このページでは宇田国栄衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○宇田委員 今委員長が、僕の言わんとするところを言うたが、私は、世界の観光施設を見て回った。イタリアは、千五百万のいわゆる外来客を吸収して、そうして第一の産業にのし上がった。アメリカも第二の産業にのし上がった。日本だけが、遺憾ながら微々としておる。そこで、イタリアは、一昨年八月観光局を観光省に昇格した。日本もこの例にならって、今同僚議員から言われたように、それくらいの襟度を持って、予算を今後どしどし出して、そして獲得するようにお願いします。
○宇田委員長代理 山田長司君。
【次の発言】 今後の審査日程につきましては、散会後の理事会によって協議いたすこととし、本日は、この程度にとどめ、散会いたします。
午後四時十五分散会
○宇田委員 関連。従来決算委員会で各省の予算を検討してきたが、法務省は、予算に対する意欲が非常に低下しておる。従来から文部省、法務省というのは、予算取りが下手だというのは、通例なんだ。今小川委員は、ほんとうにあなた方に対するプラスの質問をしておられる。人事院の勧告もあることだし、当然のことなのだから、大手を振って具体的に大蔵省に対して要求すべきことですから、どうか賢明なる政務次官におかれても、今後はもう少し予算を積極的に取るということを、強く要望された方がいいと思う。大体法務省は、予算に対しておとなしい。ちょっと私は御注意申し上げておく。
○宇田委員長代理 木村公平君
○宇田委員 関連して。この問題は非常に当時の新聞をにぎわした問題であって、間組が一万円で入札したけれども、これは当時辞退したか、あるいは建設省は建設業者のおもなものを抜粋というか、抜擢してやらしたというふうにもわれわれは聞いているのでありますが、小畑説明員がその間の事情を知らないことはないと思うのです、管轄違いであっても。その点を……。
○宇田委員 関連して。ただいま総裁から懇切丁寧な答弁をいただきましたが、この貸付事務の手続の簡素化ということをもう少し検討してもらいたいのでありますが、御所見を承りたい。
○宇田委員 航空局長が御列席だから、関連してほかの問題で……。たとえば航空管制ということ、それがために、たとえば福岡でも、着陸と離陸の際に、いわゆるアメリカの飛行機のために民間航空に非常な悪影響を来たす。そして乗客が非常に迷惑をする。たとえば福岡の上空のごときは三十分も待たされる。三十分だと岩国まで行ってしまう。そういうことで非常に時間が狂ってくる。それだから利用者が非常に閉口しておる。それでありますから、航空局長が何かの形で軍の方に交渉されて、離陸、着陸のいわゆる航空管制をなるたけ民間の航空に優先的にやってもらうように、これを一つこの際要望しておきます。
○宇田委員 モーターボートの競走による収益金が地方財政に貢献していることは、皆様方も御承知であります。私は、先年観光使節としてモンテカルロ、モナコに参りましたが、ばくちでもっていわゆる財政を立てておるところであります。ところが、これは全くのいわゆるかけごとの標本ともいうべきものでありますが、わが日本の競馬、競輪、なかんずくモーターボート競走は、同じかけごとの中でも非常に大衆性があり、そしてまた、明朗な競技だと私は信じておるのであります。そこで、ことに競輪や競馬などと違った点は、その収益の一部が海事思想の高揚になり、あるいは海難防止等、各種の事業に有効に使用されておるという点でございます。これら……
○宇田委員 ただいま木村委員が質問したことは、何も容喙したり干渉したりすることにはちっともならない。ことに西村委員は収入やあるいは出発の当時の財産がどうという質問をしているのであるから、従って政党に所属しているいかんを聞いても、それは何らそういうことには関係がないと思いますから、一つその点は委員長においてよろしくお取り計らいを願います。
○宇田政府委員 昭和三十五年度における行政管理庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 行政管理庁の歳出予算現額は、十八億七千百九十八万円でありまして、支出済歳出額は、十八億五千七百五十八万円、不用額は、一千四百四十万円であります。 歳出予算現額の内訳は、歳出予算額十八億七千百二十三万円、経済企画庁から移用額五十万円、科学技術庁から移用額二十五万円であります。 支出済歳出額のおもなものは、人件費八億七千六百四十九万一千円、事務費一億二千四百二十七万六千円、うち、行政監察旅費三千九百七万一千円、統計調査事務地方公共団体委託費八億五千六百八十一万三千円であります。 不用……
○宇田政府委員 長官がただいま留守でございますので、私から発言をお許し願います。 慎重御審議をいただきまして本法案が可決されましたことは、非常に感謝にたえない次第であります。 この法案について先ほどからの御注意もありました通り、本法案の運用、また行政の指導という事項に対しましては、留意いたしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
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