中川嘉美 衆議院議員
32期国会発言一覧

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このページでは中川嘉美衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

中川嘉美[衆]本会議発言(全期間)
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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第7号(1971/02/16、32期、公明党)

○中川嘉美君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、わが国防衛の基本問題にも触れて、佐藤総理並びに関係大臣に質問を行ないたいと思います。  この法案のおもな内容は、海上、航空及び予備自衛官の増員でありますが、昨年十一月末現在の自衛官の欠員は、海上千八百九十七名、航空千五百五十五名、さらに陸上も加えますと、実に二万六千二百七十七名の欠員があるのであります。こうした大量の欠員がありながら、今回もまた増員しようとしていることは、一体どういうことでありましょうか。今日の社会情勢、適齢人口の減少等から判断して、将来の見通しをどう……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 衆議院本会議 第23号(1971/12/14、32期、公明党)

○中川嘉美君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、及び人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件に対し、一括して反対の討論を行なうものであります。(拍手)  以下、反対の理由を申し上げます。  第一点は、沖繩返還協定との関係において、この一連の法案は密接不可分のものであります。  さきに、自民党が多数を頼む横暴によって国会審議に重大な汚点を残す筆舌に尽くしがたい強行採決を行なった沖繩返還協定が、四半世紀にわたる異民……

中川嘉美[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

中川嘉美[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1970/03/06、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 外務大臣にお尋ねいたしますが、返還協定についての対米交渉に関して伺いたいと思います。  まず、たいへん短い質問でありますが、協定を作成していく上においてはどういう手続で進められるか、この点を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 実はそのタイムリミットのことでここでもう少しお聞きしたかったわけですが、いつまでにその協定の締結を完了するかということ、すなわち七二年の返還であるならば、締結そのものは七一年の具体的に言っていつごろをめどにするのか、この辺が言ってみれば非常に大切な、大事なところでないかと思います。そういった意味で、具体的時期を実はいまお答えいただきたかったわけ……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1970/03/12、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 アメリカ局長に伺いたいと思います。  一般的なものでありますが、沖繩県民の現地の声から、このたびの準備委員会はどのような形の活動をしなければならないと思われるか。現地の声に対する政府の姿勢を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に、諮問委員会の構成とそれからこのたびの準備委員会の構成と対比して御説明をいただきたい、このように思いますが……。
【次の発言】 いま言われましたように、準備委員会に琉球政府行政主席も顧問として参加する、こういうことでありますけれども、主席が意見を述べることができることにはなっておりますけれども、その意見はどの程度委員会として報告やあるいはまた勧告の中……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1970/03/17、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 沖繩の経済問題、特にアメリカの経済援助につきまして、外務大臣にお伺いしたいと思います。  まず、沖繩に対するガリオア等の戦後の経済援助でありますが、アメリカのどのような根拠法に基づいて支出され、援助されたものであるか、この点について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、この経済援助、すなわち、ガリオア援助資金でありますが、戦後の沖繩にどのような形態でなされたか、その大要について簡単に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、確認の形でお伺いするようになりますが、沖繩に対する米国のガリオア援助はどのような方面に――ここでもう少し、実は、たとえ……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1970/03/19、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 私は、公明党を代表し、沖繩復帰のための準備委員会への日本国政府代表に関する臨時措置法案に対して、賛成の討論を行なおうとするものであります。  昨年十一月の日米首脳会談において、核抜き、本土並み、一九七二年返還の合意を見たのでありますが、沖繩の人々にとっては祖国復帰の悲願達成を目前に控えて、その生活とみずからの利益に関し、具体的かつ効果的な復帰準備施策がはたして実現されるかどうか、不安と焦燥の念を禁じ得ないものがあることはいなめない事実であります。  政府は返還協定の締結のための交渉を始め、沖繩の復帰準備に関し、今般、米国と、日米協議委員会の機能拡大、沖繩復帰準備に関する委員会……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1970/03/24、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 私は、ただいま議題になっております沖繩・北方対策庁設置法につきまして、副長官並びに特連局長に二、三質問をいたしたいと思います。  実は私も去る二月九日から四日間にわたって沖繩を訪問いたしまして、沖繩の要路の方々といろいろ懇談をしたり、あるいはまた御意見を伺ったりする機会がありました。そのときの現地の声といたしましては、沖繩・北方対策庁はいつできるのだという質問がございました。このことからいたしましても、現地沖繩において本法案の提出されることをいかに待ち望んでいたかが推察できるわけであります。今回この法案の審議に入ることができたということは、明日私たち派遣団が沖繩に参りますが、……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1970/04/09、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 ただいま議題となりました沖繩・北方対策庁設置法案につきまして、私は、公明党を代表して、賛成の意を表するものであります。  かねてより、琉球政府及び沖繩の各層より本土復帰に備え、沖繩の経済開発を強力に推進するため、総理府の外局として、沖繩開発庁を設置してもらいたいという強い要請が、本土政府並びに衆参両院にありましたことは、すでに御承知のとおりであります。  昨年十一月の佐藤・ニクソン共同声明によって、いよいよ一九七二年中に本土復帰が決定した今日、本法案の制定によって沖繩・北方対策庁が設置され、沖繩から本土に要望しているもろもろの施策が実行に移されることを現地では大いに期待してい……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第14号(1970/05/07、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 先ほど内政措置についてお話がありまして、これは川端会長のほうに伺いたいと思います。  拿捕防止の対策について先ほどから若干御説明がありましたけれども、いままでも拿捕防止についていろいろな努力が払われてきたと思います。こういった船員並びにその家族の方々の不幸が今後も繰り返されるということは、これは重大な問題だと思うわけでありますが、ここでお聞きしたいのは、いままで実際に現地におきましてどのような対策が行なわれてきたか、また、さらに将来に向かってどのような点に対策の強化をはかるべきと思われるか、現状を踏まえた上でひとつ御説明をいただきたいと思います。

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1970/05/12、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず最初に、七二年沖繩施政権返還を前にいたしまして、このたび沖繩・北方対策庁の新長官となられた山野長官の今後の抱負並びに御見解について質問の最初に伺いたいのですが、この点どうでしょうか。
【次の発言】 これから質問に入ってまいりますが、きょうは最後の委員会でもあって、非常にたくさんお聞きしたいこともあったのですが、時間的にちょっと制限がありますので、極力しぼりまして、こちらもお伺いしますけれども、どうぞひとつ要点だけでけっこうですから……。ひとつスピードを上げてまいりたいと思います。  去る二月三日に発表されたアメリカの予算教書によりますと、七一年度の沖繩に対する財政援助とい……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第16号(1970/06/18、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 沖繩復帰準備委員会は三月の二十四日に初会合を開いてから、毎月一回委員会を開いているわけでありますが、そもそもこの準備委員会というのは、日米両政府代表で構成され、沖繩代表は入っていない。すなわち、行政主席が顧問という形で参加しているにすぎないわけであります。沖繩では現地代表を入れないほうが交渉しやすいというような、日米政府がそのように考えているからだというふうに疑念を抱いている向きもあるわけであります。そういった疑惑を払うためにも、日米双方とも沖繩の立場に立って、そして問題の解決に当たる必要があるのじゃないか、このように思います。このためには、これは一つの方法でありますけれども……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第18号(1970/07/27、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず、ただいまの川崎委員の質問に関連いたしまして、沖繩における米軍基地について大臣に二、三さらに質問をいたしたいと思います。  七月三日の新聞報道によりますと、上本部飛行場というところがありますが、ここは復帰前に全面的に返還されるのではないかと地元では非常に期待をしていた。しかしながら、米海兵隊司令部は同飛行場を修理して、そして再舗装をすると二日に発表しておりまして、しかも六日から工事が進められると、こういうふうになったそうであります。また七日の新聞によれば、沖繩の米軍司令部は六日に、韓国の工兵隊を沖繩に統合する、このように発表したと報道されておりまして、さらに先ほどの川崎委……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第20号(1970/10/15、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 去る九月一日付の朝日新聞によりますと、「沖繩返還協定は簡略に」こういうことで、八月三十一日に開会されました第三回の沖繩返還協定に関する愛知外務大臣とマイヤー大使との会談で意見が一致したようであります。私たちは、完全な返還協定が一日も早く作成されて、一カ月でも早い沖繩の祖国復帰を期待しているのでありますけれども、一方、国内の各省における沖繩返還の準備作業がどのように進捗しているか。たしか各省には沖繩対策室という窓口ができているように聞いておりますが、各省の窓口のまとめ役であるところの総理府それから沖繩・北方対策庁では、各省の作業の進みぐあいをどのように把握しておられるか、まず最……

第63回国会 外務委員会 第5号(1970/04/03、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 日本国とアフガニスタン王国との間の文化協定の内容について伺う前に、まず、アフガニスタン王国の概要の中で、特に経済、外交という面につきまして、二、三質問をいたしたいと思います。  アフガニスタンという国は、経済的後進性を脱却するためにあらゆる国との友好関係を利用して、経済、技術援助を受け入れているそうでありますが、この外国援助につきまして、各国からの援助がどのように行なわれているか、これをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 西ドイツの場合でありますが、一九六七年末までの資本援助、これが六千五百万ドル、技術援助が二千万ドルと了解しておりますけれども、西ドイツがこのように積極的……

第63回国会 外務委員会 第9号(1970/04/17、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 民事訴訟手続に関する条約につきましてまずお尋ねしますが、提案理由の説明によりますと、この条約は一九五四年三月一日にヘーグで作成されている、こういうことでありますが、一九五四年の民事訴訟条約にいままで加入をしなかった理由はどういう理由でしょうか。この点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 特に提案理由の終わりのほうに、いまおっしゃったような「この条約の締約国との間では、訴訟件数も多く、現在幾多の不便が」云々とありますが、このように述べていらっしゃるのは、いま言われた点だと思いますが、改善に向かう姿勢が非常に消極的だったのではないか、あるいはおそかったのではないか、このように……

第63回国会 外務委員会 第12号(1970/04/27、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 きょうは、国際情勢に関しまして、質問を大きく二つに分けまして、カンボジアの問題と、それから日中問題について、大臣に伺いたいと思います。  先日の新聞報道によりますと、大臣は、インドシナ緊張打開のために、インドネシア、タイ、オーストラリア、ニュージーランド、日本の五カ国会議を開催する意図のあることが伝えられておりますが、先ほどもこのことについてはちょっとお話しがありましたけれども、このメンバーを見ますと、現在ベトナム参戦国あるいはアメリカ寄りの国ばかりであります。このように一方の側に加担している国で会議を開いてみましても、このインドシナ和平にどのような寄与を期待できるか、非常に……

第63回国会 外務委員会 第16号(1970/05/11、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず、ただいまもいろいろ韓国に関するお話が最後出ておりましたので、私も、租税に関する大韓民国との条約から入りたいと思いますが、この議定書の第二項のところに外資導入法というのが出ておりまして、この外資導入のことにつきまして、韓国は、一九六六年外資導入法を制定して、積極的に外資の導入をはかりながら韓国経済の振興につとめているわけでありますが、伝えられるところによりますと、一九六九年の一月で外資導入額の累計が十四億ドル、この十四億ドルもすでにこえてしまっている。そのうち、民間借款は九億ドルをこえており、その比重が圧倒的に大きいと言われております。ところで、わが国は、アメリカと並んで……

第63回国会 外務委員会 第17号(1970/06/10、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 新聞の報道によりますと、北ベトナム軍が九日にラオス南部のサラバンを占領した、このように伝えておりまして、インドシナの戦況というものはますます激化を見せておるわけであります。  きょうは、先日行なわれましたところのアジア会議につきまして伺いたいと思うのですが、この会議は、インドネシアの提唱によって開催されたわけでありますけれども、このたびのインドシナ問題解決の道として、幹事国である日本は今後どういう態度をもって進むか、できればその具体的な見通しについてまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 御答弁によりますとたいへんに慎重にこのたびの会議に臨まれたように感じますけれ……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1970/12/03、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 私は質問に先立ちまして、今回の国政参加選挙により戦後初めて沖繩より選出された五名の議員を、全国民とともに心から歓迎するものでありますことをまず申し述べておきたいと思います。  ところで佐藤総理は、昨年十二月一日の第六十二回国会の所信表明演説において、「政府は、真に豊かな沖繩県をつくることを目標に、政治、経済、社会、教育、文化等あらゆる面にわたり、積極的な一体化施策を講じていく考えであります。」このように述べ、さらに去る二十五日の今国会の所信表明演説においては、「豊かな沖繩県づくりのため全力を尽くし、」云々と、このように述べるなど、沖繩の祖国復帰という歴史的事業の完遂にかける熱……

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1970/12/08、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず、外務大臣にお尋ねいたしますが、佐藤総理は、沖繩返還交渉は非常に順調であって、来年秋の臨時国会には返還協定を国会に提出したい、このように言っておりますが、われわれにはその進捗状況が一向に具体的に知らされていないのが実情であります。おりに触れてわれわれは政府に質問をするわけでありますが、さっぱり核心に触れる答弁が得られないわけであります。外交交渉は秘密であるという例の口実でもって、われわれに対してその片鱗すら知らせようとしないのか、あるいは外交の秘密と秘密外交とを混同しているのではないかとさえ、このように私たち考える次第であります。政府が行なっている交渉で、もしも日本の国民……

第64回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1970/12/24、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず毒ガスについて最初に一点だけ大臣に伺いたいのですが、例の百五十トン移送についてのことでありますけれども、この現段階においての最新の米側の動向についてどういうようなニュースを得ておられるか、このことについてまず具体的な移送方法、それがわかりましたら、まず最初にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 いま御答弁いただいたわけですけれども、もう少し具体的なこの内容そのものですね、それは二、三点だけでけっこうですけれども、これをあげられればひとつまず具体的にあげていただくことと、こういったことがこの委員会等でも盛んに各党から、早期撤去ということで再三行なわれておるわけであり……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1971/02/23、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず、毒ガス兵器の問題で、ここに二月二十日付の毎日新聞の夕刊の切り抜きがございますが、「ミンク米下院議員は十九日、沖繩から毒ガス兵器をジョンストン島に移送することを禁止する法案を提出した。同議員は致死性神経ガスは移送せずに沖繩で直ちに無毒化し、破壊すべきだ、と主張している。」こういうことでありますが、私はこのような処理がかりにも沖繩において行なわれるとするならば、その安全性の確保という問題に対してまたまた大きな疑問が生じてくるのではないか、また沖繩県民に与えろショックは毒ガスそのものの移送の問題以上に大きいのじゃないか、このように思うわけであります。これまでも毒ガス移送に関る……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1971/03/11、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 今回の沖繩視察に際しまして、関係各団体の代表の皆さんとも種々懇談し、現地の実情並びに要望等具体的に耳にしてまいりました。  ところで、こういった要請等に関連して二、三伺いたいわけですが、沖繩復帰対策要綱第二次分が三月中旬に閣議決定をする、このように聞いております。ここでもしその概要が発表でさましたらこの際教えていただきたい、このように思います。
【次の発言】 そうしますと、今回の視察で、琉球政府からの要請書を、第二次分ですか、入手してきたわけですけれども、この中にうたわれているものの大半については、これは盛られておる、このように解釈してよろしいでしょうか。

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1971/03/16、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 今回提出されました琉球政府に対する資金の貸付けに関する特別措置法の一部を改正する法律案についてまず伺いたいと思いますが、本法案に基づいて琉球政府に昨年度貸し付けられた資金はネットでどのくらいの額になりますか、その金額をまず教えていただきたいと思います。  それから、それらがどのように使用されたかという問題ですが、これについてもあわせてまずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この改正案によりますと、「琉球政府又は沖繩の市町村が経営する企業の施設」というふうにまず出ておりまして、こういったようなことばが使われているわけですけれども、琉球政府または沖繩の市町村はそれぞれど……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1971/03/18、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 きょうは、たびたびこの委員会におきまして議論されてきたところの米側資産の問題ですけれども、これは非常に重要な問題でもありますので、いま一度大臣の基本的な姿勢といいますか、その点を伺っておきたいと思います。  この資産の買い取りの内容としましては、軍用施設とそれから民生用の財産、こういうふうに一つありますけれども、昨年六月から今回まで四回の会合が行なわれた。そして今日までに米側の出したリスト、これに電力公社とか水道公社、開発金融公社それから行政府の建物等、あるいはまた基地外の道路、いろいろあるわけですが、六項目にわたっているそうです。この項目が、さきに述べましたように、はたして……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1971/04/22、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 大臣に伺いますが、三月十七日にニクソン大統領は、沖繩返還に関する協定について、上院の承認を求める条約にするということを日本政府及びアメリカ上院に通告したわけでございます。このことについては三月十八日、翌日だと思いますが、外務委員会の席上におきまして、大臣に私が、条約とした場合とそれから協定とした場合とでは、条約の文書内容がやはり変わってくるのじゃないか、このようにお尋ねしたところが、大臣は、当方としては全然変わることを考えておりません、このように御答弁をいただいたわけであります。私は、しかしながら条約方式になったことに対してたいへん問題があるのじゃないかといまだに思うわけです……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1971/04/27、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 本日は、主として復帰対策要綱の第二次分について、この前も一部伺ったわけですが、それ以外の問題について、数項目の質問をいたしたいと思います。  まず、知事と県会議員の点でありますが、現在の行政主席及び立法院議員をそれぞれ復帰の際も知事及び県会議員とみなすということが述べられおります。これは非常にこれでけっこうだと思うのですが、復帰後の新しい知事及び県会議員の選挙について、復帰後はたして何カ月以内にこの選挙を行なおうとされておるか、まずこの点を伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、いまいろいろな問題が山積しておるというふうな観点から、はたして大体どのくらいになりそうです……

第65回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1971/05/20、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 防衛庁長官にお伺いいたしますけれども、最近の新聞報道によりますと、尖閣列島がアメリカの射爆場になっておる、このように私は聞いております。尖閣列島が射爆場になるとすると、その範囲は一体どういうふうになりますか。つまり、尖閣列島の全部が射爆場として使われる、いわゆる対象となるのか、あるいはその中のある特定の島のみがその対象となるのか、まずこの辺についての長官の見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 それではこの射爆演習の期間について伺いたいのですが、これはある一定期間射爆場として使用するものか、あるいは随時行なっていくものか、本件に関して防衛庁として米側から何か連絡を受けておら……

第65回国会 外務委員会 第2号(1971/02/19、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 国際原子力機関憲章第六条の改正でありますが、先ほど村田委員からもお話が出ておりましたが、原子力機関憲章の理事会がスタートして以来、わが国は、地域先進国として理事国の地位を保持してきているわけでありますが今回の第六条改正に伴って、原子力に関する技術の最先進理事国となることが予想されているわけでございます。このことは、わが国が理事国として安定した地位を確保することの反面、用原子力の平和利用用促進あるいは核軍縮推進への大きな責務をになうことを意味しているわけであります。そうしたことから、大臣にまず伺いたいのですが、この二十三日から再開されるジュネーブ軍縮委員会へ、政府はどのような態……

第65回国会 外務委員会 第3号(1971/02/24、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 最初に、沖繩の問題で一つだけお聞きしておきたいのですが、先ほどの村田委員の質疑に対する答弁の中で、返還協定の準備は全力をあげておられるという旨の答弁がありましたが、この返還は、協定方式にきまったわけですが、どうですか、ここのところをちょっと答えていただきたい。
【次の発言】 アメリカのほうは、条約方式を希望しているというふうに私どもも了解しておりますが、もし、そういうふうな形でやるとするならば、大体いつごろそういう姿が決定いたしますか。
【次の発言】 それでは、私はきょうは外務大臣に、主としてインドシナ戦争についての所見を伺いたいと思うのですが、このインドシナ戦争で事実上どろ……

第65回国会 外務委員会 第4号(1971/02/26、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 先日の質問に関連をいたしまして、二、三お聞きしたいと思います。  前回の条約審議の際に、海上保安庁に対して資料の提供をお願いいたしました。さっそく御提出をいただいたわけでありますが、内容としては、「トリー・キャニオン号事件の油濁損害について」それから「タンカーの現状」もう一つは「昭和四十四年における船舶の油による海水汚濁の発生状況」、この三つを御提出いただいておりますが、非常に参考になりましたものですから、この点に関して感謝いたします。  ただ、私が再三提出をお願いしたのは、万一わが国の近海においてこの事故が、たとえば二十万トン級タンカー等の事故が発生した場合の具体的な処置方……

第65回国会 外務委員会 第9号(1971/03/18、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 先ほどの沖繩北方問題に関する特別委員会におきまして、大臣に米側資産の問題について伺いましたけれども、当委員会におきましても引き続いて沖繩問題についてお尋ねをしたいと思います。  沖繩返還に関しては、最近の情報によりますと条約として正式に上院にかけるということがいわれているわけですけれども、その真偽のほどについて、まず明らかにしていただきたいと思いますすなわち、外務省として何か具体的な連絡を受けておられるか。受けておられるとするならば、その内容について御報告をいただきたいと思います
【次の発言】 返還に関するところの文書ですけれども、条約とした場合と、協定とした場合とでは、条約……

第65回国会 外務委員会 第11号(1971/03/24、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 この三本の条約について伺う前に、ILO条約ですけれども、第十九条の五項この「条約の場合には、」というととろがありまして、(a)が、「条約は、批准のためにすべての加盟国に送付する。」  伺いたいのはこの(b)のところですが、「各加盟国は、立法又は他の措置のために、」いまこの内容は省略いたしますが、最後のところに、「権限のある機関に提出する」こういうふうなことばが載っているわけです。  それで、いま二点だけ確認しておきたいのですが、総会で採択された条約を加盟国は必ず批准しなければならない義務があるのかどうか、それとも選択にまかされているのかどうか、まずこの一点を伺いたいと思います……

第65回国会 外務委員会 第14号(1971/05/07、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 私は、沖繩返還協定を中心とした質問を大臣にしたいと思います。  先ほど戸叶委員の御質問に対する御答弁の中で、条文の段階までまだ行っていない、このような表現が何回か出てまいりました。ところが条文の段階まで行ってしまってからでは非常におそいというようないろいろな問題点、もっともっと現時点において――本来ならもうおそい感がいたしますけれども、検討を重ねていかなければならない問題がたくさんあると思います。その中でも二、三気のついた点の一つでありますが、外務省筋では返還協定作成上、施政権返還をする地域の表現について、個々の島名を列記しない方法をとるということを聞いておりますけれども、そ……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 外務委員会 第4号(1971/09/01、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 外務大臣にはこのたび御病気が全快されまして、まことにおめでとうございました。やはり二十五分という非常に短時間ですので、きょうはほんとうに要点だけにしぼってお聞きしようと思っております。  去年までの重要事項指定方式ですけれども、これは中国の国連復帰を阻止するという目的であったとしても、いわゆる一つの中国の代表権、こういう意味でいわゆる政府のいうところの一つの中国論という点で一応は筋が通っていたのではないかと私も思っております。ところで、この九月の総会にアメリカ及び日本等が意図しておるところの逆重要事項指定方式及び二重代表制、こういったものは去年までの論旨とは全く異なる基礎の上……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1971/11/13、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 七二年に沖繩が本土に復帰するということはたいへんに喜ばしいことでありますけれども、返還協定の中身を見るときに、やはり日米間に多くの問題が残されておる、このことは隠しきれない事実だと思います。沖繩・北方問題に関する特別委員会としては、やはり沖繩の特別措置法をはじめとする関係法案の慎重審議を行なう場でありますけれども、これらの土台である、返還協定というものを抜きにしては考えられないということもまた事実ではないかと思います。  そこで、私はきょうは、この返還協定にも関連をしつつ質問を進めてまいりたいと思います。  まずお聞きしたいことは、返還協定で政府が目玉商品である、このようにい……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1971/12/13、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 関連して。非常に重要な問題が出てまいりまして、私としても黙ってすわっていられない、そういう気持ちで一、二の点をここで確認をしておきたいと思います。  先ほど、口上書に書いてあることをアメリカが返還時において履行しない場合、日本政府はアメリカにその責任を追及するかということに対して、外務大臣は、そんなようなことがあればこれはもう重大責任としてアメリカ側を追及する、このように言われたわけでありますが、その場合にどの程度の政府責任、アメリカの政府責任をアメリカ側に対して要求できるか、この点で、いわゆる口上書のアメリカ政府に対する抱束性という立場から御答弁をいただきたいと思います。


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1972/04/19、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 一番最初に総合事務所のほうの件について伺いたいと思いますが、平良市とかあるいは石垣市に財務出張所及び海運事務所那覇、名護、平良、石垣市等には統計調査出張所等を設けられるということは、これは提案理由の説明にもあるとおり、いわゆる国有財産の管理であるとか、基礎的な統計資料の整備とか沖繩の海運行政について利便をはかる上で必要であることは、これは私たちにも理解ができるわけでありますが、これらの問題についてすでに他の委員からも触れられておりますので、これに関連をして総務長官に一、二伺いたいと思います。  それは、昨年の夏ニクソン大統領の訪中が発表されるや、わが国はむろんのこと、世界じゅ……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第16号(1972/06/02、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 時間の関係もありまするので、北方問題について二、三大臣に伺いたいと思います。  ニクソン大経領の訪ソに伴って、将来の米ソ関係がどのように進展していくかということは、これはもうたいへん重要な国際的な課題である、このように思いますが、この点に関する大臣の展望をまず述べていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと大臣は、将来の展望として、これは確認の意味で伺ってみたいんですが、米ソ間のいわゆる武力による紛争であるとか、そういったことが絶対ないと判断されるか、あるいは場合によればあり得るという考え方を、多少なりともそういう可能性というか、そういうようなものを感じられるか、そ……

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第17号(1972/06/07、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず北方領土のことにつきまして外務大臣に伺いたいと思いますが、今回のイシコフ漁業相の来日、これは日本政府の招きによって実現をしたというふうに出ておりますが、政府としていかなる意図をもって同漁業相を招いたか。単に儀礼的なものであるか、それとも何かそこに具体的な実務上の問題というものが存在しておったか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは、日ソ平和条約の下交渉について、日本としてイシコフ漁業相とこの機会に話し合いをする予定を持っておられるか。少なくとも、日本政府の意図するところをソ連の本国に伝達を依頼するというような、そういうような考えを持っておられるかどうか、こ……

第68回国会 外務委員会 第3号(1972/03/15、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 外務公務員法の一部を改正する法律案に関連しまして、まず二、三伺っておきたいと思います。  わが国外交の円滑な遂行のためには、それに関連するところの各省との相互協力ということが必要なことは言うまでもないわけであります。もしその間に見解の相違があったために政府の対外交渉に支障があってはならない、こういうことだと思います。しかるに、実際にはそうした立場の相違から外務省と他省との間で対立が生まれやすいということは常に指摘されておるわけであります。たとえば日米繊維交渉でもって外務、通産の二元交渉が日本の交渉能力を著しく弱めておる、そういった評価が事実あるわけであります。このように外務省……

第68回国会 外務委員会 第5号(1972/03/22、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず国際交流基金法案に関しましてお伺いしたいことは、国際交流に関しまして政府、民間がそれぞれ実施していることでありますけれども、一長一短があるんじゃないか。そこで、伺いたいわけでありますけれども、政府ベースで行なうところの国際交流と民間ベースで行なわれるところの国際交流のいわゆるメリットとデメリットについての今日までの、どういうぐあいにそれを感じ取っておられるか所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 このことに関連しまして伺いますが、明治維新以来日本は西欧文明を摂取することには非常に積極的であったわけですけれども、同時に西欧の人々に対する劣等感といいますか、こういったものを……

第68回国会 外務委員会 第6号(1972/04/07、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず最初に小麦のほうからお聞きしたいと思いますが、国際穀物協定による小麦の最低価格条項ですね。これにつきましては、フランス、オーストラリアあるいは米国、カナダ等、このいわゆる主要小麦輸出国の値引き競争でもってこれは有名無実化したことは、先ほど来いわゆる国際小麦戦争として知られておるわけでありまして、このために六九年十一月、国際農業生産者連盟は、その総会のときに国際穀物協定の再建強化、このことについて各国政府へ勧告すべき旨の採択等がなされたのでありました。しかしながら今回の国際小麦協定、これを見ますと、そうした意向というものが全く無視されておる。そして価格条項、これを削除る。む……

第68回国会 外務委員会 第9号(1972/04/21、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 私は、最初に、北西大西洋の漁業のほうについて伺いたいと思います。  わが国の漁業生産量、いま私がここで申し上げますのは鯨を除きます。この生産量を見ますと、一九七〇年で九百三十一万トン。初めてですね、九百万トンの大台ということですけれども、その量的増加の魚種は主としてサバであるとかあるいはスケソウダラ等で占められているわけです。漁獲は量的に増加はしておりますが、近年特に消費需要の強い中高級の魚介類、こういったものの供給がこの需要動向に対応し得ない非常に不均衡な状態を生み出していると私は思うわけですが、今後このような状態を解消し得る見通しがあるかどうか、まずこの点についてお答えい……

第68回国会 外務委員会 第12号(1972/04/28、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず前半は一般的な質問になるかと思いますが、わが国と航空協定を締結している国は現在のところ何カ国くらいあるか、またその中でわが国から乗り入れをしていない国及び先方がわが国に乗り入れてない国はどことどこであるか、この点をまずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと確認したいのですが、スイスから日本へは来ているけれども、日本からスイスへは乗り入れていないということ、ちょっと確認だけしておきたいのです。
【次の発言】 航空協定を締結していながら乗り入れをしていないというようなケースですね。これはどういう理由によるものか。わがほうの理由はおもにどういう理由か、そうして先……

第68回国会 外務委員会 第19号(1972/05/31、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 大臣の時間が十一時十五分ということを伺っておりますので、ほんとうにかいつまんだところを二、三伺いたいと思います。  まず、原子力関係でウランの埋蔵量の多い国と原子力に関する協力協定、これを結ぶということは、資源の安定供給のために当然必要なことと私も思いますが、政府は今後どのような国と協定を締結しようと考えておられるか、まずこの辺からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 ベトナムの戦争において戦術核兵器を使用する動きがあるということを私たちはしばしば耳にするわけですが、こうしたことは明らかに核防条約の精神からも逸脱したものである、このように考えるわけであります。この核……

第68回国会 予算委員会 第20号(1972/03/28、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 沖繩返還協定における対米交渉の際に、政府は密約は一切ない、このように答弁をしてきたわけでありますが、どうも今回の外務省の秘密文書によって、密約を結んだということがはっきりとなってきた。明確になってきたわけであります。これは国民を欺瞞するもはなはだしい。私はもうこの際、政府のこの政治責任は重大といわなければならぬ、こういう気持ちできょうここに立っておるわけでありますが、たとえばVOAとP3とは、これはもう全く無関係なものである。そして性格の異なるものであると私は考えます。こういったものが、この中でワン・パッケージと書いてあるけれども、なぜワン・パッケージになったのか。アメリカの……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1972/08/08、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 外務大臣にお尋ねいたしますが、最近の新聞報道によると、沖繩の嘉手納基地に韓国の空軍機ですね、ROK、リパブリック・オブ・コリアの飛行機が三機、七月の十一日から十四日までの間に飛来をしておる、着陸をしておる。こういう新聞報道がなされておるわけですが、この辺の事実関係はどうですか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと大臣の御答弁からして、一応日本側としてそういった事態に許可を与えたというふうでございますが、するとこういう事態は今後――今回はそういう故障云々ということで着陸をしたわけなので、まず考えられない。そのような同じような性質の飛行機が飛来し、いわば着陸すると……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1972/10/12、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 まず沖繩の国道の問題で伺いたいと思いますが、国道の三百三十一号線の、これは例の空軍基地の中を国道が通っておるわけですが、この三百三十一号線について、これは全面返還になっておるかどうか、まずこの点を伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは現在、いまの御答弁からしますと、米軍の管理下に置かれているというふうに解釈されるわけですが、その辺の事実関係について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 管理下に置かれておるとするならば、その法律的な根拠ですね、これは一体どこにあるか、その点を伺いたいと思います。

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/10/19、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 去る十月の九日の閣議決定を見た文民統制強化のための措置について、科学技術庁長官がこの中に含まれておるということをめぐっていろいろな質疑が展開してまいったわけですが、科学技術庁長官が国防会議の議員になるのは何のためであるか、あるいはどういう意味合いでこの中に含まれなければならないか、あるいはまた、このことによってどのようなメリットがあるのかというようなことについて、すでにいろいろと論議が展開しております。先ほど来の答弁を聞いておりますと、軍事利用を監視するんだ、お目付役だということが言われておりますが、私は、国防会議の設置目的、防衛庁設置法六十二条ですね、この六十二条に照らして……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 外務委員会 第1号(1972/11/06、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 十一月の三日付の新聞報道によりますと、ソ連が外務大臣の訪ソに伴って北方領土の問題に関する見解を発表しておりまして、それによりますと、先ほども石井委員のほうからの御質問にもありましたけれども、ソ連が報復的領土要求の再開とうたっておりまして、領土問題に対する姿勢がかなり硬化してきているというふうに受け取れるわけですが、問題はこういった情勢のもとにありながら、総理及び外務大臣の本会議における演説の中身、内容といいますか、これで日ソ関係についての言及がほとんどなかったということ。きょうもこの委員会の部屋に参りまして大臣の外交演説を拝見したわけです。もう一度読み直してみたわけですけれど……


中川嘉美[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院32期)

中川嘉美[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/15、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 この沖繩返還交渉に関する外務大臣報告を拝見したわけでありますが、これに関連いたしまして、総理に二、三質問をいたしたいと思います。日ごろ愛知外務大臣及び山中総務長官等には多々御答弁いただいておりますので、きょうは主として総理にぜひとも御答弁をいただきたい、こういうふうに思う次第でございます。  先ほど来安井委員からもいろいろと御質疑がありましたけれども、私は、まず返還協定の審議の時期についてでありますけれども、この審議時期については、アメリカの議会にかかってから日本における総理の権限でもって国会を召集すべきではないか、このように思うわけであります。その理由は、いわゆる日米共同声……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第3号(1971/08/16、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 きょうは極東放送会社について、この一点にしぼって伺いたいと思います。  マイヤー駐日大使にあてた愛知外務大臣の書簡によりますと、極東放送会社は、一応財団法人の財団法人極東放送とすることによって存続されるようになると聞いておりますけれども、これは純然たる日本の財団法人になるのかどうか、この点。もしそうであるならば、今後そのタイトルが財団法人極東放送というふうな呼び方をしていくのか、まずこの辺についてお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 それは、基本的な問題としていまの御答弁から私感じたのですけれども、もしそうなれば、外国の民間の放送企業になりますと、電波法では非常にむず……

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第4号(1971/09/04、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 総務長官、いまちょっと席をはずされておられますので、その前に二、三お聞きをしていきたいと思いますが、現在アメリカは、直面しておるところの経済の不振、それからドル不安とに関連をして、いわゆる日本の安保ただ乗り論が再燃してきておる。そういう不満の結果として、米国においては、日本政府にそういう防衛分担金を負担せよ、こういった意向が強まってきている。こういうふうにいわれておりますけれども、現在まで米国政府の当局から、公式あるいは非公式に、防衛分担金についてわが国の意向を打診してきたという事実があるかどうか。まず最初にこのことについてお答えをいただきたいと思います。

第66回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第5号(1971/09/29、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 去る九月の四日でしたけれども、この委員会で防衛分担金についてわが国の意向を打診したわけですけれども、そのときに、吉野アメリカ局長からの御答弁では、「わが国に対するいわゆる防衛分担金というような表現であらわされる問い合わせないしは照会というものは、いまだかつてございません。」このように御答弁をいただいております。しかしながら、最近の新聞報道では、デトロイトのエコノミッククラブというのがありますが、ここでニクソン大統領が内外の問題についていろいろと演説を行なった。その中で防衛分担金問題に触れまして、日本、欧州と常に交渉している問題である、このように語って、日本政府ともすでに交渉を……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 藤島先生に伺いたいと思いますが、公用地の暫定使用法案について、先ほど小笠原の例と対比して述べられたわけでありますが、御説明によると、この今回の法案にあるところの暫定使用期間、これは五年間であるということ、これは小笠原の十倍にも当たるという。そう言われてみて、私も、なるほどずいぶん長い期間だと思ったわけですが、このことに関連して、本法案がいずれは米軍そして自衛隊のものとして永久使用にさせようというものである旨の先ほど御意見を伺ったわけですが、もしこういったことが事実となった場合、これは重大な問題に発展することは間違いないということですけれども、この点に関して、もう少し詳細にわた……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 外務委員会内閣委員会連合審査会 第1号(1972/04/17、32期、公明党)

○中川(嘉)委員 先ほど来与党の委員の皆さんあるいはまた楢崎委員等に対する答弁を聞いておりますが、これらの問題、特に先ほど来与党の皆さんからの質問に対する答弁等を聞いておりまして、これらの問題は将来やはり何らかの形でその真相が究明されていかなければならないという非常に重大な問題である、このように思うわけであります。今日の段階で言えますことは、たとえばグリーン国務次官補あるいはレアード国防長官等の発言にあるとおり、いわゆる核戦力の存在等に対する国民の疑惑というものは、これは高まる一方である、そしてまた憲法を逸脱したところの四次防あるいは五次防、こういったものが行き着くところはやはり核兵器そのもの……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1972/03/21、32期、公明党)

○中川(嘉)分科員 きょうはそれほどたくさんの質問を準備するというわけにもいかない非常に限られた時間でありますので、ごく数点だけ文部大臣にお伺いをしたいと思います。  まず第一点は、青少年の健全な育成という問題でありますが、このことについては、もうとやかく議論の余地はないと思います。私たちの党といたしましても真剣にこの問題と取り組んでまいったわけでありますが、都内における青少年のスポーツ施設が非常に少ないというのが現状であります。比較的大きい施設はありましても、小さい施設で学童とかいわゆる子供さんたちが気軽に使えるところのスポーツ施設が足りないわけであります。  それで、都内に流れておるところ……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1972/03/22、32期、公明党)

○中川(嘉)分科員 時間がたいへん限られておりますので、ひとつ重点的に要点を、しかも誠意ある答弁をいただきたいと思います。  上野の京成駅拡張に伴う工事推進の件についてまず伺いたいと思いますが、成田国際空港の建設に伴いまして、京成が上野に外国の旅客等を輸送する計画がございます。この件は運輸省当局もすでに建設にかかる免許を与えておられる、このように聞いておりますが、本件に関する工事許可は東京都の建設局で与えるということになっておりますが、先般来新聞で報道されておりましたように、政府、環境庁では上野の自然を破壊するということで反対の意見があるというようにも私は聞いております。ところが、現地において……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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