このページでは中井一夫衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○中井一夫君 私は、先例によりまして、年長のゆえをもって議員一同を代表し、新副議長に対してはお祝いの言葉を、前副議長に対しては謝辞を申し述べたいと存じます。(拍手) ただいま副議長に中村高一君が当選されました。中村君は、多年にわたって本院に在職せられ、議会政治には豊かな経験を持たれる練達堪能の士でありまして、今日の御当選は、われわれの喜びとするところであります。(拍手) 申すまでもなく、新副議長のすぐれた人格と手腕とは、必ずよくその職責を果たし、国会の権威を擁護するはもちろん、さらにこれを高揚せらるべきことを、かたく信じて疑わないのであります。(拍手)われわれは衷心より祝意を表するものでご……
○中井(一)委員 この際私は日中貿易に関する問題と中小企業に関する問題につきまして、大臣の御所信を伺いたいと思うのであります。 日中貿易の問題は、私どもが長年関心を持って継続してきたものなのでございますが、この問題につき私どものお伺いをいたさんといたしまする、要点は、本国会において開かれました外務委員会並びに予算委員会において、大体質疑並びに政府の所信御開陳のことは尽きたようであります。私は本日ここにこれを繰り返すことはいたさないのでございますが、ただ一点、この問題の経過とまた本議会において現われました質疑応答に関係いたした事実から考えまして、いかにしても遺憾に思いますることがございますから……
○中井(一)委員 私は去る二十五日、大臣に対しまして質疑をいたしておいたのでございます。その御答弁をこの機会に承わることができれば幸いだと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁によりますと、通産省が中小企業の問題について非常な熱意を持っておられることを承わって心強く思います。事柄はむずかしい問題を多々含んでおるのでありますから、大臣におかれましても長官におかれましても一そうの御奮闘をいただきたいと思います。つきましてはただいまの御答弁に対しまして数点重ねてお尋ねを申し上げたいと思います。
まず中小企業の組織強化に関する問題であるのでありまするが、先ほどもお話しになりました通り、不況要件の……
○中井(一)委員 私はこの機会に、大臣に対しまして、中共貿易の問題、独占禁止法が緩和されるに伴い中小企業団体組織法についても同様の趣旨においてこれを改正せられたいという問題、さらに先般この委員会において問題になりました百貨店法の運営に関する問題、特に日本信用販売株式会社と百貨店が組んで、小売商の方面に大へんな進出をいたしておる、こういう問題についての御所見を承わりたいと思うのであります。 まず中共貿易でございますが、去る七日に輸出入組合がいわゆる白書を発表して、この際中共貿易の行き詰まりをぜひ打開してもらいたいと政府に要望いたしたのであります。私ども先年中共を親しく見て参りました者にとりまし……
○中井(一)委員 本日は、私は近く開かれる臨時国会並びに来年度の予算の編成期に備えまして、一般通産関係の諸問題について、とくと通帳大臣の御所見を伺いたいと思っておったのでありますけれども、大臣は御欠席でございますから、緊急なる数点についてのみお伺いをして、一応当路者から御意見を伺っておきたいと思います。なおこの質問は、来るべき委員会に重ねて通産大臣に伺いたいと思いますから、この質疑をお聞きの当路者は、通産大臣によくその旨をお伝え願いたいと思います。 まず百貨店と日通販の問題なのでありますが、百貨店法が三十一年にしかれて以来今日に至りますまで、百貨店の行き過ぎを是正するというような意味において……
○中井一夫君 請願の要旨を本員より申し上げます。 郵政省におかれましては、簡易保険並びに郵便年金加入者に対する老後の生活安定と福利の増進をはかる厚生施設として、すでに熱海に熱海荘、別府に海南荘をそれぞれ設置せられ、また目下北海道朝里においても御建設中の由、邦家のためまことに御同慶にたえない次第でございます。政府におかれては、大阪郵政局管内にも同ホームを設置される御計画のごとく仄聞いたし、神戸市はかねてより交通、気候、風土に恵まれ、日本最古の温泉として知られております兵庫区内の泉郷有馬を御選定願いたき旨陳情申し上げて参っておる次第でございまして、去る昭和三十二年五月、第二十六通常国会において請……
○中井(一)委員 この際企業局長に、先般来本委員会において問題になり、政府から報告されればならぬ問題につきお伺いをいたします。百貨店と日本信用販売株式会社の関係については、私主張のごとく、その行き過ぎを規制せねばならぬということとなり、先月の六日、通産省は、大臣並びに企業局長の名をもって、百貨店に対し、自粛の勧告をせられたのでございます。この勧告は、百貨店法施行されて以来初めての勧告でありまして、私は大臣並びに通産当局に対し、小売業者のために、厚く感謝をいたします。ただしこの勧告の効果がどの程度に現われるかということについては、今までの委員会においてすでに問題となったところでありまして、通産省……
○中井(一)委員 私はただいま上程の小売商業特別措置法案につきまして質疑をいたすものでございますが、おそらく五時間はかかると思いますから御了承を願います。 政府が本案を提出せられるに至りました背景は、中小企業問題の重要性にある、よってその一般的な対策をまずもって明白にいたしておくことは、本案審議の基礎的前提として必要であると信ずるのでございます。従って私は、この際委員長に特に本案自体以外、中小企業の根本的な基礎問題についても政府の所信をただすことをお許しいただきたいのであります。 わが国の商工業は国民経済の過半を動かしておるのみならず、実に過剰人口のたまり場とせられておる、その現状は、今や……
○中井(一)委員 この質問の順序は、元来田中委員が冒頭にされるはずであったのが、特に私にお譲りいただきましたので感謝の意を表します。 私は主として小売市場の問題について伺うつもりで、おったのでありますが、ただいま中林生協連専務理事の御公述を承わっている間に、中林さんは、生協問題が今日やかましくなったゆえんについて根本的な誤解を持っておられることを発見いたしました。それは生協のためにも、また日本の小売商問題のためにも、さらに通産省、厚生省の行き方についても重大なる影響を及ぼすものと思いますから、中林さんの誤解を指摘いたしまして、かつ御所見を伺いたいと思います。 御公述の中には、わが国の生協、……
○中井(一)委員 私はただいま上程されておりまする特許法案等につきまして、その根本的な問題と、あわせて二、三副次の問題について質疑をいたそうとするものでございます。 まずお伺いをいたしますことは、これらの法案が参議院を通過するに当りまして、三項目にわたる附帯決議が付せられたことについてであります。すなわち、わが国現在におきまして、裁判所における裁判が、数年かかってもなお結論を得ることができないという、いかにもこの世のものとも思えぬような遅々たる進行ぶりに対しまして、国民より峻厳なる批判があるのでございます。同様に特許庁における特許その他の問題に関する審査、審判、登録等の手続がおくれて、日進月……
○中井(一)委員 大臣は見えませんか。
【次の発言】 池田通商産業大臣が新たに通産省の行政をあずかることになって以来すでに数カ月を経過いたしました。ことに、近く予算編成のときを前にいたしまして、通産大臣としても、この複雑多岐なわが国の産業経済、ことに中小企業に対する政策の実行について格段の研究も進められておると思うのでございます。従って、私はその全般につき質疑をいたしたいと存じておったのでございますけれども、大臣まだ御出席がありませんから、この際その部門の一つであるチケット販売の問題につきまして、当局の御意見を伺い、またぜひともこの際勇気を出して、この問題解決のためにお進めを願いたいということ……
○中井(一)委員 私の質問はどうしても通産大臣としての御所見を承わる必要があるのであります。しかし本日はダレス長官の追悼会のために欠席のようでありますから、大臣に対する質疑は次の機会に留保いたします。ついては本日は中小企業、特に小売商と百貨店並びにチケットの発行機関である日本信用販売会社等に関する根本的な問題について、政府当局の御所見を伺い、かつ私の切実なる要望を申し入れたいと思うのであります。 まず伺いたいのは、前回の委員会において私から強く要望をいたしておいたのでありますが、百貨店の割賦販売の問題につきまして、昨秋産業合理化審議会流通部会が開かれてからまさに一年を経過いたします。本月五日……
○中井(一)委員 委員長は、公私御多端のところ、わざわざヨーロッパまでおいでになって、親しくかの地の事情をごらんになり、御報告いただきましたことは、われわれにとって非常に参考になり、感謝にたえません。 つきましては、お伺いいたしたいことは、この委員会はどういうふうに御進行になり、どういうめどに結論を得られようとするのでありましょうか。申し上げるまでもなく、自由民主党におきましては、選挙制度の調査会を特に創設しまして、そうして現にその調査を進行いたしつつあり、政府におかれても、選挙制度調査会を再開して、しかも本年十二月中には一応の答申を得るために、御努力のあることを承知いたすのであります。従い……
○中井(一)委員 大臣は参議院に行っておられるのでありますが、どのくらい時間がたてばこちらに来られるか、予定を承っておきたいと思います。
【次の発言】 それでは大臣に対する質問はあと回しにいたしまして、一応企業局長にお尋ねをいたします。
本年の九月九日、当委員会において私は百貨店並びに日信販等のクーポン業者との結びつきによる割賦販売の勢いがあまりにも行き過ぎる結果、小売商を圧迫して、小売商を困難な立場に追いやりつつある、これは政治的に社会的に黙過することはできないことだから、政府としてはすみやかにこれを制約する方策を講じ、小売商の困難な状態を救済すべきであるということを強く要請したのでござい……
○中井(一)委員 この際参考人のうち数人のお方にお伺いをいたします。皆さんにおかれては、その要領を明瞭にお答えを下さればありがたく存じます。 まず戸川平塚市長にお伺いをいたしますが、あなたはただいま市長としては低姿勢、文化人としては高姿勢、その前提で競輪についての賛否両論をこきまぜた御意見の御発表がございました。ことに競輪悪妻論は、さすが文化人戸川さんだと愉快に拝聴いたしました。まず伺いますが、あなたの市におきましては、市の全収入と競輪収入との割合はいかがでございますか、それが一つと、それから、承るところによると、市の財政上競輪の収入を予定しておられる割合が非常に多いということですが、はたし……
○中井(一)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいまの南君の動議に御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、高橋英吉君が委員長に当選されました。(拍手)
高橋英吉君に本席を譲ります。
○中井(一)委員 関連して高城日本商工会議所専務理事にお尋ねをしたい。先ほど来始関さんを初め皆さんから、だんだん御質疑があるのに対して、商工会議所は零細商工業者のためにも尽力している。また零細商工業者の意見も十分に取り上げておる、そういうことをおっしゃったのでありますが、私はこの数年来、中小商工業者のためにのみ一生懸命やっておるものであるが、いまだかつてほんとうの零細商工業者の困難な問題について、商工会議所が御尽力になった事実を知らないのであります。今度商工会法案というものを政府が出すに至ったのも、日本の商工会議所というものが、大資本家というような方面の連絡のみが強くて、零細商工業者のためにと……
○中井(一)委員 住宅局長にこの機会にお尋ねしたいのですが、最近いわゆる住宅の割賦販売、また月賦建設というような名のもとに行なわれるところの取引におきまして、ずいぶん弊害がある。そこで、これを取り締まる法令を作ってもらいたいということが各方面から出ておる。今建設省では、それについて何らかの法令を作ることをお考えになっておるのですか。
【次の発言】 それは検討だけですか、ほんとうに作るつもりなんですか。
【次の発言】 実は今、本委員会で問題になっておる物品の割賦販売法に関連して思い出されるのは、今の住宅の問題なんです。私どもはこの委員会の審議の経過を聞いておりまして、現に弊害があるとせられるとこ……
○中井(一)委員 私は自由民主党を代表して政府原案に賛成いたすものであります。本法案は、割賦販売に関する取引の秩序を定める法律として小売商業者の営業を保護する反面において、その買受人である一般顧客の利益をも擁護しておるものでありまして、これが制定はまことに画期的なものであるとともに、まさにその時宜を得たるものであります。私は、この際、これが制定のために努力をせられた政府当局ことに産業合理化審議会委員各位に対してその労を多とするものでございます。しかしながら同時に私は本法の施行に伴って、さらに割賦販売を行なう小売商業者のためにその金融を潤沢になし、また税制面、特にその物品税、事業税を軽減する等格……
○中井(一)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの古川君の動議に御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議の通り高橋英吉君が委員長に当選されました。(拍手)
高橋委員長に本席を譲ります。
○中井(一)委員 ここに動議を提出いたします。委員長の互選は、投票によらないで、鹿野彦吉君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○中井(一)委員 本日は小委員会後の総会でございまして、本問題に関する質疑応答にも入られることと思うのでありますが、ただいま三浦次長から御報告のございました最後の議員定数の改正に関する事項でございます。このことにつきましては、委員長も先般来種々御配慮をいただきまして、その結果、昨日の小委員会におきましては、留保されておりました社会党の代表委員の御提案等もあった次第であります。いよいよ本委員会において、増員問題が真剣な三党一致の立場で審議に入るということになったわけでございます。ただ、それにつきましては、昨日の社会党の御提案には一つの条件と申すべきものがついておるように思うのでございます。そこに……
○中井(一)委員 本日ここに、先般来委員長初め各委員諸君の非常な御努力によって審議を尽くされました改正案が議決されるにあたりまして私はさらに一つの重要なる決議をいたしたいと思うのであります。社会党、民主社会党並びに自由民主党共同の意思でこの決議が可決せられまするならば、まことに幸いだと存じます。 まず、決議の案文を朗読いたします。 衆議院議員の選挙区別人口と議員定数との間には、地区により甚だしい不均衡が認められる。 よつて政府はこれが是正をはかるため、すみやかに適当なる措置を講ずべきである。 というのでございます。 今その理由を簡単に説明をいたします。 第一に、選挙権の公平は選挙法の……
○中井(一)小委員 私は、ただ一点だけ輸出貿易に関する問題で大臣の御所見を伺いたい。かつ、これは実際問題と法律の建前とがどうしても一致しませんから起る問題でありますので、ぜひ通産省としての御考慮をお願いしたいと思うのであります。そういう意味において私は質問をいたすのでございますが、輸出貿易を盛んにするということにつきまして、いよいよ政府も本腰を入れられて、もとよりその中心は通産省でおやりになる。しかるところ、最近東京の警視庁を中心にして起っておる問題があります。私は、その内情を聞き知って、これは何としても国家的の見地から、通産省においても一つお考え下さらねばならぬ、こういうふうに思うのでござい……
○中井(一)小委員 議事進行について。ただいま田中委員から私の名をさして御発言がありましたので、議事進行に関する意見として申し上げたいと思います。法人の理事全体に対して処罰があったと言われるのでありますが、私どもはそういう事実はないと考えておるのであります。従って、そういう事実があると言われる田中委員の手元においてその事実をお知りになった上でなくては、そういう御発言はあるべきではないと思うのであります。しかるに、みずからその実例をお持ちにならずに、刑事局長を呼んで、あるかないかをお聞きになると言われるならば、ただいまの御発言は、はっきりした事実を持たずにあると言われたと思わざるを得ぬのでありま……
○中井(一)小委員 この機会に、自治省当局の御意見を伺っておきたい点は数点ございますが、そのうちの根本的な問題をまず伺いたいと思うのであります。 すなわち、本日ここに御提示になった要目は、各党の意見を参酌しこの項目でございまして、すべて大切なものであるということは相違ありません。しかしながら、私どもの信ずるところによれば、選挙法の根本精神とするものは、国民の意思を公平に代表し得る議員を選ぶということなのでありますから、もし現行の選挙法にこの点についての欠陥があるならば、この際、何よりもこの点を改革してこそ、選挙法の改正を国会がなし得たりと国民に言い得ることができるものと思うのであります。しか……
○中井(一)小委員 議事の進行について発言をいたしたいと思うのであります。 それは本小委員会の人数のことであります。八月の十日における委員会におきまして、委員長の御発言によって小委員を設けることにせられ、その数を八名ということに決定されたのであります。そうしてそのときの趣旨は、各党から出ておるところの本委員会の理事全部を小委員にする、その理事の数は八人でございますから、八人ということに相なったと思うのであります。もとよりその小委員会には委員長もお加わり願って、その小委員会の委員長は鹿野委員長がその地位におつきいただく、こういう了解であったと信ずるのであります。しかるに、この了解が、どういうわ……
○中井(一)小委員 今、島上、山下両君から御発言がございましたが、もとより、この委員会における三党の相談合いというものが、これからなさるべき選挙法改正の骨子になることは当然であります。しかしながら、すでに今委員長からもお話がありました通り、今回は正式の委員会でなくして、懇談会でもって進んでおるというところに意義があるのでありまして、各党派の一致した意見でなければ、この短い臨時国会には間に合わない。それらの問題は、同じように各党派内にもあるはずでありまして、われわれ小委員としましては、できるだけこの小委員会における懇談会の結果をもって党の意見とするということについては、懸命に努力をいたしておると……
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