このページでは古寺宏衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○古寺宏君 私は、公明党を代表して、ただいま提案されました公害対策基本法の一部を改正する法律案及び関係法案について、総理並びに関係各大臣に対し若干の質問をいたしたいと思います。 公害問題は、いまや質、量ともに大きくその態様を変貌し、地球的規模にまで拡大しようとしており、地球をこれ以上汚染するならば、人類はみずから開拓した環境の中で死滅する結果を招きかねないと警告されております。 ウ・タント国連事務総長は、一九七二年の国連討議問題として公害を取り上げることを明言し、また、ニクソン大統領も本年初頭に公害教書を発表し、二月十日には、一九七〇年度予算教書によりその提案をさらに具体化し、きわめて大胆……
○古寺宏君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま政府より提案のありました大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案に関連し、旧民の健康の保護と生活環境保全の立場から、わが国の環境保全行政の基本方針及び当面する具体的問題について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 まず第一にお尋ねしたい点は、無過失賠償責任制度に対する政府の姿勢についてであります。 一昨年九月に、宇都宮市での一日内閣で総理が実現を約束して以来、ようやく本日提案を見たのでありますが、血と涙の歴史を繰り返してきた公害被害者や関係の当初の期待を全く裏切った法案といわざるを得ないのであります。何ゆえ救済の対象を人の……
○古寺委員 最初に経企庁にお伺いをいたしますが、昭和四十二年、四十三年度の二年間にわたりまして八戸市の新井田川の水質調査を行なったわけでございますが、いつごろ水質基準をおきめになる予定であるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 具体的には、こういう水産加工業者に対しての水質基準決定後の対策を、どのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、そういう具体的な資金の裏づけ、あるいは下水道処理場の問題、あるいは加工団地等の問題が解決できないうちは水質の基準をきめない、こういうわけでございますか。
【次の発言】 次に、通産省にお尋ねいたしますが、青森県の上北鉱山の排水の問題でご……
○古寺委員 最初に、通産省にお尋ねをいたしますが、最近は会津製錬所あるいは小名浜、八戸製錬所におきまして、公害問題が次々に発生しておりますが、この種の独立製錬所の公害規制の実態についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 直接法律に基づく規制が必要であると思いますが、そういう法律の改正については考えておられますか。
【次の発言】 その際、製鉄あるいはアルミ製錬、石油精製工業についてはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 これはきょうはだいぶ出た問題でございますが、現在の金属鉱山は休廃止鉱山を含んで約三千二百ございますが、鉱務監督官はわずかに百四十名であるといわれておりますが……
○古寺委員 最初に、大臣がお帰りになりますので、大臣にお伺いをいたしたいと思います。
青森県の八戸市というところがございますが、ここは大気汚染防止の指定地域になっておりますが、最近小中野ぜんそくという病気が発生しておりまして、SO3硫黄酸化物の濃度が十ないし十六ミリグラム・パー百平方センチメートル・パー・デー、そういうような実情でございますが、厚生省は八戸市に対して、公害病認定の指定地域に指定していく意向が現在おありかどうか、最初に承りたいと思います。
【次の発言】 この小中野地区の医師会の住民健診によりますと、気管支ぜんそくと思われる人が大体一八%ぐらい出ておりますので、これは当然指定の条……
○古寺委員 それでは引き続きまして、関東労災病院の問題についてお尋ね申し上げたいと思います。
最初に関東労災病院の病棟縮減の理由についてお尋ねをいたしたいと思いますが、その根本の原因は何であるか、また現在までの経過はどのようになっているか、簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この労災病院の特殊性並びに病院本来の使命からいきまして、病棟を閉鎖するということは非常に残念なことでございますけれども、この問題につきまして病院側また事業団、そしてまた労働省はどのような対策を講じてこられたか、さらにまた、現在この閉鎖をいたしておりますところの三つの病棟については、いつごろ再開ができる予定で……
○古寺委員 防衛庁はおいでになっておりますか。最初に、海外の米軍基地の縮小あるいは撤廃ということにつきましては、アメリカの政策でございますが、わが国におけるところの米軍基地の縮小、撤廃計画はどういうふうになっているか。また、今後における米軍基地の取り扱いに対する基本的な考えはどういうふうになっているか、承りたいと思います。
【次の発言】 青森県の三沢基地は、そうした他の基地の縮小計画とはうらはらに、三月十七日の新聞によりますと、ベトナムから偵察機の一個中隊が三沢に移ってまいっております。これは逆に拡大の方向をたどっておる、そういうふうに私どもは考えるわけでございますが、これはどういう理由による……
○古寺委員 最初に中小企業庁にお尋ねをいたします。
昭和四十四年度の企業の倒産数は、東京商工興信所の調べによりますと、八千五百二十三件になっておりますが、その内容はほとんどが中小企業でございます。さらに今年の一月以来倒産件数は依然として高記録を続けておりますけれども、この中小企業の倒産の原因は一体どこにあるのか。その原因についてまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 そのいわゆる倒産に対する施策としてはどういう施策を行なっているか、具体的にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 いろいろなそういう施策を実施して中小企業の倒産を未然に防止するということは、非常に大事なことでございますけ……
○古寺委員 いまの質問に関連してお尋ねいたしますけれども、四十六年の四月から入所をさせるわけでございますが、それまでにはたして人員の確保というものができるのかどらか。それから、先ほどの局長の御答弁によりますと、収容者二人について職員が一人、こういうお話がございましたが、いろいろな重度精薄者の実情を見ますと、少なくとも一人に対して一人、あるいは一人に対して二人ぐらいの保母さんその他が必要になっておりますが、こういう点については、厚生省としてはどのようにお考えになっておるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 二人に一人ですと、IQ三五以下の重度の精薄者については、いろいろな心身障害もござい……
○古寺委員 ただいま後藤委員からもいろいろと御質問があったのでございますが、昭和四十四年の十二月二十六日に食品添加物の規格基準の一部改正がございました。このときにガンマBHCの規制があったようでございますけれども、この時点において、なぜ乳牛のほうの飼料の規制というものが行なわれなかったのか、この点が第一点でございます。 それから先ほどの御質問にもございましたけれども、高知県の衛生研究所の上田技官が昭和四十一年に、牛乳の中にBHCなどの有機塩素系の農薬が含まれている、そういうことで厚生省に対しまして、国として全国的に牛乳中の農薬調査をすべきである、このように要望しておりましたけれども、なぜその……
○古寺委員 昭和三十四年に発足いたしましたところの臨時家内労働調査会が昭和三十五年に中間報告を出しまして、各種の行政措置を実施すべきであるということを明らかにしております。それから十年を経過しておりますけれども、その間どのような行政措置がなされたか、承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御報告の中で、労働手張は三十五年に行政措置が始まって以来約五万六千でございますので、非常に少ない数でございます。さらにまた標準工賃にいたしましても、あるいは最低工賃にいたしましても、決定以来改定がほとんどなされていない。そういうような実情でございます。さらにまた安全衛生の問題にいたしましても、ヘップサン……
○古寺委員 本日の新聞によりますと、三十六病院が一時間から半日のストを行なう、こういうふうに新聞に報道されておりますが、このストによって、いろいろ患者さんの病状の問題あるいは生命の問題等心配されるわけでございますが、これに対しての厚生大臣並びに労働大臣の所見を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは本題に移りますけれども、労災保険を受給されている方々の死傷者の数は、この十年間でもって二倍の百七十万人に達し、労働者の約七〇%がどの産業においても神経及び肉体の疲労が増加していることを訴えております。これはいかに今日の作業環境が悪化しているかということを示しているわけでございまして、疾病によると……
○古寺委員 ただいまの小林委員からの御質問の中にもございましたし、さらにはまた、参議院の質疑の際の議事録の中にも出ております。また、先日横浜並びに羽田空港に視察に行ってまいりましたが、その際感じたように、この検疫官の数はきわめて不足をいたしております。たとえば東京空港におきましては、昭和三十一年から昭和四十四年の検疫実績の推移を見てみますと、検疫官の数は昭和三十一年の指数を一〇〇といたしますと、昭和四十四年で一四三であり、これに対しまして検疫の指数は、昭和三十一年を一〇〇といたしますと、昭和四十四年は五八二、検疫人員は昭和三十一年を一〇〇といたしますと、昭和四十四年は一〇八三で約十倍になってお……
○古寺委員 ハンセン氏病についてお伺いをいたしたいと思います。
手元の資料によりますと、現在、ハンセン氏病で日夜苦しみながら療養をしておられる患者さんが全国で九千人いらっしゃる、こうことを知りましたが、その具体的な実態を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 これらの方々は、いろいろな年金を受けておられるわけでございますけれども、高額所得者を除いて、四十五年度かららい患者の基本待遇として日用品費が一律支給となりましたけれども、所内の作業に従事をしていて賃金を得た者は、生活保護法の収入認定の対象とするというような考えを厚生省では持っているようでございますが、これは軽症であるとはいっても……
○古寺委員 ベーチェット氏病につきましては、去る四月二十三日に私が質問をいたしました際に、大臣は、スモンと同様に多大の関心を持って臨む覚悟でございます、こういう御答弁がございましたが、その後ベーチェット氏病に対する対策についてどのような検討がなされたか。さらにまた、今後どのような対策を考えておられるか、具体的に大臣からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、厚生省は患者の実態というものを現在掌握はしておらないと思いますが、今年度は身体障害者の実態調査が行なわれる予定になっておりますが、この際ベーチェットも含めて実態調査をおやりになってはどうか、こういうふうに考えるわけでございますが……
○古寺委員 最初に、山形県の長井市で最近発生しておりますところの流行性肝炎について、厚生省はその実態を把握しているかどうか、またこの流行性肝炎に対する治療法あるいは病源等もまだ確立されておりませんが、そういう点に対する今後の研究の体制と申しますか、研究班をつくって今後やっていくというようなお考えをお持ちになっているかどうか、またこの長井市では肝炎の発生している地区が歌丸というところでございまして、これを通称歌丸肝炎と申しておりますが、この地域では水道がないために非常に飲料水が悪くてこういう病気が発生しているのではないか、そういうふうにいわれているわけでございます。そこで、長井市では非常に財政が……
○古寺委員 最初に、ベーチェットの問題についてその後どういうふうになっているか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 ベーチェットに関しては非常にいろいろな問題がございまして、その研究が非常におくれておるわけでございますが、スモンの例と同じように、科学技術庁の特別研究促進調整費の関係は一体どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 科学技術庁のほうにお伺いいたしましたところが、厚生省のほうからまだそういうような要請が出ておらない、こういうお話を承っているわけでございます。このベーチェットは診断基準もまだきまっておらない、治療法もはっきりしていないわけでございまして、当然緊急研究費という……
○古寺委員 昭和四十一年三月の科学技術特別委員会におきまして、農薬の残留毒性の問題について決議がなされておるわけでございますが、その後残留毒性の研究並びに対策をどのようになさってこられたか、今後の方針もあわせてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 残留許容量のきまっていない動物性の食品、ことにBHC関係、それから主食の米等に対しましては、いつごろまでに残留許容量を設定するお考えであるか。またこの許容量を設定いたしましても、青森、岩手あるいは山形県等におきましては、衛生研究所に十分な施設がないために対応できない、そういうふうにいわれておりますが、その対策については厚生省はどのようにお考えになっ……
○古寺委員 先般千葉大学の滝沢名誉教授が、水道水がカシンベック病の原因であるということを発表いたしまして、国民に大きなショックを与えたわけでございます。それに伴いまして、東京都においては一部給水を中止いたしておりますけれども、この水道水とカシンベックの関係について、厚生省はどのようにお考えになっているか、また今後どういう対策をお考えになっていらっしゃるか、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 厚生省は二月からこの調査をしたということを承っておりますが、その調査の結果、カシンベック病と思われる患者さんの数は大体どのくらいになっているのでございましょうか。
○古寺委員 最初に、山中総務長官にお願いしたいのでございます。
公害対策基本法に基づく公害防止事業でございますが、これは現在公害がすでに発生している地域だけに計画があるようでございますが、今後開発計画が行なわれる地域に対するところの公害防止計画についてはどういう御構想をお持ちになっているか、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 企画庁長官にお願いします。
現行の地域開発計画というのがございます。東北開発促進計画であるとか、中国、四国、九州等の開発促進計画がございますが、この開発促進計画の公害対策と申しますか、こういう点についてはどういうふうになっておりますか。
○古寺委員 公害防止事業は、企業が責任を持つべき問題であり、一〇〇%事業者が負担するという、原則を貫いていくべきは当然であると思いますが、この点についての政府の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 現在の公害防止事業というものは、公害が発生してから行なわれる事業が多いようでございますが、特に今度のこの費用負担法につきましては、公害発生時の公害事業に対する費用負担法というふうに考えられるわけでございますが、この点についてはどうでございますか。
【次の発言】 この公害防止事業につきまして、その費用が物価にはね返る、こういう心配が非常にあるわけでございますが、そういう点について政府はどういうふう……
○古寺委員 今回の国会におきまして、公害に対する企業の無過失賠償責任制度の法制化が見送りになったということは、今国会に最も期待し、深い関心を持っておられますところの公害病患者や家族に対してはもちろんのこと、広く一般国民に対しても深い失望を与えております。公害で被害を受けている人々の救済には、どうしても三つのものが備わらなければ被害者の救済はできないからでございます。総理も御承知のように、第一が無過失賠償責任制度であり、第二が紛争処理の充実強化、第三には被害者に対する医療費及び生活費等の給付を充実しなければならない。既成の法理論の上から言うならば非常にむずかしい問題であるかわかりませんが、この三……
○古寺委員 九月二十六日に労働大臣が八戸においでになった際に、八戸市は奥羽開発拠点という立場から、国立総合高等職業訓練校をつくることを検討したい、こういうふうな発言をなさっていらっしゃるのですが、御承知のように、むつ、小川原の大規模工業開発、あるいは八戸市は新産都市でもございますので、公害とは直接関係がないにしても、いわゆる訓練校というものは今後必要になってくると思うのです。そういう点について、その後どのように検討をなされているのか承りたいと思うのです。
【次の発言】 最近は公害による悲惨な被害が続発しておりまして、それに伴いまして当然、企業あるいは事業場内の職業病というものもこれから非常に増……
○古寺委員 去る二月二十五日に、ただいまお話がございました厚生省のスモン調査研究協議会が、日本都市センターで今月の一日と二日に行なわれる予定になっておりまして、この総会に農林省家畜衛生試験場の本間惣太主任研究官が、犬の農薬中毒症状に見られた臨床症状、眼底、脊髄及び末梢神経の変化という研究発表を予定することになっておりました。これはすでにプログラムに印刷になっておりまして、出席を予定されておったのですが、二十三日に突然甲野会長から、農林省の要求によって発表を取り下げてほしい、こういう連絡がございまして、これは実現しなかったわけでございます。このことについて、私が厚生省にお願いしておったのでござい……
○古寺委員 最初に通産省にお伺いをいたします。
秋田県比内町の弥助地区の鉱毒による汚染のその後の経過並びに指導についてどのように行なわれているか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 汚染米の問題とか、補償の問題等、いろいろございますが、そういう点については鉱一山に対してどういう指導を行なっておりますか。
【次の発言】 飲料水についてはどうなっておりますか。
【次の発言】 次に、厚生省にお尋ねいたします。
いまお話がございました弥助地区の簡易水道の問題については、厚生省のほうはどういう指導をなすっていらっしゃいますか。
【次の発言】 ここの地域は二十二戸、百十三人になっておりますが、こ……
○古寺委員 最初に、経済企画庁にお伺いいたしますが、茨城県の鹿島地区が工業整備特別地域に指定になったのが昭和三十八年の七月でございますが、この指定の際に、公害防止計画についてはどういうことについて留意をしたか。またそれに対して、現在いろいろな公害その他の問題が発生しておりますが、この点について経済企画庁から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 通産省、運輸省もこの計画策定にあたっては、いわゆる公害防止計画というものを考えておられたと思いますが、その点について承りたいと思います。
【次の発言】 経企庁にお伺いしますけれども、現在住民から公害の苦情が出ております。目が痛むとか、のどが痛いとか……
○古寺委員 私は専門家ではございませんけれども、先ほど先生からお話がございましたシュレーダーのデータでございますが、一九、五〇〇PPM、藤坂さんという方は健康な方であった、じん障害はなかった、死因は脳卒中であるというようなお話でございました。この解剖所見によりますと生前から高度のネフローゼがあった、こういうことが明らかになっておりますが、この点についてはお調べになっておられますか。
【次の発言】 先ほどじん障害がないというお話でございましたが、実際にじん障害があった、解剖所見でそういうことが明らかになった場合には、これは診断をする場合、やはり解剖所見というものも尊重しなければならないと思うので……
○古寺委員 厚生省の公害部の、「安中周辺のカドミウム環境汚染と厚生省の対策について」、この印刷物の中に、「厚生省が四十六年二月二十三日までに調査した事項及び今後の調査をすすめる事項は次のとおりである。」こういうふうに書かれてございます。一番最後のほうを拝見いたしますと、小林先生に対する照会であるとかいろいろございますが、そこで第二番目の「生前の病状について更に詳細な資料の入手に努める。」こういう一項がございますが、この点についてはどういう資料の収集を行なったかお伺いいたします。
【次の発言】 内容はどういうものですか。
【次の発言】 第三番目の「作業場の環境条件、従業員の健康状態につき、労働省……
○古寺委員 最初に厚生省にお尋ねいたしますが、BHCの残留許容量の基準の設定の見通しについてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 その場合に、何PPMくらいを考えているか、それからベータBHCについてはどういうふうに考えているか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 国連のFAOとWHOの合同委員会の勧告が出ております。これによりますと、ガンマBHCで〇・〇〇四になっておりますね。こういうような一定の水準というのはございますが、これよりも低い基準をきめるおつもりですか。それとも高い基準をきめるおつもりですか。
【次の発言】 一九六八年の国連のFAOとWHOの合同委員会の勧告した牛乳……
○古寺委員 最初に、この悪臭防止法案の規制対象になる悪臭物質が、大気汚染防止法や水質汚濁防止法等の規制と競合する場合には、どういうような規制をやっていくわけでございますか。
【次の発言】 そこで、製紙工場がございます。この場合には、水質のほうと両方で規制を受けるような形になるのではないかと思いますが、製紙工場の場合にはどういうような取り扱いをなさるお考えですか。
【次の発言】 そういたしますと、大気汚染防止法で規制できるものは、悪臭防止法の対象物質から除外するというようなお考えでございましょうか。
【次の発言】 今回のこの法案の提案理由の説明の中で、悪臭に関する研究や防止技術の開発等も一応の水……
○古寺委員 最初に、通産省にお伺いいたしますか、秋田県の小坂鉱山がございます。この小坂鉱山の排水の中から環境基準を上回る砒素が検出されておりますが、そういう事実を知っていらっしゃいますか。
【次の発言】 小坂郵便局の前で〇・一七PPMの砒素が検出されております。こういうことについては、通産省は、鉱山保安法に基づいて、鉱務監督官がこういうものをチェックしていると思うのですが、その点についてはどうでしょうか。
【次の発言】 こういう場合に、鉱山保安規則によって、坑外における管理者と申しますか、そういう方が実際にこういうものの分析を行なっておりますか。
○古寺委員 最初に、経済企画庁いらっしゃいますか。――青森県新井田川水域の水質基準はいつごろに設定される予定でございますか。
【次の発言】 そこでお尋ねをしたいのですが、青森県の公害審議会におきまして、いままでの県条例の水質基準というものを改定する動きがございますが、これと、今度のこの水質基準の設定との関連性はどうなっておりますか。
【次の発言】 今度の県の水質基準の改定の案と、それから今回設定予定の水質基準の案とは同じでございますか。
【次の発言】 今度の改定案あるいはおたくのほうで考えている水質基準案でございますが、これを比較をしてみますと、以前の県の水質基準を比べますと、BOD一つをとり……
○古寺委員 厚生省にお尋ねしますが、母乳の中の農薬残留の実態調査の公表が非常におくれておりますが、これはどういう事情によるものでしょうか。
また、いつごろ発表の予定でございますか。
【次の発言】 五月一日の毎日新聞によりますと、佐賀県では、二十人のうちの六人の母乳から〇・一PPM以上のべータBHCが検出されている。〇・四五PPM以上が六人である、最高が〇・八PPMである、こういうふうに報道されておりますが、これは事実でしょうか。
【次の発言】 これに対して、現在その母乳をおかあさんが赤ちゃんに飲ましているわけですが、この点について厚生省はどのような指示あるいは指導をしているでしょうか。
○古寺委員 本日は、参考人の方々には、お忙しい中をほんとうに御苦労さまでございました。
いろいろお話を承りまして、今回の臼杵の公害の場合は、公害問題につきましては、やはり市民生活や地場産業を守るためには、事前の調査というものが非常に大事ではないか、そういうことを感じたわけなんでございますが、この点につきましては、大阪セメントの誘致の問題については、臼杵市におきましては、こういうような第三者による専門的な事前調査というものが行なわれたかどうか、この点について小手川参考人からまず承りたいと思います。
【次の発言】 セメント協会のほうには公害対策委員会もできているようでございますが、こういうような……
○古寺委員 最初に、経済企画庁にお尋ねいたしますが、先日鹿島で起こったシアンによる魚の斃死の問題がございますが、これはどういう原因によるものか、またその後の措置はどうなっているか、さらにまた、水質基準はどういうふうになっているかお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 そうしますと、水質基準を見ますと、製鋼業の場合には排水処理施設を有する排水口と排水処理施設を有しない排水口ではシアンの基準が違います。前のほうが一、片一方のほうは検出せず、こうなっております。そうしますと、鹿島の場合は、住友金属から出ておる排水路と、それから住金化工から排出されて合流する地点とございますが、その鹿島の場合でいうな……
○古寺委員 きょうから、サリドマイド児とその両親四十三家族が国と製薬会社に総額約十三億円の損害賠償を求めている全国のサリドマイド裁判のトップを切りまして、東京地裁で第一回の口頭弁論が行なわれているわけでございますが、この問題について厚生省はどのような責任を感じていらっしゃるか、その点についてまず大臣から伺いたいと思います。
【次の発言】 当時政府の姿勢に行政のゆるみがあった、広い意味の政治的な責任といろものを感じなければいけない、こういういまお話があったようでございますが、園田前厚生大臣は、参議院の社労委員会におきまして、「国の責任でもありまするが、」「両親並びに本人に対する謝罪の意味において……
○古寺委員 わが国の血液事業は、かつては売血が主体でございましたけれども、いろいろな弊害が発生いたしまして、三十九年以来売血制度の改善がはかられてまいりましたが、現在非常に血液が不足をいたしております。昭和四十四年におきましては四十六万五千リットルを下回っております。四十三年においても四十六万リットル、こういうような実情でございます。三十六年には五十二万三千リットル、三十八年には五十八万四千リットルの製造量から見ますと、年間の需要量を非常に下回っているわけでございますが、厚生省としてはこの対策をどういうふうにお考えになっているか、承りたいと思います。
○古寺委員 去る二十四日に、岐阜県の各務原市の国鉄高山線の踏切で出かせぎ者の事故がございました。これで三名が死亡をいたしております。この事故によって死亡したあるいはけがをした方方のその後の状況について、どういうふうになっているか伺いたいと思います。
【次の発言】 この踏切は欠陥踏切である、こういうふうにいわれております。非常に事故が多くて、ぜひこれは遮断機をつくらなければいけないというような地元の要望もあるようでございますが、その点について労働省はお調べになったんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、これは通勤途上の災害になるわけですか。それとも事故による災害になるわけですか。
○古寺委員 最近の農村地帯におきましては、高齢者であっても出かせぎ等による厚生年金加入者は非常に多く、これがために厚生年金と国民年金等による通算年金を受ける場合におきましても、国民年金の被保険者の期間の長短を問わず優遇措置を考えるべきではないか、こういうふうに思うわけでございますが、この点についてはいかがでございましょうか。
【次の発言】 現行法では年金の間に非常に差がありまして、非常に不合理になっております。一例を申し上げますならば、拠出制の国民年金が始められてから十年になっていよいよ十年年金の支給を目前に迎えたわけでございますけれども、九年十一カ月の間この保険料を納付いたしましても、やむを……
○古寺委員 最初に血友病の厚生省が把握している実数はどのくらいあるか、お伺いいたします。
【次の発言】 その中で、実際に専門の医療機関で治療を受けている患者の数は、厚生省はどのくらいと把握しておりますか。
【次の発言】 大臣が時間がないようですので、大臣にお尋ねしたいのですが、現在、わが国の血友病の患者さんは大体五千人から一万人というふうに推定をされております。しかしながら、実際に厚生省が正確に把握しているのは乳幼児の二百人でございます。こういうふうに非常に数が少ないというのは、現在のこの血友病に対する医療給付というものが非常に限定をされておりまして、そのために血友病の患者が思うように治療を受……
○古寺委員 最初に、いま大橋委員からも質問がございましたが、附則二条の夏季手当、年末手当の問題でございますが、これを今度は廃止することになっておりますが、これを廃止した場合にはどういう方法でこれは支給する方針でございますか。
【次の発言】 そこでお尋ねしますが、昭和四十四年度の年末の手当でございますが、青森市の場合を例にとりますと、四万八千三百円でございます。ところが、奈良とか東京の例を見ますと、奈良の場合は九万八千八百十二円、東京の場合は九万四千百円になっております。こういうような非常に地域の格差があるわけでございますが、これはどういうふうにして上積みしていくわけですか。
○古寺委員 最初に、児童手当法案の問題点についてお尋ねするのですが、児童憲章や児童権利宣言の精神を尊重するような児童に対する施策が現在まで行なわれてきたかどうかという点について、厚生省はどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 社会保障制度審議会の意見によりますと、「この際さらに一歩を進めて心身障害児の関係にまで配慮を及ぼすことはできなかったか。」こういう意見が述べられておりますが、この点についてはどうでしょう。
【次の発言】 今後の児童扶養手当の内容の充実強化に関する厚生省としての考え方、その点についてお伺いします。
【次の発言】 今後拡大すると考えられる障害については、どういうものがござ……
○古寺委員 非常にリハビリテーションがおくれているわが国の医療制度の中に、こういう新しい視能訓練士という制度ができるということは、非常にけっこうなことだと思うのですが、こういう視能訓練士ができた場合のいろいろな問題に対して、やはり今後対処していく必要があると思いますので、二、三の点についてお伺いをしたいと思います。
最初に、最近は農薬による疾患が非常にふえております。さきの予算委員会の際にも総理がおっしゃっておりました佐久の眼病の件ですが、この研究費についてはその後どういうふうになっているか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 それはできるだけ早い機会に決定をしていただきたいと思います。……
○古寺委員 非常に時間がございませんので、簡単にお尋ねを申し上げたいと思います。 最初に小山先生にお願い申し上げますが、先ほど保険の一本化が望ましいことである、こういうお話がございましたが、今後組合健保あるいは政管との財政調整の問題等いろいろと困難が予想されます。こういう点についてはどういうふうに解決をしていかれたらいいとお考えでございましょうか。 それから高橋先生にお尋ねしたいのですが、先生は日本医学総会に対抗いたしまして新しい医学総会をお開きになりましたが、この基本的な考え方についてお伺いしたいと思います。 神崎先生は、先ほど病院の代表も、中医協なりあるいはいろいろな審議会に当然加え……
○古寺委員 昨年来、長野県の佐久地方に学童、幼児の視力低下の問題が発生いたしました。東大の、現在北里大学の教授になっておられます石川哲博士をはじめとした研究グループによってこの研究を進めた結果、これは農薬による眼疾患であるということが一応判明いたしました。その問題が全国的に広がりまして、最近は大阪をはじめ東京にも、そういうような患者さんが発生をいたしております。この疾患につきましては、早期に発見をし早期に治療するならば、アトロピンあるいはパムという薬によって治癒し得る、こういうような報告もなされております。この研究とあわせまして犬の動物実験も行なわれておるわけでございますが、きょうはその写真を……
○古寺委員 去る五月の委員会におきましても質問いたしましたが、青函トンネルの建設工事に伴いまして、坑内排水による公害が非常に発生いたしております。これについて、その後、建設公団においてはどういうような調査をし、どういう対策を考えていらっしゃるか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、もう一回お尋ねしますが、漁業の被害というものについてはまだはっきり掌握しておらない、そういう関係で、現在はまだその補償問題その他については考えていない、こういうふうに承ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうしますと、いままで現地の漁業協同組合からおたくのほうに、漁業の被害が発生しておるから……
○古寺委員 最初に、牛乳のBHCの基準が六月の四日に一応きめられましたが、その基準について若干の質問をいたしたいと思います。
まず、この基準をきめるにあたっての実験期間が非常に短い、三カ月間でございますが、これではたして十分といえるのかどうか、今後どういうふうにこの問題を検討していかれるお考えか、承りたいと思います。
【次の発言】 いままでのこの安全率の系数は大体百分の一でございましたけれども、今回のこの基準の設定にあたりましては五十分の一できめているわけですね。これはどういう根拠ですか。
【次の発言】 今回のこの暫定基準は一応成人を対象にしております。牛乳を乳幼児というのは非常に多く飲むの……
○古寺委員 最初に通産省にお尋ねをいたしますが、現在稼働中の鉱山に対する監督につきましては、不十分ではございますが、一応監督の体制が整っていると思われますが、休廃止鉱山の場合には鉱害問題が各地において非常に問題となっております。通産省はこの休廃止鉱山に対する調査はどのように行なっているか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 稼行中の鉱山については十分にこの監督をやっていらっしゃる、こういういまお話がございましたが、これはちっぽけな鉱山でございますが、青森県の上北郡に下田町というのがございます。ここで北海道工業という会社が砂鉄をとっておりますが、この砂鉄の洗浄水を取水するために地下水をくみ上……
○古寺委員 最初に、通産省にお尋ねをいたしますが、いま青森県のむつ小町原大規模工業開発というものが進められてお夢ますが、この公害の事前調査を通産省が主体になって行なっております。通産省はどういう構想によってこの事前調査を行なっていらっしゃるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 その調査は一体いつごろ終わりまして、昭和六十年になってから工場が張りつくときにその調査が生きてくるのかどうかということをいまお伺いしているわけです。
【次の発言】 そうしますと、実際に工業が配置になるのは大体何年ごろからでございますか。
【次の発言】 それでは、むつ小川原の開発の問題は経企庁が参りましてからさらに続け……
○古寺委員 私は、人工じん臓の問題を通していろいろお尋ねを申し上げたいと思います。 いまわが国には、高血圧の患者さんが五百万人いるといわれております。その中でじん臓疾患を持っている方が五十万人いらっしゃる。そういう高血圧による患者さん以外の方も合わせまして、年間一万人以上の方が尿毒症、じん不全等によって死亡をいたしております。この一万人をこえる、じん不全等によるじん臓疾患の死亡者に対して、もしも人工じん臓があれば、少なくとも八〇%くらいの方は十年くらいは長生きができる、こういうふうにいわれております。しかしながら、わが国の人工じん臓の数が非常に少ない、また医療費が異常に高いために、そういう患……
○古寺委員 最初に大臣にお伺いしたいと思いますが、大臣は日本の労働行政、労働問題は国際的な視野に立って再検討すべき時期にきている、こういうようにお話しになっているようでございますが、今後の勤労者の福祉、安全衛生あるいは賃金、公害等についてどういうふうに対処していくお考えであるか、最初に承りたい。
【次の発言】 そこで、世界的な水準まで高めたい、こういうふうに大臣がおっしゃっているのでございますけれども、ILO条約についてはどういうようなお考えをお持ちでございますか。
【次の発言】 次の国会で批准したい条約は何号と何号でございましょうか。
○古寺委員 時間があまりございませんので、簡単に御質問申し上げたいと思いますが、日本の医療制度の中で特に供給体系の理想的な姿というものについて武見会長はどういうふうに考えていらっしゃるか、二、三御質問申し上げたいと思います。 まず最初に、公的病院というものの定義でございますが、最近は御承知のように国立あるいは地方自治体病院、日赤、健保病院あるいは農協、厚生連の病院等たくさんございまして、いまの医療法の定義から見ますと非常にかけ離れているように考えられるわけでございますが、公的医療機関というものはどういうものをさすのかということについて会長の見解を承りたいと思います。 次に、この公的病院の性……
○古寺委員 労働大臣は朝からたいへんお疲れでございましょうが、あと一人でございますので、何ぶんひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。
最初にお尋ねしたいのは、ドル・ショックの影響で出かせぎ求人の取り消しが相次いでおります。東北地方におきましては、御承知のように、減反、休耕によりまして出かせぎの希望者が急増しているわけでございます。出かせぎによらなければ生活が成り立たない、こういうような方々もいらっしゃるわけでございますが、こういう季節労務者に対して労働省としては今後どういう対策をお考えになっているか、承りたいと思います。
【次の発言】 労働大臣の構想としては、お考え方としては、こういう……
○古寺委員 最初に厚生省のじん不全対策についてお伺いをいたしたいと思います。
厚生省は人工じん臓整備五カ年計画という構想をお持ちのようでございますが、その内容についてかいつまんで御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 厚生省の五カ年計画の基礎になりました調査の内容でございますが、非常にこれは実態からかけ離れた、実態の調査が不十分な上に立った計画であるというふうに考えられるわけでございますが、この点についてはいかがでございましょうか。
【次の発言】 かりに一万一千名といたしますと、その三〇%が人工じん臓によって生命を延ばすことができると仮定いたしますならば、一年間に三千三百台の人工じん臓と……
○古寺委員 最初に、国鉄当局にお伺いしたいのですが、連絡船の廃棄物、ごみ、あるいはビルジ、こういうものの廃棄物についてはどういうふうに措置していらっしゃるのか承りたいと思います。
【次の発言】 青函連絡船の場合ですが、連絡船から投棄するごみが下北の国定公園あるいは夏泊半島の県立公園、それから陸奥湾内の沿岸に漂着をいたしまして、非常に漁業被害あるいは美観をそこねる環境破壊等が起きているわけです。こういう点について、今後国鉄としては、海洋汚染防止法も公布になっておるわけですし、どういうふうに対処していくお考えですか。
【次の発言】 これは、国鉄に対しまして何回もこの問題については現地から要望があっ……
○古寺委員 最初に、海上保安庁にお尋ねをいたしますが、現在二十万トン、三十万トン、また将来におきましては五十万トンのタンカーの出現も考えられているわけでございます。過去におきましても、トリー・キャニヨン号事件あるいは一九六九年のフロリダ号事件、いろいろとタンカーの事故があったわけでございますが、今回わが国におきましても、昨日新潟港でリベリア船であるジュリアナ号が暗礁に乗り上げて、四千トンの原油が流出したという事故が発生いたしました。 これにつきましては、午前中にいろいろと御説明がございましたが、その後の状況につきまして、御説明を承りたいと思います。
○古寺委員 四十六年の十二月の七日に、環境庁長官に対しまして、自然公園審議会から青森県の津軽が国定公園の候補地として適当である、こういうような答申が出ておりますが、この地域内に防衛庁がミサイルの射撃場をつくるということで、非常にいま地元で問題になっております。
そこで、最初に防衛庁にこのミサイルの射撃場の計画について承りたいと思うのです。
【次の発言】 そこで、県から共用射場設置についての質問があったわけでございますが、これに対しての防衛施設庁からの回答を読みますと、いろいろはっきりしない点があるわけでございますが、具体的に設置の場所であるとか、あるいは射場の規模であるとか、設置の時期である……
○古寺委員 環境庁にお尋ねいたしますが、日本列島環境保全の長期ビジョンは、現在その策定の準備にかかっているようでございますが、これは大体いつごろまでにできる予定でございますか。
【次の発言】 そういたしますと、新全総のいわゆる公害部門に対する洗い直しでございますが、これはこの長期ビジョンができ上がってから、新全総のほうも手をつけるわけでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、現在の新全総では、地域住民のために公害のない開発を進めるというふうにいいながら、鹿島のようにどんどん公害が出ているわけでございます。したがいまして、この新全総を洗い直さないうちは公害のない工業開発というものはできま……
○古寺委員 最初に労働安全衛生対策についてちょっとお伺いしたいと思います。 去る九月二十三日に青森市内の採石事業場において十五名生き埋めという事故が発生をいたしましたが、幸いにしてこれは生命には別条がなかったわけでございます。この事故を契機といたしまして、青森労働基準局では採石事業の安全衛生の一斉監督を行ないました。ところがその結果、全事業場六十八のうち五十九事業場、八六・八%が法違反をしている、こういう事実が明らかになったわけでございます。これは、いままでの労働省の監督行政というものが不十分であったために、こういうようなことが判明したわけでございますが、こういう採石業に対するいわゆる労働省……
○古寺委員 この四、五年の間にリューマチ性の疾患で悩んでおられる患者さんの中から多数の自殺者が出ていらっしゃる。また今年の四月には、静岡県におきまして、重いリューマチで長年苦しんでおられたおばあさんを、その御主人が思い余って首を締めて殺したというような事件も起こっております。これは全国に七百万人をこえると思われるリューマチ性の患者さんを今日まで放置しておいた厚生省の責任であるというふうに私は考えるのでございます。 世界の情勢を見ましても、ソ連あるいはイギリス、フランス等でもこのリューマチには――アメリカもそうですが、真剣に取り組んでおります。こういうリューマチが今日まで放置されているというこ……
○古寺委員 昭和三十九年の十月一日から東海道新幹線が開業いたしまして七年を経過したわけでございますが、すでに四億人もの乗客を運び、また山陽新幹線の工事も着々と進行いたしまして、来年の三月十五日に開通をするというふうに承っております。東北及び上越新幹線も起工式を終えまして、いよいよ工事に取りかかるわけでございますが、新幹線は鉄道輸送の花形として、日本の運輸、輸送の中核となる新幹線時代に突入をいたしているわけでございます。 しかし、こうした新幹線の工事の陰に忘れてならないのは、非常に痛ましい数多くの犠牲者がいらっしゃったということでございます。今日の新幹線のはなばなしい登場の陰には、忘れてはなら……
○古寺委員 最初に、ハンセン氏病対策についてお尋ねを申し上げます。
四十五年の八月六日に、前の内田厚生大臣に対しまして、らい調査会から報告が出ておりますが、この中に、らいの外来診療の問題が答申されております。このらいの外来診療について、厚生省はこの答申を受けて、どういうような具体的な施策を講じたか、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 現在わが国におきましては、伝染のおそれのない人も全部療養所に収容いたしております。最近におきましては、ハンセン氏病患者の老齢化が進みまして、成人病の方々も非常にふえておりますが、他の医療機関で治療を受ける場合に、これを受け付けないといって拒否されるとい……
○古寺委員 基地の離職者対策についてお尋ねを申し上げたいと思いますが、防衛施設庁の御説明によりますと、米軍基地の離職者の数は、昭和四十六年の一月から六月まで五千名、四十六年の七月から十月までは九百名、大体六千名近いものになっておりますが、これらの方々の就職状況はどういうふうになっているか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 基地の離職者の就職の状況が非常に悪いようでございますが、今後円の切り上げによりまして米軍の予算が削減された場合に、また人員の整理ということが考えられるわけでございますが、こういう点については、労働省はどういうふうにお考えでしょうか。
○古寺委員 ただいま島本委員から失対の問題につきましてはほとんど御質問があったようでございますが、私から、ダブる面もございますが、もう一度質問をさしていただきたいと思います。
前回の社会労働委員会で、約四万一千人の方々が自立促進の措置を受けたという答弁でございましたが、その後自立促進はどの程度進んでいるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 この自立促進は、常用雇用あるいは安定した就労ということが大前提でございますが、自立された方々の職場の内容等につきまして労働省は調査もし、あるいは把握して、その後の実態というものをよく調査をする必要があると思いますが、不幸にして不適確な職場に就労したため……
○古寺委員 日本国憲法はすべての国民に、能力に応じて教育を受ける機会を与えるということを保障いたしております。しかしながら、わが国の中には、病弱児あるいは身体障害児の方々の中で、非常に恵まれない、教育を受けられない方々が一ぱいいるわけでございますが、この問題につきましては、国会でもたびたび論議をされ、また関係者からもたびたび陳情があったのでございますが、この養護学校の設置の問題と義務制の早期実現について、文部省はどういうふうに対策をお考えになっているか、簡単に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 厚生省は、こういうように養護学校の、病弱児の場合には二十七県でございますか、それから精薄の場合……
○古寺委員 太田先生、中原先生にお尋ねしたいと思うわけでございますが、今日までのわが国のガンの予防を見ますと、第二次予防、第三次予防には相当力を入れてやってきているわけでございます。第二次予防といわれるいわゆる早期発見、集団検診にいたしましても、先ほど吉田先生からもお話がございましたけれども、非常に壁にぶつかって、一年間にわが国では大体二百万人くらいの人が胃の検診を受けておるわけでございます。その中で約〇・一%の二千人の方が胃ガンの発見、早期診断によって治療を受けておるわけですが、年間約五万人の方が死亡しておるわけでございます。これらのすべての胃ガンの患者さんを集団検診によってキャッチをすると……
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねをいたします、この資料の中の「社会医学的調査」の第三番目でございますが、八例の方々の精密検査を今後行なうということになっておりますが、その理由はどういう理由によるものか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この八人の中で四人の方が病理組織学的な標木をとっておられるようでございますが、その所見はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 この宮崎県の資料に基づいて検討がなされた時点において、延岡病院の桑原先生から御報告があったはずでございますが、どういうような御報告があったか承りたいと思います。
○古寺委員 通産省にお尋ねをいたしますが、青森県下北郡川内町の大揚鉱山並びに安部城鉱山の――これは休山中でございますか、鉱害が相当出ているようでございますが、これらの鉱山に対する通産省の対策をお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 この安部城鉱山のほうは、その排水の流れている流域と申しますか、安部城という部落から銀杏木という部落に至るまでの水田が減収を来たしておるのであります。さらにまた安部城という部落では、非常に体の悪い方が、健康被害が出ております。こういうことについて農林省並びに環境庁はどのような調査をなさったか、お尋ねをしたいと思います。
○古寺委員 最初に厚生省にお尋ねをいたしますが、現在スモンの調査研究協議会の総括報告で問題になっておりますところのキノホルムに添加をいたしました乳化剤についていつごろから乳化剤を添加したのか、この点についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 その乳化剤はどういうような働きを持っておるか、お尋ねします。
【次の発言】 この乳化剤は界面活性剤であるということをお聞きしておりますが乳化剤を他の薬剤で添加しているものはどういうものがございますか。
【次の発言】 スモンの調査研究協議会の総括報告によりますと、この乳化剤がキノホルムの毒性を助長してスモンの発生を促進したというように私どもは受け取っているわ……
○古寺委員 最初に裁判所にお尋ねをいたしますが、現在裁判所におきまして係属されております公害訴訟事件は大体どのくらい件数があるか、さらにまた、最近の傾向としてそういう事件がふえる傾向にあるのかどうか、その点についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 大体審理期間は平均でどのくらいになっておりますか。さらに、おもな大きな事件についてその内容を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今度の公害等調整法案が提案された大きな理由は、裁判が非常に長引いている、こういうことでこの法案が提案されているようでございますが、裁判がおくれる理由でございますね、どういう原因によるものですか。
○古寺委員 今回提案されました法律案の目的は、鳥類の絶滅を防止するためにこういう法律の提案があったと思うのですが、現在わが国の鳥類の実態についてはどういうふうに把握をしていらっしゃいますか。
【次の発言】 現在わが国には四十万人のハンターがいらっしゃる。また猟犬もいるわけでございます。青森県の下北半島の例で申し上げますと、昭和二十年を一〇〇といたしました場合に、現在は五に鳥類が減っておるわけでございます。二十八年間に二十分の一に減っているわけでございます。これはわが国の中では最も開発のおくれている、いまお話しのあったPCBあるいはいろいろな農薬等の公害、そういうものから非常に隔絶した地方である……
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねをいたしますが、大分県の佐賀関製錬所の公害の問題について環境庁としてどういうような対策をお考えになっているか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 先日の環境庁の御答弁によりますと、鈴木教授の発表後、すぐいろいろな対策を講じたい、こういうようなお話があったわけでございますが、その点についてはいかがでございますか。
【次の発言】 次に農林省にお尋ねいたしますが、佐賀関製錬所の公害によりまして被害を受けたかんきつの畑の借り上げの問題について、その後の調査結果がどうなっているか、承りたいと思います。
【次の発言】 それでは現在行なわれております青函トンネルの公害の問……
○古寺委員 最初に環境庁にお尋ねをいたしますが、岩手県の松尾村の松尾鉱山の問題でございますが、この松尾鉱山から流出をいたしますところの強酸性の鉱毒水によりまして、北上川が非常に汚濁をしているわけでございます。
この北上川の清流化対策について環境庁がいろいろと検討を進めているように承っているわけでございまして、聞くところによりますと今月一ぱいで会社は鉱業権を放棄する、こういうふうに承っているわけでございますが、環境庁としてはどういうような対策をお考えになっていらっしゃるのか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 現在北上川の環境基準がまだきまっていないわけでございますが、この環境基準の設定につ……
○古寺委員 最初に喜田村先生にお尋ねをいたしたいと思いますが、先生はわれわれの体内にカドミウムがある程度蓄積されるとそれ以上は蓄積されない、ある程度の限界がある、こういうようなお話を先ほどなさったわけでありますが、先生のお考えでは、じん臓なり肝臓には大体どのくらいのカドミウムが蓄積されるのが限界とお考えでしょうか。
【次の発言】 今回の委員会でもって結論を出していらっしゃいますが、安中の場合のような例を申し上げますと二万二千PPMというような結果が出ているわけでございますが、先生は一体どのくらいのカドミウムが蓄積されているというふうに委員会で結論を出されたのか、そしてまたこの十一人の方々に対し……
○古寺委員 最初に防衛庁にお尋ねしたいのですが、毒ガスの問題でございます。現在青森県におきましても毒ガスによる被害者が出ているわけでございますが、この問題については参議院ですでに質問が行なわれておりますが、その後どういうような対策を進めていらっしゃるか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 それでは最初に環境庁にお尋ねいたしますが、水質汚濁防止法の中にあるいわゆる有害物質、この中には毒ガスが含まれているかどうか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 今回問題になっているのはイペリットでございますが、こういうような物質についてはいかがでございますか。
○古寺委員 与えられた時間が非常に限られておりますので、まとめて御質問し、御意見を承りたいと思います。 まず最初に申し上げたいのは、大気汚染の被害者、光化学スモッグの被害者によって、いわゆる光化学死ということが最近いわれるようになりました。将来こういうような危険性が起こらないということは断言できないと思うわけでございます。そこで、人命尊重の立場から、当然被害者のいわゆる診断方法の確立であるとか、あるいは治療方法の確立ということが非常に大きな問題になってまいります。原因物質の究明とともにこれはあわせて行なっていかなければならない問題ですが、いままでの経過を見ますと、ほとんどこの問題については手……
○古寺委員 最初に林野庁長官にお尋ねをしたいと思いますが、きょう午前中からいろいろ論議をされた問題ではございますが、今後の国有林の財政の問題でございます。国有林会計が非常に赤字がふえつつある。この問題について、はっきりした林野庁としてのお答えがなかったわけでございます。今後この赤字が相当にふえることが予想されるわけでございますが、この対策についてまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今度のこの自然環境保全法ができるとしますと、いろいろな地方においては問題が起こるわけです。一つの例をあげますと、国有林活用法というのがございます。現在各市町村から国有林を活用さしていただきたいということで県に……
○古寺委員 水産庁にお尋ねをいたしますが、岩手県の北上川で十二日と十三日にかけまして川魚が大量死いたしております。この原因と損害額、どのくらいの川魚が斃死しているか、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 いまの報告では、宮城県の被害については報告がなかったわけでございますが、もう一つ、いま最初にこの原因をお尋ねしているわけです。どういうわけでこういうような斃死が起きたか、原因をお尋ねしているわけですから、それもあわせて御答弁してください。
【次の発言】 それでは、昨年も一昨年もございました、こういうような事例が。ちょうど同じような時期ですね。そのときに御質問申し上げたときには、調査中であ……
○古寺委員 最初に、今回の大きな災害を審議する委員会に、農林大臣また水産庁長官が御出席になっておられません。たくさんの方が現地からも傍聴にいらしているわけでございますが、どういう理由によってこの大事な委員会に出席をなさらないのか、その理由についてまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 それでは、きょうは政府を代表する立場で、政務次官からお答え願いたいと思います。
まず最初にお尋ねをしたいのは、シャウプ勧告の中に、災害については都道府県や市町村には負担をさすべきではない、こういうようなことがいわれておるわけでございます。こういうような思想がかつてわが国にあったわけでございますが、いまやわ……
○古寺委員 最初に、労働大臣にお尋ねをいたしますが、前の労働大臣は国際的視野に立った労働行政を推し進めていくということを表明いたしておりますが、新労働大臣の所信表明には、国際労働問題についての所信表明がなされておりませんが、どういうふうに取り組まれていくお考えか、最初に承りたいと思います。
【次の発言】 そこで、六月のILO総会での理事選挙にあたりまして、総評、同盟との間で理事候補をしぼるのに難航している、こういうことを聞いておるわけでございますが、現状をどういうふうに把握をされていらっしゃるのか、承りたいと思います。
【次の発言】 過去においても、この問題は難航したということになっております……
○古寺委員 最初に、去る十三日にスモン調査研究協議会の研究総括、及びスモン病はキノホルムが原因であるというような結論が出たわけでございますが、これに対して、厚生大臣はどのように受けとめていらっしゃるか、承りたいと思います。
【次の発言】 この研究総括によりますと、「大多数はキノホルム剤の服用によって神経障害を起こしたものと判断される。」こういうふうに報告をしているわけでございますが、これがキノホルムであるということがはっきりした場合には、当然厚生省にも、国にも責任があると思いますが、その点については、どういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 いま厚生大臣が治療のほうもおっしゃったわけでご……
○古寺委員 昭和四十六年の四月二十八日に、大分の保健所長から大分労働基準局長に通知があって、日本鉱業の佐賀関製錬所の労働衛生調査が行なわれております。この中間報告にはその結果が一応載ってはいるわけでございますが、そこでまずお尋ねをしたいのは、この四十六年の四月以前においてはこういうような事実について労働省は知らなかったのかどうかということを承りたいと思います。
【次の発言】 把握していないというのは、どういうわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、毎年定期的に健康診断等もおやりになっていると思うわけでございますが、そういう時点においては全然そういう事実はわからなかったわけでございますか。
○古寺委員 向精神剤に関する条約に関しまして、わが国ではこれを批准するという方向で現在国内法の整備を急いでいるということを伺っておりますが、現在どういう段階まで進んでいるか、また批准するとすれば、大体いつごろまでに批准できる見通しか、その点について承りたいと思います。
【次の発言】 大体いつごろまでの見通しでございますか。
【次の発言】 次に、LSDの問題等ございますが、幻覚剤の問題でございますが、この幻覚剤の乱用をどういうふうに取り締まるかについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 幻覚剤LSDの事犯は非常に増加している傾向にございますが、この取り締まりについては警察当局も行なっていると……
○古寺委員 昨年の暮れでございますが、青森県で精薄者の妹を絞め殺すというような事件が発生をいたしております。これは重度精薄者であるために施設に入所ができなくて、こういうような結果になったということが報道されておりますが、、こういう点について厚生省としてはどういうふうにその事実をとらえ、また精薄者に対する対策というものをお考えになっていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、精薄者の実態ということについてお尋ねをしたいのでございますが、現在厚生省が把握しておりますところの精薄者の実態でございます。精薄児、精薄者の実態はどういうふうになっておりますか。
○古寺委員 本日は、難病に対して非常に御貢献をくだすっている先生方に御出席をいただきまして、衷心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。 私に与えられた時間は十分でございますので、最初に清水先生にお尋ねを申し上げたいと思いますが、先ほどわが国のベーチェット氏病の研究体制についての先生の御意見がございましたが、今後ベーチェット氏病の研究体制として、先生の御構想として、どういうようにしたらいいと先生はお考えになっていらっしゃるのか。 また、もう一つは、国立視力障害センターの問題につきましては、私どももいろいろと問題があることは知っているわけでございますが、今後この国立視力障害センターの充実と……
○古寺委員 最初にお伺いしたいのは、この第三次労働災害防止五カ年計画は昭和四十七年度で終わるわけでございますが、当初の災害減少目標とその実績について御報告願いたいと思うのです。
【次の発言】 労働災害防止基本計画で立てました労働災害発生率の三割減少あるいは死亡者数の半減という目標から見ますと、昭和四十六年までの実績ではいまの御報告にございましたように、発生率では大体二割、死亡者数においては横ばい、こういうような実績から見ますと、この当初計画というものが完全に失敗した、こういうふうに考えられるわけでございますが、四十七年度においてはこの当初の目標のどこまで達成する考え方に立って実施計画をつくって……
○古寺委員 専売公社にお尋ねをいたします。先日盛岡の工場を見学いたしてまいりましたが、非常に粉じんが多くて、安全衛生上非常に心配な点が多かったわけでございますが、こういう労働条件いわゆる環境の問題については、専売公社としてはどういうような姿勢で取り組んでおられるのか、まず承りたいと思います。
【次の発言】 この働いている方々の大半がリューマチとか高血圧症とかあるいは肺結核を過去にやった方々とか、非常に病人が多いわけでございますが、こういう点について労働省としていままでどういうような指導監督を行なってきたのか、あるいは、たばこの製造工場においてはどういう点が問題になっているのか、承りたいと思いま……
○古寺委員 私は安田参考人にお伺い申し上げたいと思いますが、現在組合健康保険と政府管掌健康保険では、負担におきましても、また給付の面におきましても、非常に大きな格差があるわけでございますが、この格差を解消するためには具体的に安田参考人はどういうふうになさったらよいとお考えになっていらっしゃるか、まず承りたい。
そして先ほど医療費の値上げは当然考えるべきだというお話もございましたが、この医療費の値上げについては、どの程度を考えていらっしゃるのか、その点についても承りたいと思います。
【次の発言】 そこで組合健保の中では、同じ組合健保であっても、組合によりましては非常に保険料の高率の被保険者もあ……
○古寺委員 身体障害者福祉法の一部を改正する法律案につきまして御質問を申し上げたいと思いますが、最初にお尋ねしたい問題は、今回新たにじん臓機能障害が身体障害者としての適用を受けることになりましたが、今後この内臓疾患に対しての範囲の拡大については厚生省としてはどういうふうにお考えになっているか、特にスモン、ベーチェット氏病等に対してはどういうお考えを持っておられるか、最初に承りたいと思います。
【次の発言】 この参考資料によりますと「心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害で、永続し、かつ、日常生活が著しい制限を受ける程度であると認められるもの」、これが身体障害者の範囲になっておるわけでございますが、……
○古寺委員 最初に、この勤労婦人福祉法の中には農村の勤労婦人がなぜ入っていないのかという点について承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、農村の働く婦人というものは勤労婦人という対象にはならぬわけでございますか。あるいは農村の勤労婦人を対象にした基本法というものを別個につくるという考え方で、農林省と打ち合わせをして、今回のこの法案の中からは除外したわけですか。その点についてお尋ねしたい。
【次の発言】 最近は農村におきましては減反、休耕に伴いまして非常に出かせぎ者が多いわけです。残された農村の婦人というものは、勢い日雇いであるとか、あるいは中小企業の工場に出て行って働かなければならな……
○古寺委員 最初にお尋ねしたいことは、食品問題等懇談会の報告にもございますように、食品行政に関する行政機構の一元化ということが強く要請されているわけでございますが、食品行政が今日農林、通産、厚生というふうに各省にまたがっているわけでございます。この食品行政の一元化ということについて、今回のこの法案にはその精神が盛り込まれていないように考えられるわけでございますが、今後食品行政の一元化ということについて厚生省はどのように考えておられるのか、また、今回なぜこの一元化に踏み切らなかったのか、この点についてまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 参議院でこの質疑が行なわれた際に、局長の答弁によりま……
○古寺委員 最初に環境庁長官にお尋ねいたしますが、岩手県松尾鉱山の鉱毒によりまして、鉱害によりまして北上川というものは清流化を迫られております。これに対して環境庁は積極的に取り組むというお考えを現在お持ちになっているのかどうか、まず長官にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、この清流化を実現するためには、まず環境基準の当てはめということが絶対不可欠の要件でございますが、この問題については環境庁としてはいつごろまでに環境基準の当てはめを行なう考えか承りたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、見通しが立たないうちは環境基準の当てはめは行なわない、こういうふうに理解してよろしゅうござ……
○古寺委員 最初に、鉄建公団にお尋ねを申し上げます。 現在、海底トンネルの公害によりますところの漁業補償の問題が起きているわけでございますが、この補償の問題につきましては、現在、現地の漁民との話し合いが進行しているようでございますけれども、現地の漁民は非常に科学的なデータも持ち合わせがございませんし、補償問題が難航をいたしているようでございます。 そこでお尋ねしたいのですが、現在SSの問題につきまして、二PPMと七PPMという問題が一つの話し合いの焦点になっているようでございますが、公団側では七PPMを一つの基準といたしまして被害額を算定しているようでございます。この漁業補償の問題につきま……
○古寺委員 与えられた時間が二十分でございますので、簡単に要領よく御答弁を願いたいと思います。 まず最初に荘村参考人にお尋ねを申し上げたいのですが、この公害防除刷新方策、先ほど島木委員からも御質問がございましたが、「急速には環境の改善をはかり得ない現状にある。」こういうふうにお認めになっていらっしゃいます。 しかしながら、公害病患者に対する救済の充実につきましては国、地方に協力をして充実をはかる、こういうふうに書かれてございます。こういうことではいけないのであって、当然公害発生者である電気事業がみずから積極的に公害病患者の救済に乗り出すべきではないか、こういうふうに考えるわけですが、この点が……
○古寺委員 私は、総務長官並びに河川局長が二時に御退席なさるという御連絡がただいまございましたので、最初にまとめて御質問申し上げたいと思いますが、ただいま瀬野委員のほうから、個人災害共済制度についての質問がございました。この問題につきましては、昭和四十三年以来国会で問題になりまして、四十五年、四十六年とすでにもう調査の段階を終えているわけでございますが、今日なお実現を見ていないわけでございます。先ほどの御答弁は、今回の災害によって犠牲になられた方々に対する弔慰金に対しての御答弁はございましたが、個人災害共済制度に対する確たる御答弁はなかったわけでございます。毎年のように、国会答弁あるいは新聞等……
○古寺委員 最初に鉄建公団にお伺い申し上げますが、去る九月二日に児島博さんとおっしゃる方が青函トンネルの関連作業中に死亡いたしております。この件につきましては私どもが前から、世紀の大工事である以上は安全を確保していただきたい、このことを強く要望してまいったところでございますが、こういうような犠牲者がすでに出たということはまことに遺憾なことでございます。こういうようないわゆる安全衛生の確保という立場で、鉄建公団はどういうような対策をお考えになっていらっしゃるか。今後新幹線の工事等非常に大規模の建設工事が多くなるわけでございますが、こういう点に対する鉄建公団の考え方、また対策というものについてお伺……
○古寺委員 日中国交回復が一応できたわけでございますが、これに伴いまして、東北各地方におきましては台湾籍の医師の問題についていろいろと不安が起きております。この問題について、まず厚生省の御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 現在国府の旅券でもって在留していらっしゃるわけでございますが、法務省は今後台湾医師に対する見通しについては、どういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 在留期間を延長する場合と、それから今後引き続いて台湾から医師を招聘する場合の手続等はどういうふうになりますか。
【次の発言】 もう一度お尋ねしますが、台湾から帰国命令が出た場合にはどういうふうになりますか。これは法……
○古寺分科員 ただいまの御質問の中にだいぶ私がお尋ねしたい問題も含まれてございますので、簡単にお尋ねをいたしたいと思います。
まず最初に大臣にお尋ねしたいのは、ローカル線の廃止の中で、特に積雪地帯におきましてはローカル線はただ一つの命の綱でございます。このローカル線を廃止した場合には、地域住民というのは生活の上に非常に支障を来たすわけでございますが、大臣として積雪地帯のローカル線の廃止についてはどのようにお考えになっていらっしゃるか、まず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 次は、国鉄総裁にお伺い申し上げます。
国鉄の再建案で今後十年間の計画がきまりました。その中でローカル赤字路線を道……
○古寺分科員 政府は今回の総合農政の一環といたしまして、転作あるいは休耕奨励金を支給して米の作付を制限しようとしておりますが、これは東北、北陸等の米作地帯の農家に多大の経済的影響を与えるものでございます。この措置によりまして零細農家の中には離農、転職を余儀なくされる者が相当出ると思われますが、これに対して労働省はどのような対策をお考えになっているか。また離農あるいは転職の人員はどのくらいを考えておられるか承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの大臣の御答弁を承りますと、非常に前向きの姿勢で今後この農業者の問題については当たられる、まことにけっこうな御答弁でございますが、大臣のお隣に八戸市……
○古寺分科員 去る一月の二十九日に沖縄西方に発生しました低気圧によって、全国的に強風雨に見舞われて、北海道や東北を中心にいたしまして、農林水産物に相当の被害を受けましたが、その被害の概況について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 今回の異常低気圧によりまして、最も被害を受けたといわれております宮城県本吉郡の大谷海岸、三島海岸、唐桑町の唐桑海岸等に先日行ってみましたところが、養殖ワカメの基幹線のブイが海岸に打ち上げられ、一カ月もかかって整理したといわれる養殖ワカメのケースが海岸にたくさん積まれておりました。沿岸漁民は水産物被害の痛手にとほうにくれておりましたが、政府の対策の概要について、……
○古寺分科員 東北、北海道地方の開発は明治以来の国策として推進されてまいりましたけれども、戦後東北開発三法が制定されて、重点的に東北地方の総合開発推進の体制が整備されることになったのでございますけれども、戦前におきましては内閣に東北開発局が設置をされておったのでございますが、昭和三十二年に経済企画庁総合開発局に東北開発室が設けられたにすぎず、東北開発会社、北海道東北開発公庫もその営業内容、資金ともにきわめて制約されたものであるために、東北の開発は年々強化されるどころか、むしろ後退の道をたどっているといっても過言でないと思うのでございます。当初は食糧増産あるいは資源の開発等、国民経済の役割りを果……
○古寺委員 最初に山中総務長官にお尋ねいたしますが、公害防止計画策定の基本的な姿勢、これについてお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、十九条一項二号の、これから公害が発生し得る地域に対する予防的な公害防止計画というものは、策定するお考えはないわけでありますか。
【次の発言】 そういたしますと、今後開発を予想されるむつ・小川原湖大規模工業開発地域等についても、時限立法でございますが、その期間内に開発が行なわれる場合には、防止計画を策定するお考えがございますか。
【次の発言】 そういたしますと、四十六年度に基本方針が指示される予定になっておりますところの、茨城県の鹿島の場合は、これは……
○古寺委員 最初に兵庫県の加西市の病気の問題についてお尋ねしたいと思います。
兵庫県の加西市の在田地区というところで甲状腺がはれる奇病が非常に多発をしております。患者数はすでに住民の四割をこえているということでございますが、厚生省はその実態をどのようにつかんでいらっしゃるか、お伺いいたします。
【次の発言】 この地区につきましては農薬の散布が非常に大量に行なわれております。空中散布も行なわれております。地形的にいって非常にため池が多いわけです。そのため池の周辺にこういうような疾患の方々がたくさん発生しているわけでございますが、こういう点について厚生省はいままで全然知らなかったわけでございます……
○古寺分科員 私の出身は青森県でございますが、青森県の高校進学率は全国最低でございます。これは沖繩と大体同じようなレベルではないか、こういうふうにいわれているわけでございます。今度沖繩も返還になるわけでございますが、こういう高校進学率の格差の是正につきまして、文部大臣はどういうふうにお考えになっていらっしゃるか、その対策についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこでこういうふうに格差が大きい原因でございますね。それについては大臣はどういうふうにお考えでございましょうか。
【次の発言】 青森県では僻地が非常に多いわけでございまして、そのために高等学校へ入学するといたしますと、寄宿舎のない……
○古寺分科員 国鉄総裁にお尋ねをいたしますが、青森県には赤字路線というのが四線ございます。その中で黒石線というのがありますが、昨年、この黒石線を昭和四十六年の三月一ぱいで廃止をするというような通知が現地の市長のところに参っているようでございますが、この点について総裁はどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 昭和四十五年十月三十日に、日本国有鉄道秋田鉄道管理局長から黒石市長に対して、「国鉄黒石線の廃止申し入れについて」、こういう申し入れがございますが、これを撤回したわけでございますか。
【次の発言】 これには、「四十六年の三月三十一日限り黒石線を廃止することといたします」、こうなって……
○古寺分科員 最初に、僻地の医療問題というのは非常に深刻な現状でございます。私の出身である青森県におきましては、昭和三十年ごろには九十五もあった診療所が現在十三くらいしか活動していない、あるいは台湾のお医者さんが十二人もおいでになっているというような実情で、この僻地の医療問題は非常に深刻でございます。これに対する厚生省のいままでの対策を見ますと、まことに残念ながら全然進歩がないと申しますか、積極性が見られませんので、これに対する厚生省の考え方というものをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういういろいろな対策を進める上において一番大事なのは医療従事者の問題であると思いますが、こ……
○古寺分科員 大臣にはこの問題についていままでもたびたび質問申し上げてまいったのでございますが、東北開発促進計画もきょうで期限切れとなるわけでございます。促進計画の中には、おおむね四十五年というふうに書かれてございますが、計画の最初からの経過からいきますと、ちょうどきょうがその期限切れになるのじゃないか、こう思うわけであります。そこで、この新しい東北開発の計画と申しますか、このことについては現在まだはっきりいたしておりません。これと関連いたしまして、先日の東北開発審議会の建議もなされているわけでございますが、そういうような一連の問題について、きょうはもう一回また同じような繰り返すような問題でご……
○古寺分科員 最初に農林省にお伺いをいたします。
最近、農村においては減反、休耕、生産調整に伴って、非常に出かせぎ労働者がふえております。これに対して、農林省としてはどういう対策をお持ちになっておられるのか、それをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまお話がございました農業委員会を通しての近代化対策事業というのは、実態はどうなっておりますか。
【次の発言】 実際問題として、調査をしてみますと、一つの都市に十四、五万の予算でございますね。まだその実態調査を始めたという段階であって、ほとんどそういう事業というものは行なわれておりません。これでは出かせぎ対策ができているとは言えないと思う……
○古寺分科員 青森県の八戸あるいは三陸沖のイカの漁獲量が年々減少をいたしまして、さらに毎年秋にはサバのまき網の影響によりまして、イカ・サバ紛争というのがいろいろ起きております。零細なイカの漁業者を保護するために、現在北海道の東部では、夜間操業あるいは隻数の制限あるいは操業水域を区分する等、具体的な方法で紛争の解決をはかっておりますが、今年の六月に協定が改められることになっておりますが、このイカ・サバ紛争について水産庁として、また農林大臣はどういうふうにお考えになっているか承りたいと思います。
【次の発言】 サバのほうは大臣の守備範囲になるわけです。イカのほうは県のほう、県知事さんのほうの関係に……
○古寺分科員 四十五年の十二月の二十一日に、三沢の基地従業員の大量人員整理が発表になりまして、いままでこの基地によって生計を営んできた従業員はもちろんのこと、基地に依存してきた商工業者にも現在非常に深刻な不安を与えているわけでございますが、その点に関しまして質問をいたしたいと思います。
まず最初に長官にお伺いしたいことは、三沢の基地は、これは近い将来において返還になるかどうかという点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それはどういう理由によるものでしょうか。
【次の発言】 御承知のように青森県では、むつ・小川原の大規模工業開発というものが計画が進められております。これに伴いまして……
○古寺委員 最初に厚生大臣にお尋ね申し上げますが、現在沖繩におきましては、まだ国民健康保険が発足をいたしておりません。今後この国民健康保険に対しまして、厚生大臣といたしましてはどういうふうに措置なさるお考えか、承りたいと思います。
【次の発言】 総務長官にお尋ねしたいのですが、今年の八月でございますが、沖繩の紛糾する保険問題を解決するために、国民健保の市町村管掌を琉球政府に移管させたい、こういうような総務長官は発言をなさっておられますが、この意図はどういうお考えでございましょうか。
【次の発言】 総理府が派遣いたしました山野調査団あるいは厚生省の派遣いたしました松下調査団、このいずれもが本土と……
○古寺委員 時間がございませんのでまとめて御質問申し上げますが、第一番目には、PCBが有害な危険物質であり、かつ、環境汚染につながるということを十分に承知していながら、なぜ企業側は自主的にこの製造を中止しなかったのか。また、現在一億国民が一億総油症の不安におびえているわけでございますが、この点についてどういうような責任を感じていらっしゃるか。 次は、公害は労働災害から始まるといわれておりますが、企業内に現在PCBの中毒による職業性疾患と思われるような患者が発生していないかどうか。 第三番目は、現在PCBのストックはどのくらいあるのか、また、この適正使用についてはどういうふうにお考えになって……
○古寺分科員 青森県の三戸郡倉石村に又重という部落がございますが、この又重部落の山林原野の入り会い権をめぐって紛争が長期間続いております。 昭和四十一年十一月二十五日に最高裁判所の判決が出まして、その後再びこの訴訟が続いているわけでございます。今日まで十数年の長い期間を要しているわけでございますが、このように裁判が長期間にわたるために国民は非常に迷惑をこうむっておりますし、また中には弁護士料がかかる、あるいは時間が非常にかかるというわけで泣き寝入りをしている国民大衆もたくさんいらっしゃるわけでございます。この裁判の長引く理由は一体どこに原因があるのか、まずその点について承りたいと思います。
○古寺分科員 大臣にお伺いしますが、山梨県一県分くらいあるといわれる法定外公共物の管理権というものが一体国にあるのか、県にあるのかその点についてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 都道府県の知事に委任をしておりますけれども、財政的な裏づけがないためにほとんどその管理がなされていないにひとしいような状態でございますが、これを今後立法化いたしまして管理を十分にやっていくというようなお考えをお持ちでございましょうか。大臣から御答弁願います。
【次の発言】 現在、限られた県に対して補助金が出ておりますね、百万以上の場合でございますが。その他の場合には全然補助金が出ておりません。したがいまして、……
○古寺分科員 全国的な新幹線網という名のもとに新幹線網をつくっているわけでございますが、四十四年の五月三十日に新全総が閣議決定になりまして、四十五年の五月十八日に全国新幹線鉄道整備法というものが成立をいたしておりますが、現在東北新幹線は盛岡まで、また成田新幹線はいまお話しがございましたように成田まで、それから上越新幹線、この三線しか基本計画が決定しておりませんが、他の新幹線についてはどういうふうにお考えになっていらっしゃるか。特に奥羽新幹線並びに東北新幹線の盛岡以北の問題についてはどういうふうになっているか、お答えを願いたいと思います。
○古寺分科員 最初にお尋ねいたしますが、新全総の中にある大規模工業開発というのは、企業のために行なわれる開発か、それとも住民のために行なわれる開発か、承りたいと思います。
【次の発言】 昨年の十二月に全国総合開発審議会が新全総の改定についての意見を具申しておりますが、経済企画庁ではその作業を現在どういうふうに進めておられますか。
【次の発言】 改定が行なわれるとすれば、当初の大規模開発構想と当然変わってくると思うのですが、そういう点について、経企庁としてはどういう点を今後開発の中に盛り込んでいくお考えですか。
【次の発言】 そうしますと、現在青森県のむつ小川原で大規模工業開発に基づく開発を県が……
○古寺分科員 昭和四十七年三月をもちまして、緊急開拓に始まった、四半世紀に及ぶ開拓農政が打ち切られるわけでございますが、数多くの開拓農家の中には、立地条件その他の関係で、非常に経営状態が悪く、多額の負債をかかえて、今後さらに血と汗と借金の歴史をたどらなければならないという農家がたくさんいらっしゃるわけでございますが、このような開拓農家に対する救済対策をどのようにお考えになっていらっしゃるか承りたいと思います。
【次の発言】 昭和三十五年と昭和四十四年の償還条件緩和の場合にいろいろな問題があるわけでございますが、青森県の下北開拓農協で申し上げますと、ここにございますが、農家は農協に対してきちっと……
○古寺分科員 最初に専売公社にお尋ねをいたしますが、専売事業審議会の答申に基づきまして、今年の初めにニコチン、タールの成分表示を行なう、こういうふうに報道されておったわけでございますが、現在まで行なわれていないようでございますが、この点についてはどういうふうになっているか、承りたいと思います。
【次の発言】 新聞の報道によりますと、大蔵大臣の指示がなくても専売公社は成分表示をする、こういうふうに報道されておったのですが、大臣からおそらく指示がないのだと思いますので、大蔵大臣からお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、成分表示だけではなくて、有害表示まで検討しておる、こうい……
○古寺分科員 最初にお尋ねをいたしますが、青森県の下北郡の東通村に防衛庁の下北試験場というのがあります。昭和三十四年にこの試験場ができて以来、この地域の方々は何一つ十分な補償をされていないわけでございます。特に猿ケ森部落というところは、前浜を五百メートル漁業権を放棄したために全然出漁ができない、漁港がない、こういうままで放置をされております。さらにまた、尻労、猿ケ森、田代、小田野沢という四つの小中学校がございますが、この学校の防音校舎の改築も全然されていない。今後この問題について、防衛施設庁はどういうふうにいままでの償いをする考えであるか、承りたいと思います。
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