このページでは正木良明衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○正木良明君 私は、公明党を代表して、国民の最も関心の深い問題を取り上げ、佐藤総理の明確な考えをお聞きしたいのであります。 私は、まず、きわめて残念なことを指摘せねばなりません。それは、総理の所信表明演説が全くおざなりであって、流動する世界情勢に対処する外交方針の明示もなく、国民が最も強い関心を示している物価問題についても、何らの具体策も示していないのであります。これは全く国民の期待を裏切るものであると言うよりほかありません。これに対し、総理は、すべては本年初頭の施政演説に述べたとおりだと言われるのでありましょうが、参議院選挙後初の国会において、政府の考えを明確に発表することは、国民に対する……
○正木委員 冷房料金の問題を私も聞きたいわけでありますが、だいぶ論議も進められてまいりましたので、重複する点は避けて申し上げてみたいと思います。
冷房料金の申請が出されたのが五月三十一日であるというふうに承っておりますが、間違いありませんか。
【次の発言】 そこで、料金の改定の申請をするのは、原則的に個々の業者がするということになっておるようでありますが、従来、協会が一括して申請するというのは、これは適法なんですか、どうですか。
【次の発言】 たしか六月二十七日に閣僚協議会で、今後こういう一括申請をするのは独禁法違反に当たる疑いがあるので、個々にやらせるというふうにきめられたというふうに聞い……
○正木委員 私のほうも同様の趣旨でありますが、このたび私たちが二十五名衆議院に初出馬した意味も、やはり国会正常化ということを大きな旗じるしに掲げているし、また、それに対する国民の皆さま方の大きな期待もあったであろうと私たちは確信しておるわけです。そういう意味からいって、副議長並びに常任委員長の各派比例配分ということは、これのみが国会正常化のものではないと思いますけれども、少なくとも第一歩であると私は思います。そういうことでわが党としては終始その主張を曲げなかったわけでありますが、周囲の情勢、特にいたずらに院の構成をおくらせるということはわが党の趣旨に反する、そういう意味から、不本意ながら今回は……
○正木委員 公明党も、きのう理事会でこの会期の延長については同意をいたしたわけであります。もともとわが党は延長については基本的には反対であったわけでありますけれども、何としても黒い霧のあとを受けた特別国会におきましては、政治資金規正法改正案を成立させることが最重要であるという党の目標によって、延長しなければならないぎりぎりの時点で法案が出てきたということについては大いに不満がありますけれども、しかし、どうしても成立をさせたいという意味でやむを得ず延長を認めた、こういうことになるわけであります。したがって、政府はもちろんのことでありますが、この法案は普通の法案と違って、巷間うわさされるところによ……
○正木委員 私がお聞きしたいことはそれぞれ皆さん方からお聞きになりました。延長国会になって法案の提出ということは、小平先生からとどめのお話がありました。ただ、すでに御存じのように、私のほうでは政治資金規正法の改正案をぜひとも成立させたいということ、それが主たる理由で今度の会期の延長に賛成したといういきさつもあります。この前の趣旨説明の質疑に対する総理の御答弁、ああいう席上だからそうなったのかもしれませんが、全く木で鼻をくくったような切り口上で、わが党から、どうしても政府は今国会で成立させる意思があるのかどうかという問いに対して、政府は成立できないようなものは提出しません、提出した以上は成立させ……
○正木委員 私は地方財政を中心として、その他二、三の点について関係大臣の御所見を承りたいと思います。 すでに御存じのように、地方自治というものは民主主義の学校だといわれておる。特に憲法では一章を設けて地方自治に対する認識の深さをうたっているのであります。ところが片方、現在の地方自治は三割自治であるとか、一割自治であるというふうな酷評を受けておる現状であります。そういう状態の中で地方自治がそのような酷評を受けておる原因には幾つかあると私も思いますが、その中の一つには、地方財政が確立をされていないということが一番大きな問題であろうと思うのであります。そこで、その地方財政を確立して、地方自治を本来……
○正木委員 最初に核拡散防止条約についてお尋ねをいたしたいと思います。
政府はこの核防条約について特使を派遣されました。その意欲は非常に多とするところでありますが、特使が携行されました政府の修正案に対する反応についてお尋ねをいたしたいと思います。
まず第一点に、核保有国の軍縮義務、この点については、わが党からも意見を申し上げておきましたが、この点についての反応はいかがでありましたか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 核軍縮については、向こうのほうは了解したというお話でありますが、しかし、明確にその条約の中に入るかどうかということはさだかではないと思うのでありますが、ここで私どもの……
○正木委員 議長の話を聞いて、大体その経緯はわかりましたが、そのお話を聞きますと、重要な論点が二つあると思う。一つは、長年苦労してきた園田副議長が、一身上の都合によって副議長をやめたい、なぜやめるかということはほぼ推察はできておったけれども、本人がやめたいというので、これはやめさせてあげたほうがいいと思ったから許可した、これが一つ。もう一つは、辞表が提出されて、そのあと議運の理事または各党の代表を呼んでそのとき相談した。相談した結果、各党が了承したからこれを許可したのだ。大体この二つで今度の処理をなさったというふうにお話しになったと私は了解しております。 この第一番の、いわば人情論で辞任を許……
○正木委員 本件に関する公明党の態度と、その態度決定の理由を申し上げます。 私どもは、關谷勝利君の逮捕許諾請求に対して、許諾を与えることに賛成をいたします。 私どもといえども、憲法第五十条に保障された国会議員の国会開会中の不逮捕特権というものを十二分に認識し、評価し、同時にまた、この憲法の条文どおり、また精神どおり順守されていくことを強く望むものであります。しかし、同時にまた、憲法の第十四条で、すべての国民は法のもとに平等であるということも規定されておる。ただ、国会議員が不当な公権力から守られなければならぬ、身分が保障されなければならぬ、そういう意味からいって、このような特権を認めているの……
○正木委員 それに関連して。中嶋さんのお話を慎重に伺いました。中には感銘するところも多々ありました。結局私たちが非常におそれることは、少数党が常に多数党の数の暴力に屈服しなければならぬということを非常におそれるわけです。そういう意味で、いまいわゆる法律的にも理論的にも、それはあなた方と立場が違うかもしれぬけれども、ちゃんと言ったわけだし、それにはやはり反論してもらわなければならぬ。反駁してもらって、そうして、どうしても懲罰に付さなければならないという理由を明らかにしてもらわないと、このことはいままで検討いたしてまいりましたたが、こんな結果でございます、こんなことでは困ると思うのです。それじゃ今……
○正木委員 あしたこの政治資金規正法の問題について緊急質問をやるのでありますから、あまり詳しく入るとあれですが、ただ、皆さん方の質問に対して官房長官がお答えになったこの問答を聞いておって、もしあしたの緊急質問でそんな程度の答弁だったら、私たちとしてははなはだ不満足ですからね。まだ時間もあるので、どうかより突っ込んだ問題を総理とも話し合い、また与党と話し合うのもけっこうですが、よく話し合っていただいて、あすの緊急質問に対しては、国民が非常に注目しておる際でもあるし、また問題が問題ですから、もっとはっきりしたことを答えてもらいたい。これは往復できぬのだから、片道通行だから、聞きっぱなし、答弁のしっ……
○正木委員 国家の基本に属する憲法の問題について、それをじゅうりんするような発言があった、こういう報道がございましたので、私は公明党を代表して、総理以下、閣僚の皆さん方に御質問を申し上げたいと思います。 最初、柳田委員が、新聞に報道ざれた記事を取り上げて、その真偽を確かめましたが、倉石農林大臣は、これを記憶がないというような、まことに、私がかねて倉石農林大臣に抱いておる尊敬、そのイメージをこわすようなお話がございましたので、私はここで重ねて、非常に重要な問題でありますので、柳田委員が読み上げましたその新聞記事をもう一度読み上げてみます。 「“プエブロ事件”以来の緊張で日本海西方海域で出漁す……
○正木委員 私は、公明党を代表いたしまして、総理以下関係閣僚の皆さん方に御質問を申し上げたいと思います。 まず、第一に、財政問題についてお伺いをいたしたいわけであります。すでに世間でもやかましくいわれておりますが、財政硬直化、大蔵省がちょうど去年の八月の末から九月の初めにかけまして、財政硬直化ということを盛んに鳴りもの入りで言い出した。この財政硬直化のよってきたるところのゆえんは、所得倍増時代の膨大な自然増収を当てにして安易な予算編成を行なったというところに根源があると思うのでありますが、それはまた後ほどお聞きするといたしまして、日本経済の将来を考えると、新規政策が入り込む余地のないこの財政……
○正木委員 まず、委員長、そして予算委員会の各理事に申し上げます。この前保留をいたしました私の質問に対しまして、本日追加質問をお許しくださいましたことを、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
そこで、非常に時間も制約されておりますので、前置きはおいて、さっそくお尋ねをいたしたいと思います。
この前私が要求しておきました資料、自衛隊の治安行動教範の草案の提出がついになかったわけでありますが、その点の理由を防衛庁長官から承りたいと思います。
【次の発言】 私も治安行動教範についての資料をちょうだいいたしましたが、これはいま長官が答弁なさったような、検討を取りやめた、こういうことの趣旨……
○正木委員 地位協定が、国連軍に対する地位協定と、いわゆる安保条約の第六条によるところの地位協定と、二つある。あなたのいまのお話では、国連軍の中でも、在日米軍とその他の国連軍と明らかに分けて、在日米軍については安保条約がかぶるから、これは事前協議の対象にしようというお話ですね。それ以外のものについては、いわゆる議定書によって兵たん基地の供与しか与えないというようなことになっておるような言い方ですね。そうすると、国連軍に対する地位協定というものは、米軍に対しては全く関係がないということですか。
【次の発言】 全然関係のないアメリカ軍の司令官と地位協定を締結したというのはどういうわけですか。
○正木委員 公明党といたしましても、すでに理事会等で申し上げておりますが、特にこのたびの臨時国会は参議院選後の臨時国会であるということから、特に参議院選挙中の首相ほか政府首脳の発言の真意を確かめたい、これが一つ。 また、それぞれ公約をいたしておりますものにつきましての実現を政府に対して迫らなければならない、とれが二つ。 また、この参議院選を通じて国会の強い要望というものがたくさん感じ取られておるわけでありますが、そういうものを早急に政治の上に反映していかなければならない、これが三つ。同時に、参院選中また参院選後を通じて、内外の情勢が非常に変化をしておる。それに対応して実質的な審議、論戦を行……
○正木委員 まず、動議に対する公明党の意見を申し上げます。公明党としては、自民党の動議に賛成し、社会党の動議に反対をいたします。 私どもは当初理事会におきまして提案をいたしまして、人数については、それを減らすということはできないであろうが、各党の党首、またそれに準ずる者一人ということについては、これを各党代表一人として質問順位を定めていただきたいということをお願いいたしました。これはきわめて素朴な国民感情だと私は思っております。したがいまして、各党党首が、このたびの通常国会の冒頭において、各党の考えを述べ、政府の考えをただすということについて質問をさせてもらいたい、このように申し上げたわけで……
○正木委員 いま官房副長官は、どういうのですか、閣議決定されたものが党との調整が必要だというのは、どういうたてまえなんですか。
【次の発言】 ということは、いわゆる内閣提出の法案については、閣議決定は、決定としては私は最終のものだと思うのです。それを立法府の与党と相談して調整しなければならないというのは、その相互の関係というのはどうなるのですか、三権の問題は。
○正木委員 八名の参考人の方々に御足労をお願いしたわけでありますが、私は、八名の参考人の皆さん方の中から、一人ぐらいは天下り人事に賛成の方がいらっしゃると思っておりましたら、そうではなくて、天下り人事には大きな批判をお持ちになっていらっしゃるということがよくわかりました。これは私どももそう考えておりますが、ジャーナリストの皆さん方の御意見を拝聴いたしますと、むしろこれは素朴な国民的な感情でもあるという確信をなお持ったわけであります。特に、その御意見の中で一貫されて述べられました中には、熊倉さんが役所の顔のことをおっしゃいましたが、これはまさにうまいことばであろうと思います。すなわち、それは、企……
○正木委員 関連して。防衛庁のことは、この前お聞きして、ちょっとしり切れトンボになっておりますので、きょうお聞きしようと思います。 いま安宅さんから話があったのでありますが、特別職公務員を一般職にするということは相当研究しなければならぬ、にわかにきめがたいものがあろうと思います。ただ、特別職の自衛隊員の身分を規制している自衛隊法には、私企業からの隔離ということがこの六十二条にあるんです。したがって、法律改正としてはそんなにめんどうな問題ではなく、私企業からの隔離という問題だけを人事院に移しても、そう法体系を乱すものではないという感じがするわけです。この点どうですか、そんなに考え込んでいろいろ……
○正木委員 公明党の反対意見も同様趣旨のものでありますけれども、特に総理大臣が食言をしておる。 まず第一に、二年前の約束を破って、また二年間も延長しようとした、これが第一の食言です。その二年間延長するにあたって、総理がみずから求めて本会議において発言をして、どうか二年間の延長を認めていただけば、この二年の間に健保制度の抜本改正をするのだ、こういうことを約束した。にもかかわらず、その与党である自民党が非常に無暴な、反国民的な修正案をつくった。しかも、私たちは聞いておりませんけれども、自民党がこういうふうにやったというその採決の詳細を発表した中身ですね。厚生大臣はこのことについて了解を与えたとい……
○正木委員 本日の私の質問に対しまして、佐藤総理大臣の御出席をお願い申し上げておきましたが、この点いかがでございましょうか。
【次の発言】 おそらく、良識ある予算委員会の理事の皆さん方でありますから、呼んでいただける、御出席いただける結論をお出しいただけるものであるという確信のもとに質問をしていきたいと思います。したがいまして、どうしても総理大臣に御出席いただきませんと御答弁をいただけないようなたぐいの質問が出てまいりますので、そのときには総理大臣の御出席がなければ質問が続けられないというようなことが起こるやもしれませんので、あらかじめ御了解を願っておきたいと思います。
そこで、総理の御出席……
○正木分科員 いままでの問答で大体政府の考え方というものはほぼ浮き彫りにされたような感じがするのであります。私ども公明党では、すでに御承知のように、このたびの答申につきましては非常に不満であるわけです。不満であるというのは、もっときびしい制限をしなければならぬ、しかも個人に限るべきである、しかしこの際、一歩前進という意味で不本意ながら賛成しようというような考え方に立っておるわけです。したがいまして、あくまでも、基本的な考え方は、そういう政治献金は個人に限るべきである。これが理想的な姿である。それはやはり答申の中にもその意味のことが述べられているわけであります。いま「おおむね」ということばが入っ……
○正木委員 関公述人にお尋ねいたしたいのであります。 物価の問題につきまして種々お話がございました。特に四年続きの消費者米価の値上げが行なわれまして、最近四十三年度におきましては、酒、たばこ、国鉄定期、おそらく本年も引き続いて消費者米価の値上げということは必然的であろうと私は思うのであります。したがいまして、最近よく巷間言われておることは、最近の物価高騰は政府主導型であるというような言い方をされておるようであります。経済企画庁が発表いたしました本年の消費者物価指数は四・八%であるとか、しかも四十二年度から持ち越します、いわゆるげたばきというものが、その中に三・四%あり、あと一・四%しか残って……
○正木小委員 その意味なら払い戻し金のほうがおもでしょう、賠償というのでなく。
○正木分科員 時間がありませんので、簡単にお尋ねいたします。 近来、都市の過密対策というものが非常に重要になってまいっておりますが、この過密によって起こってくる交通障害の問題、また公害の問題、またそのほか火事等の災害の問題等、数多くあるわけであります。そのための都市開発事業というものが国または地方公共団体によって企画をされておりますが、同時にまた民間からも都市開発の意欲というものも非常に強くあらわれている。 特に防災に関しましては防災建築街区造成事業というものについての意欲が非常に強い。それに対する要望も非常に強いということは聞いておるわけです。これに対して昭和四十四年度の予算におきまして、……
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