中路雅弘 衆議院議員
41期国会発言一覧

中路雅弘[衆]在籍期 : 33期-35期-36期-38期-|41期|
中路雅弘[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中路雅弘衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院41期)

中路雅弘[衆]本会議発言(全期間)
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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 衆議院本会議 第12号(1997/02/27、41期、日本共産党)

○中路雅弘君 私は、日本共産党を代表して、防衛庁設置法改正案並びに関連する重要問題について質問をいたします。  沖縄県民の命と安全を脅かす劣化ウラン弾事件は、国民の大きな怒りを呼び起こし、各地で海兵隊撤退を求める世論が高まっています。  まず、劣化ウラン弾問題について質問いたします。  橋本総理は、先日、初来日したオルブライト国務長官との日米会談で、劣化ウラン弾問題について、長官に事後処理に細心の注意を要請したとされています。しかし、なぜ、米軍自身が日本における訓練での使用を禁止していた危険な劣化ウラン弾の日本での使用そのものを問題にしないのですか。  この事件は、在日米海兵隊のハリアー機が沖……

中路雅弘[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院41期)

中路雅弘[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 安全保障委員会 第1号(1996/12/05、41期、日本共産党)

○中路委員 限られた時間ですので、きょうは二つばかりお聞きしたいと思います。  一つは、先月十一月四日から十七日まで、日米合わせて二万三千人を動員した日米共同統合実動演習、キーンソードが行われました。日本海など日本周辺海域、北海道、九州の演習場などで陸海空の三自衛隊と陸海空海兵隊の米四軍の演習が行われたわけですが、この演習は、去る十月にACSA、日米物品役務相互提供協定が結ばれて初めての適用の演習でありますので、この演習の概要とともに、この協定に基づいてどのような提供が行われたのか、受領の部隊、それから提供の部隊、その提供の内容、米軍艦の艦船名、自衛隊の艦名、こうしたものの資料をお願いをしまし……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 安全保障委員会 第4号(1997/03/18、41期、日本共産党)

○中路委員 限られた時間ですので、きょうは法案そのものについてだけ御質問したいと思います。  最初に、即応予備自衛官の問題ですが、新防衛大綱のもとで、陸上自衛隊の部隊編成は、現行の自衛官定数十八万の体制から、最終的に常備自衛官が十四万五千人、それにプラスしまして即応予備自衛官が一万五千人の合計十六万の体制に改編されるわけですが、現行の陸上自衛隊は、定数十八万ですが、欠員は三万で、実員約十五万の体制です。  新体制への移行による編成で見ますと、定数は十八万から十四万五千に減るわけですけれども、常備自衛官の減は、実質的には実員で見ますと五千人減るにすぎないんですね。その一方で、一万五千人の即応予備……

第140回国会 安全保障委員会 第5号(1997/03/25、41期、日本共産党)

○中路委員 共産党の中路雅弘です。  最初に佐久間参考人にお尋ねいたします。  新しい防衛大綱では、日本の防衛に際して日米共同対処ということが言われていますが、これまでも日米で共同の訓練、演習が頻繁に行われてきました。ところが、防衛庁や外務省で、質疑の中でもそうですが、米軍の運用についてはほとんど知らない。例えば、今問題になっています沖縄の施設・区域の整理統合の中でも、普天間の航空基地の機能や、いわゆる有事のときの増援態勢などについてもわからない。また、先日の鳥島に劣化ウラン弾が撃ち込まれた問題でも、米軍がここで何をやっているかということは防衛庁はほとんどあずかり知らないという答えが返ってくる……

第140回国会 安全保障委員会 第7号(1997/05/15、41期、日本共産党)

○中路委員 ガイドラインの見直しの問題について、御質問の前に一言私たちの立場を述べておきたいと思います。  四月の日米首脳会談で橋本総理が再度約束しましたガイドラインの見直し作業は、日本政府による緊急事態への対応策の検討及びテロ対策の強化などの内閣機能の強化と三位一体となって軍事力を活用した日本の危機管理体制を強化するものだと思います。ガイドラインの見直し作業は、九六年四月の日米安保共同宣言と日本の新防衛大綱を踏まえて進められているわけですが、共同宣言では、アジア・太平洋という広大な地域を設定して、この地域の平和と安定のたの米軍のプレゼンスを維持すること、日本は単に米軍に基地を提供するだけでな……

第140回国会 安全保障委員会 第8号(1997/05/20、41期、日本共産党)

○中路委員 昨日の十九日からワシントンで日米防衛協力小委員会の代理会合が開かれまして、詰めの作業が行われているということですけれども、きょうは新ガイドラインについてお聞きしたいと思います。  ガイドラインは、日本への武力攻撃や日本周辺の事態等に対して、日米が共同して対処していく場合の基本的構想、共同防衛の基本構想を規定するものですが、同時に、ガイドラインは、さまざまな事態に関して米軍と自衛隊という軍レベルの共同作戦についてプランニングをして、共同対処計画と、必要な場合は作戦計画をつくっていくための指針だと思いますが、まずガイドラインの性格についてお聞きをしたいと思います。

第140回国会 外務委員会 第9号(1997/04/16、41期、日本共産党)

○中路委員 最初に、地中海漁業一般理事会の協定の問題について二、三御質問します。  この地中海漁業理事会は一九五二年に発効して、六三年、さらに七六年に改正されましたが、我が国は加盟してこなかったわけですね。九四年の十一月に国連の海洋法条約が発効したが、その翌年に日本はオブザーバー参加をしました。そして今回正式加盟に踏み切ったわけですが、これはどういう……。これまで加盟してなかった、簡潔にお願いします。
【次の発言】 地中海漁業一般理事会が、今おっしゃったように、これまでのようなマグロのとり放題はもう許さないという動きが出てきたわけですが、この地中海漁業の理事会の勧告文が、スペインで九五年の五月……

第140回国会 予算委員会 第20号(1997/02/27、41期、日本共産党)

○中路委員 さきの本会議で質問した問題と二、三ダブるわけですけれども、最初に、劣化ウランの徹甲焼夷弾の発射の問題について御質問したいんですが、本会議で、このいわゆる過って徹甲焼夷弾を撃ったハリアーは第十三海兵隊航空群の所属だということをお話しになりましたけれども、この航空群、これはアリゾナのユマ基地にあるわけですけれども、そこから配属されて岩国でこの事件を起こしたんですね。その部隊は何という部隊なんですか。
【次の発言】 外務省はアメリカからこの事故の後報告をもらっていると思いますけれども、このアメリカの報告、いわゆるアームストロング報告ではこの部隊名が書いてあるんですか、御存じですか。


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 安全保障委員会 第4号(1997/11/27、41期、日本共産党)

○中路委員 最初に、本日の議題であります防衛庁職員給与法の改正案についてですが、この法案は、一般職の給与改定に準じて防衛庁の職員及び自衛官の俸給を改正するものでありますが、今日、自衛隊は新たに策定された新ガイドラインによって日米軍事同盟の一層危険な役割を担おうとしています。私たちは、このような現状でこの法案を容認することはできません。法案に反対であるということをまず表明しておきます。  御質問は、米海兵隊の実弾砲撃演習についてきょうお尋ねしたいんです。  沖縄のキャンプ・ハンセンで行われていた県道一〇四号線越えの米海兵隊の百五十五ミリりゅう弾砲の実弾砲撃演習の本土五カ所への移転問題は、日米特別……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 安全保障委員会 第2号(1998/03/12、41期、日本共産党)

○中路委員 外務大臣の所信表明で、冒頭にイラク問題について触れておられるので、きょうはこの問題を中心にして幾つか御質問します。  イラク問題の基本は、イラクが査察を拒否しているところに問題がありますし、その解決は、あくまで外交的な努力によって問題を解決する、これが根本的な問題だと思います。  イラクの大量破壊兵器の査察をめぐる問題で、先日、アナン事務総長とイラクとの合意が成立して、安保理の決議に基づいて査察が再開され、問題となった大統領関連施設への査察の手続づくりが今進んでいます。  しかし、アメリカ政府は強く主張してきた武力行使に今足かせを少しはめられた状態にありますけれども、イラクはどう出……

第142回国会 安全保障委員会 第4号(1998/04/02、41期、日本共産党)

○中路委員 本法案に反対の討論を行います。  昨年九月の新ガイドラインに基づいて、米軍、自衛隊の間で共同計画検討委員会が設置され、相互協力等のプランニングが進められています。他方で、国内関係省庁等の包括的メカニズムづくりも着々と進められており、橋本首相は、新ガイドラインを実施するための法案を今国会に提出すると表明しています。  本法案は、新ガイドラインによって我が国自衛隊が担うことになった新たな役割を遂行していくためのものであり、断固反対するものであります。  第一に、統幕会議の権限の拡大は、新ガイドラインで改めて強調された日米共同対処行動における日米の陸海空部隊の効率的な統合作戦を行うための……

第142回国会 安全保障委員会 第5号(1998/04/17、41期、日本共産党)

○中路委員 新ガイドラインを実施するための新しい法律、それからACSA協定の改定案づくりの問題が、橋本総理の了解を得て、政府・与党で協議がやられていますけれども、最初にこのガイドライン関連法案について、もう法案ができているだろうと思いますが、二十八日にも閣議決定し、国会に提出する方針だと新聞で報道されていますが、大体この見通しはどうですか。
【次の発言】 きょうは、船舶検査の問題を質問する前に、もう一問。先ほどから答弁、質問もありましたけれども、十四日の記者会見での防衛庁長官の有事法制についての発言であります。  今まで、研究については法制化しないという縛りがあったわけですけれども、先ほどの答……

第142回国会 安全保障委員会 第8号(1998/05/08、41期、日本共産党)

○中路委員 私は、きょうは新ガイドラインの関連の法であります。辺事態措置法に関連して御質問したいと思います。  この法律案の中で、第九条の問題ですが、第九条の一項に「関係行政機関の長は、法令及び基本計画に従い、地方公共団体の長に対し、その有する権限の行使について必要な協力を求めることができる。」とあります。関係行政機関の長は協力を求めることができるとありますが、これは第四条で、国以外の者の協力の種類及び内容並びにその協力に関する重要事項を含む基本計画が閣議決定された場合、関係行政機関の長は協力を求めなければならないということで、行政機関の長は協力を求める職務上の義務をこの問題で負うことになりま……

第142回国会 安全保障委員会 第10号(1998/05/14、41期、日本共産党)

○中路委員 限られた時間ですので、端的にお答え願いたいと思います。  二十四条武器使用の原則、この法制定のときの理由として、各国の事情を調査したとかあるいは憲法との関連を検討した、そして武器使用は個人の判断ということでやっていけると政策判断をしたということですが、この政策判断が間違っていた、経験がなかったのでやむを得なかった、そんなことで私は済むものでないと思うのです。  当時、官房長官の談話が出ていますけれども、この二十四条は憲法九条との関係で慎重に検討した法案の中心的要素をなす条項だということを言っています。二十四条の問題はこの法案の中心の問題です。憲法との関係で慎重に検討した中心的な要素……

第142回国会 安全保障委員会 第12号(1998/06/05、41期、日本共産党)

○中路委員 きょう、防衛庁長官は出られないのですが、沖縄の海兵隊の本土の実弾砲撃演習の問題を中心に御質問します。  先日、インドネシア情勢が緊迫すると、アメリカは、佐世保から揚陸艦で沖縄の海兵隊を東南アジア、インドネシア周辺に出動させました。このように、海兵隊は海外へのいわば殴り込み専門の部隊であり、日本の防衛、沖縄の防衛には何の関係もない部隊です。東アジアから中東にかけての広大な地域での米軍の作戦基地に日本がなっている。こういう部隊を置いているのは、世界で日本しかありません。  沖縄のキャンプ・ハンセンで行っていた県道一〇四号線越えの海兵隊の実弾砲撃演習の本土移転で、昨年の七月から、北富士七……


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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 安全保障委員会 第3号(1998/09/10、41期、日本共産党)

○中路委員 大変限られた時間ですので、私は、最初にこの問題についての日本共産党の立場を明らかにしておきたいと思います。  今回のミサイルの発射の目的はまだ不明ですが、民間の船舶や航空機が多数往来している公海に対して何の事前通告もなしにミサイル発射を行うということは、極めて危険で乱暴きわまりないことであります。弾道ミサイルが着弾したと見られる三陸沖の太平洋上の上空付近は、これは一日、きょうですね、運輸省の調べで報道されていますけれども、日本航空や全日空の民間機七機が三十一日正午から午後一時ごろにかけて飛行したということが判明していますが、まかり間違えば非常な衝突の可能性もあった。しかも、この弾道……

第143回国会 安全保障委員会 第4号(1998/09/18、41期、日本共産党)

○中路委員 本会議の時間がありますので、お答えも簡潔にお願いしたいと思います。  防衛庁のいわゆる証拠隠滅の疑いの問題、もう一つは上申書の問題、二つの問題について御質問したいと思います。  東京地検が、防衛庁の内局を再度家宅捜索をしました。今度の水増し請求の算定に必要な資料、これを焼却するなど証拠隠滅の疑いがあるとして調本のほか長官官房や内局部局を捜索されたわけですが、防衛庁の組織ぐるみの証拠隠滅の疑いがあり、これが事実だとすれば非常に重大な問題だと思います。  昨日の参議院の委員会で防衛庁長官は、調本の職員が資料を自宅に持ち帰ったり、移していた事実はあったということは認められましたけれども、……

第143回国会 安全保障委員会 第6号(1998/10/06、41期、日本共産党)

○中路委員 最初に、防衛庁の職員の給与の法律について私たちの党の見解、態度を述べておきたいと思います。  この法案は一般職のベースアップに準ずるもので、防衛庁職員を特に優遇するものではありませんけれども、しかし、以下三点でこの法案に反対であります。  一つは、防衛庁の装備品調達にかかわる水増し請求による過払い、返還額の圧縮と天下りの取引疑惑、あるいは過去にさかのぼる巨額な軍事企業に対する過払いの実態や証拠隠滅など防衛庁の組織ぐるみの許しがたい背任行為が今国民に大きな怒りを広げているわけです。  また、小渕内閣は、対米公約を踏まえて、アメリカの無法な軍事干渉に日本が自動的に参戦するガイドライン関……

第143回国会 安全保障委員会 第7号(1998/10/16、41期、日本共産党)

○中路委員 十四日に公表されました中間報告についてきょうはお尋ねしたいと思います。  防衛庁が組織的に証拠の書類を焼却、隠滅するような行為はなかったと結論づけているわけですが、到底これは納得できないものです。防衛庁の組織ぐるみの証拠隠滅を、いわば糊塗、隠ぺいする文書だというふうに思います。  二、三、この文書に即して具体的にお尋ねしますが、報告には、六ページですが、八月三十一日の夜、執務室内の四社事案関係資料など「相当量の資料を部下をして、部下の自宅に移転させ、さらに、後日他の部下の実家等に保管されるという例があった。」とありますが、これは石附調達本部副本部長のことだと思いますが、家宅捜索の直……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 安全保障委員会 第3号(1999/03/03、41期、日本共産党)

○中路委員 最初に、先日起きました横浜市南区の米軍根岸住宅地区の隣接地域におけるがけ崩れ事故についてお尋ねしたいと思います。  最初に確認しておきたいんですが、このがけ崩れ、崩壊箇所ですね、二月二十六日に防衛施設庁の文書をいただきましたが、これは国が借り上げている土地で、かつ米軍に提供している土地外の土地であるというふうに述べていますけれども、防衛施設庁、国の管理地域、施設局に管理の全責任がある、これは間違いありませんか。確認しておきます。
【次の発言】 私が聞いているのは、管理の責任があるだろうということだけ聞いているんですよ。原因の責任はこれからなんです、質問するのは。  私は二月の二十六……

第145回国会 内閣委員会 第3号(1999/03/09、41期、日本共産党)

○中路委員 恩給法改正の審議でありますから、最初に一問だけ、法案についてお聞きしておきます。  先ほど説明がありましたように、今度の恩給年額の〇・七%の引き上げは、昨年の公務員給与の改定平均、行(一)で〇・七二%と物価上昇率の見込みの〇・六%を総合勘案したものでありますけれども、公務員給与の改定率を下回っておりますし、これまで最低だった九六年の〇・七五%もさらに下回る、今まで最低の改定率だと思います。  この間、消費税率も引き上げられていますし、高齢者、寡婦の恩給受給者にとって相当な負担増に今なっていると思いますが、実際の恩給受給者の生活実態をどのように把握されているのか、また支給の平均年額は……

第145回国会 内閣委員会 第7号(1999/06/11、41期、日本共産党)

○中路委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となっています男女共同参画社会基本法案に対し修正の動議を提出し、その提案理由と概要を御説明申し上げます。  政府案は、男女共同参画、すなわち、政策・方針決定過程への参加拡大を中心に、男女が社会の対等な構成員として、みずからの意思によって、社会のあらゆる分野における活動に参画する機会を確保し、その利益を享受し、かつ、ともに責任を担うことを主眼としたものであります。  政策・方針決定過程などへの女性の参加を拡大することは当然ですが、我が国の現状は、男女がともに生き、活動する上で、労働分野を初め、社会の男女格差が根強く残っており、これだけでは、男女平……

第145回国会 内閣委員会 第16号(1999/08/24、41期、日本共産党)

○中路委員 最初に人事院勧告についてお伺いしますが、九九年の人事院勧告ですね、賃金改定が史上最低、一時金も史上最大の引き下げ幅ということになっていまして、生活できる賃金改善とはほど遠いものであります。とりわけ一時金、いわゆる期末手当、勤勉手当、期末特別手当の〇・三カ月の引き下げは非常に深刻な問題だと思います。この引き下げによって、平均前年比較でも十万二千円、五・五九%のマイナスになるわけです。  労働省の主要企業調査結果によりますと、九八年の年末一時金妥結状況を見ると、主要企業は夏季プラス年末一時金で二千四百十九円、〇・一%のマイナスであります。中小企業をとりますと、従業員三百人未満ですけれど……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 内閣委員会 第1号(1999/11/16、41期、日本共産党)

○中路委員 私は、日本共産党を代表して、一般職及び特別職の給与法改定案に対し、反対の討論を行います。  今回の改定案は、まず第一に、一般職員のベア〇・二八%は史上最低のベアであり、さらに期末手当が〇・三カ月引き下げられ、その結果、人勧史上初めて賃金水準が前年よりマイナスとなり、期末手当は十年前の支給水準に逆戻りさせるもので、これは公務員労働者の生活水準の切り下げを強いるものであります。  また、人勧に準拠している労働者、年金や恩給生活者など多くの国民の生活水準を引き下げ、個人消費を一層低下させ、消費不況打開にとっても逆行するものであります。  なお、一般職の水準である秘書官の給与も、特別職とは……

第146回国会 内閣委員会 第3号(1999/12/07、41期、日本共産党)

○中路委員 限られた時間ですので、私は、法案について二、三問と、あと、これと関連して天上がりの問題、農水省所管の公益法人の出向問題等について質問したいと思います。  本法案の提案理由を見ますと、「行政の課題に柔軟かつ的確に対応するために必要な知識及び能力を有する人材の育成及び行政運営の活性化を図るため、」新たに官民の人事交流制度を創設するとしています。官民癒着の温床と言われる天下り、天上がりなどを放置したまま今回の法案の提出を行うとすれば、人事交流の名による新たな官民癒着を制度化するおそれがあると思います。  法案について一、二問聞きますが、まず最初に第五条についてお聞きしたい。五条の二号で、……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 内閣委員会 第1号(2000/03/08、41期、日本共産党)

○中路委員 今回の恩給法の改正の問題ですけれども、五三年に旧軍人恩給が復活いたしまして、上級の将校に非常に高額な軍人恩給が支給されている問題や、あるいは一方で他の戦争犠牲者に対する国の補償問題が放置されている、こういう点から、私たちはこの恩給法の内容あるいは性格に照らして、当時はずっと国会では反対をしてまいりました。しかし、その後、この受給者の九割が徴兵による一般兵であり、特に上厚下薄の是正が一定進みまして、公的年金の一つとして、七五年から私たちもこの恩給法には賛成をしてまいりました。  今回のこの恩給法の改定も、一定の改善措置がとられたものであり、賛成する態度を最初に申し述べたいと思います。……

第147回国会 内閣委員会 第3号(2000/04/18、41期、日本共産党)

○中路委員 日本共産党を代表して、本法案の反対討論を行います。  今回の法改正は、中央省庁の再編にあわせて、二〇〇〇年度予算で議決される公務員定数を最高限度として法定するものであり、これによって、国立大学と沖縄の別枠分を含めた最高限度は、現行の五十五万六千六百八十七人から二万一千八百六十五人も削減されることになります。  政府は、既に公務員二五%削減方針を閣議決定しており、今回の総定員法の改正を受けて、新たな定員削減計画、二〇〇一年より十年間で二五%削減計画を立てようとしています。本法案は、こうした行革、省庁再編の一環として提案されているものであり、容認できません。  自衛官の定員は総定員法の……


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各種会議発言一覧(衆議院41期)

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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1997/03/04、41期、日本共産党)

○中路分科員 私は、きょうは、東京湾の干潟であります三番瀬の保全の問題について御質問したいと思います。  高度成長期の一九六〇年代の後半から、東京湾は急速に埋め立てられまして、今はほとんど人工海岸です。その中で一割ぐらい残されておるのが、東京湾の一番奥の方にあります千葉県の市川市と船橋市の沖合に広がる千二百ヘクタールの干潟。私は昨年も船で現地を見させていただきましたけれども、三番瀬は東京湾全体の水質の浄化にも非常に大きな役割を果たしていますし、生息する生物の種類が大変多い。三百四十種類以上とも言われています。特に、野鳥のえさ場ですね、渡り鳥の生息地、お話を聞きましたら、日本に来るスズガモの三十……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1998/03/19、41期、日本共産党)

○中路分科員 きょう私は、一月の山梨県下を襲った豪雪の問題で御質問しますが、これは大臣も二月に現地に行かれましたので、よく概略を御存じのことだと思います。  御存じのように、これは本当に一月の記録的な豪雪による被害ですね。県内の農業に約五十一億円という最悪の被害をもたらしましたし、被害の面積が七百三十七ヘクタール、うちブドウ棚、ブドウハウス等の倒壊が六百八十六ヘクタール。このブドウハウスの被害面積は栽培面積の約一三%に上り、ブドウの県内年間生産額の約一割に当たる二十億円の減少が見込まれています。被害農家は四千九十五軒、うちブドウ農家が約三千軒で、果樹農家の被害が非常に甚大だった。  私も一月に……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1999/02/18、41期、日本共産党)

○中路分科員 きょうは限られた時間ですので、横須賀基地十二号バースに関する環境保全の問題、それから演習問題、空母の母港化問題について御質問しますけれども、終わりに、十一日から、厚木基地が二十三日からNLPが再開をされますので、この問題についても追加をして御質問したいと思います。  最初に、確認ですけれども、十二号バースの拡大計画に関連してつくられた環境調査の結果については、防衛庁が横須賀市に明らかにした報告書があります。これを見ますと、バース付近の陸上部分の土壌や地下水などから、環境基準をはるかに超える重金属、汚染のオンパレードとでもいいますか、砒素、鉛、水銀、六価クロムなど多数の汚染物質が検……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第2号(2000/04/21、41期、日本共産党)

○中路分科員 きょうは二つの問題を御質問したいのです。  一つはPCBの廃棄物の問題です。御存じのように、米軍の相模補給廠に置かれていましたPCB汚染の廃棄物がカナダや米本国で搬入を拒否されて、今横浜港ノースドックに置かれています。  総量で約百トンの廃棄物は全国各地の米軍基地から集められて米軍が持ち出したわけですけれども、このPCBの持ち出したものが、アメリカで拒否されたのは、日本製だからだと。アメリカの法律では自国製以外だめだと言われていますが、これは日本の変圧器でありますけれども、米軍が使っていたものですね。米軍の使用していたものなんです。  それから、持ち出すとき、あるいは搬入もそうで……

第147回国会 予算委員会第二分科会 第1号(2000/02/25、41期、日本共産党)

○中路分科員 きょうは、二つの問題について御質問します。一つは、相模原補給廠に大量に保管されていますPCBの問題、もう一つは、きょう神奈川県の県知事あるいは大和、綾瀬などの七市の市長と県の教育委員会の委員長が外務省、防衛施設庁に抗議に来ていますNLPの問題であります。  最初のPCBの問題ですが、在日米陸軍の神奈川県にあります相模原総合補給廠に、有毒で人体に有害な毒物指定の、今、国でも製造が禁止されていますけれども、PCBが大量に保管されているということが明らかになりました。  三月三日付のアメリカ太平洋軍の機関紙の「星条旗」を見ますとレポートが載っていまして、この中では、沖縄の米軍基地から危……



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データ更新日:2023/02/05

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