野原覚 衆議院議員
27期国会発言一覧

野原覚[衆]在籍期 : 26期-|27期|-29期-30期
野原覚[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野原覚衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

野原覚[衆]本会議発言(全期間)
26期-|27期|-29期-30期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第10号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○野原覺君 私は、日本社会党を代表いたしまして、在日米軍の使用する大阪市立大学杉本町学舎の接収解除に関し、政府の関係各大臣に対しまして緊急の質問をいたさんとするものであります。  大阪市立大学の杉本町学舎のアメリカ占領軍による接収は、大学並びに大阪市の猛烈なる反対にもかかわりませず、昭和二十年十月、在日米軍の軍事施設として、四十八時間以内の立ちのき命令という強行手段によってなされたのであります。ために、大学は、今日まで十カ年の長きにわたり、やむなく市内に散在する六つの小学校に分散をせられまして、その後校舎の一部返還を見たものの、依然として大学運営の困難が解消せず、その難渋はまことに言語に絶する……

第22回国会 衆議院本会議 第35号(1955/06/29、27期、日本社会党(左))

○野原覺君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする本第二十二特別国会の会期延長一カ月に対し、絶対反対の討論を行わんとするものでございます。(拍手)  御承知のように、本特別国会の会期は、召集になりました三月十八日から六月三十日まで百五日と決定をされておるのでございます。その間、私どもは、政府に対しまして国会に提出すべく予定をせられておる法律案は、すみやかに提出すべきであり、同時に審議の促進をはからなければならないことを、重ね重ね要求を続けて参っておるのであります。しかるに、今日ただいま政府から提出されておりまする法律案件は百三十六件、本日まで百四日間の審議によって、……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第23号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○野原覺君 私は、提案者を代表いたしまして、議員清瀬一郎君の懲罰を求むる動議の趣旨弁明を行わんとするものであります。(拍手)  事案は、申すまでもなく、清瀬一郎君の国会軽視と日本国憲法侮辱の言動に関するものであります。(拍手)すなわち、清瀬一郎君は、昨年七月五日、第二十二国会におきまして、憲法調査会法案の提案趣旨説明に当り、わが党飛鳥田一雄君の質問に答えて、われわれがこれから作る理想的憲法と、このマッカーサー憲法と比べ、どちらがよいかを国論に問うのだと申したのであります。国会議員が公式の議政壇上において憲法を論議する場合に、必ず日本国憲法とか現行憲法とか申すべきであるにもかかわらずことさらにマ……

第24回国会 衆議院本会議 第48号(1956/05/12、27期、日本社会党)

○野原覺君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする、本国会の会期を、十七日間、六月三日まで延長するの件に関しまして、絶対反対の討論を行わんとするものであります。(拍手)  御承知のように、本通常国会は昨年十二月二十日に召集になりまして、その会期は、国会法の定むるところによりまして、五ヶ月、百五十日間と決定されておるのであります。しかるに、政府は、昨日突如として会期延長を通告し来たったのでございますが、われわれは、昨日の議院運営委員会におきまして、特に根本官房長官の出席を求めまして、その延長の理由をただしましたところ、官房長官は、政府の会期延長の理由として、次の二つを……

第24回国会 衆議院本会議 第54号(1956/05/24、27期、日本社会党)

○野原覺君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする教科書法案につきましての委員長報告に対し、文教委員長佐藤觀次郎君に質問をいたしまするとともに、あわせて鳩山内閣総理大臣及び清瀬文部大臣に若干の質問をいたさんとするものであります。(拍手)  最初に私は鳩山総理大臣にお尋ねをいたしたいと思うのでございまするが、お尋ねをいたしまする前に、一言総理に申し上げておかなければならぬことがあるのであります。それは、総理も御老体でございます。おからだも御丈夫だとは言えなかろうと思うのであります。それに、このような時刻に、まことに御苦労だとは思うのでありまするけれども、これは私のせい……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第2号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○野原覺君 私は、日本社会党を代表いたしまして、教職員の勤務評定につき緊急質問をいたさんとするものであります。  教職員の勤務評定に関しましては、愛媛県におきまして過去一年有半にわたって紛糾を続け、本月二十日全国教育委員長協議会は試案を決定し、文部省はこの試案を参考として、全国的にすみやかに実施させようとしておるのであります。  申すまでもなく、教職員の勤務評定は、教職員の勤務とは教育でございますから、その教員の教育を評定することなのであります。もっと詳しく言えば、児童、生徒の教育を評定することでございまして、子供がどのような人間として成長しているかを評定することなのであります。従って、教職員……

野原覚[衆]本会議発言(全期間)
26期-|27期|-29期-30期

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委員会発言一覧(衆議院27期)

野原覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-29期-30期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 議院運営委員会 第3号(1955/03/24、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 程度でなくて、以内とはっきり。
【次の発言】 どういう事情ですか。ここでは申し上げにくいわけですか。
【次の発言】 きょう大蔵大臣がどうして来られないのか。

第22回国会 議院運営委員会 第4号(1955/03/25、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 実は私どもの党から、緊急に緊急質問を出したい、このように考えるのです。提出者は私、野原覺でございます。その内容は、在日米軍の使用している大阪市立大学の校舎返還の問題でございます。この問題は、参議院においては、実は第十九国会以来取り上げられまして、満場一致の決議をみたわけですけれども、いまだ校舎は返還されないわけです。御承知のように、日米行政協定によって強制収用という形で校舎が在日米軍に使用されております。大阪市の方も、大学の方も、貸すことには反対したのですけれども、強制的に収用された。そこで早く返してもらわないと、大学自体の運営も全く今日できない状態にある。特に大学校舎の隣は……

第22回国会 議院運営委員会 第15号(1955/05/11、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 私は、椎熊さんの意見に賛成いたしますが、なるほど人身売買という点だけでは緊急質問にならぬと思う。これは椎熊さんのお説が正しいと思う。今度神近さんが緊急質問をなさる内容は、頻発というところにある。戦争中から人身売買は残念ながら日本の社会では行われてきた。この点だけを見るならば、緊急質問になりません。しかし最近は非常に悪質のものが、いろいろ地方の不況にからんで出てきておる。最近の社会の悪化しておるような実情等も考えて出されておるというところに、やはりこの内容があるわけですから、簡単に葬られては困る。私どもとしては、これは重大な問題であると思う。

第22回国会 議院運営委員会 第16号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 そうなりますと、本会議が終ったら、そのことで直ちに議運を開かれるわけですね。
【次の発言】 そこで先ほど来理事会で問題になったが、先刻の本会議で運輸大臣から御答弁がありましたけれども、罷免を要求するの決議案のわれわれの趣旨が、あの答弁では何ら生かされていない。私どもとしては絶対不満なんです。従って、どうしても本会議において国鉄総裁並びにその他責任者のここに出しております罷免要求の決議を上げていただきたい。このことを要求いたします。
【次の発言】 先ほど椎熊さんのお話を承わったのですが、椎熊さんは、運輸大臣が罷免の意思を持って経営委員会に諮るであろう、こういうようにお聞き取りに……

第22回国会 議院運営委員会 第20号(1955/05/28、27期、日本社会党(左))

○野原委員 私は、山中君が御質問になるということはけっこうだと思います。賛成したいと思います。しかし、少くとも沖繩問題が重要であるという点で、先ほどの委員長の説明を聞きましても、井上委員の補足の説明を聞いても、八、十、十一の内容は同趣旨だと申されましたが、しかしながら題目は同じであっても、中身は違うとわれわれは見ておるのです。たとえば日ソ国交調整に関する緊急質問を各党に一名ずつ許しておるが、この大橋氏の質問内容と、わが党の森島君の質問内容は明らかに違う。こういう点でやはり八、十、十一、これが重要であればあるほど、この三件は許すべきではないかと思うのです。ですから私は、山中君の質問されることに賛……

第22回国会 議院運営委員会 第22号(1955/06/02、27期、日本社会党(左))

○野原委員 委員長の提案に私は賛成いたします。この種と申しますけれども、この種のものは重要法案であるから、これはやはり理事会で決定通りやってもらいたい。
【次の発言】 椎熊さんの発言を聞いておりますと、本会議で取り扱うことによって、何か委員会を軽視されるというようなお言葉でありましたが、私は、本会議で取り上げて扱えば扱うほど、委員会の審議は尊重されるという見解を持っておるのです。これは当然なんです。これは議会のあり方としては当然だと思うのです。そうして健康保険法の内容についてでございますが、もとより私は内容については詳細はわかりません。しかし健康保険の問題は、今日の社会保険の骨格をなす大きな問……

第22回国会 議院運営委員会 第23号(1955/06/04、27期、日本社会党(左))

○野原委員 私ども、とやかく申し上げたくないのですが、きょうの両党総裁の会見、それに対する質疑ということになりますと、相当時間がかかるのじゃないかと思います。これは両派にとって重要な問題でしょう。
【次の発言】 民主党としてもお考えを願いたいことは、椎熊委員からの御発言もありましたが、本会議としては法案を上げることを急ぐ必要がある。石炭鉱業の問題もあるしいたしますから、その総裁会見はともかくとして、各党の質疑は本会議を終ってからごゆっくり一晩じゅうでもやられたら得心もするだろうし……。

第22回国会 議院運営委員会 第26号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○野原委員 それは了承できません。ただいまの椎熊君の御発言ですが、国会における戦いを、私どもは共闘でやっておることは事実です。しかし党がはっきり別々です。なお合同もされていないので、考え方もまた違うわけです。それぞれ国会対策委員会も別々に持っておる。そういうものに、あなた方が一つでやれということは、他党に対する干渉だと思う。
【次の発言】 それは少し言葉が過ぎておりますよ。
【次の発言】 関連して発言したいが、質問に対して、きょうは十分程度ですから、少し超過してもお認めいただけると思うが、かりに十五分なら十五分ときまるでしょう、長谷川君が針を見ておるのだな、一秒でも超過すると、飛び出していって……

第22回国会 議院運営委員会 第30号(1955/06/17、27期、日本社会党(左))

○野原委員 私は今の官房長官の御答弁を伺いますと、恩給法の一部改正を本会議に上程するか撤回するかということにつきましても、委員会と関連があるから、政府としてはその取扱いについては態度をきめていない、こういうことに承わったのです。これについはて私どもの意見もあるわけですが、本日の議運としては、政府の取扱いについての態度、方針というものがきまったとき、その政府の方針を聞いて、また議運でこれを決定するようにお取り計らい願いたい。
【次の発言】 ちょっとお尋ねいたしますが、それは来週の火曜日に取り上げるということですか、どうですか。
【次の発言】 これは昨年の例に徴しても、違反する者があるのです。去年……

第22回国会 議院運営委員会 第33号(1955/06/25、27期、日本社会党(左))

○野原委員 大蔵関係はわかりませんか。

第22回国会 議院運営委員会 第35号(1955/06/29、27期、日本社会党(左))

○野原委員 大体意見は出尽しておるので、福永委員から、お互いの良識によって発言をすれば問題はないじゃないか、こういうことでございますから、実は私も反対討論に立ちますけれども、私だって半時間以上の原稿を作ろうといっても作れません。しゃべろうと思ってもできない。従って、良識によってやるようにして、時間の制限は付さない、こういうことでやっていただきたい。
【次の発言】 時間制限の必要はありません。私の良識を信用してもらいたい。

第22回国会 議院運営委員会 第36号(1955/07/01、27期、日本社会党(左))

○野原委員 今の荒舩さんの御質問に関連して委員長に要望したいが、この問題は、やはり議運としては徹底的に事態を究明していただきたい。国会として、いいかげんにこの問題をうやむやにしてもらっては困る。従って、佐藤という人の、まことにわれわれの了解に苦しむ談話が出ておるとすれば、佐藤氏を、何らかの手続によって呼び出していただいて、一体君は、だれからそういう話を聞いて、そういう談話をしたかということを究明願いたい。
【次の発言】 この問題は、やはり佐藤氏を呼び出して、一体だれからそういう話を聞いて、そういう談話を出したか、大臣はそういうことを言った覚えはないと言っておりますから、そういうこともやはり究明……

第22回国会 議院運営委員会 第37号(1955/07/05、27期、日本社会党(左))

○野原委員 並木さんにお尋ねしたいのですが、私は並木さんの良識を実は信じたいのです。並木さんとしては、もとより国会の会期の延長は、決して滞在費が目的であるなんて、そんなばかなことは毛頭お考えじゃないと思います。私も、あなたをよく知っておりますから、このように思っておるのですけれども、私どもがあの録音を――私は今初めて聞きましたが、聞いておりますと、どう考えても、そうとられる。その受け取らざるを得ないようなことになっておるわけなんです。そのことについて、あなたとしては、あの放送は、なるほどそう野原がとるといえば、そうとられるかもわからないな、自分の本心とはまことに違う、自分はそうじゃないのだけれ……

第22回国会 議院運営委員会 第39号(1955/07/07、27期、日本社会党(左))

○野原委員 この問題は、あえて論駁する必要も認めないのでありますけれども、しかし私は、社会党としては、懲罰動議を提出した党として、実は聞き漏らすことのできない発言がありましたので、一言しておきたいのであります。それは、国会は言論の府であって、言論はあくまでも尊重されなければならぬことは、もとより言うまでもない。私どもは、言論が尊重されなければならないがゆえに、あのような不当な言論というものに対しては徹底的に追究する必要を認めるものである。これは、西尾氏の先例が今椎熊委員によって言い出されておりますけれども、私をして言わしめますならば、清瀬氏の言論は、日本憲法は━━━━━━━━であると断定した。……

第22回国会 議院運営委員会 第40号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○野原委員 この前の委員会で申し上げましたように、実はこの緊急質問は、これに類した緊急質問が前に出されて上程になっておるわけです。しかしながら、わが党が青野ヶ原と板付の基地に関する質問をいたしまするのは、立川の基地問題とはケースを異にしておる。私は、この前の委員会でも申し上げましたように、特に福岡県の板付の場合には、アメリカ軍の現地の副司令官が、福岡の市長に対して高射砲陣地の拡張を要求しておるわけです。そこで私ども調達庁に、これは非公式ではございますけれども、福岡県の当局から調達庁に問い合わしましたところ、調達庁としては関知しない、こういうことになれば、事は非常に重大である。しかもめんどうなこ……

第22回国会 議院運営委員会 第42号(1955/07/14、27期、日本社会党(左))

○野原委員 先刻の理事会で私も申し上げたのでございますが、私どもの党から出しております青野ヶ原と板付の問題につきましては、一部委員の方々の中には、委員会等で十分質疑をすれば事足りるではないか、かように申されておるわけであります。しかし青野ヶ原と板付の地元の人々の生活権、あるいは財産権に関する重大な問題でございますので、ぜひとも本会議でお取り上げいただきたい。これは党派を越えて反対運動なり、陳情、請願等がなされておりますから、衆議院としてはその結論がどう出ましょうとも、これらの問題については大きな関心を持って本会議で質疑をし、政府が責任ある答弁をするという経過をとることも、私は決してむだではない……

第22回国会 議院運営委員会 第43号(1955/07/15、27期、日本社会党(左))

○野原委員 大体今多数の方々が賛成でございますから、党としては一部意見を持っておるわけでございますけれども、しかし、そういう点に固執しておりましては、いつまでも調査室長が決定しない、そういうことではどうかと考えますので、私どもは遺憾ながら賛成せざるを得ない、こういうようなことでございます。そこで私は、一応速記録にとどめておく関係もございますから申し上げますが、予算委員会の専門員三名おる中から、予算の調査室長を出すことのできなかったという点につきましては、きわめて遺憾にたえない。このことだけを申し上げておきます。
【次の発言】 山中君に賛成いたしますが、ただし、私は山村委員の御発言に関して、やは……

第22回国会 議院運営委員会 第44号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○野原委員 本日保留になったわけは、ほかに議案があるからという、ただそれだけの理由ですか、どうですか。
【次の発言】 小委員長の御報告もわからぬではありませんが、僕は、議員食堂というのは議員だけが飯を食べるところではなしに、議員が食事をしながらいろいろ話をするところだと思うのです。僕は、一般の人々も院内通行証を持って議員が連れて行った場合には、そこで五分なり十分なり二十分なり、食事をしながら話をするということも認めなければ、この取締りは徹底しないということを申し上げたいのです。幾らあなたがどんなにやろうとしても、これは一週間したら乱れますよ。衛士の取締りだけでは徹底しません。だからこれは、議員……

第22回国会 議院運営委員会 第45号(1955/07/21、27期、日本社会党(左))

○野原委員 図書館長にお尋ねいたしますが、衆議院から七名、参議院から七名、合計十四名の専門調査員が増員になったわけでございますが、これで専門調査員の員数は十分でございますかどうか、まだ足りないようなことはありませんか。
【次の発言】 本会議の開会は、金曜日にやるということに変更をしておる。それをまた土曜日に変更しなければならぬという理由が認めがたい。今週中に上った法案という見通しならば、なぜあのとき与党は従前通り土曜日でなければならぬということを主張しなかったのか。これは各議員の予定もあることだから、従前通り金曜日にやってもらいたい。

第22回国会 議院運営委員会 第46号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○野原委員 先例も調べてみると確かにあるようです。発議者、賛成者の追加もしくは取り消しは配付後はこれを許さないという先例があるとすれば、私は、なおさらのこと議案の提出者並びに議案に対する賛成者の行動は慎重でなければならぬ。御承知のように、こういう議案は、提出者、賛成者が署名して、議長から議員全体に配付されておる。私どもは、その配付されたことによって、一体何名の提出者で何名の賛成者があということも、議員一人一人がその議案に対する態度を決定する場合の大きな参考にもなるし、なおまた、売春等処罰法というものがこの国会に提出された、非常に重要な法案ですから、売春処罰ということに関心を持っておる双方の立場……

第22回国会 議院運営委員会 第47号(1955/07/25、27期、日本社会党(左))

○野原委員 ただいまの委員長のお話しは、連日本会議を開きたい、このことは先例にもあるし、会期末ということでもあるから、こういうことでございます。私は委員長の御提案の理由にありますように、会期末ということがやはり連日本会議を開くことの大きな事由になっておるのではないかと思いますので、わが党としては、残されたわずかの会期に連日本会議を開いて協力するにやぶさかではございませんけれども、これはあくまでも会期末でなければならない。私どもは基本的にそういう方針をとっておるわけであります。そこで会期末ということに考えて参りますと、この会期をまた再延長する、こういうことになれば、会期末連日本会議を開くというこ……

第22回国会 議院運営委員会 第48号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○野原委員 今の官房長官の御発言ですが、私は、あなたはよくも正直におっしゃったと思う。その点私は敬服するのです。なるほど政府は、当初五月末までが政府の案であったと思うのです。そういうところから官房長官もそういう発言があったと思いますが、それが六月末ということになって、今度延長する場合には、何でも中旬ごろまでを政府与党が考えていらっしゃったように聞いておりますけれども、これは自由党の非常な協力によって三十日延長ということにきまった。それでも御承知のように法案が上らないのです。なかなかやれない段階になってきております。こうなりますと、政府が当初考えていた会期よりも二カ月も経過して、こういうような状……

第22回国会 議院運営委員会 第49号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○野原委員 私は、衆議院議長さんにちょっと質問いたしたいと思います。この国会が始まりましてから、議員の委員会並びに本会議における出席状況がどうなっておるか、どうも私どもの拝見したところでは、召集に応じない議員はなかったように思うのですけれども、召集にだけ応じて登院を一日もなさらない議員がいらっしゃいます。そういう状況はどうなっておるのか。それから公報を拝見いたしますと、必ずしも請暇の公報が正確に出されていないように思うのです。従ってその欠席、出席もしくは請暇願というものは、これが正確に議長の手元に出されて、議長はそういう点について正確な公報を出されておるのかどうか。これは私資料を持ってきて申し……

第22回国会 議院運営委員会 第50号(1955/07/28、27期、日本社会党(左))

○野原委員 実は図書館の建築のことでございますが、先般建築の設計の当選者も決定いたし、建設書といいますか、設計書をめぐって何か紛糾があるやに仄聞しておるのです。この点について、実はいろいろと投書なり、陳情書等が私どもの手元にも参っておるのですが、一向要領を得ないのです。この際一つ小委員長から、その間の事情をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま池田委員から申されておりまするように、何としても建設委員長をすみやかに探していただいて、ここに出席していただき、経過報告を聞きたい。そこでその間休憩ということも何ですが、実は私昨日議長に対して要請をしておるわけです。議員の方でも、私の昨……

第22回国会 議院運営委員会 第51号(1955/07/29、27期、日本社会党(左))

○野原委員 私どもは椎熊委員の暫時休憩という御発言に対しては、できるだけ努力したいとは思うのですけれども、遺憾ながらそれには協力できない、賛成できません。ところで今問題になっておりますのは、委員長から出されておるのは農林水産委員会のこの二件です。私どもこの二件は、これは北海道であろうとあるまいと、何とかしてこれをすみやかに上げてやるということにやぶさかではないのです。従ってこの二件の取扱いは、農林水産委員会の審議をこちらとしてはできるだけ急がして、その審議の見通しをつけて開会時間を考慮されるならまだしも、開会して暫時休憩して、時間ぎりぎり一ぱいまで待たせるような、そういうでたらめな議事運営とい……

第22回国会 文教委員会 第2号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○野原委員 今内藤課長から御発言中でございますけれども、昭和三十年度の文部省の要求する予算については、当文部委員会としては大きな関心があるわけです。従ってあなた方がこういう立場で要求するというような御説明を聞いただけでは、私どもとしては了解ができません。三十一日に文部委員会を開きますので、ただいま資料が出せないならば三十一日までに十分なる資料をお出し下さって、その上で御説明を承わりたい、このように思います。委員長においてお諮りを願いたい。

第22回国会 文教委員会 第3号(1955/03/31、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 文部大臣に対しまして若干の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。第一点は教育の二法律についてでございます。教育の二法律というような法律が文化国家を標榜する日本に適用せられておるということはきわめて遺憾なことであると思うのでございますが、大臣は基本的にお考えになられて、あの法律は教育の基本的人権を侵害するものであり、世界どこの文化国家を見てもない法律で悪法である、こういうように言われております点から申しましても、あの二法律は好ましくないとお考えになっておるとは思いますが、一体基本的にこれをどうお考えになられるのか、承りたいと思うのであります。

第22回国会 文教委員会 第5号(1955/05/06、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 ただいま辻原委員から学校給食についての質疑があったわけですが、私は文部省がこの問題で予算を要求されておりますから、調査ができておると思うのでお尋ねをするのですが、今日貧困児童家庭が、貧困のために給食代をどうしても負担することができない。そういう子供が大都会において特に多いのです。そのために大阪市のある小学校のごときは、半数近い者が給食を受けることができない。こうなりますると、学校給食の施設そのものが実は大きな問題を投げかけておる。こういう点で文部省が全国の統計調査をなされておるかどうか、なされておるとすれば、どの程度の者が経済的負担に耐えることができなくて、学校給食を受けてい……

第22回国会 文教委員会 第6号(1955/05/10、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 私は文教関係の一般行政につきまして、当面しておる大きな問題と思う点について、二、三大臣にお伺いをしたいのであります。  その第一は、大臣も御承知のように、富士山麓の実弾演習が数日前から問題になりまして、大きく新聞に報道をせられておるのでございまするが、その問題の一つとして、富士山麓の天然樹林の棄損ということがあげられておるのであります。きのうの新聞などによりますると、地元民が非常に憤激をして、二千名ないし三千名もの者たちが、単にイデオロギーによる反対ではなしに、挙村一致して、その弾着地点へすわり込む。こういう事態にまで発展しておるのでございます。その問題の一つになっておる天然……

第22回国会 文教委員会 第7号(1955/05/13、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 関連いたしまして私も質問いたしたいと思いますが、同時にただいまは国立学校設置法についての質疑であろうと思いますから、この点についても伺いたいと思います。まず第一に尋ねたいことは、文部省の所轄外の学校というものは一体どのくらいあるか。ただいま同僚の辻原君がお尋ねいたしております運輸省関係だけでも四つないし五つあるように私は思うのでございますが、これは文部当局に質問をいたします。学校というものは文部省が所轄しておるものだと思っておったところが、聞いてみますと文部省所轄外がずいぶんたくさんあるようです。従ってそういうような学校はどのくらいあるのか、どの省にはこういうものがあるという……

第22回国会 文教委員会 第8号(1955/05/17、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 修学旅行の問題についてでありますが、私この前の委員会で文部当局に都道府県教育委員会の修学旅行についての基準についての要求を出しました。直ちにその要求がいれられて、小学校と中学校だけが出されておるのでございますが、高等学校はいかようになりましたか、お尋ねいたします。
【次の発言】 そこで都道府県教育委員会の修学旅行の基準を拝見してみますと、小学校におきましては、四つの形に分れております。一つは二泊三日、もう一つは一泊二日、第三番目は日帰りで、四番目はなし、つまり設定基準がない、この四つに分れております。中学校の基準を見ますと四泊五日、これが一つ、その次には三泊四日、第三番目には……

第22回国会 文教委員会 第9号(1955/05/20、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 まず第一は教育財政についてお尋ねをいたしたいと存ずるのでありますが、最近都道府県の教育委員会では、教職員の給与の支給につきまして、昇給なり昇格というのがスムーズにいっていない、こういうことを教職員諸君から私ども聞くのでございます。従って地方府県で昇給なり昇格というものの予算が十分に組まれていないのかどうか、その実態はどうなっておるのか。それを文部省はどう把握しておるかということについて承わりたいと思います。
【次の発言】 本年の一月までの昇給実施の府県は四十二府県でいまだのところが四県だ、こういう御答弁でございましたが、この四十二府県の昇給の実施は、昇給の全面的な実施なのか、……

第22回国会 文教委員会 第10号(1955/05/24、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 関連して。この富士山麓の原始林の棄損につきまして、先ほど委員長から御答弁があったのでございますが、委員長から述べられました今回の原始林の棄損というものは、日米の富士山麓使用の協定通りにアメリカ軍が行動したことによって棄損をしたのか、それとも協定にそむいた行動によって棄損をしたものであるか。その辺はどのようになっておりますか。お伺いいたします。
【次の発言】 先ほどの委員長のお話によりますと、調達庁を通じてアメリカ軍に補償を要求する、こういうようなお言葉があったのでございますが、天然記念物である原始林の損害補償というものは、私は事金銭賠償によって解決できないものであると思うので……

第22回国会 文教委員会 第11号(1955/05/27、27期、日本社会党(左))

○野原(覺)委員 私は最初に調達庁、それから国鉄の当局、なお自治庁に対してもあとで質問がございます。調達庁は実は三日にわたっておいでを願っておりながら、質問を許してくれぬものですから、今日まで延びておったのであります。従ってまず調達庁にお尋ねいたしたいと思うのであります。  この前二十四日の文教委員会におきまして、高橋文化財保護委員長が私どもの質問に対して御答弁になりました。その答弁によりますと、富士山麓の原始林はアメリカのこのたびの演習によってある程度の毀損を受けておる。従ってこれは明らかに協定違反であるから、調達庁当局に対して二十四日であったかと思いまするが、日米合同委員会の席上において米……

第22回国会 文教委員会 第12号(1955/05/31、27期、日本社会党(左))

○野原委員 まず質問の前に委員長にお尋ねしますが、きょうの委員会は予定としては何時までお続けになりますか。
【次の発言】 実は午後一時までということであれば私の質問時間もきわめて制約されるわけです。そこで私は不足した部分につきましては次の委員会において質問を続けたいと思いますが、運輸大臣せっかく御出席でございますから、まず運輸大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  質問の内容は、過日頻発いたしました修学旅行の災禍についてであります。この問題は三木大臣並びに河野政務次官が、修学旅行で災難にあった気の毒な学童、生徒の補償については、当然これは十分に考慮しなければならない、こういう御発言もなされてお……

第22回国会 文教委員会 第13号(1955/06/03、27期、日本社会党(左))

○野原委員 私は大臣に御質問いたしたいと思いますが、質問をいたします前に、大臣に要望があるのでございます。大臣も御承知のように、この文教委員会は週にわずか五時間ないし六時間しか今日持たれていないのであります。しかるに大臣の御出席がきわめてよくない。これは、はっきりこの結果に出ておるのでございます。従って本日は、承わるところによりますと、大へん御多忙で、また早々としてお出かけになるやに聞いておるのでありますけれども、どうかめつたに御出席することのできない委員会でもございますので、いましばらく一つ腰を落ちつけて御答弁を願いたいのであります。  第一にお尋ね申し上げたい点は、教員の定年制の実施をめぐ……

第22回国会 文教委員会 第14号(1955/06/07、27期、日本社会党(左))

○野原委員 京都大学事件に関しまして数名の方からるる質問がなされて、参考人の田中さんから御答弁があったわけでございますが、しかし私その質問を承わっておりましても、どうもピンとこないものがあるのでございます。従って二、三重複する点があるかもしれませんが、参考人の田中さんに次の点をお尋ねいたしてみたいと思います。  まず第一点といたしましては、創立記念祭に対する同学会の要求というものは、民主的に決定された要求であるのかないのか。一体補導部長としてどのような御判断をされていらっしゃるか。この点をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、同学会としては学生の自治と申しますか、同学会の運営……

第22回国会 文教委員会 第16号(1955/06/13、27期、日本社会党(左))

○野原委員 私はただいま陳述されました三名の参考人の方並びに文部当局に対して若干質問をいたしたいと思うのでございますが、その前に、当委員会としても、二松学舎がかって一代の漢学者として名の高かった三島中州先生の創立にかかるものであり、ことに明治以降の現代日本教育史の中で二松学舎くらいの大きな特異性を持ったページを占めるものはない、このように私は思っておるのであります。その二松学舎で、ここ数カ月前から学内にあのような事件が勃発いたして、まことに寒心にたえないものがございますので、本日は当委員会がわざわざここに参考人に来ていただきました以上は、私どもは遠慮のない御質問を申し上げて事の真相を究明しなけ……

第22回国会 文教委員会 第17号(1955/06/17、27期、日本社会党(左))

○野原委員 大臣に地方公務員である教職員の夏期手当についてお尋ねいたします。大臣も御承知のように、すでに閣議で、今回の夏季手当については〇・七五に対して超過勤務手当ないしは日宿直料の繰り上げということで〇・〇五をプラスするというように決定したということでございますが、この閣議の決定は当然地方公務員である教職員に対しても適用されなければならないと私どもは考えておるのでございますが、これに対して大臣はどのようなお考えでございますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 そこで、昨年の年末のことで、松村大臣がまだ文部大臣ではございませんでしたから、緒方局長から御答弁下さってけっこうでございますが、昨年の……

第22回国会 文教委員会 第18号(1955/06/21、27期、日本社会党(左))

○野原委員 ちょっと関連して……。ただいま辻原委員と緒方局長との質問やり取りを承わっておりますと、ただいま辻原委員が質問いたしました財政再建計画に基いて、財政再建団体の長が予算を調製するという権、この点は教育委員会の予算原案の送付権を何ら拘束しない、こういうようなあなたの解釈でございますが、これは教育委員会の予算の送付権というものは、第三条の五を解釈して参りますと、全く有名無実になると私は思う。あなた方が自治庁との間に予算の送付権についてはいろいろ折衝して獲得された、こういう答弁もこの前の委員会であったわけでございますが、第三条の五をすなおに一つ読んでいただきたい。いやしくも初等中等教育局長と……

第22回国会 文教委員会 第19号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○野原委員 関連して……。ただいま並木委員の御質問になりました学校給食に関する作業員でございますが、私聞き漏らした点があればまことに恐縮ですけれども、重ねて御答弁いただきたいと思いますのは、学校給食に関する作業員は、身分は一体どこにあるのか、これは設置義務者にあるのかどうか。そしてそれは法的に一体どのように規定されておるのか。学校給食の作業員は今日の法制ではどのように規定されておるのか。その点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 法的に規定されておるところの学校職員の一部分である、こういうことになりますと、給与の責任者は当然市町村立学校の設置者にある、このように考えて差しつかえございません……

第22回国会 文教委員会 第20号(1955/06/28、27期、日本社会党(左))

○野原委員 すでに時間は午後一時十五分であります。私は、幸いに大臣も御出席でございますから、教科書の問題なり給食の問題等について実は本日は相当突っ込んでお尋ねしたかったのでございますけれども、一時十五分という時間では、同僚の議員諸氏に対しても御迷惑をかける点もございますから、思い切って本日はこれらの問題については私は質問をいたしません。従って委員長に要望いたしますが、いつも午後一時になってからというのじゃなしに、次の金曜日には、ぜひとも教科書の問題、給食の問題等について重ねてお取り上げいただきたいのであります。  そこで私が緊急にお尋ねしたいことは、大阪市立大学の校舎返還問題について調達庁当局……

第22回国会 文教委員会 第24号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○野原委員 私は二、三の問題についてお尋ねいたしたい。まず第一の問題は、不正常授業解消促進臨時措置法であります。第二の問題は、同僚小牧君が質問いたしました教科書の問題、第三はその他、これらの点についてお尋ねをいたします。  まず最初に不正常授業の解消促進につきましては、かねてから国会においてこれの立法措置を文部当局に要望しておったのでございまするが、このたびこの立法がなされたということに対して、私はまことは同感の意を禁じ得ないのであります。そこで大臣にお尋ねをいたしますが、過日大臣から御説明になりました不正常授業解消促進法の御提案の説明によりますと、このように言われております。それは三ページに……

第22回国会 文教委員会 第25号(1955/07/12、27期、日本社会党(左))

○野原委員 ただ一点だけ……。ただいま小林委員から、教育二法律制定の際の二十四の偏向教育の事実について質問をされたわけでございますか、当時教育二法案が上程になりまして当委員会で審議された際に、私どもは反証をあげて、この二十四の偏向教育の事実というものは、その大半というよりむしろ九八%までが、全く事実無根ではないか、このように文部当局を追及したのであります。しかし残念ながら当時の文部大臣大達氏は、がんとして自己の主張をおまげにならなかったのでございます。しかし私は考えてみると、偏向の事実がないものをあったというような判断を、文教の最高責任の当局者がもし下したとすれば、これは非常に重大なことではな……

第22回国会 文教委員会 第28号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○野原委員 先日の委員会で、私は、今回本年度の予算に計上いたしました不正常授業の解消のための予算は、これは年次計画になっておるかということをお尋ねいたしましたところ、その通りだ、こういうことでございましたが、この問題は実は来年、再来年と、私ども一日もすみやかにこのような校舎の問題を解決しなければならない必要を痛感いたしまするから、重ねてお尋ねをいたすわけでございますが、何カ年計画になっておるのか。
【次の発言】 そういたしますと、本年度から来年度、再来年度で、一応文部省としては、不正常授業の解消はできる、こういう自信をお持ちになっていらつしやるわけでございますか。

第22回国会 文教委員会 第29号(1955/07/26、27期、日本社会党(左))

○野原委員 危険校舎の問題について、管理局長にお尋ねいたしますが、危険校舎が今日一体どれだけあるかということは、各方面の統計がばらばらでございます。文部省は、この危険校舎の数を、昭和二十九年度末現在でよろしゅうございますから、本年ただいまであれば、なおけっこうでございますけれども、小学校、中学校、高等学校の別にその危険校舎の坪数、それをお示し願いたいのであります。
【次の発言】 そういたしますと、その危険校舎というのは、校舎の耐用年限ということによって、これは毎年老朽になって、その坪数が増大していく、このように考えられるわけでございますが、毎年危険校舎が増大していく坪数は、大体どのくらいになっ……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 議院運営委員会 第2号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○野原委員 明日までに決定するということには、私どもも決して異存は持っておりません。実は先ほどこの委員会が始まるまでに参議院に連絡をとったが、参議院はちょうど議運をやっておって、どうしても連絡がつかない。そこでこれは党の立場もございますので、今山本委員から申されましたように、ずっと議運の案件を審議していただいて、最終的に、この問題を何らかの形で、やはり私どもも衆参両院の連絡もつけて御決定願いたい。従って、今ここで決定を押し切られるということをしばらく待っていただきたい。
【次の発言】 実は、委員長に対して質問をいたしたいと思うのです。本日農林委員会が開かれて、これは理事会であったようでございま……

第23回国会 議院運営委員会 第3号(1955/12/02、27期、日本社会党)

○野原委員 すみやかに結論を出すということには、決して異議を申しておりません。従ってそのことはそれでいいのですけれども、私どもすみやかに結論を出したいというので、実は国会対策委員長も出て、本日国会対策委員長、書記長、幹事長会談を持って、今話し合いをしておるわけです。先ほど私の方の副委員長からの連絡によると、そう大した時間はかからないということです。具体的にどのくらいかということを聞いたのですが、おそらく再開される午後三時ごろまでには、およそこの会談は結論を出すような見通しであるからということです。そこで僕は、やはり議会運営をなめらかにする上からも、ここで与党が固執されて、四つのきまったものをあ……

第23回国会 議院運営委員会 第4号(1955/12/03、27期、日本社会党)

○野原委員 特別委員会の設置にからんで、委員長の問題までも議論が出たわけです。その委員長の問題について、慣例がどうこうということで、池田君と福永さんとの間にいろいろ意見の相違もあったように思うわけですが、この問題は、やはり慣例ということになりますと、相当明確にしておかなければならぬものと私ども考えますので、委員長の点については、これは次の委員会の議題としてもらいたい。従って、委員長の問題までからめてここで決定するという不明確なことをしないで、先ほどのは四つの特別委員会の設置についての採決であったと思いますから、従ってそれだけをきめて、委員長についてはこの次の議運の議題として、慣例についても、や……

第23回国会 議院運営委員会 第6号(1955/12/05、27期、日本社会党)

○野原委員 実は決議案の提案を社会党から先週いたしましたときに、われわれとしては、今週の火曜日にはぜひ上程願いたいということを主張していて、大体そういうふうに努力しようというような了解がついておりましたので、今委員長の申されました、明日そうなるかもわからないということではなしに、一つ、与党側の委員としては、明日ぜひともこの決議案が上程されるように、重要なる本国会の補正予算に関することでもございますから、一つその御努力を重ねてお願いいたしておきます。
【次の発言】 今横路さんの言われたのは、案の内容をお尋ねしておるのじゃない。これは土曜日に開かれるということだったのが、わが党から二名質疑者も出て……

第23回国会 議院運営委員会 第8号(1955/12/07、27期、日本社会党)

○野原委員 これは提案をされました自由民主党に対して御質問いたしますが、先ほど山中君から、この案件の処理に関して話し合いがまとまらぬ場合には、つまり社会党側の意見を聞きたいが、話し合いがどうしてもまとまらぬならば、自由民主党側としては、あるいは懲罰ということも成規の手続で要請するかもしれないという御発言があったのであります。そこで、事は重大でありますのでお尋ねしたいのでありますが、話し合いがまとまらぬ……。か、まとまるということは、どういうことを具体的にさしておられるのか。つまりこの案件の第一次の処理の方法としては、話し合いをまずまとめる、それがまとまらぬならば懲罰というような手も考えなければ……

第23回国会 議院運営委員会 第12号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○野原委員 今、山中君から言われた点は、出先のわれわれとしてはほんとうに努力します。できるだけ皆さんの意思に沿いたい。ところが事情は、参議院で実は議案の問題で朝来紛糾しておって、対策委員長が調停に立たなければならぬ、そういうような党内事情がございますので、そこのところは与党の皆さんに御了解いただきたい。本日のところ留保願いたいというわけですから、これは一つ党内事情ということで、砦さんにもそれぞれ事情があって私どもも了解したこともあるわけだから、そこは無理を言わないで、本日のところ留保ということにしていただきたい。
【次の発言】 山中君の言われることもわかりますけれども、国会法ということになると……

第23回国会 議院運営委員会 第13号(1955/12/15、27期、日本社会党)

○野原委員 それは反対です。参議院で予算委員会があって、外務大臣に質疑が集中されておるために、外務大臣としてもなかなか時間があかない、これはなるほどそうであるだろうことはわかります。しかし、一方衆議院においては、委員会以上の重要な本会議で、衆議院が第一院として、国連加盟についてこれが拒否されたことの真相を説明願い、しかも本会議で緊急質問をしようというわけでございますから、これは一つ参議院の方に委員長から折衝していただいて――時間は大してかからない。私の考えるところでは、質問がかりに十五分といたしましても、おそらく重光外務大臣の発言は半時間はかかるまい、二十分くらいなものじゃないかと思う。そのく……

第23回国会 議院運営委員会 第14号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○野原委員 両党賛成だから、問題はないようですけれども、次の通常国会も間近にありますし、本会議開会中に上れば、もちろん上程をして決定してもらったらいいと思いますが、開会中に上らない場合、途中休憩その他の方法をとるということは、私ども反対いたします。
【次の発言】 関連がありますから……衆議院の最高責任者は衆議院議長だ。ですから、事務総長は職員統括の責任者として、責任の所在なり、今後の処断の方針なり、どのようにして一体綱紀を粛正していくのか、事務総長としてはっきり私どもは承わりたいわけでありますけれども、同時に私は、衆議院議長の、まことにこの忌まわしい最近の事務局内のこれらの問題に対して、どうい……

第23回国会 文教委員会 第2号(1955/11/29、27期、日本社会党)

○野原委員 ただいま社会党の横山委員から学区制の問題で初中局長に質問をいたしておるわけでございますが、私は関連してただいまの点についてお尋ねをいたしたいことがあります。それはかって国会が休会中でありましたときに文教委員協議会を開いて、文教委員長から初中局長に対して、愛知県の学区制のことが今日重大問題になっておる、このことを一体あなたは知っておるか、こういう注意的な質問がございました。これに対して当時初中局長は、私は関知していない、知らないという意味の答弁があったように思います。従って私は少くとも今日の文部省は学区制に対して一つの見解を持っておられると思う。その見解とは、大学区制の承認をするとい……

第23回国会 文教委員会 第3号(1955/12/06、27期、日本社会党)

○野原委員 大臣にお伺いしたいと思いますが、この前の文教委員会で大臣から私ども承わつたのでございますが、清瀬新文部大臣の文教に対する考え方というものはそのまま党の方針がとられる、こういうことであつたと思うのであります。そこで私どもが最もここで重要視して考えておりますことは、自由党と民主党がこのたび保守合同をいたしまして自由民主党ということになつて、文教政策における緊急対策というものが打ち出されておる。その緊急対策の題目は、国民道義の確立と教育の刷新、こういうことになつておりまして、その中身は三つございます。これはこの前も指摘いたしましたように、大臣御承知のように教育委員会の改廃――明確に教育委……

第23回国会 文教委員会 第4号(1955/12/08、27期、日本社会党)

○野原委員 大臣に二、三お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一点は、地方公務員である教職員の年末手当でございます。大臣は地方公務員である教職員に対しましても国家公務員並みの年末手当が出されなければならぬ、国家公務員並みの保障は、これをしてやらなければならぬという点で非常に御努力なさっておるということを、私どもはいろいろな方面から承わっておるのでございますが、一体地方公務員である教職員の年末手当の問題は結局どういうことになる見通しでございますか、お伺いいたしたいのであります。
【次の発言】 政府が例年にない御努力をされた点は、卒直にいって私どももこれは認めなければならぬかと思うのです。しかし……

第23回国会 文教委員会 第5号(1955/12/13、27期、日本社会党)

○野原委員 文化財保護委員長がお見えでございますから、私は文化財に関する問題で二つの案件についてお尋ねしたいと思います。  一つは、すでに委員長も御承知の通り、最近大阪府の教育委員会が仮指定をいたしましたイタスケの古墳についてであります。このイタスケの古墳は堺市にございますが、世界一といわれる仁徳天皇のみささぎ、あるいは履中陵、反正陵、そういうものを中心にしてあの近傍には古墳が実に十カ所に近くございまして、これは世界的にも有名な一大古墳群として名高いことは御承知の通りでありますが、この古墳群の中でイタスケ古墳が最近ある土建業者によって破壊されようとした。このことが大阪における考古学者の間で非常……

第23回国会 文教委員会 第6号(1955/12/15、27期、日本社会党)

○野原委員 文化財保護委員長にお尋ねをしたいと思いますが、保護委員長も御承知のように、正倉院の裏に有料の観光道路ができておるようであります。この料金を取る観光道路というものは、私どもの手元にいろいろ陳情書も参っておりますが、相当問題があるようでございます。私がこの委員会で問題にしたいのは、観光道路を設けた許可その他についてというよりも、むしろこの道路ができて、この道路をバスが走るようになったために、正倉院の宝物に影響がないかどうかということであります。これは文化財保護委員会としては一体どういうようにお考えでございましょうか、承わりたいのであります。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会 第1号(1955/12/20、27期、日本社会党)

○野原委員 次回の本会議の議題は……。

第24回国会 議院運営委員会 第2号(1955/12/23、27期、日本社会党)

○野原委員 開会式に関しましては、今度は大事な通常国会の再開で、ございますから、四者会談の申し入れの趣旨を尊重されて、政府においても一月二十三日に再会でき得るよう最善の努力を尽す、これを議運の委員会の要望として伝達してもらいたい。私どもこういう意見を持っております。

第24回国会 議院運営委員会 第3号(1956/01/20、27期、日本社会党)

○野原委員 議題に供することは差しつかえないわけですが、私は特段に反一対するわけでもありませんけれども、国会法第三十九条のただし書きの、両議院一致の議決に基き云々という、この点の趣旨からいたしまして、明確にしておく意味で質問をいたしたいと思います。第三十九条のただし書きを見てみますと、「内閣行政各部における各種の委員、顧問、参与その他これらに準ずる職に就く場合は、この限りでない。」これは両議院一致の議決を経なければならぬ、こういう規定があります。この規定によって、最初にお伺いしたい点は、堀木鎌三君は外務省顧問に任命するからというので出されたのだろうと思いますが、特派大使ということも、これも第三……

第24回国会 議院運営委員会 第6号(1956/01/30、27期、日本社会党)

○野原委員 参議院側は、おそくも三時までには開会いたしますね。そうすると一時間半と見て四時半、ですから、衆議院の再開は、一つ時間を励行して、どんなことがあっても五時までに再開できるようにいたしたいと思います。

第24回国会 議院運営委員会 第7号(1956/01/31、27期、日本社会党)

○野原委員 福永さんの言われた、相互に努力しなければならぬことは当然のことだろうと思いますが、特にわが党から今池田君を通じて出しております点は、昨日の河上氏の代表質問に対する自由民主党側のヤジというものは、何というか、単なるヤジではない、明らかに演説の妨害、怒号です。何といってもそうです。私どももヤジっておりますが、それはそう怒号にわたらない範囲でやっておる。全然ヤジらないといっても、そういうわけにはいかないが、私どもの問題にいたしたいと思います点は、問題にする点があれば、院内交渉係というものがいるわけだから、きのうのように、あるいは速記の訂正を要求するなり、あるいは取り消しの要求をするなり、……

第24回国会 議院運営委員会 第8号(1956/02/03、27期、日本社会党)

○野原委員 社会党は、重要法案については、すでにこの前の委員会で決定したように、十分説明もしてあるし、なお、われわれとしては質問もしたいということで、一応の検討であって、なお十分に考えなくてはならぬものがあるのです。だから、次会までに私どもは重要法案を提示したいと思います。
【次の発言】 これの派遣の期日は……。

第24回国会 議院運営委員会 第10号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○野原委員 ただいま委員長が申されましたが、同一の緊急質問に対しては、原則としてやはり私は両方とも許すということは過去においてなされていないと思う。ただ、たまに例外はあったようであります。従ってこの春季闘争に関する質問に対しては、いろいろ発言もありましたが、やはりこれは政府の春季闘争に対する所信、見解を、野党の立場でただしていこうというのが正しい。本会議でこの質問を許すというのが議運としてのとるべき態度ではないかと思う。なるほど、与党の立場でも聞きたいことがあるのだと言われますけれども、与党は政府にいつでも聞ける。与党の政府でございますから、いつでも聞ける。それより、社会党が質問して点でもかせ……

第24回国会 議院運営委員会 第12号(1956/02/17、27期、日本社会党)

○野原委員 ちょっと訂正していただきたいのですが……。

第24回国会 議院運営委員会 第13号(1956/02/21、27期、日本社会党)

○野原委員 福永さんの方で自民党の主張等がありましたから、そういうように訂正されたのですけれども、僕は委員長がまとめられた、明後日扱いをきめる、これでいいと思います。おそらくあなたの御主張のようになる公算が大きいと思いますから……。

第24回国会 議院運営委員会 第14号(1956/02/23、27期、日本社会党)

○野原委員 私は、実は重要な問題について、私どもとしては議院運営委員会で究明もし、それから議院の名誉のためにも、事態を明らかにしなければならない緊急な事柄にぶつかっておるのでございます。従って、そのことは議員の一身上の名誉にも関することでもございますので、この委員会を秘密会にされんことを要請いたします。

第24回国会 議院運営委員会 第17号(1956/02/29、27期、日本社会党)

○野原委員 これは昨日来、本会議中に理事会を開きまして、社会党から提出しております健康保険法等の一部を改正する法律案、これをやはり提案趣旨説明をさしていただきたいということで、私ども要望したのでありますけれども、自民党側としては、われわれは聴取する必要がないのだ、こういうことで、社会党の提案趣旨説明はなかなか御承知にならなかったのであります。そこで私どもとしては、その際自民党の福永議員を初めその他数名の方から、社会党の提案説明をさせないそのかわりに、政府案に対する質疑の中川で社会党の意見も十分盛り込んだらいいじゃないか、そういう意味で、時間については特に考えましょう、こういうことであったのであ……

第24回国会 議院運営委員会 第19号(1956/03/02、27期、日本社会党)

○野原委員 議事進行について――。今、山本委員から事務総長に対する見解、議長の考えというものを質問したいのに対して、福永委員から、そういうことは二大政党対立のときに云々という御意見でございます。これは皆さんお聞きのように福永氏それからわが党の井上氏この両方で長い間いろいろの意見の交換がございましたけれども、片方は不信任案だと独断をし、片方の社会党としては、そうではない、それは御病気だから、おやめになってはいかがでしょうかとお勧めしておるのだ、こういうことで、なかなかケリがつかぬようです。ですから、これはやはり事務当局の見解も聞かなければならぬし、議長のこれに対する所信を求めることば当然でありま……

第24回国会 議院運営委員会 第20号(1956/03/06、27期、日本社会党)

○野原委員 私はこの機会に、官房長官にただいまの問題について端的にお尋ねをしたいと思う。官房長官は、総理を常時補佐されておる方として、最近の総理の御答弁は、いささか失言が多過ぎると、あなた自身もお考えになっておられましょうか。
【次の発言】 人間ですから、言い間違いもあれば、聞き間違いもあるわけです。それはお説の通りです。ところが、国政担当の最高の責任者として、やはり国の最も重要な基本的なものについて、言い間違いを何回もなさるということは、いかがなものかと、私どもは非常に心配をしておるのであります。つまり、憲法上の見解について、たびたび取り消しをなさる、こういう点について全国民が非常な不安を持……

第24回国会 議院運営委員会 第22号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○野原委員 重要法案の取扱いは、その法案が提出されてきた場合に、自由民主党の方で、社会党が重要法案として要求しても、本会議における趣旨説明をする必要がない、こういう発言をしていただけばいいと思う。事前にすべての法案にわたって、法案がまだ提出されていないのに、社会党は出すのか、出さぬのかと言われてみても、私ども答弁に困る。ただ政府として、二百件近い法律案件が提出される中で、ほぼ私どもとしては、これが重要だろうということをここに提示しておるわけです。しかしながら、具体的に法案が出されますと、なお社会党は主張するかもしれません。そのとき皆さんは、それはだめだということでいくべきで、ただいま仮定の上に……

第24回国会 議院運営委員会 第24号(1956/03/15、27期、日本社会党)

○野原委員 理事会では、なるほどこれが問題になったのですが、本日は上程しないではなかろうかという考えで別れたのじゃない。国会対策委員長同士の話し合いに対する、議運の出先としての認識の違いがあるから、これを確かめて、議運で話し合いをしようということで別れたのです。これは御訂正を願いたい。
【次の発言】 ただいまわが党の国会対策委員長が見えて、実は話し合いができておるのだということです。あなたの方から連絡に行かれた方は、どういう都合かお帰りにならぬ。これは国会対策委員長同士の話し合いというものは、やはり尊重すべきだと思う。議運でやってもらいたいということでありましても、やはりそういう重要な人々の話……

第24回国会 議院運営委員会 第25号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○野原委員 補足いたしますが、質問者の受田君から、委員会審議等の関係で、実は非常に答弁を急いでおる。ダレス来朝にも関連がありまして、ダレスはもう近く来るわけですから、その前にということですので、これは後刻でなしに、ぜひとも本日の本会議で御答弁いただきたい。
【次の発言】 定例日にやりなさい。

第24回国会 議院運営委員会 第27号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○野原委員 できるだけ本会議を早く開くことに異議ありませんが、いろいろ今朝来の経過等につきまして報告しなければなりませんし、代議士諸君としても質問があるわけで、代議士会は三十分以上かかりますから、四時開会、十分前に予鈴、こういうことにして、時間を励行するようにしましょう。

第24回国会 議院運営委員会 第28号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○野原委員 まず最初に私からお尋ねをしたいと思いますのは、このたび政府から提出せられました公職選挙法の一部を改正する法律案、この内容は私どもしさいに検討をしてみたのでございます。ところが驚くべきことには、この二十四通常国会において、すでに公職選挙法の一部改正法が審議をされておりまして、太田さんも御承知のように、三月一日に衆議院では成立をしておるわけであります。この三月一日に成立を見た公職選挙法の一部改正法と、このたび提案になった公職選挙法の一部改正とでは、同一内容のものが実は随所に出ておる。私の指摘があるいは足らぬかもわかりませんが、私の検討によりますと、十数カ所出ておるのであります。このこと……

第24回国会 議院運営委員会 第29号(1956/03/27、27期、日本社会党)

○野原委員 関連して……。当時委員長代理を務められた宮澤さんにお尋ねしたいのですが、これは、具体的な三月二十三日の招集というものは、あなたがしたという発言も、宮澤さんがしたという発言も、内閣委員会の理事会で昨日申された。これは私も聞いておった。これは間違いありません。その点はいかがですか。
【次の発言】 社会党の理事の受田さんに、これも関連がありますから、お尋ねしたいと思いますが、この問題は、社会党の理事の方から、二十三日の招集はだれがしたのかということを何回となく追及した結果、委員長の山本さんは終始沈黙、そうして宮澤さんが数回にわたって、おれがやったのだということを答弁しておりますが、その辺……

第24回国会 議院運営委員会 第30号(1956/03/29、27期、日本社会党)

○野原委員 僕もちょっとうっかりしておったのですが、やって下さい。

第24回国会 議院運営委員会 第33号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○野原委員 辻原君は、教育二法案の審議で、今質問続行中です。だから暫時休憩してもらおう。
【次の発言】 高木委員長にお尋ねしたいのですが、肝心の辻原君がここに見えていないから、確たることも追及できませんが、辻原君が提出した。そのときにあなたの方で、いや、それは受け取るわけにはいかない、議運でこの問題に対する処理方法が決定するまでは受け取れないと言って、あなたが一応辻原君にお返しになったということですが、そういう事実はございましたか。
【次の発言】 少数意見の報告書は、すでに作成されておるのです。それができ上ったので――佐竹議員の発言は非常に重要な内容を持っておると思いますが、高木委員長のところ……

第24回国会 議院運営委員会 第34号(1956/04/10、27期、日本社会党)

○野原委員 関連して官房長官にお尋ねしたいのですが、今のあなたのお言葉を聞いておりますと、半年も任命がおくれたのは、与党内の動向等もあって、というお話がありました。そうなりますと、これは政府がこの委員会の案件を、議運に出す前に、政府として与党と十分話があって、与党の同調を得たものをこの議運に出しておるわけですか。そこをはっきりお知らせを願いたい。
【次の発言】 そういたしますと、議運にはかけましたけれども、自由民主党の方は、議運にかかったときには、すでにこれは了解済みだということですか。
【次の発言】 あなたの今言われたことで、渡してないという事実が明らかになったのじゃない。渡してあるか、ない……

第24回国会 議院運営委員会 第36号(1956/04/17、27期、日本社会党)

○野原委員 御議論は尽きたということですが、議論は尽きていないのです。私どもに議論させれば、まだたくさんあるわけです。そこで、今委員長は重要な発言をなさったのですが、私はこういうことは、この議運で採決というようなことは極力やはり避けるべきではないか。私どもは固執いたしません。納得すれば内閣委員会に回してもよろしいのであります。従って本日のところは留保して、もう少し理事会等において論議して、疑義が残らないようにしていただきたい。
【次の発言】 ただいま、十九日の本会議に文教委員会委員長の中間報告を求めるの動議を提出されておるわけでございますが、私はこれについてお尋ねをしたい。これは与党側から提出……

第24回国会 議院運営委員会 第37号(1956/04/19、27期、日本社会党)

○野原委員 これは変えてきたから、理事会においては留保ということになっておるのです。きょう帰って相談して、次回の議運で決定するということになっておりますから……。
【次の発言】 私どもは国会の承認を要するという見解をとっておりますが、政府代表にしろ、全権にしろ、国務大臣は院の許諾は要らないのだ、その法文上の根拠をお示し願いたい。
【次の発言】 国会法第三十九条の解釈によってと申しますが、法文上の根拠は、第三十九条だけですか。あなた方が、院の許諾が要らないというのは、ほかにもうありませんか。
【次の発言】 法制局長官にお尋ねをしますが、大蔵省の管財局に臨時貴金属処理部というものを設けるということ……

第24回国会 議院運営委員会 第38号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○野原委員 皆さんの要望もあるから、時間制限という悪例だけはやめる意味で、私どもにおいても、議運でそういう時間制限をやめるという意味におきまして、二時間ということで、時間制限については、これは制限したのじゃないのだ、二時間ということで社会党側が積極的に協力する、そういうことでどうですか。
【次の発言】 これは御承知の通りの状態に持ち込まれましたから、御無理は申し上げませんが、これから代議士会を開いて、私ども本日は代議士会に臨んでいない、国会対策で今までやってきておるしするので、井上さん、社会党はどのくらい時間があったらいいでしょうかね。

第24回国会 議院運営委員会 第39号(1956/04/24、27期、日本社会党)

○野原委員 関連して……。五十六条の二項、これは「議院の議決で委員会の審査を省略することができる。」委員会の審査を省略する場合には、やはり議院の議決が要るわけなんだ、五十六条の二項を読んでみると。だから発議者は……。
【次の発言】 五十六条の三を適用しておるのですけれども、僕は、事務総長に、はっきり理由をつけて、審議無効について申し入れをしておるわけです。あなたは、この申し入れが、一体理由が成り立たぬというお考えなのか、あなたはこれに対してどういう所見を持っておるかということも、あわせてお尋ねしたい。私どもは筋道を立てて、こういう理由によって、こういう疑義があるじゃないかと言っておる。聞くとこ……

第24回国会 議院運営委員会 第42号(1956/04/28、27期、日本社会党)

○野原委員 福永さんは、議院の会議において即時討論採決するのか、せぬのか、これは失礼ですけれども、党の方針をどのようにお考えなのか、どうも御返事できかねるようであります。そこで私は委員長にお尋ねいたしますが、聞くところによれば、委員長は、党の幹部の意向をお聞きになって、中間報告の動議が本会議において採択され、中間報告がなされたならば、直ちに議院の会議において審議されるという方針を確認されておるのではないかと思われる節があるわけです。従って、私は議事進行のために委員長にお尋ねする。私はこんなことで時間をとりたくないので、あなたから率直に……。

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/02、27期、日本社会党)

○野原委員 それは手続として、委員部からきてなかったら、どうにもならぬじゃないですか。
【次の発言】 日程第四の共済組合法案ですね。これは次会にはぜひとも上程していただきたい。全会一致ですから……。

第24回国会 議院運営委員会 第45号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○野原委員 売春防止法の提案遅延の責任に関する緊急質問は、これを撤回いたします。

第24回国会 議院運営委員会 第47号(1956/05/11、27期、日本社会党)

○野原委員 官房長官の答弁をお聞きしまして、大事な点がみなぼけておる。だから、私はもう一度お尋ねしますが、選挙法の修正について、政府は、与党修正についてやはりあずかっておるのですね。これはイエスかノーかを言って下さればけっこうで、与党があの修正案を出すことについて、政府としては、あの修正案を出すことには、内容の検討その他についてもあずかっておると私ども思いますが、間違いですか。
【次の発言】 政府がやはりあずかっておるといたしますと、政府が区画割を撤回したことは、政府みずから撤回する。与党が修正を出そうが、出すまいが、この区画割というものは、現在の国会で審議するには、はなはだ不十分な内容である……

第24回国会 議院運営委員会 第48号(1956/05/12、27期、日本社会党)

○野原委員 まことに恐縮ですが、実は私の方の国会対策委員会で、議運を入れて至急相談したいということで、五時には何としても開会できるように私ども努力いたしますから、本会議は五時開会、この点御了承願います。

第24回国会 議院運営委員会 第49号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○野原委員 一時半。
【次の発言】 一時十五分にしておいて、いつものようにその前に各党の都合を聞いていただきたい。

第24回国会 議院運営委員会 第50号(1956/05/16、27期、日本社会党)

○野原委員 自治庁長官にお尋ねしたいと思うのですが、さっき井上委員からも質問をしたことですけれども、実は、私どもが非常に重要と考えておるのは、地方自治法の一部改正と、選挙法が、同時に参議院にいく、もし参議院で地方自治法の一部改正が先議されないという事態が起った場合には、地方自治法の一部改正は成立しないこともあり得ると、あなたはお思いになりませんか。残りの会期等から考えて、どう考えますか。
【次の発言】 あなたは政府を代表して、地方自治法の一部改正についての提案説明者であり、当面の責任者である。だからあなたとしては、何としても成立しなければならぬ、成立さすべきだ。ただいま申されたように、そういう……

第24回国会 議院運営委員会 第52号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○野原委員 その前に、今の委員長の御発言で、重要な点について間違いがあるから、私は御訂正を願いたい。議長はこのような議運の公開の席上で、そういう二十二日に上げるということを言明したことはありません。議長の希望として、あるいは非公式にいかなる場所で申されたか、私ども知りませんけれども、そのことは一つ御訂正を願います。議長の言葉を聞違って述べられては、はなはだ迷惑です。

第24回国会 議院運営委員会 第53号(1956/05/23、27期、日本社会党)

○野原委員 大蔵大臣一萬田尚登君の不信任決議案の、この理由書のついた紙でございますが、本文は「本院は、大蔵大臣一萬田尚登君を信任せず。」となっております。ところが見出しが「一萬田大蔵大臣不信任決議案」となっておりますが、これは間違いでございまして、「大蔵大臣一萬田尚登君不信任決議案」と訂正方をお願いいたします。
【次の発言】 時間は、理事会に一任。

第24回国会 議院運営委員会 第55号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○野原委員 異議はないのですが、非常に大事なことだから、一言発言したいと思いますことは、小汀利得さんはその履歴を見ますと、現職が、日本経済新聞社顧問、これは別にして、私立大学審議会委員、国家公安委員会委員、中央教育審議会委員、資金運用部資金運用審議会委員、米価審議会委員、海運造船合理化審議会委員、人口問題審議会委員、行政審議会委員、武器生産審議会委員、とあります。私、人間としていかに小汀さんがりっぱな御人物であるにしても、これだけの委員を兼ねられるということは、果してどうかと思う。この中には、国会が承認した委員もあるわけです。従ってこの点については、理事会の申し合せもございますから、本日国家公……

第24回国会 議院運営委員会 第56号(1956/05/29、27期、日本社会党)

○野原委員 これは福永さんにお似いにならぬ御発言で、日比賠償というのは、結局この協定の内容がやはり問題ですから、この批准承認を国会が与えるという場合に、この八億ドルと出されておる賠償をどうするか、この支払いはどうするのだということで、単なる抽象的な問題なら、だれも反対はない。当然日本が負わなくちゃならぬことです。ただ内容の問題があるので、その内容等は予算委員会でもっと掘り下げて討議をしていただかなければならぬのじゃないか。多数ですから、あしたは予算委員会で政府与党は、おそらく社会党が質問しても、どうこうなしに、あすの本会議には上程できる。これはあすの本会議の上程を私どもは確約します。ただ筋だけ……

第24回国会 議院運営委員会 第57号(1956/05/30、27期、日本社会党)

○野原委員 官房長官にお尋ねしますが、非常勤の方にしたって、給与は出ていなくても手当は出ているのですか。国会が承認する以上は……。
【次の発言】 まあ重要な委員ですから、七万円でも十五万円でも、これは出されても、けっこうだとは思うのですけれども、その他の国家公務員の給与等と比較して、少しどうかとわれわれは思うわけです。それだけの給与をもらっておって、事実それだけの仕事をしておるのかどうか、はなはだどうも疑わしい点が多々あるわけです。  そこで官房長官に要望したい点は、できるだけすみやかな機会に、国会が終るまでに、ここ一両日の間に、事務的なことでこれは済むのですから、給与、非常勤の場合の諸手当、……

第24回国会 議院運営委員会 第59号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○野原委員 小会派も反対です。
【次の発言】 ビキニ被災の関係を取り扱った担当官。

第24回国会 議院運営委員会 第60号(1956/06/02、27期、日本社会党)

○野原委員 どうもお聞きしておって、はなはだ明確性を欠くわけですが、そこで私簡単なことをお尋ねします。あなたがマグロの試食会をなさったということがございましたが、これは何回くらいやられましたか。
【次の発言】 小さく行なったのは何回ですか。
【次の発言】 大きいとか、小さいというのは、どういうことですか。
【次の発言】 そこで先ほど池田委員からも申されましたように、私ども手元に持っておる二千六百万円の支払い先の文書は、あなたの方で出した覚えはないと言う。あるいはその通りかもしれないと私も思います。これは出していないかもしれません。しかし問題は、この文書を出したかどうかでなしに、この文書の実体な……

第24回国会 議院運営委員会 第61号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○野原委員 賛成討論は池田禎治君。
【次の発言】 これは事務総長に要望したいのですが、この国会に提出した案件ですね。これは議員立法、政府提案、それから通過した案件等を……。

第24回国会 議院運営委員会 第62号(1956/06/18、27期、日本社会党)

○野原委員 各議員が帰省中ですから、これは衆議院議長名で、帰省しておることを建前にして、本人の住所あてに通知文書を出していただきたい。

第24回国会 議院運営委員会 第63号(1956/07/14、27期、日本社会党)

○野原委員 ただいま議運の委員長から申されましたように、私どもの方としては、成規の手続をもって臨時国会開会要求をしております。その要求書の中には、先ほどお読み上げになったように、三つの内容があります。第一は日ソ交渉の問題と、もう一つは沖縄の問題、すなわちプライス報告の問題それから二番目は、健康保険の赤字を一体どういう対策をもってやるのか、これはこの前の国会で流れておりますから、この対策の問題はやはり重要ではないか、それから三番目は、人事院の公務員に対する給与勧告の問題、これらの問題は、次の通常国会を待つまでもなく、すみやかに国会としては何らかの方針を出して処理する必要がある。はっきり筋道を通し……

第24回国会 議院運営委員会 第64号(1956/07/16、27期、日本社会党)

○野原委員 池田君の質問は、非常に僕は重大な案件だろうと思うのです。それで官房長官から御答弁をいただきたいことは、あなたは、参議院は議運を開いて常任委員の割り振りも可能だし、それから議長が指名するという、参議院規則をたてにとっていらっしゃるようですけれども、一体今日の改選されたる参議院の議運というものは、どういうふうにして構成されると思いますか。その点一つお伺いしたい。あなたの方は、国会を開かないという結論だけを最初おっしゃって、その理由についての御答弁がないので、私どもはその理由をやはり追及しなければならぬと思います。一体今日の参議院の議運は、どういうようにして構成されますか、その点、官房長……

第24回国会 議院運営委員会 第67号(1956/11/10、27期、日本社会党)

○野原委員 理事会では、御承知のようにこの間の議運でも、この問題については私どもの方からも意見を出して、相当もんだわけでありますが、両方話し合いの結果妥結を見たのは、でき得るだけ衆議院としては会期の延長はしない、これは自民党もその意思あるやに私ども承わっておりますので、その点をやはり本委員会としても御確認を願いたい。

第24回国会 文教委員会 第4号(1956/02/07、27期、日本社会党)

○野原委員 学校の給食用としてアメリカから脱脂粉のミルクが免税で輸入されておるわけでございますが、この脱脂粉ミルクが最近横流しをされまして、新聞の報道によりますと、長崎県教育委員会の不正がすでに暴露され、東京の地方検察庁なり警視庁なりあるいは東京の税関等が極秘裡に調査した結果、全国的に発展する傾向が看取されたと言われておるのであります。しかも去る今月の三日には、私どもの委員会が最も関心を持っておる文部省の外郭団体であります学校給食会が家宅捜索を受けておるというのであります。このことはきわめて重大な問題でございまするので、本日私はその責任監督者である文部大臣から学童給食のミルクが横流しされておる……

第24回国会 文教委員会 第6号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○野原委員 関連してお尋ねしたいと思います。先ほど監理局長は河野委員の質問に対して、今回のミルク事件は文部省には絶対に波及しない、こういう断定をされたのでございますが、私もそのことを望みたいのです。文部省に波及してもらったら、私どもとしても国民の文部省に対する信頼をはなはだ失墜することにもなるし、決して望ましいことではございませんが、しかしあなたが当面の責任者として文部省に絶対に波及しない、こう断定されるからにはよほどの確信がおありだろうと思うのです。どういうことを根拠にしてそのような断定を今日なさるのか、御説明願いたいのであります。

第24回国会 文教委員会 第8号(1956/02/21、27期、日本社会党)

○野原委員 大臣にお尋ねいたします。一つは教育委員会法の関係でございますが、これは一体いつごろ国会に出す御予定でしょうか、お伺いしたいと思うのであります。
【次の発言】 いずれ提出になりました場合に私ども質疑いたしまするから、これ以上この点についてはお伺いをいたしません。  二つ目の私の質問は、学校給食の例のミルクの横流し問題でございますが、その後どういう進展を見ておりますか。私ども文教に籍を置いておる者としては、教育委員会その他各方面から実はいろいろな問い合せを受けるのであります。非常に重大化しておるやにもお聞きいたしますのでお尋ねいたしますが、どういう一体進展状況なのか。大臣は給食会の監督……

第24回国会 文教委員会 第9号(1956/02/23、27期、日本社会党)

○野原委員 私は先般の文教委員会におきまして、高知県の小学校で二月十一日に行われたという祝日としての式典の問題についてお尋ねをいたしたのでございますが、その際文部大臣の御答弁は、教育委員会が許可をしたのだから問題はない。ただ授業を休んだということは問題であるけれども、教育委員会が許可をしておるから問題は何ら存在しない、こういう御答弁であったのであります。私はこの答弁は非常に重大でもございますので、文部大臣に対してその委員会におきましてもお考え直しなされてはいかがでございますかとお聞きしたのでありますけれども、大臣は断じて自分の考えに間違いはないとお取り消しになっていないのであります。従ってこの……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/03、27期、日本社会党)

○野原委員 私は本日は総理に対しまして、紀元節の問題ないしは臨時教育制度審議会等にわたる数点についてお尋ねをいたしたいのであります。  紀元節の問題は、事は小さい問題のようでございますけれども、現内閣の文教に対する考え方が那辺にあるかということでもございますので、私どもは相当重要視いたしまして、数日間にわたって文部大臣の見解をただして参ったのでございますが、どうしても納得ができない面があるわけであります。従って本日は総理に御出席をいただきまして、鳩山内閣の最高責任者として一体どのように考えておられるか、その点について私はお尋ねをいたしたいと思うのであります。時間に制限もございますから、端的にお……

第24回国会 文教委員会 第12号(1956/03/06、27期、日本社会党)

○野原委員 文化財保護についてお尋ねいたしたいのであります。私は去る十二月十五日の本委員会におきまして正倉院の御物についての質問をいたしたのでございますが、これは高橋委員長も御承知のように正倉院の裏に有料の観光道路が作られましたために、土ぼこりなどが上ることによって保存をいたしております世界的な国宝、特に銀器類そのほかに有害な変質が起るのではないかという質問をいたしたのでありますが、その際高橋文化財保護委員長の答弁を速記録から要約いたして申し上げてみますと、こういうことになっておる。正倉院の御物は宮内庁の所管であって、文化財としての指定を受けていないので対策を講ずる上に困難が多い、文化財保護委……

第24回国会 文教委員会 第14号(1956/03/13、27期、日本社会党)

○野原委員 ただいま高橋委員長から私の先日の委員会における質問に対する御回答があったのでありますが、ますますもって私は疑惑を深めずにおれないのであります。そこで私は何回も申し上げまするように、この奈良にある日本肥鉄土会社の新若草山ドライブ・ウェー、この問題は大きく分けて二つあるわけであります。私がこの前質問いたしましたのは、その二つの中の第一点でございまして、文化財保護法という法律があるが、この法律のもとにおける文化財保護という観点から見て、史跡現状の変更のあり方に実は問題があるのではないかというのが一つ。もう一つは、これも何回も質問いたしましていまだに十分なる御答弁が寄せられておりませんが、……

第24回国会 文教委員会 第17号(1956/03/19、27期、日本社会党)

○野原委員 私は本会議において懲罰の動議を提出いたしました際にも申し上げましたが、お尋ねしたいことは、あなたが訂正いたします、これは自発的に言われたということであります。しかも議事進行のためにおっしゃったそうでございますが、それはいずれといたしましても、訂正いたします、訂正いたしますというこのことは、清瀬一郎さんとしてはあなたの信念による言葉でない、こういうように私は受け取っておるのでございますが、その通りでよろしゅうございますか。
【次の発言】 従ってマッカーサー憲法というのがあなたの信念であります。これは与党の諸君も聞いておる通りですね。ところがそれを訂正したのでございますから、あの議事進……

第24回国会 文教委員会 第18号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○野原委員 関連でございますから簡単にお尋ねいたしたいと思います。まずお尋ねしたいことは、辻原君の質問に対して大臣はこういう答弁をされておる。私は学者の意見には耳を傾けました、こういうことでありました。そこであなたに耳を傾けさした学者はどういう学者でございましたか。あなたはどういう学者の意見に耳を傾けたのか、お名前が承わりたいのです。
【次の発言】 耳を傾けたということは何も話を聞いたということではないのであります。いやしくもそういう学者の意見にあなたが耳を傾けたという限りは、とるべきものは取り入れなければならないという要素が当然入ってこなければいかぬわけであります。あなたは良識がおありでござ……

第24回国会 文教委員会 第23号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○野原委員 私は宗教法人法の所轄庁であります文部省に対しまして、ただいま衆議院の法務委員会あるいは参議院の法務委員会等で取り上げられております立正交成会について二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。  立正交成会は、はっきり申しますと、インチキ宗教だという烙印を今日世上において押されておるわけでございまして、立正交成会の責任者が、大臣も御承知のように、検察庁に贈収賄罪その他の罪名で呼び出されまして、取調べを受けておるのでございます。従って一体この立正交成会という宗教団体が、インチキ宗教であるのかないのか。もとより文部大臣にはその監督権限は、宗教法人法によりますと必ずしもありません。これは……

第24回国会 文教委員会 第25号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○野原委員 私は地方教育行政の組織及び運営に関する法律案について質問をいたしたいと思うのでございます。  まず最初に、昨日同僚の辻原君から問題点を指摘いたしまして、いろいろ質問されたようでございますが、きのう私どもの手元に配付になりました文部広報についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。この文部広報を読んでみますと、地方教育行政の組織と運営についての法律案の解説ではなくして、今日私どもがこの法律の最も大きな問題点であると指摘して、いわゆる論争をいたしておりまする点についての一方的な主張になっておることは、これは大方の諸君が認められる通りであります。すなわちその内容を見ますならば、まず劈頭中……

第24回国会 文教委員会 第26号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○野原委員 関連ですから、簡単に質問したいと思います。今竹尾政務次官の御答弁の中にもございましたが、なおまた文部大臣が、今日まで私どもの質疑に対して一貫して答えてきた非常に重要な内容をもった答弁事項があるわけであります。申し上げますと、こういうことです。教育委員会の公選を廃止して任命制にしたのは、今日の二大政党のもとでは、公選では公正なる人物を出すことができない、これが一貫した大臣の答弁であり、ただいまも前田委員の質問に対して、政務次官が重ねてそのようなことを申されておるのであります。これは政府の見解であろうと私は思う。そこでお尋ねをいたしますが、今日の国民は、それでは教育委員について公正なる……

第24回国会 文教委員会 第29号(1956/04/12、27期、日本社会党)

○野原委員 午前中同僚の辻原委員から、第一条につきましてお尋ねをいたしたわけでございますが、それに対する大臣の御答弁を私は拝聴いたしておりまして、依然として私の疑点が解消をいたさないのであります。そこで私は少し方面を変えまして、第一条についてお尋ねをいたしたいと思いますることは、第一条は「地方公共団体における教育行政の組織及び運営の基本を定めることを目的とする。」これがこの法律の趣旨であろうかと思うのであります。ところが読んでみますと、「この法律は、教育委員会の設置、」、ここまではわかるのですが、その次に「学校その他の教育機関の職員の身分取扱その他」と特に抜き出してうたっておるのであります。つ……

第24回国会 文教委員会 第36号(1956/05/09、27期、日本社会党)

○野原委員 関連して大臣に御質問申したいと思いますが、まず私が御質問を申し上げる前に、ただいまのロボット問題ですが、大臣、これはあなたがどんなに勉強されても、専門の調査員には、失礼ですけれども及ばないのです。あなたは政治家でありますけれども、しかし教科書を専門に研究し、専門的なそういう学識を持っている調査員には及ばない。これは私はあなた以外のどなたが政党内閣のもとで大臣になられても、その通りだろうと思う。従って第七条の誤記、誤植または誤まった事実の記載の判定、あるいは検定の基準に著しく違反することの認定、もしくはその第二号に掲載されております「内容が同一又は著しく類似していると認められる図書」……

第24回国会 文教委員会 第37号(1956/05/10、27期、日本社会党)

○野原委員 竹尾政務次官の御答弁にいたしましても、それから丸山政府委員の御答弁にいたしましても、私は御答弁としては了承できますけれども、これは竹尾さんも御承知のように、今日まで国会が開かれて文教委員会の都度、基地周辺の学校の施設、環境その他のいろいろな教育上の諸問題等については、質問が出されておるのであります。今河野委員から質問されておりますことは、考える考えるという答弁一点ばりで今日まで政府は押し通してきておるのでございますけれども、一体何をどう考えておるのか、具体的な考えがあるのかないのか、お二人の御答弁を承わりましても、これから考えますということなんです。これから努力するということなんで……

第24回国会 文教委員会 第40号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○野原委員 関連して。大臣でも緒方さんでもけっこうでございますが、学習指導要領というものは、これはわかりきったことをお尋ねいたすようですけれども、だれが作るのですか。
【次の発言】 文部大臣が作るのですが、実際の仕事の担当は文部省の初中局ですか。
【次の発言】 大臣にお尋ねいたしますが、学習指導要領によって教科書の内容が決定される、これは疑いようがございません。教科書を決定する学習指導要領をあなたが作る、教科書を決定するものは文部大臣だという、この三段論法は成り立ちませんか、これをどうお考えですか。
【次の発言】 まことに失礼なことを申し上げますが、私の質問に対する御答弁にはなっていないようで……

第24回国会 文教委員会 第41号(1956/05/18、27期、日本社会党)

○野原委員 ただいままで大臣の教科書法案についての御答弁を拝聴して参っておるのでございますが、そこで私は大臣の御答弁をお聞きいたしまして、この教科書法案というものは国定教科書を考えてはいない――なるほど法文の上で形式的にながめて参りますると、国定教科書というものは考えられておりません。ところがこれに対して質疑をされる野党側の諸君は、この法案の底には国定の考え方が流れておるじゃないか、こういうような立場で質疑が続けられておるようであります。そこで私は、問題は国定か検定か、単にそれは形式的な法文の上のことでなしに、一体私どもが教科書を考えるときに国定教科書というような考え方で臨むのか、それとも検定……

第24回国会 文教委員会 第43号(1956/05/21、27期、日本社会党)

○野原委員 あとでまた私に質問の時間もあるようでございますが、回りくどく同じことを繰り返してもどうかと思いますから、ただいま小牧委員の質問に関連して第十五条の検定審議会委員の任命についてでございますが、なるほどこの十五条の条文を読んでみますと、大臣から申されたように確かに書かれてある。ところが任命はあなたがなさるのですね。こういうような教育、学術または文化に関し云々、高い識見、専門的知識と経験を有する者等の中からあなたが御任命になるのです。これは一つの考え方だろうと思うのです。文部大臣が、これは責任を持っておれがやるんだ、文部大臣がやるんだ、どこが悪いかといえばそれまででありますけれども、しか……

第24回国会 文教委員会 第46号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○野原委員 ただいまの八木委員の質問に関連いたしますが、永山政務次官はどうも内閣委員会で相当しぼられたと見えてなかなかしっぽをお出しにならぬ。私は、自衛隊の奈良の問題は相当話が進んでおると聞いている。だからこの委員会ではほんとうのことを御答弁願いたい。アメリカ駐留軍兵舎跡に自衛隊の航空学校を作るという話はどの程度進んでおるかお聞かせ願いたい。
【次の発言】 これは単なるうわさの程度だ、このように本日のところは甘く解釈しておきたい。しかし八木委員も繰り返し質問し、文化財保護委員会の委員長が明言しておるのです。こういうことではいけないというのですかた、一つご協力をお願いしたいと思います。  そこで……

第24回国会 文教委員会 第48号(1956/07/17、27期、日本社会党)

○野原委員 私はまず高橋委員長にお尋ねいたしたいと思いますが、過去数回にわたって、委員長も御承知のように、正倉院の問題についてお尋ねをして参ったのであります。その私の質問に対する文化財保護委員会の御答弁を要約してみますと、結局すみやかに善処したい、こういう一語に尽きるのではないかと思うのであります。一体この問題はその後どういうように善処されておりますか、私は誠意をもってなされていると考えておりますので、お尋ねをいたします。
【次の発言】 非常に詳細な善処についての経過の御説明を承わったのでございますが、私に言わしめますと、文化財保護委員長がおとりになりました善処の御努力は、私は率直に認めます。……

第24回国会 文教委員会 第53号(1956/10/26、27期、日本社会党)

○野原委員 高橋委員長にお尋ねしたいと思いますが、例のいつも国会で問題になって参りました奈良の肥鉄土会社のあの未許可の道路については、すでにあなたの方で許可をしたような新聞報道がなされておる、こういうように聞いたのですが、その後どうなっておりますか。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、そういたしますとこの前国会で問題になりまして、あなたの方ではそのような問題点についてはすみやかに検討してみたい、考慮してみたい、こういうことでございましたが、その後委員会としては、あの肥鉄土会社の問題をどういうような検討を続けてこられておりますか、お尋ねします。


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 議院運営委員会 第2号(1956/11/14、27期、日本社会党)

○野原委員 私は、前の三者の質問に対する総理大臣の御答弁がありましたので、その点について実は関連してもう一度お尋ねをしたいと思います。  その第一点は、委員会審査省略というような態度に政府が出たために、国会は混乱しつつない、あるいは混乱しないようにすることが望ましいとあなた方がお考えになられても、私どもとしてはこのような暴挙は許すことはできない。こういうことで、実は国会は混乱する方向に向っていっておると私は考えておるわけなんです。そのことが日ソ交渉の批准に影響が起った場合に、総理大臣としては、日ソ交渉の批准の責任者として、一体どのようなお考えをもって臨まれるのか、この点をお伺いしたい。

第25回国会 議院運営委員会 第5号(1956/11/17、27期、日本社会党)

○野原委員 社会党の質問時間ですが、これは議運のわれわれとして責任を持ちますから、合計一時間四十分以内で三名が終了するように御了解願いたいと思います。

第25回国会 議院運営委員会 第6号(1956/11/20、27期、日本社会党)

○野原委員 だから、委員長、二十二日に議運の理事会でも開いて、情勢を見て相談があればする。二十四日は、何にもなかったら……。
【次の発言】 それでいい。
【次の発言】 まず理事会で……。

第25回国会 議院運営委員会 第7号(1956/11/26、27期、日本社会党)

○野原委員 開会時刻は、これは各党の都合もありますから、通告でなしに……。

第25回国会 議院運営委員会 第8号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○野原委員 それでばしばらくこのまま待ちますか。
【次の発言】 園田さんの言われることも、よくわかります。わかりますけれども、先ほど私どもの方から申しておりますように、起立多数になるのか、満場一致になるのかは、実は本会議に臨んで採決してみなければわからぬ。これはお互いに党議としては賛成でありましても、議員個々人を党が縛ることはできない。これは当然の議員の権利でありますから、従ってある議員のごときは、自分は脱党しても自分の良識に従って態度を表明するのだ、さようなことがわれわれの耳に入る限り、私どもは、あなた方が満場一致になりますと申されましても、実は満場一致にならない事態になるのではないかという……

第25回国会 議院運営委員会 第15号(1956/12/06、27期、日本社会党)

○野原委員 二、三の点について、御両人にお尋ねをしたいと思います。  まず第一の点は、ただいま井上委員が質問されて、中村国会対策委員長が御答弁なさった中で、七日間の会期延長をしたわけは、これはスト規制の案件が骨子である。こういうことでございましたが、これは間違いございませんか。そのように受け取ってよろしゅうございますね。
【次の発言】 そういたしますと、このスト規制の存続案につきましては、この国会の開会劈頭に、あなたの方の政府――この問題は根本官房長官からも御答弁を願いたい。あなたの方の政府から、突如委員会審査省略なるものが飛び出してきた。これが飛び出してきたがために、かなりの日数を空費してお……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 議院運営委員会 第2号(1957/01/21、27期、日本社会党)

○野原委員 官房長官に質問があります。かりに三十日に予算書が提出されたとしまして、施政方針演説、これはできるだけ最短距離ということになろうかと思いますが、その翌日にでもできますか。
【次の発言】 だから、私の意見ですが、官房長官の三十日くらいまでにはというのは、これは努力目標なんです。だから三十日にできるとは保証できないわけだ。努力して三十日、そうしてやほり印刷その他の関係もあるから、延びるかもわからぬ。こういうことを考えますと、努力されて三十日として、その前日の二十九日に開会式をやることに、議運としてはきめておく。その点そう間もあかないで進めていけるのではないか。私どもは開会式をやって、あま……

第26回国会 議院運営委員会 第3号(1957/01/29、27期、日本社会党)

○野原委員 質問が前後しますけれども、私がお尋ねしたいことは、この通常国会は、これは官房長官御承知のように、本来予算国会なんです。そのために憲法上、通常国会としておる。従って、予算の提出がいつであるかということは、予算の成立と関連してくる。予算の審議と関連して、重大な問題になってくるのです。あなたは簡単に三十日が二日になりました、事情やむを得なかった、御了承を願います、こういうことですけれども、私どもは、何らその事情について正式に知らないわけなんです。きょうせっかくお越しになりましたから、どういうわけで二日に提出しなければならぬ事情になったのか、これは、御承知の通り慣例からいえば、衆議院の予算……

第26回国会 議院運営委員会 第4号(1957/01/31、27期、日本社会党)

○野原委員 国会対策の報告等も代議士会でしていないし、二時半ごろにしていただきたいと思います。
【次の発言】 異議はありませんが、この際、官房長官に二、三お尋ねしておきたいと思います。第一点は、総理が事故ある期間だけに岸外務大臣が総理の職務につくかどうかということが一つであります。その点、どうですか。
【次の発言】 そこで、常識的によく再総理ということを言っておるわけでございますが、この常識的に副総理と言う場合には、総理大臣が健康でありましても、すでにあらかじめ総理の事故ある場合を予想して副総理というのが指名されておる、このように私ども解釈しておりますが、そういうものとは今回は違うのかどうか、……

第26回国会 議院運営委員会 第5号(1957/02/04、27期、日本社会党)

○野原委員 わが党は、社会党の質疑者を四人すでに通告をいたしておりますが、第一陣には、委員長の鈴木茂三朗氏をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私どもも福永委員の発言に賛成します。異議ありません。
【次の発言】 なお、小会派の質疑者について理事会で話し合いがありましたから、これも、ここではっきり確認しておきたいと思います。
【次の発言】 これはいろいろ御意見があろうと思いますけれども、小会派クラブは、今月十五日をもって小会派クラブとしての存在すらもなくなるのじゃなかろうか、実態はこういう状態であります。そこで小会派クラブの代表の方に私お会いいたしましたところ、最後の機会でもあるから、小会派……

第26回国会 議院運営委員会 第6号(1957/02/05、27期、日本社会党)

○野原委員 官房長官にお尋ねしますが、あなたは新聞記者との会談で、臨時総理の権限、性格等について、臨時総理は人事権と解散権がない、こういうことを言われたという報道を私ども耳にしておりますが、事実ですか。
【次の発言】 それは、参議院の理事会の話を新聞記者が報道しておるのかもしれません。その点はおきたいと思いますけれども、一体解散権について、できるとか、できぬとか、理事会で、そういう発言をするという根拠はどこにあるのですか。政治的にはできるとか、できぬとか、何を根拠にしてそういうことをおっしゃるのですか。
【次の発言】 法制局長官に質問したい。御承知の通り、憲法上、解散権というものは天皇の権限に……

第26回国会 議院運営委員会 第7号(1957/02/06、27期、日本社会党)

○野原委員 なお犬養さんの表彰された場合には、登壇をされて謝辞を述べられるのですね。そこのところをはっきりしておいて下さい。

第26回国会 議院運営委員会 第8号(1957/02/12、27期、日本社会党)

○野原委員 理事会の話し合いもございますから、ただいま園田委員の提案せられた件について、社会党は賛成いたします。
【次の発言】 先般、朝日新聞の夕刊に「国会時間」と書いて、相当に国会を誹謗されている記事を見受けたので、池田禎治君、園田直君の両君が向うに抗議をする、こういうことになったそうでございますが、その報告をしていただきたい。それが一件と、それから議運で時間を定刻ときめた限り、やはり定刻に開会できるようにお互い努力をする。これは新聞があのような記事を書いた、あの記事自体については問題がありましたけれども、国会としても、時間を厳守してないじゃないか、こういう一般的な批判に対しては、私は、誠意……

第26回国会 議院運営委員会 第9号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○野原委員 このA、B、C、Dに分けた基準、これは何を基準にしてA、B、C、Dと分けたか。提出する日の先後によって分けておるわけですか。このAだBだCだというふうに分けたについては、何か基準があるのですか。
【次の発言】 どうもただいまの御説明を聞いておると、私はわからぬ。官房長官にしても、副長悟にしても、いろいろ党との折衝だとか、この法案の取扱い作業上困難を来たすもの等々という説明でありますけれども、私がただいま率直に受け取った感じは、出すのに大体四段階ある。最も早く出せるものがAでありまして、その次に出すのがB、その次に出すのがC、一番おそく出すのがDだ、率直にいえば、僕はそう受け取ってお……

第26回国会 議院運営委員会 第11号(1957/02/20、27期、日本社会党)

○野原委員 非常に岸総理大臣臨時代理は、私は重大発言をされたと思う。あなたに私、端的にお尋ねをいたしますが、総理大臣の一身上の専属権以外はあなたにあるのだとおっしゃる。それでは一身上の総理の権限とは、憲法上のどことどこなのか、それを明確に一つお示し願いたい。その上で私どもの意見も申します。
【次の発言】 憲法上の意見は、学者の論争がありますから、私も深追いはいたしたくございませんけれども、一身専属の権限、ことに国務大臣の任免権、いわゆる国務大臣を任免する以外の権限は総理大臣臨時代理に当然あるのだ、このように受け取ってよろしゅうございますか、もう一度念を押しておきます。

第26回国会 議院運営委員会 第12号(1957/02/21、27期、日本社会党)

○野原委員 次回の本会議は来週火曜、これはきめておきましょう。

第26回国会 議院運営委員会 第13号(1957/02/25、27期、日本社会党)

○野原委員 衆議院の方が先だろう。

第26回国会 議院運営委員会 第14号(1957/02/26、27期、日本社会党)

○野原委員 官房長官の御答弁を承わっておりますと、岸内閣というものは石橋内閣と同一だという認識をあなたは持っていらっしゃるが、その通りなのかどうか、これは大へん重要なことです。岸内閣というものは石橋内閣と同一であると言う。なるほど官房長官はかわっておりません。石橋内閣の官房長官石田博英、これは同時に岸内閣の官房長官になっておるが、一体憲法上、岸内閣は石橋内閣と同一なのかどうか、これは明確に承わっておきたい。
【次の発言】 僕は、法律的、形式的にやはり岸内閣は石橋内閣と違うのだ、こういうことであれば、やはり予算の内容が同一であろうとも、法律案の内容が同一認識に立っていらっしゃろうとも、法律的、形……

第26回国会 議院運営委員会 第17号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○野原委員 次会まででけっこうですが、竹尾弌君を撤回した理由を一応お聞きしたい。
【次の発言】 本日のところ、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を上程することには、もとより異議はありません。しかしながら、私どもが重要案件として皆さんに要請をいたしておりますものは、たくさんの法律案件の中で、わずかに五件であります。中小企業組織法案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、商業調整法案、これは一括して一案として扱うことにもなるし、その次の政府提出の租税狩別措置法案で二件、鉄道運賃は本日上程になりますから、これで三件、なお、前の国会からわが党が要求いたしておりました最低賃金法案、家内労働法案、これ……

第26回国会 議院運営委員会 第18号(1957/03/07、27期、日本社会党)

○野原委員 これに関連というわけでもありませんが、ちょっと法案を委員会に付託する件について、非常な疑義を生じてきた案件があるわけです。というのは、御承知のように、もみにもんだ国土開発縦貫自動車道建設法が、衆議院では三月五日の本会議で議決になった。ところが、三月四日の内閣提出の高速自動車国道法案があるわけですが、この国土開発縦貫自動車道建設法で与野党、政府との間に非常な論争の的であった第三条の三項、並びに第五条、つまり所管を運輸大臣または建設大臣にするか、内閣総理大臣にするかということが非常に問題になって、そうして内閣総理大臣ということに落ちついて、満場一致議決したにもかかわらず、高速自動車国道……

第26回国会 議院運営委員会 第20号(1957/03/09、27期、日本社会党)

○野原委員 その前に……。先ほど理事会を開きましたときに、社会党としては、消費者米価値上げ反対決議案、それから春季闘争に対する緊急質問、この二つをすでに前から提出しておりますので、ぜひとも本日の本会議に上程してもらえないかという要請をいたしましたけれども、きょうは最も重大な本予算のことでもあるから、本予算一本にしぼりたい、こういうことで、私どもは、まあ理事会としては了承を与えたのであります。しかしながら、なおその間に、昨日の本会議で江崎真澄君が、大蔵大臣は予算委員会において、消費者米価は絶対に値上げをしない、こういうことを言ったという重大な発言が、本会議における討論の中でなされております。この……

第26回国会 議院運営委員会 第21号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○野原委員 その点で、実は定刻ということにはするけれども、話し合ってくれというのが、ここ数回黙って予鈴を鳴らしておる。僕のところは、代議士会をやっておって、仕方がないから、中断させたこともある。一つそういうことがないように、与党の方もお願いをしたい。
【次の発言】 二人のうちに言って下さい。
【次の発言】 それは違います。記名を要求します。自民党の中にも同調者があるわけだから……。

第26回国会 議院運営委員会 第22号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○野原委員 ちょっと委員長、答弁の前に……、これは私は委員長にも要望したいと思いますが、議院運営委員会の質疑応答というものは、本会議における質疑応答と何ら変らない。私どもは質疑をするときには、いわゆる喫煙は遠慮しております。その他の者は吸っておってもかまわない。建設大臣はタバコを一吸われながら答弁をする。そういうことはいまだかつてない。タバコを吸われながら昼間に対して答えようという、そういう態度はいまだかつてありませんよ。本議院運営委員会では慎しんでもらいたい。
【次の発言】 どこでも答えるときにはタバコをやめる。タバコを手に持ちながら答弁をするということを、委員長はお認めになりますか。

第26回国会 議院運営委員会 第25号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○野原委員 この種緊急質問は、与党の立場にいらっしゃって――相当政府の方は労働大臣の所見、官房長官談話、特に石田官房長官のごときは、なかなか強硬な談話を秋田にまで行って発表しておる。こういう状態は、私は政党内閣の建前からいって、政府に対して与党がこういう質問をやるということは、これはやはり考えてもらいたい問題だと思うのであります。これは政党内閣なので、石橋内閣が岸内閣になって、総理大臣はかわっても施政方針は変えないんだというくらい、政党の一貫性を御主張になる自民党としては、御賢明な議運の皆さんですから、そういう立場で一つお考えの上、御処理願いたい、こう思うのです。

第26回国会 議院運営委員会 第26号(1957/03/28、27期、日本社会党)

○野原委員 そのことは国会法を再検討する場合に考慮したらいいと思う。今の制度のもとではやむを得ないのです。だから、そういう経費の問題、あるいは実質的な内容の問題から、参考人でも証人でも公述人でも一緒だ、こういうことに結論がなれば、考慮したらいいと思いますが、現状では、私はこれはやむを得ないから、やはり今の法制のもとでは、現在の公聴会というものは承認していく、国会法再検討のときに、私どももう一ぺん検討してみましょう。そうしていただきたい。
【次の発言】 これは理事会でも実は二、三の方とはちょっと議論したのですが、この種のものでは特段に賛成討論の必要はないのじゃないか。反対の場合は原案が出て、反対……

第26回国会 議院運営委員会 第27号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○野原委員 何かあるのですか。

第26回国会 議院運営委員会 第28号(1957/03/30、27期、日本社会党)

○野原委員 社会党としては、記名採決を要求いたしますから、御協力をお願いいたしたい。
【次の発言】 私の方も、採決の結果は明らかですから、できるだけそのように応じたいと思いますけれども、実はこの法案の審議のいろいろな経緯等もありまして、記名採決は、国会対策委員会においての結論でございます。だから、これは一つ時間もかかりますけれども、記名にお願いしたいと思います。

第26回国会 議院運営委員会 第32号(1957/04/09、27期、日本社会党)

○野原委員 わかりません。

第26回国会 議院運営委員会 第38号(1957/05/06、27期、日本社会党)

○野原委員 本日の本会議の開会時刻については、商工委員会の審議終了を待ってきめる、こういうことですね。

第26回国会 議院運営委員会 第40号(1957/05/10、27期、日本社会党)

○野原委員 きのう一日委員会の審議がストップ状態に置かれているということにつきましては、佐々木君同様、私としてもきわめて遺憾に存じますが、これにはいろいろな関係もありますので、それらの原因を極力排除して、すべての議事が円滑に運営できるような努力を、わが党の議運の委員としても、党内においていたしますけれども、本日のところは、この緊急質問に対しては上程に御同意を願えるようでございますので、一つよろしくお願いしたいと思います。

第26回国会 議院運営委員会 第41号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○野原委員 大蔵委員会のは……。

第26回国会 議院運営委員会 第42号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○野原委員 緊急上程の順序ですが、理事会において、いろいろ議論がありましたけれども、大体落ちついたところは、全会一致を本日のところ先にやる、こういうことであります。外務委員会のがもし上程になるとすれば、お聞きしますと、全会一致だそうですから、外務委員会のを大蔵委員会の次に入れる。それまでに上らなければ、やむを得ません。
【次の発言】 四時開会。社会党は、国民の祝日に関する案件については、今朝来相当議論もしてきておるわけです。ですから、記名採決の要求もいたすほど、非常に重大に考えておりますから、私の方は、代議士会で態度その他についても考えなければなりませんので、四時開会ということに願いたい。

第26回国会 議院運営委員会 第43号(1957/05/16、27期、日本社会党)

○野原委員 それは趣旨弁明その他はだれがやるのですか。
【次の発言】 だったら、あとでもう一ぺん理事会でも開くのですか。
【次の発言】 なるべく本委員会を開くのがスムーズなんですけれども、本会議開会中に開く場合は理事会、こういうことに本日のところは了解しておきます。

第26回国会 議院運営委員会 第45号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○野原委員 この種の決議案は、両党の話し合いをいたしまして、反対等のないような状態において出すべき種類のものであり、またそういうことに先例もなっておるわけであります。しかるところ、私どもの社会党といたしましては、国会対策において目下検討中でございまして、態度を決定するに至っておりません。それで、ただいまの本会議に上程することはしばらくお待ち願いたい、かように思うわけであります。
【次の発言】 なおこれに続いて、この件でありますが、自由民主党の方は小澤佐重喜君外十九名提出になっておりますけれども、自由民主党は、これは党議によって決議案として上程することをおきめになっておるのかどうか、その点が一つ……

第26回国会 議院運営委員会 第47号(1957/05/20、27期、日本社会党)

○野原委員 前に説明は聞いておるからいいでしょう。
【次の発言】 国会法改正の問題とは別でありますけれども、私は議長にお願いをしたい点があるわけであります。それは閉会中の常任委員会、特別委員会等の審査についてでありますが、閉会中といえども私どもは審査すべき必要があるというので、閉会中の審査を本院においてすでに決定いたしておりまするし、なおこの国会の閉会以後は、審査雑費等につきましても打ち切りというような方途を初めて講じておるわけであります。従って、やはり国政調査の必要もあるし、各常任委員会においては、現実に本院が決定した閉会中、審査事項の必要もあるわけでありますから、常任委員会はすべてまじめに……

第26回国会 議院運営委員会 第48号(1957/05/28、27期、日本社会党)

○野原委員 山中君の発言はもっともな点があるわけです。完全に励行されてきたとは思われない。やはり問題があったのだ。個人的にもいろいろ指摘されてきております。従って、この申し合せの文章に権威を持たせる意味からも、これはやはり率旗に過去の非は非として認めなければならぬので、私はここで修正案を出したいと思います。「虚礼廃止の申合せをなしてきたのであるが、」というふうにして、これは完全に実行していませんから、「これを実行し」というのは省いてもらいたい。そうして一番最後の「議院運営委員会において調査の上適当な措置を講ずること。」、これはお互いに議運の委員ですから、やはり適当な措置を講ずる。この文章は、弾……

第26回国会 議院運営委員会 第51号(1957/10/31、27期、日本社会党)

○野原委員 続いて官房長官に一言お尋ねしておきたいのですが、外務大臣の外交方針演説は取りやめられたということの理由と、それから取りやめたから、施政方針の中に外交に関しては入っておるのかどうか、その辺について御説明願いたい。

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○野原委員 同僚の佐藤委員から紀元節につきまして質問をいたしましたので、私はその点について、なお一つ明確に大臣から御答弁をお願いいたしたいと思うのであります。  まず第一点は、紀元節とそれから学校との関係については簡潔な御説明がありましたけれども、二月十一日の紀元節を復活する、こういう動きが新聞の報ずるところでは、自民党では大勢がそういう方向に傾いておる、あるいはまたつい数日前の二月十一日には、右翼の団体を初め神社本庁その他が中心となって、各地でいわゆる紀元節祭という行事が繰り広げられておるわけであります。従って文教の責任者でありまする文部大臣としても、二月十一日の紀元節は国の祝日として妥当で……

第26回国会 文教委員会 第6号(1957/02/27、27期、日本社会党)

○野原委員 私は南極地域の観測船宗谷の件について、南極地域観測統合本部長であります文部大臣並びに海上保安庁長官、それから外務省当局に対して、二、三お尋ねをいたしたいと思うわけであります。この問題は、先般この委員会におきまして並木委員から質問があり、政務次官から御答弁があっだのでございまするけれども、その後の私どもの知る情報におきましては、すでに新聞が報道いたしておりまするように、宗谷は不幸にも密群氷に閉ざされまして、今やみずからの力で脱出することはきわめて困難である、このような悲観的な報道がなされておるのであります。御承知のように南極はこれから冬に向うといわれておる。その冬に向うという最悪の条……

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○野原委員 ちょっと大臣に、公立大学の問題で平田委員から質問があったようでございますが、私もその質問に関連してお尋ねをしたいと思います。  先ほど大臣は、平川委員の質問に対して、できるだけ都府県にやってもらいたい、それを望むといわれた。それはおっしゃる通りだろうと思う。国の予算もなかなか困難でございまするし、それは大臣の仰せられる通りであろうとは思いまするけれども、そう希望されても現実に公立では大学の経営が成り立たなくなってきている。そこで私のお尋ねしたいのは、大学の経営が成り立たないために、現在都道府県立の大学を国で引き取ってもらえないか、国立にしてもらえないかという要請がかなりあるのじゃな……

第26回国会 文教委員会 第9号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○野原委員 文部大臣並びに郵政省当局に、私は教育テレビの問題を中心に若干お尋ねをしたいと思うのであります。  これは大臣も御承知のように、世の中がテレビ時代に入ってきたようでありまして、テレビが開設されました当時は、四年前でございますが、八百六十六台しかなかったのが今日三十五万の世帯にふくれてきておる。アメリカでは四千万、英国では六百万だと言われております。このようにわが国でもテレビがどんどん拡張して参りますと、テレビの子供に対する影響、あるいは消極的な面においては、テレビが悪い影響を子供に与えるのではないかという問題、あるいはむしろ今度は逆に積極的に、テレビが非常に子供に興味がございますから……

第26回国会 文教委員会 第11号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○野原委員 給食婦の問題で関連してお尋ねしたいのでありますが、法的な概念としては給食婦といえども学校教育に従事する職員、こういうものの中に入ると思いますが、その点どう考えるか。
【次の発言】 これは小林さん、実は前の文教委員会、その前の文教委会でも取り上げて問題にして、文部省としては急に検討してもらいたいということで宿題になっておったわけなんです。残念なるかなあなたの方でまだ結論が出ていないのできわめて遺憾に思いますけれども、これは学校教育に従事する職員でないという根拠がなかろうと思うのです。だからやはり職員だということになると、今日までそのままに放置されておることははなはだ遺憾だと考えるが、……

第26回国会 文教委員会 第12号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○野原委員 大臣が来なければ困ります。
【次の発言】 文教委員会は週にたった二回しかない。特に水曜日は定例日だ。文部大臣はいろいろな用件があるにしろ、何よりも国会を最も尊重する、そういう考え方でなければならぬと思いますが、本日の文教委員会に来てみますと、政務次官の出席すらもない。きわめて遺憾にたえないのであります。  それからなお委員長に要望いたしますが、私も委員会の出席がいろいろな関係で十分ではございませんけれども、きょうは十時から招集しておる。それが十一時になっても開会できない原因は一体どこにあるか。文部省は課長が一人来ておっただけで局長もお見えにならない。あなた方文部当局は公報はごらんに……

第26回国会 文教委員会 第14号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○野原委員 時間がありませんから簡単にいたしたいと思います。法務省がまだ見えておりませんから、委員部の方から至急呼んでいただきたい。  きょうの毎日新聞を見ますと、都留教授がアメリカの治安委員会で証言をしたと、「ワシントン特電二十七日関口泰発」「米国内の共産主義活動を調査中の米上院国内治安委員会(イーストランド委員会)に喚問された都留軍人一橋大単教授(ハーヴァード大学客員教授で渡米中)は二十六、七の両日にわたってハーヴァード大学時代や米軍の日本占領当時における交友関係などについて証言を行なった。」これは関口泰さんがみずからの名をあげて責任を明確にして、特電としてこれは報道されてきておるのであり……

第26回国会 文教委員会 第16号(1957/04/04、27期、日本社会党)

○野原委員 私は、先週のこの文教委員会で稲垣政府委員に対しまして、このたび、たしか先月であったかと思いますが、三月の二十六、七日都留一橋大学教授がアメリカの国会に喚問をされております。そのことが意外に各方面に波紋を描いて参っておりますから、新聞の能事だけで質問いたすことはどうかとも考えられますので、外務省としてはすみやかに真相を調査していただきたい、このことを要請いたしておるのであります。外務当局としては、都留教授がアメリカの国会に喚問をせられたその真相をどのように把握しておるのか、御発表願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、アメリカ上院の国内治安小委員会へ喚問されて、都留教授……

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○野原委員 井上政務次官にお尋ねします。先週の文教委員会で都留教授の喚問の問題を取り上げまして、外務省当局の見解もお伺いしたのでありますが、その際、日本の公務員をアメリカの国家機関が日本政府に対して何らの連絡すらもとらないで喚問をする、こういうことについてはきわめて遺憾ではないかと言ったら、まことにそれは同感であるという御意思があなたから表明されたのであります。その後新聞の報道等を通じて、私どもは、外務省がアメリカにある日本大使館を通じて、アメリカの国務省に遺憾の抗議を発したというようなことも知っておるわけでありますけれども、本日はこの文教委員会で取り上げました教育公務員都留教授のことでもあり……

第26回国会 文教委員会 第18号(1957/04/11、27期、日本社会党)

○野原委員 二、三お尋ねをしたいと思います。まず質問の第一点は、六つの条件を付して許可をした、こういうことでございますが、その六つの条件には期限はないのかということです。まずそれからお尋ねいたします。
【次の発言】 私は、やはりこの条件は相当問題だろうと思うのです。そこで、なお重ねてお尋ねしたいことは、この条件は今出てきた問題じゃないのです。これは事務局長も御承知のように、ずいぶん前からこの条件は出されておる。そうしてこの条件が条件となって、いろいろ会社側と文化財保護委員会との間に話し合いがなされてきておったはずです。これは一体、この条件を出されてから今日までどのくらいの期間がたっておるのか、……

第26回国会 文教委員会 第19号(1957/04/17、27期、日本社会党)

○野原委員 重複を省きまして、永田さんと山本さんに簡単に二、三点お尋ねいたします。私どもでは零下四十度とか零下五十度という低温は、およそ想像もできないのです。そういう低い温度のもとにおいて、基地を設営する、あるいは観測をする、こういうことになりますと、基地設営の資材とか観測器具というものは、低温下の建築資材、低温下の機械器具ということでなければなるまいかと思います。そういうようなものの日本の科学水準というものは、予備観測の御体験を験を通して、どのようにお考えになられましたか、お伺いしたいのであります。
【次の発言】 低温下の研究が御体験を通しては何とも言えないということでありますが、私ども心配……

第26回国会 文教委員会 第20号(1957/04/25、27期、日本社会党)

○野原委員 灘尾文部大臣に、緊急にお尋ねをいたしたいのであります。私がお尋ねをいたしたいことは、先般四月十日のこの委員会において、自民党の高村委員から、佐賀県教職員組合の、二月におけるいろんな要求に関連してのお尋ねに対しまして、文部大臣から御答弁があった点についてでございます。つまり高村委員のお尋ねに対しまして、文部大臣といたしましては、今回、佐賀県教育委員会が、佐賀県の教職員十一名に対して停職処分をいたしたことを、私は支持するというような意味の御答弁がなされておるのでございますが、文部大臣は、何を根拠にして、佐賀県教育委員会の処分を支持すると、こういう御答弁をなさったのか、まずその点をお伺い……

第26回国会 文教委員会 第21号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○野原委員 佐賀県の教員組合の幹部が教育委員会から停職処分になり、あわせて二十四日には警察権がこれに介入をしてきております。この点につきましては、一昨二十五日私は文部大臣に質問をいたしておるのでございまするけれども、なお足らない個所も相当ありまするので、二十五日に引き続きまして二、三お尋ねをしておきたいと思うのであります。  まずお聞きしたい第一点は、佐賀県の教育委員会が文部省に指示を求めてきております。文部省に対して佐賀県の教育委員会が、佐賀県教職員のいわゆる三、三、四の実力行使と称するものに対してどのように対処したらよろしゅうございますかと、お伺いを立てに来ておるのであります。これは二十五……

第26回国会 文教委員会 第22号(1957/05/08、27期、日本社会党)

○野原委員 佐賀県の教職員組合が三割、三割、四割の実力行使に訴えた、こういうところから地方公務員法第三十七条の違反、あるいはまた第六十一条四号による逮捕、検察権の発動もしくは第二十九条による県教育委員会の行政処分、これらの問題が起っておりまして、われわれとしては教育上ゆゆしい問題であるというので、いろんな角度から今日まで、この委員会においても関係当局に対して質疑をいたして参ったのであります。なお私ども社会党は調査団を派遣いたしまして、現地をしさいに調査をいたしたのであります。ところが警察庁あるいは検察庁のとりました捜査なりあるいは逮捕なり尋問なり、こういう点においてきわめて遺憾な点が多々出てき……

第26回国会 文教委員会 第23号(1957/05/11、27期、日本社会党)

○野原委員 関連して。石井さんにこの前私が質問をしまして、そして私は三百名くらいじゃないか、こうお尋ねしたのは、私どもでもこの調査はなかなかつかめないのです。警察はこっそり参考人として調べることもあるわけですから、そこであなたは、実はこの前の文教委員会で、この人数を調べてくれということを要請をしまして、あなたは直ちに現地に問い合せをいたします、こういうことであったのでございますが、問い合せをしても向うが報告をしないのですか、わからないというのはどういうわけです。わからないとすれば、なお問題がございますね。何人調べたか発表しないということは、これは大へんな問題だと私は思います。あなたは故意でおっ……

第26回国会 文教委員会 第27号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○野原委員 御承知のように、国会もきょうで閉会になるようでございますから、私は佐賀県教組の問題につきまして、簡単に御答弁が残された点について確かめておきたいと思うのであります。  まず第一は、検察庁当局、井本さんになろうかと思いまするが、警察からもそれから検察側からも、いまだに参考人を何名引致して調べたかという御答弁がないのであります。いつも調査中だ、こういうことであるようでございますが、聞くところによりますと、いまだに各学校の先生が、きょうは二人、あしたは三人、こういうような調べ方をされている。そのことのために、ほんとうに大した犯罪行為でもないのに、教壇に落ちつくこともできない、まことに私は……

第26回国会 文教委員会 第28号(1957/07/09、27期、日本社会党)

○野原委員 関連して。内藤局長にお尋ねしますが、あなたは今までは指導してきたのですか、きていないのですか。これから指導する、これは当然のことなんだ。ところが今日まではどうだったか。今までは指導したけれども、依然として教育委員会の諸君が聞かないというのか、あなたが指導をサボってきたのですか、どうなんです、そこをはっきりしてもらいたい。
【次の発言】 従来から注意をして参ったのに、このたびは聞かれていないということであれば、これからあなたが注意してもまた聞かれないであろうということも、およそ考えられるのです。これはあなたの威令は事教育界に関してはさっぱり行われていないのだ。僕はそういう皮肉は申し上……

第26回国会 文教委員会 第29号(1957/07/10、27期、日本社会党)

○野原委員 ちょっと関連して。これはやはり具体的な会計面についての質問ですから、委員会は国政に関してはあらゆる質問ができるわけなんです。質問されたら答弁はあなた方の義務なんです。それができなければやめてもらう以外にないのです。だから今高津委員から質問しておることに対して正確な資料の持ち合せがないので答弁できない、これはごもっともな点もあろうと思う。それで今文部省にあるでしょうから、あなたが行かなければ書類を持ってとられないならば、委員長にあなたから要請をして、文部省は五分もあれば行ってこられるのですから、その書類を持ってきてやはり答弁をしてもらう。その間高津委員は関連した他の質問を続けていただ……

第26回国会 文教委員会 第31号(1957/07/12、27期、日本社会党)

○野原委員 関連して。福田局長と高橋院長にちょっとお尋ねしたいと思いますが、日本芸術院というのは日展をやるために、設けたものではない。官制によりますと、日本芸術院は芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するために置かれる機関とする。日本芸術院会員には、予算の範囲内で文部大臣の定めるところにより年金を支給することができる。日本芸術院の内部組織、会員その他職員及び運営については政令で定める。これが芸術院の官制なんです。これだけなんです。今問題は日展との関連でありますが、芸術院と日展とを切り離すべきで、切り離さなければ問題が起る。芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するために芸術院を置いただけで、日展をやらせるた……

第26回国会 文教委員会 第32号(1957/07/26、27期、日本社会党)

○野原委員 本日は松永新文相の文教政策を私どもお聞きいたしまして、質問をしたいと思うのでありますが、文部大臣がただいま閣議だそうでございますから、その間私は最近文化財の事務局内部に起りました奇々怪々たる事件につきまして、岡田事務局長その他関係者に対し質問をいたしたいと思うのであります。  私はこの手元に「芸術新潮」の八月号を持っておりますが、この八月号の見出しに、「怪談・文化財事務局」、書いた人は松原正業、しかもその書かれた松原正業君は文化財事務局に今日もなお席のある人であります。この人が堂々と松原正業の名前で文化財事務局の内部の実に許しがたい点を具体的に書いておるのであります。これは事務局長……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/18、27期、日本社会党)

○野原委員 私は、昭和三十一年度の予算補正に関連して若干の質問をいたしたいと思うのでありますが、まず大蔵大臣にお尋ねをいたしたいのであります。  それは大臣も御承知のように、昭和三十二年度の本予算が目下参議院で審議中でございますが、私ども本予算の成立には全面的に協力はいたしておりますものの、審議の途中においていかなる事態が起らないとも限らないのであります。そういう場合に本年度の末、三月三十一日までに本予算が成立しない、そういう事態がかりに起ったといたしますならば、暫定予算の必要が当然生じてくるのではないかと考えるのでございますが、この点についてはどのような所見を持っておられますか、承わりたいの……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 議院運営委員会 第1号(1957/11/01、27期、日本社会党)

○野原委員 十一時半。

第27回国会 議院運営委員会 第2号(1957/11/02、27期、日本社会党)

○野原委員 本日、勝間田君の質疑に対して要求大臣をたくさん要求しておりますが、外務大臣と経済企画庁長官は、どうも御出席にならないように理事会で承わったのです。そこで、外務大臣の答弁はどなたがするのか、また、経済企画庁長官の答弁はどなたが代理をされるのか、これをはっきり答えてもらいたい。
【次の発言】 理事会で申し上げたことでありますけれども、経済企画庁長官が国会で代表質疑の答弁に当られないで、いまだに外国に行かれたまま帰朝されないという事態に対しては、社会党はきわめて遺憾に存ずるのであります。先ほど官房長官に理事会に御出席を願って、いろいろその理由をただしましたが、官房長官が先ほどの理事会で述……

第27回国会 議院運営委員会 第9号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○野原委員 ただいま読み上げました一番最後の「本申合せに反した場合は、議院運一甘委員会において調査の上、適当な措置を講ずること」、幸か不幸か、この中元の場合における、さきの通常国会が終ってからの申し合せに違反した場合というところの届出が、実は出されていない。出されていないから、適当な措置ということも、これはなされていないわけでありますけれども、しかし静かに考えてみますと、当議運委員会としても、適当な措置とは一体いかなる措置なのかという具体的な内容につきまして、やはり至急にあらためてこれは検討の必要があるのではないか、このように思うわけであります。まあ常識的には、いろいろ議運委員会にも来ていただ……

第27回国会 議院運営委員会 第10号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○野原委員 なお、私から申し上げたい点は、去る今月の十一日に、社会党から議員立法を提出いたしておるのであります。その案件は、皆さんも御承知のように、地すべり等による災害の防止等に関する法律案で、十一月十一日にわが党の井手以誠君外二十五名の提出で、青野武一君外百二十九名が賛成の署名をいたしまして、成規の手続によってこの案件を提出いたしたのであります。しかるに成規の手続で提出されましたこの案件が、いずれの委員会にも付託されないで、本日臨時国会は幕をおろそうとしておることは、きわめて遺憾にたえないのであります。私どもの見解としては、国会法の五十六条によりまして、「議案が発議又は提出されたときは、議長……

第27回国会 文教委員会 第1号(1957/11/04、27期、日本社会党)

○野原委員 私は、文部大臣に、重要な道徳教育の問題と、ただいま教育界で非常に問題になっております勤務評定の問題を中心として若干お尋ねをいたしたいのであります。  なお、その前に、文教委員会の権威のためにお伺いをいたしますが、本日の文教委員会は、公報によりますと、午前九時半に開会されることになっておるのであります。ところが、文部当局から、文部大臣の出席もなければ――文部大臣事故ある場合には、官制によって文部政務次官というものが設けられておりますが、その政務次官の御出席もないのであります。局長も出席をされないのであります。斎藤君がただ一人ぽつんとうしろにすわっておるだけである。私は、九時半の委員会……

第27回国会 文教委員会 第2号(1957/11/06、27期、日本社会党)

○野原委員 私は本日は文部大臣並びに内藤初等中等局長に対しまして、教科書の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  私は最近あるところから書類を入手いたしたのでございますが、その私の入手いたしました書類によりますと、文部省は来年度から小学校、中学校の工作、音楽、習字、この三教科の教科書を義務教育の学校に備え付けて、そしてその備え付ける金は半額は国庫から、半額は市町村から、地方費の中から分担せしめて、児童に備え付けたその書物を貸し与えるという方針を立てて、目下予算措置、立法措置を準備しておる、こういうことだそうであります。まことにこれは重大な問題であります。従って一体どの程度までその……

第27回国会 文教委員会 第3号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○野原委員 私はこの臨時国会に入りましてから、十一月の四日に文部大臣に対しまして、勤務評定と道徳教育についてお尋ねをいたしました。そうして一昨日の六日には教科書の問題を取り上げまして、教科書の駐在員の問題と、それから図画、工作、音楽、習字というような芸能科目の教科書を学校に備えつけるという問題について質問をいたしたのであります。その際、この十一月四日の私の質問に対しましても、六日の質問に対しましても、私は納得しない旨の意思表示をいたしました。特に教科書の駐在員の問題につきましては、内藤初等中等教育局長の一片の通達で、憲法第二十二条の職業選択の自由の制限が果して可能か、こういう問題を提起いたしま……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○野原委員 文部当局にお尋ねをいたしますが、全国の教員諸君の厚生費の問題についてであります。国家公務員並びに地方公務員に対しましては年額六百円の厚生費の計上がなされておるけれども、教育公務員については今日まで一文も計上されていない。もっと詳しく言えば、地方交付税の交付金に関する算定並びに積算について計上されていないために、この六百円の厚生費というものが不当に差別をされておる。この点について文部当局はどういう見解を持っておるのか。聞くところによると、自治庁と相当本気になって交渉をしておるやにも承わるわけでございますが、それらの点についての御説明をお願いしたい。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 議院運営委員会 第1号(1957/12/20、27期、日本社会党)

○野原委員 けっこうです。

第28回国会 議院運営委員会 第2号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○野原委員 議事順序は……。

第28回国会 議院運営委員会 第3号(1958/01/23、27期、日本社会党)

○野原委員 官房長官にお尋ねしたいと思います。  第二十八通常国会というのは、政府も御承知のように、召集されたのは十二月の二十日であります。そうして二十四日から年末年始の自然休会ということになって、私どもは、その際、自然休会に入るに当って、二十五日には議会を再開する、このことを決定して参ったわけであります。その後の新聞に現われた岸総理の御意見等を伺ってみますと、岸内閣は昭和三十三年度の予算の成立に全力をあげる、こう申しておるわけでございますが、今お聞きしますと、予算の成立に全力をあげるとおっしゃる岸内閣が、その計数の整理だとか、事務手続に時日を要したとか、こういうことを理由にあげておりますけれ……

第28回国会 議院運営委員会 第6号(1958/01/30、27期、日本社会党)

○野原委員 大蔵大臣にお尋ねしたいと思いますが、貸借対照表の正誤だけ出ておるのですけれども、これはどう考えても一つ疑問が私どもにあるのは、歳入歳出には、その正誤の訂正は何ら影響を来たさないかどうかということであります。この点、あなたはどうお考えになられますか。
【次の発言】 私は、時間の関係もありまするから、これらの問題はなお予算委員会において追及しなければならぬと思う。従って、池田君からただいま述べられましたように、歳入歳出にもし影響があるという事態になれば、わが社会党は決して了解するものではない、このことだけは留保いたします。

第28回国会 議院運営委員会 第8号(1958/02/03、27期、日本社会党)

○野原委員 川上貫一君が小会派クラブを代表して発言を求めておるわけでありますが、小会派クラブは、所属の議員は共産党が二名、それから小林信一君がおるようであります。私どもは、二大政党の建前で議事の運営をはかってきておるわけでありますけれども、しかし衆議院の解散ということになりますと、これは院の構成に関する最も基本的な問題であります。この解散決議が可決になれば、議員としての身分は、そこで最終的にピリオドを打たれる、こういうわけでありまするから、特にこの解散に関しては、たとい一人であろうとも、一つのクラブを院内において結成しておる限り、発言を許すべきである、そのことが議員の言論の自由に対する最も大切……

第28回国会 議院運営委員会 第12号(1958/03/03、27期、日本社会党)

○野原委員 この種の緊急質問は、非常に重大な内容を含んでおりまして、社会党としては、ぜひとも本日の本会議に上程していただきたい、こういうきつい要望を持っておるわけであります。しかし先ほど理事会において取扱いが協議されましたときに、自民党の議運の理事の方々も、その要望の趣旨は了解できるので、その実現方を十分考慮しよう、こういうことでありましたから、次回の本会議には一つ上程していただくようにお願いをしまして、本日は予算の案件等もございまするから、本日の上程はしなくてもいいことを私は了解する。そうしてもらいたい。

第28回国会 議院運営委員会 第14号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○野原委員 内閣提出法律案として、第二十四回国会以来、内政省設置法案と内政省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、この二件が提出になりまして、自来内閣委員会では継続審議として本国会まで審議されてきておるわけであります。ところが、突如これを撤回すると、こういうことに相なりまして、本日の議運にかかったわけでありますが、どういうわけでこの種の案件が、継続審議になって慎重に審議されておるものが突如撤回になるのか、その理由を官房長官から御説明願いたい。
【次の発言】 ただいま官房長官の御説明を承わりますと、第二十四回国会に提出いたしましてから相当の期間を経過しておるということが一つ、もう一つは……

第28回国会 議院運営委員会 第15号(1958/03/14、27期、日本社会党)

○野原委員 この順番だね。

第28回国会 議院運営委員会 第16号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○野原委員 先ほど池田君からILO条約の第八十七号批准について総理に質問があり、総理からも尊重するという御答弁があったのです。尊重するということは、これは当然なことなんです。日本は、御承知のようにILOの常任理事国でありますから、一国の総理が、尊重しないなどという答弁ができる筋合いのものではない。ところが現実には、総理の御承知のように、この条約が出されてから今日まで、日本政府は履行していないわけですね。その日本政府が今日まで履行しない、しかも常任理事国でありながら履行しないということが、実は国際的にも非常に問題になってきておるわけなんです。実は私は、きょうのニュースも聞いております。三十八カ国……

第28回国会 議院運営委員会 第17号(1958/03/20、27期、日本社会党)

○野原委員 定刻一時。

第28回国会 議院運営委員会 第19号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○野原委員 連絡していただいて……。

第28回国会 議院運営委員会 第20号(1958/03/27、27期、日本社会党)

○野原委員 この予定の分は、全会一致ですね。

第28回国会 議院運営委員会 第22号(1958/03/31、27期、日本社会党)

○野原委員 院議で決定したことを尊重することはむろんであるという御答弁でありますけれども、しかし、今回の酒税法の一部改正案の審議の経過に立って考えますと、その通り事は運んでいないのです。で私は、あまりにも大蔵大臣、大蔵省の常識のなさに、実はもう驚いておる。というのは、あなたはまあ結論としては、減税の効果はすべて消費者に及ぼすよう処置しろという院議を尊重する、こういうことでありますから、一応この結論は了解されますけれども、どういうわけで、衆議院で決議された院議を、参議院においてつまらぬ答弁をして、事態をここまで混乱させたか。参議院で審議すべきものは、衆議院で決議されたものが、参議院審議の資料であ……

第28回国会 議院運営委員会 第23号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○野原委員 四日に本会議をやるんだったら、四日にやったらいいじゃないか。

第28回国会 議院運営委員会 第25号(1958/04/08、27期、日本社会党)

○野原委員 やがて恩給法が本会議の議題となります際に、私どもはその以前に、大蔵大臣の議運委員会における出席を要求いたします。その席上において大蔵大臣の所信のほどもただしたいと思いますので、委員長におかれましては、そのようにお取り計らいを願いたいと思います。

第28回国会 議院運営委員会 第26号(1958/04/09、27期、日本社会党)

○野原委員 国会法の一部改正案の第五十五条の二についてでございますが、議事協議会が設けられました場合に、その協議会におきまして意見が一致しないときは、議長がこれを裁定することができるとあるわけであります。このことは私どもも承認いたしますけれども、議長の裁定に、一つの党といえども異議がありまする場合には、国会を民主的に運営するという立場からも、議院運営委員会に諮っていただきたい。このことを御承認願いたいと思うのであります。
【次の発言】 時間励行。

第28回国会 議院運営委員会 第27号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○野原委員 一時でいける。

第28回国会 議院運営委員会 第28号(1958/04/15、27期、日本社会党)

○野原委員 記名を要求しておきます。ただし、場内において交渉することもありますが、一応記名を通告します。
【次の発言】 両対策委員長間で話し合いをしておるらしいね。うちは核非武装地帯の決議案……。
【次の発言】 それとからんで、両対策委員長がけさから話し合いをしておるようです。

第28回国会 議院運営委員会 第29号(1958/04/17、27期、日本社会党)

○野原委員 これには書いてない。

第28回国会 議院運営委員会 第31号(1958/04/22、27期、日本社会党)

○野原委員 社会労働もだね。
【次の発言】 三時十分予鈴、二十分開会。

第28回国会 議院運営委員会 第33号(1958/04/24、27期、日本社会党)

○野原委員 衆議院の委員会で審議して、きょう上るのですか。

第28回国会 議院運営委員会 第34号(1958/04/25、27期、日本社会党)

○野原委員 私は、所信の表明ができるとかできないとか、先例にあるとかないとか、そういう議論をしようとは思わない。私どもが申し上げますことは、荒船君が発言された中にありましたように、この不信任案上程に伴う解散というものは、いわみる話し合いによる解散である、こういうお言葉があったと思うのです。(「その通り」と呼ぶ者あり)その通りなんですね。その話し合いによる解散というものは何かといえば、両党首の話し合いによる解散だ。両党首の話し合いによる下書きをだれが作ったかといえば、やはり両党を代表した、社会党の淺沼書記長と、それから自由民主党の川島幹事長との間でこれはできておるのです。従って、その席上でどうい……

第28回国会 文教委員会 第2号(1958/02/12、27期、日本社会党)

○野原委員 十分御質問のあったあとですから、私は簡単にお尋ねしたいと思うのですが、統合推進本部というのが文部省内にございます。そこで、新聞を見ますと、統合推進本部から指令というものが出されるように私どもは拝見しておるのでございますが、そうなって参りますと、統合推進本部がいわゆる最高の判断をする、現地からいろいろな情報が入ってきて、最高の判断をして指令をするという場合には、実際は統合推進本部のどういう人たちが御相談をなさっておるのか、この点を御説明願いたい。
【次の発言】 これは私から申すまでもございませんが、本部長は文部大臣、それから副本部長、学術会議の会長以下、関係官庁の次官、それから委員な……

第28回国会 文教委員会 第4号(1958/02/27、27期、日本社会党)

○野原委員 今回の南極観測の第二次越冬の件につきまして、最終的な経過の報告が緒方局長からなされたわけでございますが、私はこれらの点を総合して若干お尋ねしたいと思うのであります。  二月二十五日の朝刊を拝見いたしまして、私どもはいよいよだめかと実はまことに残念な気持に打たれたのでございますが、特に私の胸を打ちましたのは永田隊長が南極統合本部長あてに打電しております親電でございます。「故国において私ども観測隊を応援し続けて下さった国民各位に対しても何とも申しわけのしようがありません。隊員一同は来たるべき年の再起を心に誓って今群氷域を去らんとしております。このような結果に至りましたことを隊長として深……

第28回国会 文教委員会 第6号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○野原委員 私も僻地について若干お尋ねしたいんです。私は今日は僻地とは関係もございませんが、かつて私は僻地に五年間教員をしたことがございますので、僻地の教員、僻地の子供たちあるいは僻地におけるその親たちの考えがどうであるかということを体験しております。そういう点で二、三お尋ねしたいと思います。  まず最初にお聞きしたいことは、文部省でも調査ができておると思いますが、今日この僻地に該当する子供の数、児童、生徒、小中学校でけっこうですが、どのくらいおるとお考えですか。
【次の発言】 資料を持ち合せなければ後ほどでもけっこうでございますが、御承知のようにへき地教育振興法というのが昭和二十九年に出され……

第28回国会 文教委員会 第8号(1958/03/07、27期、日本社会党)

○野原委員 文部大臣にお尋ねしたいと思います。この前の国会であったかと思いますが、教員の勤務評定が昨年から問題になりました際、私どもはこれを文教委員会で取り上げまして、文部大臣の御見解なり、文部当局のこれに対する準備等につきまして、お尋ねをしたのであります。その際文部大臣は、これは速記録を読み上げてもよろしゅうございますが、こういうような御答弁をなさっておるのであります。教員の勤務評定ということは、きわめて大事なことであるから、どういうような案でこれを実施するとかいうことは、目下文部省で検討中である。従ってりっぱな案ができたならば、すみやかにこれを下部に流して実施したい、こういう趣旨の内容を持……

第28回国会 文教委員会 第10号(1958/03/14、27期、日本社会党)

○野原委員 文部省とそれから厚生省にお尋ねをしたいのであります。それは昨年であったと思いますが、鳩森小学校の環境が非常に問題になりまして、たしか昨年の六月十五日であったと記憶しておりますが、旅館業法の一部改正がなされたはずであります。この旅館業法の一部改正がなされました趣旨は、学校の教育環境というものは清純でなければならないから、そういった清純でなければならない学校の近くに、連れ込み旅館とか、いかがわしいようなものの建設は認むべきではないという条文が、この旅館業法の改正によってうたわれておるわけであります。ところが遺憾なことに、この改正の条文の趣旨が、都道府県あるいは五大市当局に十分徹底しない……

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○野原委員 新聞の報道によりますと、三月十五日に教育課程審議会から小学校、中学校教育課程の改善についてという答申が出されておるようであります。この答申に基きまして、特に道徳教育の時間特設という点で通達が下部に流され、手引き書が出されようとしておるわけでございますが、これらの点を総括して若干お尋ねをしたいと思うのであります。  まず第一に文部大臣にお聞きしたいことは、あなたが小学校、中学校の教育課程の改善についてという諮問を教育課程審議会になされたのはそもそもいつであったかということであります。
【次の発言】 これもまた文部当局から説明がございませんので、私は新聞の報道にたよらなければならないわ……

第28回国会 文教委員会 第15号(1958/04/02、27期、日本社会党)

○野原委員 私は、大臣に二、三重要な問題でお尋ねをしておきたいと思うのであります。  一つの重要な問題についての質問は、勤務評定の問題でございますが、この問題は、今日勤務評定を実施することが、教育の現場にどのような影響を与えるかというような、そういうゆうちょうな質問を、私はしようとは考えておりません。もう足元に迫ってきまして、そうして各県の教委はあなたからしりをたたかれて、いやいやながら実施しよう、こういうことになっておるように私は思うのであります。そこで、私が緊急に勤務評定でお尋ねをしておきたいことは、この前も質問をしておりますけれども、十分な御答弁のないことなのであります。  そのまず第一……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/16、27期、日本社会党)

○野原委員 内藤局長に私は質問したい。あなたは最近通達を次から次へと出しておるのですが、あなたが出された通達の中に産業科の新設についての通達が出されておるように聞くのですが、これは一体どういう内容のものですか。その中身及びいつ出したのか承わっておきたい。
【次の発言】 別科による産業科を設けていつから実施しようというわけですか。
【次の発言】 今年度からということになりますと三十三年四月から実施というわけですね。そうするとあなたが通達を出された日付はいつになっておるのですか。四月から実施するのをいつの日付で通達を出されたのか、お聞きをいたしたい。

第28回国会 文教委員会 第19号(1958/04/23、27期、日本社会党)

○野原委員 文部大臣にお尋ねをしたいと思いますが、教職員の勤務評定の問題は、まことに遺憾ながら最悪の事態に突入して参ったと思うのであります。大臣も御承知のように、本日は東京都の教職員諸君が勤務評定反対のために重大な決意をもって職場集会その他を行なっておるようでございますが、これらの事態に対して、文部大臣としてはどのような御所見を持っておられますか。率直なところをお聞きしたいと思うのであります。
【次の発言】 文部大臣が昨夜来からこの事態を何とかして円満に収拾したい、そういう誠意を持たれて努力されたというただいまのお答えでございます。その御努力はされたでありましょうが、一体どういう御努力を文部大……


野原覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-29期-30期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

野原覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-29期-30期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 議院運営委員協議会 第1号(1955/11/18、27期、日本社会党)

○野原覺君 官房長官にお尋ねしますか、臨時国会を召集されたのは、鳩山第二次内閣、現内閣です。その召集された現内閣としては、今日一番問題になっておるのは、地方財政の赤字問題だろうとわれわれは考える。憲法第五十三条によって、両社なり往年の自由党は臨時国会の開会を要求しているわけですが、その案件として、地方財政の赤字問題をあげておったと私は思うのです。ところが召集されたその現内閣は、この臨時国会には地方財政対策を何ら考えていないのだ、こういうものはほったらかしていかれるというのかどうか、このことが一つ。  それからもう一つは、中小企業もやはり問題があります。特に今日の民間産業の賃金遅払いの問題、これ……

第22回国会 地方行政委員会文教委員会連合審査会 第1号(1955/07/20、27期、日本社会党(左))

○野原委員 まず自治庁の長官に御質問いたしたいと思います。その質問の第一点といたしましては、御承知のように私どもが地方財政を再建するという場合には、私はその内容は二つ考えられると思うのであります。 その一つは、今日ただいま地方公共団体が非常な赤字を背負っておるから、この赤字を何とかして埋め合わせなければならないということが一つ、もう一つは申すまでもなく、これから先地方公共団体が絶対に赤字を出さないような政治対策を講じてやらなければならぬ。この二つが地方財政再建の大きな骨格になるのではなかろうかと思うのでございますが、今回政府から出されておりまする財政再建促進特別措置法、こういうような法律でこの……

第22回国会 文教委員協議会 第1号(1955/10/04、27期、日本社会党(左))

○野原覺君 ただいま同僚の辻原議員から民主党から出されました「うれうべき教科書の問題」という。パンフレットについて詳細な質問が行われまして、大臣から御答弁があったわけでございますが、私は二、三ただいまの御答弁ではどうしても了解することのできない点があるわけでございます。従って以下重複する面があろうかとは存じまするけれども、このパンフレットの与えた影響というものがきわめて大きゅうございまするから、教育の最高責任者である大臣としては虚心に一つ私の質問に対してお答え下さるように私はお願いいたしたいのであります。  質問の第一点でございますが、辻原議員も申しておったことでありますけれども、端書き、初め……

第22回国会 文教委員協議会 第2号(1955/10/14、27期、日本社会党)

○野原覺君 ただいま平田委員から質問いたしました準要保護児童生徒の問題ですが、これは小学校だけでございますか。中学校もひっくるめて教科書についてはそんな子供にも何がしかの補助金を出す、こういう点についてもう少し詳しく御説明願いたいのであります。
【次の発言】 そうなりますと、学校給食につきましても、これは中学校はなんですが、小学校ではやっておりますけれども、学校給食についてもその点はお考えいただけることになっておりますか。
【次の発言】 その場合には学校給食費の全額を補助していただけることになりますか。
【次の発言】 そういたしますと、準要保護児童を一体何人くらいと踏まれるかということが問題に……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 内閣委員会文教委員会連合審査会 第2号(1956/02/25、27期、日本社会党)

○野原委員 大へん大臣もお疲れのようですが、問題が非常に重大でございますし、せっかくの連合審査会でありますから、私は重複する面があるかもしれませんが、大事な点についてはっきりいたしたいと思うのであります。  まず第一点は、臨時教育制度審議会設置法案の第二条についてであります。これは所掌事務ということになっておる。そこで第二条を見てみますと、内閣の諮問機関として置くのだ、教育の基本的な政策を検討するのだ、それからその基本的な政策を総合的に検討するのだ、こういうことになっておるのであります。私はこのことは、このこと、たけ切り離して考えるならば、これは確かに筋が通っておると思うのです。このことはわか……

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/04/07、27期、日本社会党)

○野原委員 議事進行について私発言を求めますが、ただいま篠田弘作君の発言中に事実と相違した点が二、三ございます。従って、私は事実に相違したその発言の個所については、委員長においてよく調査をされて、もし相違しておる個所が明確になりましたならば、直ちに速記録を訂正されるよう要求いたします。
【次の発言】 関井公述人に質問をいたしたいと思いますが、まず最初にお尋ねをいたしたいことは、あなたは党籍を持たれておるかどうか、持たれておるとすれば、今日では何党に所属されておるか、承わりたいのであります。
【次の発言】 私は、数日前の新聞紙上で拝見をしたのでございますが、あなたはこのたびの参議院の選挙に、全国……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/04/09、27期、日本社会党)

○野原委員 伊藤さんの非常に論旨明確な公述に対しまして私は傾聴いたしておったのでございますが、時間もございませんので簡単に関連をいたしましてお尋ねを申し上げたいと思うのであります。  第一点は、私ども、このたびの改正法案が出されましてからいろいろな角度から総括的な質疑を今日まで続けて参ったのでありますが、その際における私どもの質問をいたしました立場というものは、先ほど伊藤さんが述べられましたように、教育はあくまでも国民のものでなければならない、国民のためのものでなければならない、そういう点からいってどうしても公選制が正しいのではないかということであったのであります。これに対して、そこにいらっし……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1958/02/17、27期、日本社会党)

○野原分科員 文教問題につきましては、実は数限りない問題があるのでご、いますけれども、遺憾ながらほんとうの文部大臣がいらっしゃいませんので、これは文教委員会に割愛して、ただ私が予算審議の上で緊急に尋ねておきたいという点が、文化財保護委員会にあるわけであります。その点に限って御質問したいと思います。  これは保護委員長も御承知だろうと思いますが、今から四年前にオランダのハーグにおきまして、わが国は文化財の国際登録についての、いわゆるハーグ宣言というものに調印をいたしております。つまりその国で最も大事な文化財は、国際的にこれを登録して守ろうではないかというので、たしかユネスコ本部の主催で五十七ヵ国……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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