このページでは吉田泰造衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○吉田泰造君 私は、民社党を代表いたしまして、去る八日夕刻大阪市内で発生いたしました悲惨なガス爆発事故に関連して、若干の質問を行なわんとするものであります。 私は、質問をいたしますに先立ちまして、今回の事故によりとうとい生命を失われた犠牲者のみたまに深甚なる哀悼の意を表するとともに、重軽傷あるいは家屋を焼失された被害者の方々に対し心からお見舞い申し上げるものであります。 私は、昨日お見舞いを兼ね現場を見てまいりましたけれども、今回の爆発事故は、死者七十四名、重軽傷者三百二名に及ぶ惨事であり、加えて二十七棟の何ら関係のない家屋が焼失されておりますことは、この種のものとしては、まさに史上最大の……
○吉田泰造君 私は、民社党を代表し、ただいま御報告のありました、昭和四十五年度中小企業の動向に関する年次報告に対して、若干の質問をいたしたいと思います。(拍手) 現下の中小企業を取り巻く情勢は、まことにきびしいものがあります。高度経済成長を続けてまいりました日本経済も、ようやく鎮静化の方向に向かい、景気の停滞が続いております。特に中小企業は、この不景気の影響を強く受けるとともに、発展途上国の激しい追い上げ、対米輸出環境の悪化、人手不足、公害問題の深刻化など、従来にも増して、その前途は容易ならざるものがあります。 そこで、私は、これら中小企業問題の解決の方策について質問をいたしたいのでありま……
○吉田泰造君 私は、ただいま議題となりました福田外務大臣不信任決議案に対しまして、民社党を代表し、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手) 七〇年代に入り、「七〇年代の政治」ということばが流行いたしましたが、ニクソン訪中、ドルショック、昨日の国連におけるアルバニア案の勝利は、まさに七〇年代の夜明けを象徴する外交古件であるということができます。これらの国際情勢の変化は、第二次世界大戦後の世界地図を基本的に書きかえる事件であるというべきであります。すなわち、戦後の世界の対立の原型である冷戦構造の変革を意味しているのであります。 世界の対立を、民主主義陣営対共産主義陣営、全体主義陣営の……
○吉田泰造君 私は、民社党を代表し、昭和四十六年度中小企業の動向に関する年次報告に対し、若干の質問を行ない、政府の見解をただしたいと思います。 わが国の中小企業を取り巻く情勢は、この一年間まことにきびしいものがありました。発展途上国に対する特恵関税制度の実施、繊維を中心にしたアメリカの対日輸入制限、戦後初めて経験した円の大幅切り上げ、さらには、昭和四十年不況を上回る国内経済の停滞等がそれであります。この間にあって、中小企業経営者とその従業員は、非常に深刻な打撃をこうむりつつも、みずからの置かれた立場において力一ぱい努力されている現状に対し、まずもって敬意を表したいのであります。 それにつけ……
○吉田(泰)委員 両参考人には本日ほんとうにお忙しいところを心から感謝申し上げます。大体ほとんどのことは同僚の各議員から御質問がございましたので、私はできるだけ重複を避けまして、ごく簡単に二点だけ御質問を申し上げたいと思います。 その第一点でございますが、よく業界の首脳者の方が、この繊維問題で筋を通すということをおっしゃられております。きょうの御決意のほどをお伺いしてみましても、そのとおりであろうと思います。まさに自由貿易に逆行するような形で、その一方の旗頭であるアメリカが無理な規制をしいてくるということは、筋からいっても、あるいはまた日本が、綿協定で十五年前に谷口さんが非常に煮え湯を飲まさ……
○吉田(泰)委員 具体的な御質問を申し上げます前に、まず現在まで割賦販売が行なわれております上に、ローンの伸びがだんだん自然発生的といいますか起こってきた。いま同僚委員に対する局長の御答弁の中に、割賦販売とローン販売とは性格的に同じであるというような御説明が再三にわたって行なわれておりますが、やはり発生的な状況から考えますと、メーカー並びにユーザー、そういうものの性格がニュアンスが少し違うのではないか。したがって、賦払信用保険法という保険のついた現行制度があるにかかわらずローン販売が行なわれてきたという、まずその背景を御説明願いたいと思います。
○吉田(泰)委員 一九七〇年代は、よく海洋開発、住宅産業、防衛産業、これが成長産業であるということがいわれております。私は、きょう特に防衛産業問題について、防衛庁並びに通産省にお伺いを申し上げたいと思います。 全般的な防衛産業に入ります前に、まず、最近次期の輸送機のジェットエンジンCXの決定の問題につきまして、通産省のジェットエンジン行政、これについてお伺いをして、防衛産業全般論に及びたいと思います。時間もあまりありませんので、おそくなっておりますので、できるだけ答弁は簡潔に要点を言っていただいて、私もできるだけ核心に触れた質問でやりとりをしていただいたら非常にけっこうだと思います。 現在……
○吉田(泰)委員 参考人、朝から長いこと非常に御苦労さんでございますが、できるだけ重複を避けまして簡単に質問をさせていただきたいと思います。まず具体的な質問をいたしますので、きわめて簡単に要点のみお答えいただきたいと思います。
黒田局長にまずお伺いいたします。大阪市の場合は工区現場に巡視員を置いていますか。
【次の発言】 鉄建の大石参考人、巡視員を置いておられますか。
【次の発言】 現場に何名でしょうか。
【次の発言】 事故の現況ですね。朝からの各同僚委員の質疑を通じまして、事故が起こってから後の処置が、具体的に適切を欠いたものが非常に多いのではないか、私はこのように考えます。これは大阪市の……
○吉田(泰)委員 この法案については参議院でも十分論議をされておりますし、また本日当委員会においても、具体的な条文についていろいろ質疑が行なわれておりますので、私がその質問を通じまして特に感じましたのは、この法案の統一ブランドのことにつきましては、これは当然いいことだと思います。ただ法律以外のところに問題があると私は思う。 ということは、指導とこれに対する予算だと思うのです。これをつくることはいいけれども、たとえば商標というものは非常に即効性のものじゃなくて、長い日にち、不断の努力を重ねていって初めてこの法の精神が生かされると思うのです。そういう意味からしますと、私は、まず実行は皆さん方、通……
○吉田(泰)委員 自然公園法の一部を改正する法律案で、同僚委員の質問をいろいろ拝聴をしておりまして、率直に言いまして、法律そのものにはたいしたことはないと思います。私はまず具体的に、この法律の一部改正の中の清潔の保持という問題と、それからもう一点はいわゆる排水規制の問題、三点目は政府並びに厚生省の――先ほど来次官のお話を聞いておりまして、政府の態度といいますか、そういう三点について、時間もありませんので簡単に御質問申し上げたいと思います。 まず第一点の清潔の保持という問題でありますが、先ほど来いろいろの御答弁の中で、あとで結論的に質疑をしたいと思うのですが、ちょっと私の考えている点と違ってい……
○吉田(泰)委員 この特定電子工業及び特定機械工業振興臨時措置法案、この法律につきましては、この前の委員会以来、いろいろな同僚委員の質問で大体よく理解できるのでございますが、二、三の点を伺います。 まず第一は、機械産業の現状といいますか、その点についての通産当局の考え方、現状をどういうふうに認識しておられるか。ちょうど四十五年七月に、「今後の機械産業政策のあり方」という審議会の答申が出されております。その答申をとらえて現在の法案が提案されたと思います。この機械産業の現状をとらえて、ちょうど七年の時限立法になっておりますけれども、日本の置かれた機械産業の特色といいますか、アメリカに比べ、あるい……
○吉田(泰)委員 中小企業特恵対策臨時措置法案について、いままで同僚委員からいろいろな形で質疑が行なわれておりますので、きょうは私は、特にまず冒頭で香港問題を取り上げてみたいと思います。
中共、北朝鮮、香港、いろんな角度で政府の御答弁を伺いましたけれども、まず長官にお伺いしたいのですが、当初香港は、通産省の考え方では、私は供与国に入ってないというふうに理解をしておったのですが、その理解は間違っておりますか。
【次の発言】 いま局長の御答弁で、香港は入ってないという形で作業は進められた。外務省の経済局長にお伺いいたしますが、会議の過程において、英国は除きまして、各国はどういう形で香港を取り扱っ……
○吉田(泰)議員 川端委員の御質問にお答えをいたします。 質問の要点が三点であったかと思いますが、まず第一点の、現在の物価上昇の原因が、当然値下がりしてしかるべき大企業製品価格が値下がりをしないで、むしろ寡占体制を利用して値上がりをしておるということについてどうかという御質問であったと思います。 質問者の川端委員がお述べになりますように、そのとおりであろうかと思います。最近のビールの値上げ問題、あるいは板ガラスの問題等はその好例でございまして、寡占体制で値上げの方向に向いているということは事実でございます。これはどうかということだけの御質問であろうかと思いますので、そのとおりでございますと……
○吉田(泰)委員 今回提案になっております法律案につきまして、まず具体的な質問に入ります前に、この法案の提案をされた背景の中で、現在の価格調整、ドル・ショック、そういうものによる輸出の減少あるいはその見通し、そういう背景に基づいて出てまいった法案でございますが、その現在時点の輸出減少の実績とその見通し――計数的に現在の輸出が現時点でどれほど減っておるかということ、それから見通しをまず質問に入る前に御答弁をいただきたいと思います。これは長官にお願いいたします。
【次の発言】 どうも現在時点の輸出の減少とその見通しということで、なかなかはっきりしたお答えになっていないような気がいたします。法案が提……
○吉田(泰)委員 田中通産大臣並びに経企庁長官がお見えになるまで……。 いま近江委員の質問の中で、たしかおととしの当委員会だったと思うのですが、私は公害のことで要求したことがあるのです。いま通産省、環境庁、厚生省の答弁を聞いておっても、非常に隔靴掻痒といいますか、もどかしさを感ずる点が一つだけあるのです。そのことは、科学的根拠に基づいてとかあるいは被害の実態を見てとかいろいろな話がございますが、その中で、日本の戦後二十数年間の流れというものは、私は合成化学は非常な発達をしたけれども、分析化学は発達してないと思うのです。そう言っては分析化学の学者におこられるかもしれませんけれども、ほんとうはそ……
○吉田(泰)委員 沖繩海洋博について、二、三お尋ねをいたします。
まず冒頭に、地元のことについてちょっとお伺いしたいのですが、われわれこの前にこの商工委員会の理事会のメンバーで沖繩の海洋博覧会について視察をしたことがございます。現在の時点で本部半島に決定されましたけれども、決定にあたりまして各地でいろいろな誘致合戦がずいぶんにぎやかに行なわれたものでございますが、地元の意向は十分――この本部半島の決定ということについて、誘致しようとした各地区の利害関係とかそういうことの調整は非常にうまくできておるのでしょうか。
【次の発言】 もう一つ地元の問題で、具体的なことでお伺いいたしますが、地元の会場……
○吉田(泰)委員 工業再配置促進法について、数点の御質問を申し上げたいと思います。 まず一番最初に、かつて数多くの地域開発政策とそのための立法が行なわれてきました。依然として、出荷比率等を見てみましても、太平洋海岸の比重が非常に増大をしております。この原因ははたしてどこにあると考えておられるのか。政府としては、いわゆる地域開発政策をいろいろな意味でとってまいったにもかかわらず、ますます増大の傾向をたどっておる。その原因がどこにあるのか。また今回の立法は、従前の政策とどこが根本的に一番違った特徴があるのか。質問に入ります前にその二点についてお伺いしたいと思います。
○吉田(泰)委員 二十分の割り当てが三分削られて十七分。したがってお願い申し上げておきます。簡潔に要点だけひとつお願いいたします。 まず、総理にお尋ねいたします。 九日の衆議院予算委員会で、わが党の竹本委員の質問に対して総理がお答えになりました、寡占価格の問題でございます。そのときに、企業に正確な資料提出の義務を負わせよう。また独占禁止法改正の意図を、初めて前向きに御答弁なさいましたね。それを受けて公取委員長が――公取委員長にも簡単に御答弁願いたいと思うのですが、翌日の定例記者会見で、現在の独禁法では寡占価格は値下げはできないというような御趣旨の記者会見がございました。私は、そのことにつき……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。