野原覚 衆議院議員
30期国会発言一覧

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野原覚[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野原覚衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

野原覚[衆]本会議発言(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第1号(1965/12/20、30期、日本社会党)

○野原覺君 私は、日本社会党を代表いたしまして、佐藤内閣の政治外交、財政経済の基本方針について質問をいたしたいと思うのであります。(拍手)  まずお伺いしたいことは、佐藤内閣の政治姿勢についてであります。  佐藤内閣は池田内閣から政権を譲り受けてから早くも一年余になりますが、およそ歴代内閣のうちで佐藤内閣ほど国民の間に人気のわかない政権はないのであります。(拍手)これは私のひとりよがりではなく、自民党の中や財界においてもその声は高いのであります。国民の間にたとえ一時的であったにせよブームといわれるものが起こらなかったのは、おそらく前にもあとにも佐藤内閣のみでありましょう。(拍手)  一体なぜで……

野原覚[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

野原覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 予算委員会 第4号(1963/12/14、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 いまの大臣が出席されないととはきわめて遺憾でありますけれども、やむを得ませんから了解いたしておきます。  私は、日本社会党を代表し、政府提出の昭和三十八年度補正予算案に対し反対の討論をいたします。  反対の第一の理由は、本補正予算案の性格についてであります。最近、わが国の経済は、社会党が前から警告していたとおり、物価と国際収支という二つの壁にぶつかって、重大な危機に直面し、政府も経済政策の転換を余儀なくされております。さきに日銀が決定いたしました準備率の引き上げは、この政策転換の第一弾であり、近く公定歩合の引き上げが行なわれることは必至の状況となっております。これは池田内閣に……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 外務委員会 第36号(1964/09/10、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 原子力潜水艦寄港の問題につきまして重要な国会審議をする中で、外務大臣が途中で退席をしなければならぬということを私はきわめて遺憾に思うのです。しかも、閉会中の審議でもございますから、この委員会が十日にあるということは、これはすでにきまっておることですから、そうなれば、外務大臣の国会に対する責任は国政の審議にあるのであって、国政の審議という立場からいけば、私は、このような外務大臣の日程をつくられるということに対して大きな不満を覚えるのであります。  時間もありませんからお尋ねをいたしますが、先ほど来自民党の委員との間に質疑応答がなされておりましたが、この質疑応答を私は承っておりま……

第46回国会 外務委員会 第37号(1964/09/17、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 先ほど来私どもの同僚の松井委員から事前協議についての基本的な問題について質問がなされていたのであります。これに対する政府側の回答は全くおざなりで、私ども納得できません。そこで、この基本的な点については相当時間もかかりますからあえて私は触れませんけれども、松井委員の質問されました事前協議について、若干サブロックに当てはめた具体的な点についてお尋ねをしたいと思うのであります。  サブロックは核兵器だ、これはもう明確になったわけです。九月一日でございましたか、内閣委員会で防衛庁の見解が出されて、その防衛庁から見解が出されてから、あわてふためいて政府が統一見解を出すというようなぶざま……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第12号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 時間もございませんようですから、私は簡潔に申し上げたいと思います。先ほど私の同僚の小林委員から、本日の参考人の先生方の中にお一人ぐらいでも政府原案に賛成する方があったのではなかろうか、そういう予想されたことの意味において私は期待に反したという発言がございましたが、実は、同僚ではありますけれども、私は小林さんとその考えを異にしておるのです。私は、本日は労働界の代表の先生、評論界の代表のそうそうたる方々がお越しになられましたので、これは政府原案に賛成するどころか、河野・倉石の話し合いというものは最もレベルの低いものではないか、こういうような御意見があるだろうと思っておりましたとこ……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第17号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 政府を代表されて官房長にお答えを願いたいと思うのです。池田総理の出席を要求いたしましたけれども、総理なかなか出席をされませんので、官房長官としては政府を代表して、総理にかわって御答弁をいただきたいと思うのであります。  まず第一にお尋ねいたしたいことは、八十七号条約とこれに関連する国内法の整備について、政府も御承知のように、四月二十三日に特別委員会が設置されましてから今日まで、質問者は十五名、その質問の延べ時間は五十二時間に及んでおるのでございますが、いまだに批准がされていないのであります。国内法の整備につきましては、いろいろ論議はされましたけれども、その見通しすら今日立って……

第46回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第18号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は前日に引き続いてお尋ねをいたしますが、実は率直に申し上げまして、五十数時間も質問が行なわれておるこの特別委員会で、いまさら抽象的な法理論の蒸し返しをやってもどうにもならぬ時点に、ただいまの段階はきておると思うのであります。したがって、本日は主として文部大臣の所見をただすことに焦点を置いてお尋ねしたい、このように考えて、ただいままでお待ちしたのでございますが、どういうものか文部大臣がお見えにならぬのであります。そこで抽象的な議論の蒸し返しではございませんけれども、八十七号条約を批准するにあたっての政府の基本的な考え方、その二、三について、これはぜひともただしておきたいと思う……

第46回国会 大蔵委員会 第2号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 アメリカの喫煙と健康と題したレポートに対する厚生省の考え方は、先ほど堀委員の質問に対して御答弁があったわけでございますから、私はできるだけいま二人が質問しました点の重複を避けたいと思います。しかしもし重複するところがあれば、これは答弁の声が小さかったための結果でございまして、私の責任ではないと思います。はなはだどうも聞き取れにくかったものですから、若干重複するかもしれませんが、二、三お尋ねをしたいと思います。  まず第一にお聞きしたいことは、このレポートがアメリカの政府の公衆衛生局から一月の十一日に出されたわけでございますね。このレポートが出ましてから、日本の厚生省は、公衆衛……

第46回国会 大蔵委員会 第3号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 時間が限られておりますので、きわめて簡潔にお尋ねしたいと思うのであります。  まず第一は予算編成のあり方について、総理の御所見をを承りたいと思いますが、私、いつも感ずるのでありますが、毎年、年の暮れになりますと、政府は予算を編成する。その予算編成のあり方を見ておりますと、各省の役人が自民党の各省に属する部会を組みまして、ちょうどプロレスのタッグマッチのように大蔵省に乗り込んでいって、圧力をかけて予算をふんだくっておるのです。私はそういうあり方を見て、そういうあり方で予算が作成されましても、結果において――国会の審議でなるほど予算委員会は開かれております。予算委員会が幾ら審議を……

第46回国会 大蔵委員会 第15号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 まず政務次官にお尋ねしたいと思いますが、御承知のように大蔵大臣は予算委員会等がございまして、大蔵委員会に対する出席がきわめて少ないのでありまして、国務大臣に対する質疑ができないことを私どもは遺憾に思うのであります。したがって、この委員会における政務次官の答弁は、国務大臣である大蔵大臣の答弁である、このように理解しない限り、私どもは審議を続けるわけにはいかないのであります。単なる一政務次官の答弁であっては困るのであります。その辺のあなたの心がまえはどうなっておるか、これをお聞きしたい。
【次の発言】 私はあなたの答弁は国務大臣の答弁である、こう理解をしたい。そうでなければ事実国……

第46回国会 大蔵委員会 第27号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 卜部君が相当詳細に質問をされましたので、国立学校特別会について、大事な点について、私は重複する点があるかもわかりませんが、一応確かめておきたいと思うのであります。  まず第一は、これは大蔵省にお尋ねします。  なお、私が特に指名しない限り、やはり大臣を代理しておられる方に御答弁を願いたい。私は局長、課長に尋ねる場合には申し上げますから、政務次官に御答弁願いたい。  それで、特別会計というのは予算の原則から見ますと、私はやはり変則だと思うのです。財政法上は特別会計を認めることができることにはなっておりますけれども、総計主義という予算原則からいって、このような特別会計というものは……

第46回国会 大蔵委員会 第62号(1964/09/28、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は主として来年度の予算、それから本年度の補正予算についての規模あるいは財源その他重要な関連事項についてお尋ねをしたいと思うのであります。  新聞の報ずるところによりますと、今月の十八日の閣議で、来年度の一般会計予算と財投計画の概算要求が報告されております。新聞には、一般会計の予算の概算要求は四兆一千六億円、本年度の二六%の増、財投については一兆八千二百二十七億円というような数字を出されておるのでございますが、予算でございまするから、数字のことでありますから、大臣から予算の概算要求と財投の概算要求は正確にどれだけの数字を示しておるのかということをお聞かせ願いたい。

第46回国会 文教委員会 第36号(1964/09/30、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連いたしまして、大臣に、所信表明のときに実は聞き漏らしたのでございますが、限定政令につきましては遺憾でございました、こういう表明がなされたように同僚議員から承りましたが、どういうことでございますか、遺憾というのは……。
【次の発言】 そういたしますと、大臣は――これはあなたがお出しになられた。九月四日ですか、この政令は、四十五国会において、この本院において決議いたしました附帯決議、これに違反しておるということははっきりしている。それを知っておった上で、なおかっこの政令を出したわけですか。
【次の発言】 非常に重要な発言です。私は関連ですから二、三問で終わりたいのですけれども……

第46回国会 法務委員会 第15号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 質問の前に委員長並びに法務委員の皆さんに敬意を表したいと思います。お聞きいたしますと、法務行政に関する質問は毎週金曜日が定例だそうでございます。ところが、今週の金曜日はお休みでございまして、実は緊急にお尋ねしたいことがありまして、来週の金曜までということになるといかがかと思いましてお願いをいたしましたところ、さっそく予定を変更してお取り上げくださったことに対して、私は心から委員長並びに委員の皆さんにお礼を申し上げたいと思うのであります。  第一に御質問したいことは、わが党の社会党の委員諸君が本委員会において再三にわたってお尋ねをされておる近江絹絲の事件であります。これは法務大……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 議院運営委員会 第2号(1964/11/13、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 この問題で、私は拝聴しておりましたが、臨時国会が九日に召集されていまだに開かれない。お聞きいたしますと、何でも連休明けにしてもらえないか、こういうのんびりした答弁なんですね。このことについて、各委員の皆さんからいま追及がなされておるわけですが、私はっきりしてもらいたいことは、九日に召集しておる国会がいまだに開会できないという理由、それは補正了算にあるのか、それとも佐藤総理の演説の草稿ができないことにあるのか、その二つともひっかかっておるのかどうか、この点をひとつ明確に御答弁願いたい。
【次の発言】 次に、連休明けになるでしょうくらいな答弁でしたが、一体連休明けとは何日ごろを考……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 外務委員会 第9号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 いま楢崎委員が農林大臣に質問をして、農林大臣の御答弁を承っておるのですが、私ここで非常に大きな疑問を感じてきたのです。楢崎委員は最初李ラインの撤廃についてお尋ねをしました。これに対して農林大臣は、李ラインの撤廃については合意議事録に記載をされます、こういうお答えがあったわけです。そこで、私が疑問に思いますのは、合意議事録というものは、日韓漁業協定の合意議事録であろうと思う。あるいは日韓会談の一括解決にしても、いずれにしても今度の交渉妥結に伴って作成される合意議事録ではないかと思うのです。そうなってまいりますと、合意議事録には有効期限が当然あるわけです。永久にこの合意議事録が生……

第48回国会 外務委員会 第10号(1965/03/27、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は昨日外務大臣に質問をいたしましたが……
【次の発言】 昨日の私の質問の途中で、外務大臣は公式のレセプションということで、その質問は六時に打ち切られておるのであります。したがって、昨日の私が打ち切られました時点に立ち返って質問を継続していかなければならぬかと思いますので、その点からスタートして若干大事な点についてお尋ねをしたいと思うのであります。  私は昨日竹島の領土問題をお尋ねいたしまして、これに対する外務大臣の答弁の途中で私の質疑が打ち切られておりますから、竹島の問題からやはり継続してお尋ねをしていきたいと思うのであります。  竹島の問題については、外務大臣は、一括解決……

第48回国会 法務委員会 第32号(1965/06/01、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私はいまの坂本委員の質問に関連してお尋ねいたしますが、いまの政府委員の答弁によりますと、吹原弘宣の金銭の出入りにつきましては目下捜査中だ、こういうことです。これは坂本委員が指摘しましたように、捜査中のことにかかわらず、政界との関係がない、吹原の金銭の出入りが、政治家との間に出入りがあったとすれば、これは事は重大だと思う。その点は捜査中だ、その捜査中にもかかわらず、政界との関係がないのだ、こういう印象を与えるようなこの談話というものは、われわれ断じて承服できない。  そこでお尋ねしたいことは、この捜査中の件に関して、つまり目下調べの段階、この調べの段階が発展してまいりますという……

第48回国会 予算委員会 第9号(1965/02/09、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、主としてILO八十七号条約の批准とこれに関連するところの諸問題、並びに文教政策の若干の問題についてお尋ねをしたいと思うのであります。  そこで、まず第一にILOの問題から入ってまいりたいと思いますが、政府も御承知のように、過日、一月の十二日からであったと思いますが、二十六日までジュネーブのほうから、ILOから対日実情調査調停団が日本に来られまして、日本の労使関係の各般について調査調停がなされたようでございます。そこで、政府は、このドライヤー委員会から示されました提案に対して誠意をもって受諾されたやに私ども承るのでございますが、問題は、このドライヤー委員会の示された提案を……

第48回国会 予算委員会 第16号(1965/03/01、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、先ほど予算第二分科会の主査から報告がございました、主として日韓問題についての私の質疑に関連してお尋ねをしてまいりたいと思うのであります。  総理もお見えでございますから、総理に対しましても私は若干お尋ねをしなければなりません。去る二十五日の午後一時過ぎであったと思うのでございますが、私が椎名外務大臣に質問をいたしましたそのあらましを、きわめて簡単に申し上げておこうと思うのであります。  私は、椎名外務大臣にこう尋ねたのであります。まず第一点は、椎名外務大臣が韓国を訪問されたが、ついに私どもに対しては、国会に対しては、その目的を明らかにして行かなかったじゃないか、このよう……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 予算委員会 第2号(1965/08/04、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は社会党を代表いたしまして、主として外交問題の全般にわたって総理、外務大臣、関係各大臣にお尋ねをしたいと思うのであります。中身を申し上げますと、沖縄の問題、それから日韓、ベトナム、経済外交、こういうことになろうかと思いますが、御承知のように時間の制約がございまするから、要点を明確にしてお尋ねをいたします。したがって、総理をはじめ政府側におかれましても、ひとつ的確な御答弁をお願いをしておきたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたいことは、このたび佐藤総理大臣は沖縄に八月の十九日から三日の予定で参られるようであります。歴史的に調べてみますと、総理も御承知かと思いますが、日本……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 社会労働委員会 第43号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 八十七号条約の批准に伴うたな上げ問題の処理に関するわが成田書記長の質問に対する総理大臣の答弁は、私、拝聴しておりまして、きわめてあいまいもことしておるのであります。そこで私は重ねてこれを明確にしておきたいと思う。私ども実は政府筋からいろいろ報道がなされておることをいろいろな機会に聞かされておるので、この問題を取り上げたのでございまするから、あいまいにして実はこの質疑を打ち切るわけにはいかぬのであります。  最初に総理大臣にお聞きしたいのでありますが、あなたは憲法で非常な権力を与えられておりますけれども、いかに総理大臣といえども、国会の院議というものをじゅうりんすることはできな……

第51回国会 文教委員会 第23号(1966/05/13、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 中村文部大臣が、私学振興ということを教育政策の大きな柱にされておるようでございますから、私は、本日は私学の問題にしぼってお尋ねしたいのであります。  その前に、ちょっと大事なことを二、三お聞きしておきますが、新聞によりますと、橋本官房長官が、学校教育法の一部改正は、この国会には提出しない、こういう言明を記者会見か、議運の理事会でございましたか、されたやに伝えられておりますが、この国会、つまり第五十一国会、会期の延長があろうとあるまいと、第五十一通常国会には、学校教育法の一部改正は出さない、こういうことでございましょうか、これを明確にしていただきたい。

第51回国会 予算委員会 第2号(1965/12/22、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 いま山花委員から竹島の問題についてお尋ねがございましたので、関連して二、三御質問したいと思います。  十八日に椎名外務大臣は批准書の交換のためにソウルに行かれたわけでございますが、そのソウルに行かれまして竹島の専管水域について、この問題について韓国側と会談ををなさいましたかどうか。なさったものと私どもは考えますが、もしなさっておれば、その詳細な話し合いの中身についてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 この問題は、過般の臨時国会においても一部論議されておりますが、審議をあのような形で打ち切りましたために、実は十分に議論されないまま批准が強行されておるわけです。ですから、……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/02/08、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 ただいま永井委員から政治の姿勢につきましてお尋ねをいたしたのであります。昨日は同じくわが党の勝間田委員が政治の姿勢についてお尋ねをしたのでございますが、昨日といい、本日といい、佐藤総理が常に私どもに答弁をされておりますることは、政治の姿勢は正さなければならない、道義はあくまでも正さなければならない。この一語に尽きるかと思うのであります。ところが、遺憾なことに事実は逆でございまして、たとえば参議院における前副議長重政氏の秘書がピストルを密売した、治外法権的な場所においてピストルを密売したということで、これは非常に国民から糾弾をされたことは総理御承知のとおり。ところが、また私は、……

第51回国会 予算委員会 第9号(1966/02/09、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 ただいま最賃法の実施の問題で多賀谷委員からいろいろ追及がなされまして、総理並びに労働大臣から御答弁があったのでございますが、私は、総理の御答弁も、労働大臣の御弁解も、了解することができません。私どもはこれは了解できない。私は、実はけさほどわが党の山花委員が、固定資産税の問題を取り上げて、永山自治大臣にただしました。その際、山花委員は、元の自治大臣早川さんの公約をとって、固定資産税は三年間は増額することはいたしません、こういう速記を持ち出して、永山自治大臣に、なぜ一体三年たたないのに、二年目の今日増額するのかと言ったら、永山自治大臣は遺憾の意を表したのであります。このように、私……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/02/14、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 委員長、関連……。
【次の発言】 ただいままで滝井委員が支払い基金の問題についてるる質問をしてまいりました。その質問に対する厚生大臣の最終的な御答弁はこうなっております。政府としてはただいままで適法として処理してきましたが、滝井君の御意見もありますので検討してみたい、こういうことであります。ところが、厚生大臣がこの御答弁をされてから、事務当局側の答弁は、必ずしも厚生大臣の今後検討するということを認めておるようには私ども受け取ることができなかったのであります。したがって、これは私は厚生行政上の重大な問題であろうかと思う。検討すると厚生大臣が申されますけれども、今日までやってきた……

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/02/15、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連。ただいま固定資産税の増税問題で、安井委員が総理に質問いたしておりますが、総理は、劈頭安井委員が申されましたように、経過はよく御承知のはず。昨日一般質問の中で福田大蔵大臣と永山自治大臣に対して質問をして、そうして社会党の意向としては、このことは問題だから、本日総理に出てきていただいて、総理の所信をただした上で私どもは考えたい。そういう要望で、実は総理の御出席になってきたわけです。ところが大蔵大臣と自治大臣は、どういう受け取り方をして閣議に報告をしたのか知りませんが、閣議で決定するとは一体何事でございますか。この予算委員会は、けさ総理に出てきていただいて、そうして社会党とし……

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/02/16、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連して。二月九日に私どもの高田委員が沖繩の問題で質問をいたしまして、それに対する答弁は、ただいまこの委員会で多賀谷委員が指摘したとおりであります。そこで、私どもは当時法制局長官の答弁に大きな疑義を持ちながらも、なおしかし正確な論拠を調べなければならぬというので、本日多賀谷委員に立っていただいたのでございますが、総理お聞きのとおり、法制局長官の答弁は間違っておるのであります。私の知る限り、内外の法学者はそのような意見を持っていない、こういう意味の答弁をされておりますが、いま多賀谷委員が指摘いたしておりますように、多賀谷委員があげた人だけでも、大沢さんあり、寺沢さんあり、権威あ……

第51回国会 予算委員会 第16号(1966/02/17、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連して。大事な問題でございますから関連をしてお尋ねをいたします。  いま石橋委員が質問いたしておりますことは、海上保安庁の巡視船に大砲を搭載しておる、実弾も載せておる、この法的根拠について疑問があるからお聞きをいたしておるのであります。総理、特にお聞き願いたいのでございますが、石橋委員はここに具体的な事実を指摘したのであります。砲搭載の根拠法規としては庁法の十九条ではないのかと、こう指摘してお尋ねをした。その説明に庁法十九条を根拠法規とするための説明会が持たれたではないか、こう尋ねておる。私はこの質疑応答を聞いておりまして、一体、説明会が持たれたのか、持たれていないのか、こ……

第51回国会 予算委員会 第17号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 会計検査院にお尋ねをいたしますが、楢崎委員が質問いたしておりますことは、会計検査の報告を国会に出したあとといえども、間違いの点を指摘された場合には、当然会計検査院では再調査をすべき責任があるという点を指摘しておるわけであります。国会に対する報告はもちろん再度の報告をする法的義務はないと思いますけれども、検査自体に間違いがあるではないかと事実を指摘された場合には、会計検査院の職務上、当然指摘された事実は再調査をすべき責任がこれは法的にあるわけであります。この点を明確にしなければ次の質問ができない、これが一体できるのかできないのか、端的に御答弁願いたい。

第51回国会 予算委員会 第21号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連して二、三お尋ねをいたします。  ただいま、穗積委員が政府に対して国連協力の問題でお尋ねをしておるわけでございますが、政府の答弁は、私聞いておりますと、その質問の的をはぐらかそう、はぐらかそうとしておるように思うのです。そこで、私は、ただいまの質疑応答を聞いておりまして、次の点について疑問の点をお尋ねしたいと思う。  まず、外務大臣にお尋ねします。外務大臣に対しては、国連から派遣されたもの、たとえばスエズに、パレスチナに、あるいはコンゴに、あるいは朝鮮にというように、国連から派遣されたものは、軍と名のついたものもあれば保安隊と名のついたものもある。一体どういうものが今日幾……

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/03/05、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和四十一年度の予算審議の締めくくり総括の質疑に立ったわけでありますが、質疑に入ります前に、ただいま御報告のありましたカナダ太平洋航空の惨事につきまして、二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。  お尋ねをする前に、私は、党を代表いたしまして、このたびの難にあわれたたくさんのなくなられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、御遺族の方々に対しまして衷心から御見舞いを申し上げる次第でございます。  まずお尋ねしたいことの第一点は、羽田空港の構造と設備についてであります。今回の惨事、それからまた一カ月前の全日空のあの惨事、こういうことを通……

第51回国会 予算委員会 第24号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、主としてILO八十七号条約批准に伴う関連国内四法のいわゆるたな上げ部分についての政令問題を中心にお尋ねをしたいと思うのであります。もし時間が許されるならば、インドネシア賠償、日韓賠償の支払い、それからベトナム、中国の問題にも触れて、佐藤総理の今日の政局に対するお考え方にも触れて御所信を承りたいと思うのであります。  いわゆるたな上げ部分の政令につきましては、先般、六月の七日であったと思いますが、社会労働委員会におきまして私どもは佐藤総理のお考え方をただしたのであります。その際における総理の御答弁は「ただいま審議会で審議している問題ですから、……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 文教委員会 第1号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、五月の十三日、前の通常国会ですが、この文教委員会で嘉悦学園の問題についてお尋ねをいたしました。  まず第一には、法務省当局に告発されておる件でもございますから、どのような調査が進められておるかということをお聞きいたしました。第二には、文部大臣は、この種の私立学校に対して法令の定むるところによって指導、助言の責務があるわけです。それがどのように履行されておるか、こういう二点をお尋ねいたしたのであります。  ところで、私が五月十三日に質問をいたしましたことが教育新聞に報道されまして、教育新聞を読まれたというので、告発人の五味上という人から六月二日付で私に手紙が参ったのであり……

第52回国会 予算委員会 第1号(1966/07/18、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、主として当面の政局に対する政府の取り組みないしは政治の姿勢、あるいはまた外交、防衛の重要な基本的な問題につきましてお尋ねをしたいと思うのであります。  その前に、まず政府にお聞きしたいことは、十五日の夜から十七日にかけて、新潟県、山形県、秋田県、この地方一帯にものすごい豪雨がございまして、そのための被害が実に大きいものがあると新聞が報じておるのであります。特に新潟県の加治川のはんらんによる被害というものは、私ども昨晩のテレビなり、けさの新聞を読みまして、まことに御同情にたえないのでございますが、その実情について簡潔に御報告いただくと同時に、……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、日本社会党)

○野原(覺)委員 時間の関係もございますから、私は簡明率直に担当の三木大臣はじめ大蔵大臣、厚生大臣、自治大臣等に万博についてお尋ねしたいと思うのです。実は、この問題は、もとより予算委員会で取り上げなくても、他の委員会でも論議されるべき筋合いのものでありますが、予算委員会は総括の常任委員会であります。したがって、単に通産行政の上からだけではなくて、昭和四十五年の三月十五日から九月十三日まで六カ月間行なわれる万国博覧会についての今後の計画並びに実施というものについて、私どもは大きな関心を抱いておりますから、福田予算委員長を先頭に、実は八月五日に大阪に行って、現地を詳細に視察したのであります。視察を……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

野原覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は主として国会に関する問題で二、三お尋ねをしたいと思うのであります。この問題は昨年の予算分科会でもお尋ねをしたわけでございまして、その際事務局なり、あるいはまた国会図書館の方々から御答弁がございましたので、その御答弁の上に立ってさらに賛同をいたしてみたいと思うのであります。  まず私は国会図書館の問題で二、三お尋ねしたいのです。私いろいろの角度から国会図書館の運営なり、あるいは図書館職員の待遇等についてお尋ねをいたしました。その際に昨年御答弁に立たれました副館長が、国会図書館を国際的レベルにまで引き上げたい、そのために努力をするという御答弁がございました。これはまことにけ……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 日本の防衛庁ぐらい国民の税金をむだづかいしておるところはないと私は思う。福田長官は御承知だろうと思いますが、まぼろしのロケット事件といってこの予算委員会でもごくわずかでありましたが触れられたスタッキーニ社の問題があるわけですが、最近出されました会計検査院の報告を拝見いたしましても、またまた防衛庁のむだづかいが出ておる。会計検査院が決算報告を出すたびに出てくるのですね。私は、三十二年の会計検査院の決算報告でこのスタッキーニ社が出されて、決算委員会なりあるいは内閣委員会なり予算委員会等で徹底的に論議されなかったうらみはありますけれども、防衛庁としては自粛自戒をしなければならぬ。……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 時間の関係もありますから、きわめて簡潔にお尋ねをいたします。きょうはきわめてじみな問題をお尋ねしたいと思うのであります。  まず大蔵大臣にお伺いいたしますが、日本の税関は、あなたは大蔵大臣として、外国の税関と比べて、サービスあるいは外国人が日本に来た場合の感じ、そういうもので評判がいいと思いますか悪いと思いますか。そのくらいなことは知っておられると思うので……。
【次の発言】 私は外人で日本に来られた人にたくさん会います。私も外国に行って、三十五カ国ばかり回ってまいりましたが、日本の税関というのは、どうも何かあまりにも警察的で、非常に印象が悪いです。出国のときはそういう感じ……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 時間の関係もございますから、私は簡潔にお尋ねしてまいりたいと思いますが、運輸交通行政の若干について、特に道路運送法の責任者でございます運輸大臣、道路交通法の責任担当である警察庁に対してお尋ねしたいと思うのであります。  第一にお聞きしたいことは、都市交通の麻痺対策です。私は出身が大阪でございますが、大阪などはもう東京以上なんですね。どうにもならない。自動車はどんどんふえていきますし、道路はなかなかできやしない。一体これはどうなさるおつもりであるのか、お二人からそれぞれ御所見を承っておきたい。
【次の発言】 運輸大臣の御答弁は、失礼ですが、抽象的で中身が全くなかったと思うんで……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 できるだけ時間を守りたいと思います。  同僚議員が看護婦の問題を取り上げておりましたから触れる必要はないですけれども、これは非常に大事な問題で、しかも厚生大臣、あなたが大臣になる以前からの大問題なんです。予算の分科会がこの問題で――これは速記をごらんいただけばわかるように、数年前からの懸案なんです。それを怠慢で今日までほってきておる。私はこれは小林さんの怠慢というよりも、残念ながら厚生省の怠慢だと思うのです。私どもも数年前から指摘してきておる。何もやっていない。そしてまた同じ議論をこの委員会でも繰り返さなければならぬので、はなはだ遺徳にたえないのですがね。大臣に、私はこまか……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 ILO八十七号条約の批准に関しましては、国連局長がまだお見えでございませんからあとに回しまして、労働基準行政について若干お尋ねしたいと思うのであります。  まず第一にお聞きしたいことは、諸外国に比べて、日本の労働基準法は必ずしもその程度が描くないにかかわらず、守られる比率が少ないのであります。つまり順守されていない。どこに欠点があるのか、この点を大臣から御答弁願いたい。
【次の発言】 時間がございませんので、私も簡単に、簡潔にお尋ねいたしますが、ひとつ御答弁も簡潔にお願いしたい。お尋ねしたいことがたくさんありますので……。  次にお聞きいたしますが、日本には、いま大臣の御答……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は本日は分科会でもございますから、日韓問題の主として漁業問題にしぼってお尋ねをしたいと思いますか、その前に大臣にお伺いしたいことは、吉田首相が台湾に行かれまして、けさの新聞によりますと、あなたの国会答弁とは食い違ったような発言をされておるようにも思うのです。吉田さんは個人の資格で行かれたとは申しますものの、台湾問題がきわめて微妙な重要な段階で、しかも元首相といわれるような大ものが台湾に行かれて、一国の外務大臣と違った発言をされるということは、私はいかかなものかと思うのですが、この点について大臣の御所見を承っておきたい。


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は、主として国会に関係した問題、国立国会図書館と衆参両院に関連した問題を取り上げてお尋ねをしたいと思うのであります。  まず、 国会図書館では、綱紀の粛正の問題であります。非常に綱紀が紊糺をしておる。そこで、マスコミによりますと、二月十日の日本経済、それから同じく東京タイムズ、三月一日号の週刊文春、このマスコミが図書館の使い込み事件なるものを取り上げて報道をいたしておるのであります。一体これらの新聞雑誌等に掲載された使い込み事件なるものは事実であったのかなかったのか、これは国会を通じて責任のある御答弁を私どもいただきたいと思うのであります。

第48回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 文教政策の若干の問題で文部大臣にお尋ねをしたいと思います。  まず最初にお伺いしたいことは、大学の効外移転の問題です。  本年の二月二日の朝日新聞、「東大の移転、前向きに文相が発言、閣議で了承」、同じく二月二日の日付で読売新聞が「東大移転の機熟す、冨士山ろくへ、田中蔵相談」、それから同じく二月二日の東京新聞を見ますと、「東大を効外に移転、文相と大河内学長一致」、こういう報道が次から次となされております。  そこでお伺いしたいのは、東大を効外に移転させるという方針を政府は確認しておるのか。そういう方針をとっておるのかどうか。このことです。

第48回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は、先般二十二日に国会図書館の質問は一応終わっていたのでございますが、ただいま岡部副館長から先般の私に対する答弁と違う数字が示されました。私は、実は受け入れてない本が二十万、そういうことでありましたから、それを前提に私の速記も載っておるわけです。それでは、残りの六万が受け入れた本だな、こうきておりますので、これはどうしても速記のていさいをなしませんし、私の質問の論点もあなたの御答弁を上台にして進めてきておる関係上、若干私のほうでも訂正をしていかなければならぬ、そういう事態になってきたことをはなはだ私は残念に思うのであります。そこで、お尋ねをしますが、数字の上では答弁の訂正……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 先般この分科会の始まりました二十二日であったと思いますが、自民党の中曽根委員から、伊勢神宮の造営、それから式年遷宮に関して国庫から支出ができるかどうか、そういう観点でお尋ねがございました。私もいま少しく、これは政府並びに関係官庁の見解を明確にしておく意味で、この問題をお尋ねしたいと思うのであります。  私どもの考えでは、伊勢神宮は一つの宗教施設だ、こう考えております。したがって式年遷宮というのは、宗教法人伊勢神宮の実施する宗教的行事だ、このように日本憲法のもとでは考えなければならないと思うのであります。総務長官の見解を承りたいと思います。

第48回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は、主として、外務大臣が過日韓国を訪問されましたが、その訪韓問題を中心にお尋ねをしてまいりたいと思います。第一にお聞きしたいことは、私どもの常識によりますと、日韓問題の交渉は、首席は高杉全権ときまっておるようでありますが、どういうわけでか、過日の韓国訪問の際は高杉さんを連れていかなかった。これは何か事情があったのでございますか。
【次の発言】 あなたが韓国に旅行をされるとか、それから一ぺん遊びにいらっしゃいということで軽い気持ちでおでかけになるならば、私は高杉氏のことをお尋ねいたしませんが、あなたは韓国に行かれて大きな仕事をなさってきておるのであります。基本条約についての……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は皇室費について二、三お尋ねをいたします。  すでにこれは国会で予算を計上いたしまして皇居の新宮殿が建築されておるわけでございますが、その建築の進捗の状況を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私どもがこの予算を組みましたときは、たしか四十三年の三月、四十一年度中には竣工させる、そしてその経費はたしか八十八億円ということであったわけです。それが四十二年度、つまり工事が一年延びなければならないというのは、当初の見込みが狂ったわけでございますか、何か事情があったのでございますか、いかがですか。
【次の発言】 工事の推捗につきましても見通しが甘かったわけですね。ただいま御答……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 時間がありませんから、簡単に二、三お尋ねいたします。  まず、第一は委員会庁舎でございますが、委員会庁舎が建てかえられるようですが、その基本計画、実施計画を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この本庁舎でいま委員会をやっているわけですね。その委員会庁舎ができれば、全部そっちでやるわけですか。足らない分を今度の委員会庁舎で委員会を行なう、こういうことになるわけですか。
【次の発言】 部屋は幾らあってもあったにこしたことはないのですが、会館ができて、会館にたくさんの部屋ができておるわけですが、ひとつ自分の個室だけじゃなしに、たとえば会館の場合には、そのできて……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は室戸丸のことでお尋ねしたいと思いますが、運輸大臣は室戸丸事件、室戸丸が沈没した経過なり内容なり、御承知でございますか。もし御承知でなければ、私から詳しく申し上げないと、私の質問にお答えすることは不可能だと思う。御承知かどうか、どの程度知っていらっしゃるか、お答え願いたい。
【次の発言】 荒筋を御承知であれば、申し上げる必要はなかろうかと思いますが、実は私はきょうは重大な質問をいたすわけであります。そこで、私の重大な質問、事と場合によっては、総理大臣に、予算の本委員会で私はお尋ねをしなければならぬかと思う。したがって、事件の内容だけはここで、簡単でございますから、明らかに……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は、万国博覧会についてお尋ねをしたいと思います。  まず、お伺いしたいことは、この博覧会に取り組む政府の熱意と申しますか、心がまえと申しますか、基本態度といいますか、これは三木通産大臣は政府の実力者であり、私はこの博覧会に対する取り組みについては佐藤総理の熱意のほども伺わなければならぬと実は思っておったのですけれども、通産行政の責任者の三木大臣は政府与党の実力者でもございますし、分科会でもございますから、大臣の御答弁でもって引き下がらざるを得ない、こういうこともありますので、単に行政庁長官としてのおざなりの答弁でなしに、万国博についてはこれは異常な決意をもって取り組んでお……



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データ更新日:2023/02/05

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