野原覚 衆議院議員
29期国会発言一覧

野原覚[衆]在籍期 : 26期-27期-|29期|-30期
野原覚[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野原覚衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

野原覚[衆]本会議発言(全期間)
26期-27期-|29期|-30期
第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 衆議院本会議 第8号(1960/12/17、29期、日本社会党)

○野原覺君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和三十五年度一般会計予算補正(第1号)、特別会計予算補正(特第1号)の政府原案に対して、その撤回を求め、わが社会党の編成替えを求めるの動議につき、提案理由の説明をいたさんとするものであります。(拍手)  今回政府から提出せられました補正予算は、申すまでもなく、総選挙直後の池田新内閣のもとにおける最初の施策ともいうべきでありますから、政府の予算編成における態度としては、何をおいてもその公約を可能な限り実現することに中心を置くべきであることは言うを待たないのであります。(拍手)特に、その中でも重要なことは、経済の成長下にありながら、所得格差の拡大と……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第54号(1961/06/08、29期、日本社会党)

○野原覺君 私は、日本社会党を代表いたしまして、衆議院議長清瀬一郎君の不信任決議案に賛成の討論をいたさんとするものであります。(拍手)  先ほど、自民党を代表いたしました小泉純也君が、今日の議会の混乱の因は社会党にあると言われたのでございますが、(「その通り」と呼び、その他発言する者あり)自民党の諸君がそのようなことを言っておるから今日の事態が混乱しておるのであります。(拍手)今度の国会について考えてみましても、最も混乱をしたのは農業基本法案の審議であります。次に混乱をしたのが、ただいま参議院で審議をされております政防法案の審議であります。  私ども社会党は、農基法案の審議において何を主張いた……

野原覚[衆]本会議発言(全期間)
26期-27期-|29期|-30期

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委員会発言一覧(衆議院29期)

野原覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-27期-|29期|-30期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 文教委員会 第7号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、当面する文教問題の中で最も重大だといわれております科学技術者の養成に関しまして、科学技術庁長官と文部大臣に対してお尋ねをしたいと思うのであります。  本年の三月十一日、今から四日前でございますが、科学技術庁長官池田正之輔氏から文部大臣荒木萬壽夫殿として、科学技術者の養成に関する勧告が出されておるのであります。私もこの勧告を手にいたしまして、しさいに拝見をさせていただいたのでございますが、読めば読むほど実に手きびしい勧告になっておる。科学技術庁長官は、もとより科学技術庁設置要綱に基づく、法の定めるところによっての勧告と言えばそれまででございますけれども、同じ池田内閣として……

第38回国会 文教委員会 第11号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連して……。法制局第二部長にお伺いしますが、今あなたの御答弁を承っておりますと、どうも私はよくわからないのです。あなた自信もおっしゃっておることが非常に難問なんでわかっていないんじゃないかという気もいたします。これは他の法令上との関連は、今御説明のように非常に疑義があると思うのです。これはやはり法案を審議するにあたって、そのような疑義を残して私ども審議できない。これはあなたの方でぜひ検討してもらいたい。よろしいですか、その点について承っておきたい。
【次の発言】 法制局長は、国会に対する法制上の疑義についての解明をしなければならぬ政府側の責任者ですから、あなたの個人的なそう……

第38回国会 文教委員会 第16号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 この法律はきわめて重大な法律であります。山中委員の質問に対する進行の状態を私拝見いたしましたが、本国会始まって以来の、文教委員会としてはまれに見るヤジが続出しております。このようなことは、私は文教委員会の審議のためにはなはだ遺憾にたえない。委員長は、そういうことのないように、私の質問中には静粛に一つ願いたいと思います。  そこで私はお尋ねをいたしますが、市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律、この中身を見てみますと、二つあるのですね。一つは死亡一時金を削る。もう一つは、ただいま山中委員が質問いたしました初任給調整手当を加える。この二つだけなんです。ところが、文部大臣の……

第38回国会 文教委員会 第20号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 免許法についてお尋ねいたしますが、同僚議員の質問と若干重複する点があるかもわかりませんけれども、きわめて重大な問題だと思われる点についてお尋ねをしたいと思うのでございますから、文部当局でも的確な御答弁をお願いしたいと思うのであります。  第一は、工業教員が教職課程を履修しなくてもよい、このことが今度の学校教育法の一部改正では相当な論議をされて、同僚議員からも再三質問があったわけでありますが、これに対して文部大臣は、工業教員の不足の現状から見てやむを得ない、理想から言うならば、なるほど教職課程を履修するということが法の建前でもあるので、その通りにしたいと思うのだけれども、今日工……

第38回国会 文教委員会 第24号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 ただいま提案されております高等専門学校の法案については、いろいろな角度から同僚委員の諸君から質問がされたわけでありますが、私は若干重複する面があるかもしれませんけれども、大事な点について大臣の御意見をただしておきたいと思うのであります。  まず第一にお伺いしたいことは、中教審に諮って了承を得ました、こういう答弁がなされたのでありますが、事は学制の根本に関する問題なんです。教育制度に関する問題でございますから、中教審に対しては当然諮問をして十分なる論議をしていただくことが、文部省設置法二十六条の中教審を設けた趣旨ではないかと私は思う。一体了承を求めたということはどういうことでご……

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 きょうは科学技術庁の池田長官にお越しをいただいたのでありますが、私は五月二十日の新聞記者との池田長官の会見で、科学技術者の養成のための勧告についての声明書を新聞で拝見をしたのであります。この問題は、長官はどのようにお考えになっておるか知りませんが、科学技術者の養成ということは、これは国策の最も大事な問題でもありますから、新聞を通じて国民諸君にアッピールするということはわかりますけれども、私は今日まで文教委員会が取り上げてきた経緯等から考えてみても、当然長官は文教委員会において、この国会を通じて国民の前にあなたの心境なり、この前の勧告についてはこういうことになったということの積……

第38回国会 文教委員会 第28号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連して……。今山中委員から近畿大学の問題について質問なり要望をなされたのでございますが、私はこの問題は実は看過することのできない重要な問題でございますので、二、三きわめて簡単に関連をしてお尋ねをしたいと思うのであります。  その第一は、近畿大学の定員の問題が出されましたが、私も最近入手をして驚いたのでありますが、法学部は三百二十名の学則による定員に対して八百五十、商学部は学則定員三百二十に対して一千七十七、これが現在の学生の数です。経済学部は定員三百二十に対して一千百二十四、化学科に至っては、一年から四年まで各学年の定員四十で百六十名、これに対して三百六十、機械科は百六十に……

第38回国会 予算委員会 第8号(1961/02/10、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、主として労働問題、それから教育問題、なおまた当面いたしておりまするその他の若干の重要な問題について質問をいたしたいと思うのであります。  まず最初にお尋ねいたしたいことは、八日の英国の下院におきまして、池田総理の先月三十日の社会党の加藤勘十氏の質問に対する答弁が問題にされておるのであります。この新聞報道を私も昨晩手にいたしまして驚いたのでございますが、「ロンドン八日発UPI・共同」の報道といたしまして、読売の記事によりますと、「英保守党のコートニー議員は八日英下院で、池田首相が二十八日行なったイギリスの対中国対策に関する発言は明らかに誤ってお……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 外務委員会 第10号(1961/10/28、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 時間がありませんので、私は端的にお尋ねをしたいと思うのです。同僚の大原委員からも申されましたように、本来ならばこのILOの問題は、社会労働委員会で私ども追及するはずであったのであります。しかし、きょう外務委員会に特にお願いをしてここに問題を出したゆえんのものは、ILO九十八号と公労法四条三項の関係です。この問題は私は予算委員会で労働大臣にお尋ねをしたのでございますが、なおその際に労働省から文書で回答がありましたけれども、一向に要領を得ないのです。全くお話にならぬナンセンスな回答しか出されていない。外務大臣も御承知のように、ILOの九十八号条約というのは、一九五三年に批准をして……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連。ただいま湯山委員からいろいろ質問がなされたわけでありますが、実は私は予算委員会で時間があればもう少しお尋ねをしなければならぬ点を痛感いたしておったのでありますけれども、時間がなくて中断いたしておるのであります。今、湯山君との問答を承っておりますと、どうもはっきりしないのです。文部大臣のお考えが私にはどうしてもまだ明確につかめない点があるのであります。そこでお尋ねをいたしますが、劣等民族とはおっしゃらなかった。これを言ったら大へんなんです。朝鮮人やアフリカ人は劣等民族だ、これは国際的に大問題になります。アフリカ土人は最近独立をし、朝鮮民族は残念なことに南北二つに分かれては……

第39回国会 文教委員会 第6号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 関連して。  今横路委員からお尋ねをしておる事務の解釈の問題ですが、私はこれは非常に重大だと思うのです。今の横路委員も指摘しましたように、これは確かに拡大解釈です。あなたの方は教育内容の調査も事務に入るのだ、こういう見解でございますが、これは大へんな問題だと思う。そこでこれはあとで法制局においでを顧って――こういうような解釈で教育行政が行なわれますことは非常に問題でございますから、これは明確にしておかなければなりませんから、あとで法制局長に一つお越しをいただいて究明したいと思のであります。そこでお尋ねをしたいことは、文部省から「昭和三十六年度全国中学校一せい学力調査実施要綱」……

第39回国会 文教委員会 第8号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 学力テストの問題で先ほど来同僚の横路君からいろいろな角度から質問があったのでございますが、私は関連をいたしまして、明確を欠く点が文部大臣の答弁にたくさんございましたので、重ねてお尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  まずその第一点は、指導要録の記入の問題。指導要録の記入は校長の義務であるのかないのかという横路君の質問に対して、著しく適正を欠くものだということのお答えしかないのであります。横路君は重ねて、それは法律に違反をするのかそれとも不当であるのか、違法か不当か、こうお尋ねをいたしたのでございますが、ついに大臣は先ほどはこの点について明確な御答弁をなさっていないので……

第39回国会 文教委員会 第9号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 朝ほどから横路委員の質問に対して文部大臣から答弁がなされておるわけでありまして、私も拝聴いたしましたが、失礼でございますけれども、全く答弁が支離滅裂だと思うのであります。その点は質疑の中で漸次明らかにして参りたいと思いますが、こういう答弁をあなたはなさっておる。学力テストは単なる事務ではないかという質問に対しては、きょうはどういうものか、従来の答弁を変更して、教育の内容ではないということをお認めになられた。単なる事務だ、こういうことになったようであります。学力テストというものが単なる事務と、こういたしますと、教師が児童生徒を教育するということは教師の本務であります。学校教育法……

第39回国会 予算委員会 第6号(1961/10/09、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、主として労働問題、それから給与の問題、そして当面する文教の重要な問題の若干についてお尋ねをしたいと思うのであります。時間が制約されておりますから、質問の方もできるだけ簡潔にいたしたいと思いますが、政府側におかれましても答弁は一つ明快にお願いしたいのであります。  まず第一にお伺いいたしたいことは、ILOの八十七号の批准の問題であります。これはすでに御承知のように、さきの岸内閣のときに批准の方針が出されまして、池田内閣に至りましては、第三十八通常国会の冒頭に、しかも施政方針演説の中に八十七号を批准いたしますということを国の内外に宣明いたしたのであります。しかも岸内閣の労働……

第39回国会 予算委員会 第8号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府提出の補正予算案並びに民社党の組替え動議に反対、社会党の編成替えを求めるの動議に賛成の討論をいたさんとするものであります。  私は、ただいま自民党の代表の方の本予算案に対する討論を拝聴いたしたのでございますが、いかに与党とはいいながら、政府を弁護することにのみきゃうきゅうたるその論旨には、国民の皆さんとともに大きな失望を感ぜざるを得ないのであります。(拍手)  そこで、私は、少しく時間を要しますけれども、詳細に、端的に、私ども社会党の今次補正予算に対する見解を述べたいと思うのであります。  まず、今回の補正予算の位置づけの問題であります……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第12号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 午前中の穗積委員の質問に続きまして、私は日韓会談についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  今回日韓の外相政治会談が持たれておるわけでございますが、まずこの点についてお尋ねいたしたいのであります。政府は日韓会談については事務的折衝が煮詰まったという考えのもとにこの政治会談を持たれたかどうかということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 三月十日でございましたか、韓国新聞・通信社の在京特派員が外務大臣に対して質問書を出しておるのであります。この質問書の第一問に対する回答として、あなたはこういうことを述べておる。日韓会談の請求権小委員会においては、かねてより、請求権に関……

第40回国会 文教委員会 第15号(1962/03/19、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 相当時間も経過いたしておりますし、三人の先生なり知事さんもお疲れでございましょうから、私はきわめて簡潔にお尋ねを二、三いたしたいと思うのであります。  一つの問題は、これは知事さんはよく御承知でございますが、若草山――奈良のシンボルといわれる山でありますが、この若草山に、料理温泉の旅館が建てられておる。私は、これが建てられるときから実は問題にして、この文教委員会で取り上げてきたのですけれども、とうとう建ってしまった。私の選挙区は大阪でございますから、奈良はもうほんのわが家同然であり、しょっちゅう行くのであります。だから、奈良について私はよく知っておるのでございますが、あの若草……

第40回国会 文教委員会 第21号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 二、三の問題についてお尋ねしたいと思うのですが、まず最初に、調査局長からアジア文相会議の報告がございましたから、一、二点文部大臣にお尋ねをしたいと思うのであります。  率直に言って、人工衛星の時代です。それに八%しか字が読めない。科学技術どころじゃないのです。字の読めるのが八%だ。こういうことになったのは、いろいろな原因があろうと思うのです。これは原因は一つや、二つや、三つやじゃないと思う。しかし端的にいって何が一番大きい原因だと日本の文部大臣として考えておられますか、承っておきたい。
【次の発言】 そういうことになったのはなぜかということです。たとえば風土的なものもあるし、……

第40回国会 予算委員会 第8号(1962/02/05、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、社会党を代表いたしまして、今日最も大きな、最も重要な問題になっております日韓会談を中心に、ILO、その他、時間があれば、文教の若干の問題にも触れてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  日韓問題に入ります前に、私は二月三日の読売の夕刊で拝見いたしたのでございますが、フィリピンとの通商条約についてお尋ねをしてみようと思うのであります。  この二月三日の報道によりますと、日比通商航海条約の内容を変更するために、フィリピン大統領がこの旨を指示したとあるわけであります。外務大臣はこの点お読みになられたと思うのでございますが、これはマカパガル大統領の記者会見の発言でございますの……

第40回国会 予算委員会 第17号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 外務大臣にお尋ねをしたいと思うのであります。外務大国は過ぐる二月二十日に予算の第二分科委員会が開かれまして、私は主として竹島の問題についてお尋ねをいたしたのであります。ところが、この竹島の問題に対する私の答弁が、一昨日二月二十七日の外務委員会において取り消されたというのであります。私に対する答弁は、野原個人に対する答弁ではない。予算第二分科会というのはこれは予算委員会であります。予算委員会におけるところの論議を、何ら予算委員会の了解もなしに勝手に外務委員会で外務大臣が取り消しておるというのであります。私はこれは許すことができないと思う。そういう事実があったのか、なかったのか、……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 文教委員会 第4号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 同僚の村山委員なり、それから小林委員から高校急増対策について質問がされまして、政府側から御答弁があったのですが、私はただいまの質疑応答を聞いて、まず第一に感じたことは、一体今日まで文部省というのは何をしておるのか。少したるんじゃいませんかということです。これは荒木さんが御不満があるなら不満をおっしゃっていただきたい。たるんでおるじゃないかとはっきり言います。村山委員がこのズレの実態についていろいろな角度から質問をいたしました。進学率は、都道府県とあなたの方の計画とでは昭和三十七年度で二十四万の差が出ておる。そうしたら、それに対して福田局長は答えています。六〇%は政府の最低保障……

第41回国会 予算委員会 第2号(1962/08/21、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 総理大臣と外務大臣が、外務大臣は産投の審議に出られており、総理大臣はその他の所用のためにおくれて、十一時半までには出席されるということでございますから、外交案件に対する私の質疑はその後に譲りまして、まず最初にお尋ねいたしたいことは、法務大臣に対してであります。お聞きしたいことは、今回行なわれました参議院の選挙において、新聞によりますと空前の選挙違反だといわれておるのであります。私どもは日本の民主政治のためにきわめて遺憾にたえないのでございますが、空前の違反というのは、一体中身はどうなっておるのか、その実態について詳細に法務大臣から御説明をお願いしたいと思うのであります。

第41回国会 予算委員会 第5号(1962/11/09、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、公務員の給与に関する問題と、それから文教の若干についてお尋ねをいたしますが、同僚の辻原君から給与に関する問題の質問を申し上げましたので、関連がありますから続けて給与の点を最初に取り上げたいと思うのであります。  ただいま、辻原君の質問に対して、給与担当の大橋労働大臣から、人事院の勧告につきましては政府はその内容を十分に検討をいたしました、こういう御答弁があったのであります。それならば、私はお聞きをしたいのです。今日、公務員の諸君が、物価の値上がりにも今度の人事院勧告は及ないではないか、こう言っているのですが、この点はあなたは給与担当大臣としてどうお考えでございますか、お……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第6号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 大事な問題ですから、関連を……。
【次の発言】 あとで質問できますか。

第43回国会 国際労働条約第八十七号等特別委員会 第7号(1963/07/05、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 今回提出されております八十七号の批准、それからこの批准に伴うところの関係国内法の改正についてでございますが、先日来わが党社会党の河野委員、それからきょうはまた有馬委員から質問をいたしましたところ、人事院総裁の佐藤さんが所見をお述べになられたのであります。私は、この人事院というのは、御承知のように公務員にとっては争議権が剥奪されたために設けられた重要な代償機関でございますから、その代償機関であるところの公平、中立的な人事院総裁の責任のある発言というのは、きわめて重大であろうと思うのであります。  そこで、労働大臣にお伺いいたします。あのような佐藤総裁の発言は、聞くところによれば……

第43回国会 社会労働委員会 第17号(1963/03/06、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 時間の関係もございますから、できるだけ簡潔にお尋ねしたいと思うのであります。私の質問したいことは、看護行政がおもであります。そのことについて若干お尋ねをしたいのであります。  まず第一にお伺いしたいことは、どこに行きましても看護婦さんが足らぬという声を私どもは聞くのでありまして、一体国会ではこの種の問題は論議したことがあるのかということを聞くのであります。そうなって参りますと、私も全く医療の関係はしろうとでありますけれども、一度お尋ねをしておかないというと、これは答弁もできないということもありまして、きょうは二、三の問題を中心にお伺いいたしますが、一体どれだけ足らぬと厚生省は……

第43回国会 文教委員会 第12号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 学校給食について二、三お尋ねをしたいと思うのであります。  学校給食が子供の体位向上なりその他いろいろな面において教育上の成果を上げておるということは、これは申すまでもないことでございまして、私はある意味では児童憲章の実践を果たしておるとも言えようかと思うのであります。そこで、この学校給食を充実させるために文部省もかなりの努力はされておるようでありますけれども、しかし私どもの目から見ますと、少なからざる不満があるわけです。そこで私は二、三その点を指摘しながらお尋ねをしたいと思うのですが、まず第一は学校給食調理員の問題であります。学校給食調理員というのは文部省の設置基準によって……

第43回国会 文教委員会 第17号(1963/05/24、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 文部大臣にお尋ねをいたしますが、私はきょうはPTAの問題について文部当局の見解をただしたいと思うのであります。  まずお伺いしたいことは、PTAというものは戦後できた組織でございますが、何のためにPTAというのはあるのかという点について、文部大臣のお考えを承りたいと思うのであります。
【次の発言】 そういたしますと、これは父兄と教師がなければPTAというものは成立しない。しかもその目的とするところは申すまでもなく子供のしあわせを願うための一つの集団だ、こういうことになろうかと思うのであります。  そこで私は具体的にお尋ねをいたしますが、そうなりますと、これが特定の政党のひもつ……

第43回国会 文教委員会 第26号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 重要な個所につきましては、質問が同僚議員によって行なわれておりますが、しかし、私ただいままで、大臣なり関係者の御答弁を拝聴いたしておりまして、非常に不満です。御質疑に対する的を得た答弁をことさらに回避しておられる。したがって、私は受田君の関連ということで、委員長が許可をされたのでありますので、文字どおり関連をしてお尋ねをいたします。  そこで、国立大学総長の任免、給与等の特例に関する法律案でございますが、きわめて条文が簡単ですね。ところがその中身というものは実に重要なものを持っておる。そういう角度で私はお尋ねをしますから、ひとつ簡明、率直な御答弁をいただきたい。  まず第一点……

第43回国会 予算委員会 第5号(1963/02/02、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 私は、日韓問題と文教、労働の問題を中心に政府にお尋ねをいたしたいと思うのでございますが、日韓の問題につきましては、本委員会におきましても、勝間田、木原、午前中に春日君が質疑をいたしておるのであります。その質疑を承りましても、政府の答弁は、どうも私が聞きまして明確を欠いておる。そこで、私は若干重複する点はございますけれども、この問題について、今少しく掘り下げてお伺いをいたしたいと思うのでございます。  第一にお尋ねいたしたいことは、日韓の間の諸懸案の一括解決がなければ日韓の国交正常化はできないんだ、やらないんだということを総理は再三言明されておるのであります。そこで、この諸懸案……

第43回国会 予算委員会 第20号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 昨日の予算委員会におきまして、私どもの党の島上議員が選挙違反に関して質問をいたしたのであります。そこで、私も、これに引き続きまして若干お尋ねをいたしたいのでございますが、まず、国家公安委員長にお尋ねをいたします。  今回の東京都の知事選挙によって逮捕された者は何人であるのか、その内訳は、にせ証紙で何名、はがきの買い取りで何名、買収、供応、それからやじ妨害、その他、五項目に分けて、逮捕の人数を明らかにしていただきたいと思うのであります。―公安委員長が来るまで待ちます。これは質問通告いたしておりますから……。
【次の発言】 法務大臣にお尋ねいたしますが、その中で、起訴されたものは……


野原覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院29期)

野原覚[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 文教委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1961/04/01、29期、日本社会党)

○野原(覺)委員 きょうは科学技術の振興に関して、科学技術特別委員会と文教委員会が連合審査を持ったわけでございますから、私は委員長に対してぜひとも池田総理の御出席をお願いしなければならぬと思って強く要請したのでございますが、都合によってお見えにならぬのであります。そこで総理の代理として官房長官がお見えのようでございますから、私は官房長官に申し上げておきたいことは……。来ていませんか――それでは質問を待ちます。
【次の発言】 官房長官がやがてお見えになるようでございますから、重要な問題に対する質問はあとに回すわけでございますが、官房長官に関連のない問題について二、三点お尋ねをしておきたいと思うの……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私どもは荒木文部大臣の教育に対するものの考え方、それからあなたが文部大臣になられましてから、あちらこちらでお話になられたことなり、それからなさっておられる文部行政につきまして実は若干の批判を持つのであります。問題点がかなりあるのではなかろうかと実は思っておるのでございます。そこで私は、実はきょうはそれらの点についてもたださなければなるまいかと思ったのでございますが、この文教の予算分科会における質問者が十数名もございます。しかも予算分科会という性格から考えまして、その問題は他の機会に譲って、いずれあらためて掘り下げてお尋ねいたすことにいたしまして、予算に関係のある重要な点の二……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は厚生行政の二、三の点についてお尋ねをしたいと思うのであります。もうすでに午後七時に近いのでございまして、朝から審議の引き続きで大臣もお疲れでありましょうが、できるだけ簡潔にお尋ねをしたいと思いますので、的確な御答弁をお願いしたいのであります。  第一にお尋ねしたいことは、都市清掃の問題でございます。この都市清掃は大臣も御承知のように、昭和二十九年に清掃法が公布されましてから、都市清掃事業というものはよほど強化拡充されて参ってきておるのであります。しかしながら私どもに言わしめますと、なお清掃法自体に検討を要する問題がありはしないか。それから清掃法に基づく清掃施行令にも問題……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 労働大臣にお尋ねをしたいのでありますが、まず第一点は、労働省は、聞くところによりますと、労働基準法を実施するについて極秘の通牒を出して、その極秘の通牒に基づいて行政指導をされているということを聞いて私は驚いておるのであります。しかもその極秘の通牒の文書を、私聞きましたから拝見したいと思って労働省のある人に要求をいたしましたところ、それにはナンバーを打っておる。ナンバーの一番はだれだ、こういうように登録をされておりますから、こういうものをうかうかあなたから議会で出されたときには私は大へんなおしかりを受ける、こういうのであります。官庁が極秘の通牒を出されるということは、それはあ……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 この第三十八国会もちょうど会期の半ばに達したわけでございまして、衆議院の予算委員会も大詰めにきたわけでありますが、文部省としてはこの三十八国会にどのような法律案件を提出されるのか、もうすでに決定しておると思いますので、委員会で採決した面をも含めて全体について一つ申していただきたいのであります。
【次の発言】 そこでこれから提出する案件については、これはすみやかに出されることと思いますが、その中で学校法人の紛争の処理に関する法律案、これはまだ出しておりませんね、いつ出しますか。
【次の発言】 これは大臣にお尋ねしますが、目下検討中ということは、この案件を国会に出すかどうかとい……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 国会に関係することで若干お尋ねをいたしたいと思うのであります。けさほど横路君からいろいろ質問したと思うのでありますが、なるべく重複を避けてお尋ねをいたしたいと思いますので、時間もありませんから、簡潔明快に御答弁をお願いしたいのであります。  まず最初にお伺いしたいのは、国会図書館の問題です。御承知のようなりっぱな国会図書館ができ上がって、実にデラックスな新館ができ上がったのでありますけれども、実はその評判がなかなかよくないのであります。中の運営において私はそのことを聞くのであります。一般の都民の皆さんから、何だ、建物だけ新しくて、中はさっぱりだめじゃないか、こういうことを聞……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は地盤沈下の問題を中心に政府にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  建設大臣もよく御承知のように、大都市周辺の地盤が沈下をしておることは、今日のわが国の政治の上にとっても最も大きな問題ではなかろうかと、実は私どもは思っておるのであります。東京都の周辺が沈下をする、それから新潟市の付近一帯が沈下をする、その中でも最も深刻な事態に直面しておりますのが大阪市を中心とした一帯、特に大阪市の西部から尼崎にかけての地盤沈下の事態というものが、まことに深刻な事態に置かれておることは、大臣もよく御承知の通りであります。昨年は第二室戸台風が起こりましたが、第二室戸台風の被害額は大阪市で……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は主として竹島の問題についてお尋ねをしたいと思うのです。そこで、まず竹島の問題でお尋ねをいたしますその最初に申し上げたいことは、辻富蔵という人が、それはその外若干名おりますが、島根県と国を相手取って告訴をいたしました。これは外務大臣御承知だろうと思うのであります。その訴状によりますと、この辻富蔵という人は、昭和二十九年の二月に竹島の燐鉱採掘権を得ているのであります。ところがその前年には、すでに韓国が竹島を占拠したために、採掘権を得たこれらの数名の者が鉱業権を完全に実施することができない。そこで問題が起こってきたのでありますが、その鉱業権を完全に実施することができないにもか……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は、都市清掃の問題を中心にお尋ねしたいと思うのです。  都市清掃の問題と申しますと、ごみの問題と屎尿の問題ということになるわけでございますが、大臣も御承知のように、実は昭和二十九年に清掃法というのが制定公布されておりまして、その十八条には国庫補助の規定がうたわれているわけであります。その国庫補助の規定の一項に「ごみ又はふん尿を処理するために必要な施設の設置に要する費用」、つまり第十八条には、国庫補助の対象として「ごみ又はふん尿を処理するために必要な施設、」こうなっておるわけであります。ところが、その第十八条を受けました施行令の第六条では屎尿消化槽の設置だけしか規定をしてい……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 国連局長にお尋ねをしたいと思います。  今、山花委員からILOの問題で労働大臣に質問がなされておったわけでありますが、八十七号条約については、日本政府としてはILOに対して何回約束をしてきたのか、その回数、これは国連局長から御答弁を願います。
【次の発言】 七回ではないでしょう。
【次の発言】 今御答弁がありましたように、九回約束をしておるのであります。私はILO結社の自由委員会第五十八次報告を手にして見たのでありますが、その二百十九項に、「日本政府が一九五九年二月二十五日以来、九回にわたって批准の意向を表明してきた同条約が、いまだ日本によって批准されない事実に失望を表明す……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 きょうの分科会の質疑は私が最後のようであります。従って前の委員の質問等と重複する点もたくさんあろうかと思うのでありますけれども、これは一つ御容赦を願いたいのであります。できるだけ簡潔に行ないたいと思います。  まず第一点、お尋ねいたしたいことは、教科書の問題です。教科書の一四%値上げ、これは決定したようでございますが、大臣御承知のように、教科用図書審議会から答申がなされたのが十二月十一日であります。教科用図書審議会には文部大臣がこの教科書の値上げについて諮問をされた。諮問をされたその認可権者が、答申もないのに二割の値上げやむなし、こういう談話を出したり、放送をしたりすること……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は国会関係で若干お尋ねをいたしたいと思いますが、まず第一にお伺いしたいことは、深夜の国会対策の問題であります。私も新聞で拝見いたしましたが、昨年の十二月十七日に、いわゆる徹夜国会なるものが遺憾ながらあったのでございます。このときに泊まり込みの職員九百人に虫の入った乾パンを食わした、こういうのであります。虫の入った乾パンを食わしたという記事を見て驚いたのでございますが、これは一体どういうことになってそのようなことになったのか、これは事実なのかどうか承りたい。
【次の発言】 倉庫にあった乾パンだというお話で、これは非常用に備蓄しておった、こういうのですけれども、一体非常用にそ……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 議事進行の発言をお許し願います。  ただいまの楢崎君の質問に対する林長官の答弁、これは福岡県当局と防衛庁関係の地元の当局を参考人として喚問し、事態を明確にしなければならぬと思うのであります。内閣委員会もございますけれども、本予算委員会内に起こった問題でございますから、本予算委員会の終了するまでに参考人としての喚問を主査においてお取り計らい下さるように要望申し上げます。
【次の発言】 議事進行であります。  明日もこの分科会は防衛問題を続行するわけでございますから、ただいま防衛庁長官の御答弁によりますと、実情を詳細に調査して善処するということでございますから、明日、ただいまの……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は、工業用水道の問題と、それからスーパーマーケットについての政府の施策に関しまして、若干お尋ねをしたいと思うのであります。  昨年の通常国会で、ビル用水のくみ上げの規制を行ないましたし、同時にまた工業用水法の一部改正もやったのであります。このビル用水にしても、工業用水法の一部改正にいたしましても、昨年の国会において特に問題になりましたのは、大阪市を中心にした阪神一帯の地盤沈下がはなはだしいというので、これはどうしても地下水のくみ上げを強力に規制しなければならぬではないか、こういう世論の背景もございまして行なわれたことは、通産大臣あるいは建設省当局においても御承知の通りであ……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第9号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は運輸交通行政の若干についてお聞きしたいと思います。警察の交通局長においで願うことになっておるのでありますが、まだお見えでございませんから、順番を変えて、運輸省当局に二、三お尋ねをしたいと思うのであります。  御承知のように、大都市交通は完全に麻痺ですね。自動車交通量の増大で完全にもう大阪、東京は麻痺です。動きがとれないのです。この種の問題はいろいろな委員会でもうすでに御論議があったと思いますけれども、結局運輸大臣としてはどういう対策を立てるべきだという明確なお考えをお示しいただきたいと思うのです。
【次の発言】 この種の麻痺の問題はきのうきょうに始まったことじゃないので……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は大事な点について若干お尋ねをしたいと思うのであります。大臣もなかなかお疲れのようでございますが、国会ともなれば大へんなことだろうと心から御同情申し上げます。しかし私は明快なる質問をしたいのですけれども、歯を抜かれてしまって、発音がはなはだ不明瞭になろうかと思いますが、悪しからず御了承をお願いしたいのであります。  第一点の質問は、ここにこういうものが配付になった。義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案、私はこれを拝見したのであります。従ってこの教科書の無償給与の政府の措置、計画についてまずお尋ねをいたしたいのであります。  大臣も御承知のように本年の四月に入……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 同僚の島本分科員から環境衛生の、特に屎尿とごみにつきましてお尋ねをいたしましたが、この問題は厚生省としても重要施策として打ち出されておりまするし、なお、わが国としては最も緊急に整備しなければならぬものであろうかと存じますので、私は昨年の通常国会でお尋ねをいたしましたが、引き続いて昨年の質問の上に立って、今年度の政府の計画その他について、若干お伺いしたいと思います。簡潔にお尋ねしますから、時間の関係もございますから、よく私の質問をお聞き下さって、これも一つ率直簡明な御答弁をお願いいたします。  第一点は、屎尿処理施設等の整備に関する今年度の予算を拝見いたしました。これは緊急五……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 私は前質問者の山花委員に続きまして賃金の問題、雇用の問題等を中心にお尋ねをしたいと思うのであります。  まず第一にお伺いしたいことは政府の賃金政策であります。昨年の秋でありましたが、池田総理がヨーロッパを御訪問されまして、「日本の賃金事情」というパンフレットを、大公使館を通じてずいぶんまかれたそうでございますが、一体どれだけの部数をヨーロッパにまいてこられましたか、労働大臣にお伺いをいたします。
【次の発言】 「日本の賃金事情」というパンフレットにつきましては外務省が印刷をしたと申しますが、この書物を見ますと労働省、外務省の発行になっておりますが、労働省も責任を持ちますか。

第43回国会 予算委員会第二分科会 第9号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○野原(覺)分科員 外務大臣にお尋ねをしたいと思うわけでございますが、すでに新聞が報道しておりますように、前の韓国の中央情報部長でございました金鍾泌氏がきのうの夕方日本に入ってこられたようであります。金鍾泌氏が中央情報部長をおやめになられるにあたっては、いろいろな情報が流れておるのでございますが、その金鍾泌氏が何をもって今の段階で日本に来られたのであるのか、その目的は何でございますか、しかもどういう資格で日本に入ってこられたのでございますか、承りたいと思うのであります。
【次の発言】 そういたしますと、金鍾泌氏といえば、あなたが財産請求権の問題で、大平・金会談であのような妥結を見た日韓会談を促……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

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