このページでは伊能繁次郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○伊能委員 関連して――その点について一言私は申し上げたいのですが、「各省大臣は法律に基づいて」と書いてある。その点の関連の解釈がただいま何らなかった。その点の御説明を願わないと、明確でない。
【次の発言】 そうすると、道路運送法策八条二項の法律に基づいておるかどうかということになって、その内容が、私は法律問題になると同時に事実問題でもあると思うのですが、今日までの通常解釈からいけば、常識上私は、今回の政府の措置は、政府部内の措置としてはただいま経済企画庁長官のお話のとおりであるが、一応法律との関連においてはそれが法律に基づいたものだとは理解しがたい。この点について、これは裁判所のきめるところ……
○伊能委員長代理 これより会議を開きます。
委員長の指名によりまして、私が委員長の職を行ないます。
旧金鵄勲章年金受給者に関する特別措置法案を議題とし、提出者より提案理由の説明を求めます。提出者草葉隆圓君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は、後日に譲ります。
【次の発言】 文部省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 三木喜夫君。
【次の発言】 田口誠治君
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は、明二十八日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を……
○伊能委員 議事進行。本件については、当該委員会の質問に関連はありますが、どうも四者等いろいろ私的な問題もあるようでございますから、これはひとつまずそのほうでお話し願って、文部大臣は、御承知のように先般の当委員会においても責任を持ってお世話をすると言っておられるのですから、ひとつ四者なら四者で、双方に誤解があってもいけませんから、この問題をまずお話し合い願って、木曜日までにまとめていただいたほうが 委員会の審議としてはやや不適当な感じもいたしますので、その辺三木さんの御意見も伺って、適当に御処理願ったほうがいいのじゃないかと思います。
○伊能委員 この際、私も本法案に直接関連はございませんが、せっかく文部大臣がお見えでございますので、教育公務員の給与の問題について一点だけお尋ねをいたしておきたいと思うのでございます。 教育公務員の給与につきましては、 一般公務員との関連において、いろんな沿革から今日のような形で制定を見ておりまするが、昭和二十八年八月には、国会の議決によっていわゆる高校教員、中学校教員、小学校教員の三本立て制度が確立せられたのでありますが、その後の人事院の裁定、勧告等によってややその形態はあいまいと申しますか、是正をされた形になっておりますが、私は、文部大臣に中学校、小学校、高等学校等の先生方の給与につい……
○伊能委員 間もなく運輸大臣が見えられると思いますので、それまで当面の全体の問題に関連することでありますが、主として経済企画庁長官のもとで処理されておる公共料金という問題について、政府では公共料金というものをどういうように定義づけ、どういうような考えで今回の措置をとられたか、公共料金の内容からひとまず経済企画庁のほうにお伺いしたい。
【次の発言】 ただいま運輸大臣も見えましたので、公共料金の一応の御説明はさらに後刻詳細に私からお尋ねをするといたしまして、昨日、東京都内の民間バス業者九社が、いわゆる公共料金、バス運賃の引き上げを停止せられたことに対して、法律上不当である、不法であるということで、……
○伊能委員 関連。どうも官房長の御答弁、われわれは、そんな形式的な答弁を聞いているんじゃないですよ。もうまゆに火がくっついているのですよ。だから、もうちょっとはっきりした答弁をしてもらわないと……。これは超党派の問題なんです。あなた方、公営企業法を全部読んでごらんなさい。当然そういうことは……。大臣はまだ就任したばかりで――実は早川大臣とは、ぼくはこの問題については数回折衝もし、予算委員会において宮澤経済企画庁長官が変な答弁をしたときには、私は文句を言ったくらいなんです。現に東京都の赤字を見てごらんなさい。私は、この問題については昭和二十六年以来関係しておる。そうして迫水経済企画庁長官、藤山経……
○伊能委員 同僚委員からいろいろ突っ込んだ御暦間がありましたので、私は一点だけ希望かたがたお尋ねをしたいと思う点は、地方公営企業制度調査会、もちろんわれわれも賛成であります。しかし、これには二年の長期間を要するということで、その間に当面のいろいろな問題の処刑は当然起こってまいりますので、その点について、他の常任委員会等においても検討はいろいろされておるやに伺っておりまするが、それらの面についても、私はやや安易な方向にだけいくような検討がなされておることを心配しますので、本質的には、公営企業であろうと、民営企業であろうと、それは企業である限り、採算を前提にするということが根本でなければならない。……
○伊能委員 外務省設置法の一部を改正する法律案並びに在外公館の名称及び位置を定める法律及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由については、先般外務大臣からお伺いした次第でございますが、この点について、他の事務的な問題は関係の当局のほうからお伺いをいたしますが、外務大臣に、今回の外務省設置法の一部改正法律案について、第一点から第六点までありますが、そのうち特に第一点、第二点について、アジア局の賠償部を廃止する、そうして経済協力局に移す。と同時に、情報文化局に新たに文化事業部を設置する、こういうような御提案であります。何か私どもとしては、一つの部を廃止して……
○伊能委員長代理 田口誠治君。
○伊能委員 関連。いまの問題について、大臣の方針はきわめて明確で、われわれも了承できるのですが、具体的な問題について、これはいま調査中とおっしゃっているのですが、もう二、三カ月しかないので、これについて私が特に申し上げたいのは、路線トラックについては、おもな大都市の狭いところへ入ってくるということはないはずです。したがって、大阪等で淀川筋でとめるとかいうような適切な措置をとっておられても、特段の支障はないのです。また、観光バス等についても、これは狭いところへ入ってくるものを制限するということについても、大した問題は起こらぬと私は思うのですが、問題は、ただいま同僚の村山委員からお話のあった定路線……
○伊能委員 私は、一点だけ厚生大臣にお伺いしたいのです。ただいま同僚田口委員から、今回改正される家庭児童局について、いろいろな角度からお尋ねがあったわけですが、青少年の問題は、現在政府機構としては、文部省の社会教育局、少年労働者の保護の観点から労働省にも部局があり、また犯罪方面の予防保護の観点から、法務省にも適当な行政組織がある。さらに本日審議されておる家庭児童局等の問題があるのですが、政府としては、これらの青少年問題については、中央青少年問題協議会その他いろいろな角度から、基本的な研究もされておられると思うのでありますが、かように各省に区分されておる状況においての基本的な問題と、各省に分かれ……
○伊能委員 大臣がおいでの機会ですから、一言お伺いしておきたいと思います。 今回、建設省の設置法改正に際して、砂防事務が地方建設局へ委譲せられるということで、その内容はたいへん詳細に、相当な仕事のように委譲内容のうちに書かれておりまするが、本省においてはわずかに二十二、三人の人でやっておられ、新しい機構によると、砂防課というものもありませんし、災害管理官とかなんとかいうことで二名程度各局に河川部へ配置せられるのですが、その辺のところで実質的に砂防の仕事を委譲せられる。一方においては、農林省等においては依然としてこれが林野庁に存置せられるということで、せっかく建設省が地方委譲をせられるというこ……
○伊能委員長代理 田口誠治君。
○伊能委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、本日出席できませんので、委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
農林省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を継続いたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。山内広君。
【次の発言】 受田新吉君。
○伊能委員長代理 茜ケ久保重光君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は、明三日午前十時理事会、十時半委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○伊能委員長代理 永山忠則君。
○伊能委員長代理 永山君。
【次の発言】 関連。この問題は毎年毎年の内閣委員会で問題になるわけでございます。したがって、われわれとしても、政府を信頼して、せめて人事院の公正な勧告は勧告どおりに実施をしていただきたいということは、おそらく内閣委員会全員の強い希望であり、また常に主張しておるところだと思います。ことに、今年の初めの池田総理大臣の施政方針演説並びにそれに対する社会党側の質問の際に、池田総理大臣は、こういうことを言われた。乏しきを憂えず、ひとしからざるを憂うるという引例を社会党の質問者が出したときに、乏しきをも憂えるということを大きな声を出して答弁をしたのは池田総理大臣です。私は、この……
○伊能委員長代理 石橋政嗣君。
【次の発言】 静粛に。
○伊能委員長代理 これより会議を開きます。
去る七月十八日、徳安委員長が辞任せられましたので、理事間の御協議によりまして、私が委員長の職務を行なうことに相なりましたので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。
【次の発言】 本日は、公務員の給与に関する件及び国の防衛に関する件について調査を進めます。
まず、去る十二日の人事院の一般職の職員の給与の改定に関する勧告につきまして、人事院当局より御説明を求めます。人事院総裁佐藤達夫君。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
質疑の申し出がありますので、これを許します。永山忠則君。
○伊能委員長代理 これより会議を開きます。
国の防衛に関する件及び公務員の給与に関する件について調査を進めます。
まず、基地問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。中村高一君。
【次の発言】 次に、原子力潜水艦寄港問題について質疑の申し出がありますので、これを許します。石橋政嗣君。
【次の発言】 石橋君に申し上げますが、外務大臣はさいぜん理事会でおはかりいたしましたように、十二時十五分ごろから一時半ごろまでよんどころない所用があると申しますから、その点御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 この際、公務員の給与に関する件について質疑を許します。村山喜一君。
○伊能委員長代理 すぐ呼んでまいります。
【次の発言】 大出君に申し上げますが、科学技術庁から原子力局長が見える予定になっておりまして、長官は文教委員会の了承を得てちょっと外出しておるそうですから、御了承をいただいて、村田原子力局長が見えたら御質問いただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、この際二時二十分まで暫時休憩いたします。
午後一時三十七分休憩
○伊能委員 ただいま先輩委員が行政の一体、行政の継続性について相当長期にわたってお尋ねがありましたが、私はその点について、法律に基づいて運輸行政のあり方についてお尋ねしたいと思います。 それに先立ちまして、御承知のように、戦後の運輸交通は非常な日本の経済の発展に貢献をし、ことに松浦大臣はじめたいへんな御努力をされて今日の経済復興、開発、発展を見たのでありますが、その結果として率直に申し上げますと、一部の高名な学者は、交通事業の犠牲の上に経済発展がなされたとすら極論する人がおるように、最近の交通というものは非常にゆがめられた形で取り扱われておるのであります。したがって、この際大臣にお伺いしたい……
○伊能委員 ただいま中嶋委員からお尋ねのありました件につきましては、わが党といたしましては、もちろん、そのお読み上げになられた三十七年八月九日の当委員会並びに国会法改正小委員会等において了解点に達した点は、異議ありません。ただ、その後において、御承知のように、一昨年の通常国会の会期末等においては、あるいは社会労働委員会あるいは内閣委員会等において、この決定の趣旨に反するがごとき事態も起こったようなことは皆さま御承知のとおりでございますので、われわれとしては、あくまで三十七年八月九日に決定せられた趣旨、すなわち、国会の正常化並びにその運営については、各党が責任を持つ、したがって、国会の役員につい……
○伊能委員 予算関係は二月中旬までで全部終わり。
○伊能委員 ただいまの第一点の御意見並びに御希望につきましては、わが党としては誠意をもって善処いたします。政府にもその旨しかと伝えたいと思います。
第二点については、私どもも同感でございます。
第三点については、これは当該特別委員会においてさような形で当然審議せらるべきものと思いますので、私どもは当該委員会がそういうような審議をされることを心から希望するもので、その点について異議ありません。
【次の発言】 私も、佐々木理事のおっしゃるとおりの考え方で異議ありません。
【次の発言】 私どもも、ただいま中嶋委員並びに下平委員の御意見につきましては、お話のとおりの趣旨であれば、全く同意見でありま……
○伊能委員 本件につきましては、私どもとしては、御承知のように、椎名外務大臣が昨朝韓国へ出張せられまして、目下日韓問題についての諸般の外交折衝をいたしておりまするので、かような事態ははなはだ私どもにとりましても遺憾なことだとは存じますが、外交折衝中に不信任案が出ておって、それがいつまでもペンディングで解決を見ないということは、国際関係の上からいっても、はなはだ好ましからざるところと、かようにも考えますので、明日本会議も開かれることでございますので、当事者がおらぬというような異例の事態もあるということは十分承知はいたしておるのでございますが、ぜひ明日の本会議にこの決議案が上程せられるよう本委員会……
○伊能委員 議長からまことに行き届いた御発言がありましたので、私どもとしては、おそらくわが党だけでなくて、当委員会において皆さんその趣旨を御了承せられておることだと思うのでありますが、この機会に、特に議長の御発言についてわれわれ了承はいたしましたが、すみやかに解決をせられるというおことばもございましたので、ぜひどうぞその趣旨でひとつよろしくお願いいたします。
○伊能委員 本件については、もうくどくどしく申し上げるところもないと思いますし、ことに社会党さん側におかれても非常な配慮をしていただいておると思いますので、大体いつごろめどがつくかということを念のためにお伺いしたいと思うのでございます。
【次の発言】 ただいまの予算関係法律案の問題並びに三矢特別委員会の問題についての御意見、御希望、私どももたいへんごもっともと了承いたしますので、その点は党に帰りまして……。また、三矢小委員会におきましては、小委員会自体としても、そういう問題については、当初の委員会設置の趣旨に合致するように、ぜひ円満な運営をしてもらいたいということは、私どもは党を通じて委員長に……
○伊能委員 関連。私おくれてまいりましたので、あるいは同僚委員からこの点が質問されているかと思いますが、村山委員の御質問に関連しまして、いま増原国務大臣は、全般的な行政の合理化、簡素化という問題にも触れられましたけれども、昨年出ました臨時行政調査会の答申、並びに現に政府が進めております行政改革本部等においては、臨調の趣旨を今年の八月あたりには全部まとめて行政の合理化、簡素化等の方針を立てられる。それに基づいて全般の行政の合理化、簡素化が、昭和四十一年度なりあるいは四十年度後半に明確になされるのかどうかという点について、お伺いをいたしたい。
○伊能委員 総務長官に質問じゃないのですが、一言お尋ね申し上げたいことがあるのです。 総理府設置法の一部を改正する法律案に家庭と港湾の審議会ができるのですが、何か聞くところによると、通産省の設置法には入ってないのです。通産省のほうで、通産大臣諮問の審議会の設置法か何かをつくるというような話がいまあるやに聞いているのですが、審議会の設置は、通産大臣だろうと各大臣でも、法律に基づくものは、設置法は全部こっちへくるのか、あるいは通産省の審議会、通産大臣の諮問の審議会等は、商工委員会でやるのか。われわれは商工委員会でやってもらったほうがいいとは思うのですけれども、その辺の割り振り等をお調べおきを願っ……
○伊能委員 角屋委員の質問に最初関連しておったんですが、私用事があってあれでしたが、少年院のほうに移るようなら、関連で一言質問させていただきたいと思います。 それは数日前の新聞に出ておりました、さいぜん局長からお話のあった登記事務の激増の問題にも関連しておると思いますが、不動産の得喪移転変更の問題について、地面師の跳梁ばっこが最近きわめて激しい。われわれの知らない間に、個人の不動産が自分のものでなくなって他人のものに移ってしまうというような事態が、現に起こりつつある。こういうものについての、人の問題は別として、法制的に、現在の法令関係よりなお一そう犯罪が防止できるようなことについて、法務省に……
○伊能委員 いまの問題に関連して。本委員会においては、法務関係は大体質問が終了したように思うのでありますが、いま田口委員から御要求のあった点については、来週、法務関係の設置法をわれわれとしては社会党のほうにお願いをして上げたいと思いまするので、そのつもりで御質問に対する準備その他を法務省関係にお願いをしておきたいと思います。
○伊能委員 村山委員の重要な質問に関連いたしまして、私も二、三お尋ねをしたいと思います。 貿易行政、経済外交の行政が、日本の今後の平和的な発展の上に最も重要と言っていい以上の大切な問題でありますから、今回の通産省における通商局と貿易振興局、これには私どもは双手をあげて賛成であり、また、かつて昭和十三年か四年ごろには貿易省の設置の問題が政府において論議せられたことも、私ども当時の当事者の一人としてよく承知している。それほどに重要な問題でございます。したがって、単に二つに分けるというよりも、さらに一つ上へいった大きな機構があってもしかるべきだ、かようにすら私ども考えるわけでございますが、今回の通……
○伊能委員 先般、文部省設置法の一部を改正する法律案につきまして文部大臣から御説明をいただいたわけでありますが、そのうち、今回の改正の重要な第一点として、国立社会教育研修所の設置についての法律改正の内容が掲げられております。この点については、私どもも、最近の社会の進展に伴って日本の学校教育、家庭教育、社会教育の三つがそれぞれ調和のとれた形で進められるということは、現在の甘木の実情にかんがみまして最も大切だと思うわけでありますが、この国立社会教育研修所を設置する基本的な理由等について、十分この際政府から適切な御解明をいただきたいと思いますが、政務次官から御答弁を願います。
○伊能委員 私は一点だけお尋ねしたいのですが、それは一昨年オリンピックの関係で私欧米のほうに参りましたときに痛感したのでありますが、現在日本から外務省の人々以外に各省の人がそれぞれの仕事を持って外国に行っておられる。ジェトロとか公社というものは別といたしまして、公務員が外国に駐在をしております。私はしばしばこの問題についての希望を外務当局に申し上げたこともありますが、きょうは官房長がおられなければどなたかから御回答いただきたいのですが、たとえば観光の仕事、特に外務省の情文局等と関係の深い観光の仕事、あるいは経済関係、貿易関係の仕事等について、在外公館とそれぞれの各省から出ている人々との間の連絡……
○伊能委員 私は前回、前々回にわたって、わが党並びに社会党から今回の外務省設置法の一部改正法律案について改正点で特に論点となりました中南米・移住局の問題について、さらに外務大臣並びに関係政府当局の明確な御説明をいただきたい。この点は両党から相当突っ込んだ質問もいたしましたが、なお十分な理解に達していないという点がありますので、この際、わが党としてもこの点に関する外務大臣並びに関係政府所管の明確な御説明をいただいて、本法案審議の促進をはかりたい、かような趣旨でございますので、そのつもりで御答弁をいただきたいと思います。 と申しますことは、すでに外務省からは十分な説明を伺い、中南米・移住局につき……
○伊能委員 関連して。さいぜん同僚永山委員からお尋ねした件について、給与課長がいらっしゃるので、私さらにお尋ねし、またお願いしたいのですが、給与課長は非常に行き届いた御説明をされましたが、最後に、財政上の見通しというような非常に含みのあることばで全体をまとめられたようですが、国鉄等の三公社の共済組合について、今回は非常に御配慮のある恩給法と同等の取り扱いをするということになって、政府の態度についてはわれわれ非常に感謝をしておるのですが、その結果として、国鉄等には共済組合財源等についていろいろな問題が現に起こり、また将来起こるおそれがある。こういう問題は、政府部内においてもちろんいろいろ御検討を……
○伊能委員 今回の運輸省の改正案は、港湾審議会の問題を除いては比較的事務的な改正のように存じますが、港湾審議会の問題につきましては、来週同僚議員から詳細に質問をされる予定になっておりますので、私はこの問題に触れずに、当面の改正点等についてお尋ねをいたしたいと思います。 その第一点は、運輸省の所掌事務に委託による飛行場の工事の施行に関する事務を加えるということでありますが、今日の実情はどうなっておるか、今後運輸省にこういうような委託による飛行場の工事の施行に関する事務を加えるに至った必要性等について、関係者から御回答いただきたいと思います。
○伊能委員 今回の経済企画庁設置法の改正理由によりますと、「国民生活の安定及び向上に関する総合的な施策を強力に推進するため、経済企画庁に国民生活局を設置し、及び国民生活向上対策審議会を改組し、あわせて経済企画庁の職員の定員を増加する等の必要がある。」かように述べておりまするが、この間の事情について、長官に、昨年度も提案され、今年度も提案された基本の趣旨については私どももよく了承できるわけでありますが、とかく新しい役所を設置することによって行き過ぎやら摩擦等も起こりますので、今回の設置の理由について一応詳細に承りたい。
【次の発言】 ただいまの長官の御説明は、たいへん積極的で、しかも前向きの御議……
○伊能委員長代理 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
建設省設置法の一部を改正する法律案の審議は、後刻にいたします。
【次の発言】 厚生省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。田中誠治君。
○伊能委員 私は、先刻田口、受田同僚議員が本法案の基本の問題について質問をせられましたが、それに関連して、二、三申し上げたいと思うわけでございます。 そのことは、本法案の成立によって、ただいま同僚議員から指摘せられたいろいろな問題も起こりますが、それと同時に、佐藤委員会が出された答申、これは政府自体も行政改革本部というようなそれに対応された機構をつくって目下検討中であるということを、本委員会においてしばしば私ども政府委員から拝聴したところでありますが、その経過がどうなっておるか、最近においてあの答申がいつ実を結ぶ体制になるのかということを、重ねて私はこの機会に伺っておきたい。
○伊能委員 ただいま中嶋委員の本決議案に対する御意見を伺ったのでございますが、わが自由民主党といたしましては、本案が本議院運営委員会理事会に提案せられましてから、数回にわたって、事態が非常に重要な問題であるということで、首脳部間においていろいろと意見の交換を行ないました。現に本日も一時間近くにわたってこの問題の論議を行なったわけでありますが、遺憾ながら、ただいま中嶋委員の言われましたような見解とはその考え方を異にいたします。 率直に申しまして、ベトナム問題の平和解決につきましては、われわれは、他のいずれの政党、他のいずれの国にも劣らず、日本人として非常な平和解決に対する熱意を持っていることに……
○伊能委員 ただいま福田長官から御丁寧なごあいさつをいただきましたが、実は本委員会における行政機構の改革並びに行政運営の管理の問題につきましては、前通常国会におきまして、二月十六日、社会党の角屋委員並びに民主社会党の受田委員から当時の増原長官並びに山口行政監察局長、井原行政管理局長の諸氏に対しまして、各方面にわたって御質問がございました。幸いにして昨日の衆議院本会議におきまして、行政監理委員が新たな機構で国会において任命せられ、非常にりっぱな方々が委嘱を受けて発足をせられたわけでございますが、当委員会において行政機構の問題については、すでに政府関係各閣僚からもいろいろと御答弁がありましたし、か……
○伊能委員 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部改正法律案につきましては、前国会において時間の関係上ついに審議をするに至らなかったのはまことに残念であり、政府に対してもはなはだ恐縮に存ずるのであります。今国会において幸いに審議の機会を得る予定でありましたが、御承知のような会期の関係で、今日すでに会期末も迫っておりますので、十分な審議ができないことも、またまことに遺憾でございます。きょう私ども新しい防衛庁長官を迎えて、この問題の質疑に入りたいと存じますが、その前に、前国会において、当委員会においてはついに審議を尽くすことができませんでしたが、予算委員会等で三矢研究の問題についてのいろいろな審議があり、……
○伊能委員 ただいま委員長のお話のありましたとおり、すでに議院運営委員会並びに理事会等で、この問題についてはいろいろ論議をざれたのでありますが、いまだに結論を見ないことはまことに残念な次第でございまして、私どもとしては、社会党さんをはじめ民社党さん側から提案されておりまする公務員給与、災害、物価対策等に加えまして、わが党としては、日韓に関する基本条約その他の諸案件をこの際木臨時国会に付議していただきたい、かような趣旨から、かねて申し上げておりますとおり、七十日の会期とせられたいことをお願い申し上げる次第であります。
【次の発言】 ただいま藤田氏のお尋ねは、私に対するお尋ねのようではないと思いま……
○伊能委員 ただいま橋本官房長官から、今第五十国会に際しての政府の、条約、法律案、その他関係の給与、災害あるいは物価抑制政策等に関する予算その他の政策についてのお話があり、同僚の中嶋理事、久野理事からもそれに関するお尋ねがあったわけでありますが、私ども自由民主党の与党理事といたしましては、当面の日韓問題について、政府から、ただいま官房長官が御説明のように、きわめて明確な方針の御開陳もございましたので、この機会にわれわれとしては、一日も早く当面の日韓関係条約、法律案等の御審議をお願いしたい、そういう趣旨から、すでに理事会等においてもお話し合いがありましたが、この機会に、各党の御意見をひとつお聞か……
○伊能委員 先般来の理事会におきましては、日韓条約関係の条約並びに法律案について、できるだけ早く審議をなし得る態勢を整えていただきたいということで、私どものほうからしばしばお願いを申し上げておりましたし、また、昨日の委員会におきましても、私から特に発言を申し上げまして、それらの点についても皆さまにお願いをしたわけでございますが、民主社会党からは、その際明確な御意見の御開陳がございました。きょうの理事会等におきましても、その問題について、私ども社会党さんのほうに御意見の御開陳をお願いいたしたのでございますが、社会党さんからもしかるべき御意見の御開陳がありました。この委員会におきましても、その内審……
○伊能委員 ただいま、社会党の中嶋理事からいろいろお話がございました点については、私どもかねてよく承ったところでございます。ただ、残念ながら、われわれもその点については、それぞれの立場において努力いたしたのでございますが、今日の段階においては、まだわが党として了承という域に達しませんで、けさほど来理事会等においても、遺憾ながら賛成できないというお返事をせざるを得ない状態でございましたが、お話もございましたので、今後われわれとしては最善の努力をいたしたい、こういう決意を申し上げたいと思います。
【次の発言】 はなはだ残念ながら、明快な理由をここで私ども申し上げかねるのを遺憾に思うわけでございます……
○伊能委員 ……
○伊能委員 ただいまの中嶋理事の御意見については、私どもも賛成でございまして、今国会中に何とか結論を出したいということについても、われわれとしては別段異議があるわけではございません。同時に、今国会中に、昨年国会の正常化について三党間で申し合わせをされました点、さらにまた、申し合わせを待つまでもなく、国会としては、国民の期待にこたえるような国会の正常化がなされることは当然でもあり、われわれの責任でもあると存じます。これらの問題につきましては、議長、副議長さんからいろいろさらにまたわれわれに御下問もあろうかと存じますので、その点もあわせて申し上げまして、できるだけ今国会中に国会正常化並びに委員長配……
○伊能委員 自由民主党、日本社会党、民主社会党の三党を代表いたしまして、ただいま提案の附帯決議案について御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 公務員の給与については、政府は、人事院勧告制度の趣旨にかんがみ、今度これを完全に実施し得るよう予算措置を講ずることに最善を尽すべきである。 右決議する。 趣旨は明確でありますので、御賛同くださるようお願いをいたします。
○伊能委員 ただいま行政管理庁長官から昭和四十一年度の各省庁の機構、定員縮小、欠員不補充、また行政改革の問題について、たいへん御苦心のあるところを拝聴した次第でございますが、それについて、政府として先般三つの大きな方針を御決定をされました。科学技術の振興整備、内閣機能の整備強化、首都圏の機構の整備強化等、三つの方針を御決定をせられて、それぞれ政府部内においていろいろ御検討、御審議をしておられるやに伺うのでありますが、その後の進捗状況等についてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいま私のお尋ねした三点については、長官からかなり明快な御答弁があったわけでありますが、特に行政監理委員会、さかのぼれ……
○伊能委員 関連。いま村上先生の質問に皆さんが答えてないのじゃないかと、私は感ずるのです。ということは、国会としても従来――各種学校といま法律的に説明されましたが、大学校の設置を承認したことについては、国会としても私は責任がないとは言わない。しかし、各種学校であるからといって、設置法で一条そういうものができたとたんに、文部省は何らこれに関与できないのか、してはいけないのか、できるのだがしないのか、その辺のところは明確でない。そうすると、水産講習所なんか、かつては講習所であっても、学校であった。これは私はよくわからないのですが、それがいま水産大学。これは文部省の法律に基づく学校なのか、やはり農林……
○伊能委員 水資源局長おいでになるようでございますから、最近の水資源の開発、管理の実情についてお伺いいたしたい。ことに水資源局が経済企画庁に発足した数年前には、非常にこの問題が大きく取り上げられておりましたが、その後水資源開発公団の発足等で、事務的には全体としては非常に円満なる運営をしておると私は聞いておるわけでございますが、最近の水資源行政の実情、並びに運営の内容等について、ひとまず全般的にお話を伺えれば幸いだと思います。
【次の発言】 ただいま当面の概況だけはお伺いしたわけでございますが、それに引き続いて、来年度の目下国会に提案されておる政府の予算関係として、利根川水系等についてどういう御……
○伊能委員 大臣まだお見えになりませんので、採決には若干時間があろうかと存じますので、中西国民生活局長御出席ですから、一言。一昨日の物価問題懇談会においていろいろ論議をせられたことが新聞紙上伝えられておりますが、その際、公共料金、なかんずく公営企業あるいは民営企業の運賃関係等についていろいろな論議が出たとか、そのうち都留委員から、運賃等の公共料金については算定の基準を設けたらどうかという意見があったとか伺っておりますが、この問題は経済企画庁自身においても、かねて政府内において基準運賃というような考え方で今後の処理をしていかれるというようなことも先般来伺っておりますので、これらの関係についての政……
○伊能委員 今回の運輸省設置法の一部を改正する法律案は、政府御提案の内容はおおむね六点のようでありますが、そのうち一と六はそれぞれ船舶航行の安全に関する事務内容の修正、第三については、港湾技術研究所に、昨年度港湾建設局に委託によって地方の飛行場建設の仕事をさせるということと相まって、研究所に飛行場の土木施設の建設、改良及び保全に関する研究を加えるということで、重要な問題ではあっても事務的な内容のように拝見せられますので、私は主として第二の船舶技術研究所の所掌事務に、将来の船舶航法の高度化に伴って人工衛星による航法の開発に関する研究、第四の港湾審議会の所掌事務に、昭和四十三年三月三十一日までの間……
○伊能委員 今回の農林省設置法の一部を改正する法律案の内容は、大体水産研究所関係とさらに定員の整備、この二点にしぼられたようでございます。今回の水産研究所の機構整備について先般提案理由の御説明を伺ったわけでございますが、その内容について関係当局から詳細にお伺いした
いと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明で、改正の概要はわかったわけでありますが、ただいまお話のありましたように、最近は単に日ソ関係の北洋漁業だけでなく、世界的に漁業の国際規制の問題が非常に大きな問題として取り上げられておるようでございますが、この問題に関する現状と将来の見通し等についてお話を伺えればありがたいと思います。
○伊能委員長代理 次会は、明二十二日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時二十九分散会
○伊能委員 ただいま議題となりました自民、社会、民社三党共同提案にかかる附帯決議案につきまして、提案者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 防衛施設周辺の整備等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当っては、次の事項につき善処すべきである。 一、第四条の規定の運用については、防衛施設周辺地域の住民の生活の実情及び市町村財政の現状にかんがみ、補助対象となる市町村の認定、補助の対象とする施設の選定、補助率等につき特に配慮すること。 二、防衛施設周辺地域を管轄する都道府県についても、第四条の規定に準じ、行政措置を講ずるよう配慮す……
○伊能委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はすでにお手元に配付してありまするので、朗読は省略さしていただき、その要旨を申し上げますと、本法案の施行期日である「昭和四十一年四月一日」はすでに過ぎておりますので、これを「公布の日」に改めるとともに、これに伴う関係条項の整理を行なおうとするものであります。 何とぞ御賛成をお願い申し上げます。
○伊能委員 ……(発言する者多く、聴取不能)審議会等の整理に関する法律案並びに行政相談委員法案は、この際、質疑を打ち切って、直ちに採決することの動議を提出いたします。
○伊能委員 議事進行。村山君の質疑に入ります前に、さいぜん楢崎君からの保留せられた質問の問題がありますから、大蔵省から御答弁をいただきたい。
【次の発言】 ただいま審議中の防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案、内閣提出第一五号及び同法案内閣提出第三七号は、この際質疑を打ち切り、直ちに採決されんことを望みます。動議を提出いたします。
○伊能委員 ただいま委員長からお話のございましたように、前田会長はたいへん御多忙のところをわざわざおいでをいただきまして、当委員会としてまことに恐縮でございますが、ただいま議題となりました問題、すなわちILO条約に関連しての公務員制度審議会の答申につきまして、いずれ同僚委員から詳細な点についてはお尋ねがあろうかと存じますが、私からは先般の答申の経緯につきまして一応会長かち御説明をいただきたいと思います。
○伊能委員 ただいま、同僚前田委員から詳細なお尋ねがあって、それに対する御答弁で大体のことはわかったのでありますし、基本的には、私どもも河川敷の開放については、当委員会の趣旨に基づいて全面的に賛成でありますが、ただ、さいぜん局長の仰せられたように、補償をしないという前提については、事情はよくわかりますが、その点では、実情に合った開放措置をとられることが最も望ましい。たとえば、ゴルフ場をさいぜん例に引かれましたが、十年もたてば大体施設に対する回収その他若干の利益を得ただろうという御想定ですが、一方、公共の施設とも言いがたい読売ジャイアンツの練習場については、何かそのままにされるというような御意見……
○伊能委員長代理 山内広君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後二時六分散会
○伊能委員長代理 大出君に申し上げますが、さいぜんお聞き及びのとおり、森長官は、公務員給与に関する関係六閣僚懇談会が一時からあるということでございますから、他の質問者もございますので、しかるべくおまとめを願いたいと思います。
【次の発言】 村山喜一君。
○伊能委員 ただいま政府から御提案になりました三法案につきまして、人事院の勧告が提出せられて、政府としては九月実施ということに決定せられたようでありまするが、それに関する閣僚会議等において、どういう経緯によって従来どおり九月ということに決定せられたか、その経過について一応総務長官からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの御説明で、従来からの経緯、ことに昨年でしたか、一昨年でしたか、十月を九月に切りかえたというような問題等も関連しておると思いますが、今回の関係閣僚会議において、人事院の勧告の時期、この点は従来当委員会においてもいろいろ問題になり、人事院総裁自体も勧告の時期等についてはしば……
○伊能議員 ただいま議題となりました旧勲章年金受給者に関する特別措置法案につきまして、その趣旨の説明を申し上げます。 旧金鵄勲章年金令が明治二十七年勅令第一七三号によって制定せられましたことは、御承知のとおりであります。その後、この年金令は昭和十六年に至り勅令第七二五号によりまして廃止せられましたが、同時にまた、この勅令により昭和十五年四月二十五日以前の叙賜者につきましては、旧令によって年金は下賜されていたのであります。しかるに、終戦後昭和二十一年三月に至りまして、これらの勲章年金は、昭和二十年十二月末を限りといたしまして、一切廃止せられることとなって今日に至っておるのであります。 戦後二……
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