久保田豊 衆議院議員
28期国会発言一覧

久保田豊[衆]在籍期 : 26期-27期-|28期|-29期-30期
久保田豊[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは久保田豊衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

久保田豊[衆]本会議発言(全期間)
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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 衆議院本会議 第20号(1960/04/05、28期、日本社会党)

○久保田豊君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました農地被買収者問題調査会設置法案に対しまして強く反対の意思を表明せんとするものであります。(拍手)  まず第一の反対理由は、本法案によりまする調査会そのものが、いまだかつてその例を見ないほど、ひどい、インチキなものであり、かつ、ふまじめきわまるものであるという点であります。  政府の提案理由と、これに対しまする説明によりますると、第一に、この調査会の目的とするところは、農地改革によって農地を買収された旧地主に関する社会的問題を調査審議し、その結果によっては、要すれば何らかの政策的措置を講ずるということにあるというのでありまするが、……

久保田豊[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

久保田豊[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/23、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 関連して……。  今の米審に対する政府の原案がきまりましたら、それを資料として出していただきたいのと、同時に、それに付属する資料として、昨年度と同様にやった場合と、ことし、今政府が御答弁になった場合、その場合において、農民全体の手取りが大体においてどのくらい少くなるのか、負担がどれくらいよけいになるのか、こういう点を、一つ全般的な立場から全体について資料をつけていただきたい。  それから、もう一つは、食管会計で、今度新しいのと古いのでやった場合に、昨年度と同様にやった場合と、今政府が御答弁になったような場合とで、食管会計の赤字、黒字にどのような開きが概算上出てくるのか、差が……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 畜産局長にお尋ねいたしますが、今同僚芳賀君その他の方との質疑の中でいろいろ問題になっておるが、いろいろさっき政府の政策、対策をお述べになっておりましたが、問題はもう少しつかみ方を明確にしてもらいたい。今問題になっておるのは、この七月の初旬を中心にしての乳価値下げ、至るところでもって受乳制限や拒否が出ておる。これをどう切り抜けるかということが根本の問題です。そして、さらに、私どもが考えるのは、それから先には、政府が前々から言っておるように、少くとも五年間で牛を二倍にしようという以上は、年々相当に大きく乳量がふえてくることは明らかです。少くとも百五十万石程度のものはふえてくる。……

第29回国会 農林水産委員会 第5号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 関連。  これは大臣にお伺いしますが、この点は非常に大事な点です。最近政府のおやりになっておること一つ一つ全部お考えになっていただきたいと思う。今の養蚕の問題についても、機屋については補助金とか何かを出して整理をしておる。今度は種屋についても補助金を出して整理をしてやる名前は自主的であれ何であれ、補助金を出してやらせる。ところが、農民に対してはどうかというと、何にもないじゃないか。どうしてこういう不公平なことをおやりになるのか。もう一つ、これは単に養蚕の問題ではないということ。タバコはどうです。タバコは、今まで増産々々といって――これはあなたの直接の所管ではないかもしれませ……

第29回国会 農林水産委員会 第15号(1958/08/27、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 関連。  全養連の皆さんが大へんお骨折りをいただいたことはよくわかるし、今日非常につらい立場におられることもよくわかるのです。そこで、第一にお伺いしたいことは、要するに、さっきの御答弁では、夏秋蚕以降の二割制限をのむに当っては、政府が年間を通じて大体において糸価十九万円、繭価千四百円を維持する、こういう確約をとられ、もしくは具体的にそういう措置がとられるということを皆さんの方として十分検討をされて、その結果の上で、これならば大丈夫だということで皆さんが承諾されたのか、その間の経緯を少しはっきりしていただきたいと思います。これが第一点。と申しますのは、御承知の通り、あの当時は……

第29回国会 農林水産委員会 第16号(1958/08/28、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 関連して、事務的な点を一つお伺いします。  今のわれわれの関心の一番重点は、何といっても生産者の乳価が維持されるかどうかということでありますが、さっきの返事でどうもはっきりしないのは、市乳分の生産者価格についても七、八月分については六月の水準を維持する、九月以降については原料乳と同様自主的にきめろという約束であるのかというのが一点。  それから、もう一点は、あなたの方と業者の方といろいろ取りかわされた覚書とか請書とか、申入書というようなものが資料として出ております。これはおそらく二十日ないしは二十一日にあなたの方と取りかわされたものと思う。これらを見ますと、ただ非常に危ぶま……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 建設委員会 第2号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私は、今度の伊豆の災害地から出身しております代議士であり、同時に被災者であり、しかも狩野川の問題につきましては、私どもは、父祖伝来の血をかけてやって参った者であります。従いまして、今度のようなことがありましたことにつきましては、私どもは非常に遺憾に思いますが、同時に、それに対しまして、遠藤さん初め当委員会の皆さんから、大へんなお骨折りをいただきましたことにつきまして、厚く御礼を申し上げると同時に、今後よろしくお願いをいたしたいと思うのであります。  一番私どもの考えておりました治山治水の根本問題については、今戸瀬山さんから、ほとんど私どもが考えておると同じようなことが述べら……

第30回国会 農林水産委員会 第4号(1958/10/14、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私は社会党を代表しまして、今の決議の趣旨に賛成の意を表わしたいと思うわけであります七  その前に、私自身が実は被災者の一人であります。災害が起りますと同時に、松浦委員長を団長とされまして、当委員会が中心になりまして各委員会で合同の調査団を御派遣いただきまして、つぶさに現状を御視察いただき、さらに、政党といたしましても、岸総理並びに総裁あるいは鈴木委員長ともどもに御視察をいただき、その他大ぜいの方がおいでになって事情を十分に見ていただいて、なお、政府といたしまして、現地に山口国務相を長とします特別委員会を作っていただきまして、迅速果敢な御措置をおとりいただきました。なお、災害……

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/15、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 ただいま倉成委員から重要な問題についてはほぼ総ざらい的に御質問がありましたので、私は特に現地の伊豆の被災者の一人ですから、そういう観点からこまかい問題につきまして詳しくお聞きをいたしたいと思いますので、その意味で――これは単に伊豆だけに限りません、おそらく被害激甚地では同じような問題が将来も今日も出ておると思います。そういう意味でお聞き取りをいただき、またお答えいただきたいと思うのであります。  その第一は治山治水関係でありますが、今も倉成委員からお話がありましたけれども、今度の災害を見ますと、山くずれが、伊豆で見ますると、大きなものだけで九百以上、小さなもので大体勘定がつ……

第30回国会 農林水産委員会 第6号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 きょうは、まず、建設省の方がおいでをいただいておるようですから、その方が簡単ですから先に済まして、あとで農林省の力にいろいろお伺いしたいと思います。  まず建設省の河川局の方にお尋ねいたしたいのは、具体的には天城の一帯に対します砂防計画というものはどういうふうに立っておるのかという点が第一点であります。今まで聞いたところでは、ほとんど計画らしい計画はありません。農林省の方につきましても、昨日お伺いしたところでは、昭和五十年までにやる計画が一応立っておるけれども、ほとんどこれも実施されていない、大体今までの基本計画は一四%程度ということで、あなたの方は大体においてもっとそれよ……

第30回国会 農林水産委員会 第7号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 厚生省にまずお伺いをいたしたいのでありますが、時間の関係もありますから簡単に要点を申し上げたいと思うのです。  第一は、これからの問題ではなく、もうすでに終った問題ですが、今度の伊豆の災害等で私ども経験したところによりますと、災害救助法の実施期間といいますか、さらに救助の対象、方法等が私は非常に不十分だと思うのであります。少くともああいう大災害のあった――これは水害に限りませんで、火災でもそうでありましょうが、大災害のあったときには、今の災害救助法の規定を、少くとも二カ月くらいの間はやはり全面的に、ものによってはもっと長くやる必要があると思います。それから、もう一つ、今度は……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 一点だけ確かめておきます。ただいま御報告になったうちで、これは小委員長のお間違えだと思いますが、ワサビ田については、この前のお話から言って、これを農地として扱って、一反歩当り百二十万円ばかりかかりますから、この補助残については公庫の農地復旧のための特別融資を行なって、その上でいま四十万円、こういう意味でありましようね。

第30回国会 予算委員会 第4号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私は御承知の通り伊豆を地盤にしておりまする代議士であります。同時にこの災害の最も中心地でありました韮山に住んでおりまして、みずから身をもって今度の大災害を経験したものであります。そういう立場から、まずこの機会に、総理並びに与党の皆さんにおかれましても、また野党のわれわれ社会党におきましても鈴木委員長、あるいは岸総理あるいは大野副総裁等が親しく諸所の現地を見ていただきまして、激励をいただきましたし、またいろいろとお世話になりましたことに対して、被災者約八万五千を代表いたしまして厚く御礼を申し上げる次第であります。  これから私が御質問を申し上げようとする事項は、昨日までの当委……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 運輸委員会 第19号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私は海運、特に今雑誌や新聞等で騒がれております熱海――大島間の定期旅客航路の免許問題に対して大臣に御質問いたしたいと思います。  根本から言いますと、この問題は背景が御承知の通り、西武並びに東急という二大私鉄独占の闘争の一つの環と思われておりまして、非常に複雑な問題であります。御承知の通り昭和三十一年の五月二十一日並びに二十三日、この両日にわたりまして、東海汽船と伊豆箱根から両方でもってこの熱海――大島間の定期旅客航路の申請が出されて、それから三十二年十二月二十七日に運輸審議会に諮問されたわけであります。それからさらに約半年以上も審議が行われまして、三十三年四月二十四日から……

第31回国会 商工委員会 第22号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私は実は農林水産委員の方から差しかえになってきたものでありまして、主として農業の見地からお尋ねいたしたいと思います。  重要なつ点については後刻大臣が出席されるようでありますから、その際に譲りたいと思うわけであります。時間もありませんから、だいぶありますがまず第一の前提についてお尋ねをいたすわけであります。  御承知の通り現行の肥料二法ができましたのは、昭和二十八年に非常な出血輸出が行われまして、その結果国内向けの肥料特にア系肥料について、その輸出の赤字の転嫁が行われるのではないか、こういう不安が農民唐から深まりまして、これが政治問題化して今日の肥料二法になったわけでありま……

第31回国会 商工委員会 第23号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 きょうはあまり時間をいただきませんので、ごく大きな問題だけきのうの続きとしてお伺いいたしたいと思うのであります。きのう大体この合理化の問題についての内容、方法等についていろいろ御質問をいたしたわけでありますが、それに続いて今後問題になる点をお聞きしたい。その次の問題は、おそらく操業短縮の問題が、何らかの時期において必ず出るものと思うのであります。大体において二十八年度に約六百万トンの生産能力がある。そうなってきますというと、国内の需要が年十万トンないし十二、三万トンはふえていこうと思いますが、それにしても、二百万トン程度のものを輸出をしなければならぬということになるわけです……

第31回国会 地方行政委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 ただいま公共並びに農地、農用施設の小災害の問題が問題になっておるのでありますが、今渡海さんの御質問で、大蔵省並びに自治庁の見解はほぼ明らかになりました。しかし、これは要するに政府部内の意見の不統一であります。私も災害地の人間でありますが、これをおっつけられて法案がきまらない、そうして法案から抜かしておくというようなことでは困るのであります。この問題はよく御承知の通り、あの災害の際に岸首相みずからが現地においでになりまして、現地におきましては、私も立ち会いましたが、町村長その他の前でこの点を確約されておるのであります。そのほか山口さんもおいでになって確約をされておる。さらに予……

第31回国会 農林水産委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 まず第一に、昭和三十三年七月、八月及び九月の豪雨及び暴風雨による被害農家に対する米穀の売渡の特例に関する法律案について、大体四点だけ確かめておきたいと思います。  その一つは、これによって大体売り渡しができるわけですが、これは、この前の御答弁でも、代金は一年間無利息で延納をする、こういう約束になっておったわけであります。これはもちろん法律に書けないことでしょうが、これに対して具体的にどういう行政措置をされておるのかという点、あるいはこれからするのかという点が一点であります。  それから、第二点は、私の方で見ておりますと、現地の方でこういう措置をやっているわけです。供出農家、……

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/04、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 全般の審議の状況から、特に資料として政府の方に早急に提出を願いたいものが三件あります。  一つは、本年度の予算で補助金の分が相当多いので、その補助金の種類、並びに金額、並びにその補助金を受ける団体、あるいは団体の負担分、こういうものについて資料を出していただきたい。農林関係のものです。  特に、そのうちで、別個にもう一つの資料は、土地改良関係のいろいろの事業がたくさんあるわけですが、それに対しまする地元負担分がどのくらいになるのかということと、それから、戦後ずっと行いました土地改良事業によって地元が負担をした分、これらの現在残っておる分の総計、この資料を一括して出していただ……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 ただいまの問題に関連しまして、実は私の方にも非常にたくさん例がありまして弱っておりますので、農林省と通産省の方に二、三重要な点についてお尋ねをいたしたいと思います。  私の方でも、今の阿賀野川と同じように、狩野川という川がありますが、この上流に金山が一つありまして、これから出る毒水によりまして、ときどき――これは相当りっぱな貯水池を作ってあります。しかし、水が出ると、これが溢水をしてくるわけなんです。もう一つは、大きな酒の工場がありまして、同時にここではペニシリンを作っている。こういう関係で、イモの廃液が出て、アユやそのほかの魚がほとんど死滅をしてしまう。ときどき薬品の廃液……

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 ただいま可決されました開拓融資保証法の一部を改正する法律案について附帯決議をつけたいと思うわけであります。御提案をいたします。  まず案文を朗読いたします。    開拓融資保証法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、引き続き経営の不振と生活の不安定に悩む開拓者の現状を率直に認め、開拓政策の今日までの在り方について徹底的な再検討を加えるとともに、開拓融資一般に亘り思い切った改善を施し、これを簡易かつ強力な制度に再編成すべきであるが、当面、開拓者が返還に苦しんでいる政府資金については、その将来における合理的な償還を確保するため、できるだけ近い機会に、現在数口……

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 まず農林当局に対しまして二、三の事実についてお尋ねをいたすわけですが、第一は、現在乳牛の共済に加入している頭数がどのくらいあるのかという点、それから、その中で事故率はどうなっておるか、全体の死廃と病傷の事故率が、二十八年と現在、あるいは三十一年でもよろしゅうございますが、これが危険率でなくて事故率がどうなっておるか、その中で泌尿器関係と生殖器関係の障害が非常に多いわけですが、それらに関しての事故率が大体どのくらいになっておるのかというようなこと、それから府県別の概要がどういうふうになっておるかということです。非常に高いところと低いところとあろうと思いますが、死廃と病傷につい……

第31回国会 農林水産委員会 第21号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 肥料の問題は御承知の通り日本の農業にとっても非常に重要な問題であります。また、この合理化五カ年計画の中で、肥料をめぐる内外の情勢が相当変って参った。従って、肥料二法の存続、特に需給安定法の存続については、非常に議論があった末に、一応今後なお五カ年間据え置いておこうということで、ほとんど内容的には改正なしに行われたわけです。しかし、肥料、特に硫安を中心とする生産の事情や内外の情勢が相当変って参りましたので、この肥料の需給安定法の運用というものは、私は今後相当今までとは違った諸要素が出てくると思うのであります。そこで、今後の情勢の中で、きょうは、特に需給安定法に重点を置いて、問……

第31回国会 農林水産委員会 第25号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 まず農林省当局に、お答えはなるべく簡便にお願いをしたい。非常にお教えをいただいてありがたいが、少し冗漫過ぎる。私どもも御質問する以上は法案も一通りは読んで承知をしておるわけですから、そういうところの重複は避けて、こちらの質問の要点に簡潔にお答えを願いたいことをお願いいたします。  最初にお尋ねをいたしたいのは、私ども聞くところでありますが、今度の酪振法の改正は、一部改正案でありますが、相当基本的に酪振法の構想を変えるようなものであり、なかなか画期的なものである。農林省としては、失礼だが割合によくできた方だと思う。同時に、これは完全なものでありませんが、一点はっきりしておきた……

第31回国会 農林水産委員会 第26号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 昨日に引き続いて法案の重要な点について御質問を続けたいと思います。  きのうの最後の質問では、集約酪農地帯の中心工場ないしは酪農事業施設、さらに周辺の指定地域の新設、変更等に対する行政規制というものが、結果においては大企業の地域独占といいますか支配力を強くするということになりはしないか、こういう点を質問いたしたのでありますが、これに対しては、生産者の立場を法案全体の中で大いに考えておるから、ここだけ見てもらっては困るのだ、ここだけ見てもらってそういう批判をされることは誤まりであるという御答弁があったわけですが、どうもそれだけでは納得ができない。昨日も指摘いたしました通り、現……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 内閣委員会 第5号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私は総務長官に、きょうは序論的な意味でもってごく大まかな点だけお聞きをいたしたいと思います。実質にわたる問題については、きょうではとても尽くせませんので、また後の機会にいたしたいと存じますので、あらかじめ御了承をいただきたいと思います。  そこで最初にお伺いをいたしたいのでありますが、この法律の担当者、責任者は、御承知の通り内閣総理大臣になっている。従って本件については、これは非常に重要な意味を持っております。法案そのものの表側に出ているものは、きわめて簡単な、調査会を設置するだけの問題であります。しかしこれが内包する内容というものは、戦後十五年間を通じて参った日本の農業の……

第34回国会 内閣委員会 第8号(1960/02/25、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 前会に引き続いて、保留してありました質問を政府側にいたしたいと思います。きょうは主として問題の基本的な点についてお尋ねいたしたいと思いますので、一つはっきり御答弁をいただきたいと思うわけであります。  まず第一に、今の岸内閣というか、政府は、農地改革の意義とか効果というものを、基本的にどのように認識しているかということをお伺いいたしたい。と申しますのは、この問題が国会で論議になりましたのは、私の調べた限りでは二十六国会からであります。その過程で、政府側、特に岸総理その他の御答弁をずっと調べてみますと、最初はかなりはっきりしておった。ところがだんだんぼけて参りまして、農地改革……

第34回国会 内閣委員会 第10号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 まず質問に入る前に、政府並びに委員長にお伺いいたしますが、私はこういう官庁の機構等は、長年農林をやって参りましたけれども、あまり審議の状況になれておりませんのでお伺いいたしますが、この問題について政府から提出された資料を見ますと、きわめて簡単な法文の関係だけを出してあります。しかし官庁の機構をいじったり新設の課を作ったりということは、必要があればけっこうでありますけれども、問題は、その官庁がどういう仕事を実際にどうこなしておるかということ、それに連関した予算なりあるいは人員なり、そういうものの資料が整わなければ、本格的な審議ができないはずであります。ところが、それらのものが……

第34回国会 内閣委員会 第12号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 政府に一つお願いしておきますが、対外経済協力審議会設置法に連関して、特にアジアないしは未開発地域に対しまする日本の今までの民間投資、政府関係ないしは政府機関の借款、それから技術協力といいますが、これは要するにこちらに向こうの人間を呼んできて訓練をし、こちらは向こうに行ったということを含めての技術協力、また貿易上の延べ払いその他の便宜措置、こういう点に関する特にアジアを中心としたできるだけ詳細な内容を資料として御提出を願いたい。できれば早急にお願いいたしたいと思うわけです。
【次の発言】 今の調査項目の中に賠償の問題も一つ入れて、国別、種目別にできるだけ詳細な資料を、できるだ……

第34回国会 内閣委員会 第13号(1960/03/08、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 農林御当局に、農林省の設置法の一部改正と水産庁設置法の一部改正について、前の質問の残りを簡単にいたします。  まず第一に農林省の設置法の一部改正のうちで、この前質問いたしましたけれども、少しまだふに落ちないところがありますのでお伺いいたしたいと思うのは、この名古屋地方に高潮対策部を設ける、これは趣旨はけっこうでありますが、これはいつまでに作られて、いつ廃止をされる予定かということを第一にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと今の点については、法律の施行と同時にこういう一つの行政機構を作るわけですけれども、すでに実際の仕事をやっているわけでしょうか。そうでしょ……

第34回国会 内閣委員会 第17号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 きょうは大蔵大臣に、午前中だそうですから、まず最初に大蔵大臣に関係した分について御質問を申し上げます。  大蔵大臣も、この農地被買収者問題調査会設置法案についての大体の背景等も、多分御存じのことと思うのであります。この問題は、農地改革に即応いたしまして、終戦後からずっと旧地主によって起こされ、引き継がれて参った問題でありまして、その要求はいろいろございますけれども、現在のところ、当面では農地改革のときの地主に対します対価が不当に安かったこと、従ってこれに対する国家の補償を要求することが中心になる。そこで私が第一にお伺いいたしたいと思いますのは、大蔵大臣といたしましては、この……

第34回国会 内閣委員会 第21号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 関連して。通産省の公益事業局長に一つだけ御質問をいたしますが、ただいま同僚中村委員から出ましたように、高圧線その他の補償の問題、これは全国的な問題になっている。電力会社も通産省の方も、これに対する科学的な調査というものは、今まで権威ある調査をやっているのですか。やって、もしもまとまったらその資料を出していただきたい。今までわれわれがいろいろとあちこちの実例にぶつかった範囲においては、ほとんど科学的な調査をしておらない。さっきお話のあったように、高圧線下においてはたして減収になるかならないかといういろいろの議論のあることは、われわれも承知しておる。しかし大体において、農民の経……

第34回国会 内閣委員会 第23号(1960/04/01、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 総理に本案件についての重要な点について、特にこの際確かめておきたいと思いますので、一つはっきりしたお答えをいただきたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたいのは、総理も御承知の通り、この問題につきましては、昭和二十八年の十二月二十八日に、最高裁ではっきりした判決が出ております。この判決について今まで政府の各責任者からお答えをいただいた範囲においては、これをはっきり支持するということを言い切っておられますが、総理はこの点についてはどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 そうしますと、今この二十八年の最高裁の判決を支持されるというのは、総理もしばしば言っておられる通り、……

第34回国会 内閣委員会 第25号(1960/04/07、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 まず第一に当局の方にお聞きいたします。この委員会に政府側から配られたと思われる「公共用地取得対策について」という文書について見ますると、問題を土地収用法そのものの改正ということにしぼっておられるようでございますが、その前提となるのは、土地収用、公共用の土地取得が非常に困難になったということが前提になっておるようであります。そこでどの程度困難になったかということについて、私は具体的にお伺いをいたしたいと思うのであります。  第一に、毎年々々公共ないしは公益のための土地取得、もちろんこれには建物その他のいろいろの問題も含まって参りますが、土地取得の件数が大体どのくらいあるのか。……

第34回国会 内閣委員会 第27号(1960/04/12、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 最初にお断わりしておきますが、私は防衛問題はしろうとでありますから、おそらくこれから質問することも的はずれのことが相当多いと思います。あるいはもうすでにわかり切ったことを質問するようなこともあろうと思いますが、その点は親切に教えていただきたいと思います。もう一つは注文ですが、予算委員会ないしは安保委会員等におきまする政府の答弁を聞きますと、条約にこう書いてあるとか、あるいはこれはこういう解釈だとか、私どもしろうとから見ていると言いわけというか、言いのがれに終始しているようであります。しかし私どもごく乏しい、戦史や何かを拾い読みしてみても、軍事関係というものは、なかなか条約と……

第34回国会 内閣委員会 第28号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 両御参考人に一点だけ私はお聞きしておきたいと思います。今ここに出ておるのは、土地収用法の改正ということで出ておりますが、私どもは実際にやってみますと、たくさんの事例が出てくるのですが、今実際にぶつかった問題は、土地収用法そのものの問題ではないと思うのです。つまり公共用の土地取得全体をどううまくやるかということがやはり問題だと思うのです。こういう観点から、問題はいろいろ複雑ですが、私は三つの問題点がしぼられると思うのです。  一つは、公共起業体の態度が、今お話がありましたように、もらった資料を見ますと、文章では実に統一してあります。ところが実際に末端へ現われてくるのはばらばら……

第34回国会 内閣委員会 第40号(1960/05/14、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 今度の防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案についてでありますが、この具体的な内容については最後に御質問申し上げたいと思いますが、その前提になることについてこの前は何というか、世界的な軍事観点といいますか、そういう点から一、二の点をお聞きしたわけであります。今度は極東の問題、特に新安保の問題につきまして、これと非常に関係が深いと思いますので、その点についてあらかじめ重要な点についてお聞きをいたしたい、こう思うわけであります。  そこで新安保の内容という点、これはわかり切ったことのようですが、質問の順序として、私の方で理解したところでは大体次の五……

第34回国会 内閣委員会 第41号(1960/05/16、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私はきょうは法律論や条約論とか政治論あるいは外交論、そういうものは一切抜きにしまして、もっぱら軍事上の事実論について、重要な二、三の点をお伺いをいたしたいと思います。いつも大へん親切な御答弁をいただくことはありがたいのですが、時間が非常にありませんから、私の方も簡単明瞭にお尋ねをいたしますが、なるべく簡単明瞭に、時間をかけずに一つ御答弁をいただきたいと思う。あらかじめお断わりしておきます。  第一に、第六条に連関いたしましてこの前赤城長官にお尋ねいたしましたところ、第六条に連関する問題で、いわゆる第四条による協議の中に入っておらぬ重要な問題が一つあるわけです。いわゆる第六条……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 大蔵委員会外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 時間がほとんどありませんし、特に農林大臣も出ておりませんから、私は特に重要な大きな問題についてだけ大蔵大臣にお伺いをいたしたい。  第一点は、さっき同僚石田委員も触れましたけれども、御承知の通り、鉱工業部面については、最近投資の面でも非常に積極的な投資が行われ、従って、生産性といいますか、生産力の内容においても非常に急速な進歩が行われておるわけであります。ところが、農業面については、なるほど戦前に比べればある程度の進歩は見ておりますけれども、鉱工業の進歩というものに比べるとほとんど問題にならない。従って、ここに、日本の経済全体の二重構造といいますか、そういうものの基本が私は……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 予算委員会公聴会 第1号(1960/02/17、28期、日本社会党)

○久保田(豊)議員 秦さんにちょっとお伺いいたしますが、やはり問題の一番重点は、国内的な観点から見ても、自由化に対する面から見ましても、時期的ないろいろの問題はありますけれども、日本の労働生産性を高めるには、どういう経営方式がいいかということが一番根本になると思います。今基本問題調査会等でも、今後一番問題があると思うのは、さっきお話のありましたような、いわゆる日本での適正規模、つまり個人経営の適正規模農家を作るか、あるいは共同化という線を通じて規模を大きくしていくかということの二つに、政策の目標は結局最後は帰すると思うのであります。この点につきまして、いずれをいきましても非常な困難があるわけで……



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データ更新日:2023/02/05

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