このページでは吉田泰造衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○吉田泰造君 私は、民主社会党を代表して、ただいま上程されました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) まず、私が上述の防衛法案に反対する根本の理由は、このような具体策決定の前提である、わが国安全保障の基本姿勢に対する政府の態度が全く不明確であることであります。すなわち、根なし草の防衛計画がこのたびの防衛法案であります。 政府は、これまで第二次防衛計画、第三次防衛計画と、次々に防衛計画を立案、策定してまいりましたが、その根本となるわが国安全保障をいかなる諸原則にのっとって全うするかについては、これまで何ら明らかにしてこなかったので……
○吉田泰造君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員和爾俊二郎先生は、去る七月十二日逝去されました。まことに哀悼にたえません。 私は、ここに、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで追悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手) 和爾先生は、明治三十五年八月大阪市に生まれ、大阪府立市岡中学校から第四高等学校を経て、東京帝国大学法学部に学ばれました。昭和三年卒業とともに大阪市に勤務され、自来三十五年の長きにわたって市役所に在職し、大産業都市大阪の発展と市民の福祉増進とにひたすら奮闘されました。 戦後の大阪市は、申すまでもなく、戦災によってそのほとんどが焦土と化し、全市民……
○吉田泰造君 私は、民主社会党を代表し、昭和四十三年度中小企業の動向に関する年次報告並びに昭和四十四年度において講じようとする中小企業施策について、若干の質問を総理並びに関係大臣に行ないたいと思います。(拍手) その総括的な点は、わが国の中小企業問題の基本的なとらえ方についてであります。 顧みまするに、戦後二十三年間、政府の中小企業問題に取り組む姿勢は、一貫して経済の高度成長を大企業中心に追求し、一人当たりの国民所得を高め、その過程において中小企業問題の解決をはかるというものでありました。確かに、わが国の経済は、今日、国民総生産においてアメリカ、ソ連に次ぐ世界第三位の地位にまで躍進したので……
○吉田(泰)委員 まず冒頭に、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の第三十五条の八で、定員を三百七人から三百三十六人に二十九人の増加ということでございますが、それについてひとつ御説明を願いたい。
【次の発言】 独禁法のことにつきましては、あまりほかにお尋ねすることはございませんで、あと特に、この間の中小企業白書でございますが、一般的な質問をさせていただきたいと思います。
中小企業白書の中に、過去十年間の中小企業の動向について、従来からわが国の経済の二重構造ということが非常にやかましく叫ばれておりますけれども、白書では、だんだん二重構造が改善の方向に向いておるというような結論づけをいた……
○吉田(泰)委員 私は、昨日中村委員から信用保証制度について細部にわたる質問がございましたので、きょうは重複をできるだけ避けさしていただきまして、なお残されております問題について数点質問をいたしたいと思います。 私は、この信用保証制度は、今後ますます中小企業金融を拡大推進するためにその果たす役割りは非常に大きなものがあると思います。ところが、私の受けます気持ちは、また一般中小企業者のこの信用保証制度に対する気持ちは、他の中小企業施策と違いまして、何か非常に消極的な、ことばはたいへん適当でないかもしれませんけれども、何かうしろめたいような気持ちというか、そういう雰囲気を一般の利用なさる中小企業……
○吉田(泰)委員 まず、中小企業団体の組織に関する法律の協業組合の創設について質問をいたします。 現在ある協同組合あるいは企業組合、そういうそれぞれの行き詰まった制度上の問題から、このたびの協業組合がつくられたと思うのでございますが、現場の数多い企業組合のメンバーの方たち、あるいは事業協同組合の中小企業者の方々、その人たちのいわゆる盛り上がってきたそういう御意見で今度の法改正が行なわれようとしておるのか、あるいはまた、中小企業庁のいわゆる行政上の誘導政策としてこういう問題を取り上げたのか、質問に入ります前に、まずそういう問題について長官から御答弁を賜わりたいと思います。
○吉田(泰)委員 時間があまりありませんので、ごく一部の点だけを質問させていただきまして、あとは次の機会に譲りたいと思います。 まず、その一番最初でございますが、この政府案の発想について、まず第一点、お伺いを申し上げたいと思います。 前国会において、液化石油ガスの需給安定及び取引適正化法案というものを提出するといいながら、未提出に終わった。さて、この国会に、いま液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律案が、わずかに一年の間に、政府案の構想から需給安定が後退をして、保安の確保が前面に出てきた。非常に大きな変化を来たしていますが、その構想変化の、発想が変わってきた原因をまずお伺いし……
○吉田(泰)委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提案の昭和四十二年度予算関係三案並びに社会、公明両党の同予算の編成替えを求めるの動議にそれぞれ反対し、民社党提案の動議に賛成する立場から、討論を行なわんとするものであります。 論ずるまでもなく、国家財政の果たすべき機能と目的は、大きく分けて二つあります。一つは、最近一両年、とみにその役割りが強調されてきております財政の経済安定化機能であります。他の一つは、財政固有の使命である貧富の格差を縮め、社会的平等を推進し、公共サービス需要の充足をはかることであります。 私は、これら三原則は、予算編成にあたって必ず満たすべき必須の条件だと考えま……
○吉田(泰)委員 この前の国会で最後に十分ほどちょっと質問さしていただきましたが、重複する点もあると思うのですが、あらためまして六、七点お伺いをしたいと思います。 まず第一の、これも前に重複すると思うのでございますが、この法案が前々国会において液化石油ガスの需給安定及び取引適正化法案というので上程されかけておりましたけれども、未提出に終わった。前国会で需給安定という点が後退いたしまして、保安の確保ということが前面に出てまいった。私はここでこの前も質問さしていただいたんですが、わずか一年の間に、前々国会と前国会との間に、非常に重要な法案であるこういう法案が、法案の名前まで需給安定から保安の確保……
○吉田(泰)委員 小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案につきまして質問をいたします。 まず冒頭に、この法案の趣旨の一つの大きな眼目でありますところの、旧島民の帰島及び生活の再建に配慮するということがございますけれども、冒頭に質問いたします。旧島民の現状ですね、それからもちろんこれについてはあとの質問で触れますけれども、復興計画とかそういうことがないと、なかなか帰島の意思の決定ということも現状ではむずかしかろうという、正確なものはつかみにくいかどうかわかりませんけれども、大体旧島民の帰島する意思といいますか、どの程度どういうようになっておるか、まずお伺いいたします。
○吉田(泰)委員 きょうは参考人の方々、ほんとうにお忙しいところをありがとうございました。貴重な時間でございますし、また質問時間もあまりございませんので、二、三点にしぼってお伺いを申し上げたいと思います。 先ほど駒村参考人から、リーダース・ダイジェストに日本商品が海外に非常に声価を高からしめておるという話を聞いたのでありますが、それと逆に米国、ヨーロッパ並びに豪州等で、日本の商品のボイコットが起きておるということですね。この最大の原因は過当競争で、日本商社間の過当競争に基因したものが非常に多いと思うのであります。そういう実情をお伺いしたい。もちろん資本主義経済の原則として競争は当然でございま……
○吉田(泰)委員 いま堀委員から非常にうんちくの深い論議がございまして、そのあとで同じようなことをまた繰り返すのもはなはだ恐縮なんですが、まだわからないこともございますし、景気の見通しとやはり民間設備投資問題ということで質問をいたします。 その前に一言ちょっと通産省にお伺いしたいのですが、スタンプ業の規制、これは本格的な質問に入ります前に、この国会で割賦販売法の一部改正が出る予定でございますけれども、最近スタンプ業が非常に蔓延をしてきておる。特に最近アメリカのゴールド・ボンド社あたりが営業所をどんどんつくっていって通産省の指導のワク内を越えた範囲内で営業活動をやっておるというふうに考えられる……
○吉田(泰)委員 中小企業信用保険公庫法の改正については、いま中村委員からもお話がありましたように、政府の財政投融資の金が非常に少ないということにつきましては、原則的に同じような考え方でございます。ただ、現在私はこの法案の審議にあたりまして、特に最近倒産が非常に多くなって、代位弁済がふえておるこの問題について、ちょっと御質問を申し上げたいと思います。 非常に代位弁済がふえておるというのは、大都市で特に今年度になってから非常に多いようでございますが、私はこの問題についていろんな理由があると思うのです。先ほど通産大臣の御説明も、倒産の理由としていろいろ原因を項目的にあげられましたけれども、私はこ……
○吉田(泰)委員 いまいろいろ各委員の方々の御質問がありまして、時間も三十分ということで、持ち時間が非常に少のうございますので、できるだけ重複を避けさせていただきます。 まずその冒頭に菅野副会長にお伺いいたします。昨年の十一月でございますが、パリで開かれましたBIE理事会において、日本の万国博の会場の敷地割り当ての問題でございますが、民間企業中心になり過ぎておるというようなことで指摘されて、日本の商業主義といいますか、そういうことが問題を再燃したという事実がございました。そのことにつきまして、先般大阪千里の会場を視察いたしましたドイツ、ベルギーなど西欧諸国の代表が、日本の民間企業の敷地が会場……
○吉田(泰)委員 午前中からの各委員の御質問で大体いろいろなことが出尽くした感じがいたすのでありますが、特に最近の大型合併の問題につきまして質問をいたしたいと思います。 新聞紙上で報道されました八幡製鉄、富士製鉄、あるいはこれを契機にどんどん各業界で大型合併が行なわれる気配でございますけれども、これにつきまして、合併のメリットといいますか、その必然性につきましては了とするものでございます。ただ日本のこういう大企業が合併いたしますときに国民経済に与えるデメリットといいますか、どういうふうにお考えになっておられるか、個々的な問題から質問を申し上げたいと思います。 まず日本の鉄鋼のコストの問題に……
○吉田(泰)委員 割賦販売法の一部を改正する法律案について質問を申し上げます。 先般来各委員からいろいろ御質問がございまして、冒頭においてちょっと重複する点がございますが、その点とあと二、三の点について質問をいたしたいと思います。 まず全般的な展望でございますが、消費者の賦払い信用というものがアメリカあるいは西ドイツ、欧州において非常に盛んになっておりますけれども、日本の政府がこれをお考えになりました賦払いの展望といいますか、ここ数年来の伸びに比べて将来どういうふうに伸びていく、西ドイツ、フランスあるいはアメリカ、そういう、タイプは少し違いますが、その中にあって日本の賦払いがどういうふうに……
○吉田(泰)委員 朝から各委員がいろいろ質問がございましたので、非常に重複をする点もございますし、各参考人、非常に長いことごやっかいになっておりますので、できるだけ簡潔にお話を申し上げたいと思います。 綿製品の輸入制限の問題につきましては、わが党におきましては先月の末に声明書を出しまして、政府、通産大臣、総理大臣、外務大臣に手渡してまいりました。そういういきさつがございます。もちろん朝からいろいろ各委員の質問でほとんど網羅されておると思うのでございますが、なお二、三、重複する点は御了承いただきまして御質問を申し上げたいと思います。 まず、アメリカ、欧州並びに東南アジア等、非常に精力的に動い……
○吉田(泰)委員 私は民社党を代表いたしまして、この中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案について質問いたします。 わが党は、特定繊維工業の構造改善政策については、当初から積極的に推進すべきであるとの立場に立っておりますが、繊維工業以外の中小企業関係の業種についても、積極的に構造改善事業を推進すべきであるとの方針であります。私はこの立場に立って法案について質問をいたします。 まずその質問の第一でございますが、構造改善政策の基本姿勢の問題についてであります。従来の近促法の業種指定とは、その業種に属する企業の設備等の近代化が指定の目的であって、いわば企業の近代化の積み上げによってその業種の……
○吉田(泰)委員 先ほど来各委員の質問で、いろいろな意味で原因の問題とか、各お三方の参考人の方にお伺いしたのですが、私それを朝から聞いておりまして感じた率直な意見をまずお聞き取り願いたいと思います。 いずれにしても、事故が起こったという背景ですね、理由、言いわけのいかんにかかわらず、これはお三方ともどこかやはりゆるんでおるのじゃないか。正式な刑事責任の問題は、これは司直の手にゆだねるといたしましても、事故の起こった背景というものは、いまいろいろ聞いておりまして、非常にみんながゆるんでおるということが言えると思います。非常にずさんであった。原因はおそらくそういうところに尽きるだろうと思う、一口……
○吉田(泰)委員 今回のガス事業法の一部を改正する法律案でございますが、できるだけ同僚委員の質問と重複をいたします分は割愛したいと思います。ただ、あとあとの簡易ガス事業のいろいろな疑問点もございますので、あとの質問上どうしても重複をしてお伺いしなければいけない点もございますので、持ち時間も制限がございますので、できるだけ簡潔に御答弁をお願い申し上げたいと思います。 質問に入ります前に、まず冒頭に、ここ十年来の民生用エネルギーといいますか、特に家庭用エネルギーには非常に大きな変革があったと思うのでございます。そういう点でいわゆる固体エネルギーからLPG、灯油、電気といろいろなふうに非常に変わっ……
○吉田(泰)分科員 きょうは、特に万博のことについてお伺いを申し上げます。 この前の五十五国会であったと思うのですが、五月二十五日に菅野国務大臣と橋本参事官に御質問を申し上げたことがございます。そのときに、たしか私の記憶では、現在の万博の組織ですね、その当時の組織ではいけないのじゃないか――なるほど、その後、政府代表の問題でも椎名通産大臣が非常に御努力をなさっておるとか、あるいは推進本部が設けられたとか、そういうことはございますが、大きくながめて、現在のような組織でいいのかどうか。私が申し上げたいのは、前のオリンピックとの比較で、仕事量においてもたいへんな仕事量だと思うのですが、そういう認識……
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