このページでは木部佳昭衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○木部政府委員 先ほど来、先生のたいへん高い次元のお話をいただいたわけでありますが、やはり疑惑を持たれないような公平な運営を旨として、そうして住民の福祉をはかるということが一番大事じゃないか、こう私は考えておるわけであります。
○木部政府委員 このたび経済企画政務次官を拝命いたしました木部佳昭であります。 諸先生、委員の方々の旧に倍します御支援、御鞭撻を切にお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。(拍手)
○木部説明員 佐藤前長官が発言されておりますように、公共料金と考えております。
【次の発言】 そういう方向でわれわれも検討しております。
【次の発言】 先ほど来、先生のたいへん研究されました御意見を拝聴したわけでありますが、やはり政治の方向とすれば国民大衆を守るということで、明確に国民の前にも示されなければなりませんし、国民大衆を守る行政というものが確立されなきゃならぬと考えられるわけでございます。
【次の発言】 運輸省のほうから企画庁のほうに、まだ正式な協議を受けていないわけであります。しかし、従来から、公共料金は物価政策上から極力押える。そこで、昭和四十五年の一月から三月までも、たしか値上……
○木部政府委員 先ほど山口委員から、日本経済新聞の記事につきましてお話があったわけでありますが、われわれ経済企画庁といたしましては、総合交通体系の策定につきまして、ことしの春から各省庁の担当官がひんぱんに会議を開きまして、一体となってその政策づけを進めておるわけであります。したがいまして、政府といたしましては、総合交通政策体系の基本的な考え方を申し上げる段階ではないわけでありまして、その総合交通体系の取りまとめは、来年の予算編成くらいまでに政府部内の結論をまとめるために、いま検討中であります。したがいまして、日本経済新聞の記事の報道につきましては、現在、企画庁で作業中でありますので、その内容が……
○木部政府委員 ただいま松浦先生から御指摘のありましたように、公団の家賃は、取得原価ということが基準になってきめておられるわけであります。新旧の住宅の家賃につきましていろいろ不均衡の点は、私もよく承知いたしておるところであります。しかし、他の家賃等の関係もありますし、来年の値上げというものにつきましては非常に消極的な立場であります。
【次の発言】 住宅問題は、われわれが生活する上には、いまや一番大きな課題であります。私は、やはり資金コストの問題であるとか、立地の問題であるとか、交通政策の問題であるとか、そういうふうな全体の問題を含めて検討してみなければならぬ、こう考えているわけであります。
○木部政府委員 国鉄の公共割引の廃止につきましては、昨年の十月、物価対策閣僚協議会で検討されたわけであります。したがいまして、物価に及ぼす影響を産業連関表で試算いたしますと、〇・〇〇四%となっておるわけであります。本年の十月にも半分割引が廃止になるわけでありますが、その影響は〇・〇〇二%となっておると思うわけであります。この値上げを、ただいまお話がありましたが、個別に物資で見てみますと、たとえば北海道から東京へジャガイモを輸送する場合に、ことしの十月の公共廃止、運賃値上げ分の末端価格に対する割合は〇・四九%程度にとまっておるわけであります。したがいまして、小売り価格にそう影響はないものと思われ……
○木部政府委員 昭和四十四年度における経済企画庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明いたします。 経業企画庁の歳出予算現額は二百二十九億五千九百八十五万円余でありまして、支出済み歳出額は二百十四億四千百万円余であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと、十五億一千八百八十五万円余の差額を生じますが、これは、翌年度へ繰り越した額十億五千二百一万円余と、不用となった額四億六千六百八十四万円余であります。 歳出予算現額につきましては、当初予算額は三百七十九億五千二百七十五万円余でありますが、予算補正修正減少額五千二百九十万円余と、関係各省所管へ移しかえた額百六十億三千五百四十……
○木部政府委員 新全総計画につきましては、ちょうど三年ほど前に、御承知のとおり計画が策定されたわけであります。ところが、最近の経済情勢や、豊かな環境をつくらなければいかぬとか――そういう諸情勢に対応して、われわれのほうでいま総点検を準備をして実行いたしておるところであります。
【次の発言】 ただいま申し上げましたように沖繩も含めまして総点検の作業中であるわけであります。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、特に環境問題を重点にいたしまして、大体目標といたしましては十二月ぐらいのところを目標にいたしまして、総点検中であります。
【次の発言】 われわれ、新全総の総点検にあたりましては、たとえ……
○木部政府委員 ただいま田中大臣からもお答えがありましたように、たとえば大規模工業地域を建設する場合でも、いかにして自然環境を維持するか、また同時にいかにして豊かな環境をつくり上げていくかということが非常に望まれるわけでございます。同時にまた、地域住民の方々からそういう意見というものが非常に強く出ておることはわれわれもよく承知をいたしておるわけでございます。しかしいま申しましたように、国土の再利用ということは非常に重要な使命を帯びておりますので、われわれはそうした点を十分考えまして、そして新全総もそういう精神に沿って総点検しよういうことで準備を進めておるわけでございます。
○木部政府委員 ただいま山口先生から御指摘のありました「総合交通体系」につきましては、交通の効果的な、しかもまた安全、利便、それから諸方策の上に立ちました総合性というものをいかに生かしていくか、そういう基本的な考え方というものを各省庁間で真剣に検討いたしまして、そしてあるべき姿を政府の方針として決定いたしたわけであります。したがいまして、その具体的な方策等につきましては、それぞれの実施官庁が責任を持って実行すべきであり、また昭和四十七年度の予算の面におきましても、かなり具体的にそうした前向きな姿勢が生まれておると思っております。また実行に際しましては、総合交通体系において確立されました考え方と……
○木部政府委員 ただいま登坂政務次官からもお答えがありましたように、私自身も、消費者組織の育成ということは非常に大事なことだと考えております。特に、最近のように生活圏の拡大がなされておりますし、また、経済圏もだんだん拡大されておるというようなことでありますし、また、物価政策から考えてみましても、ぜひこの地域制限の問題等につきましては改正のために努力をしてまいりたい、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 経済企画庁といたしましては、厚生省と真剣に助け合いまして、その実現に努力してまいりたいと考えております。
○木部政府委員 武部先生の、国民の立場に立ちました高い次元の御質問を拝聴させていただいたわけでございます。われわれ経済企画庁といたしましては、正式には、三二・二%の東京瓦斯の値上げにつきまして協議を受けておらないわけであります。しかし、先生ほど来武部先生からいろいろな御意見がありましたように、他の消費者物価に与える影響というようなことも真剣にわれわれは配慮していかなければならぬことだと考えておるわけであります。したがいまして、通産省から協議に入ります際には、いま申し上げました他の消費者物価に与える影響を十分配慮しながら慎重に検討してまいりたいと考えておるわけであります。
○木部政府委員 先ほど来、石井委員のたいへんに熱心に研究されましたお話を拝聴いたしておったわけでございますが、御承知のとおり、戦前からの制度の改革をするということは非常にむずかしい問題であります。したがって、国会でも長い間の議論として、生産者ないしはまた消費者からも、いろいろ多岐にわたる議論が今日までなされているわけであります。そういう意味で、制度の改革という面に対しましては、法制的にいろいろな問題も出てくるだろう、そういうふうにも思うわけであります。したがって、業界のほうもさることながら、消費者のほうもやはり、制度が変革するということになりますと、それに対する不安感も出てくるというふうに思う……
○木部政府委員 武部先生からたびたび御指摘がありましたように、消費者の保護ないしは物価の安定等を考えてみますと、生協を育成するということは非常に大事な時期に来ていると考えております。そういう意味で次の国会には、いろいろな困難な問題もあるでしょうが、そういう問題を排除しながら期待にこたえるように、最善の努力を尽くしてまいりたいと考えております。
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