このページでは久保田豊衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○久保田(豊)委員 それに連関しまして、もう一つ、最近のカルテル状況の資料もひとつまとめて出してもらいたい。
○久保田(豊)委員 私は、きょうは主として政府の三十九年度の経済見通しと経済運営の基本的態度並びに過般長官が商工委員会において述べられました演説について、ごく大どころだけをかいつまんで御質問を申し上げたいと思います。しろうとですから、だいぶ間違ったところがあると思うから、そういう点は遠慮なく教えていただきたいと思います。同時になお、私は長官にぜひ新産都市の実施状況並びに工業整備地域の実施状況について具体的にお尋ねをしたいと思いますけれども、きょうはその時間がないと思いますから質問を保留しておきますから、あらかじめひとつ御承知をいただきたい。 まず第一にお伺いいたしたいのは、この政府からいただ……
○久保田(豊)委員 関連……。いまの点は非常に大事な問題だろうと思うのです。いまの業法によれば、その調整をする一番大きな政府としての環は何かというと、設備調整ということが大きな柱になっておる。そうして生産調整は、いまお話しのように、法のはっきりした規定はない。結局業界の実質的な自主規制ということが中心で、これにある程度の行政指導といいますか行政圧力というものを加えて、これを実現する、こういうことがいまの石油の行政といいますか、それが柱になっている。これがいまお話しのように、将来は設備規制だけをやれば、あとだんだん話していくなり相談するという形が出るかどうか、私はむしろ逆にいくんじゃないかという……
○久保田(豊)委員 時間がありませんから、端的に二点ばかりお伺いいたします。 総理は、大体三月危機というものはない、来ない、こうお考えのようでありますが、最近、中小企業に対して政府のとっております態度は、三月危機を目ざした対策が大部分であります。特に最近打ち出しておりまする対策は、ほとんどそれが大部分であります。 そこで、第一点は、この三月がいわゆる危機であるかどうかというふうな議論はどうでもよろしゅうございます。しかし私どもはおそらく今回は、三月は一つの決算期ですから山にはなるが、いまの経済情勢の中では、中小企業の三月に匹敵するような非常に困難な状態は相当長期に続く、これは必然だと思うの……
○久保田(豊)委員 資料の要求を一つしておきますが、さっきお話のありました二月二十一日に下請代金の遅延防止の通達を出しておりますね。それの全文を成文でみんなに至急配ってください。
○久保田(豊)委員 時間がありませんから、ごく大きなところだけを伺います。 いま三公庫の方々からそれぞれお話があったわけでありますが、要するに政府三公庫の資金量が足りないということはだれでもお認めになる。統計で見ましても、中小企業に対する年次報告を見ましても、三十八年九月末のあれで、中小企業に対する融資残高が八兆九千三百十億、この中で政府三公庫の貸し付け残というのはわずかに六千七百八十億で、率からいうと七・九ということであります。不況とか引き締めとかいうことを別にして、これの大幅ないわゆる資金ワクをふやす具体的な方法については皆さんはどうお考えになっておるのかという点であります。これらをやる……
○久保田(豊)委員 まず国税庁のほうにお伺いいたしますが、政府側からいうと、中小企業に対しては総理大臣の言い方でいうと、来年度は六百億の大幅減税をした、なお今度の中小企業の危機に対しましても、いろいろの便宜をはかっているようです。ところが本年度の、現在の三月の所得税に対する所得査定その他について非常にこれは問題があるようです。全国的なことはわかりませんけれども、私の近くで特に零細業者に対する本年度の所得査定は非常にきびしい。たくさんの人が私のほうへ陳情に来ております。たとえば、これは薬局をやっておる人ですが、夫婦と子供三人計五人、これが昨年度は五十七万円で、ことしは七十万一千円、二三%の増にな……
○久保田(豊)委員 私はきょうは、日韓会談の妥結が非常に近くなってまいりましたので、これに関する日韓の経済関係について、特に当面重要な諸点について大臣並びに関係の説明員の諸君にお尋ねをいたしたいと思うのです。あらかじめひとつお願いをいたしておきますが、できるだけ問題を具体的に出しますので、はっきり具体的にお答えをいただきたいと思うのであります。
まず第一に大臣にお伺いをいたしますが、日韓会談の持つ経済的な内容並びに経済的なねらいは、日本政府としてはどう理解しておるのか、この点をはっきり御答弁をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 どうも非常に気の抜けたような答弁で、話にならない。これはな……
○久保田(豊)委員 ジェトロについての直接の御質問もありますけれども、主としてその前提としての貿易の問題について私はお伺いをいたしたいと思います。 御承知のとおり、現在日本の経済で一番問題になっておる大きな問題点は、何といっても国際収支の問題、この国際収支の一番要点になるものがいわゆる貿易外の経常収支の大幅赤字ということにあることは、これは大臣も御承知のとおりであります。しかし、やはりこれを立て直していく一番根幹になるのは何かということになれば、貿易収支をどういうふうにしていくかということがやはり私は基本だと思うのであります。そこで当面の開放経済体制の中におきます貿易の問題について、輸出輸入……
○久保田(豊)委員 関連をして通産大臣に要点だけお聞きします。 第一に、このごろレモンが非常に高くなって九十円もするようになった。だから消費者が非常に困ったから自由化した、こういうことですね。消費者というのは何ですか。いま大体においてことしの上期のレモンの輸入の割り当てワクは百三十万五千ドルぐらいです。全部入れてみたところが、下期も同じようにしてみたところが十億円足らずじゃないですか。これの消費者というのはいまどういうものかというと、これは一般大衆じゃありませんよ。国民からいえば、ある意味においてぜいたくに属する面です。アクセサリー的な消費です。食生活が非常に高度化してくるにつれて、こういう……
○久保田(豊)委員 関連ですから、一点だけひとつ応酬をやらしていただきたいと思います。主として東畑先生と宮澤長官にお願いいたします。 私は、アジアの問題、低開発国の問題を考える場合に、いま中ソ論争の一つの大きな議題になっておりまするいわゆる低開発国、特に政治的独立を完成――完成というと語弊がありますけれども、一応独立した国における非資本主義的な開発発展の方向というものが大体においていま大きな問題になっております。これは、どうも概念そのものもあまりはっきりしない。しないが、しかし、少なくともいまは、北ベトナムの状況、キューバの状況を見ますると、あれがいわゆる社会主義の体制だとはすぐにはとれませ……
○久保田(豊)委員 私しろうとですから、おそらく御質問申し上げることが的はずれの点が多いと思います。ただいま参考人各位からお話がありましたことと、わずかばかりいただきました資料等を土台として御質問いたしますから、その点あらかじめ御了承いただきたいと思います。 いろいろの資料やいまお話を承りますと、いま電子工業界は大きな一つの転機に来ていると思うのです。それは、従来の民生用の電子工業から産業用の電子工業にだんだん重点を移していかなければならないというような点、あるいはいまお話がありましたように、基礎的な部面はどうやらできた、これから応用部面にどんどん重点を移していくというこういうようなお話、あ……
○久保田(豊)委員 関連して、資料をひとつお願いしたいと思います。 どうもこういう機会にちょっと文句を言ってすまぬと思うのだが、電気に関してはほとんど資料が委員に渡されていない。これでは審査できませんですよ。前からのあれですから、もう少し資料をしっかり整えて出すように、政府も骨折ってもらいたい。 そこで、とりあえず資料の要求をいたします。第一は、各九社のみならず、これは特別ですが電発も含めて、電発は多少違ってきましょうけれども、各担当区域がありますね、その区域別の需用家の数、電灯の灯数、電力のキロワット数、特にそのうちで大口のものがどのくらいか、件数並びにキロワット。 第二は、やっぱり各……
○久保田(豊)委員 まず木川田さんに二、三お尋ねいたしたいと思います。 今度の法案なりまたいまのお話の中でも、広域運営ということに非常に大きな重点を置かれて、これが個別の私企業としての欠点を補っていくのだ、こういう大体の御趣旨のお話だった、こう思うのです。広域運営そのものは私はけっこうだと思います。そこで二点ばかり私はお聞きしたい。 一つは、広域運営の段階が、あなたのお話ではいままでのやつは経営のロスを少なくしていく、こういうことが重点だった。これからは、開発をだんだん一本化していかなければならぬ、その次は資材その他いろいろの経営の小さな面においての協力を推進していく、こういうことですが、……
○久保田(豊)委員 ちょっと関連をして。 線下補償の問題は、私どもが長年農民運動の一環としてやっておるのでありますが、特にほかのほうは、いまお話がありましたように、三十七年六月二十九日の閣議の決定を大体土台にして、郵政省のほうはすでにその政令が出ておるわけであります。それから運輸省のほうも出ておるわけであります。ところが、これは電力のほうは経費が非常に重いということもあって、いまお話のあったように、私どもの調査したところでも、これは三十七年当時の調査ですが、大体線下幅を四メートルと見て、これが全国で大体一億五千万坪あるだろう、こういう推定です。電柱にいたしましても膨大な数、それがおそらく今日……
○久保田(豊)委員 関連。いまのスカイ・アルミの問題について二、三お尋ねいたします。と申しますのは、私のところは御承知のとおり、日本軽金属の工場がすでに前からやっておるわけであります。今度また三菱レイノルズの工場ができて、近く始めるという状態でして、そこに働いておる労働者の諸君からも、経営者のほうからも、いろいろな話があるわけであります。そういう観点から、無関心でおられませんから、具体的にお伺いいたします。 いま問題になっているこの法案も、大体調べてみると――例の「これや紙器」のちり紙の話がありましたが、これははっきり申しまして、私のところの話です。これも大体大部分が外国の新しい技術を大資本……
○久保田(豊)委員 それでは要点だけ御質問を申し上げたいと思います。
この法案は、世銀から二千五百万ドルを四年間に借りよう、大体こういうことですね。そこで最初にお伺いいたしますのは、これの借款の具体的な内容について御説明をいただきたい、こう思うわけです。
【次の発言】 私の聞いているのはそんなことじゃないのです。この九十億はわかっているのだが、この九十億は大体利率がどのくらいになるのか、あるいは償還がどういう計画になっておるのか、こういう点ですよ。そのほかの付帯条件はどうついておるのかという点をお聞きしているのです。
【次の発言】 この前やはり世銀から借りていますね。その際は開発銀行が借りて……
○久保田(豊)委員 日本電気計器検定所法案の要旨は、要するにいままで政府とそれから電気協会と東京都と、この三本でやっておった電気計器の検査を一本にして、特殊法人にしてやっていこう、こういうことのようであります。そこでまず第一に、なぜそうしなければならぬのかということであります。どこにこのメリットがあるのかという点をひとつ具体的に御説明をいただきたい、こう思うのです。
【次の発言】 なるほど、ある資料によりますと、政府のほうでは一年間に一人当たり大体において二千百くらいしか検査ができない。検定所のほうじゃ一年間で大体六千できる、こういうふうな数字が出ております。そういう差異はどこから出てきたかと……
○久保田(豊)委員 この特許庁の今度の法案というのは、要するに電子計算機を入れて新しい事務体制をつくろう、こういうことにあると思う。そこできょうはあまり時間もありませんから、要点だけ簡単にお聞きしたいと思います。 第一にお聞きしたいのは、日本の特許、これは実用新案、商標その他も含めて、これの出願件数というのは欧米諸国に比べると、きわ立って多い。特にあなたのほうからもらった資料を分析をしてみますると、大体において三十六年ごろから急速に件数がふえておる。ことに特許と実用新案の特許件数を見てみますと、日本では三十二年九万二千件、それが三十六年に十一万五千件になっておる。ところが、西欧、西ドイツでは……
○久保田(豊)委員 私は、きょうは差しかえではありますが、社会党の農林委員として、主として農業の立場から、本法案に対する質疑を農林大臣に向かっていたすつもりでありますから、ひとつそのつもりでお答えをいただきたいと思います。 産業政策ないしはその他の点からの本法案に対しまする質問は、いずれ合同審査があろうと思いますから、その機会に詳しく申し上げたいと思いますので、この点もお含みおきをいただきたいと思います。 そこで、きょうは主として六つの点について、特に農林大臣としての御見解を承りたいのでありますが、時間の関係で、この六つ全体に触れられるかどうかわかりませんが、おもな点だけ御質問をいたします……
○久保田(豊)委員 時間がありませんから、私は主として二点について具体的な問題をお伺いいたしたいと思います。
まず企画庁長官にお伺いいたしますが、さっきのお答えで、すでに十二月に五つやった、近くまた五つの指定をやる、それからあと三つを近くやるということですが、工業整備地域の計画に対する認可もことしのうちにやるわけですか、承認もやるわけですか、この点はどうですか。
【次の発言】 いま阪上委員からもいろいろとお尋ねをしたわけですが、一番心配になるのは、予定をしたような、ないしは地方で期待しているような工業立地はほとんど不可能だということであります。これをどう締めていくかということが問題だろうと思……
○久保田(豊)委員 この前は、主として農業の見地から農林大臣に私は御質問申し上げたわけですが、きょうは、主として肥料工業といいますか、そういう観点から御質問を申し上げたい、こう思うわけです。 第一に大臣にお伺いしたいのは、大臣は、ア系肥料工業というものの特質といいますか、こういった点をどういうふうに認識されておるかという点を、私は一つお伺いをいたしたいのであります。 自分の意見を先に言ってはぐあいが悪いのかもしらぬけれども、私から言わせますと、御承知のとおり日本の肥料、特にア系肥料は、片方において国内の非常に零細な農業というものを一つの基盤にして、成長してきたものであります。しかもア系肥料……
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