栗田翠 衆議院議員
33期国会発言一覧

栗田翠[衆]在籍期 : |33期|-35期-36期
栗田翠[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは栗田翠衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

栗田翠[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第48号(1973/06/29、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田翠君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国立学校設置法等の一部を改正する法律案に対し、反対討論をいたします。(拍手)  まず最初に、私は、国民の切実な要求である医学部、医大等の設置を定める本法案の第一条部分には賛成であり、大学制度の根本的改悪につながる第二条以下の部分は、国民的合意のないものであるという理由から反対いたします。(拍手)  そのために、野党四党は共同して、第一条部分を切り離すことを提案しましたが、この道理ある分離提案を、自民党は、反対討論すら行なわないまま理不尽にも否決しました。このために、本法案には全体として反対せざるを得ないことはまことに残念なことです。  その上、……

栗田翠[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

栗田翠[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第50号(1973/09/18、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は静岡県の駿河湾におきます水銀汚染の問題できょうは質問させていただきます。  六月八日に駿河湾でとれた魚の水銀汚染状況を環境庁が発表されしました。新聞発表でございましたが、その内容というのはたいへんショッキングなものだったわけです。これが四十七年の十月に清水、沼津、御前崎沖それから伊豆半島などの魚市場に出荷されたイナダ、カサゴ、カンパチ、ムツ、カレイ、この五種二十検体を神奈川県の公害センターで調べたところが、総水銀の検出量もメチル水銀の量も同時期の有明海より高かったという結果が発表されました。第三水俣病の出ました有明海よりも駿河湾のほうが水銀汚染がひどいというような結果が出て、県……

第71回国会 文教委員会 第3号(1973/02/23、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 文部大臣に伺いますが、文相は今度就任されて以来たびたび御自分の抱負として、荒れた教育環境を正していくということをおっしゃっております。私も、私を選出しましたたくさんの父母、教師の人たちから、いまの教育環境を正してほしいというたいへん切実な要求を託されてきております。  それで、きょうは国会で初めての質問でございますから、この中で特にいまおとうさん、おかあさんたち、先生たちが最も切実に感じている問題について、二、三質問させていただきたいと思うわけです。  まず、最初の一つの問題ですけれども、これは行き届いた教育を保障するという点です。いま母親たちにとって一番ショッキングな問題として語……

第71回国会 文教委員会 第7号(1973/03/28、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 それでは御質問いたします。  この国庫負担法改正案を拝見しましたけれども、確かに公立小学校の屋体の負担率とか、それから人口急増地の小中学校の校舎建設の負担率は多少引き上げられております。ところで、いまこの引き上げが、ほんとうに部分的なものでありまして、私が地方の実情などを実際に行って調査してみた中では、実際にはこの程度の引き上げではとうていほんとうに学校建設も十分にやっていくことができないという実態が、ごろごろところがっているわけなんです。地方自治体は、そのために超過負担をはじめとしまして、いろいろな形での負担を負って非常に苦しんでおります。それからもう一つ、そのことによって子供た……

第71回国会 文教委員会 第12号(1973/04/13、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 この免許法の一部改正案というのは、あまり重要な法改正だというふうに考えられておりませんで、私もそう思っておりました。ところが、この中身をいろいろと調べてみましたところが、今度の改正というのが非常に重大な、戦後の免許制度を抜本的に変えるような性質を持っているということがわかったわけです。その一番中心部分になっていると思いますのが、十六条の二の一項と二項の改正点でございますが、特に十六条の二の一項の問題でまず質問させていただきたいと思います。  これは、新しく教員資格認定制度を置くということが十六条の二の一項に改正として出されているわけでございますけれども、学校の段階について特定の規定……

第71回国会 文教委員会 第15号(1973/04/25、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、教育職員免許法等の一部を改正する法律案に対する反対討論を行ないます。  国民が今日、学校教育に求めているものは、憲法、教育基本法に示されているように、何よりも青少年が、社会と自然についての基本的な事実、基本的な法則を正しく知り、真に自主的、批判的にものを考え、社会の主人公として行動できる能力の基本を身につけ、すこやかに成長することであることは、言うまでもありません。国民の負託を受けて、教師がその責務をりっぱに果たすためには、幅広い教養と深い学問、豊かな情操を身につけ、真理、真実のみに従い、教材や教育計画の決定をはじめ、教育活動を自主的、創造的に……

第71回国会 文教委員会 第18号(1973/05/30、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は同法案の一条に関しまして質問させていただきたいと思います。  まず、この一条の中に共同利用研究機関を置くということが書かれております。この共同利用研究機関、高エネルギー物理学研究所その他になっておりますけれども、かつて昭和四十六年第六十五国会で、この高エネルギー物理学研究所が発足するにあたりまして、国立学校設置法の一部を改正する法律案がやはり審議されております。このとき研究所の職員に教育公務員特例法を準用すべきであるという主張をめぐりまして論議がされておりますけれども、このことについては御存じでいらっしゃいますね。
【次の発言】 このときの論議の中心点はどういうところだったでし……

第71回国会 文教委員会 第21号(1973/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 国立学校設置法等の一部改正案第二条以下について質問させていただきます。  まず最初に大臣に伺いますが、今度の新しい筑波大学に盛り込まれております改革構想につきまして大臣は幾度か言及されていらっしゃいます。たとえば、この前の六月六日の嶋崎委員の質問の最後のときに、こうおっしゃっていられました。いまの大学のあり方に対しては学生の不満がかなりある、この不満を解決していくために各大学は努力しているが、不幸にして、これまでに改革案が出てきたのは東京教育大学だけであった。東京教育大学が困難な中からまとめ上げられた改革案を実現させていきたいということで今度の改革が出てきたのであるということをおっ……

第71回国会 文教委員会 第22号(1973/06/15、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 先生方お忙しいところを御足労いただきまして、たいへんありがとうございます。私、共産党の栗田翠でございます。  きょういろいろ伺わせていただきます一番中心の趣旨は、私どもも大学が建設的に改革されていくということには大いに賛成しているものでございます。ただ、今度の筑波大学建設の問題いろいろ調べてみましたところが、東京教育大学の御意思が十分に反映されていないのではないかということを、私はその調査の中でいろいろ疑問に感じております。特に文部省側は、東京教育大学で練り上げられた構想を基礎にして、教育大学の自主改革のその意思を大いに尊重して今度の新構想を出したのであるということが繰り返し述べら……

第71回国会 文教委員会 第23号(1973/06/20、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私、共産党の栗田翠でございます。  加藤先生に一言だけ伺いたいと思いますが、先ほどおあげになりました三月十五日の筑波大学についての国大協の御意見の中で大学運営協議会が出しました問題点というのがありますけれども、ここで一般法の改正の問題に触れておりまして、一般法の改正についてはなお慎重を期し、他大学の改革の機の熟するのをまってより広い見地から検討すべきではないかというふうな御意見があると思います。この一般法の改正はまだ時期尚早であるというふうにここでは読めるのですが、国大協の御意見がどんなふうになっておりますのか、もう少し詳しく伺わせていただきたいと思います。

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/07/04、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 かなり前の質問者の方とダブる点もありますので、そこらは整理しまして簡潔に質問させていただくことにします。  まず最初に、文部大臣に伺いますが、本改正案の提案理由の中でこういうことがおっしゃられております。「本共済組合が行なう給付については、国公立学校の教職員に対する給付の水準と均衡を保つことをたてまえとし、逐次改善が進められ」努力されているということを言っていらっしゃいます。この均衡を保つという状態ですけれども、どのような状態を目ざしていらっしゃるわけでしょうか。具体的に伺わせていただきたいと思います。
【次の発言】 今回の改正によりまして、私学共済組合の既裁定年金の最低保障月額で……

第71回国会 予算委員会 第23号(1973/03/13、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、政府提出予算三案に反対し、野党四党共同提出の予算撤回と編成がえ動議に賛成するものであります。  まず最初に、きょうの総理の四党共同要求に対する答弁は、いままでの予算審議についてほとんど考慮を払わない当初の答弁の繰り返しであり、何の誠意も見られないものです。  外為市場が今週も閉鎖され、通貨危機をはじめとして、商品投機その他、国民生活の不安がますます深刻になっているこの時期に、このような答弁をするとは、全く許しがたいことです。  私は、日本共産党・革新共同を代表して、強く抗議いたします。  さて、いまわが国は、国際通貨危機の深まりの中で、政府の誤……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 災害対策特別委員会 第13号(1974/05/16、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私も引き続きまして伊豆沖地震の問題について質問させていただきます。  私は災害の発生しました当夜、九日から十日まで最もなまなましい状態を視察させていただきました。また、十四日の院の調査にも参加しまして、現地の惨状をまのあたりに見てまいりました。すでに幾人かの方たちからの御質問にお答えがありましたので、ダブる部分は省かせていただきますが、まず最初に、地元の要求を中心とした民生安定に対する国の施策について伺うことにします。  南伊豆町は局地激甚災が適用されるということはほぼ確実だというお答えでございました。ただ、これがこのとおりやられますと来年二月ごろに適用になるということでもあるわけ……

第72回国会 農林水産委員会 第5号(1973/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私、関連して質問させていただきます。  私は、静岡県の最も代表的な温室園芸でありますメロンの実態を調べ、それから、また、静岡県下で東洋一の漁港を持っております焼津へ行きまして、その遠洋漁業の実態を調べてまいりまして、今度の石油危機がどんなに農漁業に大きな影響を与えているかということをあらためて思ったわけでございます。そこで、いま、当面、農民、漁民にとって緊急の石油を手に入れる方策としては石油あっせん相談所があるだけでございます。ですから、これが非常に期待されているわけなんですけれども、この問題について伺いたいと思いますけれども、通産省がまだおいでになっていないようですので、まず、こ……

第72回国会 文教委員会 第5号(1974/02/13、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 大臣は今度の所信表明演説で、「養護学校の義務制を昭和五十四年四月一日から実施することといたしましたが、今後は計画的に実施の諸準備を進めるとともに、」云々ということで「きめこまかな努力を傾けてまいる所存であります。」と障害児教育の問題について述べていらっしゃいます。私はきょう、この五十四年養護学校の義務化の問題に伴って、障害児教育の問題でまず質問させていただきたいと思います。  五十四年に義務化をするという問題については、昨年の暮れ十一月二十日に養護学校の設置義務とそれから就学義務をきめる政令が出されて、かなりはっきりしたものになってまいりました。いままでこの問題は幾度も幾度も繰り返……

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/02/15、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 おとといに引き続いて質問させていただきます。  障害児問題のことについての引き続きの質問ですが、最初に、先日伺いました養護学校建設の数字がどうも私、ふに落ちませんので、その点だけあらためて伺わせていただきたいと思います。  先日のお話ですと、安嶋局長がおっしゃいましたのは、昭和四十七年に十七校建っている、四十八年に三十二校建っているというお返事でございました。ところで、私の持っています資料で、これは文部省の初等中等教育局が出しました「特殊教育資料」、昭和四十七年度の資料の一六ページを見ますと、養護学校、国公私立全部を含めたものの数が本校で二百二十九校、分校で五十七校、四十七年度にあ……

第72回国会 文教委員会 第15号(1974/03/15、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、今度の国立学校設置法によってつくられます三つの医大の参与の問題を最初に伺います。  これはいままでの審議の中で幾人かの委員の方が質問していらっしゃいますが、去年の筑波大学法案の審議の経過もありますし、この参与が置かれるということがいま非常に大きな世論を呼び起こしておりますので、この内容をはっきりさせていくということはやはり国民に対する責任だと思っております。  それで、まず伺いますが、先日以来の御答弁の中で、この参与というのは筑波大学に置かれている参与会とは別のものであるということを幾度かおっしゃっておりますが、そのとおりでございますね。

第72回国会 文教委員会 第24号(1974/04/26、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、まずこの定数の標準法の中で、学級編制基準について、その第三条にかかわる問題で伺いたいと思います。  先日、馬場委員の御質問に対して大臣が、四十人にクラス編制を下げるということは検討課題であるというふうにおっしゃっていました。私などは、いままで四十五人を四十人にすることの教育上の効果ということについては、もうみんな意見が一致しているけれども、その他のいろいろな事情で、施設だとか教員養成だとかいろいろありますが、それでできないでいるのだろうとばかり理解しておりました。ただ、大臣は検討課題だとおっしゃっておりますが、教育上の効果についてもまだ検討課題が残っているのでしょうか。その点……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1974/11/12、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、浜岡原発の問題について質問いたします。  八月十三日から試運転を開始しておりました浜岡の原子力発電所で、十月の下旬に異常が発見されて、いま運転をとめて調査中になっているはずでございます。まず、ここで起こりました異常というのはどんな異常だったのか、またどのような検査によって発見されたのかということをお答えください。
【次の発言】 バイパス配管の溶接部だけを検査されたのは、どういうわけでしょうか。
【次の発言】 アメリカのドレスデンの事故などの原因になっているものは、応力腐食割れであるというふうに聞いておりますが、そうですね。

第73回国会 災害対策特別委員会 第2号(1974/08/01、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 先ほど国土庁長官が、国土が守られていないから災害が起こるということをおっしゃっていましたが、私も今度の八号台風の災害を見ましてまさにそのとおりだということを感じております。私自身静岡市にあの日におりまして、午前零時ごろ腰までつかる水の中を家へやっと帰りました。その翌日から調査に入りまして、委員会の調査にも参加させていただきましたし、またその前後県下百カ所近くにわたって視察、調査をしまして、被害の深刻さというのをあらためて感じております。  今度の静岡県の被害の特徴を見ますと、まず第一が中小河川のはんらん、堤防決壊による被害、もう一つが山くずれ、がけくずれ、鉄砲水などによる被害が大体……

第73回国会 災害対策特別委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、七月七日の第八号台風の被害のあと始末について、関連という形で質問させていただきます。  これは、そのあとどのようにこの災害は自治体財政を圧迫しているかということ、国の補助の制度などが不備であるために市が単独でどれだけ負担していなければならないかという、そういう問題についての質問でございまして、静岡県の清水市を例にとりますけれども、これは一清水市の問題ではなく、静岡県全体の問題でもあり、また全国共通の問題だし、八号台風ばかりでなくて、その他の災害にも共通する問題だと思って、そのような観点で質問させていただきます。  まず清水市の場合ですが、この市の一般会計総額は今年度百五十八億……

第73回国会 災害対策特別委員会 第4号(1974/11/26、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 たいへん長くなりましたが、最後の質問者としまして、あと二、三伺わせていただきます。  先ほどから東海沖地震のことを、しばしばお話くださっておりますが、特に東海沖地震について、二月二十八日に東海地域が観測強化地域というふうになりました。特定地域から特に強化地域になりましたその辺の理由、根拠、地震の起こる可能性というものについて少し詳しく伺いたいと思いますが、宇津先生よろしくお願いいたします。
【次の発言】 重ねて宇津先生に伺いますが、この遠州灘沖地震が起こった場合に予想される地震の規模なんですけれども、どのくらいになるかということや、それからたとえば震源地から百キロメートルくらい、二……

第73回国会 文教委員会 第2号(1974/10/23、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 十月二十一日の朝日新聞を見ますと、第三次の教員給与一〇%アップは来年度は予算化見送りという記事が出ております。これは大蔵省方針で、春闘へ自粛の姿勢を示しているのだ、こういうことになっておりますけれども、まず大蔵省に伺いますが、これはほんとうでしょうか。
【次の発言】 七十二国会で人材確保法が成立しましたあの経過は、最初はいろいろ心配な問題もありまして、論議がされましたけれども、最後には文部省とそれから日教組との話し合いを背景にして、全会一致で修正案、それから附帯決議が通過したと思います。  そこで、文部大臣に伺いますけれども、あの論議の中でもいろいろ言われておりましたけれども、たと……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号(1975/03/14、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、故紙再生業であります中小の製紙工場が、排水またはスラッジなどでPCBの問題がいま出ておりまして、その問題について伺いたいと思います。  二月三日に水質汚濁防止法の排水基準を定める総理府令の一部が改正されました。これはPCBの排水基準が〇・〇〇三ppmというふうにされました。ですが、この府令の附則によりますと、「古紙を主原料とするちり紙及びトイレットペーパーの製造を行っているものに係る排出水については、この府令の施行の日から起算して一年を経過する日までは適用しない。」こうなっておりまして、つまり一年間の猶予期間があるわけですけれども、こういうふうになりました理由はなぜでしょうか……

第75回国会 社会労働委員会 第21号(1975/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、いま全国の銀行で働く女子行員の労働条件の問題を伺おうと思います。  皆さん方、昔紡績いま銀行という言葉があるのを御存じでしょうか。昔紡績と言えば、これは女工哀史で有名な過酷な労働をあらわしておりますけれども、そういう過酷な労働条件がいま銀行の中にある、こういうことなんです。  実際、最近の高度成長政策の中で銀行資本というのは非常に大きく成長しましたけれども、特に機械などがどんどん導入されている中で、それに見合った銀行員の数というのがふやされておりません。特にこれは地方銀行を見ますとひどい状態ですが、一例として静岡銀行を挙げてみますと、一九六七年から七四年までの七年間、預金残高……

第75回国会 商工委員会 第12号(1975/03/28、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、きょうはマグロ、カツオ漁業をめぐりまして、特にこれに関して輸入の問題などでいま大変大きな問題になっておりますので、こういうことを質問させていただきたいと思います。  先日も、たしか三月十四日でございましたけれども、清水港で外国船水揚げ阻止全国カツオ・マグロ漁業者大会というのが開かれております。また、きょうも日鰹連の主催で同趣旨の全国の総決起大会が開かれているわけです。いま韓国それからパナマの籍を持ちましたいわゆる外国船、これがカツオ、マグロの輸入を非常にしていまして、このことが問題になっているわけです。  そこで、まず水産庁に伺います。外国人漁業規制法の第一条を見ますと、「わ……

第75回国会 農林水産委員会 第11号(1975/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、きょう、お茶の問題について伺います。  いま、世界的に農産物の生産が需要に対して足りなくなるんじゃないかということが言われるようになりまして、国内で自給できるものはなるべく自給率を高めるべきだという声が一般の世論になっております。これは当然なことだと思います。それで、農林省もそう考えていらっしゃると思うのですが、特にきょうはお茶の問題ですが、日本の緑茶というのは、世界的に見ても大変品質がよろしいし、国内では需要も大層高く、歴史的にも輸出産業であるわけでございます。言ってみれば、日本の特産物というふうに国際的に言えるのではないでしょうか。こういうお茶をできる限り一〇〇%国内で自……

第75回国会 文教委員会 第4号(1975/03/14、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 きょう私は、最初高等学校の教育の問題について伺いたいと思います。  三木内閣が成立して以来、三木総理もまた永井文相も、教育を特に施策の中で重視するということを言っておられます。特に、文部大臣の所信を先日は伺いましたけれども、これを拝見いたしますと、いわゆる新制高校、高等学校の教育について余り触れていらっしゃらないと思うのです。これは後期中等教育の非常に重要な部分をなしておりまして、いわゆる六・三・三制、初等中等教育の最後の完成ともいうべき部分が高等学校だと思うわけです。これについて余り触れておられないように思うのですけれども、文部大臣は、この高等学校の教育ということをどのように位置……

第75回国会 文教委員会 第10号(1975/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私学共済法の改正につきまして、かなり前に質問された方とダブる点がありますから、その辺は割愛しながら伺うことにいたします。  最初に私が問題にしたいのは、これは毎年毎年国会で改正されておりますが、そのたびに附帯決議がついております。七十一国会でも、また七十二国会でも大体同じ中身で短期給付の国庫補助の問題、それから長期給付百分の二十にせよという問題、それから給与スライドの問題、毎年ついているわけなんです。毎年つきながらこれが実行されていないという、ここのところが大体第一に大変問題だと思います。附帯決議を一体どう見ておられるのか、こういうことがあるわけなんですね。ここを、まず私はその姿勢……

第75回国会 文教委員会 第15号(1975/06/11、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 共産党の栗田でございます。  時間の関係がありますので、幾つかの質問をまとめてさせていただきます。  まず伊藤先生に伺いますが、先ほどのお話の中で、今度の改正とも関連しまして、特に連合大学院の構想との関連でお話しくださいましたが、修士を終えた人の入れる博士課程、大学院の道を開くということをおっしゃっておられました。今度の大学院設置基準の制定を見ますと、修士課程と博士課程の目的というのがはっきりと分けられておりますけれども、こういう状態の中で果たして修士から博士課程への道が開けるかどうかという辺のお考えをひとつ伺いたいと思います。  それからもう一つは、大学設置審議会が幾つかの報告や……

第75回国会 文教委員会 第17号(1975/06/18、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、きょうは、準要保護児童、生徒の就学援助制度について伺います。  まず最初に、いわゆる生活保護世帯よりもやや所得の多い、しかし準要保護と言われている世帯の児童生徒にこういう制度を置きましたその精神は、どういうところから出てきているかということを伺います。
【次の発言】 それでは、この準要保護世帯の基準なんですけれども、この上限はどんなふうにして決めているのでしょうか。
【次の発言】 文部省はここ数年、この就学援助費などについて研修をやっていると思います。いつごろからそういう研修を始めたかということと、それからいまおしゃいました基準というのは、その研修の中で恐らく指導上出されてい……

第75回国会 文教委員会 第21号(1975/07/04、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私、先日質問しました準要保護児童の問題、いわゆる就学援助費の問題の補足的な質問をさせていただきます。  時間がありませんから、もう前置きは抜きにして中身に入りますけれども、この間伺いましたときにも、この準要保護児童生徒の家庭の認定の手続は市町村に任せてあるというふうにお話しになったと思います。直接教育委員会に父母が申請して認定する場合とか、それから学校が書類を父母に渡し趣旨の説明をして、父母がそれに書き込んで学校に出すといったような形とか、いろいろあると思いますけれども、一般的に全国で行われています認定に至る手続は大体どんなケースがあるのですか。

第75回国会 文教委員会 第22号(1975/08/20、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 いま八月は概算要求の提出の時期でございますが、当然文部省としても文教関係のさまざまな検討をされておられると思います。この中で、私ことしの三月に、七十五国会の中で高校増設問題を質問しております。このときに、全国の高校増設の要求の高まりや、また非常に困難な現状なども、いろいろ現状も出してお話しをいたしまして、それで大臣も、高校増設に国の補助金をつけるという問題について、非常に重要な課題として検討していくということをたしかお答えになったと思います。  それで伺いますけれども、その後どのように検討され、またいまの要求の時期に向けましてどういう態度をお決めになっていらっしゃるでしょうか、それ……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 災害対策特別委員会 第4号(1975/11/06、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 去年の七夕災害で静岡県は大変大きな被害を受けておりますけれども、またことし十月七日、八日の豪雨で被害を受けております。  去年は、あの七夕災害は激甚災に指定されたような大災害でして、死者四十三名初め全半壊の家が二千七百六十五戸、床上、床下浸水で七万五千戸以上という大被害でございました。金額で千二百四十六億数千万円という被害を受けているわけです。ことしの被害はそれに比べれば規模としては小さいものですけれども、しかしやはり死者六名、全半壊の家屋をたくさん出し、浸水家屋も非常にたくさん出ておりまして、七十六億三千五百万くらいの被害を出している。言ってみれば、毎年毎年雨が降るたびにこのよう……

第76回国会 法務委員会 第6号(1975/12/10、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 いま法制審議会で民法の改正問題が論議されておりまして、それが民間でも大きな関心を呼んでいろいろ論議になっております。また、ことしは国際婦人年であったということで、例年になく婦人問題がよく取り上げられていたと思います。婦人年はもうあと一カ月足らずで終わりますけれども、婦人年でないからといってそれがとまるわけではなく、本来婦人の実質的な平等の権利を保障していくということを法制上、行政上もますます努めていかなければならないときだと思うわけでございます。  ところで、民法ばかりでなくその他のいろいろな法規なども洗ってみますと、これはかなり男女平等の権利を侵すものではないかとか昔の家夫長制の……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 外務委員会 第10号(1976/05/19、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 国連大学に関する協定について質問いたします。  この国連大学が日本に設置されるについてのいろいろな特権、免除が協定や条約などでも決められておりますけれども、出入国に関して、国籍による差別は当然ないものと思います。さてこの問題について、それでは日本と国交を樹立していない国の関係者が出入国する場合にどのように扱われるかということをまず伺います。
【次の発言】 国交を樹立していない国でも同じ扱いだということでございますね。
【次の発言】 それでは、たとえばPLOのような非政府組織がありますけれども、こういうところの出入国についてはどうでしょうか。

第77回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/07/16、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、七月十日から十二日にかけて起きました集中豪雨での静岡県の被害をめぐって質問いたします。  伺いたいことはたくさんありますので、私もなるべくまとめて伺いますが、お答えはぜひ簡潔にお願いいたします。  まず最初に伺いますが、被害の復興ということで、何といっても予算問題があります。補助金の見通しなど、やはり地元から強い要望がありますが、全国激甚災の適用の見通しはいかがでしょうか。
【次の発言】 局激のことをいまおっしゃいましたが、伊豆などの、特に河津、下田、松崎それから南伊豆町、ここで局地激甚災適用の見通しはどんなふうになっておりますか。

第77回国会 文教委員会 第1号(1976/02/13、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 大臣に伺いますが、大臣は、今度の主任の制度化の目的としまして、学校の管理、運営の二本の柱の調和をとって、管理面だけが強調される中で起こるきしみをなくすものであるということを言っておられました。それから、きょうの所信表明を伺いましても、「調和のとれた学校運営の実現を目標」とすると言っていらっしゃいますが、この目的でやっていらっしゃるのだと思います。  ところで、それでは本当にきしみをなくしていくためにどうしていったらいいかということですけれども、それは何といっても、やはり管理者と現場の先生たち、父兄の方たちが十分に新しい制度について納得し、冷静な討議を重ね、実態に即した対応ができるよ……

第77回国会 文教委員会 第3号(1976/03/05、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 きょう私は、高校増設問題について主に伺おうと思いますが、その前にひとつ大臣に伺っておきたいことがあります。  いま、ロッキード疑獄をめぐりまして国民に大きな波紋を投げかけております。税金の申告期になって、税金の申告をするのもいやになったとか、そういった意味でのさまざまな声も上がってきておりますけれどども、また、子供たちの中にも大変影響があるのです。  私のところへ寄せられる電話とか投書などを見ても、テレビを見ていて、あの証人の証言の現場を子供にどう説明してよいかわからないという親の声がずいぶんあります。そればかりでなくて、各方面からの先生方から伺うのですが、子供がうそをつくことを平……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 それでは、高専問題で二点ほど関連の質問をさせていただきます。  一つは、教宮の昇任問題なんですけれども、いま国立高専の教官の昇任について審査をしている機関はどこでしょうか。
【次の発言】 いまお答えのありました文部省内にある選考委員会、学識経験者が担当していらっしゃるということですが、どんなメンバーで、何人くらいがやっていらっしゃいますか。
【次の発言】 ただいま基準についても高専設置基準でやっておるというお話でもありましたけれども、こういう中でも業績判断というものは当然入ると思うのですけれども、それはどんな中身でやっていらっしゃいますか。

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 就学援助の制度について、私は去年の七十五通常国会でも二回質問しております。そのときに、この制度を実際に適用していく中で現場ではいろいろな問題が起こっているということを申し上げて、またそれに関係する調査もお願いしてまいりました。その中の一つに、文部省がいままでいろいろとこの実施について指導していかれるに当たりまして、担当者の会議などで研修をやっていますけれども、所得均等割りの階層を所得の面から言えば準要保護と見るのが妥当であろうといったような見解がおおむね出されていたと思います。それについて、そうしますと生活保護基準よりも低いところでも所得割りになるような地域が出てきて矛盾があるとい……

第77回国会 予算委員会 第19号(1976/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、主任の手当と人事院勧告との関連について質問いたします。  まず最初に、人事院に伺いますけれども、人事院は勧告に当たりまして主任手当という制度を新設されるおつもりでしょうか。
【次の発言】 三月一日からの実施ということを文部省は言っておられまして、勧告も少なくとも三月半ぱには出さなければならないと思うのですけれども、主任手当という制度になるかどうかまだ決まっていないということでございますが、文部大臣に伺いますけれども、大臣は主任を制度化するということを省令化されました。いままでも全国の学校には主任というのがありましたけれども、それは制度化はされていなかったわけです。これに手当を……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/10/08、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、地震対策について質問させていただきます。  遠州灘沖地震が問題になりましてから、二年前から東海地方は地震の観測強化地域に指定されておりますが、最近、この遠州灘沖地震よりももっと陸寄りに震源地があるのではないかというような学説も出始めました。場合によっては、すっぽり駿河湾内が震源地になって、静岡市、清水市など都市部を初め駿河湾周辺からその他、マグニチュード八ぐらいの地震がいまにでも起こるかもしれないという説が出ております。たしかきょうも午前中学会で、東大の石橋助手がこの学説の発表をしているはずでございます。  さて、この説の評価については、これからいろいろと研究もされ、固められ……

第78回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/10/26、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私も引き続いて地震の問題で質問いたします。  前回の十月八日に私はすでに駿河湾地震の問題でいろいろ伺っておりまして、その中で感じましたことは、これだけ地震がいろいろと取りざたされているのに、予知体制も防災体制も非常に貧弱なものだということを感じたわけでございます。特に駿河湾地震がもし起きたとすれば、静岡県ばかりでなくて東京都を初めとする首都圏にも大きな被害があるでしょうし、新幹線網、そして高速道路網などずたずたになれば、その影響も非常に大きいわけで、これは全国的な問題として考えなければならないというふうに思います。  まず最初に、地震の予知を強めていくための観測網の強化のことですけ……

第78回国会 文教委員会 第3号(1976/10/20、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田委員 私は、最初、障害児教育の問題について質問させていただきます。  五十四年からの養護教育の義務化についてはすでにいろいろと論議もされておりますし、私自身も、第七十二国会でもこの問題を取り上げて、二回にわたって質問しております。それで、この問題で永井大臣にお伺いするのは初めてですけれども、五十四年からの障害児教育、養護教育の義務化という問題は、憲法や教育基本法に保障されています、すべての国民にひとしく教育を受ける権利を与える、これを国が保障していくという立場に立ってやられていくものだと思いますが、まず、この問題についての大臣の理念と御抱負を最初に伺いたいと思います。


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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1973/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田分科員 私は文化財保護の問題で質問をさせていただきます。  最初に文化庁長官に伺いますけれども、特に埋蔵文化財の問題ですけれども、埋蔵文化財といいますのはわが国の祖先が残しました貴重な文化遺産でございまして、そしてこれは日本の歴史を解明する科学的な資料としてかけがえのないものでございます。また、これを一度こわしたらば二度と復元できないという性質も持っている遺産でございます。  ところが、最近、あの新全国総合開発計画とか、日本列島改造計画などに沿いまして、この文化財が続々と破壊されているという現状が出てきております。日本考古学協会の調査によりましても、昭和四十年から昭和四十三年までのたった……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田分科員 私は、団地の造成によります交通渋滞に伴う施策について伺いたいと思います。  まず最初に伺いますが、静岡市には一級河川安倍川が流れております。この安倍川の中流にあります狩野橋の右岸上流に安倍口団地という非常に大きな団地ができておりますが、これは安倍川の河川敷を払い下げて埋め立ててつくった団地だと聞いております。このことについて、この経過を最初にちょっとお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 これは国の管轄であります一級河川を払い下げてつくったものだということは確かでございますね。
【次の発言】 それでは、この団地がどんな戸数でどのくらいのふえ方をしているかということですが、資……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田分科員 私は、長距離通学の問題について質問いたします。  ただいま、小中学生の適正通学距離というのは、小学校で四キロ以内、中学校で六キロ以内というふうに大体されておりまして、それ以上を通学している子供たちは、長距離通学ということになっていると思います。  ところで、最近、この長距離通学をする児童生徒の父母から、通学費が非常にかさんでたまらないという声をたいへん聞きますけれども、この点について文部省は、どのように措置しておられるでしょうか。
【次の発言】 補助または交付税の対象として遠距離通学の通学費を考慮に入れているということは、教育的な見地からはどのような精神でそれをやっていらっしゃる……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第3号(1975/03/04、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田小委員 最初に江上先生、林先生それから山本先生に伺います。  開発に伴う発掘の許可制の問題なんですけれども、考古学協会でもまた学術会議の勧告でも都道府県の教育長、教育委員長の要望書でも許可制にすべきであるというふうに述べられております。先ほど江上先生は事前協議制も不適当であるということもちょっとおっしゃっておられました。今度の改正の検討案を見ますと、原則として届け出制、そして公共事業の場合には事前協議制というふうになっておりまして、これをめぐる論議の中で届け出制よりは事前協議制の方が強化されているのだというふうな文化庁の説明もあったわけでございますが、しかし不適当であるという御意見もある……

第75回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第5号(1975/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田小委員 日本共産党・革新共同を代表して今改正についての意見を述べさせていただきますが、その前に今度の改正案につきまして、運用面についての質問を二、三させていただきます。  まず第一に、現行法がいままで実情に即していないために、現実的には運用面が先行して成果もいろいろ上がってきております。今度の法改正に際して、全国各地で進められているこういう運用上の措置を損なうことなく積極的に生かしていくようにすべきだと思いますが、その点はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 埋蔵文化財は陸上ばかりでなくて水面下にもかなりありますが、今度の法律は、この水面下のものも埋蔵文化財として適用いたしますね。

第75回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田分科員 私も、ただいまの御質問と同じような趣旨の中身もありますが、建設業界が大変複雑な機構になっていまして、元請、又請、下請と何段階かにもなっている、そのためにさまざまな問題が生じていることについての行政指導の強化について質問いたします。  一つの例を挙げますと、先日浜松市の市有地に産業廃棄物の不法投棄がされまして、市がその投棄した人をつかまえてたどっていってみたところ、何と元請までに八段階入っていたというような大変な例も出ているわけでございまして、しかも運搬をした当事者には産業廃棄物を捨てるための予算など全く渡っていなかったといったような例も出ているわけでございます。また、そのような機……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田分科員 私は、東亜燃料清水工場の増設問題について質問いたします。  昨年十二月の三菱石油水島製油所の石油流出事故はいま大変大きな問題になっておりますし、またつい先日は四日市でやはり大協石油のタンクが炎上したりしております。この中で、消防庁の調査でも一万キロリットル以上の石油タンクなどを調査されまして、欠陥タンクが四百十七基、不等沈下が百九基、七百三十五カ所に欠陥が発見されたという大変な事態にもなっているわけです。  まず総括的なことを消防庁に伺いますけれども、現在こういう事態の中で、防災保安の上からも石油基地の総点検とか、規制基準の抜本的改正が必要だと思いますけれども、こういう点はどんな……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田分科員 おとといの東亜燃料清水工場の増設問題を続いて質問させていただきます。  いま国土地理院からお話のありましたとおりでございまして、そのおとといの質問の要旨は、東燃清水工場がPR紙として出していました「東亜橋」という宣伝紙の中で、地盤の問題でもそれから耐震構造の問題でも、これこれであるから安全であるといろいろ書いてあったわけですが、その中で、関東大地震の二倍の強さ、つまり地震係数〇・四五以上に耐えるものとして設計してあるから大丈夫だと言っていたわけです。松代地震といいますのは比較的小さな地震が幾度も起きたというふうに思われていますが、加速度の点ではいまお話がありましたように、あの国土……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○栗田分科員 文部大臣は、今度新しく大臣の職につかれまして、大変意欲を燃やして教育改革に携わろうとしていらっしゃると思います。大臣の所信を伺いましても、特に教師の問題で、「学校教育の成果は、究極において、それに携わる個々の教員の資質と意欲のいかんにかかわっている」ということをおっしゃっています。しかも「教育界にすぐれた人材を得て、その情熱を安んじて教育に傾注していただけるような条件を整備することが何よりも大切であります。」というふうにおっしゃっているわけでございます。  ですから、この所信に沿って大臣は、大臣の地位についていらっしゃる間、積極的に努力なさるであろうと私は思うのでございますが、そ……



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データ更新日:2023/02/05

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