このページでは野口幸一衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○野口幸一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました第九十五回国会を十一月二十八日までの十一日間延長しようとする提案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) すでに御案内のとおり、わが国会は、いわゆる会期制を採用し、各会期ごとに一定の意思と性格づけを行い、その国会の独自性を尊重し、会期不継続の基本理念により運営することとしております。 会期中に成立を見ない案件は廃案とし、国民にとって最も重要と思われる案件に限り、特別に議決を行い継続案件としてまいりました。 この国会運営は、先輩各位の長い経験と英知を軸とした会期制度が、議会制民主主義を守る重要な根幹だからであ……
○野口幸一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に若干の質疑を行わんとするものであります。 まず、わが日本社会党は、今日、すべての国民が注目しているいわゆる税制のあり方について、その不公平を是正するよう、再三にわたり政府に要求してまいりました。そして、そのことは行政改革や財政再建の基本になくてはならないと主張してまいりました。 言うまでもなく、税は国民の義務でありますが、同時に、課税正義の原則や犠牲平等の原則を踏み外してはなりません。乏しきを憂えず等しからざるを……
○野口幸一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十八年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案について、総理並びに関係大臣に対し、若干の質問を行います。 いまわが国の財政は、いまさら言うまでもなく、未曾有の危機にございます。毎年毎年恒例のごとくこのような法案を提出しなければならないことこそ、すでに異常なことでございます。きわめて遺憾な事態であると言わねばなりません。ことに、財政法の精神を踏みにじり、特例という名の特例をもって赤字国債を乱発し、年々累増の一途をたどり、本年発行予定の特例公債六兆八千八百億円を認めることといたしまし……
○野口幸一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十八年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案及び同修正案につきまして、反対の討論を行います。 この法案は、現下の財政事情のもとで昭和五十八年度の財政運営に必要な財源を獲得するため、特例公債の発行、特別会計、特殊法人からの一般会計への納付等を図り、税外収入の増収を求めようとするものであります。 鈴木前内閣は、昭和五十九年度には特例公債依存体制の脱却を宣言し、六十年度よりの償還を公約いたしました。昨昭和五十七年度の予算提案に当たり、GNP五・二%という当初から常識では考えられない数値を基盤……
○野口委員 まず、きょう私が質問いたしますことにつきまして御答弁いただく関係の各位に申し上げたいと思います。 従来この委員会で、しばしば質問に対する皆さん方の御答弁を聞いておって感ずるのでありますけれども、よその委員会もそうかもわかりませんが、質問をいたしました趣旨と答弁とが必ずしもかみ合っておりません。聞くところによりますると、国会においては、答弁というのはわかったようなわからぬような、的を外して上手にしゃべるのが一番うまい答弁だと言われておるそうでありますけれども、私はこういう慣習はやめなければならぬと思うのです。少なくとも、現状については正直に、議員がわからないというような立場で質問し……
○野口委員 私は、郵便法の改正に関連をいたしまして、若干見解を明らかにしていただきたい事項がございますので、順次お尋ねをいたしたいと存じます。恐らく同僚議員並びに先輩議員が数多く御質問になった後でありますので、重複する向きが出てくるかもわかりませんが、その点はあらかじめお断りをいたしておきます。 まず第一番に、後ほど大臣からも御答弁いただきたいと思いますが、さておきまして、事務当局からの御判断をいただきたいのでありますが、最近の郵便のコミュニケーションの現状分析と申しますか、郵便の内容というものが年を追って変化をしている、こう思われますが、郵便物の内容の分析の結果、近年の移動の状況はいかがな……
○野口委員 きょうは、私、鯨岡環境庁長官にぜひともお聞きをしたいというよりも、むしろ御決意と申しますか政治家鯨岡先生としての御所見を十二分に承りたい、こういう考え方をまず冒頭に申し上げまして、以下若干質問を申し上げたいと存じます。 近い将来といいますか、また遠い未来の人間と自然の関係はどのようになっていくだろうということは、私たちにとって避けることのできない問題だろうと思います。しかし、その問題はきわめて多岐にわたり、かつ非常にむずかしいし、また、見通しは持てても確実なる予測は立てられないという現状だと思います。それだけに、長官としても高い識見と経験豊富な政治家としての立場を十分にお考えにな……
○野口委員 私は、琵琶湖の問題について若干質問をいたしたいと存じますが、その前に、いま長官がお答えになっている言葉が多少気になりますので、そのことをまずお聞きをいたしたいと存じます。
それは、環境アセスメント法案の提出に関連して、大臣が電源立地その他の抜けたことは残念だ、こうおっしゃいますが、法律を提案をするのは環境庁じゃないのですか。環境庁が、大臣が残念だというようなものを出すのですか。その辺はどういうお考えでそんな残念だというような言葉が出てくるのですか、お答えをいただきたい。
【次の発言】 多少じゃなくて、新聞論調すべてが骨抜き法案だと言われているのですね。骨も抜かれてしまって魂のない……
○野口委員 まず、大臣にお尋ねをいたします。 昨年の十月二十四日、本委員会におきまして、私どもの同僚の土井たか子議員が質疑をいたしました空きかんの回収問題につきまして、それに関連をいたしまする若干の質問をいたしたいと存じます。 初めに、昨年六月、環境庁の中に空きかんの回収問題に関する対策としてプロジェクトチームができたという御答弁があり、さらにまた、当時の環境庁長官官房審議官石川さんからも、空カン問題検討会を設置し、まずはその実態把握を行う旨の御説明があったわけであります。 それの中間的な締めくくりとしてといいまするか、その一定の目標期限というのを昨年末に置かれておるわけでありますが、そ……
○野口議員 ただいま議題となりました環境影響事前評価による開発事業の規制に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。 われわれ人間は、自然の生態系の一部であり、自然環境との調和なくして生存できないのであります。この厳然たる自然の法則に逆らい、目先の繁栄と便利さを追うならば、いずれは手痛い報復を受けること必定であります。 ところが、わが国におきましては、人間の生存と自然環境との調和を忘れて、自然の浄化能力を無視した間度経済成長政策の遂行を急いだため、不可避的な自然の破壊と汚染が准行し、日本は世界に類を見ない公害実験国と言われているのであります。 今日の公害……
○野口委員 お許しをいただきましたので、少しく観点を変えて御質問を申し上げます。 まず、年賀はがきの問題でございますが、去る十一月五日、明年の年賀はがきが発売されました。状況を聞きますと非常に売れ行きがいいようでありまして、当初の郵政省の思惑とは違ったうれしい誤算でございまして、御同慶の至りでございます。しかし、問題は、二十円が四十円に、二十一円が四十一円になったということでありまするから、いずれにいたしましても、国民サービスというものについては十分意を用いていただかなくてはならない、こう思うものでございます。 そこで、年賀はがきの取り扱いの期間について若干お尋ねいたしますが、従来、法律的……
○野口委員 まず大臣に、予定外でございますが、初めてのことでございますので、一言環境行政に対する御所見を承りたいと思います。 過般、大臣の所信表明の際にも述べられておることではございますけれども、環境行政が始まってといいますか、環境庁が設立されて十年になります。先日も、同僚議員が発言をいたしておる際にも述べられておりましたが、従来は、起こった環境の破壊に対して後追い的な対策に追われていたのが十年であったのではないか、これから先は、少なくともそれを未然に防止をしていく立場に立って環境行政というものが行われなくてはならないのだ、こういう旨の指摘をいたしましたところ、大臣も、全くそのとおりだ、これ……
○野口委員 私は、いまから、直接環境影響評価法に関係はいたしませんが、この問題も最終段階においては大きく問題となる視点でございますので、その意味で、環境庁の方も十分お聞き取りをいただきたいと思っておるところであります。 京都市は、北部周辺地域整備拠点整備基本計画というものに基づきまして、京都市左京区大原大見町に大見総合公園を計画いたしました。計画いたしましたのが一昨年でありますので、すでに御承知だとは思いますが、この事業は総工費、当初の予算といたしまして二百四十億という莫大な計画をいたしておるものであります。この建設計画に関係いたしまして、一部市民団体がこの問題を取り上げて、単なる都市公園の……
○野口委員 最近わが国では、社会的自然、社会的資源という問題意識が非常に高まってまいりまして、古い町並み保存や野鳥の保護、あるいはまた自然景観を保存しようという社会的認識が非常に高く用いられようとしておるところであります。ある学者は、今日の時代を社会的自然化時代だという呼び方をしておりますが、水も自然科学で言う水ではなくて、一定の金銭を投入し、人工化した社会的な水、つまり用水、排水、治水はそのまま単なる水資源とは言えない、こういう時代ではないかと思います。その考え方によれば、水はそれぞれの地域で希少性を持っている、また用水の取得、また排水に莫大なる費用が必要となってきた。三つ目には水質汚濁が拡……
○野口委員 大臣が予算委員会の方にお見えのようでございますので、大臣のいらっしゃる間に二、三点お伺いをいたしたいと思います。
まず、減税問題でございますが、与野党の協議によりまして、その結果と申しますか、そういった協議に基づいて議長見解が出されました。この議長見解について、大臣はどう認識していらっしゃいますか。この点、まず一番初めにお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは、そういうことであるならば、私もあえて大臣にお話しをする気も起こりませんからやめます。
そこで、私は、財投の関係で若干伺いたいと存じますが、実は現時点における原資の調達の状況を把握いたしたいと存じますので、若……
○野口委員 質疑に入る前にお断りをいたしますが、私はまだ大蔵委員会の一年生でございますので、御答弁に当たりましては、どうぞ懇切丁寧に、わかりやすくお答えをいただきたいということをお願い申し上げておきます。 特例公債については、申し上げるまでもなく、わが国の財政の基本的なルールを踏み外したものだと言われているのでありまして、財政法第四条に違反するものをわざわざ特例措置として位置づけたものでございます。特例とは申せ、昭和五十年以来もう七回目でございまして、特例という名が泣くわけでございまして、常例化しているわけであります。当面のやむを得ない措置であるとはいえ、政治論としましては重要な課題であり、……
○野口委員 ただいま議題となりました造幣局特別会計法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案について、提出者を代表して、提案の趣旨の御説明を申し上げます。 昭和五十八年度予算の重要な裏づけとなる本法律案は、現下の厳しい財政事情のもとで、一兆一千億円に上る金額を税外収入として確保し一般会計に繰り入れようとするものであります。 本案の審査過程におきましては、取り崩す金額の使途、補助貨幣回収準備資金に属する現金の積立金額の適否、その他について幅広い質疑が交わされたところであります。 そのうち、特に特別会計制度のあり方については、一般会計予算規模を大幅に上回る状況から、その管理運営について種々改……
○野口委員 おはようございます。 質問に入るまでに一言申し上げますが、私のくせでありますけれども、関西では、人の命とコンニャクの裏表はわからないといいますが、もう一つわからぬのが政府の答弁でありまして、大臣は非常に頭脳明晰、しかも大臣は二度目という御経験のお持ち主でございますから、よもや私の質問にわからない答弁をなさるとはゆめゆめ思いませんが、政治的という立場があるのかもしれませんが、問うた質問に余りきちっとお答えいただけない。いつもすれ違いで核心に触れない御返事というのが間々多いものでございます。これは大臣だけではないのですが、官僚皆そうなのですけれども、どうか、短い時間でございますから、……
○野口委員 同僚議員がそれぞれ入れかわり立ちかわって御質問を申し上げておりまして、重なる部分が多分あるだろうと思いますが、お許しをいただいて、ぜひ中身のある御答弁を切にお願い申し上げます。 最近の財政再建論議を聞いておりますと、実は財政再建論というものと経済再建論というものがどうも判然としないというか、その関係をもっと密接に論じていらっしゃる方がないような気がしてならない、これは私の偏見かもわかりませんが、そんな気がするわけであります。 経済再建のない財政再建というのはないはずでありますから、もっとその経済再建という問題について大蔵当局も前向きにいろんな御発言をなさるのがいいんじゃないかと……
○野口委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十八年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案及び同修正案につきまして、反対の討論を行います。 この法案は、現下の財政事情のもとで昭和五十八年度の財政運営に必要な財源を獲得するため、特例公債の発行、国債費の定率繰り入れ等の停止、特別会計、特殊法人からの一般会計への納付等を図り、税外収入の増収を求めようとするものであります。 まず第一点は、公債発行について申し上げます。特例公債の発行を本年度も計画され、五十九年度赤字国債依存体質からの脱却については、その実現は不可能としながらもその脱却の目標……
○野口委員 この法律案を審議するに当たりまして、私は思い起こすのでありますが、日本の誇るべき平和憲法、またアメリカの高度な生活水準、そしてソビエトの行き届いた社会保障、この三つがミックスされた国家というものが仮にこの世界に出現することができたならば、これほど人類にとって幸せな国家はないのではないかということを言われた政治家がいらっしゃいました。私も、その言葉をいまつくづくとかみしめて思うのであります。 先ほどの御質問の中でも出ておりましたが、あと十七年ばかりで二十一世紀を迎えようといたしております。現在地球上に人類は四十五億住んでおりますが、これが五十億あるいはまた六十億になるまでの年数とい……
○野口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して提案の趣旨を御説明申し上げます。 このたびわが国の公的年金制度の再編成へ向けて、国家公務員と公共企業体職員の共済組合制度の統合により、その第一歩を踏み出すことになりました。 言うまでもなく、わが国の公的年金制度は、昭和三十六年に拠出制の国民年金の発足により国民皆年金の体制が確立されて以来、この間、その年金水準は逐年整備拡充が図られてまいりました。 しかし、近年、年金制度を取り巻く環境は大きく変化し、わが国人口構造の急速な高齢化、年金制度の成熟化の進行等により、いまや、現在八制度に分立している公的年金制度全体の再編……
○野口分科員 昨今、郵政省は貯金の利子だとか郵便年金などで大変お力をお注ぎでございますが、私は、その問題は別の機会にまた申し上げるとして、いま後藤先生もおっしゃっておられましたが、特に郵便事業の問題について、なかんずく年賀はがきの取り扱い問題を中心に御質問を申し上げたいと存じます。 一口に申し上げますならば、私も三十数年郵政省内におりまして現場で働きました人間の一人として、郵政省ほど制度とかいろいろなものを変えていくという積極姿勢に欠けている省はない、一言に言ってそういう言葉に尽きるのであります。 先ほど郵務局長が消印の問題で変なお答えをされましたので私も苦笑をしたのでありますけれども、た……
○野口分科員 私は、労働省所管にかかわる問題の中で、特に中高年齢者、その中でも高齢者の就職問題について少しく御質問を申し上げたいと存じます。 まず初めに、私は中高年齢者という言葉を使いましたが、むしろ私がお聞きしたいのは、いわゆる定年退職後を対象といたしまして、現在は大体五十五歳ですか、あるいはまた六十歳というのがありますが、それ以上の方、これはそういう形で統計をとっておられるかどうかはわかりませんが、それ以上の方、いわゆる第二の人生といいますか、そういうところで就職を希望される方々の実情と、それからそのあっせんの現行状況はいかがなものに、なっているか、ちょっとお聞きしたい。
○野口分科員 私は、主として農業排水の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 去る五十五年の十一月十四日ですか、環境委員会におきまして若干御質問を申し上げました際にもお答えをいただいておる向きもあるわけでありますが、なおもう少し突っ込んでその問題を解明するというよりも、私自身も理解をしなければなりませんし、また農林省自身もそのことについてお答えがいただけるはずでございますから、そういった意味で突っ込んだ論議ができればと思っているところでございます。 前置きはそのくらいにしまして、いま農業排水、特に水田を中心にいたしますが、仮にそれに畑作も全部入れましても結構でございますけれども、農……
○野口分科員 私は、文部省当局並びに大臣にも、指導要領の問題につきまして詳しく現場の先生方の意見とさらに現在置かれている状況について申し上げ、御意見をちょうだいしたいと思っておるわけでございます。非常に細かい質問でありまして、ある意味ではおわかりにくい点が出てくるかもわかりませんが、できるだけわかりやすく、御理解がいただけるように話をいたしたいと思います。 過日、私のところに非常に詳細にわたりまする現場教師からの手紙をいただきました。逐一読ませていただきましたが、切々と訴えるこの文面を拝見いたしまして、私は本当に現場の先生方が一生懸命汗水を流して、何とかして落ちこぼれのないようにということを……
○野口小委員 参考人の木下先生、大変御苦労さまでございます。 税制調査会が「今後の財政運営と税制のあり方」ということを表題にいたしまして、昨年の十二月に「昭和五十七年度の税制改正に関する答申」というのをお出しになっておられます。その中で、昭和五十七年度はどうこうということはもちろん書いてあるわけでありまするが、以降の問題といいまするか、本文中には「しかしながら」という言葉を使って、今後の税制のあり方についてお述べになっていらっしゃるわけでございます。特にこの報告書の二ページの上より十五行目でございますが、「しかしながら、政策税制については、税負担の公平確保の観点から常に見直しを行うべきは当然……
○野口分科員 私は、郵政省が今日まで事業を進められるに当たりまして、特に公共事業であり、また独占事業である立場から、ややもすれば陥りやすい独善と弊害を戒めるために、一層国民のためにサービスをしなければならない、そのための施策をどのように今日実行されているかということを中心としまして話をさせていただきたいと思っております。 質問に入ります前に、実は私、再三にわたりまして郵政省に話をしております年賀はがきの取り扱いの問題について、くどいようでありまするが、もう一度申し上げてみたいと思います。 御案内のように、釈迦に説法のたぐいでありますけれども、郵政省にそんなことを言ってもおかしいのですが、郵……
○野口分科員 私は、史跡指定地における現状変更の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。
まず、史跡指定地というのは、どういう基準によって史跡指定地とされるか。また、特別史跡指定地というのに特別また区別されておりますが、どういう基準でそれが決められていくのか、まず基本的にその問題をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますると、たとえば現状変更の申し出がありまして、それを認可するに当たりましても、やはり史跡と特別史跡とでは、その審査の土台となります基準といいますか、そういうものは変わってまいりましょうか。
【次の発言】 現状変更という一つの定義でございますが、たとえば史……
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