田口一男 衆議院議員
33期国会発言一覧

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このページでは田口一男衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

田口一男[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第48号(1973/06/29、33期、日本社会党)

○田口一男君 ただいま議題となりました修正案を含む健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、私は日本社会党を代表し、遺憾ながら反対の討論を行なうものであります。(拍手)  討論に先立ちまして、田中総理に対し、強い怒りを込めて一言申し上げたいことがございます。  それは、昨二十八日、社会労働委員会の理事会における審議日程の最終の締めくくり質問として予定されていた田中総理の出席が、自民党の党利党略による背信行為によって拒否されたことは、重大なことであると考えます。(拍手)  国民生活、なかんずく福祉優先、年金の年と口先では言いながら、かかる暴挙をあえてすることは、断じて許すことはできません。……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 衆議院本会議 第11号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○田口一男君 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、私は、日本社会党を代表し、三木総理大臣と関係大臣に質問いたします。  この年金問題は、現在、国民の最も関心を寄せている問題であり、なかんずく、当面する老齢者の生活状態からもちろんのこと、本来、長期的な視野に立っての制度運営が基本となるものでありますから、誠意ある、そして具体的な御答弁を要望いたします。  かつて国連職員であったフランスのポール・パイヤ氏は、「老年の社会学」という著書の中で、「退職年金の問題になると、とたんに議論は感情的な色彩を帯びてくる」と述べているのでありますが、どう冷静に考えても、今回提案……

田口一男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

田口一男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 社会労働委員会 第3号(1973/02/22、33期、日本社会党)

○田口委員 先ほどから御質問がありました石油たん白の問題につきまして、多少ダブる面もあろうかと思うのですが、食品の安全確保という観点から特に三点ほど質問をしたいと思うのです。  その前に、いままでのやりとり、それから今日までの石油たん白の問題の経緯、こういったものをずっとたどってみますと、一言にしていえば、これに対応する政府の姿勢というものが、どうも一貫性がないのじゃないかということを強く感じるわけです。通産省の発言であるとか、農林省の発言であるとか、そういったことについて一々私はここでは言いません。まして厚生省が――いままでによくいわれていたのですけれども、私はいやみを言うのじゃありません。……

第71回国会 社会労働委員会 第4号(1973/02/27、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、まず一般論として労働大臣にお聞きをしたいのですが、今月の六日、本委員会で労働大臣の所信の表明があったのですが、そのくだりの中に、労働者の安全がなければ福祉がない、こういうことをきっぱり言ってみえます。私は全くそのとおりだと思うのです。  そこで、たしか昨年六月だったと思うのですが、毎年発表されます労働白書の中で、労働災害の問題に関してこういった言い方をしてみえるのですが、それは、昭和四十六年度中は言うならば景気が悪かった、景気が悪かったから災害の発生率も比較的少なかった、こういうような意味のことを労働白書の中で述べてみえるのですが、本年の予算編成方針の中にも間々見られますよう……

第71回国会 社会労働委員会 第13号(1973/04/05、33期、日本社会党)

○田口委員 質問に入る前に、私はこの問題については初めてでありますから、基本的な問題二つだけ大臣にお聞きをしたいのです。  といいますのは、この法案の審議にあたって、実は率直に申し上げれば、たいへん私複雑な気持ちを持っておるわけです。といいますのは、一つには私自身の経験もあるのですが、私ごとで恐縮なんですが、家内のおやじが戦死をしておる。それからあとでまた申し上げたいのですが、ちょうどこの法律が施行された前後に県の職員としてケースワーカーを五、六年やってまいりました。そういった実態、経験からも、なお複雑であるし、さいぜんからいろいろと議論をされておりますように、この法律ができてから二十年たつ今……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/04/24、33期、日本社会党)

○田口議員 私は、提案者を代表して、ただいま議題となりました失業保険法等の一部を改正する法律案について、提案の理由と内容について御説明いたします。  昨年の、いわゆる円切り上げ不況に際し、われわれは貴重な経験をいたしました。第一は、ドル・ショックによって、わずか二、三カ月の間に、繊維、化学、電機、機械などわが国の主力産業の、しかも大企業で、一千人、二千人という人員削減ないし削減計画が続々と出てきたことであります。すなわち、国際的あるいは国内的な要因により経済環境が変わる場合に、不況カルテルを結んだ鉄鋼が最もよい例でございますが、企業は、生産調整、生産縮小の一環として雇用調整あるいは人員削減を行……

第71回国会 社会労働委員会 第19号(1973/05/08、33期、日本社会党)

○田口委員 まず局長のほうにお尋ねをしたいのですが、質問の第一は、御存じのように昭和四十一年七月に現港湾労働法ができて本法が施行されたことを中心にして、四十一年七月以前、四十一年七月以降、その前後の港湾労働事情というものに一体どういう変化があったのか、その特徴的な問題を局長はどういうふうにつかんでいるか、まずそれをお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 いまお聞きをいたしますと、本法が施行されたあとにいわゆる近代化、民主化がされて雇用の安定ができた、こういうふうに言っておるのですが、この法律を新しくつくる際に当時の、これは石田国務大臣というのですから石田労働大臣だろうと思うのですが、こういう……

第71回国会 社会労働委員会 第20号(1973/05/10、33期、日本社会党)

○田口委員 いまの問題に関連してですが、わずらわしいという言い方をされて、ことばじりをつかまえるのではないのですけれども、実はこういう問題になったときに、高額医療がかりに実施になった場合に、どういう事務手続をとるかということを医者と、それから現在の社会保険事務所の係員あたりに聞いてみたのです。  これは村山委員のお話にもあるのですが、基金の事務所で今日までの大体三万円以上の高額医療費を抜き出してみた場合に、たとえばじん不全という病気なんかは二十万から三十万毎月払っておるわけです。それがざらなんですね。五万、六万というような三万円以上の金額ではなくて、二十万、三十万という高額の医療費が毎月払われ……

第71回国会 社会労働委員会 第21号(1973/05/11、33期、日本社会党)

○田口委員 まず初めに大臣に、年金の入り口問題ですね、そこで二、三ひとつお答えをいただきたいのですが、実は年金の問題が何回かいわれておりますように、昨年の選挙以来、各政党がこぞって年金の充実を取り上げました。これは御承知のところだと思う。  そういうこともありまして、まあ私ごとで恐縮なんですが、他の同僚議員の方もたぶんそうだろうと思いますけれども、金帰火来、地元に帰ったたびに、こういう年金の問題について、それぞれいろいろの話し合いの機会を多く持たれておると思います。そこで、いろいろと話をしておる際に返ってくることば、質問、意見、まとめますと、異口同音にむずかしいということですね。この五万円年金……

第71回国会 社会労働委員会 第28号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、まず大臣に、いままでだいぶん長時間お疲れだと思うのですけれども、基本的といいますか、この健康保険法の改正をめぐって毎週週末に地元に帰って、話し合う機会を持っております。率直に言って、いま大臣から答えがあったように、五割が六割になった、高額医療を若干改善した、こういうことで前進面を評価する国民が全くいないとは私は言いません。よくなったじゃないかという国民がおることも事実です。しかし、言っておるように、今度の健康保険法の改正によって、もう将来健康保険の赤字問題ということで頭を悩ますようなことは、これですっぱり根が断ち切れたんだ、こういった期待を実は持っていない。一方では改善は認め……

第71回国会 社会労働委員会 第35号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、児童扶養手当、特別児童扶養手当法の問題について、だいぶんおそくなりましたから、ごく簡単に質問したいと思います。     〔竹内(黎)委員長代理退席、伊東委員長代理     着席〕  まず初めに厚生省に二つほどお伺いをしたいのですが、この法律のワク組みはいまさら私は言う必要はないと思うのですが、児童扶養手当の場合は端的にいえば母子世帯、父親がないか、あってもない状態、そういう場合の児童に対して今度の場合六千五百円ですね。特別児童扶養手当の場合は、両親がそろっておっても、その子供が法定の何らかの障害がある場合、こういう場合にそれぞれ六千五百円を基礎にして支給されるということになっ……

第71回国会 社会労働委員会 第36号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○田口委員 まず私は、討論に先立って一言申し上げます。  本二十八日、田中総理の出席を求め、生活法案といわれる健保改正案について、さらに審議を尽くすことを約束していたにもかかわらず、出席を見ないことは、自民党の背信行為であり、総理の、国民生活なかんずく医療問題に対する熱意の欠如を示すものとして、はなはだ遺憾であります。(拍手)  ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案及び橋本委員外四名提出の修正案につきまして、私は、日本社会党を代表し、遺憾ながら反対の討論を行なうものであります。  現在、医療保険や、医療制度の運営に対して、利用する国民の側からの不満の声がきわめて強いことは……

第71回国会 社会労働委員会 第38号(1973/07/03、33期、日本社会党)

○田口委員 時間の関係で、今度の法案のうちで大体三つほどに限って質問したいと思います。  その第一点は、まず、この法案の性格について私の理解が間違いないかどうかをお聞きしたいのですけれども、一つには、工場再配置その他で住宅を建てる。言うならば、炭鉱離職者それから駐留軍離職者のように、ことばはなにですが、しりぬぐい的なものが一つと、もう一つは、定年の延長、身障者の雇用の促進、こういったことを誘導していく。ですから、この法案は二つの性格を持っているのではないか。一方では誘導的なもの、一方では、ちょっとことばは変ですけれども、しりぬぐい的なもの、こういう二つの性格を持った法案であるというふうに理解し……

第71回国会 社会労働委員会 第41号(1973/07/12、33期、日本社会党)

○田口委員 この法案の内容を見まして、私は原則的に、いままで不備であった人の健康を守るという法体系が一応整備されたということについては、賛成の意を表します。特に、他の委員会で議論をしておるのでしょうが、有害物質のこの法案と、それから化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律案、これは通産関係ですね。さらに消費生活用製品安全法案、この三つがこの国会で成立をすればいままで不備であった健康を守る法体系は一応整備をされる、こういう点で私はいま言ったように賛成なんですけれども、この社労でかかっておる法案をずっと考えてみると、問題点が四つどうしても出てくると思うのです。  これは、いままで何回となく長く質……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 社会労働委員会 第4号(1973/12/20、33期、日本社会党)

○田口委員 きょうは時間の関係で三点ほどにしぼって、ひとつ端的なお答えをいただきたいのです。  まず第一は年金制度の問題です。これは、御存じのように前の国会で、年金の時代が到来をしたということからいろいろの論議があった末、まあいうところの五万円年金というものが実現をいたしました。そこで厚生大臣にひとつ決意のほどをお聞きをしたいのですが、せっかくああいった論議の結果、まあ中身はともあれ五万円年金が実現をした今日、御存じのような高物価、インフレという状態がきたわけです。昔からいわれておりますように、戦争は若者の夢を砕き、インフレは老人の夢を砕く、こういうことわざもありますように、こういう状態が続く……

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○田口議員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と概要について説明いたします。  申し上げるまでもなく、労働基準法は、憲法二十七条に基づいて制定されたものであり、憲法二十五条の生存権を労使関係の場で実現することを目的としております。すなわち、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を満たすべき労働条件で働くことができるように、労働条件の最低基準を定立したものでありまして、その基準の順守を使用者に対し厳格に要求する労働者保護法であります。あわせて、労働基準法が定立する最低の労働基準は、広く国際的労働基準と密接な関係を……

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○田口委員 先ほどから、二人の委員から基本的といいますか総括的に御質問があったのですが、私は言うならば職安行政という面に限ってお尋ねをしたいと思います。  その質問に入る前に、いま大臣いろいろ聞いて勉強云々ということを言われたのですが、職安無情といったふうなことばであるとか、それからもっとひどいことばでいえば鬼の職安、私もかつての同僚の職員がこういう怨嗟怨望の的になっているということを聞いて遺憾にたえないのですが、こう言われておることは大臣は御承知であるかどうか。一体労働省の一番えらい人が、自分の部下がこういったことを言われておる原因はどこにあると思うのか、こういう点についてまずお尋ねしたいと……

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、日本社会党)

○田口委員 まず大臣に、労働の基本姿勢について一言だけお伺いしたいのです。  たしか先月の十一日の本委員会で、弱者救済の問題でいろいろやりとりがありましたが、最終的に大臣の答弁で、失対賃金の引き上げについての考え方は、物価の上昇の度合いを見ながら検討するとかいうことです。たしか、私どもが新聞で見る限りでは、去年一年間の平均上昇率が一七%、この四月、一カ月だけの瞬間風速を見れば二十数%、こういう数字が出ておるのですが、失対賃金の引き上げについて、大臣、その後の経過についてどのようなお考えを持っているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 十一日の答弁の精神からいって、いまの局長の答弁では、……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1974/10/23、33期、日本社会党)

○田口委員 予定の時間があまりないようでございますので、端的に一点だけ環境庁にお尋ねしたいと思います。  先般、先ほど報告がありましたように、国政調査の一環として、公害関係の四日市にもおいでを願ったのですが、その際にいろいろ地元の関係者から陳情といいますか、具体的な意見が出されて承知を願っておると思うのですが、あらためてここで公害健康被害補償法の中身についてお尋ねをしたいと思います。  いまさら私がここで長々と申し上げる必要はないと思うのですが、昨年本委員会で前後十六回にわたる慎重な審査の結果、本年九月一日からいよいよ本法が施行になりました。ここで、施行になってからもうかれこれ二カ月たとうとし……

第73回国会 社会労働委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本社会党)

○田口委員 まず大臣に初めに一点だけお伺いをしたいのですが、新聞報道その他によりますと、今回十月一日から引き上げが予定をされておる消費者米価にからんで、この福祉施設関係についてもその影響を緩和をしたい――去る六日の政府と党三役の折衝の決定事項として、この扶養費というのは扶助費のミスプリントじゃないかと思うのですが、扶助費の改善についてつとめる、こういった趣旨の報道があったのですが、一体米価の引き上げと同時に、十月一日からこの生活保護世帯、老人ホーム、そういったところについても引き上げ措置が行なわれるのか、行なわれるとすればどういう方法でやるのか、その辺についてまずお聞きをしたいと思います。


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 社会労働委員会 第1号(1974/12/19、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、労災保険法の一部改正案について、時間がございませんから三つほどに問題をしぼって端的なお答えをいただきたいと思います。  今回のこの改正案の中身につきましては、給付水準その他を見てなお問題があると思うのですが、それらはさておくといたしまして、かりにこの法案が通る――現に法律があるわけでありますけれども、労災保険の給付を受けるためには、たとえいかないい内容を持っておっても、それが業務上であるという認定がなされなければ給付を受けることはできない、これはあたりまえのことなんですね。その業務上であるかいなかについて、ごく最近までに俗にいわれる労災裁判というものが頻発をしております。その……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 社会労働委員会 第1号(1975/02/08、33期、日本社会党)

○田口委員 いま島本さんが総体的に触れられておりますので、私は問題を二つにしぼって、やや具体的な事例も挙げながら、さらに意見を含めながら質問したいと思います。  まず初めに事務的なことですが――事務的というと変ですけれども、五十年度の厚生省予算三兆九千億のうちで、一体医療費、国が支出するたとえば生活保護の医療扶助であるとか老人医療費であるとか、それから各種社会保険に対する国庫負担、こういったものを含めて概算幾らになるのか、さらに本年度と比較をすると金額の面でどれだけの差があり、さらに伸び率においてどれだけの違いがあるのか、そこのところをまずお聞かせいただきたいと思います。

第75回国会 社会労働委員会 第5号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○田口委員 いまの議題になっております内容について、二つ端的に質問したいのです。  一つは、本年で終戦まる三十年、一つの区切りを迎えて、所要の措置を講じたことについては、こちらは全面的に賛成です。同時に、裏を返して考えますと、三十年たった今日、なおいろいろな関係でこれらの法律の対象になり得ない、たとえば、公務に起因をしているかどうかということがいまだに判然としないという御遺族なりまたそういった戦傷病者が今日あることは御承知のとおりであります。率にいたしますと、事務当局で聞いた話では、まだなお二、三%はあるのじゃないか。こういった方々の積極的な掘り起こしといいますか、申請があって却下をされたよう……

第75回国会 社会労働委員会 第7号(1975/03/18、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、いま森井委員からいわゆる一般的な御質問がありましたので、特定業種の問題にしぼって、時間も時間ですから端的にお尋ねをしたいと思います。  まず初めに、昭和三十四年にこの中退共の法律ができて、それから五年たって特定業種を新たに追加をしたのですね。先ほど局長のお話では、この法律の目的について第一条に端的に書かれておるのですが、五年たって特定業種として建設なんかを含めた、この六十三条に書いてある――読めばわかるのですが、この五年ずれて建設業なんかを一項設けたという趣旨、当時の国会で議論があったと思うのですが、おさらいの意味も含めてお答えをいただきたいと思います。

第75回国会 社会労働委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○田口委員 国民年金なり厚生年金、いわゆる公的年金一般についてお尋ねをしたいのですが、私は、今月の十四日本会議で、きわめて限られた時間でありましたけれども御質問申し上げて、その内容は、ここでもう一遍整理いたしますと、三つのことを聞いたつもりであります。  その第一は、老齢福祉年金、まあきょうの主たる議題でありますけれども、この一万二千円という金額について、予算委員会の質疑の状況から見ても、少なくとも軽費老人ホームに入れるぐらいの水準に増額をすべきではないのか、具体的に言うならば、月額三万円程度に引き上げるべきだ、これが一つであります。それから二つ目は、それに関連をいたしまして、敬老年金というも……

第75回国会 社会労働委員会 第18号(1975/05/29、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、厚生年金の俗に言う還元融資の問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。  たしか四十八年の法改正によって、還元融資を受けられる範囲が、いわゆる転貸融資以外に個人にも直接貸し付けが行われる、こういうことになったことは承知をしておるのですが、確かに一歩前進だと思います。そこで、やや細かい質問なんですけれども、年金福祉事業団法の第十七条「業務の範囲」の第三号のハに、事業主の転貸が「著しく困難なもの」という規定がありますね。これは一体どういう内容を示しておるのか、具体的な例があればまずお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 私が初めにこの「著しく困難なもの」という意味をなぜ尋ね……

第75回国会 社会労働委員会 第23号(1975/06/19、33期、日本社会党)

○田口委員 きょうは私は時間が余りありませんから、二つだけ単刀直入にお尋ねをして、また単刀直入にお答えをいただきたいと思うのですが、一つは、いま各府県に社会福祉協議会というのがございますね。これは社会福祉事業法にはっきりと位置づけられておるのですが、東京都の場合は区も含めて、市区町村の社会福祉協議会というのは一体どこに根拠を置いて設置しているのか。  それからそれに絡んで、県社協というものがやっておることは私も大体のみ込んでおるつもりなんですけれども、いわゆる県社協と市町村社協との関係、上下の関係になるのか、それとも同じような性格の、規模を小さくしたものにすぎないという性格なのか、その仕事の内……

第75回国会 地方行政委員会 第28号(1975/06/24、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、この法案についていままで相当議論がありましたから、多少ダブる面もあると思うのですが、改めて確認をするという意味でダブる点についてはひとつ端的にお答えをいただきたいと思うのです。  まず第一は、この法案の出てきた背景というものについて、資料にも書いてありますように、近いところでは本年二月の大協石油の四日市の火災、それから昨年の水島のああいった大きな災害、それから昭和四十八年の災害の多発、こういった一連の事故を受けて、その事故のたびごとにいろいろな反省が出されておるわけですね。あれが足らなかったとか、こうやっておけばよかった、そういった問題点なり、それから、たとえば四十八年十二月……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 社会労働委員会 第3号(1975/11/18、33期、日本社会党)

○田口委員 何分時間が最後でしわが寄ってきましたので、簡単にやりたいと思います。  具体的な問題に入る前に、労働省その他で発表しております数字の持つ意味ですね、それについてまず傾向をひとつ確かめてみたいと思います。  労働投入量という言葉がありますね、雇用者数に労働時間を掛けたのが労働投入量と言うそうでございますけれども、その傾向なんかを見てまいりますと、わが国の雇用調整の方法が、従来からよく言われておりますように、景気が悪くなる、そうなるとまず第一に所定外労働時間を削減する。それでもなおかつ不況に対応できないということになれば、その企業が抱えておる臨時雇い、それから日雇い労働者の削減、まあ首……

第76回国会 社会労働委員会 第6号(1975/12/11、33期、日本社会党)

○田口委員 きょうはひとつ大臣、昭和五十一年度の予算編成も大詰めを迎えておるという情勢でありますので、特に年金の問題にしぼってお伺いをしたいと思うのですが、まずその前に、ことしの八月に概算要求を出された厚生省の予算のあの分厚い資料の中に、医療問題その他と同じように年金の問題だけ空欄になっておるわけですね。まだ関係方面の意見調整がなされていないということはわかるのですが、あれから約百日たったのですから、大詰めを迎えた今日、特に年金の関係について大体話がまとまっておるのかどうか、そのことをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 詰めが十分されていないというその理由について、新聞なんかの報道から……

第76回国会 社会労働委員会 第8号(1975/12/18、33期、日本社会党)

○田口委員 きょうはひとつ医療保険制度の、特に国民健康保険、さらに組合健保、こういった問題について、基本的な問題もあるのですけれども、大臣、それから局長から方向を明らかにしてもらいたいと思うのです。  特に国民健康保険の場合に、たしか今月の四日、国保関係の全国大会があった際、大臣のごあいさつの中にも、いまのままでは大変困難だ、そういう従来の制度をそのままにしておいて、臨時調整金とかなんとかいうのを積んでいっても限界があるじゃないかという意味のごあいさつがあったようですが、確かに私はその点はそのとおりだと思うのです。昭和五十年度に一兆円の大台に乗った国保の助成金、それでなおかつまだ国保がえらいえ……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1976/05/18、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、この委員会でも、しばしば議論になったと思うのですが、たとえば東京湾、大阪湾それから瀬戸内海、伊勢湾、こういった湾内のいわゆる浄化対策、こういう問題については、それぞれの見地から具体例を挙げて議論があったと承知をしておりますけれども、きょうは私は、とりわけ伊勢湾の浄化対策なかんずく赤潮の問題について、環境庁及び水産庁に具体的な手だてを、どうとっておられるのか、お聞きをしたいと思います。  そこで、これはつい最近の問題でございますけれども、本年の三月に伊勢湾の中南部に赤潮が発生をいたしました。その赤潮の調査に入っておりましたら、たまたま有毒プランクトン、ゴニオラックス・カテネーラ……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号(1976/07/16、33期、日本社会党)

○田口委員 きょうは、公害健康被害補償法の運用をめぐりまして、相当、県なり市町村で努力をされておるということはわかるんですが、やはり問題が問題だけでありますので、いろんな意思疎通を欠いたり、それから、ちょっとした行き違いが、いわゆる公害認定患者に対して大変な苦痛を与えておる、こういう状態があるわけでございます。実は先般も、たしか六月の七日、八日だったと思うのですが、東京の久保講堂で、全国の公害患者、それに関係する方々が集まってパネルディスカッションなどをやり、環境庁からも出られたと思うのですが、そういったことと関連をして、私は、たまたま三重県四日市の公害認定患者の方々と座談会、懇談会を開く機会……

第77回国会 社会労働委員会 第3号(1976/03/04、33期、日本社会党)

○田口委員 きょうはひとつ、国民の健康管理といいますか、健康保持という立場から栄養の問題についてお尋ねをしたいと思います。  これはまず大臣に、あとの時間の関係があるようですから、そういう関係で先にお聞きしたいのですが、ことしの一月二十五日、栄養新報という栄養士さんに関係する業界紙といいますか新聞が出ておるのですが、その中に鳥取大学のお医者さんが山陰地方の状況を調べた結果、かっけというものが大変続発をしておる、こういう内容の新聞発表を行っております。これは大臣も御存じだと思うのですが、かっけなんという病気は、昭和の初年、私どもよく経験したもので、お医者さんに行くと、ひざ頭をポンポンとたたかれて……

第77回国会 社会労働委員会 第4号(1976/05/06、33期、日本社会党)

○田口委員 遺家族援護法の問題に関連をして、三点ほどお尋ねしたいと思います。  第一は、今回の改正で附則第三条の俗に言う再婚妻の問題ですね。現行でいきますと、昭和二十七年四月二十九日までの間に、再婚をし、何らかの理由で離婚をし、死別をする、こういった遺族の方につきましては、援護法の対象にするということなんですが、これも今回の改正で二十八年七月三十一日まで延ばした。いわゆる線を一年余り後に持ってきた。この理由は一体どういう点にあるのか、まずそこから。
【次の発言】 いまお答えがあったように、俗に言う軍人恩給復活の前日ですね、そこに線を引いた。ここで私が言いたいのは、この法律の改正案が発表されてか……

第77回国会 社会労働委員会 第7号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○田口委員 私は、いま提案のありました公的年金制度問題について四点ほど、項目を分けてお尋ねをしたいと思うのです。  まずその前に、いまも大臣から趣旨の御説明がありましたけれども、昭和五十一年度の本改正案に取り組む姿勢について再度確かめたいと思うわけでございます。そう言う意味は、前回の昭和四十八年の改正、これは新聞なんかの報道の表現をかりますと、いわゆる大改正という「大」がついておったわけでありますけれども、その四十八年度改正の際に本委員会で相当議論のあったことはお互い承知をいたしております。そういった議論を受けて、来るべき財政再計算期には、五年後にはひとつ抜本改正をやろうじゃないか、こういった……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 社会労働委員会 第2号(1976/10/14、33期、日本社会党)

○田口委員 「救急車カラス鳴かない日も走る」、これは一週間ほど前の新聞に川柳で出ておったのですけれども、好ましい現象ではないと思うのです。今日、救急医療に対する国民の需要といいますか要求というものが高まってきておることは十分御承知だと思うのです。  そこで、ちょっと時間の準備の関係で、自治省なんですが、本年の三月に消防庁は「救急業務の現況」という相当詳しい調査資料も出しておりますし、それから厚生省自体も本年の四月に、前の大臣の諮問機関としての救急医療問題懇談会、こういったものを設けて鋭意検討を続けられておるようですが、私は、救急患者の定義、これがはっきりしていないから救急医療にもたつきがある、……


田口一男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

田口一男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 社会労働委員会公聴会 第2号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○田口委員 いろいろお説を拝聴したのですが、時間の関係がありますから四点ほどのお伺いをしたいんですが、まず二つ、初めに山田先生にお願いしたいと思います。  先ほどのお話では、昭和八十五年、長期的な問題を見込んで国民所得に対して政府案でいけば大体一一%程度になるじゃないか、それから野党四党案でいけばさっと一五%程度になる、まあ心配であるというような言われ方をされたんですけれども、その心配であるという内容についてもっと具体的にお聞きしたいんです。たとえばそういうふうになれば国の財政負担がもっとふえるから、さらにそういった面に年金支出をすれば経済成長全体が鈍化をするとか、こういう意味の心配が出てくる……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○田口分科員 私は、最近問題になっておるというよりも、これは従来から問題になっておるのですが、治山治水、その中で特に治水関係について、時間がわずか三十分ですから、しぼってお聞きをしたいと思うのです。  これは昨年の国会でも相当論議になったと思うのですが、昨年七月に御承知の集中豪雨がございました。そのことによって全国各地でたいへんながけくずれが起こって、とうとい人命が七十余名も失われた、こういう事実があったわけでございます。一体、集中豪雨でこういったとうとい人命を失うようながけくずれの原因はどこにあるのか。こういう問題については、いろいろと先輩議員のお話なんかを聞くと、去年の国会でも相当議論には……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○田口分科員 厚生一般ではなくて、きょうは保健所の問題にしぼってお尋ねしたいと思います。  前置きは、言うまでもなく、国民の健康を守り育てる、これは今日の急務であることはいまさら言う必要はないと思います。住民サイドからいえば、最近の世の中の情勢からいって、特に環境衛生、こういった問題についてもっと積極的に保健所が動いてもらいたい、こういう要求の強いことは、大臣も局長もみな痛いほど知ってみえると思うのです。ところが、それにこたえるべき保健所の実態を見た場合、一体どうなっておるのか、拱手傍観とは言いませんけれども、こういういろいろむずかしい情勢に対して、結局、今日の保健所の状態というのは徒手空挙と……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○田口分科員 私は、いまから申し上げるような具体的事実について、所管である防衛庁、防衛施設庁の御見解を承りたいと思います。  昭和二十年の十二月というのですから、もうかれこれ三十年前の話であります。昭和二十年十二月一日に三重県の島ヶ原村というところで起きた事件なんですが、終戦直後でありますから、旧陸軍が方々に弾薬庫なんかをつくってあった、その弾薬庫の弾薬を、二十年十二月一日にいわゆる占領軍命令として撤去しろ、こういった指示が、三重県を通じ島ヶ原村の村長にあったものですから、村長としては村内居住の警防団員を弾薬の搬出作業に従事させました。ところが不幸にも落盤という事故に遭って、三人が死亡したとい……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○田口分科員 私は、灯台の問題に限って質問をしたいのですが、今国会でも相当問題になりました水島の石油タンクの油漏れの問題、それから前後してマラッカ海峡におけるタンカーの座礁、しかも今月に入ってすでに御承知のように四日市の大協石油のタンクの火災、一連の石油に絡む事故が多発をしておるのですが、そういった問題に絡んで特に指摘をされておるのは、事故が起こってから、事故の原因、それを規制をし、取り締まる責任の所在というものが明確でないということをよく言われておるのですね。私はそういった観点から、たまたま今月十六日、四日市の大協石油の火災に絡んで地元の漁民がこういう心配を私に言ってきたわけです。したがって……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○田口分科員 私は、公職選挙法の関係で前々から言われてきておるのですが、いわゆる障害者、視力障害であるとか、聴力障害、こういったハンディキャップを負った、いわゆる選挙民に対して、いまの公職選挙法のたてまえからいくならば、ひとしく候補者からの政見を聞く機会を与えなければならぬ、こう思うのですが、今日までの、たとえば去年の参議院選挙、その前の衆議院選挙、さらに各地方選挙、そういった場合にこの聴力障害を起こした方々が、たとえば立会演説会に行っても聞くことができない、また視力障害を持っている方は選挙公報が配られたにしてもそれを見分けるわけにはまいらぬ、こういう事実があるわけですね。こういった方々に対す……



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データ更新日:2023/02/05

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