島口重次郎 衆議院議員
30期国会発言一覧

島口重次郎[衆]在籍期 : 28期-|30期|-31期
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このページでは島口重次郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

島口重次郎[衆]本会議発言(全期間)
28期-|30期|-31期
第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第38号(1966/04/08、30期、日本社会党)

○島口重次郎君 ただいま説明のありました中小企業白書に対し、日本社会党を代表いたしまして、佐藤総理及び関係各大臣に質問せんとするものであります。(拍手)  白書の問題の第一点は、その姿勢にあります。  白書の解説によりますると、中小企業の苦境、歴史的な倒産激増の理由を、長期にわたる景気の沈滞と、高度成長期以降における構造の変化等の背景のもとに、第一には、小規模業者の乱立、第二には、低い生産力と技術、第三には、資金調達力の弱さを指摘しておりますが、中小企業者は、好きこのんで生産力の低さや高い金利の支払いを求めてやっておるのではありません。また、命が幾らあってもたまらないといわれておる高利貸しの金……

島口重次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

島口重次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 商工委員会 第14号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○島口委員 質問と答弁で十分程度に制約をされておるそうでございますから、金融問題だけにしぼりまして総理の所信をお尋ねしたいと思います。  政府の三金融機関と称する中小企業金融公庫、国民金融公庫、商工中金の融資ワクは、三十八年度におきまして一千二百八十三億に対しまして、三十九年度におきましては二五%の三百三十四億を増ワクしておるにすぎないのであります。こういう状況では、せっかくの手形割引保証制度ができましても、意味がないと考えます。一般会計におきましては、中小企業者を対象といたしました近代化補助金は、三十八年度の予算におきましては四十一億円、三十九年度におきましては四十五億円でありまして、約一〇……

第46回国会 商工委員会 第15号(1964/03/03、30期、日本社会党)

○島口委員 今度の中小企業に関する財政投融資を見ますると、約二七%の増になっておるのでありますが、この二七%の増額というのは何を基準にしておられるか。その点、政務次官なり中小企業庁長官なりからまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明のとおり一千六百十七億、拡大率約二七%というのは、前年度に基礎を置くというようなお話でありますけれども、最近、特に昨年の十一月から破産、倒産が多い、さらに今年に至りまして、二月になりましてから拡大しておるというような状況を未然に防止し得るというような確信があってやっておるのかどうか、こういう点をお尋ねしたいと思います。

第46回国会 商工委員会 第19号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○島口委員 関連して。中野長官にお尋ねいたしますが、先ほど来金融べースに乗れない、いわゆる国民公庫なりあるいは信用保証制度のベースに乗れないものをどうするんだ。答弁がないわけですね。あなた方、自分たちのやっている金融行政がわかりませんか。金融ベースに乗れないものに対しましては厚生年金制度で出しているじゃないですか。どうですか。
【次の発言】 中小企業庁の所管でない、こう言いますけれども、国民金融公庫の中に更生資金制度があるじゃないですか。
【次の発言】 これは金融ベースには乗らなくて、それで生活をしていかなければならぬという、それで更生資金と称している。一定のワクがあるんです。そういう制度があ……

第46回国会 商工委員会 第22号(1964/03/18、30期、日本社会党)

○島口委員 時間もないようですから、要点だけを質問したいと思います。  第一番には舟山中小企業金融公庫の総裁にお尋ねいたします。先ほども説明があったようでありますけれども、直接貸しと間接貸しの計数がどうなっているか。できるならこの間接貸しというものは縮小いたしまして、直接貸しに強力に転換すべきじゃないか。なぜかと申し上げますと、代理店になっておられます市中銀行では、おのれのコマーシャル・ペースで操作する面が多いんじゃないかという面から、できるだけ直接貸しをやるべきじゃないか。それから、そういう点から考えて、直接貸しをしようといたしましても、支所というものは大きなブロックに一つよりない。最近に至……

第46回国会 商工委員会 第25号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○島口委員 この中小企業金融公庫の中に、公庫債の借り入れ金が百億入っておりますけれども、これがどの機関によって消化する予定であるか、まずそれから聞きたいと思います。
【次の発言】 そうすると、中小企業金融公庫のワクが若干拡大したというけれども、都市銀行やら、あるいはそれらに関連いたしました銀行等が債券を消化するとなりますると、都市銀行から融資を受けましても、中小企業金融公庫からお金を借りましても、窓口は違うけれどもワクは拡大しないということになりますけれども、その点はどうなりますか。
【次の発言】 いまの例から見ますと、都市銀行はオーバーローンをやりまして相当金融が切迫をしておる、そういう際に……

第46回国会 商工委員会 第56号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○島口委員 今度の団体法の一部改正案につきまして、大きな政策的な問題がたくさん裏に控えていると思うのであります。それらの問題につきましては通産大臣にお尋ねをしたいと思いますので、順番を変えまして、通産省のほうから来ておる方、たばこの専売公社の方々、農林省の方に質問いたしまして、本論のほうはあとで大臣が来ましてから尋ねたいと思います。  そこで、中小企業基本法にもあるとおり、国なり県なり地方自治団体が発注いたします際には、中小企業のほうを尊重いたしまして最大限発注するというのが基本法で定められた方針だと考えております。ところが、ただいま久保田委員からもお話があるように、高度成長政策により、あるい……

第46回国会 商工委員会 第59号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○島口委員 大臣にお尋ねいたしますが、今度の中小企業団体法につきまして、政府が提案されました姿勢をお聞きしたいのであります。  去る選挙におきまして、池田総理は、高度成長政策やら開放経済に移行いたしまして、そのしわ寄せが中小企業等に相当以上の影響がある、深刻な世相であるから革命的な施策をやるという公約をいたしたのであります。今度通産省から提案されました法案を見ましても、革命的な施策と称するものがわれわれにはちょっと理解できないのでありますけれども、団体法の提案が革命的な施策とどういうような関連があるか、一応お尋ねしたいのであります。
【次の発言】 大臣の答弁を聞きますと、一生懸命やるという意味……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 商工委員会 第1号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○島口委員 ただいま説明のあったとおり、破産、倒産が激増しておる。それで破産、倒産の状況をただいまの報告だけでなく、もっと掘り下げて聞いてみたい。さらにそれに対する、年度の初めからいま来ようとしている三十九年の年末の金融対策についてお尋ねしたいと思います。  そこでいろいろ破産、倒産の数字を教えてもらいましたけれども、実際問題としてはもっと多くあるのではないか、こう考えます。商工興信所の調査によりますと、一千万以上の負債のあるものだということを前提にして書いておるけれども、それ以下のものは、推定で検討いたしますと、どういうような結論が出てくるかという問題、それから商工興信所の方にお聞きしたいけ……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 商工委員会 第21号(1965/03/30、30期、日本社会党)

○島口委員 一昨年、総選挙の際に池田総理は、中小企業、農業対策で革命的な施策をやると、こう言っておりましたけれども、池田内閣の時代にはそういう施策が見られなかったのであります。その後、佐藤内閣が池田政策を踏襲いたしまして、今度中小企業信用保険法の看板である無担保、無保証を見ますると、ただいまの資本主義経済社会におきましては、まさに革命的である、こう考えるのであります。ところが、この看板だけ見ますると、だれでも保証の申請をする、融資の申し込みをいたしますると借り得るような印象を受けるのでありますけれども、ほんとうに中小企業者である限りだれでも融資の保証をお願いすれば融資ができるのであるかどうか、……

第48回国会 商工委員会 第22号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○島口委員 関連して質問します。  ただいま、大体の年度の仕事の目標として五万件くらいを考えておる、こういう点の問題なんですが、庶民がこれを要望いたしまして、これに救済されるというならば、あえて五万というものにこだわる必要はないのじゃないか。むしろ、ほんとうの零細な小規模業者が救済されることがねらいであり、目的じゃないか、こう思います。五万ということで限定すると、それだけより救済しない。必要があってもその限度より保証しないんだということでは、どうも不合理があると思います。そこで、この内容等を検討してみますると、三年間の完納の問題、それから三年間の同一企業の問題、三年間の同一市町村に居住という三……

第48回国会 商工委員会 第32号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○島口委員 きのう社会党の大村委員から質問がありましたので、重複しない点だけ若干お尋ねしたいと思います。  今度独禁法の第十条の改正で、従来なら総資産一億円以上のものが届け出の義務を有したけれども、これを五億円に引き上げるということなんですけれども、一億に限定しておりますと、届け出の義務を有する会社はどの程度あるのか、特に泉北大県の状態をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 提案説明を見ますると、総資産が一億だと限定いたしますと、中小企業も相当制約をされる、こういう説明になっております。この点は各地域によって相当違いがあると思いますけれども、特に後進地域におきましては一千万円以上の会社という……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 商工委員会 第1号(1965/12/22、30期、日本社会党)

○島口委員 ただいま説明がありました二法案に質問いたしたいのでありますが、この二つの法案が出てまいりました経済的な背景の問題で若干大臣にお聞きいたしまして、そのあとで二法案にお尋ねいたしたいと思います。  そこで、大臣、御承知のとおり、戦後の破産、倒産の最高記録は三十八年の十一月、二百六件が最高記録だと思っております。ところが三十九年、四十年に至りまして、一そう深刻になりまして、約三倍にわたる破産、倒産者が多くなりつつある。その原因がどこにあるか、政府のほうの理解のしかたをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 大臣おっしゃるように、いろいろなケース・バイ・ケースがあると思います。それを集約い……

第51回国会 商工委員会 第19号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○島口委員 間もなく大臣が来るようですから、その前提になる問題でお尋ねをしておりまして、大臣が見えてから、直ちに大臣のほうへ答弁を要請いたします。  そこで、高度化資金の問題ですが、白書にも報告をされておりまするけれども、高度化資金によりまして、協業デパートの建設をやりましたが、その結果不成功に終わったということが報告されております。その理由等がいろいろあげられておりまするが、資金の操作に困りまして、破産もしくは休店をしておる、あるいは規模があまり拡大いたしまして、自己資本と借り入れ金との構成がアンバランスになった、これも大きな理由の一つだ、こういうことをいわれておりまするが、全国で、この種の……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○島口分科員 田中大臣も御承知のとおり、三十九年度は暗い面の記録の更新でありまして、破産、倒産二・四倍、実に残念だと考えております。その原因がどこにあるかということを中小企業白書の中で検討してみますと、設備の過剰投資も大きな理由である、あるいは思惑もその原因である、労務者の不足も大きなウエートを占めるというように言っておりますけれども、特に昨年急激な破産、倒産が激増したのは金融引き締めの問題じゃないか、こう考えておるのであります。そこで、金融の引き締め問題に関連いたしまして、いろいろ政府の三金融機関等に昨年度は二六%の資金量を増大いたしまして対策をとったけれども、ただいま申し上げましたとおりの……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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