このページでは小林正巳衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○小林(正)委員 参考人の皆様には大変お忙しいところ御苦労さまでございます。私が最後でございますから、いましばらくごしんほうをお願いをいたします。 ところで、午前中からの同僚各委員から、さまざまな角度から、ソウル地下鉄問題についても参考人の皆様にお尋ねをいたしてまいったわけでございますが、そこで一つはっきりしたことは、単なる新聞情報ではなくて、このソウル地下鉄に関して、四社から二百五十万ドルの金が韓国人某実業家の指示に基づいてアメリカの銀行に振り込まれた、こういうことでございます。同時に、先ほど田部参考人を初めとして言われておりますことは、今日の貿易の実態からして、まあ本意ではないけれども、……
○小林(正)委員 一カ月余にわたる予算審議もいよいよ大詰めに来たわけでございますが、私どもの締めくくり総括質問に当たって、以下何点かお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。 まず初めに、この予算についての修正問題をめぐって与野党間に折衝が行われてまいった、その経緯は総理もお聞き及びであろうかと思うわけでございます。最終的に、与党自民党の大平幹事長から野党に対するこの問題についての回答が示されたわけでございます。 その内容は、大ざっぱに申しますと、予算修正をめぐる与野党折衝の経緯の中で自民党幹事長からの回答、つまり所得減税三千億円及びこれに見合う低所得者対策として、社会労働委員会の決議があ……
○小林(正)委員 私は、新自由クラブを代表して、昭和五十三年度補正予算三件に対して、賛成の立場から討論を行うものであります。 われわれは、当面する景気の動向は、政府の楽観的予測にかかわらず、企業の倒産件数等の指標に見られるように、景況に依然明るさが見られず、特に雇用状況はきわめて不安定であると認識するものであります。 今回の補正予算は、事業規模二兆五千億と言いながら、一般会計の実質規模は千四百五十億円にすぎず、いま一歩の対応が必要であったと考えます。 私どもは、補正予算の編成に先立って、政府に対し、構造不況対策など十項目の申し入れをいたしました。その一部は入れられたというものの、決して十……
○小林(正)委員 下田コミッショナーのドラフト制度は必要だという先ほどの話でございましたが、それはプロ野球というものが国民の中に非常に多くのファン層を持っておる。そういう層の厚さからの公共性に準拠されて言っていらっしゃるのではないかと思うのですね。しかし、このプロ野球に限らず、公共性にかかわる分野というのは大変多いわけでございます。 たとえば役人、官庁職員ですね。これは公務員、すなわちきわめて公共的な仕事をしておるわけでございます。そういった意味では、大蔵省であろうが郵政省であろうが何省であろうが、それはすべて公共性の高い部門として、優秀な人材がそれぞれにあんばいされるといいますか、それぞれ……
○小林(正)分科員 私は、同和問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 同和問題というのは、一口に言って日本社会の恥部であると言って差し支えございません。歴史的に、徳川家康の時代からと言われておりますけれども、同じ日本人、その一部の人たちが全くいわれのない差別に苦しんできた歴史というものがあるわけでございます。私は大変政治というのは恐ろしいものだと思う。徳川家康のつくり出した差別というものが四百年後の現代社会の中でその誤りを正さなければならない、こういうことになっておるわけでございます。しかも、その間、四百年の間に、そういう一部の人々が経済的にもあるいは社会的にも、また文化的にも非常に劣悪……
○小林(正)分科員 大臣に最初の一問だけお答えをいただきましたら御退席いただいて結構でございます。 私も繊維問題をお尋ねしたいわけでございます。 今月の構造不況業種の中で、来年度大変積極的な大型の予算を組んでおりますが、繊維業界には余り関係がないわけでございます。そこで抽象的で結構なんですけれども、日本の繊維産業の将来を一体どういうふうに展望したらいいのか。拡大再生産といってもなかなか望めそうにもない。それじゃ均衡再生産なのか、あるいは縮小再生産の道をたどらざるを得ないのか。これは国際的な需給の関係もございますが、通産省として繊維業界の将来というものをどういうふうに展望され、またどのように……
○小林(正)小委員 時間も遅いですから、端的に伺いますけれども、先ほどからこの同和対策事業に関して自治体の負担が大変過重になっておるということがしばしば指摘をされておるわけですね。
そこで、自治省は毎年予算編成前に、各省に対して財政局長名で要望されておるということでございますが、毎年やっておるにもかかわらず目覚ましい成果はない。これは問題はどこにあるんでしょうか。各省にあると言うよりも、結論的に言って、大蔵省にあるということなんでしょうか。黒川さんのところでお答えをいただいたらいいんじゃないかと思います。
【次の発言】 大体いまの財政状態の中で大蔵省がそういう対応をしておるのは、まあまあ妥当……
○小林(正)分科員 三原総務長官にお尋ねをしたいと思います。 私は、日本の栄典制度についてお尋ねをするわけでございますが、戦後、昭和三十九年にいわゆる生存者叙勲が復活をしたわけでございます。それから大方十五年を経まして、すでに八万人ぐらいの方が叙勲の栄に浴したと言われておりますけれども、戦前は、この叙勲の対象というのは大体軍人、官吏がその対象者の主なるものであったようでございます。それはその当時の国の価値観、あるいは国民の側にもそれを受け入れる価値観があったわけですが、今日、社会の価値観あるいは人間の社会的貢献に対する価値観というものも、戦前と今日では大きな開きがあるわけでございます。しかる……
○小林(正)分科員 夜分遅くまでどうも御苦労さまでございます。私が最後ですから、できるだけ簡単に、持ち時間をなるべく残してやめたいと思っております。 昭和四十四年に都市計画法が施行されて、四十五年から六年にかけて、いわゆる市街化区域と市街化調整区域、この仕分けといいますか線引きが行われたわけでございます。全国三十八万平方キロのうち大体五万平方キロぐらいですか、いわゆる線引きが行われたわけですが、それからすでにもう七年を経過しておるわけですね。このいわゆる線引きが行われた当時から、線引きの是非についてはかなり議論があったところでございます。しかし、今日まで七年を経て、いわゆる線引きのメリット、……
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