このページでは本島百合子衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○本島百合子君 私は、民主社会党を代表いたしまして、東京都下町田市原町田の商店街に米軍厚木基地所属の戸8U海軍ジェット戦闘機の墜落事故につきまして、御質問を申し上げたいと存じます。 死者四名、重軽傷二十九名、民家の全半壊十五戸の被害を受けましたことは、日本人にとって大きな驚愕でありました。ここに、私は、民主社会党を代表いたしまして、この痛ましい事故によってなくなられました方並びに御遺族に対しまして、心からなる弔意を表しますと同時に、重軽傷者の方々の一日も早い御全快を心からお祈り申し上げる次第でございます。(拍手) この際、政府に対し、再びこのような悲惨な事故を繰り返してはならない、また今回……
○本島百合子君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府から提出されました昭和四十年度補正予算案について反対の討論を行ないたいと存じます。 周知のように、このたびの政府提出の補正予算案は、国際通貨基金及び国際復興開発銀行の増資に見合い、これに対する日本側出資額を二百十五億円増額しようとするものであります。 このことは、わが国が国際連帯上の義務を履行するためにも、この措置自体に対し私は異論を唱えんとするものではありません。しかし、今回のこれに対する政府の財源措置は、財政法上違法とは言えないまでも、きわめて不健全な財政支出であり、今後の財源調達問題に大きな禍根を残すことは、きわめて明確でありま……
○本島委員 時間がないそうで、あとにまだ共産党の方の御質問がある御様子でございますので、簡単に御質問いたします。 細部にわたっては昨日、本日の御質問で大体了承できたわけでありますが、この法案提出にあたりまして、地方公共団体の方々は、中央集権化のおそれがあるということで非常に不安を感じておられたわけであります。私どもも、従前から、こうした環境整備に対するところの問題は最も重要な問題だと考えておりましたが、地方公共団体とこの法案との関連でまいました場合に、どの程度地方に対する権限が確保されていくのかということを大臣にお尋ねいたしたいと思います。
○本島委員 ただいまいろいろと政治的折衝があっておる問題については、私質問を避けまして、前回医療金融公庫法が成立いたしますときに私御質問いたしまして、この法律ができた場合に、無医村あるいは医師不足の地域、こういうところに対して特段の配慮が行なわれるかどうかという質問をいたしましたところ、そのつもりでございますと、こういう答弁でありましたので、その後これが発足いたしましてから、私的医療機関についてはどういう貸し付け等が行なわれて、そうした問題の解消に役立ってきたかどうかということを承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明ではちょっと私ども参考にすることが困難でございますので、資料等が……
○本島委員 質問がダブる点がありましたときには、御答弁のほうで簡略でけっこうでございます。
先ほどからいろいろ御質問を聞いておりまして、今日麻薬の国内の問題としては巧妙化と潜在化だ、こういうことから定員増をする、こういう法案の内容のようでありますが、どのように分散されていったか、あるいは中都市以下へ入っていっておるということが報道されておったわけですが、たとえばどういう地域に移りつつあるのか、また移っておるのか、こういう点をお知らせ願いたい。
【次の発言】 そこで、そのように分散が始まってまいって、東京あたり特に顕著でして、いままでたとえば新宿区あたりの麻薬担当官というものが、ほかのいままで……
○本島議員 最低賃金法の一部を改正する法律案について、私は、民主社会党を代表いたしまして、その提案理由を御説明申し上げます。 御承知のとおり、現行の最低賃金法は最低賃金の決定について、労働協約に基づくもの、審議会の調査審議に基づくもの等を認めておりますが、その主軸が業者間協定に基づく最低賃金にあることは明らかであります。 そのことは、同法施行後における最低賃金の決定状況を見れば一目瞭然であります。すなわち、これまでに決定を見た最低賃金の数は、昨年末現在で千四百八十二件、適用労働者数にして二百七十五万余人に達しておりますが、そのほとんどが業者間協定に基づくものばかりで、労使協定に基づくものは……
○本島委員 参考人の方々は三時までという時間的お約束があるそうでございますか、多ケ谷先生はあしたの委員会に出ていただけるのでしょうか。――それでは多ケ谷先生のほうの質問は取りやめまして、久保さんにお尋ねいたします。
今回の運動に際しまして、こういう事故が発生いたしましてから、そういう人々に対する補償の問題等を取り上げておられると思いますが、それはどんなようになっておるか、あるいはまた、その折衝過程において政府でどういうようなことを言っておりますか、その点一ぺんお聞かせを願いたい。
【次の発言】 それで政府のほうと折衝されましたか。その過程ではどういう答弁でございましたでしょうか。
○本島委員 昨日多ケ谷先生お出ましになったときに御質問申し上げる予定でありましたが、時間の関係で省略して本日承ることにしたわけです。 その第一点は、先ほど滝井先生もお聞きになっておりましたので、その点は省略していただいてけっこうですが、たしか厚生省関係の医師の給与の引き上げというものが三年か四年前にあったのであります。その当時一般医師との給与の体系を整えるということであった。それが現在二号俸低いとおっしゃったのですが、それはどういうわけで低いのであるか、あるいは一般病院の医師との関連においては同じものであるかどうかということ、いま一つは、研究の費用が足りないということを言われ、なおかつ都道府……
○本島委員 大体、社会党の方々の御質問で細部にわたってございましたので、私、大まかな点で御質問をしておきたいと思うわけでございます。ということは、条項に基づいていたす予定にしておりましたが、こうした時間で採決も迫られておるような状況でございますので、わずかな時間しか与えられておりません。したがって、その間に御質問することですから、私のほうでもなるべく重複しない点でお尋ねしたいと考えておる次第であります。 そこで、先ほどから論議になっておりました非常勤の問題でございますが、厚生省関係でもたくさんの非常勤者がある。ところが、厚生省ばかりでなく、ほかの省におきましてもあるわけなんです。しかも給与が……
○本島委員 関連して。ただいま八木先生が申されたように、重度心身障害者の問題については、地獄の若しみと普通に言いますけれども、それ以上だということになるわけです。そこでお尋ねいたしたいのは、民間に対する補助はあまりなかったとおっしゃるのですが、現に、私どもの知人の中には民間でやっていらっしゃるのです。ただし、職員の問題では、御承知のとおり適格な職員というものはほとんど得られない。そこで、そうした子供を持った親たちが協力し合ってつくっておるわけです。それに対してでも、全国から子供も背負って、とにかくここに置いてもらわなければ帰ることもできないと言って子供を置いていく人があるという状態です。いまま……
○本島委員 たいへん時間もたっておりますから、私一つお聞きしたいのですが、職員並びに保母さんの問題で、これはどの施設に参りましても一番質問を受けるところだし、こういう状態では、献身的に奉仕的にやるつもりでいても、人間のからだには限度があるというようなことを言われるわけなんです。あの施設に参りますと、収容されておる子供さんたちが奇声をあげて私どもの視察に対して非常な喜びの動作をしてくれるわけなんですが、もうそれを見るたびに涙が出るというのが施設見学をなさる方々の共通した感情だろうと思います。そういうときに、あの中で働く人々がほんとうに現在の状況の中では給与も低い、またいろいろな待遇等もよろしくな……
○本島委員 ただいま西岡委員より、東京都を思うあまりの御発言だと思いますが、行き過ぎた言辞があったようですから、その点については社会党の議員の方とお話を願いたいと思います。 自治大臣お急ぎのようですから承りたいのですが、先ほどから聞いていると、東京都政が政治力が乏しいような印象を受けて、私、東京都政に十一年間携わった者として、非常に残念に思っておるわけです。水の問題については、私ども都におるときから毎年国会にはずいぶん陳情しておるわけなんです。ということは、起債と補助金の問題です。あなたも御承知のとおり、全国の上下水道の大会が繰り返されております。この場合における起債と補助金の問題については……
○本島委員 本日、二つの点についてお尋ねしたいと考えておったのですが、一つは流感の問題、一つは興行場法に関連いたしまして、社会問題となりつつある深夜興行の点でございます。あとの点については、実は大臣の決意のほどを聞きたかったのでございますので、あとで関係の方々、お伝えくだすって御回答をいただきたい、このように思いますので、先もってお願いいたします。 流感の問題でございますが、ことしの一月ごろから流行しておったかぜは、少しもやむことなく続いてきたような感じです。過日厚生省で発表されましたものによると、種類が違うんだというような発表であるわけです。そういたしますと、実は私の居住地である世田谷の経……
○本島委員 大臣に私お尋ねいたしたいと思いますが、ただいま議題となっております風俗営業等取締法の一部を改正する法律案は、過去、三十三年のときに改正になりましたが、そのときにも私御質問申し上げまして、もし深夜喫茶店というものがどうしても必要であるという理由があるならば、それを述べてもらいたいということであったのです。 そのとき喫茶店が必要であるという確たる論拠は見られなかったわけなんです。そこで、これを禁止いたしまして、特に深夜営業で働いておる人たちが夜中に食事等に不便を来たすから、そういう点については何か特定に見ることはできないものかという質問をしたわけなんです。当時その質問に対しまして、たと……
○本島委員 ただいま暉峻先生のお話を聞きましたが、先生のように聖人になられておる方に対しては少しぴんとこない点があろうかと思いますが、私ども現実の姿から見て、風俗常業法の改正についてはもっと厳格なるものにしてもらいたいというのが大方の母の願いであるわけなんです。最初先生は深夜喫茶店は必要に応じてできたんだとおっしゃるのですが、これは戦後、必要に応じてできたのではなくて、むしろあの当時、コーヒーその他があまり手に入らないというようなところで喫茶店がぼつぼつできて、それがだんだん流行になったわけなんです。そしてそのうちに、深夜まで行なうものができてきた。東京都条例をつくりましたときには、その深夜喫……
○本島委員 参考人の方々、時間が長くなって恐縮でございますが、簡単に問題点だけを御質問いたしますので、御答弁のほうも簡潔に要領よく御答弁願いたいと思います。 実は、多摩川のこのゴルフ場問題というものは、住民にとって非常な驚きであったわけです。と申しますことは、あの地域一帯に、特に城南地区におきましては、子供の遊園地や、あるいは町球場、こういうものがございません。どこを借りても金を払わなければなりませんので、できるだけ、そういう子供のための施設、また野球場等に開放してもらいたい、こういう要望が地元から強く出ておったわけです。ところが、そういう問題のときにはなかなか許可は得られない。そしてたとえ……
○本島委員 時間がございませんので、たくさんのことをお聞きしたいと思っておりましたが、一つだけ松沢病院の院長さんにお尋ねいたします。 私、都議会のときにあそこを視察させていただきまして、非常に経営のつらさというものを、身をもって体験したような気がいたしておりましたが、その後こういう種類の病院があまり建たない。町でやっていらっしゃる病院等におきましても、相当の苦労をされておるということはよくわかるのです。先ほどおっしゃった早期発見と治療と社会復帰、こう言われたのですが、今日東京都内を見ただけでも、かりにこの人は気候の変わり目等、あるいは何かの衝動を受けたときには危険であるとわかっていても、その……
○本島委員 時間もありませんし、かなり質問もあって、私、実はこの法律に従ってお聞きする予定でありましたが省略いたしまして、三点ばかり御質問します。 一点は、今度の精神衛生診査協議会委員が非常勤となっておりますが、非常勤という形における勤務のしかたというのは非常に疑問があるということで、非常勤勤務ということはやめたほうがいいという意見がかなり強く出ておったわけです。今回も非常勤となっておるようですが、大体月給は幾らぐらいか、そしてどういう日にちでなさるのか、こういう点を明らかにしていただきたい。それから任期が二年となっておりますが、よほど簡単なことだけしか仕事をなさらないと思うのです。精神病院……
○本島委員 実は自治大臣にまっ先にお尋ねしようと思っておりましたが、おいでになりましたらば一応お伝え願って、冒頭に御返事願うようにお願いいたします。 では質問いたしますが、地方自治の安定と確立は、民主主義をささえる基本といわれております。そこで、自治省としては地方行政に対する関心を相当強めておられることと思うわけでありますが、今回東京都議会の汚職ということについては世論をにぎわしております。現段階におきましては御承知のとおり、都議会は解散すべきだ、あるいはまた議員の総辞職をすべきだというようなことで大荒れに荒れておる、こういう状況を呈しておるわけであります。このことにつきましては、議長選挙を……
○本島委員 先ほどから母子保健法については一歩前進という形におきまして、いままでの母子福祉に対する施策が非常に脆弱であったところに、この法律である程度の問題は解決していくような気もいたします。しかし、実際問題で非常に心配になることが多い法案でございますので、この点で前国会も継続審議という結果になったのだと思うのです。 そこで第一番にお聞きいたしたいことは、先ほど伊藤委員が言われましたように、婦人団体でこの法案に賛成したわけでございますが、その後に至って反対される。それからなおかつ、全国の市長会あるいはまた町村会、こういうところでも反対陳情が参っておりますが、先ほども言われておりましたように、……
○本島委員 ただいま佐賀県で起こりましたニクビタン問題については、かなり詳細に御質問があけましたので、私は簡潔に結論めいたことで大臣の御所見を承りたいと思うわけであります。 今回の事件は佐賀県の医師に起こったことでございますが、件数が非常に多いということなんですね。巷間伝えるところによりますと百三名くらいであろう、警察の捜査のほうで私伺いましたときに、三十から六十ぐらいの医師の方々にあるんじゃないか、これは明確にお答えにはなっておりません。私自身現地に参りまして視察をして思いましたことは、ほんとうに医療行政のひずみというものが今回の事件にすべてあらわれてきておるというような感じがしたわけであ……
○本島委員 ただいま滝井さんが申されました最後の段階のところ、最も大切だと思うのです。いままでたびたび性病予防についての改正がなされておりながらもその実があがらなかったという統計上からも、私ども知ることができるわけです。したがって、どこに隘路があるのかということが先ほどから論議されておったと思うのですが、まず届け出ということ、また医師は報告をしない、また、治療すべき者が金を払って治療するほど良心的な者がある階層ではやれるのです。だが、いま蔓延をさしておる原動力になっておる人々は、衛生的な知識も少ない、金も少ない、こういう階層の人に多いと見なければならないと思うのです。ですから、そういう点に対す……
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