高村坂彦 衆議院議員
27期国会発言一覧

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このページでは高村坂彦衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

高村坂彦[衆]本会議発言(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第34号(1956/04/17、27期、自由民主党)

○高村坂彦君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま提出せられました、文教委員会において審査中の地方教育行政の組織及び運営に関する法律案並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案について明後十九日の本会議劈頭に文教委員長の中間報告を求めるの動議を撤回すべしとの動議に対し、反対の討論を行わんとするものでございます。(拍手)  右二法案は、三月九日文教委員会に提案せられましてから、すでに一カ月余を経過し、その間二日間にわたる公聴会を開き、逐条審議も、理事会の予定いたしました日程を終っておるわけでございます。(拍手)ところが、去る十二日の委員会におきま……

第24回国会 衆議院本会議 第54号(1956/05/24、27期、自由民主党)

○高村坂彦君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提案の教科書法案、これに賛成をいたしまして、社会党の修正案に反対の討論を行わんとするものでございます。(拍手)  教科書のわが国国民教育の上に占めておりまする地位はきわめて重要でございますから、教育関係者はもとより、父兄を初め一般国民が教科書に対して多大の関心を持っておることは、これは当然といわなければなりません。(拍手)しかるに、現在の教科書に関する制度は、占領下における特殊な事情のもとに、間に合せ的に作られたものでありますから、不備欠陥も多く、すみやかにこれが是正の要があることは、何人も認めざるを得ないところでご……

高村坂彦[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

高村坂彦[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 文教委員会 第15号(1955/06/10、27期、日本民主党)

○高村委員 実は大臣にお聞きしたいと思っておるのですが――。
【次の発言】 あとから速記録を見て、適当な機会に答えてもらうようにしていただきますか――しばらくだめですか。

第22回国会 文教委員会 第16号(1955/06/13、27期、日本民主党)

○高村委員 ただいまの高木理事から御説明がありました点に関連して一つお尋ねいたします。二百万円の融資について、いろいろ具体的な計画がございまして、その計画に基いてお貸しになっておられるようですが、その建築が五月の末には完成するという予定であった。ところがまだ建築にかかっておられぬというのでありますが、それはどういう理由でございましょうか。
【次の発言】 先ほどの御説明によりますと、何工務店というのですか、ちゃんと建築契約もできておるという。そういたしますと、その請負契約というものは架空なものであったのですか、あるいは実際建築契約ができておって、それが後に何かの事情でおくれておったのか、その点は……

第22回国会 文教委員会 第17号(1955/06/17、27期、日本民主党)

○高村委員 私は、大臣に教育の根本についてお尋ねいたしたいと思います。  先般三月二十九日の当委員会におきまして、佐藤委員長より文教行政に関する基本政策についての質問がございました。これに対しまして大臣は、大体三つのことを言っておられるのであります。第一は、大臣が変ることによって根本が変るのじゃ困るということを言っておられますが、これは一つは教育の中立性ということを意味しておるのだと思います。第二は、長い間の占領行政から離脱はしたけれども、まだ教育の根本が動揺いたしておるということを言っておられるのであります。それから、概念的には、方針としては、教育基本法の大本にのっとってやりたい、こういうこ……

第22回国会 文教委員会 第29号(1955/07/26、27期、日本民主党)

○高村委員 関連質問。いろいろ参考人の方からお話を承わりましたが、一番初めにお話があった中に、何か中村という公安調査庁の方ですか、過激な思想ということを言われた。それに対して自分たちもそういうことを非常に憤慨しておると言われたのですが、過激な思想ということはどういうふうに解しておるのですか。
【次の発言】 同学会は全学連とは関係がないのでございますかどうですか。
【次の発言】 参考人にちょっとお尋ねしますが、全学連のいろいろな出版物その他を私ども見てみますと、文書なんかは共産党的に見えるんですが、あなた方はそう見えませんか。
【次の発言】 私実は今いただいた「反戦自由の伝統と同学会の歴史」とい……

第22回国会 文教委員会 第31号(1955/07/29、27期、日本民主党)

○高村委員 関連して。先般当委員のにおきまして、北海道で登山引率教官が過失致死で処罰を受けた事件は、当委員会において同僚議員から質問があったのでありますが、そのときの質問の要旨は、そうした引率教官が刑事訴追を受けるというようなことは、これは重大問題である、教員が非常に不安を感ずるであろう、従ってそれに対して文部当局の善処を要望したいといったような趣旨の御質問であったのであります。私はその事件の具体的な内容は存じませんが、いやしくも司直が業務上の過失致死として処断しなければならぬということは、これはよくよくのことであったろうと思うのであります。従いまして、そういうふうな事犯が起きたいということは……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 文教委員会 第2号(1955/11/29、27期、自由民主党)

○高村委員 緒方局長にちょっとお尋ねしたいのですが、先ほど木村参考人の御説明の中に、自治法の二百十一条と教育委員会法の五十四条との関係について御発言があったわけでありますが、自治法の二百十一条によりますと、公共団体が他の公共団体の営造物を使う場合には協議をしなければならぬということになっておる。もしそうであるとすれば、学区が数カ町村等にわたった場合にやはり協議をしなければならぬ。その協議をする場合には関係団体が議会の議決を経なければならぬということになっておりますが、また一説には、五十四条が制定された後においては、この自治法の二百十一条の規定は排除されるのだ、こういう意見もあるように聞いたので……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 地方行政委員会 第62号(1956/10/16、27期、自由民主党)

○高村委員 防衛庁長官にお伺いしたいと思いましたことは、社会党の委員諸君の質問で大体了解いたしましたが、若干まだ残っていることがございますから、少しお尋ねしたいと思います。  今回の砂川の事件は、われわれは非常に遺憾に存じます。法治国家としてこういった事態が起きましたことは、将来の政治、行政の上から考えましても、その原因を十分究明して、再びこういうことの起きないようにしなければならぬと思うわけでございます。私は今回の事件が起きました経過を冷静に考えてみますと、そこにはいろいろな、考え方の違った問題が錯綜しておりまして、ただいま社会党の諸君のお話を聞いておりましても、その間に非常な矛盾を感ずるわ……

第24回国会 文教委員会 第17号(1956/03/19、27期、自由民主党)

○高村委員 文部大臣に若干の点についてお尋ねをいたしたいと存じます。私は第二十二国会におきまして、教育の基本方針についてお尋ねをいたしたのでございます。そのことは相当多岐にわたって御質問申し上げたのでありますが、その根本は、今日の日本の教育制度というものが占領下の初期に行われたものである、従って非常に日本の伝統というようなものも無視されておるし、また外国の制度を取り入れるにいたしましても、アメリカの制度を特に取り入れられておる。また占領政治の本質からいたしまして、やはり占領というものが日本に対する戦争目的を達成する手段であって、戦果の拡大確保が目的である関係からいたしましても、その初期の、そう……

第24回国会 文教委員会 第18号(1956/03/20、27期、自由民主党)

○高村委員 文部大臣の御答弁にもありまして、もうあまりつけ加えて申し上げることはございませんが、私はここでわれわれが、この法案を論議する態度につきまして、一言申し上げたいと思うのです。外部の有力な方の御意見がありましたことは、これは人によって言を捨てず――必ずしも大学総長が言ったからということでなしに、いいことはどんどんわれわれがここで審議する上において、参考にすることはいいのでございますが、ただいまお話がございました中で、文部関係の委員会等に諮問しなかったというようなお話も、あるいはそれを尊重しなかったというお話もございますが、これについて実は文部大臣が一つ落しておると思われますので、私が気……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/04/10、27期、自由民主党)

○高村委員 第四条の問題について若干お尋ねしたいと思うのですが、第四条では委員を任命するに当りまして、「当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者」ということははっきりしておりますが、その下に「人格が高潔で、教育、学術及び文化(以下単に「教育」という)に関し識見を有するもののうちから」云々と書いてありまするが、教育の委員という職責から申しまして、特にこうした要件というものを入れられた理由はわかるのですが、合議制ですからそういう人もいなければなりませんが、中には非常に常識の豊かな方あるいは財政に通暁しているというような方が必ずしもそういう要件を備えないけれども一応入っておく方がいいという考え方をし……

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/04/25、27期、自由民主党)

○高村委員 私は総括質問がだいぶ進んだようでございますから、各条文について、若干の疑問としております点をお尋ねいたしてみたいと存じます。  まず策一条でございますが、これは先ほど平田委員からも御質問がございましたが、「水準の保持と向上を図る」という言葉がございますが、この「水準の保持と向上を図る」という中には、大臣の御答弁の中にもございましたように、極端な右に偏したもの、あるいは極端な左に偏したもの、これを是正せしめるということも入っておる、かように解釈してよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 第二条についてお尋ねいたしますが、ここに教科書という定義がございます。教科書は単なる教材の一種……

第24回国会 文教委員会 第35号(1956/05/08、27期、自由民主党)

○高村委員 関連して。私は今の具体的問題でなしに、このことは一般論として文部省の御意向を伺ってみたいと思いますが、教育委員会法ができて教育の地方分権というものが行われました後においては、過去の文部大臣の指揮監督的な立場において出された通牒の運命というものがどうなるかという問題ですね。これは法理的に考えれば、すでに文部大臣は地方の教育について指揮監督権というものはなくなっている。従ってそういう権限のなくなったものが、かつて通牒として出したものの効力というものが果して存続しているのかどうかという問題があり得ると思うのです。この問題もそういう意味からいって、私の解するところからすれば、すでに教育委員……

第24回国会 文教委員会 第36号(1956/05/09、27期、自由民主党)

○高村委員 私は先般教科書法案の第一条から第十三条まで各条項にわたりまして、若干のお尋ねをいたしましたが、本日は第二節の教科書検定審議会の部分につきまして、若干のお尋ねをいたしたいと存じます。  第十五条に「検定審議会は、八十人以内の委員で組織する。」こういうふうに規定しておりますが、この八十人を決定されました理由はどういうことでございましょうか。第十八条で、たしか政令できめることになっておりますが、この中でそういった内容がわかるような政令の御準備をしておられますのかどうか。その点も伺いたいと思います。なお第十七条に分科会の規定がございますが、この分科会の数等によってこの八十名というものが決定……

第24回国会 文教委員会 第38号(1956/05/15、27期、自由民主党)

○高村委員 私は、五月九日に第二十九条までの質疑を終っておりますので、本日は第四章から質疑をさせていただきたいと存じます。  第三十条は、教科書の発行者並びに供給業者の登録制を規定しているのでありますが、この発行者の登録申請に対しましては、あるいは供給業者についてでもですが、大体条件を備えている者は数を制限しないでみなこの登録を許されるお考えでございますか、あるいはその適正な数というものを一応考えておられますか、この点をまず伺っておきたいと存じます。
【次の発言】 そこで、現在すでに発行をいたしておる発行業者に対して、その既得権というものをお認めになるつもりかどうか。現在発行しておる者でも、そ……

第24回国会 文教委員会 第40号(1956/05/17、27期、自由民主党)

○高村委員 内閣提出の教科書法案につきまして、この際質疑打ち切りの緊急動議を提出いたします。直ちに動議の採決を願います。       午後零時十一分

第24回国会 文教委員会 第44号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○高村委員 社会党の辻原委員から修正案が提案になりましたが、社会党の諸君がこの教科書法案に対して真剣に取っ組まれまして、その是とするところを修正案として御提出になったその態度に対しましては、決して敬意を払うにやぶさかではないのでございます。しかしながらこれらの三点につきましては、すでに文部大臣あるいは政府委員等から詳細なる御説明がありまして、ただいま提案理由で御説明になったところは十分解明されておりまして、いやしくも虚心たんかいに政府の答弁をお聞きいただいたならば、私はこうした修正案が出るということはいかにも不思議に思うのでごさいますか、私はこの三つの修正の中で最も重要と考えられまする第二の点……

第24回国会 文教委員会 第45号(1956/06/02、27期、自由民主党)

○高村委員 御報告いたします。本日の請願日程中、日程一、一八八、九、一八、三七、三九、四〇、四四から四六、四九から五一、八八、一一二、一二二、一二三、一二七、一二八、一六六、一八五、八、一五六、一七八、一七、二五、三四、一九〇、一九八から二〇〇、一九一、一九六、一九七、二〇三、一九三、一五、五、四二、一八四、一九二、一九四、一九五、二〇二、二、三二、四八、一二五、五二、五三、六七、六八の各請願は、いずれも採決の上内閣に送付すべきものと決し、次に三、一一四、四、三一、六二、六九から七三、九〇、一二〇、一二一、二三、六五、七四から八七、九一から一一一、一一五から一一九、一七一、一七二、一七九、一二……

第24回国会 文教委員会 第48号(1956/07/17、27期、自由民主党)

○高村委員 時間がだいぶたっておりますから、ごく簡単にお尋ねをいたしたいと思います。  京都市において実施せんといたしております観光施設税というのがございますが、これにつきましては、実は社寺関係の方面で相当の反対があるようでございます。そこでこの問題はひとり京都だけではなくて、やはり同様な関係の地方に将来波及する可能性のある問題でもございます。それからその内容が宗教並びに教育にも関係がございますので、それらについて反対者の意見等もございますので、反対者の意見等について納得のいくような御説明をいただくことがこの際必要かと存じますので、お尋ねをいたしたいと思います。  元来宗教法人に対しましては、……

第24回国会 文教委員会 第49号(1956/09/27、27期、自由民主党)

○高村委員 私は文部大臣に簡単にお尋ねをいたしたいと思いますが、宮城県の石巻市曹洞宗の松岩寺寺院規則認証の問題に関しまして、訴願の容認の裁決を得た事件がございますが、これは問題は具体的な一つの問題でございますけれども、他にもいろいろ影響があると思いますので、具体的な問題を通じましてお尋ねいたしたいと存じます。  私の聞きましたところによりますと、宗教法人に基きまして、松岩寺は新しい宗教法人となるための認証申請の最終日である昭和二十七年の十月二日に宮城県知事に対して単立寺院としての認証申請を行なっておるのであります。これに対しまして宮城県知事は、認証期限の最終日である昭和二十九年の四月一日に、単……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第1号(1956/11/16、27期、自由民主党)

○高村委員 私も政府の御説明を伺いまして、着々と施策を進めていただいて、いることは了承いたしましたが、実は山口県の第九号並びに第十二号による災害は、その災害の内容というものがまだ十分に御理解をいただいていない点もあるかと思いますので、災害の実態等について若干申し上げましてお願いを申し上げたいと存じます。  まず今回の台風は、先ほど地元から陳情も実は本委員会にありました。実は台風と申しましても雨を伴わない台風でございまして、従って初めは大したことがないように外見上見えたのでございます。ところが日がたつに従いましてその被害が甚大であることが漸次明らかになって、収獲をしてみますとますますその被害が甚……

第25回国会 文教委員会 第1号(1956/11/21、27期、自由民主党)

○高村委員 私は文部大臣に対して今朝の朝日新聞に出ておりまする記事に関連いたしまして、まずその事実についてお伺いをいたしたいと存ずるわけでございます。今朝の朝日新聞には「警察また実力行使」「年末闘争日教組の座込みに」とこういう見出しで、次のように報道されております。「十九日文部省に座り込み警官隊の実力行使で退去させられた日教組は、二十日も文部大臣室前に座り込み、再び出動した警官隊によって省外へ連れ出された。この日、日教組では小林委員長はじめ地方の県教組代表に、支援労組も交えて約五百人が午後二時四十分文部省中庭に入り、前日の「警官隊出動は不当弾圧だ」と省内の三、四階廊下を抗議のデモ行進で練り歩い……

第25回国会 文教委員会 第2号(1956/11/28、27期、自由民主党)

○高村委員 私は文部大臣に若干のお尋ねをいたしたいと存じます。実はこういうお尋ねを本日も申し上げなければならぬことをまことに遺憾に存じますが、十九日と二十日に文部省内でデモが行われ、当時のことにつきましては、二十一日の本委員会におきまして大臣にお尋ねをいたしまして御考え等を了承いたしたのでございます。その後日教組の幹部と文部大臣がお会いになられたようでございますが、その際新聞の報ずるところによりますと、日教組の要求しておりますことと、文部大臣の御意見との間に、話し合いがつかないで、むしろ物別れになったように出ております。しかもそのときの状況は非常に一般の学童等に与える影響もよくないような内容の……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/14、27期、自由民主党)

○高村委員 学校給食法の一部を改正する法律案につきまして若干のお尋ねをいたしたいと存じます。  過ぐる第二十四国会におきまして、学校給食法の一部を改正する法律によりまして、市町村がこれらの児童の給食費の二分の一以上を援助した場合には、国が予算の範囲内でその所要経費の二分の一を補助する制度が設けられたのでありますが、今回またこの改正によりまして、その範囲を義務教育である中学校にも及ぼそうというわけで、この点はわれわれ賛成でございますが、一体準要保護児童というものは、今日全体の児童あるいは生徒の中でどのくらいになっておりますか、この点をまずお聞きしたいと思います。

第26回国会 文教委員会 第16号(1957/04/04、27期、自由民主党)

○高村委員 社会教育法の一部を改正する法律案につきまして、若干当局の所見を伺いたいと存じます。  この法律改正の内容は、社会教育関係団体のうちで、運動競技に関する全国的、国際的な事業を行うことを主たる目的とする団体に対しては、当分の間、国はその事業施行に必要な経費について助成ができる道を開きたい、こういうことでございますが、これについては、若干法律解釈の上におきまして疑問を持っている人がございますので、この際明らかにしておきたいと存じます。  その第一点は、社会教育法の第十三条に「国及び地方公共団体は、社会教育関係団体に対し、補助金を与えてはならない。」こういう規定がございますが、これの例外と……

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/10、27期、自由民主党)

○高村委員 文部大臣にお尋ねをいたしたいと思います。実は新聞等で報道されておりますが、佐賀県の教員諸君が、二月の十四日、五日、六日の三日間にわたりまして、三割、四割と一斉職務放棄をしておるということにつきまして、その実情等について、文部省の方にはいろいろ情報等もお集まりかと思います、あるいは大臣でなくてもよろしゅうございますが、まずその状況をお知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 今の初等中等局長の御説明はきわめて簡単でございまして、十分情勢が把握できませんが、この再建整備計画に基いて二百五十九名を整理するということについては、教育委員会として、その後どういうふうな対策をとって県と交……

第26回国会 文教委員会 第18号(1957/04/11、27期、自由民主党)

○高村委員 議事進行について。今憲法上の疑義が出ているわけでありますが、私がこの前に質問しましたときには、政府の見解では、憲法に違反でないという答弁があり、私もそう考えている。ところが今野原委員がそういうことを言われるから、政府の見解を明らかにする意味で、法制局長官に来てもらいまして一つ明らかにしてもらったらどうかと思います。
【次の発言】 議事進行に関して……。理事会を開くと言われますけれども、今野原委員の質問に対する法制局長官の、政府の見解を述べられたことで、大体解明されたと私は思うのです。(「納得がいかぬよ。」と呼ぶ者あり)今納得がいかぬとおっしゃるけれども……(「高村さん自身も憲法を改……

第26回国会 文教委員会 第30号(1957/07/11、27期、自由民主党)

○高村委員 関連して伺いたいと思います。実は私いろいろ伺ってみまして感じますことは、島野さん、あるいは人権擁護局長さんのお話を承わっても、しろうと考えにして考えますと、どうもこれは治療効果をねらったという弁明は立たぬような気がするのです。そこで平光さん、専門家でいらっしゃいますので、専門家としてこの事件は、やはり治療効果をねらったものと判断されますかどうか、御意見を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 われわれもどうもそう思うのです。そこで私どもかりに実験であっても、実はそれを受けた者が学問の進歩のために進んで実験台に上るということであればけっこうだと思う。ところが相手がやはり精神病患者で……

第26回国会 文教委員会 第31号(1957/07/12、27期、自由民主党)

○高村委員 関連して。実は政府委員を国会が開会しているとき、あるいは委員会の開会しているときにお呼びになることは自由であります。しかしそうでない人、たとえば参考人などを呼ぶのは、いろんな手続を経て理事会等できめて、しかもここできめて呼んでもらわぬとやはり従来の慣例からいっても間違っていると思います。これから政府委員を呼ばれることはけっこうでございますから……参考人を呼ばれることは理事会等で決定されてきまったのですかどうか、私、ちょうど休んでおりましたので恐縮ですがどうなっておったのですかお聞きします。
【次の発言】 それはおかしいのではないですか、従来の例からいって……。今のお話では公安部長な……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/09/26、27期、自由民主党)

○高村委員 ちょっと関連して。ただいま擬井委員の御質問の中にありましたけれども、この勤務評定を実施すると、教育の現場が相当混乱するだろう、こういうお話であります。なぜ混乱するか。先ほど大臣がおっしゃっておられるようにきわめて慎重な態度をとられ、妥当な結論が出ましたものを実施するに際しても、なお混乱するということは考えられないと思います。しかし私はそれについて実は若干の心配がないでもない。実は昨日でございますか、二十五日に日教組が指令を出して、全国的にこの勤務評定反対の集会をやっていると新聞が報じております。これは一体どういう内容の指令が出て、どういうことが全国的に行われたか、このことは文部省で……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/11、27期、自由民主党)

○高村委員 だんだん勤務評定の問題が論議されておりますから、私も関連して一、二お伺いしたいと思います。愛媛県で教育の現場がいろいろ混乱しているということは、われわれもまことに遺憾に存じます。そこで、きのうでございましたか、新聞で見ますと、ただいま辻原委員からも一言触れられましたが、旅館に教育事務所長が校長等を呼んで、勤務評定を出すようにという勧告をしておられるようでありますが、その際、教員組合の書記長等が数十名宿屋に押しかけて、そこでできておりました勤務評定を提出されたかどうか知りませんが、焼き捨てたということが載っておりましたが、何かその点について報告でも来ておりまして、実情が明らかになれば……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/14、27期、自由民主党)

○高村委員 関連質問。これは参議院の方に継続している案件ですけれども、参議院の方で継続審議になるかならぬかわからぬ問題で、こちらは予備審査ですから、こちらの方でもそれを問題にすること自体が私はおかしいと思います。議案の性質からここで理事会を開くとかなんとかいうことにならない案件じゃございませんか。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 地方行政委員会 第18号(1958/03/18、27期、自由民主党)

○高村坂彦君 私は市町村合併の問題について、実は最近警察の方で、警察の統廃合をやっている。その統廃合をやることが、町村の合併促進の方向と逆に行くような事例があるのです。こういう点について、何か自治庁として警察関係とお話しになったことがあるかどうか、それをまず伺ってみたいと思います。
【次の発言】 市町村合併を促進するという趣旨で、各関係の官庁等もその趣旨に沿ってやるべきだというお考えでありますが、しかし官庁によってはそういうことが十分はわかっておらぬところもあると思うのです。われわれも実際言うと、町村合併のことについて具体的に問題がありますと関心を持ちますけれども、そうでないとなかなかうとい。……

第28回国会 文教委員会 第6号(1958/03/05、27期、自由民主党)

○高村委員 実は私は国立競技場の問題につきましてもいろいろお尋ねをしたいと思いましたが、時間がだいぶ過ぎておりますから、国立学校設置法の一部を改正する法律案について、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  今回の国立学校設置法の一部を改正する目的は、科学技術教育の振興ということが主となっておるようでありますが、科学技術教育の振興ということについて、これだけの学校の設置なり、あるいは学科の増設なり、あるいは研究所の増設といったようなことで、大体満足しておるのだ、こういうお考えでございますか、あるいはなおこういうこともやりたかったけれども、他日を期するのだというような問題もおありだったかどうか、そ……

第28回国会 文教委員会 第10号(1958/03/14、27期、自由民主党)

○高村委員 実はけさほどラジオ放送で大阪市の生田区の某中学校の卒業式に不穏の状況があった、こういうことで学校当局から警察官の出張を要請したということを聞いたのであります。まだこういったことに対して詳細な報告等は文部省の方で得ておられないかもしれませんが、私は、最近の教育界にそうしたわれわれの想像のできないようなことがいろいろ起きている。これに対して文部省はどういうふうに考えておられますか。この情勢につきましても至急に一つ実態を明らかにしてこちらの方に御報告をお願いしたいと思いますが、これらの点につきまして文部当局の御所見を伺ってみたいと思います。

第28回国会 文教委員会 第11号(1958/03/19、27期、自由民主党)

○高村委員 これは事務当局でもよろしゅうございますが、義務教育費国庫負担法の一部を改正する法律案によりまして、国が教材費に要する経費の二分の一を負担するようになることはまことにけっこうだと思いますが、それにしましても、今回の予算で出ておりますのは十五億円、一体今日全国で一年間に父兄が負担しております義務教育における教材費はどのくらいになっておりますかおわかりでございましたらお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 九十八億の中で、この法律の制定によりまして地方公共団体が二分の一負担するということになりますと、三十三年度の予算におきましては国費が十五億、地方の負担が十五億、三十億ということにな……

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/26、27期、自由民主党)

○高村委員 議事進行について。実は年度がもう迫っておりまして、来年度初めから実施することが必要な法案が予算との関係でたくさん出ておるわけであります。こういうことは理事会で御相談すべきことですが、実は法案の内容等によって、いろいろ重要な問題もございますから、大いに論議しなければならぬと思いますが、両党間で意見の一致した法案につきましては、なるべく早く審議を進めてもらって、そうして参議院にもやはりある程度審議の期間をお与えするのが当然だと思います。いろいろ重要な問題は、そうした点の審議が終ってから、まだ相当会期もあることですから、十分に審議してもらう、こういうことに一つ各委員の方にも御了解をいだた……

第28回国会 文教委員会 第15号(1958/04/02、27期、自由民主党)

○高村委員 本法律案の、付則第一項中、「昭和三十三年四月一日」を「公布の日」に改める。付則第二項中、「昭和三十二年度まで」を、「この法律の施行の目前」に改める。この二つを修正いたしたいと存ずるわけであります。それは御承知のように、この法案が成立を予定しておりました日にちがずれて参りましたので、それに伴いましてこの修正を必要とするに至ったからでございます。皆様の御賛成を得たいと存じます。

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/04、27期、自由民主党)

○高村委員 本法案につきましては、今まで社会党の各委員の諸君からいろいろ詳細にわたっての質問がございましたので、私がお伺いしようと思いました点もほとんど尽きております。養護教諭の問題につきましても、私ども考えておりました点につきまして質問がございまして、当局からもその決意を十分伺いましたので、この点は質問を省略いたします。ただ一、二の点につきましてごく簡単にお尋ねしたいと思います。  今回のこの法案に関連する予算でございますが、国はこの法案に関連しましてどれだけの予算を組んでおられますか、その内訳を明らかにしていただきたい。  第二は、この法案が実施されることによりまして、地方公共団体がどのく……

第28回国会 文教委員会 第17号(1958/04/09、27期、自由民主党)

○高村委員 学級編制及び教職員定数の標準に関するこの法律案の内容を見ますと、編制の基準が、地方等で現在行われているところから見ますと、大体において一歩前進をいたしておると思います。従って、この法律案が成立いたしますと、これが完全実施されました暁におきましては、学級の、いわゆるすし詰め学級というものが解消し、さらに教育員の定数も、ある標準において確保されることになるわけであります。しかし当面県によりましては、教員の定数が、この法律案を上回る定員数を持っているところがあると聞いておりますが、具体的に、どの県が上回っておるか、その内容はどういうふうになっておるか、この点を、これは政府委員からでけっこ……

第28回国会 文教委員会 第19号(1958/04/23、27期、自由民主党)

○高村委員 へき地教育振興法の一部を改正する法律案、これは大体前進でございますが、今委員長からもお答えになりました教員の定数基準の問題、これについて一応法律が通りました。ところがやはり僻地は特別な考慮をしないと、特に養護教諭のごときはかけ持ちということが、離島なんかできないところがあるのです。そういうところでは特別に法律の規定を待って初めてそういう問題が解決つくと思うのです。そういう意味において、この法案は若干の欠陥があると思う。一歩前進の必要があるのじゃないかと思うわけでありますが、それはそれとしまして、この法案で私ちょっと考えましたのは、附則は三十四年の四月一日からということになっておりま……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 文教委員会公聴会 第3号(1956/05/11、27期、自由民主党)

○高村委員 山本公述人のいろいろ御体験等を通じての御高見を拝聴いたしまして、御共鳴申し上げる点もないではございませんが、一番心配しておられます教育の政治的な中立と教育の自主性ということについて、条文をいろいろ御引例になって御心配になっておられるのでありますが、私は若干の疑問がございますので、その点をお尋ねいたしたいと存じます。教育の中立性を保たなければならぬということは当然でございまして、この法案でも、そういう点は御指摘になりませんでしたが、政府案としても非常に肝胆を砕いておる。いかにしたら今日の日本の教育が中立性が保てるかということに肝胆を砕いておることは、皆さん条文をごらんになってもおわか……



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データ更新日:2023/02/05

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