このページでは松山千恵子衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○松山千惠子君 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、四法律の改正を内容とするものでございますが、 第一に、戦傷病者戦没者遺族等援護法については、恩給法等の一部改正法案と関連して、遺族年金を現行の五万一千円から七万一千円に、遺族給与金を二万五千五百円から三万五千五百円に増額するとともに、障害年金及び障害一時金をもそれぞれ増額するものでございます。 第二に、夫帰還者留守家族等援護法については、留守家族手当を四千二百五十円から五千九百十円に増額するとともに、葬祭料を三千……
○松山委員 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となりました児童扶養手当法案に対する修正について、その提案の理由を申し上げます。
先ほど母子福祉年金の受給資格について、本人の所得制限の修正案が出されましたのに伴いまして、児童扶養についても、母その他の受給資格者の所得制限を同様に緩和しようとするものであります。
何とぞ、すみやかに御可決あらんことを望みます。
【次の発言】 私は、自民、社会、民社三党を代表いたしまして、児童扶養手当法案につき、附帯決議をつけることの動議を提出したいと思います。
案文を朗読いたします。
児童扶養手当法案に対する附帯決議
一、政府は、本制度の実施にあた……
○松山委員 本委員会国政調査委員派遣第一班として、去る十一月十三日から四日間、淺沼、本島両委員及び私の三名は、秋田、山形両県における厚生及び労働行政、特に社会福祉施設の実情を視察して参りました。以下、その概要について御報告を申し上げます。 最初に秋田県について申し上げます。秋田県におきましては、まず県庁において小畑知事以下関係部長より業務概況の説明を聴取したあと、県庁内にある母子福祉会の事務所を訪れました。母子福祉会は、県から年間八百五万円の代金で県庁舎の清掃を請け負っている組織でありまして、昭和三十四年十二月から業務を開始し、秋田市内の未亡人会の会員中の希望者を就労させており、現在九十二名……
○松山委員 私は児童扶養手当改正法案に対して、二、三簡単に御質問申し上げたいと思うのでございます。何分にもふなれで、不勉強な未熟者でございますので、質問点の重複の点などがございましたときは、一つよろしく御了承いただきたいと思います。 本改正案は、率直に言って、他の年金改正案と全く同様に、所得制限の十三万円が十五万円に、月手当児童二人の場合千二百円が千四百円にといった、いわゆる支給制限の緩和と月手当の増額がその全部でございますが、その内容はまことにけっこうというべきでございましょう。しかしそれは、あくまで現行法に対してけっこうだというべきでございまして、その内容には幾多研究すべきものがあるのだ……
○松山委員 私は、ただいま議題となっております両案に、それぞれ附帯決議を付すべしとの動議につきまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党を代表いたしまして、その趣旨の御説明を申し上げたいと存じます。 それでは朗読いたします。 児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、児童手当制度が世界の多くの国で実施されている状況にかんがみ、同制度につき可及的すみやかに検討を終え、これが実現につき努力すべきである。 国民年金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は国民年金制度の重要性にかんがみ左記事項につき、すみやかに検討すべきである。 記 一、左……
○松山委員 私は戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部改正について、次の諸点についてお伺いしたいと思います。 戦後すでに十七年を経過して、一般国民の念頭から、あの忌まわしい戦争の傷あともようやく忘れ去られようとしております。もはや戦後ではないとも言われております今日、異国にあって今まで消息不明の肉親の安否を気づかい、その帰還をひたすら待ちわびている留守家族がございますが、これら未帰還者の状況はどのような状態になっておりましょうか。政府が今日までの御調査の結果把握しておられる未帰還者の数、その所在地域、生存の見込みなどについてお伺いしたいと思います。
○松山委員 動議の趣旨を申し上げます。 麻薬対策強化に関する件 戦後麻薬による国民の被害は年とともにたかまり、犯罪の増加はもとより、経済秩序の破壊、国民心身の腐敗等その損失は計り知れぬものがあるにかんがみ、政府は事の重大性を深く考慮し、すみやかに次の施策を強力に進めるべきである。 一、麻薬取締捜査の強化 (イ) 麻薬取締職員を急速に増員するとともに、少くとも麻薬課を部に昇格せしめること。 (ロ) 情報の適格な収集のため、麻薬情報センターを設置すること。 (ハ) 海外駐在員制度を新設すること。 二、麻薬中毒者対策を強化し、麻薬中毒者専門の矯正施設を設けること。 三、麻……
○松山委員 私は、ただいま議題となりました戦没者等の妻に対する特別給付金支給法案に対して、自民、社会、民社三党を代表いたしまして、附帯決議を付すべしとの動議の説明をいたしたいと思います。 以下、案文を朗読いたします。 戦没者等の妻に対する特別給付金支給法案に対する附帯決議(案) 戦争による犠牲は、戦地におけるもののみに限らず、内地等における戦争被害等を考慮すればきわめて広汎に亘っている実情にかんがみ、政府は今後、戦後法的にいまだなんらの援護をうけていない者に対する措置を検討すべきである。 以上でございますが、何とぞすみやかに御賛同を賜わり、御可決あらんことをお願い申し上げます。
○松山委員 私は、自民、社会、民社三党を代表いたしまして、ただいま議題となっております老人福祉法案に対して修正をいたしたいと存じます。
老人福祉法案に対する修正案
老人福祉法案の一部を次のように
修正する。
附則第一条中「昭和三十八年四月
一日」を「公布の日から起算して一
箇月をこえない範囲内において政令
で定める日」に改める。
何とぞ御賛同あらんことをお願い申し上げます。
【次の発言】 私は、ただいま議決されました老人福祉法案に対して、自民、社会、民社三党を代表いたしまして附帯決議をいたしたいと思います。
以下、案文を朗読いたします。
老人福祉法案に対する附帯……
○松山委員 ただいま議題となりました日本学校給食会法の一部を改正する法律案について、二、三簡単に質問をいたしたいと存じます。 学校給食の問題は、戦後再開されてから十七年間、その内部に幾つかの問題点あるいは矛盾を包含しながらも、逐次発展して今日に至っております。しかも昨年度は、大蔵省内示によれば、小麦粉一円の補助さえ打ち切られる状況にあったのに対し、本年度は、ともあれ物資三十四億円、設備費六億円、計四十億円の予算を政府の原案に組み込みましたことは、完全給食にはほど遠いとはいえ、文部省がこの問題になみなみならぬ熱意をお持ちのことが容易に想像され、その意味においてはまことに喜びにたえないところでご……
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