このページでは細田義安衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○細田委員 ちょっと私関連してお尋ねしたいのですが……。
【次の発言】 ただいまのお話は、特に私ども青梅・羽村地区とかあるいは日野・八王子地区とかで現在始まっているわけです。これが始まると、千八百円から二千円でやれ、こういうふうに委員会なりあるいは公団は目標を置いてやるわけでありますが、それがまとまって参りますと、すぐその隣地が暴騰するということは歴然たる事実でございます。従って、最初に国策に応じて売買に応ずるというような諸君は、見方によっては一種の犠牲者であって、この人たちがまとまってくれなければ工業地域の造成ができないということで、現在の都市計画というものは、現在ありまする都市を中心にして……
○細田(義)委員 関連して。 私は今まで論議されました問題に関連をいたしまして政府にお願いするわけでありますが、農協は農民の拠点をなしている。相談の場所でもあるし、またお互いに啓発をし合っていく場所でもあるというような役割を農村においてはしている。しかし、農協自体を回顧いたしますと、私も七年ばかり農協組合長をやった経験を持っておりますが、二色あるのです。特に最近の都市近郊の農協というものは、一見市街地信用組合というような形において、金融面において非常に活発に動いておる。七億、十億の預金を持っておる。こういうのはそうめんどうを見る必要もなかろうと思いますが、何か弱小国というのがあるそうですが、……
○細田(義)委員長代理 佐藤觀次郎君。
【次の発言】 春日一幸君。
○細田(義)委員 ただいまもお話がありました政府の道路整備新五カ年二兆一千億計画、この中において財源にガソリン税を一五%上げるということでありますが、私は、これに関連をいたしまして、予算の配分等に関しまして二、三の点を大蔵大臣にお尋ねしたいと思います。 去る二月二十四日に出ておりまする時事通信でありますが、この官庁速報によりますると、大蔵省は、道路整備新五カ年計画の事業内容について検討を進めておるが、有料道路事業の東海道幹線自動車国道には相当額の事業費を認める方針なのに反しまして、いわゆる中央道については、建設省、自民党筋の中央道にもぜひ事業費を配分すべきだという強い要望があるのでありますが……
○細田(義)委員 関連して。 先輩の諸君からいろいろ御質問があったのでありますが、道路予算の考えが出まして、三十三年から三十七年にわたって一兆円の金をもって道路をやるということで、中央道に当時百三億というものが考えられておったわけです。三十七年度、来年度がその最終の年度であります。従来の一兆円の予算においても、三十七年度までには百二億という金が道路の整備あるいは実施の面に使われるという考え方があったわけです。われわれは二兆三千億を主張したのでありますが、財源の都合で折り合っての二兆一千億、この中において三十七年度に何と二十億でがまんをせよというような話であるとするならば、これはきわめて後退で……
○細田委員 関連して。さっき大蔵大臣がおれば、二、三時間びっしりお聞きしたいと思ったのですが、堀さんと大体同じような考え方ですが、東京へ行きましても大阪へ行きましても、道路を歩きましても、あの詰まっておる姿は、金があってやらないからということじゃないのでありまして、金があってもいなかでは坪五百円で買える。しかしこちらでは坪百万円でなければ土地を提供してくれぬという財源の大きな需要というものに質的な差がある。それから水田氏の考えは民生保護県みたいなところに日本の大府県を持っていこうという考え方です。政治家として腕前があり、見識があるなら、私は東京、大阪に近づけるような努力をして政治を営まなければ……
○細田(義)委員 中島委員の質疑に関連をしてお尋ねしたいのであります。 それは、この問答を通じて私ども聞いておりまして、基本的な考え方、腹の置き方、こういうものは今ごろわれわれが申し上げることは、時期としてはもう過ぎていることでありますが、さて聞いておりますと、この中央自動車道というものは国土を縦貫して、開発をされていない地域を格差を解消するために開発をして参る――その他の条件がありますが、ここに大きな重点があって、従来の道路行政とかこういうもので考えました法制下において訓練をされた諸君の頭では、なかなか理解もしにくいあるいは他の各省もこれに共鳴いたしかねるという分野がたくさんあろうと思う。……
○細田(義)委員 国税通則法の改正につきましては、納税者あるいは一部の関心を持った方々に強い反響を呼び起こしまして今日に至ったわけであります。かような点から、私は若干の点につきまして概括的にお尋ねをいたしたいと思うのであります。 およそ法というのは、その国家、その社会の生活を規律するものでありますから、各時代におけるその民族、あるいはその国民に臨む法機関というものは、それぞれの国民、それぞれの国家の現状に適合するものでなければならぬ、こう思うのであります。従って、いたずらに理想を追いまして、現実の国民生活から遊離をいたしたものであってはならない。それ自体は理論的でありあるいは租税法学の理念に……
○細田(義)委員 関連して。今の陳情をお聞きいたしまして、私ども、さようなことを二、三年に入れる機会を持ったわけでございます。そこで主税局長のお話では、売れないもの、気に食わないものは返すというわけですが、損も得も一応は承知をして、商取引は済んだわけでございますから、産業の慣習としては、法律上はどうであろうとも、これを押し返すということはなかなかできない。しかし、他方もうけた諸君がありましても、中小企業、しかもあまり大きくない小企業の諸君が、税法の改正――他方においては、酒税一般としては税金を下げるということでございますね。他方、そのために余波を食って――従価税そのものの考え方、またそれに該当……
○細田(義)委員 私は自由民主党を代表いたしまして、国税通則法及び国税通則法の施行等に伴う関係法令の整備等に関する法律案につきてまして、賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手) 今回国税通則法を制定いたします趣旨は、第一に、税法の民主化をはかりまして、税法を納税者のものとする見地から、現行税法の複雑難解な仕組みを解きほぐしまして、各税に固有な課税実態に関する規定は各税法に、手続規定を主とする各税に共通する規定は取りまとめて国税通則法にそれぞれ規定することになったのでございます。税法の簡素平明化をはかるとともに、その理解を容易にすることにあったのであります。他面このように整備されました……
○細田(義)委員 ただいま議題となりました修正案について、提案の趣旨及びその内容を簡単に御説明申し上げます。 修正案の案文はお手元にお配りしてありますので、朗読は省略させていただきます。 御承知の通り、政府原案ではこの法律の施行期日を昭和三十七年四月一日からと規定しておりますが、すでに四月一日を経過しておりますので、これを公布の日から施行することに定めようとするものであります。
○細田(義)委員 ただいま議題となりました附帯決議について、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。 附帯決議の案文はお手元にお配りしてありまするから、朗読は省略させていただきます。
○細田(義)委員 ただいま横山委員より動議として提出されました中小企業金融の積極化のための措置に関する決議案に対し、私は賛成の意見を述べたいと存じます。 昨年九月以来、本格的な景気調整策がとられまして、これに伴い、金融引き締めの影響が中小企業に不当にしわ寄せせられることを防止するため、昨年末に民間金融機関に対する中小企業向け特例買いオペ三百五十億円、政府系三機関に対する財政投融資の追加四百五十億円が実施されまして、また本年二月にも、重ねて特別買いオペ百五十億円と財政投融資追加百十億円が実施され、さらに二、三月の両度にわたり第四・四半期の財政揚超緩和対策として千四百億円の一般買いオペが実施され……
○細田(義)委員 私は、経済についていろいろの御議論があり、また閣僚間にも見解の相違があるという中において税収の面から日本の経済をながめたい、こういうことで二、三のお尋ねをしたいのであります。 いわゆる金融の危機ということが言われておりましたが、政府の配慮なりあるいは与野党一致いたしましてのこれに対する協力が功を奏したと申しまするか、十二月の危機といいあるいは三月の危機といい、これは回避ができたわけでございます。こうした考え方の背後に、最近の金融市場を見まして楽観している向きが多いようにもまた思われるのであります。たとえば五、六日前でございますが、東京手形交換所の不渡り手形が発表になりました……
○細田委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、産業投資特別会計法の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行なわんとするものでございます。 ガリオア・エロア等の対米債務につきましては、前国会においてすでにその協定が承認され、第一回の賦払金の予算も通過しておるのでございます。また、当時財源の一部として、一般会計から産投会計へ繰り入れます二百三十億円につきましても、前国会におきましてすでにその予算を通過さしておるのであります。従って、本改正案も、本来当然に前の国会において御承認を願う、御議決を願うということになる筋合であったのであります。かくいたしまして、その内容もまたこれらの支払いに対する経……
○細田委員 贋造通貨の問題につきましては、委員会におきまして活発に論議がされたわけでございますが、この際、自由民主党、日本社会党、民主社会党、三派の共同提案によりまして一つの決議をいたしまして、この問題に対するところの根本的な対策を講じてもらいたい、かような点から決議の趣旨を申し上げたいと存じます。 まず最初に贋造通貨対策に関する決議、この案文を読み上げます。 今回の贋造通貨事件のすみやかな 解決は通貨の信用を維持する上に極 めて重要である。 政府は関係機関の密接な協議体制 を充実強化するとともに事件解決の ため国民の広帆な協力をえられるよ う報償金等について特別の措置を行……
○細田(義)小委員 関連をしてお尋ねをしたいのでありますが、この事案を聞いておりまして、これは、職員の側と申しますか、税務署の側におきましても、税理士の側におきましても、私は必ずしも適正ではないと思う、困ったことであるというふうな感じを率直に受けるわけであります。そこで、私ども弁護士の仲間では、弁護士会が法制上自主的に懲戒をする権能を持っておるわけでありますが、税理士の関係におきましては、税務という代理行為、片や訴訟を代行してやるというようなことで、職能の面においては違いがありますが、相似た共通点を持っておるわけですね。そういう場合において、税理士会それ自体はそれだけの権能を持っておらぬようで……
○細田(義)小委員 現在昭和三十七年度の予算の編成の作業に各省とも入っております。特に各省の要求につきまして、大蔵省はこれを査定して政府の予算を作る最中でございますので、現時点を中心にいたしまして、どのように現在の経済を考えておるか、どう昭和三十七年を展望しておるかということを中心にいたしまして伺いたいのであります。そこで責めるとか究明するとかいうようなことではありませんで、率直にお答えを願いたいと思うのであります。 去る十月の五日に、英国におきましては公定歩合の〇・五%の引き下げを実施しております。これについてイングランド銀行は次のような声明を出しております。七%という高い公定歩合は他の信……
○細田(義)小委員 ただいま大月局長さんから金融の概括についてのお話がありまして、私ども野党も一緒に、年末の金融あるいは一―三月の問題、かような点につきまして、政府に御要望申し上げておりまして、十分かどうかにつきましては議論なり意見なりがあろうかと存じますが、おおむね世間で考えておりましたような危機は回避をされておると申しますか、こういう点については、政府の配慮というものが、十分にとは申しませんが、きき目があった、かように感じておるわけであります。しかし他面におきまして、金融機関が今日どういう実態で運営されておるかというような点をながめますと、金融機間相互間におきましては、非常に高い金のやりと……
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