このページでは小浜新次衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○小濱新次君 私は、公明党を代表して、昭和四十六年度地方財政白書に関連いたしまして、総理並びに各関係大臣に御質問をいたしたいと思います。 歴代自民党における政府の経済第一主義の政治姿勢によって、社会的ひずみはますます深刻になり、公害、交通災害、高物価、住宅難など、国民生活に及ぼす被害は破局的重大事態に立ち至っているのであります。今日ほど過去のあやまちを謙虚に反省し、人間の生命尊厳を第一義とした福祉優先の政治への転換が望まれるときはないと思うのでございます。 このように国民生活の荒廃を招いた真の原因は、政府の経済優先政策と、住民の生活と権利を守り、住みよい地域づくりを目ざす地方自治の本旨を無……
○小濱新次君 ただいま議題となりました沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、沖繩及び北方問題に関する特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案の内容は、昭和四十九年度から、流域下水道の設置または改築に要する費用に係る国の補助の割合の引き上げに伴い、沖繩振興開発計画に基づく流域下水道の設置及び改築に要する費用に係る国の補助の割合についても、その引き上げられた割合によることとするため、所要の規定の整備を行なうものであります。 本案は、二月九日本委員会に付託され、同月十五日小坂沖繩開発庁長官より提案理由の説明を聴取し、以後、慎重に審査を進めてまいりまし……
○小濱新次君 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨説明のありました健康保険法等の一部を改正する法律案について、三木総理並びに厚生大臣に質問をいたします。 このたびの改正案は、わが国の健康保険制度史上通算して五十一回目の改正であり、その間、わが国の医療行政が保険あって医療なしの言葉に象徴されるように、無医地区、救急、夜間休日診療、差額徴収、付添看護料の患者負担の増大など、医療保険を取り巻く医療の荒廃は著しく、今日では一段と患者の保険外負担がふえていることは、すでに周知のとおりでございます。 かかる現状下において、医療保険の抜本改正が関係団体の意見、社会保険審議会等の答申及び国会審議を通して何……
○小濱委員 ただいま御報告のありました件で、私も若干質問をいたしますが、いろいろといま質疑を伺いまして感ずるところはたくさんございます。 そこで、自治大臣にひとつお尋ねをしていきたいと思いますが、この法務省の刑事局の報告書によりますと、買収については受理件数が四十七年度は三万百十二件、こうなっております。それと、戸別訪問、文書違反その他合計いたしますと、受理合計に対する比率が何と九二・五%、これが買収の率になっております。警察庁からの報告との違いは先ほど説明がありましたので、よくわかるのですけれども、この件数、人員あるいはその他の警告件数を見ましても、たいへんな増高を見ているわけでございます……
○小濱委員 官房長官にお尋ねいたします。 基本的な問題でございますけれども、この自治省の研究会から、二月の二日に総会を開いて、最終的に参考報告の第一案、第二案というものが併記されて出された経緯があるわけですが、この参考報告をどのように二階堂官房長官は掌握され、そしてまた、評価をされておられるのか。これは相当内容を持った研究会の参考資料であったわけです。これは時限がぎりぎりのところまで来ているという内容もあって、相当これは重要視してもらわなければならない問題でございましたけれども、いろいろな問題があって、委員会は二転、三転という形になってしまいました。この点について、長官は、どのような掌握と評……
○小濱委員 お約束の時間も少し過ぎたようでありますが、少し御理解いただきまして、御協力を賜わり、若干自治大臣と佐々木局長にお尋ねをしたいと思います。
もう御存じのように、地方公共団体にとりまして最大の財源は地方税であります。この地方税法の審議がこのようにおくれてきた原因は、市街化農地に対する課税についての政府・与党の明確な方針決定がおくれたことによるものであって、これはもう責任を免れることはできないというふうに考えております。主管大臣としてのこの点についての御所見を承っておきたいと思います。
【次の発言】 おくれたという御答弁でございますが、私どもは、おくらせたというふうに一部理解を持ってお……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出の地方税法の一部を改正する法律案に反対、内田常雄君外二名提出の修正案に反対、社会、公明、民社三党共同の山本弥之助君外二名提出の修正案に賛成、中村弘海君外四名提出の修正案に反対する討論を行ないます。 地方公共団体の使命である住民福祉の向上を強力に推進するためには、その裏づけとなる財源の確立が必要であることは従来から指摘されているところであります。ところが、昭和四十八年度地方財政計画に占める地方公共団体の自主財源である地方税の構成比率は、わずか三一・八%と、依然として低迷を続けており、三割自治の汚名を返上することができないの……
○小濱委員 時間の制約を受けましたので、率直に数点大蔵大臣に御見解をお伺いをしていきたいと思います。 まず、競馬、競輪、競艇、オートレース、いわゆる公営賭博が、福祉国家と健全な文化国家建設を理想とするわが国の、これはどう見ても政府の恥部であるというふうに私らは考えざるを得ないわけであります。こうした公営賭博は必ず弊害が伴うし、その社会悪という、その影響はあまりにも大きいわけであります。新聞を見ましても、その入場人口が一億一千六百八十一万四千人、これが四十六年度であります。それから、馬券、車券は、二兆円が乱舞しておるというような状態です。日本の経済もここまで成長してまいったわけで、このギャンブ……
○小濱委員 私は、主として超過負担について、自治大臣ほか関係者にお尋ねをしていきたいと思います。 地方財政を圧迫している超過負担は、国の補助単価と地方の実施単価の著しい違いとともに、基準となる数量及び対象範囲が実態と大きく食い違っていることが大きな原因になっていることはよく御存じのとおりであります。特に、人口急増市町村の財政負担は、いまや限界を越えております。住宅公団等の住宅建設を拒否している実態、さらには、児童の急増によって、運動場にもプレハブ校舎が急増され、運動会すらもできない実態を大臣は御存じであると思います。こういう内容になっております。当該市町村をこのような事態に追い込んだ責任、こ……
○小濱委員 鈴木先生にまずお尋ねをしたいと思います。 先ほど、企業外の環境改善について大いに努力してもらいたい旨の先生からの御発言がございました。そこで、二点ばかり、基本的な問題ですからお尋ねしたいのですが、先ほどもお話がございましたように、時間のロスということですが、現在は、走りたいけれども走れないという現状になっているわけですが、これがまた合理化対策の根本原因というふうにも考えておるわけでございます。そこでお尋ねしたいことは、自動車の生産と販売ということについて、やはりこの辺に根本問題があると考えておりますので、この点についての御意見が一点。それから、バス及び軌道電車などの公共輸送機関の……
○小濱委員 関連して御質問をしていきたいと思います。 私は、ことばじりをとらえて云々しようという気持ちは毛頭ございませんが、大きな問題でございますので、高橋警察庁長官にお答えをいただきたいと思います。 六月十二日付の朝日新聞の朝刊の一面のトップ記事によりますと、「警察庁の高橋長官は十一日の全国警察本部長会議で「週休二日制」を目標にした警察官の勤務制度の改善を指示をした。」という内容の記事がございます。「警官、週休二日制に来年度に全面実施」という大きな見出しでございました。それで、長官が具体的指示を示したと書いてあるわけですが、このことの根拠といいますか、あるいは、真偽のほどはどうかというこ……
○小濱委員 私は、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案について、自治大臣外建設、運輸、自治、警察の各関係者に数点御質問をいたします。 昭和四十一年度から財政立て直しをはかってきたにもかかわらず、逆に赤字がふえ、公営交通事業の深刻な経営危機に直面をしている、こういう現状であります。 御存じのように、四十六年度末の公営交通事業における累積赤字は千九百二十九億円、そのうち千七百五十九億円が大都市交通事業に集中をしております。不良債務は千二百九十二億円にものぼり、再建債未償還元金、第一次再建債でたな上げ分の未償還分の百八十九億円を含めると、実に千四百八十一億円になっております。この赤……
○小濱委員 関係する二法案について、自治大臣及び国家公安委員長、それから関係者に若干お伺いしていきたいと思います。いろいろ重複する点が多いのですけれども、少しこの結論をお尋ねをしていきたいと思いますので、お答えいただきたいと思います。 まず、行政局長にお尋ねしたいのですけれども、今回のこの改正案で、四十五年以前の退職者は二三・四%、四十六年の退職者は一〇・五%と、それぞれ増額をされました。そこで、このスライドという問題が出ておりまして、局長答弁では、実質的には実施しているんだということで御答弁がございましたようにわれわれは承っておったわけですけれども、この給与の改定と同じ率だけ、いつもこうい……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法案に対する反対討論を行なうものであります。 以下、そのおもな理由を申し述べます。 まず、本法案提出の経緯についてでありますが、本法案は、市街化区域内の農地の宅地並み課税について審議している際、農家並びに諸般の情勢を勘案して、与野党が話し合いのもとに一応の合意点に達せんとしたとき、突如、総理の一声によって、自民党はいままでの態度を一変し、別途修正案を提出したのであります。今回の法案は、こうした経緯の中で、むち法である宅地並み課税を促進するため、関係各省と調整が……
○小濱委員 宮澤消防庁長官、また関係者の方に御質問していきたいと思います。 いろいろと消防関係の発行されている書籍がございますが、この書籍で見ますと、表紙に、「ズサンな防火管理から」ということを書いて、これは新宿の雑居ビル火災のことをさしておられるようでありますが、非常にこの問題を大きく取り上げております。 そこで、このデータを見てみましても、三月八日の北九州の済生会病院の被害、あるいは六月十八日の北海道釧路市のオリエンタルホテルの火災があり、あるいはまた、このメモを見ましても、五月二十五日に、大阪市南区のホテルで、朝火事で九人が死傷した例があり、あるいは、同じく二十六日に、草津温泉で、旅……
○小濱委員 防災に関連して御質問をしていきたいと思いますが、関東大震災から、明日はちょうど五十年になります。私どもも記憶に多少残っておるわけでありますけれども、したがって、あす一日は、防災の日として、災害に対する心がまえを確かめ合う日、記念をする日になっておるわけであります。おりしも、二十九日には、メキシコで大地震か発生しております。また、きのうは、NHKのテレビで、「地震と大都市」という主題で、一時間半にわたって報道されまして、これは見る人のいい勉強になったと思います。それから、けさの報道ですと、南米のコロンビアでもまた地震発生のニュースが発表されておりました。そういうわけで、マスコミの間で……
○小濱委員 人事院の勧告について、主として江崎自治大臣にお尋ねをしていきたいと思います。 今回の勧告は、例年より一週間ばかり早く提出をされたわけであります。そのために、職員は一週間も徹夜をしてきたという話も伺いました。また、先ほど、佐藤総裁からも、無理な作業を続けてきた、それは今国会に間に合わせたいからだということの御意見もございました。そして、また、国会、内閣の両方にいろいろと切望をしておるという総裁の心境でもございます。そこで、勧告が出されまして一カ月以上も経過をしているわけですが、先ほどの自治大臣の御答弁はよくわかりますが、現在、依然としてその法律が出される気配が見られない。これからの……
○小濱委員 前回に引き続いて、質問を残しましたので、その点をお伺いをしていきたいと思います。
それは、旧軍隊などが戦時中に、その施設内及び周辺に築造した防空壕がいまだ残存しているという問題について、参考にと思いまして、陳情書と藤沢の図面を持参いたしましたのでごらんをいただきたいと思いますが、委員長、ここでちょっと記録をとめていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、まず農林省、林野庁、建設省の方がおいでになっているかと思いますので、建設省から、この都市内の防空壕の実態調査について、それから農林省にも同じことをお伺いしていきたいと思いますが、いろいろと経緯もあり、また、調査の内容から多少……
○小濱委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、委員長の重責をになうことになりました。
沖繩及び北方問題に関してはきわめて多くの問題が山積しております。特に沖繩県における経済問題、基地問題及び沖繩国際海洋博覧会開催の問題、また日ソ間に重要懸案となっております北方領土の解決など、当委員会に課せられている使命は重大であります。
微力ではありますが、委員各位の御協力を得まして、円満な委員会の運営をはかってまいりたいと存じます。何とぞ、よろしくお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
○小濱委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についておはかりいたします。
理事上原康助君から理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。
引き続き、理事の補欠選任についておはかりいたします。
これは先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は加藤清政君を理事に指名いたします。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。美濃政市君。
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
この際、沖繩及び北方問題に関する政府の施策について説明を求めます。小坂国務大臣。
【次の発言】 大平外務大臣。
【次の発言】 次に、沖繩及び北方関係予算について順次説明を求めます。岡田沖繩開発庁総務局長。
【次の発言】 大屋敷北方対策本部審議官。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十五分散会
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を聴取いたします。小坂沖繩開発庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 渡部一郎君。
【次の発言】 渡部君から資料要求の御意見が出ました。後刻、理事会にはからい……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。國場幸昌君。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。加藤清政君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 申し出の件につきましては、後刻理事会にはかりまして取り扱いたいと思います。
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上原康助君。
【次の発言】 上原君に申し上げます。御要望のありました件につきましては、理事会にはかり善処してまいりたいと思います。
國場幸昌君。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。加藤清政君。
【次の発言】 加藤君に申し上げます。
ただいま御要求のありました件につきましては、理事会にはかりまして善……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡部一郎君。
【次の発言】 建設省来ておられますか。――渡部一郎君に申し上げますが、先ほど建設省、自治省にも説明を求められたように承知しておりますが、この点いかがでしょうか。
【次の発言】 では、以上で資料の説明を終わりました。渡部君。
【次の発言】 よろしいですか。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。安……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
この際、委員派遣承認申請に関する件についておはかりいたします。
先ほどの理事会で協議いたしましたとおり、不発弾事故調査及び沖繩振興開発計画の実施状況等調査のため、現地に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認の申請をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
つきましては、派遣地、派遣の期間、期日、派遣委員の員数及びその人選並びに議長に対する承認手続等に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小濱委員長 これより会議を開きます。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。美濃政市君。
【次の発言】 安里積千代君。
【次の発言】 防衛庁は帰りました。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
○小濱委員長 これより会議を開きます。沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。先般、不発弾事故調査及び沖繩振興開発計画の実施状況等調査のため、委員を沖繩県に派遣い”しました。この際、派遣委員から報告を求めたいと存じますが、私が便宜この席から御報告申し上げます。われわれは、去る三月二十三日から三月二十下日まで三日間、沖繩県下の不発弾事故調査及び沖繩振興開発計画の実施状況調査のため現地に派遣されました。派遣委員は、鯨岡兵輔君、水野清君、加藤清政君及び正森成二君と私の五名でありましたが、現地において委員國場幸昌君、上原康助君、瀬長亀次郎君及び安里積千代君の参加を得ました。われわれは、初日に……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
すでに御承知のとおり、長い間本委員会の理事として御活躍をされました中村拓道君が、去る五月二十八日逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。
この際、委員各位とともに故中村拓道君の御冥福を祈り、つつしんで黙祷をささげたいと思います。全員御起立を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。
【次の発言】 この際、報告いたします。
今国会において、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配布のとおり、北方領土の復帰促進に関する陳情書外二十一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
安井吉典君外八名提……
○小濱委員 今回の大洋デパートにおける火災によって死亡された方々あるいはけが人の方々に対して、心からお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。 まず、消防庁長官がいち早く現地に急行されまして、そして現場をくまなく調査をされました。そのときに記者会見をされまして、その報道によりますと、この火災は人災の面がかなり強いという発言をしておられます。また、今後のきびしい法改正と行政指導が必要であるともおっしゃっておられます。私どもも現地に派遣をされまして、いろいろと資料を集めてまいりましたけれども、実際に現場に行きまして、この防火施設の欠陥というものが多くの犠牲者を出した原因であると私どもも認識……
○小濱委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十八年度分の地方交付税の特例に関する法律案に対して、反対の立場から討論をいたすものでございます。 本年に入って、国民生活を破壊に導く異常な物価の高騰、悪性インフレはとどまるところを知らず、国民に重大な生活上の不安を与えているのでございます。しかも、追い打ちをかけるがごとく、石油の輸入削減によってエネルギーの需給関係は重大な危機に直面し、混迷は一そう深刻化し、明年以降、わが国経済に重大な警鐘を打ち鳴らしております。 このときにあたって、政府は、その政策策定方針を根本的に改め、転換期にふさわしい決意と自覚とを国民に与え、かつ……
○小濱委員 自治大臣兼国家公安委員長の所信表明に対して質問をいたしますが、大臣が閣議のためにおくれているようでございますので、まず佐々木消防庁長官にお尋ねをしていきたいと思います。 各種の報道を見ますると、消防関係の死者など戦後最高と発表されているわけでございます。四十八年中の火災概況について御報告をいただきたいと思いますが、その出火件数、あるいは火災による損害、あるいは死者、負傷者、損害額、こういうものが全部戦後最高というふうにいわれているわけです。負傷者が若干減って戦後第三番目くらいに位置しているようでありますが、こうしたことが憂えられる、そういう内容になっておりますので、ひとつ最初にこ……
○小濱委員 最後になりましたので、かいつまんで基本的な問題を、主として自治大臣並びに関係各省の方々にお伺いをしていきたいと思います。 まず、何回か奄美群島、前に小笠原、いまも国会から派遣をされまして見てまいりました。いろいろと感ずるところはたくさんございましたが、今回の法案は奄美群島振興開発特別措置法という、「開発」という題名を挿入されたわけでありますが、したがいましてこれは真剣に取り組む姿勢を示したものと私は理解をいたしております。そういうわけで、現在まで奄美群島に対しましては六百数十億投入してきたわけでございますが、大臣のお考えの中にも、小笠原諸島ともども、この振興策のおくれというものを……
○小濱委員 最初に、税財源の配分につきまして和田教授にお尋ねをしていきたいと思います。 先ほども思い切った財源の配分ということを考えるべきであるという御意見を拝聴したわけでございますが、この税財源の配分は、御存じのように歳入の面では国が七、地方が三の割合、また歳出面では国が三、地方が七の割合になっているわけですが、自治権を保障し、福祉政策を推進するためには、その配分はどのくらいが適当とお考えになっておられるか、ひとつ御見解をお伺いをしたいと思います。 続いて、あと坂入教授に二点お願いをしたい、こう思います。 これは基本的な考え方になるかしれませんが、今回政府は、公共事業の削減など総需要抑……
○小濱委員長 理事会の申し合わせ事項がけさございました。大体六時ごろをめどにということで、私が一番最後だったものですからだいぶ要請をされておったわけですが、こういう時間になってしまいましたので、つとめて私も努力いたしまして、守るようにいたしますが、どうかひとつ理事会の申し合わせ事項をお互いに守るように御努力をお願いしたい。このことを要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 自治大臣に主としてお尋ねをしていきたいと思います。
最初に、道府県民税についてお尋ねをいたしますが、大臣は非常に御経験の深い立場にあられたわけでございますが、そういう立場から私は御所見を承っておきた……
○小濱委員 本日は貴重な御意見をお聞かせをいただきまして、心からお礼を申し上げておる次第でございます。私は、各参考人それぞれに数点お伺いをしていきたいと思います。 まず守口の木崎市長、江刺の渡辺市長にそれぞれお伺いをしていきたいと思います。 交付税は財源保障、この機能の面から重要な財源であるとの御意見がございました。そこで地方財源充実の面から、地方税は大都市中心に強化し、交付税は過疎中心に配分することが本来の機能を果たす上でよい、こう思うわけでございます。この点、いかがでございましょうか。また人口急増地域に対してのあり方について、これも御意見をお聞かせ願いたいと存じます。 質問を全部申し……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますので、かいつまんで問題点をお尋ねをしていきたいと思います。 まず、再建特例債について、これは自治省にお尋ねをしていきたい、こう思います。 今回の再建措置は、四十八年度末の不良債務のうち五百四十五億円だけを特例債として認めたためにすぎないわけでございます。そのため、許可の基準を、都道府県、指定都市においては標準財政規模の二%、市町村では一%をそれぞれこえるものだけを認める結果となったわけでございます。したがって、都道府県では二%、市町村では一%以下は切り捨てということになっておりますが、この結果、県で対象になるのは岩手県と新潟県くらいのものであると聞いて……
○小濱委員 消防法の一部改正案について御質問をしていきたいと思います。 まず、地震対策についてお尋ねをしていきたいと思います。 気象庁の木村耕三前観測部長が去る四月一日付勇退をされたということで、きょうは御出席を願う予定でございましたが、残念に思っております。その部長の御意見が朝日新聞の、ちょっと古いのですが、四十七年四月二十七日付「天変地異」で掲載されております。その内容をお話ししてみますと、「いま東京に関東大震災と同じ被害を与えるには、震度6の地震は必要なく、震度5(強震)で十分です」こう言い切っているわけでございます。さらに、前部長はその内容を具体的に申しておりましたが、「都市化が進……
○小濱委員 私は、地方自治法の一部を改正する法律案について、これから自治大臣並びに林行政局長、自治省関係に御質問をしていきたい、こう思います。 まず、区長公選の実現はもう時代の趨勢で、当然賛成でありますが、まず区長公選後の都の二十三区の法的性格についてお伺いをしていきたい、こう思います。 現在、特別区は制限自治体であるとして特別地方公共団体とされております。区長が公選され、事務事業のごみ、上下水道などが都に残るとしても、普通地方公共団体とほぼ同様の事務を行なうことになっておるわけですが、これでは当然実質的には普通地方公共団体と何ら変わらないのではないか。また、将来、都の二十三区を普通地方公……
○小濱委員 たいへんおそくなりましたが、約束の時間まで質問を続けさせていただきたいと思います。 まず、警察庁の高橋長官その他、刑事局長、保安部長に御質問をしていきたいと思います。 最初に高橋長官の訓示でありますが、去る五月十日、全国警備部課長会議の席上、長官の訓示でありますから、訓示といえば、方向づけというものを示して、これからの活動が始まっていく大事な基本をなすものでありますが、その長官訓示の中に、「これから七〇年代後半にかけての年代は治安の立場からしても重大な年代であると銘記すべきであります。」そして、いろいろございますけれども、「左翼勢力は、参院選の結果いかんによっては、複雑な政治情……
○小濱委員 時間の制約を受けましたので、問題点を追ってこれから御質問をしていきたいと思いますが、まず、総務長官、恩給局長、賞勲局長、それから厚生省の横溝課長さん等に御質問をしていきたいと思いますので、よろしく御答弁を賜わりたいと思います。 まず、総務長官に御質問いたしますが、今回の恩給法改正案の第二条関係で、昭和二十八年法律第百五十五号の附則に加えられた、第四十七条から第四十九条に関連をする問題であります。 御承知のように、終戦時、首都防衛の使命を負っていた厚木航空隊の事件でありますが、この事件は、厚木航空隊司令海軍大佐小園安名氏が中心となり、ポツダム宣言の受諾に反対し、徹底抗戦を主張し、……
○小濱委員長 ただいま委員各位の御推挙により、重ねて委員長の重責をになうことになりました。
沖繩県がかかえる諸問題また北方領土問題等、当委員会に課せられた使命は重大なものがあります。
委員各位の御協力を切にお願いをいたします。
(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの渡部一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって、委員長は、
鯨岡 兵輔君 國場 幸昌君
佐藤 孝行君 床次 徳二君
本名 武君 加藤 清政君
美濃 政市君 正森 成二君以……
○小濱委員長 これより会議を開きます。 沖繩及び北方問題に関する件について調査を進めます。 先般、沖繩の振興開発その他当面の諸問題調査のため、委員を沖繩県に派遣いたしました。 この際、派遣委員から報告を求めたいと存じますが、私が便宜この席から御報告申し上げます。 われわれは、去る十月二十一日から十月二十五日までの五日間、沖繩の振興開発その他当面の諸問題について調査のため、現地に派遣されました。 派遣委員は、床次徳二君、島田琢郎君、正森成二君、渡部一郎君及び私の五名でありましたが、現地において、委員國場幸昌君及び安里積千代君の参加を得ました。 われわれは、初日に、米軍貨物輸送のフライ……
○小濱委員 去る九日午後、東京湾横浜の本牧沖でLPGタンカーの衝突事故が発生いたしました。そしてお互いの船が火災炎上いたしまして、多くの死者と行くえ不明者を出したわけでございますが、まずこの事件の経過について、海上保安庁のほうから御説明をお願いをしたい、こう思います。
【次の発言】 視界もよかったように聞いておりますし、また風波も少なかったように聞いているわけです。考えられないそういう状況からこの事件が発生しているわけですね。で、常々言われておったことは、あの地域はラッシュ世界一だ、そういう関係者の声がいろいろとあるわけです。タンカーの年間航行隻数が四万隻ということで、五分間に三隻ぐらいが通っ……
○小濱委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙により、引き続き委員長の重責をになうことになりました。
委員各位の御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの渡部一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって、委員長は、
鯨岡 兵輔君 佐藤 孝行君
床次 徳二君 西銘 順治君
本名 武君 加藤 清政君
美濃 政市君 正森 成二君
以上八名の諸君を理事に指名いたします。
本日は、こ……
○小濱委員長 これより会議を開きます。
この際、国務大臣植木光教君、総理府総務副長官松本十郎君、沖繩開発政務次官國場幸昌君からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。国務大臣植木光教君。
【次の発言】 総理府総務副長官松本十郎君。
【次の発言】 沖繩開発政務次官國場幸昌君。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
安井吉典君外八名提出の沖繩の住民等が受けた損害の補償に関する特別措置法案及び沖繩及び北方問題に関する件、以上の各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○小濱委員 四十九年度分の地方交付税及び地方税の両法案について、左藤政務次官及び自治省の各局長さんに御質問をしていきたい、こう思います。
まず財政の面からお伺いをしていきたいと思いますが、今回、インフレ、不況により、予想外に地方税の落ち込みが多くなっているという、いろいろな、これは私どもがその状況を耳にいたしております。地方財政の実態は非常に苦しい、こういうふうに一言で言えると思うわけでございますが、その状況について、よく御認識をされ、実態をおつかみになっているかと思いますから、一応ひとつ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、ひとつ神奈川県の財政状況を伺ってみたわけですが、……
○小濱委員 最後になりまして、なるべくかいつまんで御質問をしていきたいと思いますので、御協力をお願いしたいと思います。
まず第一の御質問は、特殊地下壕対策事業費について建設省並びに農林省の方々にお尋ねをしていきたいと思います。
もう御存じのとおりでありますが、旧軍隊が設置した都市内の防空壕の実態調査について、その調査結果はどういうふうになっているか、まずここからお尋ねをしていきたいと思います。順序はどちらからでもけっこうですが、ひとつお願いをしたいと思います。
【次の発言】 財政局長にお尋ねをしていきたいと思います。
ただいま建設省と農林省のほうから御説明がございましたような数字の内容に……
○小濱委員 最後になりまして総務長官並びに中村政務次官、あと警察庁関係の方々にこれから数点御質問をしていきたい、こう思います。 まず、総務長官に五十年度陸上交通安全対策予算につきまして基本的なことでお尋ねをしてみたいと思うのです。 四十九年度中の交通事故死者は前年に引き続き減少いたしました。これは大変喜ばしい傾向であります。これは大都市に見るように、安全施設が完備すれば事故がある程度防げるという実証でもあろう、こう思います。安全施設と交通事故とは相関の関係にあり、今後交通事故犠牲者の一層の減少を図るためには、さらに一層の努力と十分な予算措置というものをしていただかなければならないわけであり……
○小濱委員 審議中の自動車安全運転センター法案につきまして、国家公安委員長並びに警察庁長官、それから大蔵省、それから警察庁の方々に順次質問をしていきたいと思います。多少ダブる点もあろうかと思いますが、どうかひとつ誠意ある御答弁をよろしくお願いを申し上げたいと思います。 まず、国家公安委員長が他の委員会の関係でおくれるようでありますから、大蔵省にお伺いをしていきたいと思います。 まず、自賠責保険についてでありますが、現行の自賠責保険については、保険事故歴によるメリット・デメリット制度はとられていないが、任意自動車保険についてはこの制度が採用されている。今回安全運転センターの設置に伴い、従来の……
○小濱委員 率直に何点か最初に御質問いたしますので、まとめてお答えをいただきたいと思います。 日本損害保険協会会長の菊地稔先生にまず数点お伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。 まず、保険契約者以外の第三者が車を運転して事故を起こし、加害者となった場合に、その自動車につけられている保険で救済されないと私どもは聞いているわけです。その救済措置が講じられないかどうかという問題でございます。 二点目は、自損事故ですね。死亡したり負傷したりした者がだれであっても、本人なり遺族なりが困窮することに変わりはないわけであります。このような自損事故についても保険金を支払うようにすべきではないか、……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますが、本日は総理府、警察庁、運輸省、建設省、環境庁においで願っておりますので、要約して御質問をしていきたい、こう思います。
まず、勝田交通局長にお尋ねをしていきたいと思います。
ことしの一月二十七日ですか、県警の交通課長会議が開かれまして、本年三月から警察庁は十大都市における総交通量の一割削減をするいわゆる総量規制実施の方針を打ち出したわけでございますが、その方法及び趣旨についてまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私どもいろいろと資料を読ましていただきました。また、計画によりますと、今回の総量削減の対象は、いまお話がありましたように、通勤通学用……
○小濱委員 私は、暴走族問題につきまして、まず警察庁、それから文部省と総理府に対しまして若干質問をしていきたいと思います。 まず、警察庁にお伺いをしたいと思いますが、毎年夏が近づくにつれまして暴走族がふえ、事件が相次いで起こっているという事例がたくさんございます。去る六月八日未明、鎌倉七里が浜の国道で暴走族グループ数百人が衝突、角材、木刀、ヌンチャクを持って大乱闘が行われた。これが大きく報道されております。暴走族については最近組織の系列化が進んでいるようで非常に憂えられる状態にあるわけですが、その状況などについて警察庁から一応御説明をお願いしたい、こう思います。
○小濱委員 自治大臣の所信表明に対しまして、数点お尋ねをしていきたいと思います。 従来の高度経済成長下で、地方財政は、地方税、交付税の伸びや地方債の積極的な活用などによって、生活環境施設整備や住民福祉施設をようやく軌道に乗せることができました。今後とも、高度経済成長下で顕著になってきた公害、環境破壊、交通問題を初め、過密過疎問題、道路、住宅、下水道、公園、緑地などの生活関連施設整備の立ちおくれを是正し、あるいは老人、母子、障害者などの社会的弱者に対する福祉施設の積極的な推進、その他住民生活に伴って、今後ますます財政需要は増大する一方であると思います。しかし、今後のわが国の経済は低成長時代に入……
○小濱委員 各先生方には貴重な御意見を述べていただきまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 そこで、最後になりましたし、また時間も大分経過いたしましたので、これから一括して各先生方にお尋ねをしていきたい、このように思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 肥後教授とそれから佐藤教授にお尋ねをしていきたい、こう思います。 今回の地方税法改正の目玉は、事業所税が創設されるということに対しては、先生と同様賛意を表するものでございます。法案による床面積、従業員数を基準としているわけでございますが、先ほど井手教授からはその他具体的な例を挙げてこれを加味すべきであるという御意見……
○小濱委員 萩原先生に、お時間の御都合があるようでございますので最初に御見解をお伺いをしたい、こう思います。 地震に対する一般人の考え方といたしまして、地震の心配はないのか、あるいは万々一起こる可能性は強いと見るのか、起こるとすればその震度は、またいつ起こるのか、こういうことを知りたいと願っているわけでございます。先生の御発表を私どもも一、二回その内容を読ませていただきました。それから記者会見での先生の模様も拝見をいたしました。先生も先ほど言われましたように、ちょっと奥歯に物のはさまった言い方といいますか、もう少し聞きたいわけですが、それを聞かしていただけなかったということで歯切れの悪い、ち……
○小濱委員 公明党を代表する立場で地方税法の問題について御質問をしていきたいと思いますが、多少ダブる点もございますが、ひとつ誠意ある御答弁をよろしくお願いしておきたいと思います。 まず、地方財政の基本である税財源の配分についてお尋ねをいたしますが、参議院の都合で大臣が欠席であります。左藤政務次官と首藤税務局長、それから大蔵省の方々にこれから順次御質問をしていきたいと思います。 そこで、総理の施政方針でも現在の地方財政のあり方について見直すと言っておられました。また、これまでもたびたび当委員会においても国、地方を通ずる税源配分について附帯決議などがされてきたところでございます。政府はこの問題……
○小濱委員 関連しまして質疑の時間をいただきましたので、この際、料理飲食税などの税収問題にも関連がありますので、自治大臣並びに自治省、それから厚生省の方に順次御質問をしていきたい、こういうふうに思います。 神奈川県の湯の町、湯河原町に、春の観光シーズンを前に集団腸チフスが発生し、地元では大変な騒ぎとなっておるのでございます。急遽町役場に設置された厚生省、県、町の防疫対策本部で、飲料水、食べ物、接触など感染原因を現在探求しているわけでございますが、その並み並みならぬ御苦労に対しましては、私は心から感謝を申し上げておる次第でございます。 現在、熱海国立病院において検査の結果、これは三月十三日、……
○小濱委員 委員会の関係で警察庁長官が欠席でございますので、荒木保安部長と、それから下稲葉官房長、お二人に主として御質問をしていきたい、こう思っております。 まず、荒木部長にお尋ねをしていきたいことは、最近少年非行が著しく増加をしている、いろいろなデータからもわれわれは拝見をいたしておりますし、また総理府の発行された犯罪白書、あるいは警察庁の方から出たもの等を拝見いたしまして、非常に遺憾に思っておるわけですが、四十八年に続いて四十九年も増加をしている、こういう傾向になっているようです。どちらにしても国家的問題でございますし、将来を担う青少年の育成という立場から、これはやはり国としても大きな痛……
○小濱委員 地方交付税法の一部を改正する法律案に対して、地方財政全般にわたり、特に基本的に今後の課題について、自治大臣及び消防庁長官、政府委員の方々に御質問をしていきたいと思います。 まず簡単な問題でございますので、佐々木消防庁長官からお伺いをしていきたい、こう考えております。 消防白書を見ると、例年のことでありますが、一般の行政費目においては決算額が基準財政需要額を大幅に上回っているのに対し、消防費の決算額については基準財政需要額に満たない市町村が少なくないわけでございます。消防費について決算額と基準財政需要額との開きについて、市町村の実態をまずお聞かせをいただきたい、こう思います。
○小濱委員 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております内閣提出に係る地方交付税法の一部を改正する法律案及び日本共産党・革新共同提出の修正案に反対し、社会党及び公明党共同提案による地方交付税法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成する討論を行います。 以下、その要点を申し述べます。まず交付税の税率についてであります。最近国土利用計画法の施行などによる国の機関委任事務の激増、またこれまでの高度経済成長時代のひずみを是正するため、義務教育施設、上下水道、市町村道など、立ちおくれている生活関連施設の整備充実、住民の要求である福祉の拡充など、自治体の財政需要は増大の一途をたどっております。……
○小濱委員 石油コンビナート等災害防止法案について若干質問をしていきたいと思います。 わが国の石油化学は昭和三十二年ごろから生産を開始し、その後わずか十数年にして世界有数の石油化学工業国家に発展をしていったのであります。コンビナート地帯の災害は、それ以前、昭和二十九年大協石油四日市製油所のタンク火災を初め、三十九年昭和電工川崎工場タンク火災、四十年日本石油室蘭製油所タンカー火災など、相次いで大きな事故が起きているのであります。この間、コンビナート火災事故に対する総合立法の必要性が叫ばれてきたわけでございますが、その意味では今回の法案は遅きに失したという感じを強く受けるわけです。 そこで、今……
○小濱委員 本日提案される決議案の内容を明確にして今後の交通安全の充実を期するために、これに関連して数点お伺いをしていきたいと思います。 せっかく長官が御出席でございますのでお尋ねをしていきたいと思いますが、まず私どもが各地方を回っていったとき感ずることでありますが、当然あるべき必要なところに信号機がなかったり、不親切だということをよく見かけます。このことについて県当局で調べてみますと、交通安全の施設の指定道路に入っていないために補助金がつかないからできないのだ、このように申しております。やるとすれば県の単独事業でやらなければならない。しかも県も財政逼迫で思うようにできないというのが実態のよ……
○小濱委員 先国会では、石油コンビナート等災害防止法案の審議が尽くされ、最終段階で廃案になったことは、今日の複雑多様化したコンビナート地帯の実情から見て、非常に残念であったと考えるわけでございます。今回、再び審議の機会を得ましたので、幾つかの点について確認をし、政府の見解をただしたいと思います。 そこで、まず政務次官にお尋ねをいたしたいと思いますが、コンビナート災害対策の根本的問題は、最悪の場合、そういう場合でも災害を市街地に及ぼさない策を講ずることであると考えておるわけですが、そのためには、石油類、高圧ガス類の巨大集積を避けるための総量規制を行うことが必要である、こう考えておるわけでござい……
○小濱委員 私は、昭和五十年度における地方交付税及び地方債の特例に関する法律案について、主としてきょうは自治大臣、そしてまた財政局長、それから、大蔵省来ておりましょうか、大蔵省、文部省、厚生省に順次御質問をしていきたいと思いますので、よろしく御答弁をお願いを申し上げたいと思います。 地方自治体が、ことしの財政危機もさることながら、いま一番心配していることは、来年度の経済の見通しであると思います。国は来年度も赤字国債を発行するようでありますが、地方財政についてどういう御方針でやるのか、基本的な問題でありますから、まずこの点を大臣からお答えをいただきたいと思います。
○小濱委員 厚木基地周辺の騒音に係る住宅移転問題について、環境庁、建設省、防衛施設庁、それから自治省に順次お伺いをしていきたいと思います。
まず、環境庁の酒井特殊公害課長にお尋ねいたしますが、環境基準達成のため騒音規制区域を設定する、音の等高線、いわゆる騒音コンターを引かせているわけでありますが、それによる都市計画法の住居地域と環境基準との関係について、これは環境庁からお尋ねをいたしたい、こう思います。
【次の発言】 次に施設庁にお尋ねをしていきたいと思います。
厚木基地周辺では、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律によって、防衛庁長官の告示で家屋の移転の指定区域が定められているわけ……
○小濱委員 暴走族問題についてお伺いをいたしたいと思います。 今回、新聞紙上で「無法列島」とか「夜の大暴走」というような見出しで、全国各地で暴走族が暴れまくり、神奈川県下では関東一円から千六百台、約三千人が横浜及び湘南海岸地方に集結をいたしました。第三京浜国道では力づくで警備網を突破いたしましたし、暴走族同士の抗争を繰り広げていった、こういう事件もございました。藤沢市では停車中の乗用車を角材で壊し、傷害、引き逃げ、乱闘を展開した、そういう事件でございます。 一方神戸では、暴走族と一部群衆が放火、投石、暴動を起こし、地元新聞社のカメラマンがこのトラブルに巻き込まれ死亡した事件が発生いたしてお……
○小濱委員 時間の制約を受けておりますので、御答弁は簡潔にお願いをしたいと思います。 まず、住民税の問題の中で、住民税の均等割についてお尋ねをしていきたいと思います。 今回改正案によると、住民税の均等割が、府県民税、市町村民税を含めて、個人の場合、現行三百円ないし七百円のものを、改正では、人口によってですが、千円ないし二千円に大幅増額をしているわけでございます。地方自治の育成という見地からは、広く住民が税を分担することはそれなりの役割りがあると思いますが、今回のようにおおむね三倍に引き上げることは、低所得者にとってきわめて重税になると私どもは考えておるわけでございまして、この点の御答弁と、……
○小濱委員 思い起こしますと、当委員会が過疎問題の調査のために、五、六年ぐらい前だったと思いますが、芸西村を訪れまして、大変にお世話になったことをいま思い起こしておるところでございます。その節は大変ありがとうございました。そこでいろいろとお説を伺うことができたわけでございますが、過疎対策についてのいろいろの御要請がございました。 そこで、何点かお尋ねをしていきたいと思いますが、過疎法は御存じのように四十五年の四月にゼロから出発をいたしました。もう七年目に入っているわけですね。五十五年の三月で三カ年、こうなってしまったわけでございます。質問は、この過疎対策の現状と前半の実績から見て、今後の問題……
○小濱委員 地方財政の基本問題について、まず自治大臣にお尋ねをしておきたいと思います。 質問に入るに当たって、同僚委員からるる質問がなされました、重複する面もあるかと思いますが、党の立場からお伺いをしていきたい、こう思います。 政府は今日の地方財政の危機を打開するため、臨時的措置として、五十年、五十一年の両年度にわたって、交付税会計の借り入れ、起債の大量増発という財政対策でもって急場をしのいでおるわけでございますが、これは自治体にとって後年度の地方財政圧迫となることは明らかであります。これをどうするのか。地方自治体の財政運営に支障を来さないようにするためには、どのような方針で臨むのか。当然……
○小濱委員 消防法について順次御質問をしていきたいと思いますが、大臣時間の御都合があるようですから、最初に二点ばかりお伺いをいたしておきたいと思います。 まず水島事故を契機といたしまして貯蔵タンクの本体、基盤、防油堤等の安全性がいろいろと問題視されております。従来の個別的規制から面的規制の対策を立てる必要性から、昨年度コンビナート防災法が成立をしたわけでございます。それに伴って今回消防法の改正が行われるわけでございますが、この改正で関連法案は完璧と見るべきかどうか、またその他問題は残るのかどうか、そういう点がこれは非常に基本的な問題になりますが、私どもの疑問視するところでございますので、自治……
○小濱委員 機会を得ましたので、私は公明党の立場からロッキード問題について警察庁及び国税庁に質問をいたします。 本日は、福田国家公安委員長と浅沼警察庁長官がよんどころない所用のため欠席でありますので、まず警察庁の土金刑事局長にお伺いをしていきたいと思います。 ロッキード問題が起こって百日を経過し、米国からの資料提供を受けて一カ月以上を経過をしたわけでございます。米側資料の解明並びに国内捜査も順調に進んでいるようでありますが、警視庁から国家公安委員長、警察庁長官のところには捜査状況について報告がすでに来ているのかどうか、質問いたします。
○小濱委員 本日は、国民生活に不可欠な家庭用のエネルギーである都市ガスとLPガスに関する問題について一いろいろお尋ねをしていきたいと思います。
まず消防庁の田中次長からお答えをいただきたいわけですが、ガスによる火災件数の推移はどうなっているのか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 五カ年間はちょっと長いので、四十八年度と四十九年度における都市ガスとLPガスによる火災を使用器具ごとに分けると、どのような実態になりましょうか。
【次の発言】 両方の実態をただいま挙げられたわけですが、大体件数においては大差はない、こういうことでした。火災発生件数については私どももよく承知をしているわけで……
○小濱委員 自治大臣、御就任おめでとうございます。まあ、おめでとうと申し上げていいのかどうかわかりません。いや、地方財政危機、大変な財政難時代に御就任になったということは大変な御苦労を私どももよくわかりますので、そういう点でどうかなという気持ちを持っているわけですが、どうかひとつ、皆さん方から期待をもって迎えられた大臣でありますので、、ぜひひとつ一層の御努力を心からお願い申し上げたい、こういうふうに思っております。 まず、そういうわけで自治大臣に基本的な問題を伺っていきたい、こう思います。 福祉の増強が大きな課題になっております。一方では地方財政危機という困難な壁にぶつかっているわけでござ……
○小濱委員 私は、地方行政の立場から、提案された港湾法等の一部を改正する法律案について、運輸大臣並びに港湾局長に端的に、時間の制約を受けておりますので、数点お尋ねをしていきたい、こう思いますので、お願いいたしたいと思います。 まず、港湾局長にお尋ねをしてみたいと思いますが、このたびの改正法案を拝見いたしましていろいろと感ずることがたくさんございます。そしてまた審議の経過においてもいろいろとその問題が指摘されてまいったようであります。いわゆる中央集権化のにおいが強いというこの点の理解がまだできない人たちのこれは声かもしれませんけれども、やはり法案を読んでみるとこういう姿になっている。こういうこ……
○小濱委員 まず私は、通産省の公害防止企画課長にお尋ねいたしますが、公有水面埋立法の一部改正案の中で、第三条の関係の出願事項の縦覧等、きびしい規制に改正をすることはまことに時宜を得たものと私どもは考えております。しかしながら、九州、四国あるいは瀬戸内海、関東、東北、北海道と、全国的に漁業は瀕死の危機に直面しているという大きな社会問題が起こっております。ただいまも環境庁長官からいろいろとその内容について御説明がございましたけれども、埋め立て地に立地する企業はこれが新しい公害源になるということは当然考えられるわけであります。通産省として今後はどのように公害防止対策というものを進めようとされるのか。……
○小濱委員 まず、運輸大臣にお尋ねをしていきたいと思いますが、大阪国際空港以外の、羽田あるいは成田その他特定飛行場に指定されている空港周辺は、今後どのように処理をされていかれるのか、すなわち、周辺整備空港として指定する考えはあるのかどうかということをお尋ねしたいわけですが、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 やはりこの特定飛行場については、それぞれ大きな悩みをかかえて耐え忍んで現在は生活しているというのが実情であろうと思うわけですが、そこでおいおいにやろうとするんでしょうけれども、そこには金の問題が出てまいります。都道府県の出資の問題等々も出ましたけれども、この問題も出てくるけれども、今……
○小濱小委員 消防庁の長官から火災の概況について御説明がございましたが、数点お尋ねをしていきたい、こう思います。 まず一つは、焼損むね数と罹災世帯数の比較が出ておりますが、この中で、四十七年度は、むね数が五万一千九百、世帯数が四万百七十六世帯、こうなっている。それから四十八年度が、むね数が五万六千百四十八で世帯数が四万三千六百七十八。いずれも一万一千あるいは一万二千以上の開きがあるわけです。これはむね数と世帯数の比較ですが、何かばかに開きがあり過ぎるように思います。学校その他、何かこういう世帯のない建物が多いのではないかと思いますが、非常に開きが多いので、この点についておわかりならば具体的に……
○小濱分科員 小沢環境庁長官にまずお尋ねをしていきたいと思います。 神奈川県湘南海岸は、汚染が大変進んでおります。片瀬、江の島海岸ということで、新聞などでその状況が報道されているわけでございますが、その状況はどうなっているのか御存じであろうかという、そういうお尋ねをしてみたいと思うわけでございます。私も近くに住んで見ておるわけですが、非常に悪いわけです。このままではますます汚れた死の海になる、そういうおそれが十分あるわけでございます。 御存じのとおり、江の島周辺は、東洋のマイアミビーチと言われるほど、国民レジャーとして、夏の最盛期には一日百万人といわれる、全国でも有数な海水浴場であるわけで……
○小濱分科員 京浜地区地震緊急対策について、金丸国務大臣にお伺いをしていきたいと思います。 昨年の暮れ、十二月の二十六日に地震予知連絡会が、最近の測定の結果、京浜工業地帯の地域を中心に直下型地震が予測されるとの異例の発表をされました。御存じのように、これは東京−藤沢間水準調査の結果、多摩川下流域の東京都大田区から横浜市鶴見区にかけて、東海道、旧東海道沿いの地盤隆起が五年前から起こっておったわけですが、これを地震の前兆と見られるということで、この地盤の異常隆起が認められたそのことについて、一、二年後に震度五ないし六の地震が起こる心配があるということで、異例の発表をなさったわけでございます。この……
○小濱委員 地方行政の立場から、藤田武夫先生に要約して三点についてお尋ねをしていきたいと思います。また、野尻さん、大変遠いところを御苦労さんでございました。 第一は、先生から地方財政の危機対策について貴重な御意見をお伺いをいたしましたが、持ち時間が少なかったので非常に残念であったと思っておるわけですが、もう少し詳細に、たとえば税源の配分の問題あるいはまた交付税の問題、いろいろ話がありました。そのお話の中に、仕組みの破綻という言葉も出てまいりましたし、あるいはまた再検討、根本的、そういう改革の言葉も出てまいりましたが、以上のような問題点についてもう少し御意見を聞かせていただきたい、詳しくお話を……
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