このページでは樋上新一衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○樋上新一君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に対し、反対の意を表明するものであります。(拍手) 今回の改正案は、毎年大幅な上昇を続ける物価高騰の中、郵便料金平均三五%の値上げを骨子とする改正案であります。政府が四十六年度に予測している消費者物価上昇率は五・五%ということでありますが、今回の郵便料金の平均値上げ率は、約三五%という大幅なものであります。 さらに、物価上昇に苦しむ国民に、政府みずからの手で行なえる強力な物価対策である公共料金抑制の大原則を破っての値上げは、郵便料金に続いて、電話・電報料金の値上げ、健康保険料の引き上げ、石油、タクシー……
○樋上委員 南東大西洋の生物資源保存に関する条約の件につきましてお伺いいたしたいと思いますが、特に八条に関するところに関連してお伺いいたしますが、この水産物の中で世界的に需要の多い国際商品の一つであるマグロ類などについては、外貨獲得などにつながる貴重な資源として、沿岸の諸国は領海の拡張、漁業専管水域の設置などにより、資源の保存とあわせて他国船の締め出し政策をとるなど漁業環境はきびしいものがあるのでございますが、枯渇に瀕していると科学的に立証された魚種について、無制限に過当な漁獲操業が行なわれることは排除さるべきであると思うのですが、マグロ類等の魚種については科学的に枯渇していることが立証されて……
○樋上委員 同僚議員四名のかなり詳しい質問がございまして、なるべく時間の関係上重複を避けたいとこう思うのでございますが、どうしても重複するところがあります。よろしく御答弁を願いたい。まず申し上げておきたいと思います。 最近、国連においてBC兵器に関する諸決議が行なわれ、また昨年沖繩で生じた毒ガス兵器の事故が明るみに出たことも加わって、あらためてBC兵器の危険が広く注目されるようになってまいりました。そこで毒ガス兵器について考えます場合、使用禁止の面と開発、生産、貯蔵も禁止する。すなわちBC兵器の軍縮という二つの面から考察し得ると私は思うのでございます。そこで私は一九二五年議定書の質疑にあたっ……
○樋上委員 先ほどから同僚議員の質問を聞いておりますと、また佐藤総理の国連での演説、訪ソする希望を記者会見で述べたり、非常に政府は北方領土問題解決に積極的な姿勢であるように見受けられたのですが、積極的な姿勢の政府に対して、私は次の質問をいたしたいと思います。 先ほどからの質問にあったごとく、十一日ソ連大使より抗議が申し込まれた。その抗議の中に、北方領土に関する日本側の最近の取り扱いは、公的地位にある人々が人工的に返還運動を盛り上げていると指摘しています。これから申し上げることが人工的盛り上げ運動かどうか、この当否は別といたしまして、実は非常に不愉快な体験をしておる一人でございますが、ことしの……
○樋上委員 持ち時間が三十分でございますので、なるべく簡単にお伺いいたしたいと思いますし、繊維の問題も相当こまかく御質問もあったし、あと同僚岡本議員に繊維の問題は譲りまして、私は宮澤大臣に中小企業の問題についてお伺いしたいのでございます。 中小企業の予算について二、三御質問申し上げたいと思いますが、御承知のとおり、わが国の産業界における中小企業の重要性は、その事業所構成において全事業所数の九九・五%、四百二十一万に及んでおりまするが、また従業員数においても七九・七%、二千五百万人、その家族を含めて全人口の約半数が中小企業関係者であるわけでありまして、わが国産業の土台をなしているのでございます……
○樋上委員 この法案については、前回もいろいろな角度から質問されておりますので、なるべく重複を避けましてお伺いしたいと思います。多少重複のところがあるかと思いますが、よろしくお願いいたしたいと思います。いま聞いておりまして、いろいろなことがございますので、簡単に申し上げたいと思います。
この法案の条文をずっと読ましていただきまして感じましたことは、制限的な要素が多分にあると思われることでございます。まず、十九条について少しく説明をお伺いいたしたいと思うのです。
【次の発言】 その点はわかりました。
それでは、この法案の目的であります、いまおっしゃいました一般用電気工作物の保安の確保について……
○樋上委員 大臣のお時間の都合で、大臣のところだけ先にやらしてもらいます。 重複になることは避けましてお伺いしたいのですけれども、もう一度念のためにお伺いしておきますが、昨日、大臣が参議院でお述べになった、料金体系にでも手をつけなければしようがないだろうとおっしゃったことでございまするが、今度のこの四十六年度の特別会計の概算要求をずっと拝見いたしますと、これは初めから値上げを計画したような概算要求書であるということを私は考えるのです。大臣がきのうおっしゃったことと符合するように思いますけれども、来年度は五百七十二億という赤字が生まれてくる、これに対してどう補てんしていくか、どうあなたは考えて……
○樋上委員 私も引き続きまして、当面の重要課題である郵便料金の問題について、大臣に質問をいたすのでございますが、先ほど来同僚武部委員に対する答弁を聞いておりますと、どうもはっきりしないところがありまして、重複しますけれどもさらに御答弁を願いたいと思うのです。 このあなた自身が諮問されたものに対して、白根私案とほとんど変わらないような答申が出てきておると私は思うのですけれども、郵政省の中では、この答申を見て、これからあらゆることにおいてこれを十分検討されて、そして答えを出すというようにお話を聞いておりますけれども、これはあなた方らが全面的に値上げをせなければならない、料金に手をつけなければなら……
○樋上委員 いまのお話、さっきの阿部さんの質問の第三種郵便物の問題について、省令の問題は、私も同じ質問をしようと思って用意してきたのですけれども、この問題は、いまお話の最中でございますのになかなか納得がいかない。ですから、この点は、私、重ねて第三種郵便物の質問をしようと思うのですけれども、これは保留させてもらって、この次のときにもう一回質問させてもらうということを要求するのですが、どうでしょう。(発言する者あり)ぼくは第三種郵便物は質問をきょうはやめるというのですよ。(発言する者あり)そっちの統一見解が出てから、そのときもう一ぺん伺いたいと思います。 まず、大臣にお伺いしますが、問題の郵便特……
○樋上委員 本日は六人の公述者の方々、たいへん御苦労さまでございます。理論的に、学説的にいろんなお話がございましたけれども、私は角度を変えまして、松山さん並びに岡崎さんお二人にお伺いいたしたい、家庭生活の問題でございますから。 まず、松山さんは、大正時代の物価の問題、いろんな例を引かれて、現在の物価の問題と対比されまして、非常に私も参考になり、また興味多く感じたんでございます。松山さんは、現在のところでは今度の値上げは全面的に賛成だ、岡崎さんは反対だと、同じ家庭のはねっ返りという問題でございますけれども、お二人の意見が対立いたしております。そこで、松山さんは大正時代のいわゆる平面的な指数から……
○樋上委員 昭和四十六年度のNHKの収支予算のうちの事業計画についてお伺いしたいのでございます。
まず、カラーテレビ放送についてお伺いいたしたいと思うのですが、昭和四十六年度末の予想で、契約件数がカラーで千百七十九万五千件、白黒で千百四十二万二千件となっておりますが、過去数年間の契約数及び普及率について、カラーと白黒を対比してどのようなことになっておるかお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 そうすると四十六年度末の予想、そのパーセンテージはどうなんですか。
【次の発言】 カラーテレビの放送時間のここ数年の推移と、その四十六年度末の予想について、時間数とその比率はどうなっているのでしょうか……
○樋上委員 昨日私が質問いたしました中で、大臣の御出席を求めてからというところを、簡単でございますけれども、二、三お伺いいたしたいと思います。
きのうは電波監理局長もお見えになられませんでしたので、もう少し突っ込んでお伺いしたがったのですけれども、実は沖繩にアメリカの放送がある。いわゆる極東放送とVOA放送があるのですが、この内容ですね。VOAの放送は何に利用されておるのか、大臣にお伺いいたしたい。
【次の発言】 特に、VOAの放送は出力はどのくらいあるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 この一千キロの電力は、その付近の
一般民家のテレビその他の放送に非常に妨害になって、地域住民……
○樋上委員 まず第一に、公衆電気通信役務の定義とは何ですか、この点ひとつ……。
【次の発言】 コンピューターが発達して、データ通信の役務に加えようとしているのですが、コンピューターは蓄積の役割りを果たすことになっておるのですが、大幅に状況が変わってきておる。この点はどうなのか、定義はこのままでよいのか。私は変える必要があるんじゃなかろうか、こう思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 この公衆電気通信法の一部を改正する法律案の参考資料を見ますと、五七ページに理由がありますね。この理由は、「電報事業の健全化に資するためその料金を改定し、加入電話の大幅な増設を図るためその設備料を改定し、生活……
○樋上委員 前回保留いたしましたことにつきまして、大臣と総裁に継続してお伺いしたいと思います。
前回、電信電話拡充七カ年計画、これについては新しく印刷をし直し、そしておやりになるということでございましたが、大体いつごろ出るんでしょうか。
【次の発言】 このパンフレット、説明書以外に、電信電話拡充七カ年計画というのがございますね。こういうものは大体どのくらい発行されておるのですか。これ以外にまだほかにもパンフレットの種類があるのですか。
【次の発言】 その他の種類のなにはないのですね、これ以外には。――それからこれの訂正ですが、それだけの部数の訂正も、これと同じようにされるのですか。同時に配付……
○樋上委員 この法案は非常に問題の多い、しかも重要な法案であり、当委員会においても現在まで慎重審議をしてまいりましたので、私は公明党を代表しまして、公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、問題点をあげ、次の理由により反対の討論を行ないます。 改正の第一は、日本電信電話公社の電信電話拡充七カ年計画遂行に必要かつ不可欠な財源の裏付けとなる電報、電話料金及び設備料金の大改悪であり、第二には、情報化社会の名のもとに、電気通信回線の開放という内容を異にする法案であります。 いまやわが国の物価問題は、郵便料金をはじめとして、米価、タクシー料金の引き上げ等、公共料金の引き上げが大きく注目されているの……
○樋上委員 今回学資保険を創設されたという、その理由をお伺いしたいのですが……。
【次の発言】 高校、大学の進学率は一体どうなっていましょうか。
【次の発言】 こちらにちょっと調査したのがあるのですけれども、これは間違いがあるかないか答弁願いたいのです。
大学は昭和三十二年度が二八・一%、四十四年度は二三・二%になっている。高校の進学率は昭和三十二年度が五一・四%、四十四年度は七九・四%と調査が出ておるのですが、間違いありませんか。
【次の発言】 それじゃ最近の高校または大学の学資等の状況はどうなっていましょうか。
【次の発言】 その学資保険の内容の詳細はわかりますか。
○樋上委員 もう午前中に武部委員から基本的な問題については質問がありましたので、私は事業概況の中から二、三お尋ねいたしたいと思うのでございますが、その前に、ちょっと私聞きのがした点もあるので、もう一ぺん念のためにお聞きするのですけれども、第三回会議まで持ち込まれました問題の中で、インテルサットの恒久協定がなかなか結ばれないという現在までの紛糾しております根本原因は一体何か、これは、今日までこういうぐあいに協定が結ばれないという一番の隘路はどこにあるか、私は、アメリカの横暴が問題になっておるのではないか、こう思うのですが、この点もう一度お伺いしたいと思います。
○樋上委員 郵政大臣就任後初の質問でございますので、二、三質疑いたしたいと思うのですが、その前に、いまNHKのほう待っていただいているので、私も通告してないのですけれども、ちょっとそのほうを先に進めまして、あとでまた大臣に御質問したいと思います。 NHKさん見えていますね。――先ほど武部委員の質問に対しまして、文部省のほうから、私たちとしては初めて聞く民放におけるところの放送大学の問題でございますが、これは私も初めてきょう承ったのでございます。これは非常に事重大だと思いますし、考えてみますと、現下時局におきまして、対外的なドル・ショックの問題などありまして、民放のほうといたしましては、だんだ……
○樋上委員 本日はNHKの決算審議でございますので、限られた時間で相当たくさんの質問者がありますので、特に要点のみを申し上げて御答弁を願いたい、かように思う次第でございます。よろしくお願いします。
NHKの四十四年度の決算によれば、受信料収入は八百三十四億二千八百五十九万一千円、その収入の内訳を見ると、カラー料金の伸び率が著しくなっておると思いますが、四十五年度はどういうお考えですか。また四十五年度の見通しについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今年度はどうでございますか。
【次の発言】 百八十万件を目標に努力されるということでございまして、考えてみますと、ここ数年の決算を見せていた……
○樋上委員 きょうはいろいろお忙しい中を参考人として御出席いただきまして、まことにありがとうございます。 まず私は、国際電電並びに政府に最初にお伺いいたしたいと思います。どちらからでもけっこうでございますからお答えいただきたい、かように思う次第でございます。 中国の歴史的な国連加盟によって、今日わが国としても過去のいろいろないきさつもあったでしょうけれども、それらを捨ててわが党が去る六月に中国に参りまして、中国とわが公明党との五項目の共同声明を発表いたしまして、その後中国の現実に国連加盟が実現された。まことに世界平和の上からいっても喜ばしいことであると喜んでおる一人でございます。ここにおい……
○樋上委員 まず最初に、郵政省のほうにお伺いするのですが、パリで行なわれました先進十カ国による多国間通貨調整問題ですね、このたび一六・八八%という思いがけない大幅なことになりまして、輸出産業に関する影響が非常に大きい、こう思うのでございますが、これに対しまして、思い切った公共投資に国債等を発行するようになっておると聞きますが、この新聞報道によりますと、大蔵省、日銀が、去る十一日に、円切り上げ後に予定している第五次公定歩合の引き上げと同時に預金金利の引き下げのため具体的な作業に入ったようでありますが、これに伴いまして当然郵便貯金の利率を引き下げることになるようでありますが、最近の消費者物価の高騰……
○樋上委員 近年わが国の経済成長は著しく国民生活環境を一変しまして、大量消費生活、また高級消費財の普及、レジャー消費の増大などの反面、新商品の大量出現に対する消費者の識別の困難、販売競争の激化、こういうことに伴いまして、つまり誇大広告、それらの増大など、消費者を取り巻く環境の変化に対して耐え得べく今回消費者保護の目的をもって本法律案を提出された内容を、簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 消費者保護の立場から、今回の改正は賛成であります。ところが、これは当然のことと思うのですが、この法律を実施するにあたりまして若干の問題を提起したいと思うのでありますが、従来公取が有していた権限を各都……
○樋上委員 最近の国際情勢は大きく変化してまいりまして、きのうの毛織物、ポリエステル混における米国の関税評価差しとめ、昨年の政府間協定、発展途上国の追い上げ、国内的に見ても、労働力のコストの上昇、構造改善による導入工事の大型化、導入設備の高額化等、わが国の繊維工業界を取り巻く環境はますます悪化しております。このような状況を考慮するとき、よほど思い切った構造改善資金を投入しなければ、今後二年間において当初の目的を完遂することはできないと思うのですが、この点はどうお考えになっていますか。
【次の発言】 二年間延長されました。またこの計画は何を根拠にして作成されたのか。いわゆる繊維工業審議会あるいは……
○樋上委員 時間の関係上、簡単に二つの問題を参考人からお聞きしたいのですが、河崎参考人、寺田参考人、お二人適当に御答弁願いたい、こう思います。 紡績業界並びに織布業の構造改善は、昭和四十二年度から昭和四十六年度までの五カ年計画で、過剰設備の処理、設備の近代化、企業規模の適正化を三つの柱として行なってまいりましたが、最初に紡績業界におきましての設備の近代化についてお伺いいたしたいと思うのです。 設備近代化進捗状況を企業別に見てみますと、大手紡の七八・五%の達成に比較して、中小紡の達成率は五六%であり、目標の半分しか達成できておらず、この辺の理由はどうなっておるのかということを最初にお伺いいた……
○樋上委員 大臣、たいへんお忙しいということでずっと最後までいてもらえませんので、大臣に質問するところだけちょいちょいとかいつまんで御質問いたします。途中になりまして時間が参りましたら自由に行っていただいてけっこうでございますが、私の質問も前質問者に重複する点が多々ある、こう思いますけれども、その点ひとつよろしく御回答願いたいと思います。
最初に、田中通産大臣はこの法案に対して非常に力を入れておられる。よくわかります。この法案の目的とするところ、大臣が一番ここだというところをちょっと簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 遠大な御構想を承ってまことに賛意を表するのでありますけれども、……
○樋上委員 熱供給事業法案の提案理由の一部をいま見ましたんですが、この中に「地域冷暖房事業等の熱供給事業については、第一に、これが地域全体の生活環境の改善に寄与するのはもとより、エネルギーの有効利用、都市災害の防止、大気汚染の防止等にも大きく貢献する」、なおこの法案は「熱供給事業を新たな公益事業として位置づけ、必要な限度で国が監督を行なうことにより、消費者の保護と保安を確保し、あわせて事業の健全な発達をはかろうとするものであります」、こうあるのですが、この提案理由書で見る限りはいろいろな点で私は非常に有益なものであると思うのでございまするが、ただ新規の法案でもありまするし、利用者の立場から何点……
○樋上委員 本日はお三人の参考人の方々、たいへん御苦労さまでございます。多少重複するところがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。 まず前田、湯浅両参考人にお伺いするのでございまするが、現在までわが国において発生した事故の件数、その中でどのような種類の事故が多かったかということが一つ。 それから、タンクローリの事故の場合には局所的な事故に限られると思うのですが、地下埋没管の場合は、大阪ガス爆発事件のように規模が非常に大きくなると思うのです。そこでパイプライン埋没管の事故の典型的なものを一つ説明していただき、その状況から、どういう対策が打たれたか、また打つべきかということをまず御説明……
○樋上委員 私は、ただいまの郵政大臣の所信表明も含めまして、郵政省の四十七年度予算について質問させていただきたいと思います。 この説明資料の三枚目のところに「電波、放送関係について申し上げます。まず、放送番組の質的向上について」と、ここのところいろいろあるのですが、この欄だけ見ますと、電波法、放送法について、今回は提出予定法案の中に含まれておったと思いますが、ただいまの大臣の所信表明の中には明確になっておらないと思うのですが、郵政大臣はこの電波法、放送法はどうなさいますのか。また、改正するしないということであれだけ前に騒がれたのですが、そのいきさつ、経過をお伺いしたいと思うのです。
○樋上委員 最初に電波障害のことについてお伺いしたいのですが、現在のわが国におけるところの電波障害とみなされるものにはどういうものがございましょうか。
【次の発言】 それらの障害について、現在どのくらい掌握していらっしゃるか。また、それをどのように処理せられますか。
【次の発言】 三月十五日に山陽新幹線が開通するのですが、東海道新幹線が開通して以来、かなり多数の地区住民への電波障害があると聞いております。またこれに対する住民運動があったようにも思うのですが、山陽新幹線が開通するにあたり、どのくらいの被害あるいは被害者世帯があったかというその点をひとつお伺いしたい。
○樋上委員 きょうは大臣お忙しいようでございますので、なるべく大臣に質問しますことを先に、順序を変えて御質問したいと思います。適当な時間が参りましたらそのまま引き揚げてもらってもけっこうでございます。あと続けてまいりたいと思います。 今回の簡易生命保険の一部を改正する法律案に対しまして先ほども御質問があったと思いますが、重ねてお伺いするのですけれども、今回の改正は最高限度額を三百万円に引き上げる、その他加入者に対する保障内容の充実をはかるため、いわゆる制度の改善をはかるということでありますが、たいへんおくれておりましたこの制度も、われわれは過去にもその限度額を上げることを要求しておったことが……
○樋上委員 今回のこの電信電話拡充法の一部改正法律案に対しまして、午前中は島本委員から、どうしてこれを三本を一本にしたかという論議は私も考えておりまして、質問しようと思っておったこともほとんど言い尽くされたようでございますし、重ねてただいま申し上げることを省きます、大体わかりましたから。それで、きょうはそういう意味におきまして、私もその三本が一本になったということについては反対しておりますので、きょうは拡充法のみ質問さしていただいて、次の機会に質権、その他特退法をやらしてもらうということにいたしまして、それのみに限定してお伺いしたいと思います。 そこで、今回の時限立法の期間が十年となっておる……
○樋上委員 前回保留いたしておきました質権設定の問題でございますが、それを今回はさらに質問をいたしたいと思います。
公衆法の三十八条で質権設定を禁止しておりますが、その禁止の理由は何かお伺いしたいと思います。
【次の発言】 米澤総裁にお伺いするのでございますが、この法案と拡充法との関連性について述べていただきたいのです。
【次の発言】 電話加入権に質権を設定できる、いわゆる期限を延長する理由として、加入申し込み者が電話の設置に要する費用に充てる資金の調達等に資するため、といっておりますが、その実情は一体どうなっておるのか。二つお伺いするのですが、電話設置と資金金融の件数はどのくらいかというこ……
○樋上委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案に対して反対の意を表するものであります。 反対理由の第一は、今回提出の法律案は電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律、電話設備の拡充に係る電話交換方式の自動化の実施に伴い退職する者に対する特別措置に関する法律及び電話加入権質に関する臨時特例法の一部改正を一本の法律案として一括提出されてきたわけですが、何ゆえにそれぞれ性格の異なる法律を一本の改正法案としたのか、その理由が明確でない点であります。わが党といたしましては、特退法、質権法の期限延長には賛成……
○樋上委員 きょう私の質問は郵政大臣にお聞きしたいという質問ばかり持ってきたのですが、郵政大臣は多年の郵便局長としての経験があるのであります。ところが、私の質問になったら大臣がお見えになりませんので、大臣に対する質問はあとに回しまして、ひとつ事務的な点からお伺いいたしていきたいと思うのです。 ただいまも質問がありましたように、昨年の六月二十一日に批准された万国郵便条約はもちろんですが、昭和四十一年一月一日に発効になった万国郵便条約の第十四条「処罰に関する約束」の中においても、加盟国の政府が郵便切手の模造、偽造について必要な処置をとる約束をされているわけですが、なぜいままでこの法案を提議しなか……
○樋上委員 今回のこの継続審議されております有線テレビジョン放送法案でありますが、まず、新法と銘打って出てきたものにしては、未来に対する展望があまりにも乏しいように思います。私自身も時期尚早であるという感じを持っておるわけでありますが、なぜ有線テレビジョン放送だけに限定して提案してきたのか、大臣にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 有線テレビといわれるものが、同軸ケーブルの中に存在する多様なコミュニケーションの可能性に対したときに、ほんの氷山の一角にすぎないということは周知の事実でありますが、一昨日の参考人の方の意見にもありましたように、CATVの発達しておるアメリカでさえ法律制定には……
○樋上委員 通産大臣にお伺いいたします。 去る九月一日、二日、ホノルルで開かれました日米首脳会談ですが、歴史的とも言える田中総理の訪中を目前にして、中国問題と安保条約の再検討、さらには近年悪化を伝えられている日米経済関係など、重大な問題を協議したと新聞等に報道せられておりますが、特に日米経済問題は、かなり時間をかけて突っ込んだ論議がされたようでありますが、共同声明を読んでみますと、当初わが国がこれだけは主張すべきであるといわれていたことが盛り込まれていなかったように思うのでございます。たとえば、去年切り上げになったばかりの円再切り上げの問題については、スミソニアン体制の堅持を政府は主張してい……
○樋上委員 三十分の割り当ての時間の中で簡単にお伺いいたします。 まず大臣にお伺いするのですが、日本列島改造論の具体化の第一弾として通産省が進めている工業再配置の計画は、政府の地方自治体の実情を無視した計画のあり方で、私はかなり難航しているように思います。また、当初十月初めに発表する予定であった移転促進地域、誘導地域の指定、あるいは工業再配置・産炭地域振興公団の発足は、振興公団の発足のみという変則的なスタートになったわけでありますが、一体なぜこの線引きがおくれているのか。その理由はどういう理由か。それからまた、いつごろ発表ができるのか。こういう点、お答えを願いたいと思います。 もう一つ、時……
○樋上委員 田中総理は、日中正常化後のわが国の当面する最重要問題である円の再切り上げはどうしても防ぐというように、あらゆる場所で声明をしております。いま提案理由の説明を聞いたのですが、本案につきましても――また、政府は、十月二十日に対外経済政策推進関係閣僚懇談会を開いて、輸入の拡大、輸出の適正化など五本の柱からなる第三次円対策を決定したようでありますが、円対策に関しましては、昨年六月の八項目からなる第一次円対策、ことしの五月に行なわれた七項目からなる第二次円対策を実施したにもかかわらず、黒字は減少するどころか増大の一途をたどっておるのでありまして、従来の対策は全く効果を発揮していない。私は、こ……
○樋上小委員 参考人のお二方、今日はお忙しい中ありがとうございます。 今度初めてこの逓信委員会の中で番組に関する小委員会というのができまして、きょうが第一回目でございますので、私たちは参考人のお二方からいろいろなことを聞かしてもらおうということで、あまり質問の用意もしておりません、非常に初歩的な幼稚な質問になるかもわかりませんが、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。いま、この資料に基づいてということでございまするが、その前に、これは金山先生にお伺いするのですけれども、日本視聴者会議というものは、番組審査会というものとは別なものでございますか。
○樋上小委員 高田先生、高峰さん、長時間ありがとうございました。もう私とあと一人ですから、十五分くらいで私はもう終わりたいと思います。 もう先ほど来のお話でほとんど尽きたと思うのでございますし、私の尋ねようとしたことはほとんど出てしまった。そこで一つ、二つ、まだ出ておらないものだけ取り上げて、これはお二人のほうからお答えいただきたいと思うのですが、コマーシャルの問題ですね。これについて私、お伺いしたいと思うのですが、高峰さんも映画から離れられて、映画ではお目にかかる機会もなくなり、テレビもあまりお出にならね。ところが、一つだけコマーシャルで、「田辺です」「ハイベストン」というところでお目にか……
○樋上分科員 大臣にお伺いいたしますが、今回の予算編成において、いわゆる河川の水質汚濁の防止の上から、本年より始まる第三次下水道整備五カ年計画、総事業費が二兆五千億円、予備費が一千億、計二兆六千億の事業費が決定したことは、今日までの下水道事業費から見るとまことに頼もしく存じておる次第でございます。この計画達成のためには、総事業費として、本年度国庫補助額六百六十五億三千六百万、残る四十七年、四十八年、四十九年、五十年に毎年平均三六%ずつ事業費を伸ばさなくては達成しないのですが、建設大臣はその御確信がございますか。
【次の発言】 ただいまの御答弁で、第三次下水道計画の建設大臣の確信あるお答えはわか……
○樋上分科員 私は、京都の山陰線、京都―園部間の複線電化、特に京都駅から二条駅における複線高架化の問題で、大臣並びに国鉄総裁にお伺いいたしたいと思うのでございます。
すでにこの問題は、京都府市民二百四十万の二十年来の悲願であります。依然としてこの実現が今日まで延びてきております。この間この実現が可能にならなければならない、こう思うのでございまするが、いままでの経過について大臣はどうお考えになりますか、御意見をお伺いしたいと思います。大臣の前に国鉄総裁でもけっこうでございます。
【次の発言】 いまお話を承っておりましたら、二年前とちっとも進展していないようなお話でございます。二年前に私は分科会……
○樋上分科員 私は、中央卸売り市場の制度の問題につきまして、若干の質問をいたしたいと思います。 まず大臣にお伺いしたいのですが、自由流通市場における生鮮食料品の集散機能の充実と価格の適正化をはかり、生産者すなわち農林漁業者の所得の確保と一般消費者の生活の安定のためには、現在の卸売り市場の配置、施設、取引方法等にわたって抜本的な改善、近代化が必要であると私は考えるのですが、このことについて、私は昭和四十三年四月の農林水産委員会等で従来から強く要請をしてまいったものでありますが、この卸売り市場の改善につきまして、どのような処置をしていこうとするのか、簡単でよろしゅうございますから、あと順次質問を……
○樋上委員 それでは藤井参考人に簡単に一、二問お伺いいたします。今回の再配置計画はいわばわが国国土の再編成と言ってもいいものではなかろうか、こう思うのでございまして、当然国の国土利用に関する総合計画に基づいて行なわなければならないのですが、特に計画を実施するにおいて最も重要なかぎは、既成都市に比較して社会資本が非常に立ちおくれている農村地域に対してこれをどのように整備していくか。また特に時間的、経済的距離の短縮は工業立地においては必要不可欠な条件と思われるのですが、高速かつ高能率的移送システムをいかにするか。また国土利用の偏在化を改め、地域住民にひとしく快適な生活の場を提供するためには上下水道……
○樋上小委員 参考人の方々、たいへん御苦労さんでございます。長時間ありがとうございます。私も二問ほど質問をいたしたいと思うのでございますが、前お二人の方々から、理論的また基本的な問題についていろいろなお話がありましたので、重複を避けまして、私は特に週刊誌などで問題になっている点を取り上げまして、それに対する御感想をどなたでもけっこうでございますので、ひとつお願いいたしたい、こう思うのでございます。 最近の番組につきましては、いろいろな点において考えられておりますし、また視聴率という点も相当考えておられるのです。いまは情報化時代の最も重要な時期でございます。したがいまして、新しい番組がいろいろ……
○樋上分科員 私は文化財保護につきまして、文部大臣また文化庁、大蔵省に質問をいたしたいと思います。 わが国におけるところのこの数十年の経済成長は目ざましいものがあり、また反面、公害、過疎過密等に大きな弊害をもたらしております。特に、国土開発によりわが国国土は荒廃し、これに伴いまして、歴史的文化財の破壊は目をおおうばかりであります。しかし、本来、開発と保存とは矛盾するものではないのであって、開発と保存との両者が一体となって進められてこそ、真の国土開発の意義があると思います。 しかし、残念なことには、従来においては経済成長のみに力を入れてきたがゆえに、かなり貴重な文化財の喪失をしてきたように思う……
○樋上分科員 建設大臣、私は京都に在住いたしておる者でございますが、琵琶湖の水質問題その他のことにつきましてお伺いしたいのでございます。この琵琶湖の総合開発法案は今月中にでも提出されるようにいわれておったのでございまするが、下流団体の負担または開発公社などの点においてかなり難航しておるんじゃないか、こう思うのですが、その食い違っているところ、いわゆるその進行状態はどうなっているのか、その経過を一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 その関係団体のいろいろな問題の一番隘路になっておるところはどこなんですか。
【次の発言】 大体そういう関連した問題が話し合いがついて、これは大体見通しとしては何……
○樋上分科員 京都のジフテリア予防接種禍事件についてお伺いいたしたいと思いますが、私は、昭和二十三年十一月京都市において実施されましたジフテリア予防接種についてお伺いいたします。 大臣も御承知だと思いますが、当時はわが国に予防接種法が施行されて間もないころでございまして、その当時の新聞を調べてみましても、京都、島根、栃木、香川、佐賀、三重の各地にジフテリアまた百日ぜき、BCGなどの予防注射による事故が続発しております。当時の総司令部、GHQのサムス公共衛生福祉局長は、こうした状況を見て、日本人に対する予防注射を全部無期限に停止し、注射用のワクチン及び血清などを全部回収して再試験をするよう発表……
○樋上分科員 私は昭和四十七年度の地方財政対策並びに大都市財政問題について二、三の質問を大臣にいたしたい、こう思う次第でございます。 昭和四十七年度の国家予算は、景気浮揚を前提として、国民福祉の向上と社会資本の整備推進を基本とする大型予算が編成された。国家財政と表裏の関係のある地方財政の財源不足に対する措置として、自治大臣の努力により臨時地方財政交付金が一千五十億円、交付税特別会計借り入れが一千六百億円、地方債の増発が三千五百億円、合計いたしまして沖繩特別対策部門を除いて六千百五十億円、この財源の措置がはかられたのですが、しかしながら、これらの財源措置の大部分は、地方の借金として後年にばく大……
○樋上分科員 昨年、中華人民共和国が国連に復帰いたしまして中国を代表する政府と認められておりますが、中国と国交を回復した国は七十余カ国にも及び、さらに多くの国が中国と国交を回復しようとしており、世界の情勢は大きく変化しておりますが、日本国内においても、日中友好と日中国交回復を願う国民の要望は大いに高まりを見せておるのであります。しかしながら、佐藤政府は、このような国民の強い要望とは別に、相変わらず中国との国交回復には消極的な態度をとり続けております。このような内外の情勢を踏まえて、私は中国食肉輸入問題について若干質問申し上げたいと思います。 政府は、過去一貫して中国の食肉輸入に対し、中国にお……
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