中路雅弘 衆議院議員
36期国会発言一覧

中路雅弘[衆]在籍期 : 33期-35期-|36期|-38期-41期
中路雅弘[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中路雅弘衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

中路雅弘[衆]本会議発言(全期間)
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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 衆議院本会議 第9号(1983/10/11、36期、日本共産党)

○中路雅弘君 私は、日本共産党を代表し、国家行政組織法改正案を中心にしたいわゆる行革六法案に対し、一括して反対の討論を行います。(拍手)  周知のように、日本共産党は、国民本位の行政改革の断行を最も早くから最も一貫して主張し、その具体案を提起してきたところであります。すなわち、汚職腐敗の構造にメスを入れ、ガラス張りの清潔な行政に変えること、むだと浪費をなくし、簡素効率的な機構で国民サービスを向上させること、地方自治体に大臣に権限を移して、二重行政の弊害を根絶することであります。ところが、政府の六法案は、このような道をとろうとしないぼかりか、全く逆を目指すにせ行革法案であることが、審議を通じて一……

中路雅弘[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

中路雅弘[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 外務委員会 第2号(1980/08/19、36期、日本共産党)

○中路委員 時間が限られていますので、私はきょうは金大中氏の事件の問題政治決着の問題、こうした問題に限って御質問したいと思います。  最初に大臣にお聞きしたいのですが、いわゆるこの七年前の金大中氏の事件というのは、そもそも日本政府にとってどういう問題だったのか。いわゆる金大中氏の滞日を承認していた日本政府は、白昼に金大中民が拉致されるという、しかも日本側で言えば金東雲書記官の指紋まで明らかにしているわけですが、このいわゆる金大中氏拉致事件と言われている事件というのは、日本政府にとってどういう事件だったのかということを、まず最初にお聞きをしておきたいと思います。


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 外務委員会 第1号(1980/10/15、36期、日本共産党)

○中路委員 限られた時間ですので二、三の具体的な問題を御質問する前に、きょうは最初でありますから伊東外務大臣の外交の基本姿勢といったものに関連して一、二お尋ねしたいと思います。  八月十八日に発表になりました外交青書や、またその前に公表になりました外務省の安保政策企画委員会の、骨子ですが報告書を見ますと、特にその中でこれまでのこうした関連のものと比べてみますと非常に大きな特徴があるのは、一つは軍事力の増強ということを公然とこうした外交青書の中にも打ち出されているのと、西側同盟の一員という立場を大変強調され、政治、経済だけではなくて軍事のあらゆる面で一体的な同盟化といいますか対米協調を軸にした体……

第93回国会 外務委員会 第3号(1980/10/24、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に、この食糧援助規約に関係して一、二問お尋ねしておきたいのですが、今回の食糧援助の総量がふえるに伴って日本もふえてきているわけですが、この二十二万五千トンから三十万トンへふえるとすれば、当然援助対象国もふやすのではないかと思います。先ほどもお尋ねがありましたが、特にいま具体的にふやすとすれば、対象として考えられているところはどういうところがあるのか、最初にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 アフリカ諸国が一つ考えられるというお話ですが、もう一点お尋ねしておきますが、インドシナ関係の諸国、これについてはたとえばラオスの場合五十三年はたしか援助されておる、五十四年はないわ……

第93回国会 外務委員会 第4号(1980/10/29、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に、大臣にお尋ねしたいのですが、これは今月の二十四日の参議院の安保沖繩・北方特別委員会で、アメリカのスイング戦略の展開に対応してアジア太平洋の安全に日本が大きな役割りを果たす必要性を述べられたわけですけれども、この問題自身について後からもう少し具体的にお聞きしますが、これと関連して、外務大臣がここで述べられている、日本がアジア西太平洋の安全に寄与していく上で現在の憲法が障害になっているというふうに認識しておられるのかどうか、最初にちょっとお尋ねしておきたいと思います。この中でも述べておられるのですが、もう一度確認しておきたい。

第93回国会 外務委員会 第7号(1980/11/12、36期、日本共産党)

○中路委員 質問の最初に、前回のこの委員会で同僚の金子議員から、金大中氏の問題で、金大中自身も六日には大法院に上告をされていますが、死刑判決文全文の入手について一定の期限を切って要請するということをお話ししまして、外務大臣も一つの方法として頭に入れて考えるということを約束されましたが、この判決文全文の入手について、いまどういう現状にあるのですか。
【次の発言】 まだ入手するという約束もできないわけですけれども、韓国の法規によれば大法院では書類審査だけだということを聞いておりますし、またこの判決も十一月下旬か十二月ということも言われていますから、大変重要な局面にいま来ていると私は思います。第二審……

第93回国会 外務委員会 第8号(1980/11/28、36期、日本共産党)

○中路委員 金大中氏の処刑の可能性というのが非常に強まってきているわけですし、年内にも確定判決が出ると言われていますが、一言一金大中氏の裁判の見通しについてどのように見ておられるか、最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 非常に切迫しているということはお認めになると思いますが、先日鈴木総理と崔大使の会談で、首相が重大な関心と憂慮を表明されたわけですが、韓国の報道機関等は一斉にこれを内政干渉とかあるいは外交脅迫ということでキャンペーンを展開しています。  先ほど外務大臣は、総理は内政干渉の意思はないのだ、なかったのだということをお話をされていますけれども、総理のそういう意図の推察ではなくて……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1980/10/23、36期、日本共産党)

○中路委員 きょう最初ですので、障害者の交通安全対策、それから交通遺児の修学援助の問題で、二、三お聞きしたいと思っているいるわけですが、その前に、きょうは運輸大臣に来ていただいておりますので、この数年来国会でも公害環境関係の委員会では何度か取り上げられてきた問題ですが、国鉄、鉄建公団等直接運輸大臣の指導監督の問題でありますので、最初に具体的な問題でひとつお尋ねしたいと思うのです。  武蔵野南線に関する問題でございます。公害対策の問題に入る前に、一言これもお聞きしておきたいのですが、ちょうど一年前、昨年の十一月十八日に、武蔵野南線二十五キロのうち四分の三が地下トンネルでございますが、生田トンネル……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1980/10/29、36期、日本共産党)

○中路委員 質問の時間が二十分と限られていますし、大臣がたしか一時から御用事だそうなので、一時になったらあとの分は大臣結構ですから。  最初一、二問、具体的な問題に入る前に御質問しておきたいんですが、特に国民本位の総合的な交通運輸体系を確立するという点で、国民生活の利便、それから安全と効率あるいはエネルギー消費の抑制とか、国土のつり合いのとれた文字どおり発展という総合的見地から見ていかなければならないと私は思います。特にこの国鉄再建という問題を大蔵省の出しました今度の「歳出百科」を見ましても、在来路線の再建策として今度のローカル線廃止というのが最後のものだというようなことで強調されているのです……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1980/11/05、36期、日本共産党)

○中路委員 午前中から参考人の皆さん御苦労さまでございます。御出席の皆さんに御質問しなければならないのですが、限られた時間なので二、三の方に御質問するのをお許し願いたいと思います。  最初に、普及協会の新井会長さんに一間お尋ねしたいのですが、午前中の御意見のところで、従来からのモータリゼーションによる弊害との関係で自転車の長所等について具体的にお述べになったのですが、この評価の上に立って、普及協会として自転車利用をいかに安全なものにして利便を増進するかという問題ですね。私は、これだけ普及しておる中で従来政府の対応が大変不十分だったというふうに思うわけですけれども、この自転車の安全利用についての……

第93回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1980/11/26、36期、日本共産党)

○中路委員 きょう質問を予定していました同僚議員が他の委員会で全く同じ時間に質問がぶつかるということで急遽かわったものですから、質問の一部を代行してやるということにもなりますので、少し荒っぽい質問かと思いますが、御勘弁願いたいと思います。  その前にバスの安全運行の問題について短時間お尋ねしたいと思います。  神奈川県内のバスで見ましても、神奈川中央交通、それから相鉄、京浜急行、江ノ島鎌倉観光、四社がいずれもいま一九・六%のバス運賃の値上げを申請しているわけですが、毎日ハンドルを握っている運転手の間では、値上げよりも、いまの安全上大変危険な過密ダイヤについて何とかしてほしいという声も多く出てい……

第93回国会 社会労働委員会 第8号(1980/11/13、36期、日本共産党)

○中路委員 今回の特殊法人こどもの国協会を廃止して民間の法人とする法律案、いわば、こどもの国の解散法で、今後、社会福祉法人になった場合に税金が課せられるようになるわけですけれども、最初に課税額の試算といいますか、たとえば五十四年度の業務実績決算に基づいて、各法人税、住民税、事業税、電気ガス税等ありますが、たとえば法人税については幾らになりますか。
【次の発言】 一般的に社会福祉法人は収益事業を行うことができるわけですけれども、こどもの国の事業は、その収益事業に当たるわけですか。
【次の発言】 全体に当たっては考えてないという、すると駐車場や売店、食堂というのは別に考えておられるのですか。


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 外務委員会 第5号(1981/03/20、36期、日本共産党)

○中路委員 大臣が訪米の前でございますので、関連して二点ばかりお尋ねしたいと思います。  昨年の五月にシュレジンジャー元国防長官が日本の安全保障条約発効二十周年記念事業の一つとして日本で講演を行った際に、次のような発言をされています。その一部ですが、「中東石油への依存は、伝統的な防衛同盟の概念を全く変えてしまいました。すなわち、かつては同盟国、締約国の領土保全の確保を目標とするものと考えられていましたが、今日では、共通の安全保障に対応するためには、われわれは伝統的な同盟に見られた締約国の領土の境界線の外側に位置する資源並びにその輸送路の保護にも備えなければならなくなっているのであります。」とい……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1981/02/27、36期、日本共産党)

○中路委員 限られた時間ですから、一つの問題にしぼってお尋ねしますが、ことしの国際障害者年を迎えまして、障害者の社会生活、社会の全面的な参加ということが目的になっているわけですが、障害者のための町づくりといいますか、特に交通体系の問題ですね。この障害者対策と関連して、建設省あるいは運輸省で特に力を入れてやっていきたいという施策について、一言でいいのですが、簡潔に最初大臣から、建設大臣、運輸大臣からお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 具体的な問題で一、二お尋ねしたいのですが、一つは、国際障害者年日本推進協議会の方から出されています幾つかの要望事項があるわけですが、建設省所管のもので交通安全……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1981/03/18、36期、日本共産党)

○中路委員 きょう二つばかり御質問したいというふうに思っていたのですが、時間が二十分と限られていますから、もし後の問題が残りましたら次回にしたいと思うのです。  最初に、きょう理事会の御許可を得て品物を持ってきましたが、御存じの三角板、総理府令が改正になりまして、昭和五十三年から高速道路での停止のときの表示板ですね、三角板と言われていますが、二百メートルから停止板が見えるようにするという、この設置が義務づけられまして、各車がこれを持つわけですから、当時から一千数百億円の産業だということも言われてきたわけです。現物をちょっと見ていただきながら御質問した方がわかりやすいかと思いますので置きますけれ……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1981/03/20、36期、日本共産党)

○中路委員 大変短い時間ですので、午後の質問と関連した問題で、運輸大臣がおられる際に二、三お聞きしておきたいと思います。  今度の法案の中にもありますが、踏切道の改良促進の問題で、特に大都市では連続立体交差化というのが大変重要な問題でして、私の住んでおります川崎市なんかウナギの寝床のような都市で、南武線が真ん中を走っている。この高架化問題というのは、都市の機能を高める上でも、交通安全の問題からも、あるいは朝夕になりますと列車が連続していますから、ほとんど踏切が締まり切りという状態の中で、大変急がれているわけですが、具体的な問題は午後の質問にしまして、この踏切道の改良、特に連続立体交差化をやる場……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1981/04/22、36期、日本共産党)

○中路委員 法案に関連して御質問していきたいと思いますが、自動車事故対策センターの五十五年、昨年の十二月に出された「重度意識障害者の実態」を読ませていただきますと、昭和五十四年八月一日の介護料支給以来、五十五年七月三十一日までの一年間に重度後遺障害者介護料受給資格の認定を受けた患者五百三十一名中、二ページの実態調査のところに出ていますけれども、五百三十一人中脱却した患者が三人、そして施設入所した患者の四人を症状が好転したものとして脱却に含めますと、七人ですね。一・三二%になっているわけですが、わずか一・三二%といっても脱却があったということは大変重要なことでありますし、患者、家族にとって大きな……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1981/04/23、36期、日本共産党)

○中路委員 法案について引き続いて一、二問最初にお聞きしたいのですが、今回の養護施設の設置計画を作成するに当たって、重度意識障害者の介護の状況や家族の生活状況等については家族に対する郵送調査などの形で実態調査が行われているわけですけれども、いまある医療機関の実態調査ですね、こうした人たちをいまめんどう見ている、あるいはこうした収容施設をつくることが最善の方法なのか、つくる場合にどういう施設にすべきなのか、こうしたことの調査は行われたのかどうか。あるいは、昨日も質問しましたが、家族や医療機関の側で最も関心のある一つである脱却の例なども含めて、治療やリハビリの実態について調査が行われたのかどうかと……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1981/05/13、36期、日本共産党)

○中路委員 短時間ですので、最初の機会に、御都合で退席される林参考人に二、三点だけ御質問、御意見をお伺いしたいと思います。  昭和五十三年の七月に死亡の場合の支払い限度額が二千万円に引き上げられたわけですが、それ以降三年ほど経過をしています。昨年の十二月ですか、交通遺児と母親の全国大会においても、要請にも来られましたけれども、自賠責の保険の死亡支払い限度額を現行の二千万円を三千万円に引き上げてほしいという要望も出されているわけですが、これと任意の自動車保険七千万円、合わせて一億円ぐらいの補償能力をつけさせることが要望でも出ています。  この問題に関連してですが、いま任意保険の対人賠償保険の普及……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1981/06/04、36期、日本共産党)

○中路委員 きょうはきわめて時間が短いので、二つばかりにしぼってお尋ねしたいと思います。  最初の問題は、大型貨物自動車の左折事故防止の問題ですが、このための緊急処置、当面の緊急対策として、五十三年の十一月一日から以降生産される大型貨物自動車についての従来より義務づけられていましたバックミラー、アンダーミラーの大きさ、曲率などを変更するとともに、車両の側方部のより広範な視界が得られるサイドアンダーミラーを新たに取りつけることを義務づけるなど改善を行って、五十四年の保安基準改正によって使用過程中のすべての大型トラックに対しても五十五年十一月以降だったですか適用してきたわけですが、こうした緊急対策……

第94回国会 内閣委員会 第3号(1981/03/31、36期、日本共産党)

○中路委員 少し時間もおくれているようですし、私が最後ですから、できるだけ時間を縮めて御質問したいと思います。  先ほどの上田議員の質問と関連して、続きで二、三御質問したいのですが、先ほども御質問ありました元日赤従軍看護婦、それから五十六年度から慰労金が給付されます旧陸海軍の従軍看護婦さんの問題ですが、七五年の九月ですか、この運動が起きまして、十月に当委員会で長時間私この問題を御質問をしまして、当時の陸軍大臣通達やあるいは赤紙等も持ってきて御質問したわけですが、七五年に運動が始まってから約五、六年たっているわけです。旧陸海軍従軍看護婦さんの問題も解決をしまして、慰労金という形ですが、給付される……

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/09、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に法案について二点ばかりお尋ねをいたします。  前回の委員会でも御質問があった問題ですけれども、今度の在勤基本手当の額の改定で、特に全体の三分の二近くに上ると言われていますいわゆる不健康地に対して加算で改善をしたというお話ですけれども、五十五年度、五十六年度の予算の概算要求で出されました在外特地勤務手当の制度の新設については今度は見送られたわけです。その後、昨年の九月十七日に「在勤諸手当の改善に関する外務人事審議会勧告」というのが出ておりますが、これを見ますと、「勤務・生活条件の劣悪な地に在勤する職員の精神的・物質的負担を補償・軽減し、また、これらの地における職員の勤務能率の向……

第94回国会 内閣委員会 第6号(1981/04/14、36期、日本共産党)

○中路委員 今回の事件ですが、日昇丸の側に公海条約上から見ても全く違反がない、原因はともかくとして、この事件は当て逃げをした相手側が一〇〇%悪い、この認識は大臣も変わりはないと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 日昇丸の側に航行上ミスがあったかどうか、この点については違反がないということはお認めになると思うのですが、どういう原因でこういう事故、衝突が起きたかということは調査をされるにしても、日昇丸の航行についてミスがないということは大臣もお認めになると思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 三十五時間、まる一日半日本政府に通告がない。また沈没した日昇丸の乗組員十五人のうち十三人はま……

第94回国会 内閣委員会 第8号(1981/04/21、36期、日本共産党)

○中路委員 今回の農水省の設置法案ですが、農業に関する多数の部門の専門的な知識を活用して総合的な試験研究、調査を行う、そういうことを目指しているものですし、私も先日、委員会の皆さんと現地を見せていただきまして、一定の評価をすることにやぶさかでありません。  一、二問、これと関連して最初にお聞きしておきたいのですが、農水省のこうした試験研究機関のあり方の問題ですけれども、日本の農業がわが国の基幹産業の一つとして、かつ総合的に発展させる見地から、専門別に細分化されたいまの試験研究機関、調べてみますと、全省庁の試験研究機関の総定員の約三分の一が農水省に配置されているわけです。この行政機構も一層簡素化……

第94回国会 内閣委員会 第11号(1981/05/07、36期、日本共産党)

○中路委員 きょうは定年制の問題の質疑に入る前に、先日報告のありました有事法制の中間報告について若干御質問しようと思ったのですが、前回の外務省設置法のときにも御質問しました原潜問題の中間報告が行われましたので、時間の関係で、有事法制は改めてまた機会を見て御質問することにして、最初短時間ですが、この原潜の中間報告について御質問したいと思います。  今度の中間報告で、アメリカの責任による事件であるということは改めて裏づけられたわけですけれども、報告そのものは大変つじつまの合わない、日昇丸の乗組員のいろいろの証言とも大きく食い違う、文字どおり作文にしかすぎないと思いますし、一般の新聞の報道を見ても、……

第94回国会 内閣委員会 第14号(1981/05/21、36期、日本共産党)

○中路委員 退職手当の削減法案の質問の前に、短時間ですが、外務省に来ていただいているので、若干御質問したいと思いますが、ライシャワー元駐日大使の発言と関連した問題です。  最初に二、三確認しておきたいのですが、横須賀を母港にしているアメリカの艦船名をまず最初にお知らせいただきたい。
【次の発言】 いま横須賀を母港にしている艦艇の名前を挙げられたのですが、この艦艇で核兵器の搭載が可能な艦船、空母は航空機ですけれども、航空機の数を含めて、核兵器の搭載可能な艦船、航空機をひとつお知らせいただきたい。
【次の発言】 きょうは短時間ですからしぼって御質問しますけれども、一九七四年から七五年にかけて約八カ……

第94回国会 内閣委員会 第16号(1981/08/18、36期、日本共産党)

○中路委員 時間の中で榊委員と分担をして臨調答申問題と人勧問題を質問させていただきたいと思います。  その前に、私一言最初にさきの閣僚の靖国神社の参拝問題についてお伺いしたいのですが、今回は外遊中の亀岡農水大臣を除きまして全閣僚が靖国神社に参拝をされました。鈴木内閣のもとで昨年に続いて行われた靖国神社の集団参拝ですが、これが実質的な公式参拝であるということを各紙、櫻内自民党幹事長等も述べておられますが、東京新聞でも幹事長の談話として、すでに鈴木首相を初め閣僚も靖国神社に参拝し、私人とはいいながらみずからの肩書きをつけて記載している、これは公式参拝そのものだと述べ、公式参拝か私的参拝かどうかとい……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1981/11/06、36期、日本共産党)

○中路委員 先ほどの中間答申に関連した質問の前に、一、二欠陥車の問題に関連して御質問したいのです。  欠陥のある車両をメーカーが直ちに回収しなかった、そのために負傷事故などを発生させた事件は幾つかあるわけですが、その一つの問題としていす寸自動車製造のBU型の路線パス、これは昭和四十七年の十一月に神戸で、五十二年の一月に浜松で、いずれもクラッチ部分の破損等で散乱をして通行人を負傷させる。そして三度目は五十二年九月十二日に東京の江戸川区で発生した事故で通行人を負傷させて、この際に同社が原因調査をしたところ欠陥がわかったとして、五十二年十月三十一日に運輸省に欠陥車の回収を届け出たわけですが、昨日いた……

第95回国会 内閣委員会 第2号(1981/11/12、36期、日本共産党)

○中路委員 人事院勧告制度の問題については、公務員の労働基本権の剥奪の代償としてやってこられたわけですし、この人事院勧告を値切るとか、また実施時期をおくらせるということになりますと、いわゆる憲法の労働基本権の保護規定、代償規定ですね。これのじゅうりんにもなるばかりか、いままで政府がILOなどにも主張されてきた発言にも反するわけでありますので、重ねて最初に総務長官に一問お尋ねしますけれども、総理は十一月下旬には決めたいという意味の発言もされていますね。今会期は十七日までですけれども、あと一週間ですね。今度の臨時国会中に給与の改善の法案を提出する考えがあるのか、この時点になってもはっきりされないと……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 内閣委員会 第1号(1981/12/21、36期、日本共産党)

○中路委員 今回の給与改善勧告値切りの措置ですが、これはいままで慣熟した慣行を破壊するということだけでなくて、政府がいままでILOなどで公務員の労働基本権の剥奪を合理化する最大の論拠にしてきた代償機関である人事院の存在それ自体も問題になる非常に重要な問題だと思いますが、こうした値切り措置が公務員給与を所管する衆参の内閣委員会の外で、しかも衆議院でなくて参議院の行革特別委員会を舞台に行われたということは、私は非常に重要だと思うのです。  先ほど岩垂委員の質問に対して山地人事局長が、今回の一連の人勧の値切り措置は各党間の話し合いで決まったものだという趣旨の答弁をされています。私は大臣でも局長でもい……

第96回国会 内閣委員会 第4号(1982/03/18、36期、日本共産党)

○中路委員 限られた時間ですので簡潔に答弁していただきたいと思いますが、法案について一問だけお聞きしておきます。  今回の法案の給与の改定部分等は昨年十月七日の外務人事審議会の勧告に基づくものですが、特にその勧告の中の子女教育について十分措置されていないと思いますが、この問題は今後どうされるわけですか。
【次の発言】 官房長にもう一問お聞きしておきますが、政府はこれまで、三十年経過した外交文書は公表してきたわけです。五十六年になりますと、わが国の戦後史を明らかにする上で非常に重要なサンフランシスコ条約の関連の外交文書もその公表の期限に来ているわけですが、まだ公表されていません。できるだけ早い時……

第96回国会 内閣委員会 第5号(1982/03/23、36期、日本共産党)

○中路委員 法案に関連して現行失業対策事業について二、三御質問しようと思ったのですが、時間も限られていますし、これに関連した問題は後で同僚議員が質問いたしますので、きょうは一つの問題にしぼって御質問したいと思います。  それは産業ロボットの問題です。最新の科学技術の成果である産業用ロボットの導入あるいは機械の自動化は、危険で過酷な労働環境、単純な繰り返し労働あるいは労働安全衛生の向上という点でも、労働条件の改善、生活向上のために行われなければならない、こういう見地で幾つか御質問したいと思いますが、先日もNHKのニュース解説を見ていましたら、この産業用ロボットの問題の特集をしていたわけです。そこ……

第96回国会 内閣委員会 第6号(1982/03/25、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に法案に関連して一、二問お聞きしていきたいと思います。  郵政省は、逓信省が昭和二十四年に郵政省と電気通信省に分離されて以降もっぱら郵政行政に重点を置いて、電気通信省が電電公社へ改編されて以降も、電気通信行政を扱う審議機関も郵政審議会の一部会という位置づけをされてきたわけですが、今回の改正は、電気通信行政の重要性にかんがみてこれを郵政省の基幹行政の一つとして位置づけるという見地から行われたと考えるわけですが、最初にこの点についての御見解をお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 電気通信行政は、いまおっしゃったように八〇年代以降の重要な行政分野の一つでありますし、今度の法案……

第96回国会 内閣委員会 第8号(1982/04/01、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に法案で一、二問お聞きしておきたいのですが、昨年の九十四国会でも恩給法の改正の際に附帯決議がつけられているわけですが、恩給については毎回同じような附帯決議がつけられているわけです。最初に大臣に、国会での附帯決議についてどのような認識をお持ちですか、お聞きしておきたい。
【次の発言】 いまおっしゃったように国権の最高機関の国会での意思なわけですから、その実現のために十分努力するという当然のお話だと思いますが、恩給法改正で九十四国会の附帯決議を見ますと、「恩給の実施時期については、現職公務員の給与より一年の遅れがあるので、遅れをなくすよう特段の配慮をする」云々という附帯決議がついて……

第96回国会 内閣委員会 第12号(1982/04/15、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に、法案提出のやり方といいますか、そういう問題について一、二問御質問します。  今度一本の法律案で、廃止法律だけでも三百二十本に上るわけです。それを一括して処理するという法案ですが、過去にこうした例はどういったのがあるか、ちょっと調べてみましたけれども、昭和二十七年にポツダム命令で四十五件を処理した際に、これは大蔵省関係の諸命令の措置に関する法律案で四十一件、連合国財産の返還関連法案で四件処理するというように、やはり所管別、問題別に区分して提案をされております。また、昭和三十九年に三百八十七本の法令廃止と多数の法律改正を行った際も、一本の法律案で処理しないでやはり関係の法律、こ……

第96回国会 内閣委員会 第14号(1982/04/22、36期、日本共産党)

○中路委員 先日、渡辺大蔵大臣も参議院の委員会で、五十六年度の税収不足、歳入欠陥が二兆円を超える、二兆数千億の巨額に達する旨の答弁をしておられますが、総理も同じ認識かどうか。十七日の新聞の報道ですと、総理と大蔵大臣、官房長官の三者でこの問題の話し合いをされて、この五十六年度の歳入欠陥を埋めるために国債整理基金からの借り入れあるいは決算調整資金の取り崩し等が報道されているわけですが、予算の補正後にこうした兆単位の税収不足があらわれたというのは戦後初めての事態だと思いますが、重要なこの問題について総理の政治責任はどのように感じておられるのか、どのように対処をされようとしているのか、最初にお聞きした……

第96回国会 内閣委員会 第16号(1982/05/13、36期、日本共産党)

○中路委員 発言の最初に、配られました「防衛懇話会における防衛庁長官講演の概要」ですが、各新聞で相当詳しくこの発言については報道されています。きょうの審議のためにこの講演の発言の中身を提出してもらいたいという要請に基づいて出されたわけですが、中身を見ますと、先ほどの論議から、取り消しやあるいは訂正、不適当だということで防衛庁長官が発言されていることは、ほとんどこの中に書いてないのですね。これでは全く作文なんです。  私は最初に、委員長に改めてこの六日の防衛懇話会における防衛庁長官の発言を提出していただきたいということをお願いをしたいのです。

第96回国会 内閣委員会 第19号(1982/07/29、36期、日本共産党)

○中路委員 関連で、若干の時間御質問したいと思います。  最初に、二十三日に国防会議に付議されました五六中業ですが、これについては、いただきましたのが簡単な報告書なんです。前の五三中業の際には詳細な説明もつけた文書をいただきました。最初に、改めてまたこれを論議する際の必要なものですから、五六中業について詳しい説明の文書もあわせて提出していただきたいということをお願いしておきたいと思います。いかがですか。
【次の発言】 詳しい説明の資料を作成次第ひとつ要請にこたえていきたいというお話ですから、ぜひ五六中業に関するさらに詳細な説明文書をいただきたいということを重ねてお願いしておきたいと思います。 ……

第96回国会 内閣委員会 第20号(1982/08/10、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に、厚生省設置法の一部を改正する法案について、私たちの党の見解、態度を一言明らかにしておきたいと思います。  本日、衆議院の本会議で成立しました老人保健法が、患者一部負担の導入によりこれまでの無料化を廃止する制度的改悪であること、また、患者負担の差額ベッドや付添料などの保険外負担が解消されていない現状では新たな重い負担となって、月額二万円台の老齢福祉年金しか受け取れないお年寄りや低所得者にとって過重な負担であって、所得の低い人ほど医療機関にかかれなくするということは明らかであります。所得の民主的再配分を内容としなければならない社会福祉のあり方から言っても容認できるものではないと……

第96回国会 予算委員会 第11号(1982/02/16、36期、日本共産党)

○中路委員 今回のF4ファントムの爆撃装置の問題については、四十三年の国会で論争の末取り外されたわけですけれども、この四十三年の先ほど質問がありました増田長官の答弁、それから四十七年の当時の増原長官の「わが国の戦闘機の「爆撃装置」について」という見解、さらに、五十三年三月のF15を入れるときの論議、政府の見解、この問題の中で、先ほど増田長官の当時の約束、答弁について今後検討するというお話ですが、四十七年の増原氏の見解も、これを取り外したのは憲法上の制約からということを明記をしています。  今後検討するということは、この憲法上の制約から取り外した爆撃装置を装置をする、今後検討するというのは、この……

第96回国会 予算委員会 第16号(1982/02/23、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に、先日行われました建国記念日の奉祝式典の問題について、幾つか御質問したいと思います。  新聞等の報道によりますと、ことしの総理府と文部省が後援された建国記念日奉祝式典は、かつて総理府が後援を決定される際に宗教的な色彩が強いというので、会場も明治神宮会館から国立劇場あるいは日本青年館に変えられたわけですが、昨年から再び会場も明治神宮会館へ戻して、ことしもまたここで行われています。昨年と同様に、式典に先立って紀元祭をとり行って、この式典が紀元祭という明治神宮の宗教行事と連動して行われているわけですが、それだけではなくて、昨年の黙祷にかわって、式典次第を見ますと拝礼という宗教的な儀……


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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 外務委員会 第3号(1982/12/18、36期、日本共産党)

○中路委員 先ほどから論議されていますが、私も最初にさきの米上院外交委員会での日本の防衛力増強を求める決議案について二、三お聞きしたいのですが、政府を拘束するものでないということもおっしゃっていますが、報道によりますと、中曽根総理は、これは真剣に考えなくてはならないということも十五日付の新聞でも報道されています。先ほども大臣は耳をかさなくてはならないという意味のことも御答弁されていますが、まず外務大臣としてどういうふうに、受け取っておられるのか、最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 報道ですと、当初これの提案者の一人であるパーシー氏自身が、内政干渉と受け取られかねず、日米関係に好ましい……

第97回国会 予算委員会 第5号(1982/12/17、36期、日本共産党)

○中路委員 私は、日本共産党を代表し、昭和五十七年度補正予算二案に反対し、日本共産党の組み替え動議に賛成の討論を行います。  反対の理由の第一は、この補正予算が、すでに耐えがたいまでになっている国民生活に新たな困難をもたらすことであります。  政府の言う景気対策は全く見せかけのものでしかなく、国民が強く願った一兆円減税は夢と消えました。それどころか、六百万人の労働者に直接重大な打撃を与える人事院勧告凍結方針をあくまで貫き、さらに私学助成、中小企業対策費などの国民生活関連事業を軒並みばっさりと削っているのであります。人歓凍結は、憲法が保障する労働基本権剥奪の代償措置だとしてきた従来の政府の公式見……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 外務委員会 第3号(1983/03/25、36期、日本共産党)

○中路委員 租税条約についてお尋ねするわけですが、その前に一問だけ、先日の三月八日の衆議院予算委員会締めくくりの総括質問で取り上げました問題についてですけれども、米軍の大和田通信基地ですね、B52に核攻撃を指令するジャイアント・トーク・ステーションの一つですが、ここの施設内に掲示板の警告文が大量に出されまして、アメリカの国内法、治安立法であります安全保障法で日本人を罰するという大変不当な掲示が出された問題について、外務大臣から、実態を調査して日米合同委員会で取り上げて善処するというお約束をいただきました。当時は実態がわからなかったかと思いますが、北米局長は米軍人など米国人向けの掲示ではないかと……

第98回国会 外務委員会 第4号(1983/04/13、36期、日本共産党)

○中路委員 きょうは非核三原則問題、関連した問題、それから母港化問題を御質問したいのですが、最初の十分だけ大臣が食事だというので、終わりに時間がありましたら御質問したいと思っていた問題ですが、二問ばかりその十分の間で、これはこれまでの委員会で取り上げてきた問題の続きですけれども、お尋ねしたいと思います。  施設庁はお見えになっていますか。――二点なんですが、一つは、これは二年前ですか、やはり衆議院の内閣委員会で取り上げた問題ですが、横須賀を母港にしています空母ミッドウェーですね。このミッドウェーが艦艇に屎尿の処理の施設を持っていない。他の艦船もそうですが、港内に屎尿のたれ流しをやっているという……

第98回国会 外務委員会 第5号(1983/04/15、36期、日本共産党)

○中路委員 海事条約の二件について御質問するわけですが、その前に一点だけお尋ねしておきます。ペルシャ湾の原油流出問題ですが、湾岸諸国の経済、生活にも大きな影響を与えている大きな政治問題になっているのですが、政府が調査団を派遣されていますが、この調査団はいま何をやろうとしているわけですか。
【次の発言】 この問題で大臣にひとつ要望もあるのですが、いまのイラン、イラク当事者の停戦問題とは一応別にしましても、国連を通じて、あるいは何らかの方法で、海洋汚染を取り除く、汚染の拡大を防止するという点で日本政府として何らかの働きかけといいますか国際的な行動、こうした点についてお考えがありましたら大臣の御意見……

第98回国会 外務委員会 第8号(1983/05/13、36期、日本共産党)

○中路委員 私はあと残された時間で、領事条約の関連で外務医務官の問題について若干御質問したいのです。  この問題は最近私、イラクの石油精製施設の下請労働者として従事して、昨年の十二月ですが、現地で病気で亡くなった、家族からいろいろ補償の問題で訴えがありまして、それを機会に外務省の皆さんからも資料をいただきまして、ぜひ一度御質問したいと思って取り上げるわけです。  在外公館に外務医務官が配置されているわけですが、いただいた資料を見ますと、昭和三十八年以後現在二十二名配置されている。看護婦さんは三名ですが、その現状をまず最初にどのようにお考え、認識されているか、お尋ねしたいと思います。

第98回国会 決算委員会 第4号(1983/03/25、36期、日本共産党)

○中路委員 きょうは、主として雇用調整助成金の問題、特に教育訓練にかかわる問題について御質問したいと思います。  昨年十月一日付で、一カ年間、高炉による製鉄業、同製鉄関連業が雇用調整助成金の対象業種に指定されましたが、大手の高炉メーカー五社も適用対象となって、いま各社とも雇用調整を目的としてこの雇調金の教育訓練を行っていると聞いていますが、指定後すでに五カ月経過をしています。大手高炉メーカー五社の教育訓練に対する雇用調整助成金の支給決定状況はおわかりになりますか。
【次の発言】 労働省から提出いただきましたいまお話しの「鉄鋼業における雇用調整助成金支給決定状況」五十七年十月から五十八年の一月ま……

第98回国会 内閣委員会 第2号(1983/03/03、36期、日本共産党)

○中路委員 本来、法案を初めとした審議は大臣の出席のところで行うということが委員会のたてまえになっていますから、それを崩すわけではありませんが、きょう私、一番最後でありますし、途中で大臣が抜けられたところで休憩するのも皆さんにも御迷惑をかけます。予算委員会への出席のことですから、途中で中座された後も一応時間の範囲で質問を続けさせていただきたいと思います。  時間が短いので、御連絡した中で飛ばしまして、法案について二、三問と、あとは、巡航ミサイルの中で、海の方は抜きまして空中発射の巡航ミサイルの問題だけ関連して御質問し、もう一つは厚木海軍航空基地の航空機騒音の問題、三つの問題について御質問したい……

第98回国会 内閣委員会 第4号(1983/03/24、36期、日本共産党)

○中路委員 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  周知のように、わが党はこれまで、国交開設に伴う大使館の設置等や在勤基本手当の物価、為替の変動にスライドした改定などを内容とする在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の改正案に賛成の態度をとってきました。  それにもかかわらず、今回、本法案にあえて反対するのは、在勤基本手当の基準額の改定に当たって、物価、為替変動にスライドした法律に基づく当然の義務的改定を行わず、しかも、その論拠として、人事院勧告凍結の痛みなどという在勤……

第98回国会 内閣委員会 第6号(1983/04/15、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に二、三、法案に関連して御質問したいのですが、一つは、今回の法案提出に際して、農水省が行管庁の審査を受けられたほか、臨調に対しても説明を行って、その了承を取りつけられたと聞いておりますが、今回の二つの研究所の設置、二つの研究所の廃止に対して臨調はどういう理由でオーケーされたのか、お聞きをしておきたい。
【次の発言】 臨調が八二年の九月十三日に、蚕糸試験場の農業研究センターへの整理統合等について指摘をされていますね。八二年の九月三十日に農水省の回答というのが出ていますけれども、要点は今度の法案に出ている中身です。附属機関等の農業試験研究機関について、このときは仮称ですが、農業生物……

第98回国会 内閣委員会 第7号(1983/04/19、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に恩給に関連して二、三お尋ねしますが、人事院勧告の凍結と関連して恩給のベースアップを中止するという今回の措置は、いわゆる臨調の答申に沿ったものであると思いますが、今回の措置と臨調の答申との関係はどのような関係を持っておるわけですか。
【次の発言】 恩給のベースアップと公務員給与との関係ですけれども、戦後だけとってみましても、人勧を凍結した昭和二十四年あるいは勧告の見送りがあった昭和二十九年、三十年のときでも、恩給のべースアップはしたこともあるわけですね。逆に、公務員給与が改定されたけれども恩給のベースアップをやらなかった例、昭和三十八年、三十九年、四十一年ということもあります。……

第98回国会 内閣委員会 第8号(1983/04/26、36期、日本共産党)

○中路委員 日本共産党を代表して、恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を説明いたします。  政府が提出した今回の法案は、傷病者遺族特別年金に年額四万八千円の遺族加算を行う、七十歳以上の長期在職の旧軍人等の仮定俸給の格づけを引き上げるとしているだけで、人勧凍結を口実にして、仮定俸給の引き上げと、これに伴うその他の改定を一切盛り込まないなどというきわめて不当なものとなっております。  これは、国民の生活水準や国家公務員の給与、物価その他の諸事情の変動に対応して恩給額を改定すると定めた法の趣旨に反するばかりか、国民生活犠牲の臨調路線を最優先させて、二百四十万余の恩給……

第98回国会 内閣委員会 第9号(1983/04/28、36期、日本共産党)

○中路委員 限られた時間ですので、法案を中心にして私は御質問したいと思いますが、質問の前に一言、これは大臣に意見を述べておかなくてはならないと思いますのであえてお尋ねしますが、今回の臨時行政改革推進審議会設置法案と国家行政組織法改正案の審議を前にして先日、四月十九日に赤坂の料亭「満ん賀ん」で行管庁長官主催の懇談会が開かれました。  私のところへ来ました案内状を見ますと、「このたび当庁所管の法律案として国家行政組織法一部改正案及び臨時行政改革推進審議会設置法案を国会で御審議願うことになりました。 つきましては、」「次のとおり粗さんの用意をいたしましたので、」という案内状になっているのですね。  ……

第98回国会 予算委員会 第18号(1983/03/08、36期、日本共産党)

○中路委員 私は最初に、B52核爆撃機への発進通信基地である大和田基地の問題について若干お尋ねしたいわけです。  わが党は、このB52核爆撃機への発進指令基地、いわゆるジャイアント・トーク・ステーションと言われておりますが、何回かこの国会でも質問してきました。嘉手納と横田にあって、嘉手納の米軍の広報部の発表では、このほかに世界に十数カ所あるということを認めています。ジャイアント・トーク・ステーションは、発進したB52へ攻撃実施のゴーサイン、ゴーコードを伝達する通信基地ですが、この通信基地が嘉手納とともに首都圏のど真ん中である横田に置かれ、横田を管制基地として大和田、所沢で送受信を行っている。こ……


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第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 内閣委員会 第2号(1983/08/18、36期、日本共産党)

○中路委員 官房長官の後の日程があるということなので、最初に二、三問官房長官にお尋ねをしたいと思います。  ILOがことしの三月に、政府の人勧凍結方針の撤回を求める職員団体の提訴を受けまして、御存じのように、八三年度以降の人勧について、今後の人事院勧告が完全かつ迅速に実施されるようにという勧告をされました。完全かつ迅速に実施されるという勧告でありますけれども、人勧の扱いについて、秋口、九月上旬に臨時国会を開きたいというお話ですけれども、先ほども給与関係の閣僚会議は何回でも開いてというお話ですが、八月五日に出されてから一度やられて、後全く開かれていないですね。少なくともこの臨時国会前には結論を出……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/09/27、36期、日本共産党)

○中路委員 私は、具体的な質問に先立ちまして、行政改革についての基本的な考え方を少し述べてみたいと思いますが、最も早くから、また最も一貫して、国民の立場に立って、腐敗や浪費をなくして公正で簡素で効率的な行政を断固やるべしと私たちは主張してきました。  九年前に田中金脈が政治を揺るがしたときに、田中角榮議員あるいは小佐野賢治氏が組んでペーパーカンパニーをつくって、建設省を巻き込み膨大な利益を手中にした虎の門事件あるいは鳥屋野潟事件、信濃川河川敷事件等を追及し、政界、財界、官界の癒着を暴露してまいりました。  いま、むだ遣いの典型と言われているあの欠陥の原子力船「むつ」、国会では百回以上この問題を……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1983/09/29、36期、日本共産党)

○中路委員 私はあとの時間で、今度出されました六本の法案そのものについて、私たちの主張も述べながら、提出された政府の方のねらいをお聞きして、きょうの皆さんの答弁で、この法案についての私たちの最終的な態度、対応を決めたいと思いますので、率直にひとつ御答弁願いたいと思います。  行政事務の簡素合理化法案については、三浦委員から先ほどお尋ねしました。私、聞いておりまして、一、二点だけ追加して御質問したいと思います。  一つは、機関委任事務の簡素合理化に関する部分で、米軍、自衛隊にかかわる損害補償の経由事務を市町村長に押しつけようという点ですけれども、これは明白に国の責任の問題ですから、この事務を市町……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第7号(1983/10/03、36期、日本共産党)

○中路委員 共産党の中路雅弘でございます。臨調の委員の皆さんとは、基本答申、最終答申等が出されたときに懇談をさせていただき、意見交換もしましたけれども、たまたまその際瀬島さんとはお会いする機会がなかったものですから、瀬島さんがおっしゃっているあるいは書かれたものにも触れながら、若干御質問したいと思います。  臨調が一連の答申の中で、行政改革の最大の眼目は、国全体の歩みをより望ましい方向に変えていこうとする点にある、あるいは新しい国づくりを目指すものだと、第一次答申でもおっしゃっているわけですが、瀬島さんは、またこれを国家改造戦略とあるところでは書いておられます。第三次答申で行政分野を三つに分け……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、日本共産党)

○中路委員 日本共産党を代表して、国家行政組織法改正案など政府提出の六法案及び自民党、公明党、民社党、新自由クラブ共同提出の修正案並びに共産党提出の修正案に対し、一括して討論を行います。  第一は、各省庁の内部部局等の設置規制を法律事項から政令事項に移管することとする国家行政組織関係二法案と、これに対する四党共同提出の修正案についてであります。  わが党は、これらに断固として反対であります。  政府提出の二法案は、審議を通じて一層明瞭になったように、軍事、大企業奉仕部門の拡大、国民生活密着部門の縮小などという臨調の行政機構改編構想を、国会に一切諮らず、政府が一方的に推進するための最重要のてこに……

第100回国会 内閣委員会 第2号(1983/10/06、36期、日本共産党)

○中路委員 最初に、海上自衛隊の演習の問題について御質問したいと思います。  その前に、ガイドラインの、ことし一月から始まりましたシーレーン防衛の日米共同研究ですね、日本有事の研究の中で、このシーレーン防衛の問題がどこまで進んでいるのか、最初に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 もう一点、ガイドラインの極東有事研究ですね、これはどこまで進められているのか。その中での通峡阻止といいますか、海峡封鎖の研究はどこまで進んでいるわけですか。
【次の発言】 海自の問題に移りますけれども、九月二十五日から十月五日まで海上自衛隊の日本周辺の海域あるいはシーレーンを舞台にして、これは五年に一回の全部……

第100回国会 内閣委員会 第3号(1983/10/11、36期、日本共産党)

○中路委員 レーガン大統領と中曽根総理との首脳会談について日程も決まったようですけれども、先ほども御質問の中でこのテーマ等について、INFとか南北問題あるいは安全保障を含めた日米関係等の問題について触れられました。  改めてお聞きしたいのですが、この日米首脳会談で話し合いをされる主要なテーマ、特に何か新しく取り決めがあるのかどうか、この点について最初に総理にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 新聞の報道によりますと、外務省首脳が語ったということで出ていますが、日米間の防衛問題の焦点となっている対米武器技術供与の枠組みづくりと、厚木基地にかわる米空母の艦載機の夜間の離発着訓練基地、代替基地で……


中路雅弘[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院36期)

中路雅弘[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本共産党)

○中路分科員 私は、きょうは大企業に対する労働行政の指導、主として長時間労働や年休の未消化の問題、サービス残業といいますか手当なしの時間外労働、こうした問題について御質問したいと思います。  労働省も五十三年に、基準局長名で労働時間短縮の行政指導についての通達も出されておりますし、また五十五年には、この通達の促進のために週休二日制等労働時間対策推進計画も出されているわけですが、この推進計画書の中でも、国際社会において先進国としてふさわしい地位を占めるには、週休二日制の一般化を初め労働時間の適正な確保、こうしたことを図ることが非常に必要だということも述べておられるわけです。  しかし、現状を見ま……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本共産党)

○中路分科員 私は、文化財や史跡の保護の問題についてきょうは御質問したいと思います。  鎌倉は京都、奈良とともに日本の代表的な古都であり、特に中世の歴史を物語る多くの建造物や遺跡が残されておるわけですが、これらの文化財と周囲の自然環境が一つに溶け合ったところに、やはりこうした古都としての貴重な都市の風格があるわけで、古都保存法によって保護されているわけですが、最近は、特に多くの学者や専門家の間でも大変貴重だとされているこの少なくない文化財遺産が、開発業者の手でマンションの建設やあるいはアスレチックという形で開発行為にさらされていまして、住民による保存運動が各所に起きてきているわけです。  最近……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 内閣委員会同和対策に関する小委員会 第2号(1981/11/17、36期、日本共産党)

○中路小委員 参考人の皆さん、きょうは御苦労さまでございます。  非常に時間も限られていますが、同対協の十八日の答申に、同和対策事業と関連して四つの問題点の指摘もされていますし、先ほども中西参考人から国民的な合意が得られない幾つかの事態についてお話も聞きました。啓発活動が特定のイデオロギーを強制するような啓発であってはならない、同和問題の解決に役立たないという御意見もありまして、きょう時間がありましたら、こうした問題、もう少し詳しくお聞きをしたいと思っていたのですが、限られていますので、同対協の会長さん、そして中西参考人から一点ずつお聞きしておきたいと思うのです。  中西参考人にお聞きしたいの……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1982/02/26、36期、日本共産党)

○中路分科員 限られた時間ですので、大都市における交通体系の拡充、その中での地下鉄問題に関連して幾つかお聞きしたいと思います。  大都市における人口の過密と同時に、モータリゼーション優先の道路政策の中で、公共交通というのがいま大変さまざまな矛盾と困難に直面しているわけですが、市民の直面しているいろいろな要求、安全、快適そして安い、こうした交通の要求になかなか対応し切れなくなっていますが、その中で、特に大都市における地下鉄が大変いま重要な役割りを果たしてきていると思います。  昭和四十一年の七月に運輸省の都市交通審議会が出された答申ですが「横浜及びその周辺における旅客輸送力の整備増強に関する基本……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会第八分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本共産党)

○中路分科員 きょうは、主として官公需の中小建設業者への発注の問題に限って御質問したいと思います。  公団の方、お見えですね。最初に、五十六年度の中小業者への建設省所管事業でいいですが、契約実績、それから五十七年度の目標ですね、物品、役務、工事がありますが、合計でいいわけですが、官公需総実績との比率を含めて簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 金額等の問題はありますが、これは後でまた資料でもお願いしたいと思います。  住宅・都市整備公団の神奈川県内の主な事業計画ですね、住宅建設、市街地再開発、都市開発事業がありますが、ここでは全部お話ししていただくと時間もとりますから、都市開発事……



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データ更新日:2023/02/05

中路雅弘[衆]在籍期 : 33期-35期-|36期|-38期-41期
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