中谷鉄也 衆議院議員
31期国会発言一覧

中谷鉄也[衆]在籍期 : |31期|-32期
中谷鉄也[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中谷鉄也衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

中谷鉄也[衆]本会議発言(全期間)
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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 衆議院本会議 第9号(1967/08/07、31期、日本社会党)

○中谷鉄也君 私は、ただいま提案せられました官房長官木村俊夫君不信任案に対し、日本社会党を代表し、数点にわたり、提案者にお尋ねいたします。  最初に、質問を明確にするため、内閣法第十二条を引用いたします。すなわち、同条によれば、内閣官房は、「閣議事項の整理」「閣議に係る重要事項に関する総合調整」「内閣の重要政策に関する情報の収集調査」となっているのであります。右法文より見て、内閣官房長官の基本的職責と、右職責遂行のため必要欠くべからざる官房長官の政治姿勢のあり方はおのずから明らかであろうと思いますが、少なくとも官房長官たる者は、その職責遂行にあたっては、無批判的に総理に従属したり、追従したり、……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第21号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○中谷鉄也君 ただいま趣旨説明のありました本法案に対し、私は、日本社会党を代表しで、総理並びに関係閣僚に質問しようとするものであります。  まず第一は、政府の沖繩問題に対する基本的態度についてであります。  昨年十一月、佐藤・ジョンソン共同声明は、中国の核脅威をことさらに強調し、米国の軍事介入、なかんずく北爆さえも支持し、最大の国民的課題であった沖繩の祖国復帰については、単に、両三年内合意に達したいとの一方的な主張にとどまり、返還はもとより、その返還のめどさえ取りつけることができなかったのであります。その無能と不手ぎわをとりつくろい、全国民の沖繩祖国復帰の熱望をはぐらかすために設置しようとした……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第59号(1969/07/11、31期、日本社会党)

○中谷鉄也君 私は、日本社会党を代表して、中嶋英夫君によって提案されました石井衆議院議長の不信任決議案に対し、賛成の討論をいたしたいと思います。(拍手)  先ほど長谷川君は、国会は国権の最南機関である、このことを強く強調せられました。いまわれわれは、国民から国会のあり方を問われていると思います。したがいまして、私もまた、はなはだ憲法についての正確な知識には乏しいのでありまするけれども、憲法第四十一条の「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。」というこの文言についての、すでに確定した解釈をまず最初に述べておきたいと思うのであります。  すなわち、国権とは、国家の統治権の意味で……

中谷鉄也[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

中谷鉄也[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第5号(1967/05/02、31期、日本社会党)

○中谷委員 時間がないようですから、ごく簡単に、私は東京大学の調査報告書と、いま一つは、日本弁護士連合会の第一回調査報告書、この二つに基づきまして長官にお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に私お尋ねをいたしたいのは、東大の調査団の報告書でございますが、この報告書は、いわゆる要旨で、全体の報告書というものがどんなものであるか、私まだ拝見、検討をしていないわけなんですけれども、新聞の見出しによりますと、調査報告の中での三の「日米との社会的距離について」ということが、報告書の結果として一番大きな意義と影響を持っていたと思うのです。新聞の見出しによりますと、「離れゆく沖繩の心」こんなふうな見出し……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第16号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○中谷委員 それではまず最初に、日弁連が特に沖繩問題調査特別委員会をおつくりになりまして、そうして非常に困難な中で沖繩の現地調査をされたことについて、心から敬意を表したいと思います。  そこで私は、最初に、きわめて一般的なことをお尋ねいたしたいと思いますけれども、今度日米協議会の中で人権問題が問題として協議の対象になるということに相なっております。そこで、犯罪の抑止あるいは犯罪の捜査あるいは裁判権等の問題について非常な問題があることについて、先ほどから各参考人から非常に詳細かつ具体的な御意見があったわけでありますけれども、そのような調査を踏まえられて、特に沖繩の人権問題、ことに日弁連の調査報告……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1967/05/10、31期、日本社会党)

○中谷委員 十分ばかり時間をいただきまして、政務次官にお尋ねいたしたいと思います。  公害処理委員会であるとか、公害紛争あるいは公害仲裁委員会というような、ことばは熟してはおりませんけれども、そういうふうな委員会を設けるべきである。要するに、おくれた補償は補償ではないんだというふうな趣旨の質問が先ほど板川委員のほうからあったわけですが、それについて明確な御答弁がなかったのです。したがって、この問題については、私はどうしても扱わなければいかぬと思いますので、この問題については日をあらためてお尋ねをいたしたいと思いますが、ただ次のようなことをひとつ、この程度のことは本日お答えをいただけると思います……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○中谷委員 厚生大臣にお尋ねをいたします。  先ほど島本委員のほうから、主として提案されるであろう基本法についての考え方ということで、公害防止に対する基本的な大臣の見解を求めたわけですけれども、若干納得のいかない点がございますので、わずかの時間ですが、お尋ねをいたしたいと思います。  端的にお尋ねをいたしますが、次のようなお尋ねのしかたをいたしたいと思います。要するに、経済の発展ということば、このことばが一番公害防止といいますか、この関係において問題のあることばだと思うのです。そこで、いわゆる公害審議会の中間報告――政策決定過程の中でこれが私は一番出発点になると思うのですが、この中間報告の中に……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○中谷委員 関連して。島本委員のほうから、念のためにということで質疑がありました点、私のほうも一点だけお尋ねをしておきます。  防衛庁組織令によりますと、その八十一条には「艦船」ということばが使われておりますが、いずれにいたしましても、本法案の第二条にいう船舶の中には、現に防衛庁が保有しているところの艦船は含まれるのか、先ほど大臣のほうから御答弁がありましたが、念のために重ねてお答えをいただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 非常に蛇足になると思いますが、重ねてお尋ねをいたしておきます。防衛庁で保有しておりますあらゆる艦船を含むというお答えで、すでに尽くされていると思い……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○中谷委員 大臣に次のような点をお尋ねをいたしたいと思います。  この法案によりましていわゆる五十海里以内の規制が規定されておる。そうすると、ほかにこの法案と関連する法案としては港則法の中に規定があって、港則法の関係においては、一万メートル以内についてみだりに物を捨ててはならないというふうな規定があるわけでございます。そういたしますと、この法案の提案の趣旨説明の中にありました海水浴場さらにまた漁場、いわゆる養殖漁場などについては港則法の適用を受けないわけでございますね。そうすると、一体この船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律は、前回の大臣の御答弁によりますと、この法律によって九〇%程度の……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 ごく簡単に十分ばかりお尋ねをいたします。  保安庁の参事官にお答えをいただきたいと思いますが、「港則法第二十四条違反事件処分結果」という参考資料をいただきました。これは本法案の罰則の取り締まりの効果をあげる上で関係があるということでいただいた資料でございますが、その中で一点だけこの資料をもとにしてお尋ねをいたしたいと思います。  昭和三十九年検挙件数四十九件、昭和四十年検挙件数百十二件、昭和四十一年検挙件数百二件とございます。そこで昭和三十九年未済等十一件、昭和四十年未済等五件、昭和四十一年未済等六件、こういうことに相なっているわけでございます。そこでお尋ねをいたしたいのですけれど……

第55回国会 社会労働委員会 第14号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたしたいと思います。  先ほど、由良町の集団赤痢発生の問題について、その概要についての御答弁をいただきましたが、いずれにいたしましても、人口一万足らずのそのような町で、約一〇%に近い患者が発生をしているというふうなことになっておりますと、文字どおり町の社会的な機能というものが停止をしている、こういうことを言わざるを得ないと思うのです。非常に重大な問題だと私は思います。そこで、まず最初に、このふしあわせな和歌山県由良町のできごとに関連をいたしまして、次のようなことを私はお尋ねをいたしたいと思います。  これは大臣にひとつ御答弁をいただきたいと思いますが、昭和四十年のいわゆる……

第55回国会 商工委員会 第3号(1967/03/24、31期、日本社会党)

○中谷委員 一、二点だけお尋ねいたしたいと思うのですけれども、この法律は昭和三十四年に臨時措置法として制定されましてから、昭和三十八年に一部改正されている。そのときの会議録を拝見いたしますと、一件しかこの問題になったのはないじゃないか、契約ケースはないじゃないかということで、当時の速記録を私はずいぶん拝見しましたけれども、利用度が少ない、要するに法律としてよく動いてないのではないか、こういうふうな論議がなされているようです。その後、今度の提案理由の説明で、かなり利用度がふえてきているのだ、こういうふうな御説明なんですけれども、それにいたしましても、補償契約締結の限度額が六十億でございましたか、……

第55回国会 商工委員会 第4号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○中谷委員 関連して……。
【次の発言】 先ほど参考人のお話の中に、私非常に気にかかった点が一点あるわけです。それは、三好町の事故について非常に円満に解決した、先ほど関連質問の麻生君の質問に対しましても、納得のいくように解決をしたい、非常に誠意を尽くして解決する、こういうようなお話なのであります。そこで、私は読み間違いではないかと思って、通産省の関係のほうからいただいた資料を見たのですが、三好町の関係では、これはたいへんな事故なんですね。六人の方がなくなっている。その事故について、私の読み間違いであれば非常にけっこうだと思うのですけれども、千二百五十万円という金が六人の方に支払われている。そこ……

第55回国会 商工委員会 第9号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○中谷委員 公正取引委員会の委員長さんにお尋ねをいたしたいと思いますが、まだ御出席がないようでございますので、その前提になるような事実関係というほどのことではございませんが、通産省のほうにとりあえずお尋ねをしていきたいと思います。  公取の関係でございますけれども、カラーテレビの問題につきましては、昭和四十一年の十二月の二十七日すでに審判開始決定がなされまして、現在御審理中でございますが、この機会にカラーテレビにつきまして、いわゆるカラーテレビの国内価格とそしていま一つは輸出価格、その価格の問に相当以上の開きがあるということについては、すでに国会において論議されたところであるというふうに伺って……

第55回国会 商工委員会 第12号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○中谷委員 近促法についてお尋ねをいたしたいと思いますが、私が近促法の関係においてお尋ねをしたいと思いました動機、それは次のような新聞の報道記事に印象づけられまして、ひとつ近促法に規定されている中小企業の一問題についてお尋ねをしたい、こういうことでございます。  その記事というのは、次のような内容であります。四月十一日の報道でございますが、「話が違う集団就職」「少年百八十人が“家出”」「無神経な雇い主に警告」こういうふうな見出しに相なっておりまして、要するに「地方から就職してきたばかりの少年たちが、就職前に聞かされた雇用条件と現実との大きなへだたりのため、職場から“家出”したケースが目立った。……

第55回国会 商工委員会 第13号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたしたいと思います。  不当表示の問題についてずいぶん最近問題がたくさん具体的に――たとえば牛乳であるとか、レモンであるとか、イチゴジャムであるとか、そういうような問題がずいぶん最近続出ということばがいいと思うのですけれども、出てきていると思うのです。そこで公正取引委員会の機構、人員に関するお尋ねをいたしたいと思うのですけれども、いわゆる景品表示課でこの不当表示に関しての専任の仕事をおやりになっておる職員、これは一体何名なのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 今回地方事務所の増設が提案されているわけでございまするけれども、地方事務所の職員の方……

第55回国会 商工委員会 第17号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたします。  中小企業の高度化、近代化、構造改善、共同化、協業化、いろんなそういうことば、そしてそれの内容についての質疑が常に中小企業問題についてはかわされているわけでございますが、次のような問題についてまず最初にお尋ねをいたしたいと思います。要するに、そういうふうな中小企業の構造改善の一つの具体的な内容、高度化の具体的な内容として団地という問題がある。そうすると、団地が昭和三十六年、実際に動き出したのは昭和三十九年で、団地の数が現在まで百五というふうに承知いたしております。そういたしますると、これは全く算術的な計算で出てまいるわけでございまするけれども、中小企業のいわゆ……

第55回国会 商工委員会 第23号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○中谷委員 ちょっと関連……。一点だけこの機会にお尋ねをしておきたいと思います。  先ほど経済企画庁の政府委員の御答弁の中に、いわゆる自動車運送業についてと申しますか、タクシーについて三つの問題点を指摘した。その中で個人タクシーについては前向きのかっこうで処理をするということをきめた、こういうことなんです。そこで個人タクシーの問題といえば直ちに道路運送法の免許の問題になってくるわけでございますけれども、結局前向きということは、東京陸運局管内で五千件以上の免許申請が出ておるけれども、三年くらい前の申請についていまなお処理されておらない、あるいは年間の免許件数などについても非常に少ないというふうな……

第55回国会 商工委員会 第24号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○中谷委員 YS11の需要の見通しについて一番最初にお尋ねをいたしたいと思います。  本法が成立をいたしましてから通産省当局の一貫した昭和四十年までの御答弁というのは、要するに、YS11の製造計画の長期見通しとしては、昭和四十六年ころまでに百五十機を製造する、そうしてこれを販売をする、その百五十機の内訳というのは、約九十機程度が国内民需、それから政府関係機関の購入、いわゆる官需というのは二十機ないし三十機、そうしてあとの三十機ないし四十機程度を輸出に期待する、こういう考え方で一貫をしてきていたと思うわけです。ところが、現在における需要の見通しというのは、そういう従来一貫して御答弁になっていたと……

第55回国会 商工委員会 第27号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○中谷委員 貿易大学校法案についてお尋ねをいたしますが、一番最初にお尋ねをいたしたいことは、貿易大学校というのは、学校教育法にいう大学ではない。そうすると、現在この貿易大学校と同じような性格を持ったいわゆる大学校というようなものが一体存在するのかどうか、この辺からひとつお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 お尋ねをいたしますが、そうすると水産大学校ほか十ばかりある大学校というのは、貿易大学校法案と同じような単独法に基づく大学校でございますか。
【次の発言】 もう一度私のほうでも確認をいたしておきますけれども、気象大学校であるとか、海技大学校であるとか、政府委員のほうから例示をせられまし……

第55回国会 商工委員会 第28号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○中谷委員 一言だけ長官にお尋ねをいたしておきたいと思います。  ただいま同僚委員のほうからの質問があったわけでございますけれども、要するに、離島振興法の一部改正の法案、まことに時宜に適したものでありますけれども、ただ問題は、この機会にお尋ねをいたしたいのは、山村振興法の問題でございます。  要するに、まさに陸の離島、陸の孤島といわれているようなそういう山村の問題というものは、この一部改正の本法案の提案理由の説明と全く同じような状態に山村が置かれている。それを過疎対策という面でとらえるのか、あるいは人口流出というのはどのように理解するかという問題でとらえるか、あるいは弱い産業基盤をどのようにし……

第55回国会 商工委員会 第33号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○中谷委員 茶の間に赤いダイヤが入ってきたということで問題になっております。そこで、そういう全く初めて大衆参加をするというふうな人の立場に立って、一、二お尋ねをいたしたいと思うのです。  結局、紛議の防止ということに相なると思いますけれども、紛議の防止ということは、紛議の適正かつ迅速な処理ということが、かえってそのことが回り回ってきて紛議の防止に役立つ、こういうように私、思うわけです。そこで、こういうことを最初お尋ねをいたします。お借りをしてきたのですけれども、東京穀物商品取引所の定款がございますが、この定款は、会員が「訴訟の当事者となったとき又はその判決があったとき」には、その旨を届けねばな……

第55回国会 商工委員会 第34号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○中谷委員 昨日、私は委託者保護という観点から、紛議の防止は、紛議の適正迅速な処理ということが前提でなければならない、こういう点についてお尋ねをしたわけでありますが、その際、農林省に資料の要求をいたしまして、事例に関する資料をいただきました。そういう資料をいただいた責任上、いただいてそのまま質問のしっぱなしということではいけませんので、一、二点だけ、資料に基づいてお尋ねをいたしたいと思います。  委託者紛議処理事例集を、昨晩検討いたしまして、こういうふうな感想を持ちましたので、この点についてお答えをいただきたいと思います。いわゆる紛議の類型的なものを要領よくお出しになっておられると思いますけれ……

第55回国会 商工委員会 第35号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○中谷委員 議事進行。私は一点だけ、商工委員として提案者の先ほどの御答弁について、次のような点について非常に納得のいかない点がありますので、議事進行に名をかりてひとつお尋ねをして、提案者からも御答弁をいただきたいと思います。  要するに、本国会において商工委員会はこれでたしか三十五回目だと思うのですけれども、誠実に理事が開かれ、そしてその結果がきわめて人格高潔な委員長のもとにおいて提案の順序その他について定められている。われわれ委員としては真剣に法案の審議に参画してきた。したがって、いわゆる議員立法、わが党が提案しておる議員立法等についても今日まで趣旨説明等ができなかったという点については、ま……

第55回国会 法務委員会 第5号(1967/04/21、31期、日本社会党)

○中谷委員 私のほうは都知事選の違反の問題であるとか、それから警備に関する問題、それから和歌山県の知事選違反の問題その他二、三、質問を準備しておりましたけれども、時間の都合がございますので、和歌山知事選挙の問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に運輸省、それから外務省の方も特に御出席をお願いしたのですが、次のような非常に、これは私残念な、そしてまたこういうことが私はあっては絶対にいけないと思うんですが、そういう事実があったということを聞きました。  そこで、まず事実の確認を、最初外務省のほうからしていただきたいと思います。その事実は、きょうの十時二十五分に入電があったようであります……

第55回国会 法務委員会 第6号(1967/05/09、31期、日本社会党)

○中谷委員 時間もないようですから、簡単に二、三点だけお尋ねをしておきたいと思います。  四月の十人目に大竹委員、それから本日松本委員のほうから、それぞれ質疑がございましたので、私のほうからは時間の関係で二、三点だけなんですが、大竹委員も引用されたのですが、臨司の意見書の「まえがき」のところですけれども、「一方裁判官を志望する者の数は近時漸減の傾向にあり、必要最少限度の裁判官の数を確保することすら困難な実情にあって、わが国の司法制度は、この面において、きわめて憂慮すべき状態にある。」こういうふうなことが記載されているわけです。  そこで、給源の問題として四月の十人目に毛質疑があったわけですけれ……

第55回国会 法務委員会 第9号(1967/05/16、31期、日本社会党)

○中谷委員 私、一点だけお尋ねいたします。  競売屋とかブローカーといわれておるような人たちについて、競落許可決定をしない、チェックをするというふうな措置なども裁判所のほうで講じられるようになりましてから、執行吏役場の雰囲気というのはかなり改善されてきていると思うのですけれども、ただこの問題については、強制執行の実態との関係で、私自身も一体どういうふうに措置をしたらいいのかということについて、なかなかいい案がないのですけれども、執行官法にも書かれている労務者、要するに先ほど御答弁の中にありました人夫の問題がございます。家屋取りこわしの執行などは非常に困難な仕事だ、端的に言って、手の汚れる仕事だ……

第55回国会 法務委員会 第10号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 先ほどから、横山委員のほうから法務大臣と総長に質疑があったわけですけれども、私のお尋ねしたいと思っていたことと、ほとんど同じでございます。特に加藤先生のほうからの御質問については、全く表現は違いますけれども、私の申し上げたいことのほとんどが尽きていると思うのですが、やはり私のほうからも現在の裁判官の数が非常に不足だといわれている、したがって、さらに訴訟が遅延するというふうな状態が現出をして。ある意味では裁判官の給源等の問題、憂うべき状態が現出しているという中で、去る十五日、最高裁の横田長官が、大阪高裁の記者会見において、特に反則金の問題について談話を発表されたことについて、私は端的……

第55回国会 法務委員会 第13号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○中谷委員 百日裁判の問題につきまして、同僚委員のほうから詳細な質疑がありましたので、私のほうからは一、二点だけ補足をいたしましてお尋ねをいたしたいと思います。  二十二日の刑事裁判官会同における最高裁長官のいわゆる訓示、これは、非常に、選挙裁判の促進について、裁判所のお立場、要するに迅速な裁判、特に百日裁判法の要請について、裁判所がおこたえになろうという決意をお示しになったということで、精読をさせていただいたわけでございますが、いわゆるこの百日裁判の適用を受ける、百日裁判の法の規定に該当する事件、今回の衆議院選挙及び統一地方選挙に関して、どの程度現存裁判所に公訴が提起されているか、この点をひ……

第55回国会 法務委員会 第15号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○中谷委員 一言だけ関連をいたしまして、大臣にお尋ねという形で要望をいたしたいと思います。  先ほどから横山委員のほうから、いわゆる日弁連報告書を引用せられまして詳細に、沖縄における渡航問題、あるいは司法制度の問題、人権問題、米軍人の犯罪、軍用地接収問題、こういう問題についての大臣に対するお尋ねがあったわけであります。渡航問題あるいは軍用地接収問題、すべてこれは広義の人権問題であろうかと私は思うわけです。  そこで、実は先ほど大臣の非常に微妙、かつ慎重な御答弁があったのでありまするけれども、日米協議委員会においては、近く行なわれる委員会において、人権問題を取り上げるのだということが大きく政府の……

第55回国会 法務委員会 第16号(1967/06/02、31期、日本社会党)

○中谷委員 国政調査の中で人権擁護の問題として、いわゆる病理集団の中でいわれている顔役であるとか、あるいは顔を立てろなどというふうな問題についても機会をお与えいただきまして、質疑をいたしたいと思いますけれども、きょうはそのものずばりで、いわゆる美容整形といわれている問題と、人権擁護と申しますか、人権侵害との関係について問題があろうかと思われますので、お尋ねをいたしたいと思います。  ことしの一月の末から二月の初めにかけて、次のような新聞の報道がございました。特に名前を申しませんけれども、福島からわざわざ上京をして、そうして、美容整形ということの専門家だ、こういうふうにいわれているお医者さんのと……

第55回国会 法務委員会 第18号(1967/06/08、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたします。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、すでに国会においても、当委員会においても非常に詳細な質疑がかわされておりまして、特に四十六国会におきましては附帯決議も付せられているわけでございますので、その附帯決議の趣旨に従いまして一、二お尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、きわめてばく然とした、またある意味では裁判所のあり方に関するというふうな、非常に抽象的なお尋ねで恐縮ですけれども、次のようなことについて裁判所の御答弁をいただきたいと思うのです。  と申しますのは、御承知のとおり、公正取引委員会というのは一応準司法的……

第55回国会 法務委員会 第19号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたします。  私が通告いたしました質問の内容は、いわゆる代用監獄についてということであります。  代用監獄の問題というのは、被疑者、被告人の段階における、ほとんどの人権じゅうりん問題というのが代用監獄の中で行なわれている。そういうような人権じゅうりんあるいは利益誘導による自白というようなことが、ひいては最も重大な事実誤認、誤判という問題をも生ずる。こういうふうな人権擁護の観点から若干お尋ねをいたしたいと思うのでございます。  聞くところによりますと、臨床医家の場合には、解剖検査の結果、誤診が一四・二%あるというふうなことが、有名な東京大学の沖中教室の責任者である沖中教授の……

第55回国会 法務委員会 第21号(1967/06/15、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたします。  私はまず、非常に素朴と申しますか、何というか、今度の二十七条の異議の申し立ては、次のような反応を国民の中に呼び起こしたということを最初にお尋ねをして、その点についての自治大臣の御答弁をいただきたいと思うのです。  司法権の独立というのが最も大事なことである。これは言うまでもないことだと思います。いま一つ裁判官は弁明をしないということわざがございます。ところが私、きょうの新聞を見てみますと、呉の富川という裁判官の方が新聞に、あえて裁判官は弁明をしない、そういう社会的なことについては御発言をしないというのが裁判官の一つのいままでのお考えであったと思うのですけれど……

第55回国会 法務委員会 第22号(1967/06/16、31期、日本社会党)

○中谷委員 関連して一点だけ、法務大臣と自治大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  法務大臣の御答弁の中に、こんなことが陸続として起こってきたら、というおことばがありました。非常に率直にいつもそういう御答弁があるのですけれども、昨日から問題にいたしておりますのは、二十七条というのは、行政権と司法権とのいわゆる接点になる、接触交錯をする条文なんだという、そういう立場に立って、本日も横山委員質疑を続けられていると私は思うわけです。したがいまして、こんなことが次から次へと起こってくるということですけれども、それは逆に言うと、この国会周辺を管轄しておる東京地方裁判所、そこのとにかく裁判官が、やはりこう……

第55回国会 法務委員会 第25号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○中谷委員 大臣にお尋ねをいたします。私が本日明らかにしておきたいのは、去る六月九日の内閣委員会における大臣の受田委員の質疑に対する御答弁、この真意をさらに明確にしておきたいということでございます。  御承知のとおり、死刑の存続、廃止問題につきましては、もうずいぶん長い間論議の分かれているところでございまして、最近あらためて資料をお借りいたしまして、若干の検討をさしていただきましたけれども、第十五、第十六回帝国議会において、初めて死刑廃止論についての論議がなされているのでございます。戦後、衆参両院において死刑存続、廃止についての非常に熱心かつ深刻な論議がされている。このことは、すでに先輩である……

第55回国会 法務委員会 第27号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○中谷委員 刑事局長に質問をする前提となる一、二の事実関係を明白にするためにお尋ねをしておきたいと思います。  本改正案は、いわゆる外国の立法例との比較においてということが、一つの配慮ないしは考慮の事情になっておりますが、配付されました「過失致死傷罪に関する主要外国立法例一覧」というのがございますが、これらの外国刑法は、いわゆる戦後といわれているその時期から今日に至るまでの間において、改正の関係はどのように相なっているのか。たとえばドイツ刑法については、その二百二十二条において「過失により人を死亡させた者は、軽懲役」さらに三百十五条のaにおいては「次の者は、軽懲役。」として、その第一項に、「ア……

第55回国会 法務委員会 第28号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○中谷委員 では簡単にお尋ねをいたします。  外務省のほうにお尋ねをいたしたいと思いますが、内河事件と略称いたしますが、この事件について私ロシア共和国刑事訴訟法典というものを若干調べてみたわけなのです。その関係でお尋ねをいたしますが、この内河という人の不服申し立ての手続はすでにとられているのかどうか、この点いかがでございますか。
【次の発言】 いついたされたわけですか。
【次の発言】 判決に対する不服申し立て及び抗議の期間という刑事訴訟法の――刑事訴訟法というのはソビエトの刑事訴訟法でございますが、三百二十八条によりますと、いわゆる有罪の判決を受けた者で勾留されている者については、判決の写しを……

第55回国会 法務委員会 第30号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたします。  前回資料要求をいたしまして、たとえば「自動車運転による重大な人身事故の具体的事例」などという資料を努力してつくっていただきました。この資料に基づいてお尋ねをいたしたいと思いますが、要するに刑の威嚇力、一般的予防という観点から、警察庁のほうにお尋ねいたします。  ひき逃げですね。これは私非常によろしくないと思う。ひき逃げの検挙数というのはどのくらいございますか。
【次の発言】 では引き続いて。ひき逃げの無検挙数がかなりあるということは、ひき逃げをしても逃げられるのだということで、運転手に対するところの一般的予防という観点から非常にいけないと思うのです。そういう……

第55回国会 法務委員会 第33号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 私の質問も非常に簡単なんですが、欧亜局長にお尋ねいたします。  外務省の資料でございますね。それは「内河は日本の内閣調査室及び世界政経調査会の指令を受け、ソ連の国家的軍事的機密に属する情報、日本の関係機関に提供されることによりソ連の利益を害するよう使用されうる性格の秘密情報を蒐集しょうとし、また、実際に写真撮影、肉眼観察及びソ連市民との会話によつて蒐集した。これはスパイ的活動であってロシア共和国刑法第六十五条に規定された罪を犯したものと認められる。但し被告が正直に全てを供述したことは情状酌量に価いする。八年の自由はく奪」というふうな、そういう資料を手元にいただいているわけでございま……

第55回国会 法務委員会 第35号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○中谷委員 十分ばかりお尋ねいたします。先ほど松前委員からプロ野球の選手の人権問題についてお尋ねがあったようであります。私は、競輪選手の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  通産省のほうから最初お答えいただきたいと思いますが、ことしの六月三十日現在でいわゆるA級が二千六百八十六名、B級の選手が千五百四十九名、合わせて四千二百三十五名というのがその選手の数でございますが、その選手諸君のためにできている財団法人全国競輪選手共済会の共済事業調査統計表によりますと、四十一年度、鎖骨骨折、頭部顔面部外傷、頭部骨折、それから胸、腰などの骨折、さらに脳震蕩、肩甲骨骨折、上肢部骨折、それから上肢部外傷……

第55回国会 法務委員会 第36号(1967/07/21、31期、日本社会党)

○中谷委員 今次総選挙及び統一地方選挙の選挙が、公正に行なわれなければならないという最も国民のそういう願いというものを基本に置きまして、今回の二つの選挙における違反事件の件数あるいはその特色等についてお尋ねをいたしたいと思います。  本国会において、当初、国政調査の最初の委員会におきまして、横山委員のほうから東京都知事選の選挙違反の実態とその問題点について詳細に指摘されたことがございました。本国会の最終日にあたりまして、当委員会におきまして、今度は私のほうからひとつ総括的に、いま申し上げましたように、今度の総選挙と統一地方選挙におけるいろいろな問題点、反省点、今後の教訓とすべき点、そういう点に……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 商工委員会 第1号(1967/08/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 関連でございますので、一、二点だけ簡単にお尋ねをいたします。  七月二十日に法務委員会で通産省に次のようなことをお尋ねいたしました。若干資料が古いのですけれども、ことしの六月三十日現在でいわゆるA級と呼ばれている選手の数が二千六百八十六名、B級と呼ばれている選手が千五百四十九名、合わせて四千二百三十五名というのが登録されている競輪選手の数でございます。そこで大臣にお尋ねをいたしたいと思うのですけれども、その選手について社団法人全国競輪選手会のほうで調査いたしました調査統計によりますと、昨年四十一年度で鎖骨骨折、頭部、顔面部外傷、頭部骨折、胸、腰などの骨折、脳震盪、肩胛骨骨折、上肢部……

第56回国会 商工委員会 第2号(1967/10/09、31期、日本社会党)

○中谷委員 公取委員会に最初お尋ねをいたしたいと思います。  再販法案の問題について先輩の田中委員からの質問に対して委員長のお答えをいただいたわけですけれども、従来の前国会におけるこの再販問題に関する審議の経過、特に法案提出に関する質疑を振り返ってみますと、七月五日の参議院の物価問題特別委員会で前委員長の答弁は、各省と意見の調整を行なっておりましたが、国会の会期も切迫して、結局本国会において提案をして審議を仰ぐことを断念せざるを得なくなった、こういう趣旨の御答弁があったことは御承知のとおりだと思うのです。結局問題になりますのは、この法案をめぐりまして経済企画庁、通産省、厚生省、農林省、文部省そ……

第56回国会 商工委員会 第3号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○中谷委員 同僚委員の質問があと残っておりますので、大体四時までに終わるめどで、三つの問題についてお尋ねいたしたいと思います。お尋ねいたしたい一つは、沖繩における外国資本、特に石油産業を中心とする外国資本の進出に関する問題、いま一つは万博に関する二、三の問題、三つ目はいわゆる産業スパイの問題、これらの問題について簡単にお尋ねをいたします。  簡単な問題からというか、質問時間をとらない問題からということで、沖繩における石油産業に関する外国資本の進出の問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、まず最初に通産当局から、これはひとつお教えをいただきたいと思うのですけれども、大あわてにあわてまして、こ……

第56回国会 地方行政委員会 第2号(1967/09/11、31期、日本社会党)

○中谷委員 じゃ、さっそく川村委員の質問に引き続きまして、私のほうからお尋ねをしていきたいと思います。  先ほど大臣は、自治省の考え方、あるいは審理の方式などによれば、審理は促進ができるのだというふうなお話がありました。そうすると、一体熊本の場合、二千人以上の人が申し立てをしておる。これは先ほど政府委員のほうの御答弁の中に、法律の期待しない審理の方式をとってもらっては困るのだということがあったけれども、端的に申して、私は、こういう大量処分というものは、法律の予想しない、人事委員会の現在の機能と制度では予想できなかったような事態だと思う。しかし、そういう事態の中で、私は、法律実務家として、一括審……

第56回国会 地方行政委員会 第3号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○中谷委員 最初に警察庁にお尋ねをいたしたいと思います。  午前中、十月八日、羽田空港付近における死傷事件について、警察庁のほうから御報告がございました。その御報告によりますと、いわゆる現行犯逮捕の対象となった者が五十八名、警察官の負傷した人が六百四十九名、そうして、一人の青年が死亡した。さらに一般の人に一人の負傷者が出た。こういうところの詳細な御報告があったわけであります。  先ほど来、奥野委員の御質問の中に、いわゆるこれら学生諸君に対して、暴徒である、あるいはまたやくざのなぐり込みだ、また御答弁の中にもそのようなことばがしばしば出てまいりました。これらの学生諸君を暴徒であるというふうに批判……

第56回国会 法務委員会 第2号(1967/08/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 関連して。大臣のほうから非常に前向きの御答弁をいただいたのですが、私のほうからも関連してお尋ねをしておきます。  刑事補償法に関する横山委員の質問に最初関連をいたしますが、御答弁いただきましたように、刑事補償が四百円以上千円以下というようなことについては検討しなければいけないという御答弁があったわけですが、ただ、問題といいますか、条文に記載されていることで私は非常に気にかかるわけなんです。そういうことがあり得てはたいへんだと思うのですけれども、死刑の執行を受けた場合に、無罪であった場合に百万円の範囲内で補償するということが刑事補償法に規定されておるわけです。これは昭和三十九年にすで……

第56回国会 法務委員会 第3号(1967/11/01、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねします。  本日は、表現の自由だとか団結権だとか服務規律だとか、いろいろな問題が交錯をした問題として、鹿児島の裁判所広報の問題とリボンの問題が論議されたわけですけれども、総長にひとつお教えいただきたいと思います。  お尋ねをしたいと思いますけれども、先ほど総長のお話の中に、いわゆる裁判所広報昭和四十二年七月号のこの記載についても、前々からの経過があったので、飯守所長とじっくりと話し合いをされた、その心境などもお聞きになった、こういうふうなお話がありました。なお、こういうようなものについては、裁判官のいわゆる良心の自由とかいろいろなことを言ったって、いわゆるそれが限界があるのだ……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号(1967/12/16、31期、日本社会党)

○中谷委員 両参考人にいま貴重な意見の開陳をいただきましたが、最初に一点だけ、沖繩の現地の労働者の人たちは布令百十六号をどのような形で受けとめているかということについて、お尋ねをいたしたいと思います。  言うまでもなしに、労働法という名がつく限りは、その労働法は労働者保護の立場というものをとっていなければならない。しかし、先ほどお伺いしました布令百十六号というのは、ほとんどが労働者保護の立場に立っているものではなしに、労働者規制、しかも手錠と刑罰をもって労働者を規制するというところの治安立法というふうにしか私は考えられない。しかも、その法制の体系におきましては、片一方においては民労働法があって……

第57回国会 商工委員会 第1号(1967/12/12、31期、日本社会党)

○中谷委員 三つお尋ねをいたしたいと思います。一つは、いわゆる兵器プラント輸出に関する問題、この問題は、今国会がいわゆる沖繩国会というふうな名前で呼ばれている観点から、はたして兵器プラントというものがどのような限界と範囲において許容されるべきかどうかという点にしぼって、ひとつ疑問点を提起いたしたいと思います。  いま一つは、ある新聞に「役立たない国の免状」「電気主任技術者」「私は訴える」という、読者と記者が共同追跡をするというふうな記事の特集が出ておりましたが、その電気主任技術者の処遇の問題についてお尋ねをいたしたい。  いま一つは、沖繩の貿易の問題についてごく簡単にお尋ねをする、こういうこと……

第57回国会 商工委員会 第5号(1967/12/19、31期、日本社会党)

○中谷委員 ちょっと関連で一点だけお尋ねをいたしたいと思います。  田中委員のほうから質問がありましたとおり、大阪の府警の当時の捜査二課長に、現在被疑者になっておる諸君が相談に行ったという事実を検察庁あてに上申書を出したというふうなことは、いわゆる暴露戦術じゃないかということで、非常に一般国民のひんしゅくを買っている事実だと思うのです。ただ念のためにお尋ねをしておきますが、先ほどの刑事局長の御答弁の中に、太田という課長さんのお話は、上司に報告したところによると、現在そういうふうな営業許可であるとか税法の問題が論議されているときであるから問題だ、なるべくそのようなことをしないほうがいいと言ったと……

第57回国会 商工委員会 第6号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○中谷委員 本法案につきましては、佐野委員、それに一昨々日から中村委員あるいは昨日から田中委員が詳細にお尋ねをいたしましたので、私、一、二点、問題点と申しますか、私自身が疑問に感じている点をお尋ねいたしたいと思います。  お尋ねいたす順序は、何と申しましても、消費者保護と申しますか、この場合は災害の防止、そのことが直ちに生命、身体の保護ということにかかわってくるという災害防止の問題が第一点、第二点といたしましては、消費者教育の問題、第三点は保険についてごく簡単に、そして最後に、疑義をただすという程度ではございますけれども、法案の各条文についての質問が残ったと思われる問題、この四項目に分けてお尋……

第57回国会 法務委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 私のほうから二、三点お尋ねをいたしたいと思います。  いま問題が出ましたので、刑事局長に最初お尋ねをしておきますけれども、そうすると、国会議員には不逮捕特権が、国政に参画をしているということでそのような権利が与えられておる。ただ、その不逮捕特権に基づいて逮捕諾をするかどうかという判断は、あくまで国会それ自体の判断に属することであって、検察庁として、検察官として逮捕状を請求される場合は、要するに逮捕状の要件、罪を犯したことを疑うに足る相当の理由があるということで、しかも逮捕の必要がある、そういう場合についての判断に検察官としては限る。その国会議員を逮捕することが国政の審議に支障がある……

第57回国会 法務委員会 第3号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○中谷委員 法務省の人権擁護局にお尋ねをいたしたいと思います。  要するに、日本本土と沖縄との一体化を進めるということが、日米会談の結果共同コミュニケで発表せられた。そういう状態の中で、政府が最初に早々と取り上げたことは何かというと、一体化措置の一番最初の措置だということで、警察力の増強ということをお取り上げになった。いわゆる沖縄の警察の通信あるいは装備等について強化しよう、こういうことが話されている。すでに琉球警察の責任者が政府に参り、さらにまた本日の新聞報道によりますと、警察庁の関係の方がすでに沖縄の琉球警察を指導するために現地へ行かれた、こういうことが報道されているわけでございます。  ……

第57回国会 法務委員会 第5号(1967/12/22、31期、日本社会党)

○中谷委員 二、三法律問題についてお尋ねをいたしたいと思います。大臣にお尋ねをいたします。  国会議員に与えられている不逮捕特権は、国民から選ばれて国会議員が国政に参加をする、審議をする、そのようなきわめて重大な権利であると思いますが、逮捕許諾があった場合、それは、あくまで不逮捕特権は令状請求の、令状発付の要件であって、逮捕状の執行にあたっては、社会的身分、ことに貧富の差などによって逮捕状の執行は何ら左右さるべきものではないと私は考えますけれども、法律問題としてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 最近、いわゆる逃げ得というふうなことばがはやっております。特に組関係の人が、逮捕状の執行……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第6号(1968/04/09、31期、日本社会党)

○中谷委員 お許しをいただきまして、簡単に資料要求をいたしたいと思います。  前回、本土、沖繩の駐留軍関係労働者の適用法令上の地位等に関する調べの資料の提出をいただきましたが、その中で、右資料の三、争議権に関する、部分、第一種被用者について陸軍規定二百三十の五によって禁止されているといわれている旨の記載がございますが、陸軍規定二百三十の五の争議権に関する部分の条文を御提出いただきたいということをお願いいたしたいと思います。  いま一点は、本資料は、一、団結権、二、団体交渉権及び労働協約締結権、三、争議権、四、ピケッティングの権利、五、重要産業における争議行為、すなわち労働基本権であるところの団……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第7号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○中谷委員 諮問委員会の権限についてお尋ねをいたしたいと思います。  去る四月五日の衆議院本会議において、この問題について総理の答弁を求めました。具体的に基地の問題、土地接収の問題、基地公害などに対する補償の問題米軍人軍属の犯罪に対する裁判権ないしは逮捕権の問題、さらにまた渡航制限の問題、いま一つつけ加えるならば行政命令の改正の問題、これらの問題が諮問委員会の権限事項であり得るかどうか、この点をひとつ率直に御答弁をいただきたい。
【次の発言】 布令八十七号の問題が諮問委員会の対象になり得るというお答えになるのでございますね。しかもそれは緊急の問題だということを長官御自身がお認めになったという趣……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第8号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたしたいと思います。  前回私は、諮問委員会が権限として議題となし得る事実、それは一体どういうことなんだろうか、逆にいうと、なし得ない事実は一体どういうことなのかということについてお尋ねをいたしました。そこで、少なくとも交換公文によれば、諮問事項は、経済的な社会的な事項並びに関連事項ということになっていることは争いがない。そうすると一体、高等弁務官が要するにアメリカ本国に相談しないで独自の権限でできる問題というのは何なんだろうか、こういう点が一つ疑問になってまいります。できるということについて権限を広く解釈したいという立場で御答弁が前回あったと思うけれども、次のようなこと……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第10号(1968/04/22、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は大臣に沖繩の布令百十六号の問題についてお尋ねをしたいと思うのです。  二十四日に軍労働者の諸君が布令百十六号の撤廃を目標に掲げてストライキに突入をするという緊迫した状況に相なっている。そういうふうな状態の中で、布令百十六号の問題というのは、問題点があり過ぎるくらいあるのですけれども、争議権の問題、団体行動権、労働協約締結権の問題、重要産業指定の問題等が大きな問題だと思うのです。そこで、それらの問題についてどの点が改善、修正さるべきであるかという点についての明確な見通しというものがない限りは、軍労働者の諸君としても、撤廃要求を掲げている以上、突入せざるを得ないという状態にあると私……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第14号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○中谷委員 法体系ということであれば、むしろ先ほど依田委員が何べんも繰り返し繰り返しお尋ねしているように、全部とにかく疎開をしてしまった。あなたがいみじくも言われた間引きではないわけなんですね。だとすると、法の考え方からいいますと、罹災都市借地借家臨時処理法の考え方に沿うべきである。だとするならば、先ほど言ったように、たとえばかなり繁華なところでお店を持っておった、おそらく今度そういうところにお店ができるだろう、しかし建物が心ならずも朽廃してしまったために借地権が滅失したという場合には、特例法を設けて、処理法の考え方で借地権が生きておるのだというふうにしてやるべきではないか。私これは全くの関連……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第15号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 権利関係の調整、法案の第三章の各条文の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。  質問の基本になりますのは、政府においてもこの点とのかかわり合いを御検討になっておられるわけでありまするけれども、要は、権利の調整の中で、一番基本の権利であるところの所有権、その所有権が、憲法二十九条の「財産権は、これを侵してはならない。財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。」などというこれらの規定と、この九条以下の各条文がどのようなかかわり合いを持つのかということが、本日お尋ねをいたしたい要点であります。特……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第17号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねいたします。  昭和四十二年度に一億二千七百四十六万円、昭和四十三年度の予算に五億四千九百八十三万円、合計六億七千七百二十九万円ということで予算措置がされているわけでありますが、お尋ねいたしたいのは、完成予定が昭和四十四年の三月見込みであるということであります。先ほど同僚委員のほうから質疑のありましたのは、この法案がすでに予算措置がされているにかかわらず、この時点において提案されたことについての若干の法律的な問題をただされました。この点については重複して質問をすることを避けますが、私がお尋ねをいたしたいのは、四十四年三月完成見込みということに相なっているけれども、工事の方法、……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第18号(1968/05/23、31期、日本社会党)

○中谷委員 科学技術庁にお尋ねをいたします。要するに、お尋ねいたしたいのは前後七十回に及ぶといわれている沖縄那覇港における原潜の入港に伴う汚染調査がはたして行なわれているのか、あるいはまた汚染調査の監視体制が現在のような状態のもとで、沖縄百万県民の安全性が確保されるのかということについての疑問を提起をいたしたいと思うのであります。  すでにこの問題についてはあらゆる人が引用することでありまするけれども、かつて日本学術会議が「原潜入港は一時的な原子炉設置と同じように考えるべきものであって、特に周辺住民に対する潜在的危険性から公式に安全性の検討と確認を行ないたい。」という勧告をした事実があります。……

第58回国会 商工委員会 第3号(1968/02/28、31期、日本社会党)

○中谷委員 関連してただいまの政務次官の御答弁について一つお尋ねをいたしたいと思います。  要するに、企業責任――公害基本法の審議の際にも特に力点を置いて問題にされたのは無過失責任という問題であったと思うのです。といたしますと、一〇〇%発生源と被害との結びつきが明確である、すなわち通産省、厚生省のことばをもって言えば一般的究明ではなしに、特殊的究明が全く明白になされたというのではなしに、ある程度の蓋然性を持っておるということになったならば、そのような企業というのは責任をとるべきじゃないか、こういうように私は考えるわけです。そういう前提からいたしますと、先ほど政務次官が御答弁になった二千万円のい……

第58回国会 商工委員会 第19号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたしたいと思います。  人類の進歩と調和という基本的な理念、テーマのもとに、万博もあと二年足らずになってまいったわけでございます。そういう中で、万博は開幕した日が決定的な勝負であるということもいわれております。そこで最初、専任副会長さんに次のような点を率直にお答えをいただきたいと思うわけです。  現在、この国民的な、国家的な事業である万博事業推進にあたって特に障害になっている点は何か。緊急、早急に解決しなければならない問題点は何か。何か特に聞くところによれば、協会は政府に対しては専任大臣を設けるべきである、設けていただきたいということを強く要望しておられるということを聞い……

第58回国会 商工委員会 第21号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○中谷委員 万博の国民的な支持、国民的な合意という問題について前回お尋ねをいたしましたが、同僚委員の前回からの質問に対する政府の御答弁の中で、次のような点が気にかかりましたので、最初に指摘をしておきたいと思います。  国民的合意に関することですが、万博の意義を国民に周知徹底させるということを政府は盛んにおっしゃるわけです。といたしますと、外国参加、企業参加、施設参加というふうなことで、主として外国企業は万博の開催について直接的にこれらについて参加をしてくる。ところが国民の場合は、万博が開催されて入場するという以外に参加をする方法がないということであれば、そういうふうな考え方と発想の中に、国民的……

第58回国会 商工委員会 第22号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○中谷委員 自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表いたしまして、私から附帯決議案の趣旨につき御説明申し上げます。  まず案文を朗読いたします。    日本万国博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、日本万国博覧会を全国民の合意と協力並びに諸外国の理解のもとに成功させるよう、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一、日本万国博覧会への参加決定国が未だ少ない状況にかんがみ、積極的な招請活動を進め、特にアジア諸国がもれなく参加するよう最大の努力を払うこと。  二、博覧会会場建設及び関連……

第58回国会 商工委員会 第23号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○中谷委員 簡単にお尋ねをいたします。  通産省にお尋ねをいたしますが、通産省は事務次官が十八日に記者会見をされて、公取の委員長と会って、大型合併と独禁法問題の意見を統一したいという趣旨の発表をされた、こういうことが報道されております。通産省はどのような目的で公取委員長とお会いになるのか、そういうことが事実なのかどうか、この点をまず最初にお答えいただきたい。
【次の発言】 委員長にお尋ねをいたします。  大型合併の問題について、通産省は公取委員会、特に委員長とお会いをして意思の統一をはかりたい、こういう趣旨の希望を持っているようでありますが、公取委員長のこの点についての御見解はいかがでしょうか……

第58回国会 商工委員会 第24号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○中谷委員 割賦販売による売り上げ高というのは、昭和三十九年度の商業センサスによりますと、卸、小売り合計が二兆四千億円に達しており、総販売額の五・二%に相当するたいへんな金額だと思われます。たとえば、本改正案の中で問題になっている前払式割賦のいわゆる契約指数を見てみましても、大きな社会的な問題を含んでいるといわざるを得ません。そういう中で、以下、順次お尋ねをいたすわけでありますけれども、審議を掘り下げるために、次のような資料の要求をしておくことが適当であると思われますので、最初に資料要求をいたしたいと思います。すでに拝見をしたものもありますけれども、会議録にとどめておきます。  割賦販売法改正……

第58回国会 商工委員会 第26号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○中谷委員 橘さんと岩岡さんにお尋ねをいたしたいと思います。  現在までに割賦協会で御研究になっておられる問題点についてはおおむね承知をいたしておりますが、最初にお尋ねいたしたいのは、前払式割賦販売契約約款の基準案というのが一応つくられておりますけれども、この基準案についての割賦協会としての意見をひとつお述べいただきたい。  なお、この機会に具体的な内容について、一、二点だけお尋ねをしておきたいと思いますが、返還金の問題です。契約を解除した場合の返還金は、払い込み金から差し引くものは、契約の締結及び履行のために通常要する費用を差し引くということになっているようでありますが、その表示のしかたは具……

第58回国会 商工委員会 第27号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○中谷委員 三回目の質問ですが、やはり私も基準約款の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。  基準約款の表示例は、現に行なわれておりますところの前払式割賦販売の現実の契約書に比べますと、非常に私は進歩したものであるというふうに考えておりますが、それにいたしましても、なお若干の疑点があるわけです。  一番最初に私は次のようなことをお尋ねをいたします。前払式の割賦販売契約約款の内容については、その購入者を保護するために必要な基準に適合しない法人については許可しない、改善命令を出すことができるということになっておりますね。そこで一番最初にお尋ねしておきたいのは、約款の何といっても基本は月賦販売価……

第58回国会 商工委員会 第28号(1968/05/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 砂利採取法案の審議にあたりまして、砂利採取に伴う種々の被害の防止、このことが法改正の大きな柱になっているわけでありますけれども、何と申しましても被害の中で最大なものは人の命であろうと思われるわけであります。  再び水遊びのシーズンに入ってまいりましたが、五月十二日のたんぼの穴が坊やをのみ込んでしまった、「無謀じゃり取り」「遊びに来て深みへ」という新聞の記事を最初に引用いたしまして、このできごとの問題点がどこにあるのか、これらについてどのように措置をされるかについて関係の方々にひとつお尋ねをいたしたいと思います。記事の内容は次のとおりであります。伊丹市の春日丘に住んでいる調理士の岩佐……

第58回国会 商工委員会 第29号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○中谷委員 電気用品取締法の改正案についてお尋ねをいたしたいと思います。  今度の国会では、割賦販売法の改正案から、砂利採取法の改正案、そうして本案につきまして、いずれも消費者保護、住民保護という立場で質問をいたしたいと思うわけでございます。  そこで、法の第一条に、「粗悪な電気用品による危険及び障害の発生を防止すること」がすでに目的として明定されておりまして、今回の改正案は、それらの目的をより一そう効果的に果たそうとするものであるということに相なっております。  そこで、次のような点について事実関係を明確にいたしたいと思うのであります。  すなわち、まず粗悪な電気用品を除去するという目的から……

第58回国会 商工委員会 第31号(1968/05/20、31期、日本社会党)

○中谷委員 長官に最初にお尋ねをいたしたいと思います。  改正案が法の目的第一条の中で「経済の安定に寄与するため、その開発又は安定に必要な資金」すなわち安定、そういう改正を案として加えられている。この第一条に「経済の安定」という法の目的を特に加えることについては、立案の過程においていろんな考え方が私はあっただろうと思うのであります。伝えられるところによりますと、「経済の安定」という表現に対して、民生の安定あるいは社会の安定というふうな、法の目的をそのように定めるべきだというふうな意見もあったというふうに聞いているが、この点について、提案に至る過程の御検討に関する長官の見解をひとつお述べいただき……

第58回国会 商工委員会 第33号(1968/05/24、31期、日本社会党)

○中谷委員 同僚委員からあらゆる角度からお尋ねをして、両参考人のほうから率直な御答弁をいただきましたので、一言だけお尋ねをいたします。  実は八幡と富士の合併の問題というのは、日本の経済が将来どうなっていくか、産業政策はいかにあるべきかという、鉄鋼問題を越えた大きな問題として、冷静にこの問題に取り組んで掘り下げてみたいというのがわれわれの考え方です。そういうふうな中で、これはひとつ私、率直に申し上げたいと思うのです。本日、両参考人、特に永野参考人の先ほどの御発言の中でちょっと気にかかった点がございましたので、ひとつ率直に印象的な発言をいたしたいと思います。  従来から、合併のメリットについては……

第58回国会 地方行政委員会 第7号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○中谷委員 関連してお尋ねをいたしたいと思いますが、公安条例がいわゆる過剰警備として非難されている五時三十分以降の市営グラウンドにおける、ある新聞の報道によると、警察官が乱入していったと書いてある。その行動の法的根拠があるとするならば、一体それは公安条例のどの条文によるか。これは大臣はお答えいただきにくいと思うから、まず最初警備局長のほうからお答えいただいて、そのお答えを待って大臣にお尋ねをいたしたい。
【次の発言】 大臣にお尋ねをいたします。  第八条によるんだと言っておられる。これは問題があります。ところが、第八条を受けたところの罰則がございます。公安条例の十三条でございますね。関連質問だ……

第58回国会 法務委員会 第3号(1968/03/01、31期、日本社会党)

○中谷委員 委員長にお願いをしておきたいと思いますけれども、いわゆる飯田橋事件、博多駅事件、さらに平瀬橋、佐世保橋事件と呼ばれているエンタープライズの寄港に伴う諸事件につきましては、特に市民の自由に対する侵害、別のことばで申し上げますならば、警察権の限界を著しく突破したできごととして、私は重大な関心を持ちます。したがいまして、この問題については、今後この法務委員会におきまして、いわゆる佐世保事件を素材といたしまして、警察権の限界について、諸種の問題について、本通常国会中許される限り質問を続行していきたいと思います。そこで、本日は、午前中の与党委員の質問に関連をいたしまして、若干の点をお尋ねをい……

第58回国会 法務委員会 第4号(1968/03/05、31期、日本社会党)

○中谷委員 刑法の改正に関連をいたしまして、いわゆる運転免許について診断書添付を廃止したという問題について、最初に警察庁にお尋ねをいたしたいと思います。この問題についてはすでに数回にわたって質疑がなされておりますが、次のような角度からお尋ねをいたします。  要するに、実効がなかったので診断書添付は廃止をするという廃止の理由の説明は、当委員会においてもなされております。ただしかし、この制度発足にあたっては、当委員会において幾多の疑義が提出されたことは、会議録によって明らかな事実であります。といたしますと、警察庁としては、この制度が失敗をしたことは明らかな事実でありますけれども、一体制度発足にあた……

第58回国会 法務委員会 第6号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○中谷委員 本日、私は壬申戸籍の問題と、いま一つは本通常国会の中で継続をして取り上げさしていただくことをお願いいたしております、いわゆる佐世保事件を一つの対象としての警備警察のあり方の問題、いま一つはいわゆる前科者のリストの問題として報ぜられている、前科があるとされている人の人権擁護の問題、この三つを簡単にお尋ねをいたしたいと思います。民事局長御出席になっておられますし、人権擁護局長さんたいへんお忙しいようでございまますので、最初に壬申戸籍の問題をお尋ねをいたします。  昭和四十年の八月十一日、同和対策審議会は総理に対して答申をいたしました。その答申の一節、これは同和問題について関心と、同和問……

第58回国会 法務委員会 第8号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 法務省からの御連絡によりますと、大臣が十時半に御出席になるということでありますので、その前に最高裁判所にお尋ねをいたします。  訴訟の促進ということが裁判の一番大きな課題として叫ばれて非常に長いわけでございますが、裁判官がここ数年来若干の増員が行なわれておるわけです。そういう裁判官の増員は私はきわめて不十分なものだと思うのですけれども、訴訟促進の効果があらわれているのかどうか。資料等もいただいておるわけですけれども、この点について最初に裁判所のほうからお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 資料一二ページに、非常に参考になる平均審理期間についての表があげられているわけですが……

第58回国会 法務委員会 第9号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○中谷委員 破防法の問題について、長官に若干の事実関係を明確にするためにお尋ねをいたしたいと思います。他の委員会においてもすでに質疑されておりますが、あらためて検討の対象となっている三派全学連とは何か、この点についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 三派全学連、いわゆる三派とは具体的には何をさすのか、すでに常識と相なっておりまするけれども、事は破防法検討の問題にかかわりますので、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 あとでお尋ねをいたしますが、そうすると、破防法適用の対象となっている構成員ですね、適用の対象になる団体の構成員とは、三派以外の、たとえば、長官がおあげになっ……

第58回国会 法務委員会 第11号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○中谷委員 若干の問題についてお尋ねをいたします。  刑罰というのが、社会全体の倫理観、生命尊重ということにその基盤を持っていなければならないということは、言うまでもないことであります。そのような意味で、罰せられる者が正しく罰せられねばならないということも、また当然のことであろうかと思います。そこで、前国会におきまして、未必の故意の問題についてお尋ねをいたしましたが、この問題について、さらに掘り下げてお尋ねをいたしたいと思います。  昭和四十二年七月、法務省刑事局から自動車運転による故意犯適用事例という資料をいただきました。要するに、本来業務上過失致死傷ではなしに、未必の故意、すなわち、その故……

第58回国会 法務委員会 第12号(1968/03/22、31期、日本社会党)

○中谷委員 壬申戸籍の問題について重ねてお尋ねをいたしたいと思います。  生きていた差別の戸籍ということで、本年の初め壬申戸籍の問題が多くの国民の前にクローズアップされましてから、法務省では一月の十一日に民事局長通達を出されました。民事局長通達は、親族以外の者の閲覧の請求には応じない取り扱いを定められましたね。越えて三月の四日になりまして、さらに民事局では一歩を進められまして、親族についても閲覧を禁止する、このような通達を出されたわけであります。それで、本件についてそのような通達の処置をめぐりましてその後事態が進行したわけでありまするけれども、次のようなことが、最近新しい動きとしてあらわれてま……

第58回国会 法務委員会 第13号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○中谷委員 関連して、厚生省にお尋ねをいたします。  実は木曜日に医療過誤の問題をお尋ねをする予定でおりますが、先ほどの横山委員の質問に対するお答えで、一応問題点を明確にしておいたほうがいいと思いますので、お尋ねをしておきますが、従前より一そう注意義務が高く要求されるということでございますね。そういたしますと、注意義務違反に伴う責任の量もしたがって高くなる。そういたしますと、厚生省のお考えは、今後は、責任の刑罰的表現が量刑ですから、量刑も一般的に高くなってくることを予想しておられる。だとすると、従前この刑法改正について論議をしておりましたときの法務省の説明とは非常に違って、まさにそのようなこと……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○中谷委員 瀧川先生と古西先生と玉井さんに、同じ質問をしてお答えをいただきたいと思います。  私は、日本と工業生産力等で国情が似ていると思われるフランス、イタリア、西ドイツ、この三つの国を一応とってみたのですけれども、瀧川先生まず誤りがあれば御指摘をいただきたいと思いますが、フランス刑法はたしかその三百十九条で過失致死については三カ月以上二年以下の拘禁ということであったかと思います。イタリア刑法は十二年以上をこえることができないということで、長期が十二年を科すことができるように相なっていたと思います。西ドイツは、先ほど先生御指摘になりましたように、一年以上五年以下でございます。過失傷害につきま……

第58回国会 法務委員会 第15号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本案に対して、反対の討論を行なわんとするものであります。  以下、若干その理由を申し上げます。  一万三千九百人に及ぶ死者、五十一万八千人に及ぶ負傷者、しかもこれら交通事故被害者は増加の一途をたどっております。まさに交通戦争といわなければなりません。これらの事態に対しまして、たとえば交通安全基本法とその他関係法律の整備立案について、劣悪な労働条件のもとに苦しむ交通労働者の労働条件の向上と労働環境の整備について、さらに道路の整備、安全施設の拡充について、その他自賠保険額の引き上げを含む自動車保険の抜本的改正について、救急医療態勢と救急医療機関の拡充……

第58回国会 法務委員会 第18号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○中谷委員 大臣十一時十分に御退席になるようでございますので、簡単に二、三点お尋ねをいたしたいと思います。  昨年十一月以来、三派全学連に対する破防法適用の問題については、当委員会においてしばしば大臣の見解をただしましたが、近く治安関係の閣僚の打ち合わせ会があると聞き及んでおりますが、そういう段階で大臣はどのような意見をお述べになりますか、この点をお尋ねをいたします。  同時に、きわめて慎重にということを従来御答弁になっておられたわけですが、そういう慎重な討議の中から、いわゆる三派全学連に対して破防法を適用することのメリットとデメリット、要するに利害得失、このような問題について現在どのような点……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/09/10、31期、日本社会党)

○中谷委員 時間もないようでありますから、簡単に質問をいたしたいと思います。  公害の基本的な法理については、無過失責任の原則であるとか、挙証責任の転換などということも本日論議をされましたが、はなはだ熟してはおりませんが、私は本日、公害行政の中においてはたしてどの程度適用できるかどうかは別として、クリーンハンドの原則、すなわち白い手の原則というふうなものを何らかの形で導入をして、そうして次のような事実関係について、各省の意見を承りたい、こういうことであります。  まず最初に事実関係について申し上げたい。去る八月の四日から十一日にかけまして、厚生省と和歌山県は、和歌山市と海南市において、主として……

第59回国会 商工委員会 第6号(1968/11/15、31期、日本社会党)

○中谷委員 新全国総合開発計画第一次試案が昨月の末に発表されました。その開発計画の関連において沖繩の問題についてお尋ねいたしたい、これが私の本日の質問の第一点であります。与えられました時間が一時間足らずでございますので、時間がありましたら第二点といたしまして東南アジア開発経済協力の問題についてお尋ねをいたしたい、こういうふうに考えております。  まず最初に質問の第一点に入りたいと思いますが、沖繩の主席の選挙が行なわれまして、そうして新しく主席に選ばれました屋良主席が、私が最後の沖繩の主席でありたい、私で沖繩の戦後は終わらせたいというふうに最初の声明を発しておりますが、非常に私はある種の感動を持……

第59回国会 法務委員会 第2号(1968/08/09、31期、日本社会党)

○中谷委員 私はきょう三つの問題について、お尋ねをいたしたいと思います。一つは、人権問題といたしまして、いわゆる昨日から新聞に報道されております日本の医学界も心臓移植について踏み切ったという問題についての人権的な面からの問題点、いま一つは、日本人がアメリカに居住しておるという理由によって選抜徴兵法の適用を受けて、ベトナムの戦線において紛争に従事しているという問題、 いま一つは、日通事件に関してで、時間を要しない問題からお尋ねをいたしたいと思います。  いわゆる心臓移植の問題については、私は五十八回国会におきまして、簡単に質問をいたしておきました。あらためて本日お尋ねをするわけでありますけれども……

第59回国会 法務委員会 第3号(1968/10/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 一点だけお尋ねをしておきたいと思います。私、きょう刑事局長あるいは外務省等にお尋ねをしたいのは、米軍復帰を拒否した日本人の青年清水徹雄という人の問題についてですが、安保条約の問題、あるいは地位協定、さらにまた刑特法等いろいろな問題について法律的な問題点を提起をいたしますが、大臣にお尋ねしたいのは次の点です。  要するに、日本人米兵といわれておる人について、刑特法が適用できないのではないか。これは私はあとで法律論を申し上げますけれども、私はできないということを確信をしている。いずれにいたしましても、昭和二十七年四月十九日、当法務委員会におけるところの会議録を検討いたしますと、この問題……

第59回国会 法務委員会 第4号(1968/10/31、31期、日本社会党)

○中谷委員 法務大臣は、法秩序維持ということについて非常に熱心かつ誠意のあるような御答弁がありましたが、しからば恩赦の問題についてお尋ねいたしたい。  要するに、昭和四十二年以来の予算分科会あるいは法務委員会等の審議の経過をたどってみますると、法務省の意向は、明治百年の恩赦をかりにするにしても、交通違反と選挙違反は恩赦からはずしたい、こういうふうな答弁を会議録の中にとどめております。先ほどの大臣の御答弁は、去る予算委員会分科会においては、恩赦についてはいまのところ全く考えておりません、白紙です、こういうことであった。いつから研究するようになったのか。まことにそのような御答弁というものは、私は率……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 冒頭に外務大臣にお尋ねをいたしますが、沖繩県民の国政参加というのは、全面参加以外にはあり得ないということを私は考えます。そうしていま一つ、国会は国権の最高機関である、その国会において全面参加の立法をしたという場合、外務大臣としてアメリカに対して、たとえばどのような交渉をされるか。特に、現に沖繩において施行されている布令、布告に若干の改廃を要するものがあると思うが、それらについてひとつお答えいただきたい。
【次の発言】 では、念のためにいま一度その点について。  要するに、国会が国権の最高機関である。若干の、国政参加の方式について、法律問題があることは私も承知をしています。ただしかし……

第60回国会 法務委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○中谷委員 お尋ねをいたしますが、先ほど法務大臣の所信表明があったわけでありますが、法務行政あるいは検察権の運用について、法務大臣として当面特に重点施策としてお考えになっている点は何か、この点についてあらためてお尋ねをいたします。
【次の発言】 よろしいんでしょうか、そういう御答弁で。と申しますのは、私は法務大臣として、法務行政と検察権運用の当面の課題は何かというふうにお尋ねしたわけであります。裁判官の給与の法案が現在審議されておりますけれども、法務大臣から裁判官のあり方についてお話を伺おうとは夢にも思いませんでした。まさに三権分立ということについて混同をしておられるのではないか。一体どういう……

第60回国会 法務委員会 第2号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 昨日の質疑に引き続いて、簡単にお尋ねをいたします。  その前に大臣の御答弁をいただきたいと思います。国家公務員の諸君が人事院勧告の五月実施を強く求めているということは言うまでもありませんが、昨日の四党国対委員長会議、その他与党・政府の関係閣僚の話し合い等によりまして、八月実施について、この点が修正されるということが報道されておりますが、といたしますると、現在審議いたしておりますところの法案についての修正の問題が出てくるだろうと思います。特に附則の問題等についてはどういうことに相なるのか、この点についての御答弁をいただきたい。

第60回国会 法務委員会 第3号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○中谷委員 三点お尋ねをいたします。資問の順序は、刑事補償の問題と、それからいわゆる産業スパイ罪の問題、それにシンナー遊び対策、この三つですが、その順序でお尋ねをいたします。  一番最初に、厚生省にお尋ねをいたしますが、先ほど刑事局長のほうから御答弁のありました心神喪失者の犯行、犯行を犯したとされている精神病者、精神障害者、この人たちが犯行当時精神衛生法等によるどのような措羅を受けていたか、この点についての確認はできているのでしょうか。たとえば医療を受けていたかどうか。精神衛生相談所その他の施設の指導を受けていたかどうか。全く放置されていたか。気違いに刃物ということばがございますから、この点刑……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○中谷委員 本国会におけるだんだんの論議を通じて、私はあらためて次のようなことを、質問の最初に法制局長官にお尋ねいたしたいと思います。  昭和二十一年日本国憲法が施行され、昭和二十七年に平和条約が発効した後、沖繩がアメリカの施政権下に置かれた。そこで、政府の御見解をあらためてお尋ねするわけでありますけれども、沖繩に日本国憲法が適用されていないというのは、全面的に適用されていないということなのかどうか。すなわち、日本国憲法の前文の最後の部分は、長官、すでに私が引用するまでもなしに、次のようにあります。「日本國民は、國家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」とありま……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は、きょう、沖繩における沖繩県民に対する米軍人軍属の犯罪について、なお琉球民警察官の逮捕権、すなわち民政府布令第八十七号についてお尋ねをいたしたいと思います。  すでに過去の委員会におきまして、昭和三十九年以降現在までのいわゆるおもな凶悪事件の実例についての調査報告を求めたことがあります。たとえば昭和三十九年一月二十七日、那覇市居住の米軍メードが外人風の二人連れによって強盗、強姦傷人の被害を受けたというような事実など、十二件についての調査報告を受けたのでありますが、その際にもわれわれは問題にいたしましたが、事件発生年月日、発生場所、被害者、被疑者、事件の内容、そうして事件発生後に……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は、西風委員の質問に続きまして、立法院のほうで御決議になりました決議第二号の沖繩県民の国政参加に関する要請決議のほうからお尋ねをいたしたいと思います。  要するに私が、特においでいただきました立法院の皆さん方の御意見を承りたいのは、全面的な国政参加、この問題については、われわれ野党の議員といたしましては、あらゆる資料を集めましてそのような全面参加が今国会において実現することについていろいろな面から検討いたしました。要は、国会は国権の最高機関である、その国会において与野党が一致して沖繩県民の代表、沖繩からも全面的な権限を持ったところの国会議員に国政に参加してもらおう、こういうふうな……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○中谷委員 一点だけ私、関連をして質問をいたしたいと思うのです。  諮問委員会に関する法案が提案されましたときに、私、本会議の中で総理に質問をいたしました。その中で私が質問をいたしましたのは、諮問委員会というのは結局屋上屋を架すものではないか、要するに、諮問委員会というものは枯れ尾花ではないかという趣旨の質問をいたしました。総理はそれに対して否定をされた。ところが、先ほどから同僚依田委員が何べんも指摘いたしておりますように、沖繩においては、すでに諮問委員会というものは形骸化しているのだ、これは信頼できないのだ、だからこれは諮問委員会というものについての存在価値や利用価値はないんだというふうな動……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○中谷委員 一時間ばかり質問をいたしたいと思います。  一九六八年六月五日の資格免許一体化促進に関する勧告、その付属の一の(五)、すなわち「日本政府は琉球政府の実施する試験の水準を高めるよう琉球政府に対する援助を拡充すること」という、この問題点について若干の質疑を最初にいたしたいと思います。  前回同僚委員のほうからすでに質疑がありましたけれども、いわゆる弁護士資格の問題については、今回の暫定措置法案の中からはずされております。そこで事実関係をお尋ねしたいと思うのですけれども、一九六八年五月一日に立法院が司法試験法を制定いたしております。同種の、同じ名前を持ったところの司法試験法が本土法の中に……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1969/05/15、31期、日本社会党)

○中谷委員 同僚委員のほうから、陸軍病院の解雇問題とベトナム行きを拒否した沖繩船員に対する米軍の態度についての二点にわたって質疑がありましたが、私、一点だけ確かめておきたいと思います。  要するに、事実関係なんですけれども、この船員諸君というのは本来軍労働者として雇用されていて、そうしてその後ベトナム行きの米軍タグボートに乗ってベトナムへ行け、こういうふうな指示を受けたというのが実情じゃないのでしょうか。特連局長、いかがでしょうか。
【次の発言】 そうすると、問題は二つございますね。  一つは、ベトナム行きタグボートの問題については、一昨年東京都の板橋区の人がサイゴン川で砲弾にあたって死亡した……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1969/06/17、31期、日本社会党)

○中谷委員 基地の態様の問題について、川崎委員と大臣の間に非常に興味深い質疑がかわされましたが、したがいまして、私は、ひとつ施政権論というふうなことにはならないと思いますけれども、というような点について一、二点だけお尋ねをしておきたいと思います。  最初に、大臣にお尋ねする前に、特連局長にお尋ねをしたいのです。  岸事務所長さんが一体化に人権問題を取り上げなければならない、裁判管轄権は広げなければならない、こういう趣旨の意見具申をされたということが報道されておりますね。そういうふうな事実があるかどうかということと、特連局といいますか、政府のこの点についての考え方、これをひとつお答えをいただきた……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第16号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○中谷委員 本日は数点にわたってお尋ねをいたしたいと思います。  最初外務省にお尋ねいたしたいと思いますが、沖繩の米軍というのは、米太平洋統合軍、いわゆる司令部、本部がハワイにある、ここの指揮下にあるわけでございますね。そこで、おそくとも七二年には施政権が返還される、その論理的な帰結として、憲法及び安保条約が沖繩に適用されるということは、すでに何べんも外務省あるいは外務大臣から対米交渉における主張として承りました。といたしますと、在日米陸軍というのは、私の理解するところでは、第八軍の指揮系統下にある。そういたしますと、現に沖繩の米軍というのは、施政権が返還されて安保条約が適用されたということに……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第19号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○中谷委員 沖繩の施設について買い取り義務が存在するのかどうか、この点について私はきょう法制局の見解をただしたいと思いますが、法制局がまだおいでになっておりませんようですので、昨日の外務委員会における戸叶委員の質問に対する外務省の答弁について、問題点をただしておきたいと思います。  政務次官にお尋ねいたしたいと思いますが、地位協定の第四条、この精神に基づいて、要するに施設及び区域についてはその補償の義務がないのだから、したがって、結局買い取りの対象にはならない、こういう趣旨の答弁があったように伺うのですけれども、そういうふうにお伺いしてよろしいでしょうか、お答えをいただきたい。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第22号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○中谷委員 大臣にお尋ねいたしたいと思います。  非核三原則というのは、どうしても日本国政府が守り抜かなければならないところの原則でございますね。先ほどからの質問の中ではBC兵器の問題が論議されましたけれども、核、そうして生物兵器、さらに化学兵器、さらに放射能兵器というものがある。そうすると、持ち込まないといわれているそういうものについては、今後どんなものがあらわれてくる可能性があるか。そういう中で、持ち込まないものについての原則というものが、私は日本国政府としてなければならないと思う。この点についてはどのようにお考えになるでしょうか。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第23号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○中谷委員 長官にお尋ねをいたしたいと思います。  二十九日から三日間にわたる日米経済閣僚会議がありますが、この中で自由化の問題、繊維の問題、いろんな問題が論議されるわけですが、沖繩の経済問題、この問題についてはどのような形で議題にされますか。長官、この点についてひとつ最初にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、おそくとも七二年までには沖繩の施政権の全面的な返還を求める、そういうことの見込み、これは政府の基本的な方針であり、確信だというわけでございますね。そうすると、今度のわずか三日間の会議の中において議題になるならないということは、私はそれほど大きなことではないと思うので……

第61回国会 商工委員会 第4号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○中谷委員 委員長にお尋ねをいたしたいと思いますが、行政相談としての事前審査ということでございますが、これは行政相談という非常に軽やかなことばですが、軽やかにしてはずいぶん不眠不休の努力をされたということであります。そこで、行政相談としての事前審査ということは一体どういう法根拠に基づくのか、そのあたりからひとつ御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、行政相談というのは、全体の奉仕者である公務員が、その公務員としての仕事をおやりになる上であたりまえのことなんだ、そして国民だれでも気軽に相談にいらっしゃいということでございますね。そうすると、公正取引委員会の行政相談というのは、……

第61回国会 商工委員会 第6号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○中谷委員 実は合併の問題は非常に大事な問題ですので、さらに理事会にお願いして、私は第三回目の質問をさせていただきたいというふうに考えておりますので、きょうは一応時間をあまりいただかずにお尋ねをいたします。審決集の三、審決集の八、それから「東洋経済」の三月八日号と三月十一日の「エコノミスト」を委員の方にお願いをして用意をしていただきました。そこで私は、従来から統一解釈といわれているものについてかなり問題があると思いますので、お尋ねをいたします。  すなわち、審決集の三、一七五ページ、そこには公取委員会の反論としての準備書面の一節が判決に引用されております。 そうして一八三ページから一八四ページ……

第61回国会 商工委員会 第8号(1969/03/11、31期、日本社会党)

○中谷委員 前回に引き続きまして、数点をただしたいと思いますが、その前に委員長に次のようなことをお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 なるほどそうですね。公取委員長に質問をいたします。以下、委員長というのは公取委員長でございまして、本日は大久保委員長に質問の予定は全然ございません。  委員長は、三月二十人目の商工委員会で、同僚委員の質疑に対して、次のような御答弁をされました。この点を最初にお尋ねをしたいのです。速記録が現在でき上がっておりませんが、要旨は次のとおりでございます。  質問に対する委員長のお答えは、独禁法と独禁政策の間に幅があると申しましたのは、これは理念として、理想として……

第61回国会 商工委員会 第9号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 正田先生にお尋ねをいたしたいと思います。  同僚藤井委員の事前審査に関する質問について、私は次のようなことを感じました。実は、法律相談というようなことで法律事務所へよく人が来るのですけれども、そういうふうなときには自分の有利なことばかり言いまして、ほんとうのことをなかなか言わない、裁判にいって初めて真実があらわれてくるというようなことを間々経験するわけです。こういうことは個人の場合であろうと、八幡、富士というふうな大企業の場合であろうと、私は同じだろうと思います。したがいまして、与えられた、任意に提出ざれた資料だけで白だとか黒だということは私はどだい無理だと思う。  そこで、特にこ……

第61回国会 商工委員会 第13号(1969/04/01、31期、日本社会党)

○中谷委員 本日、私は数点の質問の通告をさしていただきましたが、ただいまからお尋ねをいたします住友金属和歌山製鉄所の埋め立てに伴う問題一点にしぼりまして、あとの問題については質問をいたさないことにいたします。私がこの問題一点だけにしぼって、特に理事会にお願いをいたしまして、問題としてはいわゆる地元問題ではございますが、最初に質問の機会を与えていただきましたのは、次のような点からであります。  公害対策基本法の中には、経済の健全な発展と生活環境の保全については十分な調和がはかられなければならないということが明定されているわけであります。そこで、そのような基本的な立場に立ちまして、私がきょう各省の……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○中谷委員 本日、私は二つの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  最初にお尋ねをいたしたい問題は、全国至るところで見られる都市河川の汚濁及びそれに対するところの対策はどのようにあるべきかという問題を、担当省であるところの経済企画庁及び農林、建設の各関係政府委員の方にお尋ねをいたしたいと思います。  公害問題でございますので、具体的な例を引いてお尋ねをいたしたいと思います。都市河川の汚濁については、それぞれの都市において、自分のところの都市の河川が一番よごれている、日本一きたない川なんだ、非常に残念なことなんだというところの嘆きを持っておりまするけれども、和歌山市を流れておりますところの……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は安西参考人と田村参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど両参考人は、本件事故はきわめて遺憾であって、特になくなった方に対しては深甚なる哀悼の意を表するというふうに言われました。当然のことであろうと思います。そういうふうに責任をお認めになっておられるわけでありますけれども、一体そのお認めになっておられる責任というのは何なのか、このことを私は両参考人からお聞きいたしたい。人間的な責任、いわゆる道義的責任、こういうふうなものをお認めになって先ほどのような御発言があったのか。さらにまた、政治家であれば政治的責任ということばがあります。皆さん方の場合は企業主としての責任、いわゆる……

第61回国会 商工委員会 第23号(1969/05/06、31期、日本社会党)

○中谷委員 特許法というきわめて難解な、かつ特殊な法案でありますが、これについての質問をいたしたいと思います。  資料要求が約三十ないし四十、質問をいたします政府委員の方もかなりの数に及びますが、この法案について、どのような点で特許庁と質問者の私との間に基本的な食い違いが出てくるのだろうか、そしてその基本的な食い違いというのが最後まで私の質問の総論あるいは個別的な具体的な問題、あるいは法案の各条審議の中にあらわれてくるのではないか、また私自身は質問の中でそのような点に留意しながら質問をしていきたい、こういうつもりでありますが、本日は最初の質問でありますので、私の質問をしたい態度、姿勢、そういう……

第61回国会 商工委員会 第24号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○中谷委員 昨日の質問の際にお願いをしておきましたが、本日、次回の質疑のために資料の要求をしておきたいと思います。  委員長のお手元と政府委員のお手元にメモを差し上げましたので、ごらんをいただきたいと思います。特許法改正案に関する資料要求として、とりあえず次のものを要求いたしたいと思います。  まず出願状況の関係についてでありますが、一つは、現行法施行後の出願の年別、法人個人別、企業規模別、業種別統計をお出しいただきたい。企業規模につきましては、資本金五千万円以下、五千万円をこえ十億円以下、十億円をこえるものということでお分けをいただきたいと思います。業種につきましては、特許庁公報による産業部……

第61回国会 商工委員会 第26号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 本日、次のような順序で質問をいたしたいと思います。  特許法等の一部を改正する法律案は、柱が二本あります。一つは出願の早期公開制度の採用、一つは審査請求制度であります。そこで本日は、早期公開制度とそれに伴う補償金請求権の問題を中心にいたしまして、予想される諸問題についてお尋ねをいたします。ただ、その前後に、沖繩と特許の問題についてお尋ねをいたしたい。そうしてその後、補償金請求権の問題をお尋ねし、本日新聞に報道されておりますが、インドネシアの研修生が産業スパイを行なったということで逮捕されたという問題をも含めて、ノーハウの問題、最後に防衛と特許との関連について。したがいまして、本日は……

第61回国会 商工委員会 第27号(1969/05/16、31期、日本社会党)

○中谷委員 二間だけお尋ねをいたします。公取の委員長に、法の六十七条と六十八条の問題についてのきわめて簡単な質問であります。時間も十分程度で終わりたいと思います。  緊急停止命令申し立て書を詳細に拝見をいたしました。申し立て書第五項以下に、緊急性についての理由を五月七日付書面でお書きになっておられますが、要するにその一番末尾の部分、合併期日が二十四日後、すなわち六月一日に迫っているわけでございますね。だから緊急性がある。要するに、回復しがたい損害のほかに、いま一つは、そういうふうに切迫をしているということの要件として、合併期日が六月一日だということを二十四日後とお書きになっておられます。そこで……

第61回国会 商工委員会 第34号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 私、きょうは実は杉林先生に一、二点お聞きしたい点があったのですが、たいへん大事なお仕事のようでございますので、御退席非常に残念ですが、やむを得ません。――よろしいでしょうか。では私お尋ねしたいのですが、簡単に申し上げます。  非常に手続的な改正なのか、実体法の改正なのかという点に問題があるのではなしに、抜本的な改正、制度改正というのが慎重かつ法的安定性を求める中で行なわれなければならないということは言うまでもないと思うのです。ただ何となしに苦しまぎれにやってみようというのでは国民は迷惑しごくだと思うのですが、たとえば補償請求の問題などについても確定はいたしておりませんし、ことに補正……

第61回国会 商工委員会 第39号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○中谷委員 きょうは簡単に質問を終わろうと思いまして六法を持ってきただけですけれども、先ほどの堀委員との質疑応答を聞いておりまして、どうも準備をしなかった問題点についても、二点だけは非常に残念ですがお聞きしなければならないのではないかと思います。  そこで、実は私が五月の十四日に補償金請求権について質問いたしましたね。そのときは、特許権の卵だというふうなきわめて比喩的な表現で、また審議も初期の段階であるから、そういうことで長官の御答弁をそのままお聞きして今日に至ったわけです。  そこでお尋ねいたしますけれども、補償金請求権というのは一体何かという一番基本の問題がいまなお明確でないなんというよう……

第61回国会 商工委員会 第44号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○中谷委員 ちょっと一点だけ関連して質問をいたします。  これは保安確保だということなんですが、一生懸命におつくりになった法案のようですが、この点は一体どうなりますか。二十七条の一号「電気工事業者が故意又は過失により電気工事を粗雑にしたために危険及び障害が発生したとき、又は発生するおそれが大であるとき。」「発生するおそれが大であるとき。」というのは、要するに明白かつ現存の危険がある、こういう場合でございますね。この点については「命ずることができる。」その命じたことについて聞かなかった場合には、二十八条による登録の取り消し等の処分がある。その登録の取り消しについては三十条に聴聞の規定がある。聴聞……

第61回国会 法務委員会 第7号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○中谷委員 公安委員長にお尋ねをいたします。私のいただいている時間が十分少々ですので、二点だけお尋ねをいたしたいと思います。  一つは、学園紛争に関してですが、いわゆる高校生の学園紛争――学園紛争が高校生にまで及んできているという実態を非常に憂慮をいたします。このことについて、公安委員長としてどのようにお考えになり、どのような対策をお持ちになっておられるか。  なお、この問題は公安委員長の御管轄ではございませんけれども、御見解を一応承っておきたいと思います。いわゆる大学紛争に関連をいたしまして、法務省の一部などでは少年法を改正すべきなどという意見があるようでありますけれども、私はそのような意見……

第61回国会 法務委員会 第8号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 大臣がお見えになっておられないようですが、質問を始めていきます。犯罪者予防更生法の改正案に関連をいたしまして、次のような問題をお尋ねをいたします。犯罪者予防更生法、それから犯罪者予防更生法施行法、それから地方更生保護委員会の決定等に関する規則、地方更生保護委員会事務局組織規程等がございまして、さらにこの犯罪者予防更生法との関連において行刑累進処遇令があって、仮釈放審査規程があって、仮出獄及ヒ仮出場二関スル取扱手続というふうなものがあってというふうな法のたてまえになっておると理解をいたしますが、行刑累進処遇令それから仮釈放審査規程というのは、現在なお生きておるわけでございますね。

第61回国会 法務委員会 第9号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○中谷委員 裁判所職員定員法の一部改正案について、数点お尋ねをいたしたいと思います。  日本国民のあげて求めている願いである沖繩の返還問題の中で、次のようなことをお尋ねをいたしたいと思います。最初に、総理の特連局のほうから事実関係を明らかにしていただきたいと思いますが、沖繩の裁判官、検察官、そして弁議士の方の数と、そしていわゆる法曹資格の問題等について、事実関係が明白でありましたならば、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、あと五、六分特連局の方おいでいただきたいと思いますが、最初に最高裁判所のほうへお尋ねをいたしたいと思います。いま特連局のほうから御答弁があったような事情で……

第61回国会 法務委員会 第10号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○中谷委員 法案について大村委員のほうからもお尋ねがありましたが、訴訟費用の証人等の日当を幾ら支給するかということの判断基準ですね、どういうもので判断されているのか、その点をお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと違います。質問が不明確でした。幾ら以下、こうなっていますね。その幾ら以下で、具体的に証人に幾ら支給するか、最高額以内で幾ら支給するかということは、どういう点を基準にしておられますか、こういう質問です。
【次の発言】 法案は、最高額を「千二百円以内」を「千三百円以内」に、「千円以内」を「千百円以内」にと、こう相なっておりますね。そこで法案によりますと、現行法では千二百円まで……

第61回国会 法務委員会 第11号(1969/04/04、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は、きょうは非常に突き詰めた気持ちで質問をいたしたいと思います。大学問題であるとか、あるいはまた法務大臣のいわゆる失言問題等についての質問は、一切きょうはいたしません。ただ一点だけ、現在一人の人間の命が失われようとしているという問題について、私は、法務大臣をはじめ各省の御見解を承りながら、人間の命の大事さというものについて、特に法務大臣の御答弁をいただきたいと思うのです。ただ、質問の時間が、本会議の関係で非常に少ないわけですが、私は、一応法務大臣に事実関係をおわかりいただくために、ごく簡単に経過の説明をいたしたいと思います。  和歌山にたくさんの海水浴場がありました。これらの海水……

第61回国会 法務委員会 第13号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○中谷委員 ちょっと関連で、私一点だけ外務省にお尋ねをしておきたいと思います。布令百十六号につきましては、すでにいまから二年ぐらい前から国会においても論議をいたしまして、労働省の見解は、布令百十六号については問題点がある、こういう点についての確認と申しますか、御見解を承っております。そこで外務省に私お尋ねいたしたいと思うのだけれども、外務省は布令百十六号がどのような問題点を含んでおるという認識に当時立っておったか。この点いかがでしょうか、まず簡単にお答えいただきたい。
【次の発言】 これは外務大臣に対する質問も出ているのですよ、布令百十六号について。じゃ私のほうから言いますが、要するに労働基本……

第61回国会 法務委員会 第14号(1969/04/18、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は、きょう与えられました時間が二十分でございますので、むずかしい法律論はさておきまして、大臣に実情を訴えるとともに、善処をお願いをいたしたいと思うのです。  私がきょうお尋ねをいたしたいのは、ホ・チ・ハちゃんというベトナムの戦災孤児が日本人の善意によって、杉本さんという高等学校の先生の里子、すなわち杉本さんが里親になろうということを熱望をしておる。このハちゃんという子供さんを預かっているところの仏教国ベトナムのお坊さんの話では、決して困っているから、ベトナムが貧乏だから日本に頼むのではないのだ。日本の仏教徒や日本の国民の熱意にこたえるためにハちゃんを日本にやりたいのだ、こういうふ……

第61回国会 法務委員会 第15号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は、ちょうど四十五分まで質問をさせていただきます。  本日新聞の報道によりますと、文部省が新しい次官通達をお出しになった。この問題は非常に大きな問題ですので、本日そのことについてお尋ねするつもりはありません。文教委員会、あるいはまた当法務委員会において、掘り下げて同僚委員、あるいは私なども同僚委員の質問に引き続いて論議すべき問題であろうかと思う。ただ、私は当委員会におきまして、ここ数回、特に国家公安委員長が御出席になって、警察アレルギー、要するに警察ぎらいということが大学の中にあるということは、非常に遺憾だということを強調に強調をされている。そこでそういう問題について、私は最近一……

第61回国会 法務委員会 第16号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は一、二点お尋ねをいたしたいと思います。すでに人身保護法による救済申し立てが東京地方裁判所に申し立てられております。同法による救済申し立てなどというのは、言うてみれば、せっぱ詰まった場合にそういうふうな申し立てをするのであって、こういうふうな申し立てがあったという事実それ自体の中で、事実関係についてはほぼ信用するに足る、言うてみれば思わしくない、好ましくないできごとが起こったというふうに私は思うのでありますけれども、次のようなことを最初に法務政務次官に、そして外務政務次官に、それぞれお尋ねをしておきたいと思います。  先ほどの米田委員との質疑応答の中において明らかになっております……

第61回国会 法務委員会 第17号(1969/05/16、31期、日本社会党)

○中谷委員 ごく簡単にお尋ねをいたしたいと思います。インドネシアの元留学生の産業スパイ事件というのが、現在警視庁において追及をされておりますが、そのことに関して二、三問題点を明確にいたしたいと思います。  最初に、大臣にお尋ねをいたします。法制審議会の部会においては、産業スパイの規制として産業スパイ罪なるものを制定しようということがいわれておりまするけれども、大臣としてはその点についてはどのようにお考えになりますか。産業スパイ罪を制定したときのメリット、デメリット、産業スパイ罪を制定したことによる利益の面とそうして危険な画、この点についてお答えをいただきたいと思います。

第61回国会 法務委員会 第19号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は、きょう二つの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。一つは自衛隊法にいう治安出動の問題、いま一つは、かねてからきわめて憂慮すべきものとして私たちが問題を指摘しておりました全軍労ストに対する米軍のきわめて遺憾な弾圧、この二つについてお尋ねをいたしたい。私がこの二つの問題について共通の関心を持っているのは、次の点です。すなわち、抑止行為というものについての限界、その限界というものが当然あるべきはずである。特に沖繩の全軍労の諸君に対するところの弾圧行為などというのは、文字どおり狂気のさたであって、とうてい許さるべきものではないと考えます。  そこで、まず最初に、治安出動の問題につ……

第61回国会 法務委員会 第21号(1969/06/13、31期、日本社会党)

○中谷委員 いわゆる欠陥車問題について、法務省を中心として質問をいたしたいと思います。要するに質問は、大企業の行為には間違いがないという神話が打ち破られた、こういう点に非常な問題があろうかと思うのです。そこで、検察の公正とか、捜査の公正、あるいは裁判に対する信頼等についても、この問題は非常に大きな影響を与えたと私は思います。  そこで、最初に民事局長にお尋ねをいたしたいと思いますが、いわゆる欠陥車であることが判明しなかった、そういうふうな状態の中において加害者、被害者の中において補償の問題が起こります。今日その車が、いわゆる欠陥車であったということが判明した。予想される民事上の問題としては、ど……

第61回国会 法務委員会 第26号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○中谷委員 私は、きょう、報道の自由という憲法に保障されている民主主義の基礎である憲法上の権利と、捜査権の行使というものの間に、現実の問題として矛盾が生じてくる、はたしてこれは調和できるものかどうか、これらの問題について、政府及び参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、最初に参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、福岡地裁の準起訴請求手続事件について、テレビ会社四社に対してフィルムの提出をお願いしたところ、報道各社は、報道の素材を証拠に使われることによって公正、自由な報道、取材活動ができなくなるおそれがあるということで、それをお断わりになったということが報ぜられております。そこで、この……

第61回国会 法務委員会 第30号(1969/09/09、31期、日本社会党)

○中谷委員 七月四日の法務委員会におきまして、私は、報道の自由と捜査における真実の発見というものは、現実の問題として矛盾を生じてくるが、調和できるものかどうか、いかにすれば調和が可能なのかどうかという点について、報道の自由、報道の中立というものの大事さを前提とした上で数点お尋ねをいたしました。本日も法務政務次官及び法制局の御出席をいただきましたのでお尋ねいたしたいと思いますが、川上参考人にとりあえずお尋ねをいたしたいと思います。  前回参考人は、社会の公共的な福祉あるいは個人の人権、それにあわせて言論の自由という、この三つが憲法上保障された国民的な基本的な権利であって、その三つの調和の上に立っ……


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第62回国会(1969/11/29〜1969/12/02)

第62回国会 法務委員会 第1号(1969/12/01、31期、日本社会党)

○中谷委員 次のような点について質疑をいたしたいと思います。  従来、本法案については特に詳細な審議が常々行なわれてまいりました。さらに最高裁については事務総長の出席がありまして、事務総長のほうから本法案についての質疑に答える、こういうことが委員会においてすでに行なわれておったと思いまするが、最も大事なこの法案の審議にあたって御出席がない。これは一体どういうことなんだろうか。これらについてまず第一点、私はお聞きをいたしたい。  次に、特に私は最高裁判所にお尋ねをいたしたいと思います。  いわゆる裁判所の職員に対してリボンをつけるのはいけないとか、あるいは庁舎管理規程を制定するとか、そのような組……


中谷鉄也[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院31期)

中谷鉄也[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○中谷分科員 公職選挙法違反の被告事件のいわゆる百日裁判の問題について主としてお尋ねをいたしたいと思いますが、石田分科員のほうから産業公害の問題についてお尋ねがありましたので、順序を変えまして私もこの問題からお尋ねをしていきたいと思います。  たとえば、ばい煙がおりてきて洗たくものがよごれる。さらにまた、悪臭が流れてきて非常に生活の平穏を乱される。さらにまた、非常に人体に害を及ぼすような悪臭、そういうもので健康を害される、こういうふうな非常に深刻な、水俣のような人の命が失われるというふうな、そういう結果は招来しなくても、生活の平穏が害されて、そうしてそこに損害が生ずる、こういうふうな公害問題と……

第55回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1967/04/25、31期、日本社会党)

○中谷分科員 第一分科会において、前回法務大臣のいわゆるお茶の会の問題についてお尋ねをしました。個人的には、そういう質問をすることについてはきわめて遺憾である、こういうことを申し上げて大臣の御答弁をいただいたのですが、本日また同じようなお尋ねをしなければならない。これは全く私としては残念ではありまするけれども、あえてお尋ねをいたします。  各新聞に、とんでもないことだということで大きく報道されたわけですけれども、たとえば四月二十四日の産経新聞によりますと、法務大臣、それから厚生大臣が地方選挙応援のために同乗しておった選挙の自動車が流し連呼を行ないながら走り回った。そこで再三その問題については、……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○中谷委員 総務長官のお答えをいただく前に、厚生省の援護局長にお尋ねをいたしたいと思います。  昨日も長官の御答弁をいただきましたが、硫黄島の遺骨収集の問題についてであります。  援護局からは硫黄島遺骨収集資料を作成して配付されておりますが、その末尾に添付されておりますところの硫黄島戦闘経過要図、これを見るときに、当時、戦没者は、陸軍一万二千七百二十三名、海軍七千四百六名。これらの同胞がいかに戦ったか、そしていかに死んでいったか、そのことをまのあたりに見るような気がするわけなんです。そこで、小笠原返還にあたりまして、硫黄島の遺骨の収集ということはどうしてもやらなければならない仕事であるというふ……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○中谷分科員 法務大臣にお尋ねをいたします。  明治百年に関連をいたしまして、昨年の初めころから、恩赦を行なうべきではないか、あるいは恩赦の恩典があるのではないかなどということが、かなり一部において強くうわさされておるが、この点についての大臣の方針あるいは所見を承りたい。
【次の発言】 特に参議院選挙が公明な立場において行なわれなければならないということは、国民の強い期待であると私は思うが、恩赦について考えていないということは、そのような選挙についての恩赦を含めて、明治百年に関連をして恩赦などということはないというふうにお伺いしてよろしいでしょうか。

第58回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○中谷分科員 沖繩問題は、人権問題であるといわれております。私は特に、すぐれて沖繩の問題というのは、人権の問題として把握しなければたらないと考えておりますが、大臣にお伺いをいたしたいのは、沖繩の県民がどのような形で人権を侵害されているか、日本国憲法が適用されているならば当然保障されているはずの沖繩県民の人権が、類型的に見て、どのような点で人権保障がされていないか。これらの点についての概括的な、当面緊急の課題としての沖繩県民の人権問題を、ひとつ御列挙いただきたい。
【次の発言】 さてそこで、いまおおむね大臣のほうから当面の人権問題について御列挙いただいたと思う。それらの具体的な問題、事件、件数、……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○中谷分科員 電気事業法の若干の問題と、それにいわゆるコンビナートにおける防災の問題を最初にお尋ねをいたしたいと思います。  質問の前提として、消防庁の次長に次のような点のお尋ねをいたしたいと思います。  最近社会の注目を集めているものに、旅館、ホテル、病院、百貨店等の火災がある。昭和四十一年度においては旅館、ホテルの火災が四百四十六件、病院の火災が二百二十五件、百貸店火災が百五十二件となっておって、旅館火災での死者が四十四人、負傷者が百一人、病院の火災では死者七人、負傷者三十一人、百貨店火災では死者三人、負傷者二十二人という状況だということが消防庁の資料によって明らかでありますが、昭和四十二……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○中谷分科員 きょう、私は身辺に起こった二つのごくささやかな問題を取り上げて、あまり理屈っぽくならないようにひとつ質問をいたしたいと思います。  最初に私がお尋ねをいたしたいのは、福沢幸雄君というレーサーの死亡事故に関してです。――警察庁の刑事局長、お見えいただいていると思いますが……。
【次の発言】 こういうふうなことがいわれております。企業秘密の壁の前に、事故直後の警察の捜査がはばまれたのではないかということであります。もしそうだとすると、はなはだ事は重大であります。そこで、たとえば個人の家で自殺者があったというふうな場合、その遺族の人が自殺者の写真をとって警察に提供するというようなことは……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○中谷分科員 最初、大学受験生の立場に立って、二つ質問をいたしたいと思います。  一つは、本日の新聞報道等によっても、いわゆる京都大学においては入試阻止をねらう三派の諸君が大学本部を封鎖をした、こういうことが報ぜられております。  そこで、私は従来から機動隊の三派の諸君に対する行き過ぎについては、常にきびしく国会において批判をしてきたものでありまするけれども、少なくとも三派の諸君が未成年者であるところの受験生諸君に対し、迷惑をかけるというようなことは許せない、こういうように私は考える。  そこで文部大臣にお尋ねをいたしたいのは、文部省として、現在三派の学生が入試阻止を紛争の一つの闘争目標として……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○中谷分科員 先輩川崎委員のほうからも御質問がありましたが、訴訟促進のための裁判所職員の充実に関する問題について、裁判所の見解を承りたいと思います。  昨年の十二月十九日に和歌山弁護士会で、月山桂、鈴木俊男、岩橋健、三会員が、裁判所職員の充実に関する調査というのをいたしました。これは最高裁判所へも御送付申し上げたいと思いますが、それによりますと、民事事件の関係では、昭和三十七年度民事通常事件において未済件数が四百三件、それが昭和四十三年九月末においては五百三十七件、刑事事件につきましては昭和三十七年に百九十六件であったものが、昭和四十三年九月においては未済事件が五百三十五件ということになってお……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○中谷分科員 和歌山北港という港の問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、最初に、質問の順序として大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、企業合理化促進法という法律ができてからすでに十七年になります。そこで、現在の経済の発展その他との対応関係において、この法律についても検討すべき時期に来ているのではないか。特に公共性という問題については、全体の地域開発、産業発展の中において考えらるべきではなかろうか、こういうような点をひとつ大臣の御所見を承りたい。
【次の発言】 企業合理化促進法に基づく産業関連施設の整備については、公共性ということが、当面非常に重視され、配慮されぬばならないのではなかろうか……

第61回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1969/02/24、31期、日本社会党)

○中谷分科員 次のようなことをお尋ねをいたしたいと思います。  国会の論議の中で、沖繩に関する返還の方式あるいは基地の態様等について、いろいろな角度から論議がされておりますが、国会のあらゆる答弁を通じまして、沖繩に置かれている核基地については、政府としては核基地があることを想像するというふうな答弁に相なっていると思うのです。そこで核つきであるのか核抜きであるのか、現在白紙であるということでありまするけれども、どうしても基地の態様についての腹がまえをされるためには、日米両政府間において、沖繩の核を含む基地について日本政府は確認をしなければならない。そうでなければ、核つき、核抜きについての前提がな……



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データ更新日:2023/02/05

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