栗田翠 衆議院議員
36期国会発言一覧

栗田翠[衆]在籍期 : 33期-35期-|36期|
栗田翠[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは栗田翠衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院36期)

栗田翠[衆]本会議発言(全期間)
33期-35期-|36期|
第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 衆議院本会議 第7号(1981/10/15、36期、日本共産党)

○栗田翠君 私は、日本共産党を代表して、老人保健法案について、総理並びに関係閣僚に質問いたします。  一九七〇年代に全国のお年寄りや住民の強い要求と運動によって、老人医療費無料化制度は革新自治体を中心に燎原の火のように広がり、八割以上の地方自治体で実施に移されるところまで進みました。そして、住民の集めた要求署名の一つ一つが何十万、何百万という数になって政府を動かし、ついに七三年一月、国の制度として実施されるに至ったのです。さらに、現在でも全国三十七都道府県、一千二百を超える市町村で、国の基準を上回る無料化制度が独自に行われていますが、これは国の制度の不十分さを補って、大きな成果を上げています。……

栗田翠[衆]本会議発言(全期間)
33期-35期-|36期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院36期)

栗田翠[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-35期-|36期|
第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 商工委員会 第2号(1980/08/28、36期、日本共産党)

○栗田委員 共産党としましても今度のガス爆発事故当日から対策本部をつくりまして、被災者の救援と調査に当たってまいりました。たくさんの問題点を把握したし、また法改正の必要も感じてまいりましたが、時間の関係できょうはそのほんの一部だけを質問させていただきます。  まず最初に政務次官に伺いますけれども、今度の災害は都市災害でございます。自然災害でないために弔慰金法の適用などがされておりませんが、今後都市災害というものはどんどん広がっていくのではないだろうかと思われます。都市災害の特徴は、たとえ原因者がはっきりしている場合でも、都市という構造によって被害が広がるためにその原因者が負担能力を持ち切れない……


■ページ上部へ

第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 災害対策特別委員会 第3号(1980/10/30、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、八月十六日に起こりました静岡駅前ガス爆発事故について、質問させていただきます。  この問題は、事故が起こってからすでに二カ月たっておりまして、二度とこのような災害を起こさないためにという立場で、いままでも商工委員会、地方行政委員会などで私は質問をしてまいりました。しかし、残された問題がまだまだたくさんありまして、きょうもこの場で質問をさせていただきたいと思っております。  まず、最初に国土庁に伺いますけれども、このガス爆発事故の結果を見ましても、また、いま予想されています大規模地震の状態を想像してみますのに、ガス事業というものが、そういう大きな地震とかその他の都市災害などの中……

第93回国会 地方行政委員会 第2号(1980/10/24、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、八月十六日に起こりました静岡駅前のガス爆発事故に関連しまして、その後の問題も踏まえて質問したいと思います。  まず、先日警察庁は、あのガス事故の原因について中間検討結果を参議院の商工委員会で報告していらっしゃると思いますが、その中身を見ますと、この原因は、「第一回目の爆発は、第一ビル地下湧水槽部分に滞留した可燃ガスに何らかの火源により引火爆発したものであろうと思われます。」というふうに述べられておりますが、その地下湧水槽部分からの爆発であると断定なさった根拠は何でしょうか。
【次の発言】 この「可燃ガスに何らかの火源」云々とありますが、マスコミなどの報道によりますとかなりメタ……

第93回国会 文教委員会 第5号(1980/10/29、36期、日本共産党)

○栗田委員 この放送大学をめぐりましては、大学の自治、学問の自由の問題を初めさまざまな問題点がございます。同時にまた、実際に学生が受講をして単位を取って大学を卒業していくということにかかわる具体的な困難、いろいろな問題もあります。私は、それらを含めて質問したいと思いますけれども、まず初めに、具体的な細かい問題からいろいろ伺っていきたいと思います。  この放送大学の計画案などを拝見いたしましても、そして、いままでの国会での文部省の御答弁を伺っておりましても、文部省は、学習センターというものを、放送大学の成否の一つのかぎとして大変重要視してこられたと思いますが、そのとおりでございますね。

第93回国会 文教委員会 第8号(1980/11/12、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、日本共産党を代表して、放送大学学園法案に対する反対討論を行います。  わが党は、従来より放送という大量伝達手段を活用し、民主的な大学教育を広く国民に普及すること、同時に、この大学教育が放送という一方通行的手段によって広範な国民に強い影響力を発揮し得ることから、一般の大学教育にも増して学問の自由と教育の自主性が守られ、学ぶ者も教える者も研究する者も真実と真理にのみ忠実で、他のいかなる強制にも服さないということが制度上からも確保されることの重要性を強調してまいりました。  本法案の審議に当たっても、こうした立場から、文部省直轄型の大学、学園でなく、全大学人、放送関係者などの総意に……

第93回国会 文教委員会 第10号(1980/11/21、36期、日本共産党)

○栗田委員 私学共済の問題について、いままで先輩委員の方々がいろいろ質問されましたので、私は、重複する問題は省いて伺いたいと思います。  附帯決議が幾度も出されておりまして、その中身などについても、繰り返し皆さんから質問が出ておりましたが、附帯決議でいままでよく載せられていたものの一つに、退職手当制度のあり方についての検討を速やかにやるようにというのがありました。これは検討機関も設置されて、しかも調査費が百八十万ぐらいついていると思いますけれども、この検討の内容が現在どうなっているのかということについて伺いたいと思います。
【次の発言】 いままでの提案された中身が非常にむずかしい、では、検討の……


■ページ上部へ

第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 災害対策特別委員会 第6号(1981/04/09、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、震災対策についてきょうは質問させていただきたいと思います。  まず最初に、五十六年度の予算も決定いたしましたけれども、この予算の中で震災対策関係予算というのは幾らになるのでしょうか。
【次の発言】 私が伺う内容をあらかじめ御存じで御答弁があったような感じがいたしますが、五十六年度予算、いまの震災対策関係予算として見ましても、前年度に比べて二十九億減っておりまして、これからいよいよ震災対策を強めなければならないときに、この予算が減っているということ自体ゆゆしいことだと思います。  そしてもう一つ、いまおっしゃいました四十七年以来の区分の仕方ですけれども、この予算の区分の仕方にか……

第94回国会 災害対策特別委員会 第10号(1981/08/21、36期、日本共産党)

○栗田委員 初めに、臨調の事務局に伺いたいと思います。  臨調の答申で地域特例の見直しとかかさ上げ分のカットが言われているわけですけれども、なぜこの地域特例がこの対象になったのかということをまず聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 時限立法の本来の趣旨にかんがみてとおっしゃいますが、継続されるときにはまた継続されるだけの理由があってされているわけです。それから地域特例の場合、それぞれの法体系があり、またそれぞれの目的を持ってつくられているのであって、これを一律に、臨調答申などという形で手直しをしていくということが一体許されてよいのかどうかという問題があります。  こういう法体系、目的……

第94回国会 災害対策特別委員会 第11号(1981/09/08、36期、日本共産党)

○栗田委員 私はきょうは北海道の水害問題、それから小貝川決壊に伴う問題、静岡海岸問題など、質問させていただきたいと思います。  当委員会の調査で北海道に参りまして、被害の甚大さに大変心を痛めております。被災された方には心からお見舞い申し上げます。  そこで、最初に石狩川の計画高水流量の見直しの問題でございますけれども、これは先ほど岡本委員の御質問があって、見直しが検討されているというお答えが出ております。もう少しこの点を詰めて私は伺いたいと思っているのですけれども、最初これは毎秒九千三百トンの流量で計算をしていたものが、五十年の災害で一万一千トンに見直した、ところが今回の出水ではそれをまた上回……

第94回国会 文教委員会 第7号(1981/03/27、36期、日本共産党)

○栗田委員 初めに私は、鳴門教育大学の問題で質問いたします。  一昨日二十五日に山原議員が、現職教員の大学院入学の問題をめぐりまして、愛知教育大学の例を挙げて文部省の見解をいただくことになっておりましたが、その後どうなりましたか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、愛知教育大学の実情については、まだ御調査の途上だということはわかりましたけれども、私たち主張しておりますのは、五十三年の上越・兵庫の問題をめぐっても突っ込んだ論議がされているわけですけれども、派遣される現職教員の数はそれほど多いものではないということ、それから試験時期は八月から九月で、その後の人事異動のための時間……

第94回国会 文教委員会 第10号(1981/04/17、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、きょうは一般質問ということで、いま審議されております私立学校法及び国立学校設置法の一部を改正する法律案の質問はいたしませんが、初めに一言だけ委員長にお願いしておきます。  いまやりとりを伺っておりますと、この私立学校法及び国立学校設置法の一部を改正する法律案は、非常に重要な内容を持っていると思います。で、この法案のうちの私立学校にかかわる部分といいますのは、五十一年に提出されて、そしてたった一日の審議で採決をされまして、当時、慎重審議をせよという野党の決議が上がるような経過もありまして、野党全党が反対をした、そういう経緯を持ったものでございまして、十分な審議が保障されるよう委……

第94回国会 文教委員会 第11号(1981/04/22、36期、日本共産党)

○栗田委員 初めに行政改革との関連で今度の健康会法を問題にしたいと思います。  学校健康会は、行政改革の一環として法案として今度出されてきたわけですけれども、閣議決定を見てもわかりますように、放送大学学園の設置が前提になって二つの法人を統合することになっているわけですね。
【次の発言】 閣議決定の文書を見ましても「日本学校給食会と日本学校安全会とを、昭和五十五年十月に予定される放送大学学園設置の時に統合する。」というふうになっております。  この放送大学学園設置の時期がいまずれているわけですけれども、そういたしますと、いま放送大学学園については、まだ参議院で審議中でして、成立するかどうかのめど……

第94回国会 文教委員会 第14号(1981/05/08、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、山原委員と時間を分けて伺わせていただきますので、前半、私学に関する問題で御質問いたします。  まず最初に、尾形典男先生に伺いますけれども、先ほどの冒頭の御陳述の中で、今度出された法案は基本的には了解できるというお話だったと思います。いままでですと、設置審を通れば大学がつくれたわけですが、これからもしあの法案が通りますと、法令によって抑制されることになりますが、法令によって大学の設置を抑制するという点についてどうお考えになりますでしょうか。
【次の発言】 大臣が認められるかどうかというそこを通過しなければならないわけでございますが、それでは、そのことに関連しまして、私大関係の御……

第94回国会 文教委員会 第15号(1981/05/13、36期、日本共産党)

○栗田委員 前回、四月二十二日の審議のときの大臣の御答弁について先ほど改めてお答えを伺いました。五十四年十二月の閣議決定の趣旨は現在も変わっていないという御趣旨だということをきょう承りました。その点はわかりました。  そういうことであるということを確認させていただきますが、一つだけ、それに関して伺いたいのですが、いま放送大学法が参議院で審議されているわけで、きょうあたりは連合審査をしていらっしゃると聞いております。あれは今国会では参議院で先議されておりますが、修正案その他が出た場合、また衆議院に回ってくるという段取りになるわけで、会期は五月二十日までになっているわけですから、時間的に見ても、今……

第94回国会 文教委員会 第17号(1981/05/27、36期、日本共産党)

○栗田委員 初めに、この法案の提案者に伺いたいと思います。  五十年に私大の抑制の問題が出ましたあの審議の中で西岡先生が発言をしていらっしゃるのですけれども、要するにわが国の高等教育機関を、このまま量的に野放図に拡大させていっていいのか、ここではしばらく足踏みをして、その間、五年の間わが国の高等教育のあり方について考えてみるべきではないだろうかというのが、この発想の基本にあるということを当時おっしゃいました。しかし、いま再び引き続いてこの法案が出てきているわけでございますが、五年間で大学マップの計画はできなかったとお考えになっていらっしゃいますか。

第94回国会 文教委員会 第19号(1981/06/03、36期、日本共産党)

○栗田委員 自民党提出の法律案に対しましては山原委員が後でいろいろと細かく質問をいたしますので、私は多くは社会党提出の法律案について伺いたいと思います。  最初に、先ほどからたびたび皆さんも質問なさっていらっしゃいますが、なぜ今度の社会党提出の法律案では、この放送大学の形態を国立大学とそれから放送局と分離させたかということについて御質問がずいぶん出ております。ですから改めてこのことについては伺いませんけれども、ただ一つ、五十三年十二月の小委員会での嶋崎小委員長の報告を拝見いたしますと、その当時は特殊法人大学に放送局を開設するということになっておりまして、それを採用された理由として、特殊法人大学……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、きょうは初めに、最近大きな論議を呼んでおります教科書をめぐって質問をさせていただきたいと思います。  この教科書についての批判は各方面からなされておりますが、共産党も、教科書というのは子供たちの学力を決める非常に重要な要素となっている問題でもあり、教育の成否にかかわる重要な問題だと考えております。また、戦前の国定教科書のあの歴史的教訓から見ましても、教科書のあり方が、それによりましては国民の思想、文化、社会の将来にとってきわめて重大な影響を持つというふうに考えているわけでございます。  私たち日本共産党は、教科書問題でかねてから政策を発表しておりますけれども、その政策の骨子を……

第94回国会 予算委員会 第16号(1981/02/24、36期、日本共産党)

○栗田委員 私、先日に引き続きまして、教科書問題で残りの質問をさせていただきます。  まず初めに、文部省が調査を約束しておられます事実についての結果をお答えいただきたいのです。  一つは、「疑問だらけの中学教科書」の「あとがき」に書かれていた、文部省が見本本を特定グループに渡したかどうかという事実についてもう一つは、原発、商社問題について文部省が参考意見を言ったと言っていらっしゃいますが、どなたがそれをお伝えになったかということ。それから三つ目に、正誤訂正表を再度提出していただけるようにお願いしましたが、それについての結論、これを伺いたいと思います。


■ページ上部へ

第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 文教委員会 第2号(1981/10/23、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、きょう、いま問題になっております高等学校の「現代社会」の検定の問題について質問させていただきたいと思います。  ことしの春の通常国会で中学校の社会科の教科書が正誤訂正されたことで問題になりましたが、次の来年四月から使われる高校の「現代社会」は、検定が終わって見本本がつくられて、もうすでに閲覧されているわけです。全部で十六社二十一冊あると言われておりますけれども、きょう私は、そのうちから七社の「現代社会」を比較対象しました問題でいろいろ伺うわけです。  七社と申しますのは、資料としてお分けしてあると思いますけれども、お渡ししてある二つの資料の薄い方の表紙の一番左側にあります「調……


■ページ上部へ

第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 文教委員会 第4号(1982/03/24、36期、日本共産党)

○栗田委員 文相の所信に対して質問をいたします。  文部大臣は、先日なさいました所信表明で「教育、学術、文化の振興を図ることは、国政の基本であると考えます。」というふうにおっしゃいまして、「特に、これからのわが国の教育は、一方では、変化する社会環境の中で生涯にわたってその個性、能力を伸ばし、他人を思いやる心の温かさと社会的な連帯意識を有し、往きがいのある充実した生活を送ることができるような国民の育成を目指し、他方においては、進展する国際社会の中で信頼と尊敬を得るような日本人の育成を図っていかなければなりません。」というふうにおっしゃっております。全体を通しまして、二十一世紀を展望した青少年の育……

第96回国会 文教委員会 第6号(1982/04/02、36期、日本共産党)

○栗田委員 法案の問題で重複するところは避けまして、関連して質問をさせていただきたいと思います。  私は、昨年の通常国会の文教委員会でも、子供たちの突然死予防の問題で、心電図健診について質問をいたしました。続いてその問題について伺いたいと思いますけれども、この心臓疾患の早期発見に、心音それから心電図の健診が大きな効果を上げているわけでございますが、これまでに実施している全国の自治体はどのくらいあるのかということ、また、その際の経費負担はどうなっているのかということをまず伺います。
【次の発言】 いま出ましたパーセンテージというのは、全部の市町村をお調べになって出たものですか、それともサンプル的……

第96回国会 文教委員会 第11号(1982/04/21、36期、日本共産党)

○栗田委員 初めに、提案者に伺います。  今度の法改正で三年延長の、この三年という期間の根拠は何ですか。
【次の発言】 助成の期間を延ばしていわゆる学校法人化するための猶予期間を延ばすという考え方に立ちますと、六十年で切るということは、園によって三年延びるところ、二年のところ、一年のところ、中には全く延びないところ、五年間で六十年に達してしまうところ、いろいろ出てくるわけです。ですから、園の側の立場に立った猶予期間としますと、非常にアンバランスで不公平とでもいいますか、あと三年の猶予があるところ、全然猶予のないところが出てくるわけです。その辺をどうお考えになるのか。  そしてもう一つは、この間……

第96回国会 文教委員会 第13号(1982/04/28、36期、日本共産党)

○栗田委員 本日は、お忙しいところを参考人の先生方御出席いただきましてありがとうございました。専門の先生方においでいただいて、伺いたいことが数々ございますが、十分間という時間ですので、一番伺いたい点だけをしぼって伺わせていただきたいと思います。  最初に、青柳先生に伺いますけれども、青柳先生の最初のお話を伺いますと、この法案に対してはむしろ否定的なお考えのように承りました。そしてその中で、三年延ばしても果たして学校法人化促進になるのかどうか疑問だというふうにおっしゃっておられましたが、どういう点で特に疑問をお感じになっていらっしゃるのか。また、いま学法化していないところに対しては、別の方法をと……

第96回国会 文教委員会 第14号(1982/05/12、36期、日本共産党)

○栗田委員 私学共済法案について伺いますけれども、もうすでにたびたび皆さんからも質問の中で出されておりますように、今度の法案の最も問題の点は、既裁定の退職年金等の額を五十七年五月から引き上げることにして一カ月おくらせているわけです。この一カ月おくらせる理由については、先ほどからの御答弁で、他の共済との横並びということを言っていらっしゃいます。  私、一歩突っ込んで伺いたいと思うのですけれども、この横並びをさせなければならない理由というのは何ですか。
【次の発言】 できる限りの均衡を図るとおっしゃいますけれども、もう一歩進んで、事務手続上とかそれからたとえば私学共済に入っておられた方が身分がかわ……

第96回国会 文教委員会 第15号(1982/05/14、36期、日本共産党)

○栗田委員 この法案は、最初に出されたのが五十五年二月で九十一国会だったわけですが、それからすでにまる二年、六国会を経ておりましてまだこの状態です。つまり大変問題の多い法案で、国民の支持を得られない法案であるためにこういう状態になってきているわけだと思います。  ところで、この法案の内容は、五十四年十二月二十八日に閣議決定をされた「昭和五十五年度以降の行政改革計画の実施について」に基づいていると思いますけれども、この法案に係る部分はどんなことがこの中で言われているでしょうか。
【次の発言】 それじゃ、よろしいです。閣議決定で、つまりこの法案に係る部分で決められているものがどんなことかということ……

第96回国会 文教委員会 第18号(1982/08/04、36期、日本共産党)

○栗田委員 外国人教員任用法案に関連して質問いたします。  学問に国境はなくて、わが国の学術研究を充実発展させていくためにも、国際的な学問の交流というのは一層広く進められなければならないと思います。そういう意味でも、この法案はこのような世論にこたえたものだと考えております。  ところで、けさほども先日の京都大学への委員派遣調査の報告がされておりましたけれども、この中で、「京都大学においては、教育、学術の国際交流について特に努力をしており、欧米、アジア諸国からの研究者の受け入れ状況は、」云々ということも書かれておりますし、また、研究者の中にどのような国からの研究者を受け入れているかということで、……

第96回国会 文教委員会 第20号(1982/08/20、36期、日本共産党)

○栗田委員 まず大崎局長に伺います。  時間がありませんので端的に伺いますけれども、中国に行っていらっしゃいまして、中国側が日本の文部省に対して具体的に求めていることはどういうことなのでしょうか。
【次の発言】 それは伺っておりますが、もう一歩進んで伺ったわけです。  たとえばさっきの御報告を伺っておりますと、検定制度に干渉する意思はない、これはわかります。それで、内容が中国にかかわることについて中国が発言するのは当然である、そして基本的態度は変わりはないのだというお話でしたね。この基本的態度なるものですが、そうしますと、その後で、日中共同声明の精神が教科書に反映している点について日本と中国側……

第96回国会 予算委員会 第12号(1982/02/18、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、まず初めに、二月の九日に起こりました日本航空の航空機事故問題について、安全衛生上の問題から伺います。  今回の事故は、二十四人の方が亡くなり、残る方も重軽傷を負われまして、本当に心からお悔やみを申し上げます。しかも、今度の事故の原因の調査が進むにつれまして、事故原因が機長の異常操縦であったという事態の特異さが浮き彫りになって、いま注目を集めております。機長の責任、そして副操縦士を初めとする乗員の責任を追及する声も高まっているようですけれども、果たして乗務員だけの責任追及で終わっていいのかどうか、会社の責任が大きいのではないだろうかと私は思っております。  今回の事故に関して運……


■ページ上部へ

第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 科学技術委員会 第4号(1983/05/10、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、浜岡原発三号炉をめぐる問題についてきょうは質問いたします。  すでに中部電力は、浜岡原発の三号炉を建設し始めておりますが、もともとこの位置が東海大地震の震源域にあるということで、こんなものをこんなところに建設するのは危険ではないかとかねがね反対をしてまいりました。また、原子力発電所の安全性がまだ本当に保障されていないときに建設をしていくことについて、共産党は反対をしております。そういう意味でも、これを許した政府の責任は重大だと考えておりますが、さらに、今度三号炉敷地の安全性について、政府の安全審査結果に重大な疑問が出てくるような事実が発見されました。それで私は、これに関係して……

第98回国会 文教委員会 第3号(1983/03/18、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は最初に、大臣の文教行政にかかわる所信について伺いたいと思います。  いままでもすでに各党からの御質問に答えられて、大臣は、文教行政は憲法と教育基本法の精神に沿って進めていくというふうにお考えを述べられておりますが、そのとおりでございますね。
【次の発言】 私、大臣がお書きになられたもの、それからいろいろなインタビューにお答えになったもの、かなりいろいろ読ませていただきました。そして、その中で感じましたことは、大臣が一貫して言ってらっしゃるのが、現行憲法は占領軍に押しつけられたものであるというお考えが貫かれているように思いますが、大臣はそのようにお考えになっていらっしゃいますか。

第98回国会 文教委員会 第5号(1983/03/25、36期、日本共産党)

○栗田委員 このたびの法案の中で、急増地の補助金が継続してかさ上げを続けられたことはいまの事情から考えて当然だと思いますが、問題になるのは、政令指定都市など一部が七分の四にされたことです。この理由についてはもうたびたび質問の中でお答えになっていらっしゃいますので、私は伺うのを省きます。  そこで、まず伺いたいと思いますけれども、児童生徒の急増地区の全事業量に対して政令指定都市が抱えている事業量はどのくらいの割合になるでしょうか。
【次の発言】 かなり多い量だというふうに思います。  政令指定都市それから不交付団体が抱えている事業量が全体としてまだ非常に多いということ、それから、いままで長いこと……

第98回国会 文教委員会 第7号(1983/05/11、36期、日本共産党)

○栗田委員 私の持ち時間は大変少ないものですから、お答えはぜひ簡潔にしていただきますように最初にお願い申し上げます。  さて、獣医学教育はすでに獣医師法の改正で学部四年、修士二年の上積みになっておりますから事実上六年制に移行しているわけですけれども、今回の改正が医学や歯学と同じように学部としての履修課程を六年間にしようとするものですから、六年一貫教育に道を開くということで私は前進だというふうに考えております。そこで、今後六年一貫教育にふさわしく医・歯学部と肩を並べられるような教育研究条件を整えることが不可欠になると考えますので、まずその立場から質問いたします。  第一に、教育研究費についてです……

第98回国会 文教委員会 第9号(1983/05/18、36期、日本共産党)

○栗田委員 最初に提案者である馬場先生に伺います。  障害児教育、障害児学校の定数法の改正案といいますのは、第八十四国会で共産党も社会党と共同で一度提案したことがございます。いま審議されていますのは社会党単独提案のものでございますけれども、これはその当時のものとどこがどう違っているのでしょうか。
【次の発言】 それでは次に訪問教育について伺います。私は、五十五年の九十一国会で、同じ衆議院の文教委員会でございましたけれども、訪問教育の充実の問題を取り上げて質問したことがあります。そのとき幾つかの問題を実際に調べた中で指摘をいたしましたけれども、たとえば一週二回、二時間の訪問授業というのは時間数が……


■ページ上部へ

第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 決算委員会 第2号(1983/10/06、36期、日本共産党)

○栗田委員 私は、きょうは、七月以来問題になっています小中学校、高等学校の児童生徒の名簿や顔写真が警察へ提供されていた問題について質問をさせていただきたいと思います。私の持ち時間は大変短いものですから、お願い申し上げますが、簡潔に要領を得た御答弁をいただけますようにお願いいたします。  まず最初に、この問題は、児童生徒また父兄のプライバシーの侵害ということで大きな問題になりましたけれども、同時に、非行や校内暴力に対処するについての教育のあり方、その根幹にかかわることとして大変深い関心が持たれております。私は、そういう立場できょうは伺わせていただきたいと思います。  まず、文部省に伺いますけれど……


栗田翠[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-35期-|36期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院36期)

栗田翠[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-35期-|36期|
第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本共産党)

○栗田分科員 私は、いま問題になっております静岡県浜岡につくられる原子力発電所三号炉の問題、また東海大地震を予想して新しい基準で再審査されたと言われております一、二号炉の問題について伺いたいと思います。  まず最初に、科学技術庁の長官に伺いますけれども、昭和三十九年に原子力委員会から原子炉立地審査指針というものが出されて、原子力発電所の立地条件の基本的な考え方を述べておりますけれども、特にこの中で原則的な条件と言われているものはどういうことでしょうか。
【次の発言】 この浜岡の原子力発電所がつくられるところというのは、いまおっしゃられた一の条件、大きな事故の誘因となるような事象が過去においてな……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本共産党)

○栗田分科員 私は、まず最初に、静岡県清水港におきます指定保税地域の管理の問題について伺いたいと思います。  この指定保税地域における管理の形態というのはどんなふうに決められているのでしょうか。
【次の発言】 関税法基本通達によりますと、いまお答えがありました国または県などの公共的な管理者と、もしくはその管理のもとに利用者の組織する事業協同組合が運営する場合もあるというふうに書かれておりますが、そうですね。
【次の発言】 そういたしますと非常に公共性の強い性格を持っているということだと思いますけれども、事業協同組合というものが管理をした場合、組合そのものの持っているゆるがせにできないような性格……


■ページ上部へ

第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本共産党)

○栗田分科員 私はきょう保育行政にかかわる問題について初めに質問いたしたいと思います。  五十七年度の予算案を見ますと、保育所関係予算が九十六億九千七百万円減らされておりまして、特に措置児数が五万一千人減と見積もられていますけれども、その根拠はどういうところにございますか。
【次の発言】 その見込みの根拠なんですけれども、それはどういうところにありますか。
【次の発言】 ところで、全国で保育にかける乳幼児の数というのは何人ぐらいおりますでしょうか。厚生省はつかんでいらっしゃいますか。
【次の発言】 そうしますと、それは人数にしますとどのくらいになりますか。

第96回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本共産党)

○栗田分科員 私、初めに国がつけています原発広報等安全対策交付金の使途について質問をさせていただきたいと思います。  この交付金は、五十五年、五十六年それぞれ八億円台が予算計上されておりますし、五十七年度予算でも八億九千九百万円が計上されていると思います。この使い道なんですけれども、交付規則に基づいて交付はされていますが、もっと使途について細目を定めているわけですか。
【次の発言】 そうしますと、ある程度地域の実情に沿った裁量というのが許されると思うのですけれども、しかし、その裁量の範囲というのはやはり目的に沿ったものであるということですね。


■ページ上部へ

第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本共産党)

○栗田分科員 私は三つのテーマできょうは質問させていただきたいと思っております。  一つは、東富士演習場における日米合同実動演習をめぐる問題、それからもう一つは、昨年起きましたブルーインパルスの事故の問題、そして三つ目は、アメリカ艦載機の訓練施設調査費をめぐる問題でございます。  時間がありませんので端的に伺ってまいりますが、まず最初に、去年十一月に東富士演習場で日米合同実動演習が行われました。これはその東富士基地の地元であります御殿場の住民にとっても、また静岡県民にとっても大変大きな問題でありましたけれども、それに先立って通信訓練などもことを使ってやられておりますので、この基地が今後恒常的に……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本共産党)

○栗田分科員 きょう私は中小企業対策について伺いたいと思っております。  中小企業が日本経済に占める大きな役割りというのはもう申し上げるまでもありません。家族を含めますと、日本の人口の約三分の二が中小零細企業人口だと言われているぐらいですから、いまの景気の浮沈の問題もここの対策に大きくかかわってきているというふうに思います。  この間、大臣は予算委員会の総括質問の中での不破質問に対しまして、中小企業対策の行政上の中心は税と金融に尽きるというふうにおっしゃったと思います。ところが、実際には金融面でまだまだ十分ではない実態がございまして、いま強い要望が中小零細企業者から出ている問題を一つ取り上げて……



栗田翠[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-35期-|36期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

栗田翠[衆]在籍期 : 33期-35期-|36期|
栗田翠[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 36期在籍の他の議員はこちら→36期衆議院議員(五十音順) 36期衆議院議員(選挙区順) 36期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。