このページでは野口幸一衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○野口幸一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和六十三年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に関連いたしまして、総理並びに大蔵大臣に若干の質問をいたします。 まず、質問に先立ちまして、昨日、中国におきまして修学旅行中の高知県学芸高校の生徒諸君が列車事故に遭遇され、まことに痛ましい事件が発生いたしました。お亡くなりになりました方々に心から哀悼の意を表するものでございますとともに、負傷されました方々の一日も早い御回復をお祈りするものでございます。また、政府といたしましても、緊急に適切な対応をおとりになるよう要請するものでございま……
○野口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して案文を朗読いたします。 資金運用部資金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について十分配慮すべきである。 一 国民年金・厚生年金積立金の財源の強化のための事業については、その充実に努めること。 一 資金運用審議会の運営に当たっては、年金掛金の拠出者の意見が反映されるよう配意すること。 以上でございます。 何とぞ速やかに御賛成くださいますようお願い申し上げます。
○野口委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、案文を朗読いたします。 関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、左記事項について配慮すべきである。 一 世界経済における我が国の立場を踏まえ、国際的協調特に新しい多角的貿易交渉への積極的取組み、開発途上国への協力等を通じ、保護主義の防あつ、世界経済の活性化に引き続き貢献し得るよう努めること。 一 関税率の引下げに当たっては、国内産業への影響を十分考慮し、特に農林水産業、中小企業の体質改善を併せ考えつつ、国民生活の安定に寄与するよう努めること。 一 紙巻たばこの……
○野口委員 私は、郵貯特会につきまして御質問申し上げたいと存じます。大臣と質疑を取り交わすのは初めてでございますが、まず初めに大臣に伺います。
今日的な見地から考えまして、大臣は郵便貯金に対していかなる御所感をお持ちでおられるか、お聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 聞くところによりますとというか、うわさの範囲でありますが、次は郵政省なかんずく貯金産業、簡易保険事業などを民営化してはどうかというようなことも耳にするわけであります。このような物の考え方について大臣は現在どのような御所感をお持ちであるか、それも伺いたいと思います。
○野口委員 最近ベストセラーとなっております「サラダ記念日」という俵万智さんの歌集を読ましていただきました。その中で、「「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ」という歌がありました。新人類と言われている二十四歳の高校の先生の歌でございます。私はこの年代の人たちと感覚が一〇〇%共感できるとは正直言って申し上げられません。しかし、人の問いかけに対して、その問いの中に存在する心を読み取って誠実にお返事するということは大切な心がけだと思っておりますし、そこに人と人とのつながりと信頼感ができ、人間関係によい結果を生むものであると考えるのでございます。私は、この人の持つ歌の心に拍手を……
○野口委員 まず、予定をしておりました質問以外のことで若干お聞きをいたしますが、大蔵大臣の職務権限は一体何か、ちょっとお聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 なぜ、このようなことを言い出しましたかと申しますと、少なくともこの職務権限、お読みになったらはっきりしているわけでありますけれども、国の歳出歳入にかかわる用務一切あるいは債券の売却、国債の発行等々いろいろな権限が大蔵省にあり、またその大蔵省を統括する長が大蔵大臣である、こうなっているわけであります。そういたしますと、この大蔵委員会にかかる法というものは、実はその大蔵省の権限の行使にかかわる課題である、こう考えてもよろしゅうございます……
○野口委員 おはようございます。 まず、大臣の御在席の時間が短いようでございますので、その点を勘案しまして、まず大臣に主としてお尋ねをいたしたいと存じます。 昨年一年間を振り返ってみますと、財政をめぐる内外の諸情勢は大きく変わった、こう私どもは見ています。一つは、国際的に不均衡そのものだと思われておりまする中にありまして、円高が異常に進み、内需拡大という問題が非常に大きくなってまいりました。二つ目には、今まで抑止型といいますか抑制されておりました財政条件、財政運営というものを逆に進めていく形、いわば進捗型といいまするか、そういう形の財政運営というものをできる状況になりつつある。そういった関……
○野口委員 参考人の皆さん方には、御多忙中時間を割いて御出席くださいまして、ありがとうございました。 また、ただいまは、それぞれの立場から御主張ございました。拝聴させていただきました。 単年度の、ことしのいわば歳入に関する御意見というものはさることながら、財政全体の問題について、特に国債という観点から見ますと、それぞれの先生方もお触れになっておりますように、いわゆる今日の健全財政を維持するためには、国債費というものがのしかかってきているこの現状を何としても脱却していく方向が必要である。ことしの予算を見ましても、二〇%になんなんとする国債費があることは事実であります。これがあらゆる面に作用い……
○野口委員 きょうは、二つ課題を設けましてお聞きをいたしたいと思っております。一つは、第一相互銀行にかかわる問題でございます。 去る三月二日の当委員会におきまして、実は、第一相互銀行にかかわる問題をお聞きいたしました。当時、たしか読売新聞だったかと存じますが、非常に詳しく最上恒産への不正融資についていろいろな記事が盛んに書かれておりまして、読売だけではありませんで他紙も随分取り上げておりますけれども、この問題を取り上げましてお尋ねをいたしたわけであります。そのときに、銀行局長の方から、個別の銀行の問題について固有名詞をもってお答えすることはできないというお話でございましたが、話はおおむねそう……
○野口委員 私は、野党が提出をいたして、皆様方に問題を提起をいたしております基本的な問題につきまして、若干質疑を行いたいと思っております。 昨日でしたか、国会図書館に参りましていささか資料を調べておりまして、議員の閲覧室の本棚に、何げなく見渡しましたところ、万葉集がございました。そこで、私も好きなものですから広げてみましたら、ちょうど今日の総理並びに大蔵大臣の御心境にやや当てはまるかなというようなものがございました。ひとつ参考までに読み上げてみたいと思います。 紅の深染めの衣下に着て上に取り着ば言なさむかも 明日香川七瀬の淀に棲む鳥も心あれこそ波立てざらめ この二首でございます。 ……
○野口委員 関税定率法の改正問題に先立ちまして、一つだけお尋ねをしたい問題がございます。
これはマル優制度の、非課税貯蓄制度の改正に伴う問題でございますが、この法律によりまして遺族年金受給者をその適用対象、つまり非課税の対象にしたという理由はどういうところからお決めになったのですか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 そこで伺いますが、その場合、対象者となる者は遺族年金受給者のうち妻に限る、こうなりました理由はいかがなものですか。
【次の発言】 言葉の上だけで聞いていますとそれもそうかなと思えるのでありますが、実態はそうではなくて、妻の場合でも仕事をすれば所得はあり得る場合もございますし、……
○野口委員 まず、同県選挙区の出身議員といたしまして、宇野総理の御就任を心からお喜び申し上げます。 ただ残念なことに、この数週間、総理の周辺をうかがいます報道は多事多難にわたり、非常に心がかりなものがございます。正直申し上げまして火中のクリを拾うという感じで、何といいますか、みずからその政治生命をかけてこの責任ある地位につかれたのでありまするから、私は心中ひそかに期するものありという期待をいたしております。 日ごろのいわゆる宇野節がちょっとさえませんが、どうか今後もこの難局を乗り切っていただいて、国民の政治不信が最高に達している今日にありまして、目をみはるような政治改革、口先だけの言葉では……
○野口分科員 限られた時間でございますので言葉足らずのところがあるかもわかりませんが、端的にお尋ねをいたしてまいりたいと存じます。
御存じのように私は滋賀県選出でございまして、彦根城のあります彦根市の生まれであります。そういった環境にありますために申し上げるわけではございませんが、今日全国的にそうなんでありますが、特別史跡等の保存のためにいわゆる補助金というものが支出されているわけでございますが、この支出状況は、ここ数年というか五、六年の間どのような経緯を示しているか、まずその点をお尋ねいたしたい。
【次の発言】 端的に言いまして、先ほどの委員のお話にも出てまいりましたが、予算面における部分……
○野口分科員 おはようございます。 時間が余りありませんので、初めからないところへ今大臣の御説明がございましたので、なお少なくなりました。 端的に申し上げますが、最近の郵便の利用状況、特に私、昨年大阪に参りまして小包集中局を拝見いたしましたが、近年にない活況でございまして、非常に喜ばしい状況だと拝察いたしましたが、その利用状況と、それから特に郵便事業に係ります収支の状況、それから料金を値上げすることにつきましての今まででの法令化を緩和いたしましたその以降におけるところの取り扱い状況の推移等を、まずちょっとお聞かせいただきたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。