田口誠治 衆議院議員
29期国会発言一覧

田口誠治[衆]在籍期 : |29期|-30期
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このページでは田口誠治衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

田口誠治[衆]本会議発言(全期間)
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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 衆議院本会議 第7号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案理由の説明のありました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外四件について、その内容とそれに関連をする諸事項について、池田総理大臣、大蔵大臣、労働大臣に御質問をいたしたいと思う次第でございます。(拍手)  すべて、法治国家は、法によってすべてのものが律しられ、政治が具体化されることは当然のことで、中でも憲法を守ることを第一義としなければならないと思うのであります。この法則は、普遍的なものであって、何人も守らなければならないのであります。去る八月八日人事院より勧告のありました国家公務員の給与改定の審議に重要な関連がありま……

第39回国会 衆議院本会議 第14号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二件の政府案に対して、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  反対理由の第一点は、去る八月八日に人事院より勧告のありました内容は、金額についても、上下の格差是正についても、切なる公務員の要求ときわめて大きな相違があるからであります。言葉をかえて申しますなれば、人事院の勧告の内容は、資本家の低賃金政策と意を通じ、賃金統制の思想の上に立って勧告された内容であり、きわめて政治的で、作為的で、かつ欺瞞的なものであることが、委員会の審議を通じて実証することができた……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第43号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に反対の討論をするものであります。(拍手)  本案の改正は、従来防衛庁の外局として設置されてありました調達庁と本庁にある建設本部とを統合する防衛施設庁の新設を含めて十一項目にわたっておりますが、その目的とするものは、駐留軍関係を含めて防衛庁の一元的行政の運営を行なおうとするものであり、第二次防衛力整備計画強化の推進策であることは論を待たないのであります。  日本社会党が本案に反対をする第一の理由は、昨年の七月十八日、国防会議で正式に決定を見た第二次防衛力整備計画が、世界に誇る戦争放棄と……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 衆議院本会議 第10号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○田口誠治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました農林省設置法の一部を改正する法律案に絶対反対の態度を表明するものであります。(拍手)  本案の改正の範囲は、戦後最大の大幅な機構の改革でありまして、一方的な主義主張にとらわれることなく、慎重に十分に審議を尽くし、最良の結論を出すことが最も肝要であると存ずるのであります。しかるにもかかわらず、短期間である臨時国会の会期末に強引に成立せしめんとするこの段階に追い込まれましたことは、健全な農業の発展とすべての農民の所得の増大をこいねがう全国の農民の名において、遺憾の意を表するとともに、限りない怒りを禁じ得ないものでございます。……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第44号(1963/06/30、29期、日本社会党)

○田口誠治君 私は、提案者一同を代表いたしまして、内閣委員長永山忠則君の解任決議案の趣旨弁明をいたさんとするものでございます。(拍手)  まず最初に、決議案文の朗読をいたします。     決 議   本院は、内閣委員長永山忠則君を解任する。   右決議する。  これより弾劾せんとする内閣委員長永山忠則君は、温厚実直な人柄で、だれしも尊敬をいたしておるところでございます。永山委員長は、今日まで数え切れぬほど多くの要職につかれ、りっぱにその職責を果たしてこられた過去の実績が、永山君の人格を称賛し、これを証明しておるといわれておるのでございます。これほどのりっぱな人格者永山委員長も、悲しいかな、現在……

田口誠治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

田口誠治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 運輸委員会 第2号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 踏み切り事故防止の対策でございますが、これについては踏み切りの保安設備を五カ年計画で三千五百以上の件数の計画を発表されたわけでございますが、そこでお伺いをいたしたいのは、いまだに設備をされておらない踏み切りがどのくらいあるのか。
【次の発言】 そこで、今までに質問者から指摘もありましたし、答弁もあったのですが、自治省と国鉄との予算の関係でわれわれが答弁を聞いておりますると、こういう計画を立てても実際的に実施に入れるか、設備が建設に入れるかという点について危惧をいたすわけなんですが、この点についてはどうですか。両方の省とも話し合いをまとめて、次の通常国会には必ず計画に基づいた予……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 内閣委員会 第7号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 質問の第一点は、現在現地で紛争中であり、問題になっております岐阜市の日野射撃場問題をめぐる諸問題について、射撃場が今日射撃場の周辺の地形、環境からいって、きわめて悪条件な位置にあって、もはや射撃場としてあそこに存置することが困難であるという点から、廃止をしてもらいたいという点を中心に質問を申し上げ、これにつきましては防衛庁長官、厚生省、自治庁、林野庁、国有財産審議会等々に御質問を申し上げて、第二点の質問に移りたいと思います。  そこで質問の要点に入ります前に、この射撃場をめぐる今日までの経緯というものと、それから射撃場の周辺の地理的な環境の実態を十分お話し申し上げて、そのつど……

第38回国会 内閣委員会 第9号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 大まかに二点にわたって御質問を申し上げたいと思います。  質問の第一点は、前々回の質問の継続になるわけでございます。これは飛行場の防音装置に関係することでございまするが、この前にも申し上げましたように、昨年は一億九千万円という防音工事費の予算を取っておられたのが、三十六年度には四倍というような額の予算を予定されておるわけてございます。従って私がここでお聞きいたしたいことは、防音装置をすれば室内でどの程度の音響になるのか、何フォンくらいまでに防音を行なうのか、この点をまずもってお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこでなおこの問題に関連をいたしまするが、先般の御回答をいただ……

第38回国会 内閣委員会 第13号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 今度御提案になりました原子力委員会設置法の一部を改正する法律案の中で、原子炉安全審査専門部会を法制化するということなんですが、この間説明を受けたときもそういう感じを受けましたし、またこの説明書を見ましてもそういう感じを受けるのですが、説明書にもありますように、従来は原子力委員会において各界の権威者を集めて、原子炉の安全審査専門部会というのを設け、原子炉の安全性の確保に遺憾なきを期してきた、こういうように明確にうたわれておるのです。ところが今度それを法制化するということになりますると、これはちょっと考えますと原子炉の安全性を確保するというきわめて重要な問題を奥深く研究をして、そ……

第38回国会 内閣委員会 第14号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 ただいま前質問者が質問しておられました海技専門学院の名称の変更に関係して、諸学校との関連を明確にしていきたいと思うわけです。名前からいきますると海技大学校といって、しろうとがちょっと聞くだけでは、普通の大学を卒業した資格を得る人物を養成するというように聞えるわけなんですが、この内容をずっと見ますると、やはり運輸省の場合には運輸省の付属機関である一つの職場講習所であって、こういうものに対して名称は大学にしようが学校に名前をつけようがこれはよいと思いまするけれども、これを出た場合の資格が問題になると思うのです。それで現在新しく採用される人たちの大学出の方、高等学校出の方、こういう……

第38回国会 内閣委員会 第15号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 私は産業構造調査会を新設する件について若干質問を申し上げたいと思うわけでございます。先日提案の説明を受けました提案説明書の内容を見ますと、どうもふに落ちない点もございますので、そういう点を明確にして、徐々に質問をしていきたいと思うわけでございます。  この産業構造調査会の新設の理由といたしまして特に強調せられましたことは、日本の経済の高度な成長の現状と、そうして今後の見通しというようなことから考えてみますと、国民の福祉の向上をはかるにはやはり現在の状態のままではいけない、将来のことを考えて、将来の雇用事情や、あるいは内外の需要動向等に即応した産業構造の改変をいたしたいというこ……

第38回国会 内閣委員会 第19号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 時間が迫っておりますので、端的に申し上げていきます。日本の環境衛生についての貧困さということはお認めになっておると思う。それでこういう点について大きくここで働きかけをしていただき、また広げてもらおうということについては、私は希望するところであるわけです。ところが今度の環境衛生部を廃止して環境衛生局に昇格させるというこの案でございまするが、先ほどの質問者に対する御答弁からいきますると、現在のところでは課が十二ある、早い話でいきますると、十二も課を持っておるところがない。これをまず二つに分けて、それぞれの職務を充実していきたいというお考えのようでございまするが、今度お分けになる環……

第38回国会 内閣委員会 第20号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 私は防衛庁設置法の一部を改正する法律案並びに自衛隊法の一部を改正する法律案の内容についての説明を承りたいと思うわけでございます。  具体的な内容に入ります前に、ここで振り返ってみなくてはならないと思いますることは、昭和二十五年の八月に警察予備隊という名前で陸上七万五千名で発足をした。すなわち当時戦力のない防衛力、こういう表現をいたしておりましたけれども、これは日本の憲法九条に違反をしておるというきびしい国民の批判の中において、昭和二十七年の十月には保安隊に改称されて、陸海軍合わせて十一万三百二十三名というように増強されましたし、なお二十九年に至りましては自衛隊に昇格をいたしま……

第38回国会 内閣委員会 第25号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 受田委員の質問に関連した事項がございますので、簡単に質問申し上げたいと思うのであります。日本の賃金の実態というものは、終戦後生活給というものからはじき出されておるわけでございまして、現在におきましても勤務地手当とかあるいは暫定手当とか、いろいろな諸手当があるわけでございます。そこでお聞きをいたしたいと思いますことは、総理府では物価指数の調査をおやりになっておられるわけですが、おそらくここ十年ぐらいのうちには相当に格差が縮まっておると思います。それでお手元にあるかないかわかりませんけれども、格差の縮まった姿を一つお示しを願いたいと思う。

第38回国会 内閣委員会 第30号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 総理のおいでになっておる時間が短いのと、質問者の数が多い関係上、十分にお聞きをいたしたいことが聞けないと思いますので、今まで審議をした経過からいって、ぜひ池田総理にお聞きをしなければならないという点を一、二御質問申し上げたいと思うわけでございます。  今審議をいたしておりますこの防衛二法案は、新安保条約による日米共同体制を強化するという一環のものでございまして、第二次防衛計画の一つの柱になり、土台の一つになるものであるわけでございます。従ってこういうものでありますために、審議の過程におきましても、私どもは十分に納得のいく御回答を得たいというので、それぞれ同僚が質問を申し上げた……

第38回国会 内閣委員会 第33号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 建設省設置法の一部を改正する法律案の中で、建政局を設置いたしたいという議案でございますが、ずっと説明書の内容から改正される内容を見ますと、よほどお聞きをしなくては納得のできない面がありますので、そういう点について御説明をいただきたいと思うわけです。  まず第一に、建政局を設置するということについては、その理由については総合計画を立てたい、それから長期計画の策定をいたしたい、公共用地の取得対策を樹立いたしたい、建設業の振興等に関する行政を推進いたしたいという表現になっておるのですけれども、こういうところからこうした改正をされることについては、何ら反対をするものではありませんけれ……

第38回国会 内閣委員会 第35号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 時間がございませんので簡単に御質問申し上げたいと思います。先日の質問に引き続いての質問でございますが、先日機構の面について御質問を申し上げましたら、即座に御回答がないようでございましたので、資料の要求をいたしまして資料をいただきましたので、大かた建政局の機構の内容については把握できましたので、この点については若干聞きたい点はありますけれども、時間の関係上省略いたしたいと思います。  そこで一つお聞きいたしたいと思いますのは、改正の十四条の中で、用地部を関東地方の建設局と近畿地方の建設局のみに置くということでございまするが、これに対する必要性をお聞きしたいと思うわけです。

第38回国会 内閣委員会 第42号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 私は大蔵省設置法の一部を改正する法律案の内容について、御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  説明書にもございますように、最近における日本の貿易の急激な進展に伴ったということと、それにつけ加えて事務量が非常に増加したこと、加えて為替・貿易の自由化という点からいっても、関税政策の重要性が今日高まってきたということから、現在あるところの主税局の税関部を昇格させて関税局にするというのが第一点でございます。そこでこれに関連をして御質問を申し上げたいと思いますことは、関税局に昇格をいたしますと、必然的にその中には課ができるわけでございます。説明書の内容から見ますと関税局の中に総……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 内閣委員会 第7号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 まだ大臣がお見えになっておりませんので、後ほど大臣がお見えになってから質問をいたしたいことがございますので、その間大臣にかわって答弁のできる範囲内のものは、総務長官なり人事院総裁なりにお答えを願いたいと思います。  御承知の通り今人事院の勧告をめぐって、国会では審議中であるわけなんです。それで審議中であるにもかかわらず、国家公務員としては、また地方公務員も同様でございますが、共闘会議を結成して、五千円一律、四月から実施ということを要求して強力に戦いを進めておりまするし、主要な行動に入っております。先日も公務員共闘に今後の行動のスケジュールをちょっと見せてもらったのですが、われ……

第39回国会 内閣委員会 第9号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 きょうは理事会でいろいろ御相談をなさって、時間的な面もありまするので、具体的な面に入って質問をしたいと思いましたけれども、ちょっと相談しまして、差し控えたいと思います。  これは建設大臣も御存じだと思いまするが、とかく災害の場合でも、その他道路の改良工事の場合でも、見積もり通りの請負が見積もり通りになされておらない。これを検査をされる場合に大目に見られておる。この大目に見られておる事実が、各方面で災害に大きな影響を及ぼしておるということは事実であるわけです。これは場合によりますると、どこの県にこういう不正があるからといえば、建設省の方からそういうことなら調査をしてその結果見積……

第39回国会 内閣委員会 第10号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました一般職職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案外二件の政府案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。  反対理由の第一点は、去る八月八日人事院より勧告のありました内容は金額についても上下の格差是正についても、切なる公務員諸君の要求ときわめて大きな相違があるからであります。言葉をかえて申しますなれば、人事院の勧告の内容は、資本家の低賃金政策と意を通じ賃金統制の思想の上に立って勧告された内容であり、きわめて政治的で。作為的で、かつ欺瞞的なものであることが、委員会の審議を通じて実証することができたのであります。……

第39回国会 内閣委員会 第13号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 時間の面もあるようでございますので、一点だけにしぼって疑問の点と、それから地元からいろいろと要請のある面について御質問をいたしたいと思います。  その内容は、昨年の十一月から十混を通じて、岐阜県の郡上郡高鷲村地域に射撃場を新設する作業を開始されておられるのでございまするが、その内容がやはりそれぞれ人によっては違った解釈といいまするか、表現をいたしている。またいろいろなうわさも流れておりまするので、この際そういう点も明確にしていきたいと思います。そこで、あそこの射撃場を設置しようとするのは、まずどういう射撃場なんですか。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/01/31、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 要望も中に入ると思いますけれども、簡単に質問を申し上げたいと思います。これは河川局長さんにお願いしたいのですが、今までに地元から陳情もきておると思いますし、大方のことについては御了承いただいておると思うわけでございますが、この際あえて御質問を申し上げて御回答をお願いしたいと思います。  私の質問いたそうとすることは、河川の管理の関係ですが、砂利の採取権というようなものについては都道府県の知事が認可権を持っておりますので、知事の認可権によって権利をとってそれぞれ業者が事業を行なっておるようなわけです。それで、その中には、非常に深掘りを多くし過ぎて、堤防を弱くするというような個所……

第40回国会 内閣委員会 第2号(1961/12/21、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 防衛庁長官がお見えになりませんので、お答えが明確にされるかどうかということは懸念されますけれども、しかし内容からいきまして多分お答えいただけると思いますので、端的に御質問を申し上げて端的にお答えを願いたいと思うわけです。  問題は、ことしの二月の二十八日の内閣委員会で、戦前六十八連隊が射撃訓練に使っておりました岐阜市の日野射撃場の問題でございます。この問題につきましては、当時射撃を実施するということから、周囲にある病院の患者その他市民の人たちが押しかけて、非常に憂慮すべき事態までいきまして、まあ難なく問題は話し合いがついたのでございますが、そのときにその問題を取り上げて、当時……

第40回国会 内閣委員会 第5号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 緒方委員の質問に関連をして、若干お聞きをいたしたいと思いますが、何分にもしろうとでございますので、愚問的な面もあろうと思いますが、その点は御容赦をいただいて、御回答願いたいと思います。  今の質疑応答を聞いておりまして、今後に処する問題として頭に浮かびましたことは、地上五十メートルの飛行の場合には、脱出作業というものがまず困難だというような工合に受け取ったのですが、そういうものですか。
【次の発言】 左のプロペラを取りかえたということ、そして事故寸前に右旋回をしたということでありますと、それは、取りかえた方のエンジンは別状なくして、右の方の、プロペラを取りかえない方のエンジン……

第40回国会 内閣委員会 第7号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 私の準備しておったこと以外に、緒方さんの質問に関連して、先にお聞きをしたいと思います。  日韓会談の関係は、時期がくれば結論が出る。そうなると、やはり経済援助ということはあり得ると思いますが、そこで、先ほど次官の方から緒方委員の方に御回答があった中で、韓国のような、どちらかといえば、投資をしても自信の持てないような国に、民間の投資をするような場合が万が一にもあった場合には、保険制度をとりたいというようなお考えも披瀝されたのですが、こういうようなことは、やはり省内で話し合いがなされているのか、あなたがふっと頭に浮かんだのか、どちらですか。

第40回国会 内閣委員会 第8号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 少しの時間ですから、答弁の方も簡単にお願いをいたしたいと思います。  ただいまの石山委員との質疑応答を聞いておりまして、私が不安に感じておりますることは、この七人委員会が発足いたしまするときの、あの附帯決議に対する長官の誠意ある答弁の内容は、私どもは信じておるわけです。ところが、その後、各省の設置法の改正が乱発に提案されておる。こういうところから一まつの不安を感じておるわけなのですが、ことに今問題になっておりますのは、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案です。この問題につきましては、しばしば、現在の防衛庁を防衛省に昇格するのだ、それで昇格する裏面には、新安保条約が結ばれて、日……

第40回国会 内閣委員会 第12号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 私は、建設省設置法の一部を改正する法律案の内容にのみとどめて、わからない点を御質問いたしたいと思います。そういうことでございますので、なるべくはみ出る質問はいたしませんので、気楽に一つお答えをいただきたいと思います。  提案理由の説明書によって説明を受けたのでございますが、第一の改正点としては、河川局に砂防部を設ける、そして、この砂防部の仕事といたしましては、砂防法の施行に関する事務とか、あるいは地すべり防止事業に関する事業、こういう仕事を効果的に成果を上げるべくやりたいというお考えから出されておるわけなんですが、そうしますと、今日までの機構ではどういうような点が支障があった……

第40回国会 内閣委員会 第13号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 きょうは大臣がおいでになりませんので、改正案の内容にとどめて質問を申し上げたいと思います。きわめて事務的なことにもなろうと思いますが、質問に対しては、一つ具体的にお答えを願いたいと思います。  常勤的賃金職員の十三人の定員化を行なうということでございますが、これはいわゆる臨時職員の本採用化であるわけですけれども、これに伴ってお聞きをいたしたいと思いますことは、昨年、国、地方を通じて相当数の本採用化がなされたわけで、はっきり数字は覚えておりませんけれども、四万七千六百九十三名でしたかの数字になっておると思います。それで、今年も自治省においては十三名の定員化を行なうという提案をし……

第40回国会 内閣委員会 第18号(1962/03/16、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 通産省は、日本のみならず、内外の経済発展に寄与せられておるわけでございますが、そこで、大臣のお見えになりますときにお聞きしておきたいことは、今問題になっております。自動車の生産の制限を行なうことが、交通事情を緩和する、すなわち、交通麻痺状態を緩和する一つの方法として、そういうような世論が高まりつつあるわけです。従って、今日まで、当面大都市の交通緩和対策として、車種別に規制を行なうというので、路線トラックが夜間でないと乗り入れができないということに相なっておるのですが、これは、総数からいきましてもわずか六百台くらいでございまして、七十三万台も動いておる中で、わずか六百台ぐらいを……

第40回国会 内閣委員会 第19号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 重複せる分は省きまして、私から御質問を申し上げたいと思いますことは、今度の総理府設置法の一部を改正する法律案の提案の中には、幾つかの審議会、調査会を新設または延長をする改正があるわけでございますので、まず、この法案をお出しになった経緯と基本的なお考え方をお聞きして、そのあとで、港湾労働等対策審議会と交通基本問題調査会の関係はぜひ質問をしたいと思っておりますので、時間の関係上、なるべく私の方からも簡明に質問をいたしたいと思いまするので、お答えの方も一つそのようにお願いをいたしたいと思います。  まず第一に、この幾つかの審議会なり調査会の新設または延長の法案が出されておるのですが……

第40回国会 内閣委員会 第20号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 昨日、審議会のあり方、内容等、既往の実態について、いろいろ御質問を申し上げたのですが、質問の内容からいって、おそらく長官の方でも、既往のものについて相当審議会としての遺憾の点が感ぜられ、また、そういう点も昨日来いろいろと助言されて把握されておられると思うのです。従って、私どもは、こういう審議会を作る場合には、名実ともに完全なものにして効果を上げるようにしなくてはならないという考え方から、昨日からお聞きいたしておるわけです。従って、きのうの質問過程においていろいろ御質問申し上げ、また、答弁のできなかった面もありますが、そうい点について、その後把握されております面がございますれば……

第40回国会 内閣委員会 第22号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 設置法の改正の内容を御質問申し上げます前に、総括的なことで長官にお聞きをいたしたいと思いますが、古いスクラップを整理しておりましたら、昭和三十三年四月二日に、当時自民党の大物幹事長として手腕をふるっておられた川島長官の選挙後の一つの声明が出ておったのです。その中には、行政整理を含む機構の縮小をやるという、こういうような公約の第一声があげられておったのですが、この当時の新聞をずっと見てみますと、これにはやはり好意的な論文も載っておったのです。それと申しますのは、従来まで、行政整理というような名前のもとに機構の改革を行なおうとする場合には、一時的の人員の整理というようなことに終わ……

第40回国会 内閣委員会 第23号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 関連。民主的に編集されるというならば、これは編集会議か何か作ってやっておられるのですか。
【次の発言】 今の問題になっております、行管の指摘しておるこの項に対して、編集会議としては、今はこういう記事を出すが、この次にはこういう記事を出して、そしてこういうようなPRをしていくのだという、一つの構想の上に出されたと思うのですが、その編集会議の経緯を話してもらいたいと思う。
【次の発言】 私のお聞きしておるのは、今度の行管の問題に対して、強い反対の意見を掲載されておるわけです。従って、この広報活動の趣旨、目的というものは、あなたの方から先ほど説明なさったのですが、この目的を達成する……

第40回国会 内閣委員会 第26号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 大臣がお見えになったので、わが党の石山委員から暫定手当の問題等で質問を申し上げることになっておりますが、今所用でちょっと出ておりますので、それまで私がその他の問題も含めて御質問をいたしたいと思います。  そこで、せっかく大臣がお見えになったので、ここで大臣に一つだけお伺いをしたいと思います。年間の予算の編成というようなものについては、大蔵省としては一つの権限も力も持っておられるわけなんですが、実際的には、予算がきまったあとで各省が実施に移す場合も、干渉されておるという面があるわけなんです。それで、僕らが考えてみますに、各省の行政にまで大蔵省がタッチをするということは、これは権……

第40回国会 内閣委員会 第28号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 恩給法等の一部を改正する法律案について、改正の内容について御質問をいたしたいと思います。  今度の改正は、大まかに申し上げまして、従来は公務員の一万五千円ベースの俸給額を基準として算定されておったのでございまするが、それが二万四千円ベースの俸給を基準額として算定をし、しかも、これの増額分については、三カ年の計画で全額増給するということになっておるわけでございます。  そこで、御質問を申し上げたいと思いますることは、賃金のベース・アップにいたしましても、物価の上昇率にいたしましても、生活、家計の状況にいたしましても、三カ年たちますると相当ギャップができるわけでございます。それを……

第40回国会 内閣委員会 第29号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 厚生省設置法の一部を改正する法律案の内容を見ますと、第一の大きな問題といたしましては、年金事業、保険事業が非常に拡大されてきましたので、この際、厚生省の外局として社会保険庁を設置する、こういう問題が一番大きな改正の内容であるわけでございます。この庁を新設するということにつきましては、必要がありますればそういう場合もありますが、今日は、全体的な行政機関の簡索化あるいは能率化をはかるために、行政管理庁がせっかく検討をいたしておるのでございますが、この段階において厚生省の外局に社会保険庁を設置するという、こういう提案をされた経緯について、御説明を願いたいと思うのです。特に行政管理庁……

第40回国会 内閣委員会 第30号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○田口委員 時間の面を勘案して、なるべく簡単に質問いたしたいと思います。  それは昨日の質問の継続でございますが、私の質問の継続は、今度の保険庁設置の問題については、昨日大筋を質問さしていただきまして、厚生年金の関係に入って今日になったわけですが、そこで、ただいま滝井先生の方から詳細にわたって質問をしていただいたわけなんですが、その中で、この年金と健康保険の関係で国と県と市町村が行なっておるところの実務、それから責任、こういうようなものを明らかにしてもらいたいというので、局長の方からそれぞれ明らかにされたわけでございますが、その中で一つ落ちておるものがあるわけなんです。そして、その落ちておるも……

第40回国会 内閣委員会 第31号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案の内容を個々にお聞きする前に、お尋ねをいたしたいと思いますることは、昨年の三十八国会で通過を見ました防衛二法による部隊の編成状況、進捗状況、それに防衛二法によるところの計画内容と進捗状況、こういう質問をしていく過程において、時間を見合わせて、今地元で問題になっておりまする日野の射撃場の問題をきょう主として御質問をいたしたいと思うのです。総理に対して御質問申し上げることやら、また、おそらくきょう与えられた時間には質問を終わることができないと思いますので、残りの分は後日に保留をしていくという考え方で進めていきたいと思いますから、なるべく答弁の方……

第40回国会 内閣委員会 第33号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 郵政省設置法の一部を改正する法律案の質問をいたしたいと思うわけですが、時間の関係もございますので、私は、この法案の説明によってわかりにくい点、十分に説明しておらない点をあげて御質問を申し上げ、なお、明日には受田先生からそれぞれ疑問点についての質問をしていただくことになっておりますので、大筋だけを説明を伺いたいと思います。  まず、改正の第一点といたしましては、最近における人事、労務、給与その他の事務が、質的にも非常に膨大になって参りましたので、従来とって参りました官房の人事部を人事局といたしたいということでございます。  私ども考えてみますと、人事局を設置する必要はいつごろか……

第40回国会 内閣委員会 第35号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 それでは、日本社会党を代表いたしまして、本案に対して反対の討論をいたしたいと思います。  本案につきましては、十一項目にわたっておりまするが、すべてこの内容を見ますると、第二次防衛力整備計画の強化推進であるわけでございます。従って、この内容をつぶさに見まして、また、今日までの自衛隊が、二十五年六月の警察予備隊から保安隊になり、自衛隊になった経過、あるいは部隊の編成、兵器の保有状況を見ますると、憲法違反という点がますます濃くなってきておるという点で、まず反対をいたしたいと思います。  なお、防衛計画の年次予算を見ますると、百九十五億円から二百十五億円の範囲内での超過額の予算を見……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 内閣委員会 第2号(1962/08/16、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 行政不服審査法案の内容については、いろいろ地方において起きておる諸問題を取り上げて御質問申し上げると、ずいぶん多岐にわたるわけなのでありますが、私は質問の第一陣でもありまする関係上、一応この法案を御提出になった理由、その基本的な概括的な点について、不明の点をお聞きいたしたいと思うのです。従って、質問の言葉数は短いかもしれませんけれども、内容に至ってはわかる限り御親切に一つ御説明をしていただいて、次の質問がその回答でなるべく消化されるような形をとっていただきたいと思います。  第一に、提案理由の説明にも書いてありますように、この訴願制度は、行政庁の違法な、または不法な処分に関し……

第41回国会 内閣委員会 第3号(1962/08/21、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 先般の質問に引き続いて、若干質問を申し上げたいと思うわけです。  私どもしろうとがこの法案を拝見いたしましたときには、明治二十三年十月十日に制定された訴願法が今日まで改正されておらず、大きく進歩したところの行政不服審査法案であるという、おおまかなこの法案に対する考え方で、この内容をしろうとなりに検討してみたわけなんです。いろいろ検討してみますと、問題点がずいぶんあるわけなんです。  そこで、これは一番最後に申し上げる質問かもわかりませんけれども、この法案に関係する訴願の手続、また異議の申し立て、こういう脈につきましては、特に多く問題が出てくるというのは、社会保障に関係する法案……

第41回国会 内閣委員会 第6号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 関連して。受田委員の方から質問されておる、官房長の人事の取り扱う権限と、局長の取り扱う権限とを私検討してみますと、こういう人事管理方式はどこかにあるのかどうかということをまず聞きたいし、私はないと思う。例を申し上げますると、地方の局におられる職員が省の方へ昇格されるような場合には、当然地方の局の人事担当の方と局長が相談されて、そうして本省の担当者と連携をとりつつ、人事の昇格というものはやるわけです。ところが、本省において官房長が高級人事だけつかんでおりて、その他の職員の人事は局長がつかんでおる。こういうことになりますと、省内におけるところの抜擢の場合のようなときを考えてみます……

第41回国会 内閣委員会 第8号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 すべて行政機構を改編する場合には、適正な行政運営が常に円滑に行なわれ、しかも能率的にもろもろの作業が処理できる組織に改善、整備しなければならないということは、これは私が申し上げるまでもないことでございまするが、その観点に立ってこの改正案を見ますると、相当多岐にわたっておりまするし、内容的にも複雑化がうかがわれるわけなんです。それで、具体的な内容の質問に入ります前に、この改正案は簡素化が目的であるのか、それとも農業行政に関連をする地方自治体あるいは関連諸団体へのサービスが目的であるのか、また、その他何か隠れたものがあるのか、こういう点を明確にしていただきたいと思います。

第41回国会 内閣委員会 第14号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 きょうは長官がお見えになりませんので、次官が大臣のつもりくらいではない、その責任で一つ御答弁をお願いしたいと思います。  日野の射撃場の問題についての質問でございまするが、この点につきましては、教育局長その他といろいろお打ち合わせになって把握されておられると思いまするので、端的にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、何分にもこの問題が問題化しましてから、大臣が三人おかわりになりましたし、相当日にち的にもズレがありまするので、若干の把握を次官にもしておいていただかなくては、問題に対する回答の焦点がぼやけてくるのではないか、かように考えておりますので、簡単に日野射撃場をめぐる紛……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 簡単にお伺いをいたしたいと思います。  今度の豪雪に対して、現時点においては、政府が非常なおカを入れていただいておりますし、また自衛隊の非常な御協力をいただいていることに対しては敬意を表しているわけでありまするが、そこで苦情がましい御質問になるわけですが、ふだん自衛隊の内容を強化される場合でも、民生安定ということを大きく打ち出して国民にもアッピールし、愛される自衛隊というようなPRがなされているわけです。従って、一昨々年の水害等には一般の大衆から自衛隊が相当見直されたというようなこともあり得るのでございます。そこで、私は昨年の予算分科会で強く要望を申し上げておいたわけですが、……

第43回国会 内閣委員会 第2号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 ただいま提案説明のありました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外二件に対して、御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  人事院の総裁も新しくおいでになりましたので、ここ数年間の人事院の勧告を、世間は評して、きわめて政治的であり、また日本の労働省の賃金の統制の場でないか、従って、このことは反動的な行為である、こういうように称せられておるのでございますので、私は、まず人事院総裁に、賃金というものに対する考え方をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 総裁は、賃金は労働の対価であるという御回答でございますが、それはそれでよろしいでしょう。ところが、労働……

第43回国会 内閣委員会 第3号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外二件に対して、社会党の立場を明確にいたしたいと思うわけでございます。  八月十日人事院から勧告のありましたその勧告内容が、そのまま政府提案となって参りましても、公務員労働者は非常に不満を抱いておるということは、御存じの通りでございます。それにもかかわらず、人事院勧告を大きく下回った政府案に対しましては、全面的に賛成はでき得ない内容のものであるわけでございます。この点を明確にいたしておきたいと思います。そのことは賃金体系が非常に上厚下薄であるということ、初任給が低いということ、それから第……

第43回国会 内閣委員会 第5号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 今提案されておりまする労働省設置法の一部を改正する法律案の内容は、定員を二百二十九名ふやすという内容であるわけです。きわめて簡単な内容でございまするが、しかし、定員増ということから考えてみますると、非常に数字が不満でございまするので、そうした関連の方面からいろいろとお聞きをいたしたいと思います。  まず第一に、お聞きをいたしたいと思いますことは、労働省の三十八年度の総予算で、特に労働者を保護してくれるところの基準行政関係に対しては、どの程度の数字になっておるか、お示しいただきたい。
【次の発言】 それは書いてありますが、そうでなしに、三十八年度の労働者の総予算のうち、基準行政……

第43回国会 内閣委員会 第6号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 時間の関係もありますので、一、二だけお聞きをいたしたいと思います。  ただいま山内委員の方から、十七名の増員の点については、むしろ少な過ぎるのじゃないかという言葉もはさんでの質問でございましたが、ここに羅列してありまする内容からいきますると、相当人員の増加も必要であるように考えられますので、観念的な面からは、十七名の増員とは少な過ぎるのじゃないかという議論も出て参りますけれども、私は、むしろここで疑義をはさんでおりますものは、この地方公務員の給与に関する事務、その他地方公務員制度の運営に必要な職員を九名増員するというこの項、事実この項が、九名の増員が必要であるかどうかというこ……

第43回国会 内閣委員会 第7号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 まだ大臣がお見えになりませんので、一応提案の内容の範囲内で、次官に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一点に、御質問申し上げたいと思いますることは、今度の改正の第一の要点としておりますところの石炭対策の大綱についての点でございます。これにつきましては、本省の付属機関として臨時石炭対策本部及び石炭対策連絡協議会を新設するということでございまするが、この文面だけでは内容的にわかりませんので、その構想の外郭を御説明いただいて、そうして次の質問に移りたいと思います。
【次の発言】 それで、この臨時石炭対策本部というのは、先般来問題になっておりまして解決をいたしました、おもに九州……

第43回国会 内閣委員会 第9号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 昨日石橋委員から相当突っ込んだ御質問を申し上げまして、なおお聞きしたい点が残っておりましたけれども、きょうは、まあ時間的な区切りも考えて、その点については触れずに、他の方面の、特に放射能の安全性を確保するという点から、具体的な質問を申し上げたいと思うわけです。  まず最初に、お聞きをいたしたいと思いますることは、放射能源の一ミリキュリーをカウントに直しますと、どのくらいのエネルギーを持っておるのであるか、まず、これを承りたいと思います。この点については、別段長官でなくとも、スムーズに答弁していただける方ならどの局長でもよろしゅうございます。こちらはちょっと急いでおりますから、……

第43回国会 内閣委員会 第10号(1963/03/18、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 昼食時間の関係もありますので、まず午前中は、今の石山委員の質問に関連した内容について、大臣の率直な御意見を承りたいと思います。  日韓会談の問題につきましては、これは予算委員会なり外務委員会でしつこく野党の方から質問も申し上げ、また政府から毛答弁がされておるわけですが、そのとき一番私どもの印象を受けておりますことは、クーデターで獲得したところの政権であるがために、こういうような不安定な政権と日韓会談を行なうことは好ましくないという主張に対して、政府の方では、近いうちにこの問題については民政移管になるのだ、こういう希望を持って進められておったわけなんです。ところが、突然、十六日……

第43回国会 内閣委員会 第11号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 提案されておりまする文部省設置法の一部を改正する法律案の内容につきましては、あまり反対をする面はございませんし、そんなに多く質問を申し上げる内容もないわけでございますが、幸い大臣もお見えになりまするので、最近民主教育を進めていく上において非常に支障を来たしておる面があちらこちらで出ておりますので、そういう点を憂慮しております関係から、一応大臣に御質問を申し上げておきます。  大臣は、党内では非常に御人望も厚く、大臣も継続されておられるのでありますから、私は、個人的なその人格に対しては敬意を表しておりますけれど、文部行政に対してどうも私どもは納得のいかない面をあちらこちらで耳に……

第43回国会 内閣委員会 第12号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 厚生大臣が社労の方へ出向かなければならぬ用件があるようでございますので、厚生大臣に対する質問を先に行ないたいと思いまするが、しかし、厚生大臣が私の質問申し上げます内容の御認識が十分でないと、どうも名答が出ないと思いますので、失礼ではございますけれども、若干今までの経過を申し上げまして、そして大臣の答弁をいただき、あと具体的な面については、局長さんにいろいろと御質問をいたしたいと思います。  それで、私は時間的な面も考えて、きょうは直接提案されておりまする法案の内容と離れまして、厚生年金の関係を御質問申し上げたいと思うのです。御承知の通り、厚生年金は、昭和十六年に社会保障制度の……

第43回国会 内閣委員会 第13号(1963/03/28、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 運輸省の設置法の一部を改正する法律案の改正内容につきましては、先般、同僚山内委員から相当突っ込んだ御質問を申し上げましたので、私はあまり法案の改正点については触れることを省略したいと思います。ただ、ここでお聞きをしておきたいと思いますることは、やはり運輸省といたしましても、交通運輸関係の総合計画をお立てになっておるわけでございまするので、そういう面から、私は、今特に隘路とされておる面を二、三点にしぼって御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  きのう発行になりました週刊朝日をごらんになりますると、第一ページに、マンモス「日通」という見出しで、相当悪口が書いてあります。あ……

第43回国会 内閣委員会 第14号(1963/03/29、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 きのうに引き続いて、若干の時間をお借りしてただしておきたいと思います。  きのう資料をお願いしておいたわけなんですが、全国的にとれなければ、東京都だけでもよろしいのですが、自家用車、営業車、それから大型トラックと仕分けて、何台運行されておるか、東京都内でけっこうです。なるべく近い資料を出していただきたいと思います。
【次の発言】 いわゆる規制をされている路面トラック、大型トラックですね、これは何台くらいあるのですか。
【次の発言】 三千両という数は、どこの調査ですか。それはだいぶ違いますよ。
【次の発言】 そうしますと、都外から昼間出入りを禁止されておるトラックは、どの程度の……

第43回国会 内閣委員会 第16号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 総務長官がまだおいでになりませんので、宮内庁に関係の内容について質問いたしたいと思います。それで、この法律案の内容自体そのものにつきましては、妥当な方法で、臨時皇居造営部を設置するということについては何ら反対はありませんが、ただ、幸い宮内庁からおいでになっておりますし、ここでお伺いいたしたいと思いますことは、人事の内容でちょっとお聞きいたしたいと思います。  それは四月一日の官報に出ておったわけですが、このたび東宮時従の四名というのを五名にし、東宮女官の四名を三名にされたわけなのですが、一方ではふやし、一方では減らしということですが、何かこれには理由があったのですか。

第43回国会 内閣委員会 第17号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 それでは一昨日長官がおいでにならなかったので、お聞きのできなかった点について伺いたいと思います。  今度出されております総理府設置法等の一部を改正する法律案の内容について、時間的な面とにらみ合わせて御質問を申し上げたいと思います。  この三条の点ですが、「内閣官房長官及び総理府総務長官の地位と職責の重要性にかんがみ、これらの者をいわゆる認証官とするため、内閣法及び総理府設置法に所要の改正を行なうものであります。」云々と書いてあります。そこで、私は、この認証ということについてあとから詳しくお聞きをいたしたいと思いますが、その前にお聞きをいたしたいと思いますことは、この提案理由に……

第43回国会 内閣委員会 第22号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 いま議題になっております特別職の給与の引き上げに関する法律案の改正の内容を見ますと、国務大臣と会計検査院長、人事院総裁、それから公正取引委員会の委員長の待遇を改善するという内容なんです。それで、あとから文部省からもおいでになればお聞きをいたしたいと思いますが、いま国会に提案をされておりまする大学総長の給与の関係と、それから公正取引委員会の委員長の今度の増額と比較してみますると、やはり納得のできない面がありますので、そういう点について、若干最初に御説明を願いたい。  大学総長の場合には、東京、京都の場合には十八万円、それからその他のいわゆる旧国立大学の総長の場合には十六万円とい……

第43回国会 内閣委員会 第24号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 四十三国会に提案されておる恩給法の改正を審議する過程において、附帯決議として恩給のスライド制が出されるようでございますので、私は、そういう点からも、少しく基本的な面についてお聞きをいたして、具体的な内容に入りたいと思います。  一時停止になっておりました旧軍人等の恩給が二十八年に復活をいたしました。その当時の考え方としては、終戦処理という考え方が大きく作用されておるように考えております。旧軍人等に論功行賞というような式のものではなくして、終戦処理という形で、戦争のために負傷し、また戦死をしたために、その家族が困っているという面から、生活を保障してやるという、すなわち社会保障制……

第43回国会 内閣委員会 第25号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 あと受田先生も関連質問があるようでございますし、理事会できょうのおよそのめどもついておるようでございますから、そういう点を考え合わせまして、なるべく簡単にお聞きをいたしたいところだけお聞きをいたしますので、御答弁の方もひとつ端的にお答えをいただきたいと思います。  順序が不同になりますが、先日の委員会のときに受田委員が質問されました、八月十五日に厚生省が主催して行なうところの戦歿者の追悼式の関係でございます。受田先生の御質問に対して、援護局長の方からはきわめて明快な答弁がありまして、大かた政府のお考えになっておる点は読みとれたわけでございますが、なお、この問題について明確にし……

第43回国会 内閣委員会 第27号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○田口(誠)委員 法務省設置法の改正に関連して法務省当局に対して一言ただして、内容的なものに入っていきたいと思います。  それで、さきの地方統一選挙において、東京都、千葉というところにおいて非常に悪質な違反が出ておるということについては、もういまごろお尋ねするまでもないことで、今日まで多くの委員が国会の審議の中でこれを大きく取り上げ、明確にされておるところであります。そこで、その内容を見ますると、特に東京都の知事選の場合には、従来選挙のときにありました違反行為の供応、買収というようなものでなくて、それもありまするが、新しくにせ証紙を偽造して、法定外に選挙ポスターに貼付をし、これを都内に張りめぐ……


田口誠治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院29期)

田口誠治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 一点だけ端的にお伺いをいたしたいと思いますが、国有財産の台帳価額の問題についてでございます。これは御承知の通り、自衛隊等の使用する軍事基地にある土地とか建物あるいは工作物、こういうものに対するところの交付金の額が、地方税法に基づく固定資産評価額率より率も低いし、額も安い。地方自治体ではこの点について非常に不満を持っておるわけです。考え方によりましては、地方の軍事基地なり、いろいろなそうした施設のあった場合には、地方自治にも迷惑をかけておるし、住民にも迷惑をかけておるわけです。それにもかかわらず、交付金というものが大体において三分の一くらいの金額にもなっておらないということは……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 昔から国鉄の輸送につきましては、鉄道行政につきましては日本の動脈といわれておりまするし、それだけに日本経済の発展に大きな役割を果たしてもおりまするし、また果たさせるように行政をしなければならないと思うわけであります。従って新しく新線を作るような場合には、その地方の経済圏を無視して新線を作るということは、よほど慎重を期さなければならないと思います。前の質問者が名前をあげて言われましたが、私は名前をあげては申しませんけれども、今決定されておりまするところの東海道の新幹線の関係で、岐阜県に関する問題でございます。これは当時岐阜県の羽島駅がほんとうの岐阜県の端っこのたんぼのまん中に……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 時間の関係もございますし、私今晩お尋ねをいたしたいことは、ちょうど今年は厚生年金ができてから二十年目になりまして、支給対象の人たちもでき、給付の年にもなっておりまするので、内容を改正するという考え方の上に立っての質問をしたいと思いまするし、それからもう一つは、簡単でございまするけれども、保育所の国庫負担の交付金の点について、ちょっとわからない面がありまするので、それをお聞きして、厚生年金の関係についてお尋ねをいたしたいと思うわけです。ざっくばらんなところ、ただいま厚生省の方からも、あまり数字的なことを尋ねられてもはっきりしたことを答えられぬと工合悪いので、能率的な質問をとい……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 二点にわたってお尋ねいたしたいと思います。  そのうちの第一点は、憲法十四条と労組法五条二項四号との関連でございます。御承知の通り憲法の十四条には、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」という点が明確にされておりまして、平等の原則というものが打ち立てられておるわけでございます。ところが労働組合法の五条は、これは労働組合を運営する憲法であるところの、すなわち規約を決定する場合に、法内組合である労働組合であればこれこれの条件を満たさなければならないという条項が羅列してあるわけでござ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 私は滝井先生と違って、きめの荒いところで質問を申し上げたいと思います。  まず第一に御質問申し上げたいと思いますことは、昨年、国家公務員に対する人事院の勧告のありましたときに出された給与に対して、いろいろと私どもが質問を申し上げたときに、大蔵大臣は、人事院から四月実施というような勧告を六月や七月に出してもらったとて、技術的には絶対にできないことである、こういうように言い放たれたのですが、このことは、今年の人事院の勧告の時期とか金額、また指数を調査する時期、こういう面にも大きな影響があろうと思いまするので、その点を再確認いたしたいと思うわけです。特に国の予算につきましては、定……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 午後からは、淡谷先生や横路先生が全般にわたって予算の面の御質問がございますので、打ち合わせの結果、私はきわめて署務的なものにしぼってお伺いをいたしたいと思います。  まず第一にお伺いをいたしたいと思いますことは、昨年の七月十八日に国防会議で決定をされました第二次防衛力の整備計画の防衛力の整備方針の中に、国土、国民に密着した防衛力とするための災害救援、公共事業への協力等協力面の施策、及び騒音防止対策を重視するものとするという考え方の上に立って、愛される自衛隊という面と民生安定方面へ大きく踏み出すということが、国防会議の決定事項として盛られているわけです。その考え方が今年の予算……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 私は一点だけお伺いをいたしたいと思います。それは農業共済団体に関連をした問題であります。  予算書で参りますと、農業共済関係については、今年は六億円ほど予算をよけいにとっていただいてあるわけなんですが、それにつきましては、の秋以来各地方から陳情がなされており、また請願の手続も成規になされているわけでございます。従って、そういう面からこの予算雷に基づいて確認をいたして参りたいと思う次第でございます。  まず第一にお伺いをいたしたいと思いますることは、この予算書の中にも明記してありますように、事務費は全額国庫負担とする、それからそこに勤めておる従業員の賃金の引き上げも行なう、こ……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 私は時間もございませんので、公務員の待遇の関係を主としてお伺いをいたしたいと思います。  端的に申しますると、人事院の勧告があって、公務員の給与が決定をいたしますると、地方公務員はそれに準じて改定がなされるということに相なっておりますが、国家公務員と地方公務員の、私がお聞きしようとすることは主として賃金の関係ですが、この賃金のアンバランスが非常に多いということから、こういう点について自治省はどういうようなお考えを持っておられるか、まずこれをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 せっかく待遇改善の関係を質問しかけましたけれども、局長さんの健康のかげんで、ちょっと選挙に関係し……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 私の御質問を申し上げたいと思いますることは、踏切道改良促進法に基づいての立体化の今後の進め方、予算化についてと、それから大都市の交通緩和の問題、それに新幹線の問題、この三つについて御質問をしたいと思う次第でございます。  まず、遠いところから先にやっていきまして、新幹線の問題でございまするが、新幹線の問題につきましては、特に岐阜県、愛知県という地域については、この線路の位置について昨年来、大きな反対運動がありまして、また誘致運動がありまして、国鉄の方でも相当頭を悩ましていただいたわけでございまするが、特に岐阜県といたしましては、何といってもこの鉄道というものは、鉄道輸送その……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 私はきわめて事務的な面について二、三お伺いをして終わりたいと思います。  その前にちょっと大臣にお伺いをいたしたいと思いますることは、踏切道の改良促進法に基づいて踏切道の立体化を今後積極的に推進していくといううたい文句は予算書の中にも入っておりまするが、二十二日に、今問題になっておりまする東京都内の交通量の実態調査に警視庁に案内をしてもらって行ってきたのですが、これはわが党の兒玉委員からおそらく質問申し上げておると思うので私は具体的な面については申し上げませんが、まあ大臣も東京のことは地元であるだけに十分僕らよりも内容的に知ってみえますし、この促進法に基づいて立体交差を今後……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 私は時間の関係でどこまで質問ができますかわかりませんが、保育所の予算の関係と厚生年金の関係について質問をいたしたいと思う次第でございます。  最初に、これは予算とは直接にあまり関係はございませんけれども、昨年のこの厚生省の分科会におきましても強くその実態を披瀝をし、厚生省としても十分に考慮をして改正をするような方向の作業を進めたいという気持の御答弁をいただいたわけでございますが、厚生年金につきましては今年は何ら改正の作業が進められておらないようでございますので、なお引き続きこの点について御質問を申し上げ、要求をいたしたいと思う次第でございます。  御承知の通り厚生年金につき……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 今、日本の労働者は労働基準法の完全実施、特に中小企業の労働者はこの点を強くこいねがっておるわけです。ところが現在の基準行政の実態を見ますと、いかにも貧弱であるということなんです。これは職業安定所の方もそうでございまするが、非常に貧弱である。そしてこの原因は、現場におる公務員の諸君は非常にまじめにやっておりまするけれども、とにかく仕事過剰で定員不足ということから、せっかく労働基準法がありましてもこれがものになっておらないということで、その点を非常に強く要望しておるわけでございます。  そこで私は数字的にもお伺いをして、いかに現在の労働行政が停滞しておるのか、無理であるかという……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 私がきょう御資問申し上げたいと準備をしておりましたのは、高校住の急増対策についてでありましたけれども、けさほど委員部の方にきのう一日の先生方の質問の内容をお聞きしましたら、こういう点については辻原先生が具体的に時間をかけておやりになったようでありますので、そういう点につきましては私は省略をしていきたいと思います。なお、私の質問は、滝井先年のように具体的ではございませんので、抽象的でありまするから、数字を御請求申し上げたときは、一つしっかり出していただきたいと思います。  それで、私は先生の定員の問題についてお伺いをしたいと思います。そこで、その前に、一つ大綱的な面で文部大臣……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 具体的な質問の内容に入ります前に、長官にお伺いをいたしたいと思いますことは、大臣に就任されまして、さっそくアメリカの方へ旅行されて、日本の第二次防衛計画の推進状況を話し合いをされ、アメリカからも相当強い拡充強化の要望がされたというようなことが報道されておったわけなんですが、それで昨年末からことしの初めにかけての新聞を見ますると、第二次防衛計画がようやく二年目に入ったにもかかわらず、早くも第三次の防衛計画を指示しておるということが、長官の談話として報道されておるわけなんですが、そういうようなお考えがあるのかどうか、この点をこの際確認しておきたいと思います。

第43回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 時間の関係もございまするので、簡単なところから御質問を申し上げたいと思います。  それでは最初に、国民金融公庫の職員を増員してもらいたいという考え方の上に立っての質問でございます。御承知の通り、国民金融公庫は、昭和二十四年に発足をいたしまして、中小企業への貢献をいたしておるわけでございまするが、何分にも定員が不足ということから、中小企業からも、十分にやはりサービスをしてもらうことができないというので、不満な声が出ておるわけでございます。そうしてなお、職員の人たちも、ほんとうに、時間内には仕事がしきれずに、時間外を店でやっておりましても時間外手当もあまりもらえませんし、体裁も……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1963/02/23、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 昨日国民金融公庫の職員の増員問題について質問を申し上げた途中、定員の積算基礎を示していただきたいということでお願いをいたしましたところ、資料が間に合わなかったので、けさお答えをいただくようになっておりますので、まずそのお答えをいただいて、内容に入っていきたいと思います。
【次の発言】 ただいま御回答をいただきましたが、私のお聞き申し上げた積算基礎を示せということは、ただいま御回答のありましたような内容のものではなくして、科学的な面から事務量対人間がどれだけ要るのかというようなことが、いろいろな要素を取り入れた基礎の上に立っての積算基礎ができておるであろうというように期待をし……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 時間を制約されましたので、ちょっと質問の内容を変えまして、ごく軽いものをお聞きいたしたいと思います。  その前に、新産業都市の指定基準を経済企画庁の場でやるときに、当然農林省からも来ていただいていろいろ御説明を伺わなければならぬ面もございますが、そのときには大臣はおそらくおいでにならないと思いますので、若干ここで大臣の抱負だけお聞きをしておきたいと思います。と申しますのは、いずれにいたしましても、農村問題に対して、政府にしても、与党にしても、野党にしても、いろいろ問題を提起しておりますけれども、日本の農村を開発するということは非常に困難性があるわけなんです。従って、政府とい……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 時間の関係もございますので、私は新産業都市建設促進法並びに低開発地域工業開発促進法をめぐる諸問題についてお伺いをいたしたいと思い思います。  池田内閣は経済成長計画をいたしまして、新産業都市あるいは低開発地域を指定して、日本の経済発展をいたそうという考え方の上に立って法案を出したわけでございます。そこでまず第一にお伺いをいたしたいことは、新産業都市建設促進法に基づく脂定はいまだになされておりませんけれども、聞くところによりますと、当初から全国に十カ所ぐらい指定をして、日本の基幹産業を発展させる、こういう考え方でこの法案が出されたようでございます。ところが審議の過程におきまし……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 実は昼から新産業都心の問題について建設省の方からもおいでをいただいていろいろと御質問を申し上げたいと思っておりましたが、こららに委員会が開かれておって不可能であるということでございましたので、まあその他のあれもありますけれども、そういう面も含めて御質問を申し上げますので、一つ御回答をお願いいたしたいと思います。  御承知の通り新産業都市の指定をするまでの準備調査というようなことについては、もちろん経済企画庁が窓口になって七省に関係をしており、それぞれの省でそれぞれの担務の調査をお願いをして、それを集約して指定されるというような経緯をたどることになっておりまするが、私はやはり……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 時間の関係から、簡単なものを二、三点御質問を申し上げたいと思います。  第一に御質問を申し上げたいと思いますることは、国の交付税やら補助金の基準単価が非常に低いがために、税外負担が各市町村民にかかってきておる実態であるわけであります。従って、私は、もう少しこの基準単価を引き上げる必要があるという考え方からの質問でございますので、そういう考え方の上に立っての御回答をお願いいたしたいと思います。  そこで、まず、年々基準単価というのは引き上げていただいてはおりまするが、一つの例だけの数字を発表していただきたいと思います。学校建築等の場合に、木造と鉄筋コンクリートとございますが、……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 二、三点にわたって御質問を申し上げたいと思います。  私が申し上げるまでもなく、国有鉄道が日本経済の動脈であって、日本経済の発展に大きな寄与をいたしておるばかりでなく、国民の公共福祉にも非常な大きな役割をいたしておる、また期待をかけられておることは、事実であるわけです。ところが、実際的にその運営あるいは予算内容を見て参りますると、国鉄があまりにも独立採算制にとらわれ過ぎて、必要なところの現代的な機械、器具の設備に要する予算が少ないような感がするわけであります。従って、私はその点についてまずお伺いをいたしたいと思いまするが、ごく最近、私どもが、小さなことでございますけれども、……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 私は第一問として、精神薄弱児の対策について質問を申し上げ、また要望も申し上げたいと思います。  それでかた苦しい言葉になりまするが、新憲法ができましてから、国民の基本的人権というものは非常に高まって参りましたし、そしてすべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利も片一方において与えられておりまするし、国はまたすべての生活面について、生活の保障あるいは社会福祉、公衆衛生の向上、これが大きく増進するような諸施策を講じなければならない、こういうことに相なっております。そこでながめてみまするに、精神薄弱児の対策というものは、非常に冷飯扱いをされておるという感があるわけなんで……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 十五分と限られておりますので、答弁の方もそのようにお願いいたします。用意してきた質問内容を変えて、簡単なものを御質問申し上げたいと思います。  現在小中学校の統合の場合の建築費は半額補助金が助成されておるわけですが、火災等で災害を受けた場合には起債だけというように把握しておるわけです。私の申し上げたいことは、統合の場合と同じように、やはり国から補助金を助成してもらうように改正をしてもらいたい、こういう考え方なんですが、その点いかがなものですか。
【次の発言】 大火の解釈ですが、町ぐるみ焼けたというのを大火というのか、学校がまる焼けになったのを大火というのか。

第43回国会 予算委員会第二分科会 第7号(1963/02/23、29期、日本社会党)

○田口(誠)分科員 大橋労働大臣は法律家としても専門的な知識を持っておられまするので、私は労働組合法でいつも納得のいかない、またおかしいと思う点がございまするので、その点をお伺いいたしたいと思うわけです。  御承知の通り憲法の第十四条には「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」という、すなわち差別を絶対にしないという条項が、憲法の中に示されておるわけなんです。これは御存じの通りでございます。  そこで、終戦後いろいろと日本の政治機構も変わって参りまして、労働組合法ができ、労働組合を組成いたしておるわ……



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データ更新日:2023/02/05

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