等の点について改正を行わんとするのが、本法案の要旨であります。 本法……
○大島秀一君 ただいま議題となりました首都圏整備法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 わが国の政治、経済、文化等に関し重要な機能を果している東京都につきましては、首都としての重要施設の整備を推進するため、すでに昭和二十五年首都建設法が制定され、今日に至っておるのでありますが、首都への過度の産業及び人口の集中と、これに伴う環境の悪化にかんがみまして、単に首都の整備のみならず、これと社会的、経済的に密接な関係を有する周辺地域をも含めて、これが重要施設の整備を促進し、十分にその機能を発揮し得るよう措置する必要を生じて参ったのであります。そこで、本法案は、従……
○大島秀一君 ただいま議題となりました建設業法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、本案の提案の理由並びに要旨について申し上げます。現行建設業法は、建設工事の適正な施行を確保するとともに、建設業の健全な発達に資することを目的といたし、特に建設工事の請負契約に関する紛争につきましては、同法に規定する建設業審議会が解決のあっせんをすることとなっておるのでありますが、今日までの経過にかんがみ、さらに建設工事の紛争を適正かつ迅速に処理するため、新たに建設省及び都道府県に建設工事紛争処理機関を設置し、建設工事の請負契約に関する紛争……
○大島秀一君 ただいま議題となりました日本住宅公団法の一部を改正する法律案及び住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、日本住宅公団法の一部を改正する法律案について御報告申し上げます。 本法案は、日本住宅公団の業務の範囲の拡大等につきまして必要な改正を加えようとするものであります。その内容のおもな点について申し上げますと、第一に、従来公団が行なって参りました住宅用地の造成に加えまして、新市街地の造成上必要と認められる場合には、公団が学校、病院、商店、工場等の用地をも造成できるようにしたことであります。 第二に、最……
○大島委員 新潟の大火による住宅の対策につきまして申し上げます。 去る十月一日の新潟市の大火は折柄の二十二号台風による強風にあおられまして、先ほど御説明のありましたように、大災害をこうむったのであります。新潟市の場合においては主として町の中心である目抜き通りが火災を受けたために、その復興対策につき特殊の措置を講ずる必要があると思うのであります。従来も住宅の災害対策は主として公営住宅並びに公庫融資住宅の特例によっていたのでありますが、本年度より発足いたしました公団住宅につきましてもこれを災害対策に充てるべく特例を設ける必要があると思うのであります。 そこでまず第一に、本年度新潟市に公団住宅を……
○大島委員 先ほど来瀬戸山君並びに二階堂君、また薩摩君の発言によりまして、要するに本法案はぜひとも通さなければならないという根本に立ってわれわれもまたそれを審議してきたと思うのであります。そこで、その過程にあって、一つの見解によって、そのために名前をあげられた三君が非常に迷惑をこうむっておるという、そのことにつきまして、参考人として熊谷さんがおいでになって、これに対する何らの遺憾の意もないように私には見受けられるのであります。もし熊谷さんは事務局長として遺憾の意を表することができないとすれば、われわれはやはり建設委員の責任において、この問題を誠心誠意審蔵して参ったと思うのでありますでありますか……
○大島委員 新潟地区の地盤沈下対策につきましてお願い申し上げたいと思います。新潟市及びその周辺における地盤沈下の現象はきわめて顕著であり、ことに港湾地帯においては沈下の状態が一メートル八十にも及ぶ膨大な状態にありますので、これが地区内全般に相当の影響を与えつつある現状であるのであります。まことに憂慮にたえない次第であります。国土保全、民生安定ないしは産業経済の基盤確保の見地から、放置しがたい実情にあるのであります。これが現状の把握と対策の樹立とは焦眉の急務であることは申すまでもありません。これがために地盤沈下の現状並びにその原因を究明するには高度の科学的調査研究を行う必要上、新潟地区地盤沈下調……
○大島委員 ただいま政府の当局側から御説明がありましたが、大体了承いたしたのであります。ただ、私は、ただいま御説明の中に、輸入制限法案あるいはダンピング防止法案そうした問題、その他これを解決するために、アメリカ国民に対して啓蒙宣伝を重視しておるというようなことに対しましては、一応政府御当局の御苦心のほどは了とするのでありますが、私は、ただいまの通産大臣並びに通産御当局の説明だけでは、どうしても何か具体的なものを受けることができない。いま一つは、これに対する見通しが一体どのようなことになるのかどうか。これは、最も業者の人たちが関心を持っておる問題であろうし、またわれわれといたしましても、今後輸出……
○大島委員 新潟の港の問題につきましては、歴代の運輸大臣並びに御当局におかれては非常な御理解をもって、着々とその改修その他につきまして御協力を願っておりますことは、地元議員として非常に感謝するわけであります。私もこまごま御質問をするつもりでありましたが、ただいま同僚櫻井君から御質問がありましたので、時間の関係もあろうかと思いますので省略さしていただきますが、ただ一点申し上げておきたいことは、この三カ年計画案というものは、過去三カ年の沈下状態を基本として予算を計上されたものであるかのように伺っております。この過去三カ年というものは非常に遅々としておった時代が多いのでありまして、昨年から急激に沈下……
○大島委員 ただいま副知事並びに市長からるる陳情がありましたが、実は先日わざわざ建設大臣に現地視察をしていただきまして、非常に感激いたしておるような次第であります。その際、つぶさに実情を調査していただいたことと思うのであります。また実際に想像したよりもはなはだしいものであるということの御認識を得ていただいた、かように私どもは考えておるわけであります。昨日も運輸委員会におきまして、やはりそのような陳情をいたしましたが、大体新潟の地盤沈下というものが、われわれがちょっと考えたよりも、沈下の状態が急速度になってきたということがはっきりとわかってきたのであります。運輸省並びに建設省関係のこの緊急対策と……
○大島委員 関連して……。本問題に対しましては、当委員会でも数回にわたって論議がかわされたはずであります。が同時にこの内容は、これは改正してあげなければならないということは当然なことであるはずであります。そこで今の足鹿君の言われることと、これに対する答弁と伺っていますと、公務員法の改正をしなければ何もかにもできぬのだ、ただそれを便法として定員法の改正をしようという段階のように伺っておるのですが、しかし決定的に公務員に公務員法の改正ができないという答えはまだ聞いていないようであります。ということは、建設大臣は閣議においてしばしばこの問題を提案されて、何とかこれを改正すべく努力をしておられるという……
○大島委員長代理 次会工は公報をもってお知らせすることといたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十九分散会
○大島委員長代理 次に川路村村長今村正業さん。申し上こげておきますが、時間の都合がありますので、開会の際に申し上げましたように十分以内ということでありまするので、なるべく一つ簡潔に願いたいと思います。
【次の発言】 次に駒ケ根市長代理小出良作君。
○大島委員長代理 次に近藤謙三郎君。
【次の発言】 参考人の御説明は一応これで完了いたしましたが、質疑の通告がありますので、これを逐次許します。久野忠治君。
【次の発言】 関連して。ただいま中傷委員のお話はごもっともの点もありますので、非常にいいことを発言なさったと思いますが、ただ先ほど来所管大臣も、すでに当委員会においてもうしばしばこの問題を検討され、その結果これはもうすでに決定しておるものであるから、その方針には変りがないとはっきり明言をされておるようであります。しかしこの日本の産業開発のために、またいろんな角度からこのような問題を研究するということは、ぜひとも必要なことであろうという立場……
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