このページでは杉村沖治郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○杉村沖治郎君 私は、社会党両派を代表して政府提出の昭和三十年度一般会計暫定予算等三案に反対して、これが撤回を要求し、かつ両派社会党提出の政府予算案組みかえの動議に賛成するものであります。(拍手) 今回提出された政府予算案の最大の特質は、第二次鳩山内閣の暫定予算編成方針がまことにずさんきわまっており、国会の予算審議の権威をそこなうことはなはだしかったのであります。(拍手)申すまでもなく、暫定予算は年度予算に包含される性格のものでありますから、年度予算の編成方針、骨格予算の概要、年度間の財政投融資計画等については政府はできるだけ忠実に国会に報告して、暫定予算の審議をして十分ならしむべきが至当で……
○杉村委員 総理大臣にお伺いいたします。総理が中ソとの平和国交回復をいろいろとお考えになられておるということは、私はまことに敬意を表するのでありますが、この中ソとの国交回復につきまして、総理が何か思うように行かない支障があるとお考えになるとするならば、どういうところに支障があるか、それを一つお聞かせ願いたいのであります。
【次の発言】 アメリカとの関係において、何かあなたが中ソとの国交回復について制肘を受けておるというようなことはございませんですか。
【次の発言】 そういたしますとさらに進んで伺いますが、アメリカは大へん神経をとがらしてをおるのですが、中共やソ連が日本を攻撃してくるというような……
○杉村委員 通産大臣がお急ぎのようですから通産大臣に先に伺いましょう。 通産大臣に伺いますが、通産大臣は中小企業対策としてどんな対策をお持ちですか。財政投融資等において、非常に本年は中小企業のために融資を多くしておるというようなことが、民主党内及び大蔵大臣の説明の中にもあるのですが、私どもからみますと、なるほどそれは数字の上では形式的には多くなっておりますが、実際においてはどうも多くなっておるとは考えられないのであります。ことに一般会計からの投資と、資金運用部資金の融資についてはむしろ昨年度より減っております。数字の上でふえておると申しておりますけれども、それは自己資金がふえておると思うので……
○杉村委員 大へんおそくなりまして皆さんに御迷惑ですが、きのう開発銀行の総裁が来てくれればこういうことにはならない。実に昭和三十年度の財政投融資の三分の一を日本開発銀行は占めている。本年度の財政投融資は、私が申し上げるまでもなく千八百億、開発銀行に対する財政投融資が五百九十五億、約六百億でありまして、その三分の一を占めている。日本の財政経済にいかに重大なる影響があるかということは私が申し上げるまでもないのである。それにもかかわらず開発銀行総裁は、きのうの出頭を求めたのは、きのうでもなければおとといでもない。その前でもない。ずっと前に、特に重要であればこそ、開発銀行の総裁だけには一週間も前に、昨……
○杉村委員 私は日本社会党を代表して、政府提出の六月分暫定予算補正三案に反対し、かつ志村委員からただいま提出されました社会党両派の共同組みかえ動議に賛成するものであります。(拍手) 四月二十五日に本年度予算案が国会に提出されて以来、数々の政府側の説明によって、鳩山内閣は、前吉田内閣同様に憲法を空文視して、再軍備を基本方針とする反動内閣であることは、すでに国民全般にわたって明らかにされました。また選挙において公約された減税、社会保障、住宅建設等の進歩的政策と称する諸政策の具体的内容が、全く看板倒れであって、高額所得者に対するサービス本位であるにすぎないことも、すでに明らかにされたものであります……
○杉村委員 私は昭和三十年度一般会計予算修正案外二件に対しまして、総理大臣以下関係閣僚並びに民主、自由両党の代表にそれぞれお尋ねをいたしたいと思うのであります。 まず総理大臣にお尋ねいたしたいことは、午前の総括質問のときのお答えを聞いておったのでありますが、そのお答えによりますと、総理大臣はこの民主、自由両党の修正案をお認めになってお答えになっておられたのであります。私はそれであったなればいま少し早く――こうした民主、自由両党の修正案を政府が認めておるのでありましたならば、政府がみずからの原案を撤回して、いま少しく早くこれをわれわれ社会党の者にもこういうふうな案にかえたいということを発表して……
○杉村分科員 きょうひまがないと思ったものですから、実は会計検査院に対する質問を私は申し出なかったのですが、せっかく同僚北山君が聞いておりますし、幸い池田さんが見えたのでお尋ねしておきたい。この間予算委員会で尋ねたのでありますが、実はあなたも御承知のように、あの九百九十二億一千九百万円船会社に貸した金がほとんど返っておらないという状態である。そこであなたの御承知のように昨年の決算委員会において運輸省の岡田海運局長がこれ以上船会社に金を貸せば背任罪が構成する、こういうことまではっきりと答えている。これは速記録に載っておりますが、それにもかかわらず、その後第十次造船でまた金を貸したわけです。そして……
○杉村分科員 大蔵大臣に質問をいたしますが、本日は予算分科会ということになっておるのですが、この間からの新聞報道を見ておりますと、本予算について何か自由党と民主党との間に話し合いがあって、そうして本予算を変更するようなことが新聞に報道されておるのでありますが、その点はいかがでございますか。
【次の発言】 どうかもう事ここに至りましては、大蔵大臣としてのお立場もありましょうが、あまり歯に衣を着せないで、ざっくばらんに話をしていただきたいのでありますが、新聞には、あなたも民主党、自由党との折衝の席上に出ておったように書いてございますけれども、そういうことはないのでございますか。
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