このページでは和田春生衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○和田春生君 私は、民社党を代表いたしまして、日航機乗っ取り事件に関し、佐藤総理及び関係各大臣の所信と見解をただしたいと思います。 今度の事件を結果的に見ますなら、乗客は全員救助をされ、山村政務次官や乗務員、そして「よど号」も無事帰還をいたしまして、一応うまくおさまったかっこうであります。しかし、その間に、首尾一貫した政府の対処方針があったとは思えません。むしろ、政府の姿勢や治安対策上、多くの問題を今後に残したと思うわけであります。複雑な国際関係と、確信犯または狂信的ともいえる犯人たちとのからみ合うこの種の事件につきまして、人道主義という観念にのみ多くの期待をかけることも、今後同様に事なき解……
○和田春生君 私は、民社党を代表いたしまして、これより佐藤総理並びに福田外務大臣に質問を行なわんとするものであります。 すでに行なわれました質問者との重複をできるだけ避けながら、現在の政府の外交方針の基本にかかわる問題を、五点にわたって取り上げたいと思いますが、どうか総理並びに外務大臣、用意されたメモにとらわれることなく、私の質問内容を虚心たんかいにお聞き取り願いまして、抱負経綸をお述べいただきますならば、はなはだ幸いとする次第でございます。 まず第一に、ニクソン大統領訪中の意義と冷戦的世界の変革に関する評価につきまして、佐藤総理の所見を伺いたいと存じます。 アメリカとソ連をそれぞれ頂点……
○和田春生君 本来ならば第六十八国会の最終日であるべき本日、会期延長が提案されましたことは、その経緯にかんがみて、深く遺憾とするところでございます。 私は、民主的な議会政治のあり方の基本に立ちまして、今回の会期延長提案に強く抗議し、民社党を代表して反対の討論をなさんとするものでございます。(拍手) 私が反対をする第一のかつ最大の理由は、今回の会期延長が国会の責任によるものではなく、これすべて行政府の失態に基因し、国会運営がスムーズに運ばなかったところに理由があるからであります。(拍手) 本年度の予算委員会は、御承知のとおり、雪の降るころから桜の花の咲くまで延々六十日本院において費やしまし……
○和田(春)委員 本日は本会議の関係で時間もたいへん限られておりますので、船舶の安全問題に焦点をしぼりまして、この前の予算委員会ではっきりしなかった点等について、政府の考え方、所信をただしたいと思います。 なお、きわめて重要な問題でありますから、本来なら運輸大臣の御出席を願うところでございますが、政府・与党の国会運営に協力をいたしておりますので、その点は俊秀なる政務次官が、しかと大臣のかわりをおつとめをいただくようにお願いをしておきます。 予算委員会で、船舶安全法の運用と船舶の検査と政府の責任につきまして質問をいたしました。その続きという気持ちでお答えを願いたいのでございますが、本年悲惨な……
○和田(春)委員 今回の港湾法及び港湾整備緊急措置法の一部改正につきましては、改正案として提案されている限りにおいて私どもは賛成でございますが、これに基づく運用並びに将来の問題と、またこの改正案が通りますと、立案の意図がどうであったにせよ、法律はそれ自体として動いていきますので、そういうことに関連いたしまして、政府の所信をただしたいと思うわけであります。 今回の改正案が提案されたそもそものきっかけは、阪神、京浜のほかに中京地区、伊勢湾地区にコンテナバースをこしらえよう、こういうことがきっかけになっているわけでございますけれども、一体、この法の改正は、公団等の新設がきびしく制限されているので、……
○和田(春)委員 すでに船員法の改正につきましてはかなり多数の委員が質問をしておられますし、できるだけ重複は避けたいと思いますが、余儀ない事情で中座をいたしておりましたために、ある程度重複する点がありましたら、その点はお許しを願いたいと思います。 今回の船員法の改正は、かねてから海員団体、また船主側におきましても、船員の労働条件の確保と船員規律の維持というような点から、船員法の適用範囲を小型船舶についても拡張すべしという意見がございまして、関係者が十分審議をした結果の答申に基づく改正案でございますから、歓迎すべき改正提案でありまして、私ども改正案の限りにおいて賛成でございます。しかし、この改……
○和田(春)委員 ちょっと時間が短いものですから、ただいままで質問があったことの重複は避けまして、二点ほど重要と思われる問題をお伺いしたいと思います。 いろいろと御苦心をなさっておる模様でございますし、これからも手を打たれると思いますが、最悪の場合には、乗客の安全をはかるために、やむを得ず北鮮へ向けて飛び立っていかなければならぬ、こういう事態になるかもわかりません。そうなった場合に、北鮮に向かってこの飛行機が飛んだ場合に、韓国との問題については先ほどお答えがございましたが、北鮮当局に対してどういう連絡をとり、どういう方針で臨もうとしておられるのか、そのことについて要点をお伺いしたいと思います……
○和田(春)委員 これから質問いたします内容については、海運局長あるいは船員局長両方にわたるような問題もございますので、そういう際には、それぞれ御相談の上、責任ある御答弁をお願いをしたいと思います。 今回の海上運送法の一部改正は、最近旅客船や特にフェリーボート等の急速な発展に伴いまして、安全確保の見地から、運航管理規程をつくることを強制をする、また運航管理者の選任を義務づける、ここに改正の眼目があると思われますので、その点に焦点をしぼってお伺いをいたしたいと思います。同僚委員の皆さんのこれまでの御質問によりましても、特に運航管理者と船長の責任の範囲がたびたび質問されております。政府側の御答弁……
○和田(春)委員 今回の事件に関しましていろいろ質問をいたしたいと考えておりましたけれども、本日の会議の時間の都合もございます。そこで、運輸委員の一人といたしまして、山村運輸次官がまことに称賛すべき犠牲的精神を発揮されまして、任務を全うして帰られたことに対して、深甚な感謝の意と敬意を表しまして、本日は、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
【次の発言】 どうも御苦労さんでございました。
○和田(春)委員 このタクシー業務適正化臨時措置法案につきましては、いままでの質問等においてかなり明らかになった点がございますが、なお初めての試みでありますし、運用いかんによっては、当初の意図と反しまして、これ自体がかえって物議をかもすようなことにもなりかねませんので、なお、そういう点の疑問とするところを確認する意味におきまして、幾つかこの法案の内容についてお伺いをし、あわせてタクシー業務の正常化についての根本的な政府の姿勢につきまして、あとから運輸大臣にお伺いをいたしたいと思います。 まず、法案の内容、これは自動車局長でけっこうでございますが、運転者が登録いたしましてある業者に雇われておっ……
○和田(春)委員 時間がたいへん詰まっておりますので、質問をしぼりまして、川鍋さんだけに要点的にお伺いいたしたいと思います。 実は私は、現在のタクシー業界、運転者の方々も、非常にむずかしい環境の悪化の中で、大多数の方は悪戦苦闘し努力をしておられるというふうに考えておりまして、そのために、この前、運輸大臣にもかなり時間をさきまして、大都市の交通事情に合いにくくなっている料金体系その他についても、根本的に検討し直す必要があるのではないかということをいろいろお尋ねをいたしました。ところが、きょう川鍋さんの参考人としての御発言を聞いておりますと、私の考え方はたいへん甘かったので、お答えいかんによって……
○和田(春)委員 時間も限られておりますから、いままでの質問者と重なることはできるだけ避けたいと思いますけれども、重複する点については御了承願いまして、的確な御答弁をお願いいたしたいと思います。主として法案を提出されている方々にお伺いをいたしたいと思います。 いままでの質問におきましても、この法案の第三条に書かれております「中核都市」という概念について、いろいろと伺われておりますが、どうもそのやりとりの間でははっきりいたしておりません。また、答弁の中に、中核都市ということの概念をはっきりすることはむずかしいし、することによってかえって困難な問題をもたらす危険もある、こういうような意味のお答え……
○和田(春)委員 大蔵大臣にお伺いいたしたいと思いますが、先ほど来も質問がございましたけれども、先般のこの委員会で提案者側その他国鉄側等にお伺いいたしましたところ、所要資金として、新幹線の総キロ数九千キロ試算で十一兆三千億かかる、こういう一応の試算が答えとして出されました。これについて、試算の単価等は四十三年ベースであるというようにお伺いしたわけでありますが、いろいろ努力はされておりますけれども、物価は相当上がっております。特に土地の値段等は大都市の周辺で年間二〇%、二五%も上がっている。また、こういう大きな公共事業が計画されて発表されますと、その敷設予定地等において土地の値上がりをするという……
○和田(春)委員 今回提出されております航空法の一部を改正する法律案は、改正案として提出されている限りにおきましては、いわば東京条約の内容をそっくりそのまま取り込んだという形になっておりますので、特段の議論はないと思います。もちろん、東京条約そのものに異論があれば別でございますけれども、この法案の内容に出ている部分だけにつきまして、私もあえて反対するものではございません。 ただ、この法案を提出した政府の基本的な態度について、この際、政務次官にお伺いをいたしたいと思いますが、今回提出された法案は、ハイジャック防止という観点から出されたというよりも、とりあえず東京条約を批准することが主たる目的で……
○和田(春)委員 ただいまの斉藤委員からの質問、いろいろな点でだいぶ明らかになった点もございますけれども、最後の質問に関連して、船舶局長にお尋ねをしたいと思うのですが、いま船舶局長は乗り組み員の声というものをいろいろな形で聞かなくてはいけないとおっしゃったわけです。事実いろいろな形で聞くようにつとめている、こういうお話ですけれども、どういう方法で乗り組み員あるいは運航に従事している者の意見を聞いておられるのか、その点を確かめたいと思います。
【次の発言】 先ほどの斉藤委員の質問に対するお答えと違ってきて、だいぶ怪しくなってきて、まだ具体的に聞いておらぬということです。いろいろな方法で聞くといい……
○和田(春)委員 この問題については、すでに同僚各委員からかなり質問がございました。重複を避けて、二、三に焦点をしぼってお伺いをしたいと思います。 一般の新聞報道によりますと、先般の日航機乗っ取り事件に続いて今度は海である。いわゆるスカイパイレートに対して海のパイレート事件というふうに、共通の観点から大きく取り上げているという傾向もあるようですけれども、しさいに調査をしなければわかりませんが、いままでのところは、先般の日航機乗っ取りとは事件の質においてかなり違うところがあるように思うのです。日航機乗っ取りのほうは、明確な目的をもって計画的に準備をして、そして飛行機というものの特性をフルに活用……
○和田(春)委員 私の質問は三つございますが、第一は、最近の団地その他の新しい住宅開発地域の交通機関の確保の問題、第二は、ヘドロ公害で問題になっております田子の浦港の抜本対策に関する問題でございます。第三は、輸入材木あるいは穀類等に対する消毒に関しまして、港湾における災害防止の問題ですが、最初の二つの点につきましては、国の政策の基本的な姿勢にもかかわりますので、主要な点については、橋本運輸大臣からお答えをお願い申し上げておきたいと思います。時間が非常に制約されておりますので、能率的に進めるために、第一点について私の考え方を述べながら、全般的に質問をいたしてみたいと思います。 この前の運輸委員……
○和田(春)委員 ただいまの質問に関連いたしまして、私鉄運賃の値上げ一点にしぼって質問を申し上げたいと思います。時間を節約する意味で、同僚委員との重複を避けまして、要点的に御質問申し上げますので、的確に運輸大臣のお答えをお願いしたいと思います。 先ほども運輸大臣は前質問者に答えまして、前に申請をされた運賃値上けが引き延ばされた理由について、佐藤首相が、私鉄の合理化の努力が足りない、そこで簡単に認めるわけにいかない。そういうような点からもっともであるということで、いままで延ばしてきたという意味のお答えをされたわけでありますけれども、今回値上げはやむを得ないというふうに踏み切ったというふうな措置……
○和田(春)委員 最近、公害問題が非常に重大な課題になっておりますけれども、海に関しましては、工場からの排水等による海洋汚染ももちろん重大な問題でありますが、もっとおそろしい、へたをいたしますと、沿岸に住んでいる人々を含めまして、非常に深刻な打撃を与えるような問題の起こる可能性があるわけであります。このことにつきまして、まず最初に海上保安庁長官にお伺いをしながら、最終的には橋本運輸大臣の御所見をただしたいと思います。 御承知のように、過般東京湾の湾口におきまして、外国船ではありますがタンカーが衝突事故を起こしました。この場合には油の流出量がたいへん少なかったために、大事に至らず食いとめたわけ……
○和田(春)委員 承認の件数は出ておるのですが、不承認の各省別の件数をお知らせいただきたい。
【次の発言】 そうすると、申請があったもの百九十七件、うち承認が百七十七件ということですね。
【次の発言】 よろしいです。
○和田(春)委員 本件につきましては、予算委員会に始まりまして運輸委員会、また本日はこの交通安全特別委員会でございますけれども、非常に重要な問題で、連続をしてこの問題についてはお尋ねをしておるわけでございまして、御答弁のほうも、この場限りのあいまいなことではなく、短い時間でありますから、的確にお答えをお願いしたいと思うのであります。 まず第一にお伺いしたいのは、今日の質問に対しまして、NKのほうの代表の松平さんから、また佐藤船舶局長から、この大型船の海難については、船体の構造、耐航性ばかりでなく、ほかにも大きな問題が、たとえば船舶の運航の問題というようなことばが明確に言われておったわけであり……
○和田(春)委員 私は、最近発生をいたしております大型船の海難は、四面海に囲まれている日本にとりまして、きわめて重要な問題であると考えておりますので、この問題を中心にいたしまして、それぞれ所管大臣に所信と対策をお伺いいたしたいと思います。 なお、この問題を取り上げるにあたりまして、政府、与党、野党というような考え方ではなく、国会の舞台を通じ、国民とともにこの重要な問題を明らかにいたしまして、二度と再び不幸な事件が起こらないようにしたいという熱意を持っておりますので、関係大臣におかれましても、真剣に質疑にお答えをお願いいたしたいと思います。 まず最初に、昨年の一月、「ぼりばあ丸」の海難事故が……
○和田(春)委員 海洋汚染防止法に関しましては、連合審査でも一般的な問題を質問したわけでございますけれども、私の率直な感じを言いますと、海洋汚染防止ということでありますから、およそ海洋の汚染に関することについては、この防止法で網羅的に出されてくるものと期待をいたしておりました。ところが、出てきた法案を見ますと、連合審査の際にも私は申し上げましたが、海洋汚染の原因というのは、汚染源というものを大きく分けると五つぐらい考えられるわけですが、その中のただ一つ、船舶からの油の排出あるいは廃棄物、これを取り締まるだけである。船舶に準ずるものとして、まことに抽象的な規定ではございますが、海洋施設、これらも……
○和田(春)委員 きわめて簡単に、いままでの質疑で、法案に対する賛否は別にいたしまして、関連法との関係で重大な疑義が出てまいりましたので、一点だけ大臣にお伺いいたしたいと思います。 港湾法の第二節第十二条に、港湾局の行なう業務を定めておるわけであります。その十二条第一項八号に、「船舶に対する給水、離着岸の補助、船舶の廃油の処理その他船舶に対する役務が、他の者によって適当且つ十分に提供されない場合において、これらの役務を提供すること。」というふうに港湾局の業務内容をきめているわけでございます。いまの油による海水の汚濁を防止する法律の中には、船舶の廃油が入っていたわけでございますけれども、今回、……
○和田(春)委員 この法律の改正につきましては、政府が何もかも責任をとって一手引き受けでやるんではなくて、民間の能力を活用していくという方向には、私は原則的に賛成でありますし、当初法案の内容の説明を聞いて私が理解をしておったところでは、原則的にあまり問題がないのではないか、ただ車検に対する責任制度について、二、三政府にただしておきたい、こう考えておったわけです。そこで、質問時間もせいぜい十分か十五分でよかろうと思っておったのですけれども、前回に引き続き本日の審議にかけまして政府側の答弁をお聞きいたしておりますと、私が理解しておったのと政府の考えていることとだいぶ食い違いがあるようで、かなり重要……
○和田(春)委員 参考人の皆さんには、お忙しいところ、たいへんありがとうございました。なお、私の場合はこのあと引き続いて質問を行なうことになっておりますので、時間もだいぶん経過をいたしておりますから、端的に三、四の点をお伺いいたしたいと考えます。 まず第一に眞木参考人にお伺いいたしたいと思いますけれども、先ほど来のいわゆる船主側の代表的な意見、こういうことを伺っておりますと、特に愛媛船主会の場合に非常に船内秩序がまずい、あるいは通信士の横暴に悩まされているというようなお話でございました。その原因は、やはり甲通の乗船を義務づけておるわけですが、乙通まで広げれば改善をされる、まあ乙通を乗せるよう……
○和田(春)委員 本日は、国鉄の経営と、特にいま問題になっている賃金関係を中心にして、国鉄当局並びに運輸省当局にお伺いをいたしたいと思います。 実は、この問題については去る四月二十七日に大蔵委員会におきまして、基本的な問題について福田大蔵大臣並びに国鉄の山田副総裁にお伺いをいたしておりますが、それから時間もたちまして事態は非常に切迫をしているようであります。また一方、当委員会におきましても国鉄に関する小委員会を設けまして、にっちもさっちも行かなくなっている国鉄をどうするかということについて審議を続けるということになりまして、昨日その第一回の小委員会が行なわれた、こういう経緯もあるわけでありま……
○和田(春)委員 本日の質問は、三公社五現業の賃金改定に関する交渉並びにそれに関する政府それから当局の態度、お考え方等を中心にいたしましてお伺いをしたいと思うのです。 例年のことでありますけれども、民間の団体交渉がかなり進んでいるにもかかわらず、三公社五現業関係におきます団体交渉はなかなか進みません。もうすでに四月も下旬になっているわけですけれども、いまだに組合側に対して検討に値する具体的な金額を示した回答は全然出ておらないわけであります。新聞紙上あるいは団交の席上で当局側から説明をされた内容等については私も伺っているのですが、基本的な問題として最初に大蔵大臣にお伺いしたいのですけれども、三……
○和田(春)委員 官房長官は来ておられませんか。官房長官はいかがしたのですか、要求大臣の中に入っておるわけですけれども。――個々の質問に入る前に、まず冒頭に官房長官にお尋ねをいたしたいと思います。
本国会の最重要法案の一つになっている健康保険法の改正案は、国会に提出をされたのかされないのか、その事実関係をまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この健康保険法の改正案は、予算関連法案としてきわめて重要でございますから、本来ならば総括質問が終わる前に国会に提出されてしかるべきところ、たいへん政府側の怠慢のために遅延をいたしておりまして、本件について、予算委員会の理事会には木村官房副長官……
○和田(春)委員 本日は、たいへん時間が限られておりますのと、運輸大臣もおかわりになったばかりでございますから、具体的なことは担当の局長等にお伺いをいたしまして、最後にまとめて運輸大臣に所見をお伺いすることにいたしたいと思います。 まず、最初にお伺いしたいのは、海洋汚染防止法と船舶の廃油の処理に関してでございますけれども、七月十九日付のY新聞の夕刊におきまして、こういう記事が出ているわけであります。「この夏こそ青い海を、という庶民の願いを裏切るような結果が、運輸省の調べで明らかになった。」こういう書き出しで、中を読んでみますと、「東京湾には廃油処理施設が公営、民間合わせて九か所もある。それな……
○和田(春)委員 最初に、たいへん基礎的な問題を運輸大臣にお伺いしたいと思うのです。
今度の成田空港の事件といままでの経過を見ておりまして、私は非常に大きな疑問にぶつかっているわけですが、そこで、まず最初にお伺いしたいのは、あの国際空港をつくる責任者は、日本政府の所管大臣である運輸大臣にあるのか、あるいは新東京国際空港公団の総裁であるのか、どちらかということをお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 公団法があるわけでございますが、公団法によると、これは空港整備法にもそういうことばが使ってありますけれども、設置並びに管理、こういうふうに書かれているわけです。この設置ということばは、いま公団が……
○和田(春)委員 けさほど来この問題をめぐって実に長いやりとりが続いているわけでございますけれども、私が考えますのに、今回の問題にはいろいろな背景や複雑な条件がからみ合っているわけでございまして、またこれまでの経緯もからみ合っておりますから、決して単純なものではないというふうに考えるわけであります。また生産性運動をめぐる紛争につきましても、ここでもっぱら質疑応答の主題になっておりましたけれども、そういういろいろな条件とのからみ合いの中における一角にすぎないと考えるわけです。ただいま労働大臣は、労使の間に不信感がある、その不信感の原因はマル生運動にからんで不当労働行為等が発生したことである、こう……
○和田(春)委員 時間もたいへん限られておりますので、端的に御質問をしたいと思います。 なお、質問の前提として私の考えていることを一言申し上げたいのですが、今回の事故は、専門的に見ますと多少特殊性があるわけでありまして、一般的な大型タンカーの安全対策というような面についてはあまり参考になることはございませんし、そういう角度から取り上げたのではいたずらに政治的議論にすりかえられてしまう可能性があると思うのです。ただ、油が実際に流れ出まして、防災対策という面においては、たいへん不幸な事件ですけれども、多くの貴重な教訓を残していると思いますので、まずその点にしぼって御質問を申し上げたいと思うのです……
○和田(春)委員 きょうは、郵政省における労使関係の基本的な問題について、当局の見解をただしたいと考えるわけであります。 といいますのは、また師走を迎えたわけでございますが、例年のように年末近くになると、郵便事業の関係で労使のごたごたが起きまして、国民がたいへん飛ばっちりを受けることがあります。あるいはぎりぎりのところで決着をつけましても、結果は、滞貨の整理等で残業また残業。民間企業なら企業の損失であり、労使がかぶるわけですが、郵政事業の場合は、結局、国民の税金でしりぬぐいをさせられる、こういうことについて、多くの国民は、非常に割り切れない気持ちを持って見ているわけでありまして、今日でも、そ……
○和田(春)委員 実は一昨日、一般の、議員ではない人たちの会合に出ておりました。そうしたところ、予算委員会でいろんなことが議論をされておって、テレビや新聞を通じて質疑の内容を聞いていることはたいへん興味があるし勉強にもなるけれども、一体、自分たちの生活に一番関係の深い予算案についてはいつどこで審議をされるのですかという質問があったわけであります。聞かれてみますと、予算委員会では従来の慣例によって、広範にあらゆる国政上の問題が取り上げられておりますけれども、やはり予算そのものに対する質疑というものもたいへん大切ではないかと考えますので、きょうは予算案に焦点を置きまして、政府が唱えている社会資本の……
○和田(春)委員 きょうは、当面しております海運のストライキに関係をいたしまして、政府側の考え方、並びに関連する海運政策、特に内航関係について所見をただしたいと考えているわけでございます。 御承知のように、漁船のほうだけは、先般船員中央労働委員会のあっせんでどうにか解決をいたしましたけれども、外航二団体並びに内航二団体につきましては、現在のところ解決のめどが全く立っておりません。加えて、船員中央労働委員会の調停にかかっておりました内航関係の小型船を中心としたところの全内航も、ついに委員会で意見がまとまらず、調停不調に終わりました。二十一日からこれまた夜間荷役拒否のストライキに入りました。した……
○和田(春)委員 本日は国政審査の一般質問の時間でございまして、幾つかの問題があるわけですけれども、まず最初に、当面している海員ストの問題について運輸省当局にただしたいと考えるわけであります。 海運局長、船員局長来ておりますか。――この問題について、前回の委員会でもっぱら本件に集中して質問をいたしておりますので、その重複は避けたいと思いますけれども、この前の私の質問からすでに相当の期間がたっております。その後幸いにして内航の全内航関係は一応解決をすることになってストが解除されておるようでございますが、外航二団体と内航二団体はいまだに解決のめどが立っていない、争議が続行中であるわけであります。……
○和田(春)委員 先ほど来質問が出ておりますけれども、いまの公労委やあるいは公共企業体の当事者能力についての問題点がいろいろたくさんあるわけですが、それはもう時間がたいへん限られておりますので、その点は省略をいたします。実態に即して実際的な質問を端的にいたしますので、大蔵大臣からはっきりお答えを願いたいと思うのです。 先ほど来の同僚委員のやり取りを伺っておりますと、公企体の当事者から相談があった場合にはというようなていさいのいいことを言っておりますけれども、全部大蔵省がリモコンをしているわけなんで、これはもう天下周知の事実でございまして、国鉄の総裁といえども自分の判断で幾ら出すということは答……
○和田(春)委員 ただいまの辻原、鈴切両委員からの質問に関連いたしまして、委員長から一問に限ってということでございますので、その点は尊重をして関連質問いたしたいと思います。 先ほど総理は、この四十七年度予算案は四次防には関係がないということを、再三おっしゃっておりました。そして、ただいまの鈴切委員の質問に対しましては、四次防はもちろん四十七年度から発足をする。これは前言と重大な食い違いがあるわけであります。さらに大蔵大臣の補足説明によりまして、先ほど四次防の質的な面を問題にされたわけでございますけれども、防衛予算に関しては、御承知のように、防衛計画の大綱について総理大臣は国防会議にはからなく……
○和田(春)委員 先ほど来の同僚委員とのやりとりをお伺いをいたしておりまして、どうもふに落ちない点もいろいろありますので、問題点を整理しながら端的にお伺いをしてみたいと思うのです。と申しますのは、この種の外交にかかわる重要な問題について、レトリックで適当にごまかすということであってはいけない、そういう基本認識に立っているからでございます。 そこで、終わりに総理大臣にまとめてお伺いをいたしたいと思いますが、まず、その前に外務大臣に三、四確かめたいことがございます。 第一点は、わが国が受諾をいたしましたポツダム宣言の中に、「中華民国政府主席」ということばが使われております。この場合の中華民国政……
○和田(春)委員長 いままで同僚委員の各位からいろいろと質問がございました。重複を避けまして、多少違った角度からお伺いをいたしてみたいと思うのであります。
先ほど来江崎長官は、何度も何度も、決してだまし討ちではない、こういうふうに答えておられるわけでございますけれども、長官のみならず、実施に当たった部隊の責任者も含めまして、だまし討ちにするという考えは全然なかった、こういうふうに確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 混乱を避けるという点についてはあとからお伺いいたしたいと思いますが、先ほど来の質疑を通じて、またマスコミの報道を通じて明らかになっていることは、長官は八日ということで……
○和田(春)委員 きょうは論点を二つにしぼりまして、まず第一には土地政策、第二には選挙制度に関しまして、具体的に質問をいたしたいと思います。 と申しますのは、本年度予算案において公共事業を積極的に進めるという方針が政府のほうから打ち出されております。また、従来の生産第一、輸出第一から、国民の福祉優先の財政運用をするということがうたわれているわけでございますけれども、今日の状況、なかんずく人口が集中しつつある都市の状況を見ますと、その成否を決する土台はまさに土地政策にあると思います。土地政策の不在が政治を非常にゆがめている。この点につきましては、総括質問において社会党の阪上委員からもかなり広範……
○和田(春)委員 ただいまの二人の質問に関連いたしますが、なお明らかにただしておきたいことがございます。 今回の一連の誤った措置について責任を明らかにするために、人事処分などももちろん重要ではあると思いますし、本委員会の委員として政府の人事に介入するつもりはございませんけれども、問題の本質と人事とをすりかえたのでは重ねての誤りを防止することにはならないと思います。今度の問題について考えまするに、さきの四次防予算の先取り問題の解決に際しまして、シビリアンコントロールの実をあげるために適切な措置をとる、このことについて政府・与党も了承したにもかかわらず、ただそれが国会対策にのみとどまっておって、……
○和田(春)委員 いままでたいへん重要なやりとりが行なわれておるわけでありますが、政府側の答弁で、事実関係についてはっきりしない点が一、二ございますので、その点を確かめたいと思いますけれども、協定の第七条によるところの実体的な金額は、三億二千万ドルなのですか、三億一千六百万ドルなのですか、どちらか、まずその点を外務大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると今度は、問題となっている用地復元の補償費としてアメリカ側が日本に支払うという四百万ドルは、三億二千万ドルと全く関係がない金ですか。関係がある金ですか。
【次の発言】 口先だけでごまかしてもらっては困るわけなんです。先ほど来、電報……
○和田(春)委員 けさほど来同僚委員の各位がいろいろ質問をいたしておりまして、重複を避けたいと思いますが、一昨日の総武線の事故に続きまして、昨日は九州行きの特急列車が一時間以上おくれるというようなトラブルが起きておるわけであります。同時にまた、国鉄の運賃値上げという問題がたいへん世論の批判を浴びているときでありますから、この際まず予定した質問に新しくつけ加えまして、国鉄の問題から質問を進めていきたいと思います。 まず最初に、大蔵大臣にお伺いをいたしたいと思いますが、政府の全く政治的な責任によりまして一カ月の暫定予算を余儀なくされたわけであります。したがってこのことは、当然国鉄の再建計画にもか……
○和田(春)委員 本日は、当面の問題に関して具体的な点を取り上げて、田中内閣の政治姿勢、あるいはそれに対応する具体的対策というものをただしたいと考えておりますが、よくいわれておりますように、その国の選挙制度のあり方が政治の形をきめる、こういうふうにいわれておるわけであります。ところで、最近、日本の選挙制度の中にいろいろな問題がたくさんありますけれども、とりわけ有権者と議員定数のアンバランスということが、非常に大きな問題になってきているわけでございます。この点については、私自身毎国会予算委員会等で追及をしてきたわけでございますが、そのつど総理をはじめ各大臣は、至急に是正しなければならない必要性は……
○和田(春)委員 私は、民社党を代表いたしまして、昭和四十七年度予算補正の政府三案に反対をし、社会、公明、民社三党提出による組替え動議に賛成をするものであります。 まず、政府案に反対する理由を要点的に述べたいと思います。 その第一は、田中新内閣発足にあたりまして、総理が国民に向かって声明をいたしました政治の基本姿勢に関する理念、すなわち、従来の生産第一主義を反省し、生活第一主義に政治の基本を置くという姿勢と、今回の補正予算案編成の態度との間に、思想の一貫性が認められがたいからであります。 総理及び関係閣僚は、しばしば成長が福祉を生む、福祉は成長を活用しなければならないと主張してこられまし……
○和田(春)小委員 運輸大臣、たいへんお忙しくて時間が限られているそうでありますから、具体的な技術的な問題は後ほど政府委員の皆さんにお伺いをいたしたいと思いますが、基本的な姿勢につきまして二、三お伺いをしたいと思うのです。 新聞の伝えるところによりますと、百万トンタンカーの建造に関する技術開発につきまして、運輸大臣から造船技術審議会に諮問をされたということが伝えられております。これは先ほども宮井委員の質問に対しまする大臣の御答弁にもありますように、半年、一年の短いことではなくて、将来の趨勢を考えながらそういう点の検討を進めていこう、こういうことでございますから、百万トンタンカーをつくることの……
○和田(春)小委員 大型専用船の海難特別調査委員会の中間報告が出京して、いま同僚委員である宮井さんからも質問がございました。私が最初に申し上げたいと思っておったことは、宮井さんの質問の中にいみじくもあらわれておったと思うのです。それはどういうことかというと、この報告の限りにおいてこれを読むと、運航上のミスではないか、こういう印象を受けるという意味の発言がございました。まさにそうだと思うのです。その点で私から忌憚なく言わせると、これは一般の人にそういうふうに思わせるように仕組まれた巧妙な作為ある文書である、こういう非常に強い疑いを持ちますし、また中に書かれていることにつきましても、私どもある程度……
○和田(春)小委員 この大型専用船の海難特別調査委員会の中間報告等につきまして、その後にもいろいろと検討さしていただいているわけでありまして、印刷は大いに粗雑で、先ほど斉藤委員の指摘をしたようなこともありますけれども、内容的には努力をされたあとの見られる点もあるわけです。しかし、どう読んでみてもふに落ちない。特に一番肝心の船体部会の作業内容と、どういうことを調査し、どういうふうに進んでいるのかというような問題につきましては、この中間報告で見る限りほとんど雲をつかむような感じなんです。 そういう点もあるものですから、前回の委員会においては、やはり委員会の責任者からはっきりしたことをお聞きするほ……
○和田(春)委員 時間もあまりございませんし、すでに各委員からいろいろ質問が出たこととの重複を避けまして、もっぱら論点を本四の連絡橋と海上航行の安全の見地にしぼりまして質問をいたしたいと思います。技術的な問題が中心でございまして、あまり大きな政治的な問題はございませんので、イエスならイエス、ノーならノー、わかっていないならわかっていない、その場合には将来どうするということを簡潔に、的確にお答えをいただきたい、こう考えるわけでございます。 まず最初にお伺いしたいことは、実施設計が進んでいきまして工事が始まるという形になりますと、橋が完成した後の条件よりも付近の海上の交通条件は非常に悪くなると思……
○和田(春)分科員 現在の日本が急速な経済成長を遂げつつある中で、いわゆる都市化現象というのが非常な勢いで進んでいるわけでございまして、ある未来学者の予測によれば、あと十年もすると全人口の八〇%近い人々が、国土の数%にすぎない大都市並びにその周辺に集まるであろう、こういうふうにいわれているわけであります。そういうような高度経済成長と急速な都市化現象の中で、従来の行政区画のあり方等につきましても、たとえば道州制という問題が出てくる。あるいは交通網では、全国新幹線網という新しい考え方が浮かび上がっている。そういう状況の中で、国民の耳と耳とをつなぐ電気通信に関しまして焦点をしぼって、政府当局の考え方……
○和田(春)分科員 本日は、この分科会で民社党を代表いたしまして、物価問題に焦点をしぼって政府の所信をお伺いいたしたいと思います。 今国会が始まりました際に、佐藤総理の施政方針演説、福田大蔵、佐藤経企両大臣の財政経済演説がございまして、いずれの演説を通しましても物価問題を非常に重視をして、物価を上げないようにあらゆる努力をするという決意が、抽象的なことばではございますが、本会議の席上で約束をされておりました。その中で特に佐藤長官は、物価問題に多くのことばをさきまして、終わりのほうで「いまや、インフレとの戦いに安易な態度は許されないのであり、この戦いに勝つことなくして、今後のわが国の発展はあり……
○和田(春)委員 昨日来延々十数時間にわたります本委員会の審議におきまして、海の汚染に関する基本的問題がほとんど議論されていないことは、海洋国家日本の国会としてまことに遺憾に考える次第でございまして、その点をまず最初に申し上げておきたいと思います。 現在、最大の残された自然は海洋でございまして、特に海洋は、人類を含む生けるものの生態系において決定的に重要な地位を占めているわけでございまして、これをおろそかにいたしますと、人間は海からかたきをとられることになるのではないか、こういうふうに考えるわけでございます。 今回非常にたくさんの公害関係諸法案が出てまいりますが、これについては、世間では、……
○和田(春)小委員 私のきょうの質問は、運輸省当局と国鉄と一つずつです。国鉄財政その他の問題については、追って資料を検討いたしまして、きょう一日で解決する問題ではございませんので、具体的にあらためてお聞きをいたしたいと思います。 実は、今国会の予算委員会の分科会で、私は運輸大臣と国鉄総裁に質問をいたしました。それは大正年代につくられた鉄道敷設法という時代おくれの存在が、今日の国鉄の合理化に非常にいろいろ問題を引き起こしている、これを抜本的に改める意思はないかということをお尋ねしたわけであります。その際、国鉄総裁からは、きわめて明瞭に、国鉄の経営当局としてはこの問題をぜひ考え直してもらいたいと……
○和田(春)委員 私の質問の前半の十五分間だけ大蔵大臣がいらっしゃいまして、その後退席をされるというお話でございますので、先に大蔵大臣にお伺いをいたしまして、なお自余の問題については運輸大臣にお伺いいたしたいと思います。 いままでにもだいぶんたくさんの同僚各委員が質問いたしておりまして、数字の問題等も出ております。重複を避けまして、ものの考え方や今後に臨む政府の態度、そういうものに重点を置いて、念を押しておきたいと考えるわけです。といいますのは、この税が通れば通ったで、また通らなければ通らなかったで、あとから関連して問題が起きてくると思いますので、そういう点を端的にお伺いをいたしたいと思いま……
○和田(春)委員 本日は、総理の出席も要求いたしましたけれどもお見えになりませんので、同姓のよしみをもって、総理の分も一緒に佐藤長官からお答えを願いたいと思います。なお、持ち時間がたいへん限られておりますので、簡明直截に要点的にお答え願うことを、特に要望いたしておきたいと思います。 ところで、昨日から本日にわたりますこの連合審査会におきまして、野菜の対策、流通対策等々、現象面に対する物価安定の諸問題についてはかなり議論をされておりますけれども、なぜ物価が上がっていくのだろうか、現在の佐藤内閣の政策の基調をもってしてほんとうに物価の上昇を食いとめることができるのであろうかどうか、こういうような……
○和田(春)分科員 本日は私学の問題、特に大学の問題はマスコミでもたいへんたくさん取り上げられておるようでございますが、その陰に隠れております私立の高校あるいは幼稚園に対する政府の方針ないしは助成方策、こういう問題に焦点をしぼってお伺いをいたしたいと思います。大事なポイントについては文部大臣よりお答えをいただきたいと思いますが、私の質問の中の技術的、数字的な問題につきましては、それぞれ政府委員の方からお答えをいただいてけっこうであります。 まず最初に、現在におきます私立の高校と公立高校、私立の幼稚園と公立幼稚園の在学生の比率を、全国と東京都につきましてお伺いをいたしたいと思います。
○和田(春)分科員 きょうの質問は、沖繩省大臣といわれる山中長官に主としてお伺いいたしまして、なお専門的なことは外務省、運輸省からも呼んでおりますので、それぞれお答えを願ったらいいと思います。 まず最初にお伺いしたいのですけれども、去る一月二十一日、地中海におきましてユニバース・パトリオット号という米国タンカー、約八万三千トンの船でありますけれども、爆発事故を起こしまして、犠牲者を出しておりますが、それに二十三名の沖繩の船員が乗っておった、こういう事件がございました。大臣御存じでございますね。この船員につきまして、どういう経路でこの乗り組み員が乗っていったのか。おそらく復帰に備えましていろい……
○和田(春)分科員 私はきょうお伺いしたいのは、当面している国鉄の合理化と新線敷設の関係について、私自身、具体的な問題に直面をいたしまして、一体政府並びに国鉄当局がどういうふうに考えておられるのか、よくわからない点がありますので、それをただしたいと考えるわけです。 この問題はすでに他の委員会で質問が行なわれておりますけれども、吾妻線に与党の二人の大臣が圧力をかけて、最初の予定になかった駅を二つつくらせたということが報道をされ、国会でも追及されました。この点について、私自身が調査をしてきたわけではございませんので、それらの情報を通じて聞いているのですけれども、新しく駅ができた、その駅の結果生じ……
○和田(春)委員 できるだけ重複を避けまして、端的にお伺いをいたしたいと思いますが、まず最初に、基礎的なことについて参考人にお伺いをいたしたいと思います。
きょう運輸省から配付されましたプリントによりますと、「下り場内信号機に接近したところATSが動作したので、」と、こういうふうに書いてありますけれども、これは申すまでもなく信号が青であったのにATSが作動してブレーキがかかったと、こういうことでございましょうね。
【次の発言】 もし信号が赤であったなら、ATSが動作してあたりまえのことですね、ATSの故障か何かということはないわけですから。青であるのにかかわらずATSが動作した、だからおかし……
○和田(春)委員 きょう私は、沖繩が日本に復帰するに関しまして、もっぱら海の関係について船員並びに船舶、港湾関係の具体的な問題を、限られた時間でございますが、お伺いをいたしたいと考えております。運輸大臣あるいは総務長官には後ほどまとめてお答えをいただきますので、最初はまず船員局長にお伺いをしたいと思います。 沖繩が復帰をいたしますと、一般的な労働法は別といたしまして、船員法、船舶職員法、船員職業安定法、船員保険法等が適用をされるわけでございますが、これらの諸法律の適用と実施、運用について、さしあたって問題があるのかないのか、あるとすれば、どういうところにあると見ておられるか、その点船員局長に……
○和田(春)委員 公述人の小山さんに一つだけこの機会にお伺いをいたしたいと思います。
いま国会におきましても、郵便局の庶民向け小口融資がたいへん問題になっておるわけでありますけれども、銀行サイドからの非常に強い反対があるためにこの融資が骨抜きになる、こういうことが伝えられているわけでございます。銀行サイドにおいて、そういう反対の動きを事実問題としてしていらっしゃるのかどうか、その点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 もちろん全銀協加盟外のいろいろな金融機関もあるわけでございますが、全銀協についてお伺いいたしますけれども、いまのお話によりますと、全銀協加盟の各銀行におきましても本質的……
○和田(春)分科員 私が本員質問をしたい要点は三つあります。第一は、国民の祝日と関連する休日の問題であり、第二は、公務員の週休二日制の実施に関してであります。第三点としては、最近 マスコミ上においてもたいへん大きく扱われておりますが、行政監理委員会の委員の任命に関連をいたしまして、行政管理に対する政府の基本的な姿勢等をただしたい、このように考えているわけであります。 まず最初に総務長官にお伺いをいたしたいと思いますが、国民の祝日については前の予算委員会でも質問をいたしたわけであります。ところで、労働基準法による休日というのは、私が申し上げるまでもなく、雇い主から解放される休日として、その休……
○和田(春)分科員 きょう私は、マラッカ海峡のタンカー通航の問題に焦点をしぼりまして、政府の基本的姿勢とこの種の問題に対する政策的な態度ということに的をしぼって御質問をしたいと思うわけであります。 まず最初に、具体的な事実から確かめたいのでございますが、マラッカ海峡から二十万トン以上のタンカーの通航を沿岸三カ国が締め出すという情報が一時伝えられました。ところがその後、それは誤報であるというふうに伝えられてきた。依然警戒しながらも、早急にはそれが実施に移されることはないだろうという楽観論もある、こういうような報道が行なわれているのですが、日本の政府として現在的確にキャッチしている情報において、……
○和田(春)分科員 私が質問をいたしたいのは、ただ一点だけであります。
いま非常に問題になっているサリドマイド事件に関してでございますが、これは現在御承知のように裁判として争われているわけでございますが、まず最初にサリドマイド裁判の現状と、これに対処する政府の姿勢について簡単にお答えを願いたいと思います。政府委員でよろしゅうございます。
【次の発言】 和解をするかどうかは裁判所の問題ですから、いきなりそんな和解の方向とかなんとか言われたって困るわけで、よけいなことなんです。あとで聞きます。
現状を伺っているのですけれども、実はこの質問は昨年の二月十七日、第一回の公判が開かれる前日、私は予算……
○和田(春)分科員 きょう私が御質問申し上げるのは、予算委員会の一般質疑の継続といたしまして、農地の宅地並み課税一本でございます。 自治大臣も御記憶があると思いますが、先般の三月九日の予算委員会で、私が自治大臣にお伺いしたことに対する答弁は、議事録によりますと、農地の宅地並み課税については、「端的にお伺いいたします。既定方針どおり行なうわけですか、行なわないのですか。」という質問に対して、大臣は「既定の方針どおり行なう方針でございます。」こういうふうにたいへん明確にお答えになっておるわけであります。いまもその方針変わりはございませんか。
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